SNAP受給者(フードスタンプ)は年々増加しており、2012年8月31日のUSDA(農務省)発表では約4667万373人と過去最高となった。1970年には国民の50人に1人だったのが、今では7人に1人がSNAPに依存していることになる。 そして、多くの州でSNAP利用者の2人に1人がウォルマートで食品を購入しており、また「公共のための科学センター(Center for Science in the Public Interest)」の調査によれば、炭酸飲料や砂糖を含む清涼飲料水産業は2010年度だけでSNAPによる売り上げが40億ドル(約4000億円)となるなど、SNAPから巨額の利益が流れ込んでいて、まさに貧困を逆手にとったドル箱となっている。