・・・

・・・

2006年10月18日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
昨日の件、問題になった当事者の教師は聞いて仰天したらしい。

というような紹介だったのに
「と先生が言った」
となっていることが、ひじょーに衝撃があったらしく動揺しているらしい。

誰もが真面目にきいてくれるとは限らないわけで、注意に注意を重ねないといけない
とか言われそうなネタだが、特に大量情報化社会というのは、そういうことも多くありそうだ。
ミクシーでもそう思うもの。
ぜんぜん人の話、きいてねぇなぁという人の多いこと。

つーか、そんなに親しくない人って、そういうもんか。

よく欧米人のようなはっきりとした話し方にするべきだとか言う論が高く評価されているけど、
言わなくてもわかる文化に甘えている日本人とか、論理に優れた欧米文化とか、そういう価値で言ったり、文化でのコンテキストの高い低いとかいったりするけれど、そういう視点じゃなくて、
「ろくに聞く耳持たない人ばかりで「伝わらない」ということを前提にして話せ」
と言ったほうがわかりやすいよな。

欧米人の言うことは、論理ばかりであるはずはないだろう。
真偽判断だって、前提が間違っているんじゃ証明したって意味はなかろう。
わかってもらいにくい人に対し、説得力がある話し方をどうするか、だ。

例えば「花子、はきものを脱いだ」という文が「花子は着物を脱いだ」に変わってしまうようなことがしばしばあるのは、脱いだら情報の価値が高くなるものの方を脱いで欲しい、という期待があるからだ。
そんなことで困るなら、花子が何かを脱ぐ話題は出さないのがよいし、こいつならきっと下品なニュースを話すだろう、と思われるようなキャラにならないようにすべきだ。


十年近く前、欧州某国のパーティーで、日本人の大使の妻とお話する機会があったのだが、その人(たぶん当時35歳くらい)が話していたことが、面白くて惹きつけられるような話が一切なかったのだけど、みごとに毒のない話ばかりで感心したことがある。


顔も体型も旧来の日本人って感じだったけど、ピンクのロングドレスで、カラットのでかそうなダイヤのペンダントをしていたのに、ピッタリ似合っているとか浮いているとかいうのはなく、カッコイーとかダッセーとかいうののどちらでもなく、それでいて卑屈な感じも尊大な感じも全くないというのも珍しかった。
そこまで人間できていると、容姿も完璧だったりするのに。美人ではなかったが、醜いというほどのもんでもない、フツーの顔できれいにしている、といった感じだった。

フツーはさ、
「あなたにはわからないでしょうけど」
「え?っていうかこれって常識でしょ」

「とかいう噂なんですよ」
「よくわかんないんだけどそうらしい」
みたいなレベルの話題って、必ず出てきそうなものだよ。なのに、それがなかった。
(あべさんの奥さんもそんな感じなんだろーか。)

あからさまにそういう言い方はしないだろうが、こちらはいつも、ネタになるような話・内輪の話・確証のない話っつーのに接する機会がひじょーに多い(というかより多くとりいれるように環境を設定しているのかもしれんが)ので、こんなにつまらないぬるーい話題がにこやかに続くのが、とても不思議でかつ体力のいることであった。



話はとんで、さきほど撤回を撤回するようにというメールがきた。
もうお葬式が済ませたはずの文章を、今さら蒸し返して読むのはほんとーにしんどい。
あああかんべんしてぇ。いたすぎる。考えるとくるしいからとりあえず寝よう。朝起きて考えよう。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2006年10月18日 23時55分22秒


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

Keyword Search

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: