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★★鑑賞No:01003製作:2000年監督:ジェームズ・ウォン出演:デヴォン・サワ/アリ・ラーターフランス行きの修学旅行で乗るはずの飛行機が離陸寸前で大爆発する夢を見た高校生のアレックス。実際に飛行機が離陸する直前になって彼はパニックに陥り、大騒ぎになる。結局アレックスとこの混乱に巻き込まれた6人が飛行機から降ろされ、飛行機は離陸する。すると飛行機はアレックスの見た夢の通り、爆発してしまう。アレックスを含め7人は運よく生き残るが、その喜びもつかの間、彼らは次々と不可解な死を遂げていく・・・・。いかに観客の意表をついてグロく殺していくかを追求したような映画で、それ以外の見どころはないかもしれません。ともかく運よく生き残った人々が、訳もなく次々と奇怪な死を遂げますが結局、訳の分からないままです。しいて言えば訳は「運命」なのですから。この「運命」の正体を追及してくれるのなら、これはひょっとしたら高尚な映画になりうるかもしれませんが、ただ単に「運命」のせいにして次々と人を殺していくだけだったら誰でも作れてしまうと思ってしまうほど企画力のなさだと思います。何も考えずに、殺される人を見るだけならこれでもいいかもしれませんが、消化不良感の残る映画です。
2009年02月28日
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★★★鑑賞No:01080製作:2000年監督:ドナルド・ピートリー出演:サンドラ・ブロック/マイケル・ケイン男勝りのグレイシー・ハートは仕事一筋のFBI捜査官。ある日、現行犯逮捕の際に判断を誤り、同僚に重傷を負わせてしまう。これにより上司からデスクワークを命じられ、気落ちするグレイシー。そんな折、手配中の連続爆弾魔からFBIに爆破予告が届く。そして次のターゲットとしてミス・アメリカ・コンテストが狙われていた・・・・。男勝りの女捜査官が、潜入捜査のためとはいえ美人コンテストに出場し、次第に女を磨いていくというコメディ要素満載のポリスストーリーで、サンドラ・ブロックの個性が十分に活きた映画。典型的な美女ではなく、サンドラのようなどこか憎めない、健康的でどぎつい色気のない女優が演じたからこそ面白かったのだと思う。それにしても日本のTVにもあるような変身をテーマにしたビューティクリニックもそうだけど、女性って見事に変身するもの(あるいは変身できるもの)なんですね。チョッピリ怖いです。
2009年02月27日
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★★鑑賞No:01704製作:2008年監督:瀬々敬久出演:石原さとみ/真木よう子/高田純次/渡辺有菜2004年に全日本総合選手権で初優勝した実在のチーム“JALラビッツ”をモデルにしたスポーツ・ムービー。憧れのCA(キャビンアテンダント)として航空会社に入社するが、ありえないミスで会社のバスケットボールチーム“ラビッツ”に入部させられることになった早瀬ゆかり。ゆかりは、バスケットは全くのど素人でチームの足を引っ張る存在だったが、ゆかりの隠れた才能を見抜いた林監督によって・・・・。昔でいうスポ根モノだが、ちょっと中途半端。若手女優・石原さとみのためのアイドル系映画とちょっとおバカなコメディ映画を足して2で割ったような感じの映画だった。バスケなんて全く経験のないど素人が社会人トップリーグの試合に出て最終的には互角に戦うなんてこと自体、フィクションを越えて笑っちゃいそうな内容だが、せめてラストぐらいスッキリ!を期待したがそれも叶わなかった。珍しいところでは高田純次がバスケチームの監督役で出演していたが、一見クールに見えてところどころでボケるという、この映画を象徴するような中途半端さはここにも出ていた。期待せずに暇つぶしに観る程度の映画。
2009年02月26日
