全3件 (3件中 1-3件目)
1
Day 62:久しぶりの未来時制です。 さっそく今回のサミト君の英語学習を覗いてみましょう。問題:あなたはフライトアテンダントです。機内アナウンスで「当機はまもなく富士山上空を通過します」というアナウンスをします。あなたなら次のどの文を使いますか?1. We’ll soon fly over Mt. Fuji.2. We’ll soon be flying over Mt. Fuji.3. We are going to fly over Mt. Fujiサミト君は will, be going to を使った1.または3.のどちらかが正しいアナウンスだと思ったようですが、実は2.の will be …ing が正しいアナウンスです。さって、あなたの答はどうでしたか?今回は未来進行形の問題ですが、未来進行形と聞くと、どんなイメージを思い浮かべますか?未来進行というイメージから、未来のある時点で動作が進行中とイメージした人も多いのでは?will be …ing (未来進行形)には2つの重要な基本用法があります。まず、この2つの基本用法をきちんと整理しておきましょう。1) 未来のある時点で進行中の動作を表わす2) 予定された未来の出来事を表わす1) は「未来のある特定の時点で動作が進行中」であるということを言うために用いられる、よく知られている典型的な未来進行形の用法ですね。This time tomorrow we’ll be attending the sales meeting.(明日の今ごろは営業会議に出席しているでしょう)2) は「予定された未来の出来事」を表す用法。これは動作が進行中という意味を含みません。そして、この用法の特色は誰の意志も含まない、つまり、当然の成り行き上「~することになる」という意味でよく用いられます。I’ll be seeing John tomorrow, so I’ll give him your message.(明日はジョンに会うことになるから、君の伝言を伝えましょう) おそらく職場が同じため自然の成り行きで、明日ジョンに会うことになるという意味で、主語の意志を含んでいないことがこの用法の特徴です。では今回の問題を考えてみましょう。Day 59で学習したことを少し思い出しましょう。例えば、1. We’ll soon fly over Mt. Fuji. のように will を使った場合は、発話時の話し手の意志を表しましたよね。すると、飛行機は富士山上空を通過する予定はなかったが、急きょパイロットが予定を変更して通過するという意味になってしまいますよね。また、3. We are going to fly over Mt. Fuji. と be going to を使ってしまったら、発話時より前からのパイロットの「意志」が表されてしまうのでやはり不自然ですね。空路は予め決められているわけだから、飛行機が富士山上空を通過するのにパイロットの意志は関係ないですよね。もうおわかりだと思いますが、今回の問題文「当機はまもなく富士山上空を通過します」を英語にするなら We’ll soon be flying over Mt. Fuji. と未来進行形で表すのが適切でしょう。飛行機が富士山上空を通過することはパイロットやフライトアテンダントの意志とは関係なく、予め予定されていたことです。つまり、このアナウンスは誰の意志も含んでいないのです。だから、基本用法2)「予定された未来の出来事」を表す未来進行形の用法になるのです。最後にDay 59で説明を省略した例文を確認しておきましょう。Day 59で未来を表わすさまざまな表現を説明しましたね。その最後の表現5)未来進行形を使った前回の例文、5) We’ll be leaving Vancouver next Monday.は、今回の基本用法2)の「予定された未来の出来事」を表す用法です。主語「私たち」の意志とは関係なく、当然の成り行き上「来週の月曜日にバンクーバーを出発することになるでしょう」という意味です。いくつか場面が考えられるますが、例えば、1例を挙げるなら、取引先との仕事の都合で月曜日に出発しなければならないような場合が考えられますね。どうですか、「予定された未来の出来事」を表す未来進行形の用法、クリアーになりましたか? 後は「習うより慣れよ」、より多くの英文に触れ、この「わかる⇒面白い⇒もっとわかる⇒できる」という循環を作っていきましょうね。応援ポッチがブログを書く元気の素になります⇒人気blogランキング参加中<(^^) ありがとうございます!ではまた、See you next time.この英語学習に関連したメルマガも発行しています。かなりマジな英語学習メルマガです。英語に自信のあるかた、または英語をより深く学習してみたいかたは是非登録して問題を解いてみて下さい。登録はこちら:Yahoo!メルマガ - そこが知りたい、英文法!日本人が繰り返す間違い!TOEICなど他の英語ブログも書いています。是非チェックしてみて下さい。英語学習ブログ 英語克服の秘訣!TOEICブログ TOEIC裏技先生日記ブログ Life in Vancouver発行者 小栗 聡 本ブログの著作権は小栗聡に属します。無断転載はお断りします。Copyrights (c) 2007-2009 by Satoshi Oguri All rights reserved.
2009年12月24日
コメント(2)
Day 61:今回もサミト君の学習はお休みして、先日寄せられた質問にお答えします。質問:remind (~を気づかせる・~を思い出させる)という動詞を使って「そのアルバムはいつも彼に楽しかった学生時代を思い出させる。」という英作文をしている時に疑問がでました。日本語の文が「~に…を」という意味だったので show (~を見せる)と同じように第4文型の形を用いて、The album always reminds him his delightful school days. という文を作ったのですが、「remind~of…」というものがありますよね??「remind IO DO」という形はアリでしょうか??また、アリであれば日本語で「~に…を」という意味であれば、「~に…を」という意味が作れそうな完全他動詞はこの形にしていいのでしょうか?答:なるほど、と思わされる質問だね。残念ながら、remind を「remind IO DO」という第4文型として扱うことはできません。「remind~of…」を使います。> 日本語で「~に…を」という意味であれば、「~に…を」という意味が作れそうな完全他動詞はこの形にしていいのでしょうか?これもダメです。まず、最初に、重要なことを一つ。これはDay1で言及しましたが、日本語と英語の決定的な違いは文法の違いというよりは、もっと大きな言語的な違いです。どういうことかと言うと、日本語は「助詞言語」に対して、英語は「語順言語」であるということ!日本語は、「が」、「は」、「を」、「に」等 を付けることによって、語順に関係なく文中での主語や目的語をはっきりさせることができます。「タカシ君はヨウコさんを愛しています」「ヨウコさんをタカシ君は愛しています」または「愛しています、タカシ君はヨウコさんを」であろうと、「タカシ君」が主語で、「ヨウコさん」が目的語だとわかりますね。しかし、英語には文中において名詞が主語なのか、または目的語なのかを明示する手段がありません。英語はそのかわりに語順で主語や目的語を決めるという構造を持つのです。つまり動詞の前(左側)にくる名詞が主語、後 (右側)にくる名詞が目的語、さらにその後にもう1つ名詞が置かれると新たな目的語または補語になるという構造です。長くなりましたが、何が言いたいのかというと、英語を考えるときに、日本語の助詞「に」、「を」などを英語に当てはめない方がよいということです。英語は語順です! そして、その語順言語の構造の一つに第4文型があるのです。まず、第4文型を「~に…を」という意味で考えないようにしよう。助詞は忘れよう!文型(語順)にはそれぞれ意味があります。その本質的な意味を押さえれば、今回のような疑問も解消されるでしょう。では、第4文型の本質的な意味とは?第4文型 S+V+IO+DO の二重目的語構文は、行為・動作の結果、「人」(間接目的語)が影響を受け、直接目的語、つまり「物」を「所有」「授受」「認識」したことを意味します。例えば、次の第4文型の例文をみてみましょう。I sent Matt the documents.マットが私から送られた書類を「授受」した。つまり、書類がマットの所有に入ったことを意味します。つまり、第4文型の間接目的語(IO)と直接目的語 (DO)の間に have を入れて考えるとわかりやすいのではないでしょうか。例文は Matt has the documents. という関係が成り立ちます。では remind (~を気づかせる・~を思い出させる)という動作をこの発想で考えてみましょう。The album always reminds him his delightful school days. (×)「~を気づかせる・~を思い出させる」という動作では he has his delightful school days.という関係を成立させることができません。文字だけで上手く伝わるか難しいところですが、先の sent のような第4文型の動詞はその動作(送ること)をすることによって、はじめてマット(間接目的語)が書類(直接目的語)を所有・授受するのです。しかし、remind という動作では、この所有・授受の関係は成立しません。なぜならば、彼は既に楽しかった学生時代を持っています。今、「楽しかった学生時代」を授受したわけではありませんよね。だから、remind は show (~を見せる)と同じような第4文型の形にはならないのです。もう、わかると思いますが、She showed me her pictures. 彼女が見せてくれたとき、私は彼女の写真を認識したのです。つまり、見せてもらったときに I have her pictures. という関係が成立しますよね。これが第4文型です!第4文型を考えるときは日本語の助詞「~に…を」と考えるのではなく、直接目的語と間接目的語の関係を考えてみましょう。どうでしょうか、「第4文型」の本質的な意味、スッキリしましたか 後は「習うより慣れよ」、より多くの英文に触れ、「わかる⇒面白い⇒もっとわかる⇒できる」という循環を作っていきましょうね。応援ポッチがブログを書く元気の素になります⇒人気blogランキング参加中<(^^) ありがとうございます!ではまた、See you next time.この英語学習に関連したメルマガも発行しています。かなりマジな英語学習メルマガです。英語に自信のあるかた、または英語をより深く学習してみたいかたは是非登録して問題を解いてみて下さい。登録はこちら:Yahoo!メルマガ - そこが知りたい、英文法!日本人が繰り返す間違い!TOEICなど他の英語ブログも書いています。是非チェックしてみて下さい。英語学習ブログ 英語克服の秘訣!TOEICブログ TOEIC裏技先生日記ブログ Life in Vancouver発行者 小栗 聡 本ブログの著作権は小栗聡に属します。無断転載はお断りします。Copyrights (c) 2007-2009 by Satoshi Oguri All rights reserved.
2009年12月03日
コメント(11)
Day 60:気付いてみれば、どれだけ更新をサボっていたことかm(_ _)m 今回はサミト君の学習はお休みして、先日寄せられた質問にお答えします。質問:Mom: Naomi told me that she wants you to help her with her homework sometime today.Dad: I know,I'm going to do it this afternoon.ある演習をやっているときに上記のような英文が目に入ったのですが、ママの she wantsの wants はこのままでいいのですか?なんか辞書をみても何を見てもそこが過去形になっているのになぜ? 主動詞toldが過去形ならthat節内の動詞wantsは過去か過去完了になるのでは?答:ずばり、wantsはそのままでも問題ありません ここでは時制の一致を行うかどうかは話し手の判断です。英語の文は主節と従属節の両方から成り立っていることがあります。このうち従属節とは、従属接続詞(when, because, althoughなど)、that節、または関係詞などに導かれ、それ自身に「主語+動詞」を含むものを言います。[イタリック体で示した部分が従属節です]I knew that the bridge was safe. (私は橋が安全であることを知っていた)They ran faster than we did. (彼らは私たちよりも走るのが速かった)She told her secret to me because she trusted me. (私を信頼していたので、秘密を話してくれた)学校文法で習う「時制の一致」とは、上記例文のように、主節の動詞が過去のときには、従属節の動詞は原則として過去または過去完了にしなければならないという英語の基本ルールです。しかし、時制は時間とは違って客観的・物理的な概念ではなく、あくまでも伝えようとしている事柄を話し手が時間軸のどこに位置づけるのか(現在より前なのか、後なのか)で決まるものです。次のCGELからの例文を見てみましょう。(1) Jill said that the payment was due on Tuesday. (2) Jill said that the payment is due on Tuesday. (支払日は火曜日とジルは言った)話し手の発話時に Tuesday (火曜日)がもう過ぎていれば、過去形 was にするのが適切で、発話時においてまだ Tuesday (火曜日)になっていなければ、現在形 is で表すのがふつうです。したがって、次のような文になると時制の一致の原則が自動的に行われます。