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楽天証券にログインしたら投資信託の積み立て設定を診断してくれる機能があったので試してみました。
■積み立て診断を行う
楽天証券にログインし、投資信託 > 積立設定をクリック。
画面上部に「かんたん積立診断」のバナー
があるのでクリックすると、以下の注意事項が表示されます。
「稼ぐ力」「耐える力」「安定力」の3観点で診断してくれるようです。
注意事項を下まで画面をスクロールして「診断結果を見てみる」をクリック。
■診断結果 ~総合スコア~
「稼ぐ力は大きいですが、安定力に弱点があり、今後の市場環境の変化に弱い可能性があります。」
総合スコアは2.9。このスコアが良いのか悪いのかわからないですね。
積み立て設定している銘柄はオール・カントリー1本ですから、そりゃぁ尖がった結果になるのも仕方がないと思います。
オール・カントリーは株式100%ですから、株式市場の環境に影響されるでしょうね。それでも10年以上は運用を継続する計画ですから、10年後には安定した利益が出ていると思いますし、市場環境が変化して基準価額が上下することで、安いときは多く、高いときは少なめに買えますから、悪いことばかりではないですよね。
■診断結果 ~稼ぐ力~
稼ぐ力は銘柄の他に、積立設定中の金額も影響するのかもしれませんね。
過去のブログ記事
【Step7】投信信託の積み立て設定する ~白たぬの場合2~
の様に、新NISA口座に最速で積み立てているので、これで十分じゃなければどうなんでしょうね。
■診断結果 ~耐える力~
耐える力を増やすには、債券の銘柄を追加すると良いそうです。
Smart-i 先進国債券インデックス(為替ヘッジあり)
の銘柄が参考でおすすめされていましたが、2022年3月から基準価額が10,000円を割り込んで、11/8時点でも8,466円です。純資産額も2024/2/15に124億円一気に増えてますが、それ以降の資金流入が緩やか。これはあれですかね、今後アメリカの金利が下がって債券の価格が値上がりすることを見込んで安値で仕込んでいるんでしょうか。
でも同じ先進国の債券にするなら為替ヘッジなしにして
eMAXIS Slim 先進国債券インデックス
の方が信託報酬が安く、また純資産額が大きいので、より良いのでは?
■診断結果 ~安定力~
安定力を増やすには高配当銘柄を追加すると良いそうです。
高配当で安定力?
将来の老後の資産を形成するのに、配当金が支払われるたびに税金が引かれてしまう高配当銘柄は不適切では?
高配当銘柄も株式であることは変わらないので、稼ぐ力により重きを置いているような気がします。「安定力」を増やすなら債券なのでは?
日経平均高配当利回り株ファンド
が参考で勧められてましたが、こちらは何かのインデックスに連動するのではなくて、高配当銘柄30社を抽出するアクティブファンドなんですね。配当回数は年に2回、信託報酬は0.693%と、微妙な銘柄だと思います。
でも同じ日経の高配当にするなら
Tracers 日経平均高配当株50インデックス(奇数月分配型)
の方が日経平均高配当株50指数に連動するインデックスファンド、配当銘柄は50社ですし、配当回数は奇数月で、偶数月に年金が支給されるので毎月配当生活!なんてのができるかもです。何といっても信託報酬が0.10725%ですからBUY&HOLDするにはより良いのでは?ただこちらは設定から1年経過していないので純資産額が111.47 億円です。あと1年ほど様子見して、純資産額が順調に増加傾向であればもしかしたら...
ここまで、「耐える力」「安定力」共に参考となるお勧め銘柄を見てきました。
利用者にとって必ずしもベストな銘柄ではなかったのではないかと思います。
もしかしたら利用者にお勧めしたい銘柄、ではなくて、企業が売りたい銘柄、だったのかもしれませんね。
皆さんの投資の第一歩の助力となりましたら、嬉しいです。
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