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★★★鑑賞No:00996製作:1999年監督:スパイク・ジョーンズ出演:ジョン・キューザック/キャメロン・ディアス妻ロッテと二人で貧乏暮らしをしている人形使いのクレイグは、定職につくため新聞の求人広告を見てマンハッタンのビルの7 1/2階にある会社に行き、職を得ることができる。勤め始めてまもなくクレイグは会社の一室にある穴を見つけ、中に入ってみるとそこは俳優ジョン・マルコヴィッチの頭の中だった。その穴に入るとマルコヴィッチの頭の中に15分だけ入れることを知ったクレイグはそれを使って商売を始めるが・・・・。内容は荒唐無稽だが、会社の一室にある穴に入ると俳優ジョン・マルコヴィッチの頭の中に15分いることができるなんて、発想が凄い!この映画はどのジャンルに入るのか分からない。だが色んな要素を持っている不思議な映画だ。マルコヴィッチ役でマルコヴィッチ本人が出演しているのも嬉しい。個性派俳優としてこの映画を観る前からマルコヴィッチは知っていたが、スクリーンの中のマルコヴィッチとはまた違った印象を受けるし、なんか生のマルコヴィッチを見たような気になれる。マルコヴィッチを疑似体験できる貴重な映画である。ただ、なぜマルコヴィッチなのか? 未だに不思議だ。
2009年02月25日
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★★★+鑑賞No:01253製作:2004年監督:マイケル・マン出演:トム・クルーズ/ジェイミー・フォックスロサンゼルスでタクシー運転手をしているマックスは空港で一人の男を車に乗せる。その男はヴィンセントと名乗り、多額のチップでマックスに一晩の専属運転手になるよう依頼してきた。さっそく最初の目的地に向うが、目的地についてヴィンセントが建物の中に入って数分後、マックスの上に死体が降ってきた。車に戻ったヴィンセントは自分が殺し屋であることを名乗り・・・・。トム・クルーズが今までのイメージを払拭し、非常な殺し屋を熱演している。見た目も「トップガン」や「ミッション:インポッシブル」とは大きく違い、銀髪に無精ひげという有様。クールな殺し屋という役どころなので、この感じが本当に良かったかどうかは観る人によって異なるかもしれませんが、新たな一面を見せた作品ではあります。派手さはない映画だが、静かな中で展開されるプロの殺しテクニックは見せてくれます。不幸にもこの殺し屋と共にすることになるジェイミー・フォックスがこれまた好演しており、この2人の関係の微妙な変化がラストに向けての伏線のように感じられます。ちなみに「コラテラル」とは「巻き添え」という意味。「コラテラル」と聞くと、シュワちゃんの「コラテラル・ダメージ」を思い出すが、「コラテラル・ダメージ」も「目的のための犠牲、戦闘での民間人殺傷」という意味。
2009年02月24日
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本日、第81回アカデミー賞授賞式が開催されました。主な受賞結果は以下の通りです。「スラムドッグ$ミリオネア」が8部門制覇!!「おくりびと」が外国語映画賞を受賞!!加藤久仁生監督の「つみきのいえ」が短編アニメ賞を受賞!作品賞 「スラムドッグ$ミリオネア」監督賞 ダニー・ボイル 「スラムドッグ$ミリオネア」主演男優賞 ショーン・ペン 「ミルク」主演女優賞 ケイト・ウインスレット 「愛を読むひと」助演男優賞 ヒース・レジャー 「ダークナイト」助演女優賞 ペネロペ・クルス 「それでも恋するバルセロナ」脚本賞 「ミルク」脚色賞 「スラムドッグ$ミリオネア」撮影賞 「スラムドッグ$ミリオネア」編集賞 「スラムドッグ$ミリオネア」美術賞 「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」衣装デザイン賞 「ある公爵夫人の生涯」メイクアップ賞 「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」作曲賞 「スラムドッグ$ミリオネア」歌曲賞 「スラムドッグ$ミリオネア」 "JAI HO"録音賞 「スラムドッグ$ミリオネア」音響編集賞 「ダークナイト」視覚効果賞 「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」長編アニメ映画賞 「ウォーリー」外国語映画賞 「おくりびと」長編ドキュメンタリー賞 「マン・オン・ワイヤー」(原題)短編ドキュメンタリー賞 「スマイル・ピンキ」(原題)短編アニメ映画賞 「つみきのいえ」短編実写映画賞 「トイランド」(原題)
2009年02月23日
