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トーンを入れる前、大掛かりな主線のお直しをすることがあります。今回はこのコマです。画像はエロスさんの大きさを直しているところ。なんだかエロスさんがでかいのである。エロスさんはヤギ化しているはずなのに、牛化しているように感じる。ヤギキャラに戻すため、エロスさんの部分を切り取ってちょっとだけ小さくしました。直してトーンを入れて、こんな感じになりました。まだちょっと変なんだけど、これくらいにして先に進むこととするよ。イベント2日前の夜に原稿のプリントアウトをしました。今回は校正の段階で大がかりなミスはなかったと思ったので、一気にプリントアウトしたのですが断ち切り線で原稿の周囲を切った後、最終チェックのつもりで原稿を見直していたらケアレスミスが無尽蔵に出て来ました。自分に絶望した。この写真に写っているのはトーンのはみ出し(上)、トーンの入れ忘れ(左下)台詞の入力漏れ(右下)です。出来る限り直したけど、もう直せない段階になってさらなるミスを見付けてしまいました。普段なら校正の段階で発見できるようなミスなんだけどなあ。インフルエンザ騒動で原稿にかけられる時間が減り、校正もゆっくり出来なかったのだよ。もうさ……インフルエンザ許さん!!この冬の創作活動ではペーパーのカットがいつまで経っても描けませんでした。普段から描きためておけばよかったんだけど、例のインフルエンザ騒ぎで年末年始の予定が大幅に狂い、睡眠時間も徐々に削って描くような状態になってしまいカットを描く余裕を作り出すことが出来なかったのです。漫画の原稿が終わる頃になってようやくペーパーの下描きをしました。もうね、無理やり時間をひねり出して一気に描いた。「この時間内で描けなかったら詰む!」くらいのプレッシャーで描いた。今回の人物は榛谷殿(稲毛殿の弟)です。ポーズはインターネッツで見付けた写真を参考にしました。小顔ポーズの一種ですかね?手の角度とかが面白いなと思って描いてみたくなったのです。ペン入れをしています。下ろしたばかりのハードGペンで主な部分を描き、顔のパーツはつぶれ始めた丸ペンで描きました。どちらもゼブラです。新しいハードGペンがまだ硬くて狙った質の線が出ませんでした。しばらく使ったら良い感じになると思うんだけど。ハードGペン、ペン先のカリカリ感が長く続いて取り替えなくても何枚も描き続けられるから大好きなのだよ。これから長ーーーく使うぞう!次回、慟哭の最終回!!生きろ!!パンデミック後の世界を!
2025/03/22

ペン入れをしています。中二病っぽいことをやってるシーンです。背景は丸ペンでガリガリ描き込むことにしました。後でトーンを使わなくていいから楽に仕上がるのだよ。コートのトーンを入れる時に失敗してこんなことになりました。黒き翼があるヤバい存在になったかのようなビジュアル。いよいよ中二病。はしゃいでいる毛利楓です。今回の「SHIGENARI」にはオリジナルキャラクター「シゲッパ」と「ナリリス」が登場するのですが、限界ヲタ毛利楓が食い付いて大騒ぎします。この大騒ぎエピソード、実際はエロスさんとのメールのやりとりでのことだったのですが、笑えたので漫画の中にねじ込みました。そんな感じで、この漫画はちょっとだけフィクション?が入ってる形式で描かれています。完全な作り話ではないから、何という形式になるのかな??「ほぼ実話」でいいような?同行者のエロスさんとお堂のコマもペン入れ完了。コマが大きい分、楽にペン入れが出来るかも?と期待していたのですが目論見が外れて非常に時間がかかりました。ほかのページのペン入れが終わる頃にやったので蓄積疲労が始まっていて時間と体力と精神力との戦いになっていました。疲れた。お堂の定規の作業と森の描き込みでいろいろすり減った。定規から垂れたインクで主線がつぶれるとか魂えぐられる事故がなかったのは幸い。トーンを入れてこんな感じ。トーンの面積が広いコマなので「重く見えるかも?」と心配になり、削りをガンガン入れました。さて次回のたまぢまんブログは……「エロスさんの大きさが変」「マジか!?1ヶ所だけ台詞が未入力」「久しぶりに榛谷殿を描こう」の3本です!!
