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2005年02月17日
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酒飲みは酒代がかかる。

そういう趣味で飲食する嗜好品は、あまりよろしくないと批難されることがある。
そんなものでお腹いっぱいにしては、栄養がかたよりますよ、それにお金が余計にかかりますよ、と言われたりする。

水菓子食いは水菓子代がかかる。水菓子とは果物のことだ。
イチゴ1パックほぼ毎日買って月に1万円くらい、箱買いの柑橘系とか瓜類に3000円くらいかかる。
さらに珍しい南国フルーツが熟れ過ぎて半額になってれば買ってしまう。固いりんごも食べたくなる。

しかも、飯は飯で普通に食う。「果物食べておなかいっぱーい」ということはない。(満足するまで食べたらたぶん破産する)
必要な栄養素に加え、余計なものを食べているのである。


おやつ食いは、カロリーのことをちょっと心に思い浮かべながら、メーカーや店はどこのがいいとか、色が形が、パッケージが季節限定が、カトラリーがカップがと美しさを追求する。
酒とお菓子は、ネガティヴな要素を打ち消すようにああだこうだとこだわり、最終的には趣味だからいいのだと割り切ることができる。

水菓子食いは、言い訳をするということすら思いつかない。
単純に「ビタミンCが多い」とかいうことで、体に良いことをしていると信じているので、理論武装の準備もない。
果物以外にビタミンCをとれる野菜もあるだろう。
ビタミン代に1ヶ月1万5千円分というのはどういうことだ。サプリだって月1000円ですむ。
だいたい果糖が過剰だろう。果物が足りない日はお菓子が食べたくなるということは、つまり糖分中毒になっているということだ。これは果物やめたら痩せられるかもしれん。なぜ果物が体にいいと言いきれる。これだけいろんなものが悪いといわれる世の中なんだから果物が体に悪いというデータだってあってもよさそうなものだ。

となんだか変に果物を攻撃したくなってきたのは、今月の残金が厳しくなってきて、スカートがきつくなったから。いや銀行口座からおろせばいいんだし、腹回りは単に運動が足りていないからなんで、果物ののほうはいつもどおりなのだから、実はただの八つ当たり。

健康と栄養摂取の因果関係は掴みにくい。ダイエットなら、結果が目に見えてわかるものだけど、ビタミンの摂取ごときで、「体にいいことだと思えばこそ頑張れるの。生活が苦しくてもいいの」というような根性で続けられるものではない。

果物を買ってしまう本当の理由をよく考えてみた。

1)おいしいから

3)他のものが口にあわない場合、帳消しにできるから
4)調理しなくてもいい、楽な一品だから
5)食べる癖がついてしまったから
6)現在果物を生産していないから
7)買い物がしたいのに、他に買いたいものがそこにないから

9)栄養に関する知識が偏っているから
10)果物を手にする瞬間の胸の高鳴りが忘れられないから

酒やお菓子のような加工品なら、こだわるネタもあろうけど、「洗ってまるかじり」では語るほどの内容がない。やはり「趣味」じゃなくて「習慣」だ、これは。





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Last updated  2005年02月17日 20時19分48秒


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