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★★★鑑賞No:01703製作:2007年監督:是枝裕和出演:阿部寛/夏川結衣/樹木希林/原田芳雄 夏の終わりに、良多は妻・ゆかりと息子・あつしを連れて久々に帰郷した。良多は開業医だった父とは昔からそりが合わず、さらに現在失業中ということもあって、気の重い帰郷となっていた。実家には姉のちなみの一家も来ており、忙しそうに手料理を振舞おうとする母と、相変わらず家長然としている父の姿があった。ありふれた光景だったが、実はこの秘は5年前に亡くなった長男の命日だった・・・・。特に何の事件も起こらない、ある家族の帰省の1日を描いた映画。最近多いですね、この手の映画。ホント、映画化する必要のない、どこにでもある帰省の風景です。でもなぜか惹きつけられます。実家の風景や会話にいちいち思い当たるところがあり、懐かしさもあり、なんか等身大で観れてしまうのですね。物語は良多一家が実家に帰省した1泊2日を描かいていますが、その短い時間の中に、15年にわたる亡くなった長男への思いや、この帰省から3年後も描かれており、単なる1日のドラマとは感じられませんでした。原田芳雄、樹木希林ほか出演者たちの自然体の演技も、ごく普通の帰省風景を極めて自然に演出しており、特に私のような実家と離れて暮らす、子を持つ親に是非観てもらいたいです。
2009年02月23日
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★★★+鑑賞No:01702製作:2008年監督:ガブリエレ・ムッチーノ出演:ウイル・スミス/ロザリオ・ドーソン海辺の邸宅で定職もなく孤独に暮らしているベン・トーマスは、唯一の肉親である弟にも内緒で、ある贈り物をする相手を選び、その相手がそれに相応しい人物かどうかを見定めるために国税局の職員と名乗って接触していた。その中で、心臓病を患うエミリーと出会い、生きる希望を失わない彼女の人柄に対し、次第に愛情が芽生えていくのだった・・・・。あまり書くとネタばれになるので書けませんが、ストーリーは重要なポイントをぼかしながら進んでいくので最初は分かりにくいです。ラスト20分で一気にそのポイントが明かされ、すべてが分かるのですが、勘のいい人なら途中で予感できると思います。私も途中で「嘘でしょ?」と思いながら大体分かりました。「嘘でしょ?」と思ったのは、彼の行為よりもむしろ現実性からですが、観終わってからは彼の行為自体にも疑問が湧いてきました。素晴らしい行為と受け取れる反面、あまりにも重い行為に贈り物を受け取った側の心情はどうなのか?でも彼の行為には純粋に心を打たれ、ラストでは涙してしまいました。ウイル・スミス演じるベンの贖罪に対する真摯な態度が、賛否両論あるとはいいながら強く伝わって来る作品。
2009年02月22日
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★★★鑑賞No:01700製作:2007年監督:岩松了出演:オダギリジョー/原田芳雄/麻生久美子/大竹しのぶ父・伸男と2人暮らしをしている内気な青年・民男は、最近お見合いした瞳とはうまくいき、晴れて婚約する。一方、伸男は民男に内緒で秘かに部下の宮地と交際しており、民男に紹介すべく機会を狙っていた。そんな中、ニューヨークにいるはずの義弟・透が秘かに帰国し、2人の家の天井裏に住み着いていた。そして透は偶然宮地に見つかってしまい、それを機に恋に落ちてしまう・・・・。てっきり、まったり・ほのぼの系の映画かと思いきや、予想は大きく裏切られた。民男の結婚が決まるまではそんな感もあったが、義弟が屋根裏に住んでいることが判ってからは様相が変わってくる。ほのぼの系から何か言い知れぬミステリアスな異様な映画の様相を呈してくる。登場人物も伸男・民男そして婚約者の瞳以外はみんな変な奴らばかりである。映画自体はゆるく進みながらも変な人物ばかりで展開が読めなくなる。そしてあろうことか瞳まで父・伸男に対し不可解な行動を取り始める。分からないことだらけで物語は進行するが、最後はすっきりさせてくれる! 、と思いきや、ラストが一番分からない!!謎のまま物語は終る消化不良感一杯の作品。
2009年02月21日
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★★★+鑑賞No:01698製作:2008年監督:吉田恵輔出演:宮迫博之/仲里依紗/濱田マリ/麻生久美子 工事現場で働く磯辺裕次郎は高校生の娘・咲子と二人暮らしをしていた。そんなある日、父親が急死し、裕次郎は多額の遺産を相続したことにより仕事をやめてしまう。さらに計画性のない彼は、ただ単に女性にもてたいがために喫茶店“純喫茶磯辺”をオープンする。しかし咲子の心配したとおり、店は閑古鳥が鳴く毎日だった。ところが美人の素子をアルバイトに雇ってから一転、店は大繁盛しだす・・・・。いい加減で自分勝手だが、どこか子供っぽく憎めない裕次郎をお笑いの宮迫博之が好演している。多額の遺産を手に入れ、仕事をしたくなくなるというのは何となく分からないでもないが、日頃の仕事に対するやる気のなさが冒頭に描かれているのも面白い。こんな父親に対し、しっかり者の娘は現実的で、父親に意見するが聞いてもらえない。口は悪いが、ぐれても仕方ない環境下で、結局は父親や喫茶店のために手伝う様は健気である。一方、この喫茶店のマドンナ的存在の麻生久美子演じる素子。どこか不思議な感じの女性だが、マドンナかと思いきや、性悪女の横顔を見せるなど、その後の展開に期待を持たせてくれる。最近の邦画に多いゆるい系の映画に入る部類だが、ついつい入り込んでしまう映画。
2009年02月20日
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★★★★鑑賞No:01689製作:2004年監督:山田洋次出演:永瀬正敏/松たか子/吉岡秀隆/緒形拳幕末・東北の海坂藩。平侍の片桐宗蔵は母と妹の志乃、そして女中のきえの4人と貧しいながら幸せな暮らしをしていた。やがて母が亡くなり、志乃ときえも結婚するが、ある日宗蔵は、きえが嫁ぎ先で姑からひどい仕打ちをうけて寝込んでいることを知る。早速嫁ぎ先に駆け込んだ宗蔵はそのままきえを家に連れて帰り看病するようになる。そんな頃、藩では宗蔵の友人の狭間弥市郎が謀反の罪で捕らえられてしまう事件が起こる・・・・。意味ありげな不思議なタイトルと観る前から気になっていたが、狭間弥市郎との決闘で、タイトルの「隠し剣鬼の爪」を使うのかと思いきや、ラストでの使いように納得の作品。この恐るべき秘技を使わざるを得なかった宗蔵の心中と、それを最後に武士を捨てるという結論に至る主人公の姿と、幕末期における急速な近代化と武士の時代の終わりの予感がうまく重なっていて、よくできたストーリーとなっている。また並行して、身分の違いから結ばれない男女のほのかな恋愛が凄く切なく、進んでいき、そしてラストの満足感。途中、切ないストーリー展開だけに、最後はスッキリできる一作。
2009年02月19日
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★★★★+鑑賞No:01701製作:2007年監督:ブルース・A・エヴァンス出演:ケビン・コスナー/デミ・ムーア/ウィリアム・ハート犯行現場に血のついた被害者の指紋を残す“指紋の殺人鬼”が2年ぶりに犯行を再開する。その犯人の正体はポートランドの大物実業家アール・ブルックスだった。人をもうらやむセレブナブルックスだったが、殺人依存症のため、その欲望を抑えきれずに犯行に至ってしまったのだった。犯行は以前と変わらぬ完璧な手口で行われたが、思わぬ誤算により、被害者宅の向かいに住む青年スミスに犯行現場を写真に撮られてしまう・・・・。予備知識がなかったため、あまり期待していなかったが、観始めると一気にのめり込んでしまうほどの面白さだった。完璧なる殺人鬼をケビン・コスナーが演じているのも斬新でよかったが、何よりも彼の別人格としてアールの分身を別の俳優(ウィリアム・ハート)が演じてる点がなによりもこの映画を面白くしている。それぐらいこの2人のやり取りは実に興味深い。ストーリーも分かり易いが、展開は緊張感たっぷり。唯一の不満はラストが中途半端な気がしたこと。これで本当に終わりなら消化不良感が残るが、続編があるというなら納得。というか是非続編を作ってもらって、ケビン・コスナーとデミ・ムーアの対決が観たい
2009年02月18日
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★+鑑賞No:01697製作:2008年監督:河崎実出演:加藤夏希/加藤和樹/夏木陽介/ビートたけし洞爺湖湖畔の国際会議場で、日本はじめ主要8ヶ国の首脳によるサミットが開催されていた。その会議の最中、札幌に怪獣が現れたとの連絡が入る。中国のロケットが墜落し、ロケットに付着していた胞子から宇宙怪獣ギララが誕生したというのだ。ギララは火玉を吹き、町を破壊し始めており、早急な対策を要していた。各国首脳は早々と帰国しようとするが、アメリカ大統領は残って戦うと言い出す・・・・。昨年開催された洞爺湖サミットに便乗して作られた映画だが、何でギララなの?と言うのが率直な感想。東宝のゴジラ、大映のガメラに対抗して松竹が1967年に製作した唯一の怪獣映画「宇宙大怪獣ギララ」を蘇えらせたのだが、40年前の怪獣のため私には懐かしさがなかった。ただ、怪獣のフォルムにしろ、怪獣が破壊するシーンにしろ、映像的な懐かしさは感じられた。内容的には、「日本以外全部沈没」を作った監督の作品だけあって、つまらなさ感は拭えない。時局をパロっているところは笑えるところもあるが、大人には幼稚で、子供には分かりにくいといった中途半端な作品にもなっている。ビートたけしがなぜ出演したのか分からないが、松本人志の「大日本人」を思い出した。怪獣映画ファンで、バカバカしい映画の好きな方にはお奨めの映画。