2025/03/13

お久しぶりですこんにちは。毛利楓です。しばらく原稿に没頭していてブログ世界から消えていましたが、戻って来ました。2月16日、コミティア151が無事終わりました。我々のスペースまでおいでくださった皆様に感謝します。前回もそうだったけど、今回も参加者の皆さんと交流できて、対面型イベントの良さを感じられました。数年前はこうはいかなかったんだよね。ネットで作品を見ていてくださったという方、本やグッズをくださった方、ありがとうございました。うちの榛谷(四郎重朝)殿を気に入ってくださった方も幸あれ!いろいろ困難な折ではあるのですが、元気をいただけました。今後も図々しく描いて行けそうです。さて、イベント前に2回しか更新していなかったブログですが。今回からいつものように事後報告して行きます。いつもより回数少なめで終了する予定ですのでもう少しだけ、お付き合いよろしくお願いします。ではでは、再開!↓下描きをのんびりやっています。年末年始にインフルエンザでごたごたしちまったせいでいつもより時間がないので、かなり急いだ方がいいのだが急ぎ方がよく分からないからまあいいか!背景はトレースを多用することにしました。右のコマは旧相模川橋脚の写真を写し描き。去年の春に撮影して来た写真です。解説してる毛利楓は藤子キャラ調で描きました。この漫画は川崎市のイベントに参加した話なのですが別に市内にあるあの有名ミュージアムに寄せたわけではなく子供の頃よく読んだ藤子キャラたちが解説してる学習漫画を思い出し、この芸風でやってみました。ちなみにこの顔は『忍者ハットリくん』のシンちゃん風です。シンちゃん(シンゾウ)はハットリくんの弟ね。ペン入れの時、ほっぺの形が違うと気付いて後ほどシンちゃんに寄せました。左のコマの絵は全て自力で描きました。「SHIGENARI」の冊子を見て模写したものです。矢を持っているヒゲのダンディー武者はこのイベントにおける稲毛三郎重成さんだよね?日常の話もぶち込みます。親戚から大量の柑橘が届きました。品種を示すオリジナル付箋付き!見たことのない種類のものばかりです。うわーーい!しばらく果物買わなくていいじゃん。ありがとう!!親戚のおじさん。でもちょっと待って。下の方にとてつもなく大きい物体が見えないか?箱の底の方にあったのがこちらです。べらぼうにでけえな!!比較のためにポンカンを載せておきました。やっぱりでけえーーーーー!!!!!「食べてもいいものなのか?」「風呂に入れるしかないのか?」などととまどいながらネットで検索したら、とてもおいしい品種であることが判明。風呂じゃなくて、胃袋に入れよう。下描きに戻ります。このコマの背景もトレースです。お堂の後ろが森なのでペン入れの時の描き込みがつらそう。あと、このお堂の引き戸。細かい横線いっぱい引かなくちゃいけないタイプの戸だよ。インクべっちゃりになったら修正が大変そうだなあ。はあ……(ため息ついてますが、まあまあ元気です)ペコちゃん風の毛利楓です。ヲタク発言をしているシーンなのでかわいいフリでもしてないと場が持たないなどと思い、ペコちゃん絵柄で描くことにしました。ペコちゃんにチャレンジするのはおそらく初めてです。描いてみたら、何だか多くを学んだ気分になりました。子供の頃からずっと見て来たキャラだったけど子供の頃には気付けなかったことがたくさんあったのです。目のカーブとか、あの口元の配置とかにかわいさの秘密が詰まっている気がしましたよ?イイ歳になったけど、いつでも新しい発見ってあるのう。次回、ペン入れとトーン!挑め!!仏教建築!!!
2025/03/03
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