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2006年01月20日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
またもやネイチャー。

世間の話題におりてくるものは、オカルト記事のような感じ。
同じ記事のようだが、タイトルはヤフー、内容は読売のほうが具体的。

他人の不幸を喜ぶ感情、男性のほうが女性より強い=英研究
[ロンドン 18日 ロイター]
 ロンドン大学UCLの科学者チームはこのほど、他人の不幸に対し人間がどう反応するかを調べた結果を英科学誌ネイチャーに発表した。男性と女性で明らかな違いが見られたという。
 脳画像技術を使い、脳反応を男女別に調べたもので、同チームは「他人の不幸を喜ぶ気持ち」について神経科学上の根拠が得られた初の研究成果だとしている。
 それによると、好意的に思っている他人が苦しんでいるのを見たとき、男女いずれの被験者の場合も、脳の「共感」や「痛み」と関連する領域に反応がみられた。
 一方、苦しんでいるのが嫌いな人間の場合、女性は好きな人間が苦しんでいたときと同じ脳領域に反応があったが、男性は脳の「報酬」と関連する部分に大きな反応が見られたという。

 同研究によると、男性は他人の公正さを認識したときに共感反応を示したという。
 ステファン博士は「他人への共感は、これまで考えられていたように自動的に形成されるものではなく、苦しんでいる人に対してどのような感情を持っているかによることが分かった」と述べた。
(ロイター) - 1月19日14時54分更新

不正を働いた人物に電気ショック…男は「満足」
 不正を働いた人物が苦しむ姿を見ると、男性は満足する傾向にある――。英ロンドン大が行った最新の脳研究で、そんな結果が明らかになった。
 成果は19日発行の英科学誌ネイチャーに掲載された。
 ロンドン大ユニバーシティー・カレッジの研究チームは、男女各16人の被験者の前で、役者たちに簡単なマネー・ゲームを演じてもらい、詐欺行為を働いた人物を記憶させ、その人物に軽い電気ショックを与えて痛がる様子を見せた。
 その上で特殊な装置で被験者全員の脳の活動を分析し、「痛み」「共感」「報われたとの感情」のそれぞれに関係する脳の領域のうち、どの部分が活発になるかを調べた。
 その結果、女性の場合は「痛み」をつかさどる領域が活発に反応したのに対し、男性は「報われた」と感じる領域が最も活発になった。
 研究チームは、より大規模な調査を実施して、今回の研究結果を確認する方針という。
(読売新聞) - 1月19日15時53分更新

2つ記事の実験は同じものなのか?


   好きな人が苦しむ 嫌いな人が苦しむ
男性  共感・痛み   共感無・報酬(報われた) 
女性  共感・痛み   共感弱・痛み

ということでしょうか。
「好きな人」「嫌いな人」というのがよくわからん。


この実験だったら、男性が「他人の不幸を喜ぶ」というより、「嫌いな人と不正と罰の3つが結びつくと報われたと思う」のが男性だという結論ではないのですか。
でもって、詐欺行為を働いた人が好きな人だったら、不正があろうと罰は痛みとして感じられるというバイアスを、男女関係なくもつということなのではないですか。

脳みそに男女差があるだなんて32人で言ってしまっていいの?
男女差は、先天的(生理的)なことなのか、後天的(社会的)なことなのか。
後天的な問題だとしたら、男女差よりも、個人の経験とか民族差とか出て嫌なことになりそう。





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Last updated  2006年01月20日 10時39分00秒


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