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2025.11.01
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ホアン・ジー 大塚竜治「石門」元町映画館
元町映画館 ホアン・ジー という監督の作品の特集をやっていたのですが、上映時間が、少し遅くて、夕方のバスに間に合うプログラムではなかったのであきらめていました。ただ、この作品だけは明るいうちの上映だったので見ることができました。バスでお出かけの境遇は、まあ、何かと不便なんですね(笑)。
 で、見たのは ホアン・ジー監督 大塚竜治監督 共同監督作品 「石門」 です。なんだか、寂しいような、哀しいような、切ない気持ちで見終えました。
20歳のリン(ヤオ・ホングイ)を主人公に、女性の前にある様々な壁を静かに見つめる作品。
経済優先 、要するに、お金儲け。 自己責任 、要するに、一人で生きてください。まあ、そういう二つの考え方が当たり前の社会で、20歳の女性が生きていくということはどういうことなのかということを問い詰めていく作品でした。
監督 ホアン・ジー という名前ですし、舞台が 現代中国 長沙 という大都市ということもあって、所謂、 中国映画 だと思って見ていました。だから作品が描く女性の妊娠とか出産、あるいは、性をめぐって、ボク自身​
「エッ?そうするの?そうなの中国では?」
​と驚きながらも、 中国のこと だと思い込んで見ていた展開だったのですが、実は 日本で作られた作品 だと知って衝撃を受けました。
中国では というような、自分の世界を棚に上げた考え方では現代社会の様相を見抜くことは、もう、出来ないことを思い知らされました。
 経済的繁栄が個人のお金儲けに直結し、それが 「幸せ」 とやらを作り出すということの幻想性が覆う社会で、生きているのは、リンという、中国の大都会で暮らす20歳の女性だけではないんですね。
 日本で70歳を越えて映画を見るのを楽しみにして 「老後」 とやらを生きているボク だって、そのボクが時々お出会いする 「裕福な暮らしがしたい。」 とのんきに夢を語る20歳の女子大生の人たち だって、同じ世界で生きていて、追いつめられるように生きている主人公の姿は他人ごとではないのですね。 ​
だからどうしたらいいのか分からない世界の中にいる
​ まあ、そういうことぐらいは、ソロソロ気付き始めないと ヤバイ ですね。
20歳のリン 哀しさ を見事に演じた ヤオ・ホングイ 拍手! 
 時代を切り裂くかの映画に仕上げた 二人の監督 視点の鋭さ 拍手!
 しかし、まあ、疲れましたけど(笑)。
監督・脚本 ホアン・ジー 大塚竜治
撮影 大塚竜治
照明 大塚竜治
美術 ホアン・ジー 大塚竜治
編集 大塚竜治 リャオ・チンソン
キャスト
ヤオ・ホングイ
リウ・ロン
シャオ・ズーロン
ホアン・シャオション
リウ・ガン
2022年・148分・G・日本
2025・10・21・no150・元町映画館no322


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最終更新日  2025.11.01 11:18:30
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