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2005年04月23日
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この電報は「貴社の記者汽車で帰社す」の意味である、


そういやあカタカナの電報ってのもないし、汽車も走っていないから、そんな非日常の例になるようなものは出さないんだよな、と思った。のだが。
まてよ、それは当時だってそうだよな、「汽車は6年生のときに見たのが最後だったよ」と田舎出身の45歳の人がいってたものな。
カタカナ電報は、タモリがテレホンショッキングで読みにくそうに読んでいた記憶があるから、世に存在はしていたんだろうけど、目にすることはなかった。

ということは、日常にマッチしていないのに、無理に常識として刷り込まされていたのだな。文字数が増えると料金がかさむから、はしょってわかる文を作ろうとしなければならなかったこととか。
きいてみたら、74年生まれの人は知らないという。その辺か、転換期は。

しかしネタだからといってしまえばおしまいだが、「誰がどういう目的でこんな電報を出したんだろう?」と思ってしまう。
「お宅のところの記者、飛行機代を経費として請求されているようだけど、実際は汽車に乗って帰ってましたよ」

「本日は取材をありがとうございました。御社の使用人は汽車に乗せてかえしましたのでご安心を」
という礼状だとしても変だ。(現代の感覚だから?)

リアリティを求めるなら、キシャキシャデキシャ(記者汽車で帰社)という文が元ネタにあって、そこに無理やり「貴社」をつけたのではないだろうか。

昔は電報代の節約のための文案集というのなんかも、あったのかなぁ。





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Last updated  2005年04月26日 01時32分26秒


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