Jill said that the payment was due yesterday. (支払日は昨日だったとジルは言った) [yesterdayは発話時において既に過ぎている過去]時制を一致させるか、させないかは話し手の判断に任されます。次の例文で検証してみましょう。(3) Jill said that she has too much work to do. (4) Jill said that she had too much work to do. (やらなくてはならない仕事が多すぎるとジルは言った)(3) は話し手が現在に視点を置いて、「ジルが今も仕事が多くて忙しい」とthat節の内容が発話時においても成立していると考えているので has を用い、時制の一致をさせません。(4) は話し手が said の表す過去の時点に視点を置いているので、この文を述べた時点においても「ジルは仕事が多くて忙しい」のかどうかは話し手の意識にないことを表します。このような場合には時制の一致が行われます。そして、(3)の文に対して、Does Jill still have much work to do? (ジルはまだすべき仕事がたくさんありますか?) と聞き返せば不自然に聞こえますが、(4) の文に対しては自然な質問になりますね。ではこのことを念頭に置いて、今回の問題を考えてみましょう。Mom: Naomi told me that she wants you to help her with her homework sometime today.Dad: I know,I'm going to do it this afternoon.今回の質問文では、ママが現在に視点を置いて、「ナオミが今も宿題を手伝って欲しい」とthat節の内容が発話時においても成立していると考えているので wants を用い、時制の一致をさせていないのです。さらにパパの「今日の午後、手伝うよ」という文脈からも、この発話時に「ナオミが今も宿題を手伝って欲しい」と思っていることが伺えますね。もちろん時制の一致をさせても間違いにはなりません。あくまでも話し手の判断です。学校文法で習う「時制の一致」はあくまでも英語の基本ルールであって、絶対ルールではありません。最後に、よく学校文法や参考書などに「不変の真理や一般的な事実は時制の一致を受けない」と説明していますが、これも必ずしも正しいとは限りません。前述したように、時制を一致させるか、させないかは話し手の判断に任されます。次の地動説「地球は太陽の周りを回転する」は不変の真理ですが、あくまでも話し手の意識によって時制の一致は行われます。話し手が approved の表す過去の時点に視点を置けば、Galileo approved that the earth went around the sun. となり、時制の一致が行われますが、話し手の中で「地球は太陽の周りを回転する」事実の視点を現在に置けば、Galileo approved that the earth goes around the sun. となり、時制の一致をさせません。どうでしょうか、「時制の一致」に関するルール、スッキリしましたか?これから英文を読んだときに時制の一致がなされていなくとも理解できますね後は「習うより慣れよ」、より多くの英文に触れ、「わかる⇒面白い⇒もっとわかる⇒できる」という循環を作っていきましょうね。応援ポッチがブログを書く元気の素になります⇒人気blogランキング参加中<(^^) ありがとうございます!ではまた、See you next time.この英語学習に関連したメルマガも発行しています。かなりマジな英語学習メルマガです。英語に自信のあるかた、または英語をより深く学習してみたいかたは是非登録して問題を解いてみて下さい。登録はこちら:Yahoo!メルマガ - そこが知りたい、英文法!日本人が繰り返す間違い!TOEICなど他の英語ブログも書いています。是非チェックしてみて下さい。英語学習ブログ 英語克服の秘訣!TOEICブログ TOEIC裏技先生日記ブログ Life in Vancouver発行者 小栗 聡 本ブログの著作権は小栗聡に属します。無断転載はお断りします。Copyrights (c) 2007-2009 by Satoshi Oguri All rights reserved.
2009年12月01日
コメント(3)
全3件 (3件中 1-3件目)
1