2009年02月17日
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★★鑑賞No:01695製作:2006年監督:ショーン・エリス出演:ショーン・ビガースタッフ/エミリア・フォックス画家を目指している美術大生のベンは失恋のショックから不眠症になってしまう。そのため眠れぬ夜を有効に使うため、スーパーマーケットの夜間スタッフとしてアルバイトを始める。そして2週間不眠が続いたある日、ベンはついに時間の観念を失い、突然ベンの周りのすべてが静止してしまう。時間の止まった世界で一人自由に動き回れるベンは買い物に来ていた女性客の服を脱がし、デッサンを始めるのだった・・・・。“自分以外の時間を止めてこっそり女性を裸にする”、男性なら一度は思い描く妄想を映像化した感じのする映画。ただ、脱がす目的はデッサンのためであり、女性たちもいかにもモデル風の女性ばかりなので、美しいがエロスはあまり感じられないため、いやらしい気持ちで観るとちょっと肩透かしをくらう。(でもヌードは十分堪能できます)なお映画的には幻想的な雰囲気を醸し出す分、全体的に描きたいことが分かりにくく、単なるラブストーリーとしか感じられなかった。
2009年02月16日
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★★★鑑賞No:01699製作:2008年監督:李闘士男出演:松山ケンイチ/加藤ローサ/松雪泰子/宮崎美子おしゃれな渋谷系ポップミュージシャンに憧れ、大学進学のため大分の田舎から上京した青年・根岸崇一。大学では後輩たちに尊敬される存在になるものの、卒業後デスレコーズのミュージシャン募集に応募したところ、本人の意志とは反対に悪魔系デスメタルバンド「「デトロイト・メタル・シティ(DMC)」のボーカル“ヨハネ・クラウザー・II世”として売り出され、カリスマ的ボーカルとなってしまう・・・・。全体的にはコメディ映画というよりもおバカ映画に近く、想像していた感じとはチョット違っていた。心優しき青年・根岸とヨハネ・クラウザー・II世の、全く相反する人物像を松山ケンイチがよく演じてはいたが、クラウザーとのギャップを高めるため強調されている根岸像が少し鼻に付く演技だったような印象が残った。最終的には音楽の種類は関係なく、人に夢を与えることの大切さを主人公が気付くところに至り、最初は悪徳経営者と思われた松雪泰子演じる女社長の見抜いた通りになっていく。ちなみに松山ケンイチも従来のイメージとは違う熱演だったが、松雪泰子も最初は本人とは気付かないほど過激な言動の女社長を熱演している。
2009年02月15日
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★★★★鑑賞No:01694製作:1992年監督:周防正行出演:本木雅弘/清水美砂/柄本明/竹中直人教立大学4年の秋平は就職も決まり、残り少ない大学生活を楽しんでいた。そんなある日、秋平は教授の穴山に呼ばれ、授業に一度も出ていないため卒業できないと言われる。困惑した秋平に穴山は、卒業と引き換えに彼が顧問をしている相撲部の試合に出るように頼まれ、仕方なく引き受けてしまう。しかしその相撲部は8年生の青木だけという廃部寸前の部だった・・・。最近の大麻問題で揺れる相撲界。それでなくても外国人力士の躍進で日本人力士の影が薄くなり、日本の伝統スポーツとしての格式と人気に翳りの見える相撲だが、そんな中にあってこの映画は相撲の楽しさと醍醐味を味あわせてくれる。17年前の作品ということもあって、モックンはじめ竹中直人や柄本明も若いし、清水美砂も可愛い。ストーリー自体はいわゆる昔ながらのスポ根ものに近く、先が読める展開ではあるが、逆に期待通りの展開に安心感と満足感がある。一番年長でベテラン先輩であるはずの竹中直人演じる青木が、今まで一度も相撲で勝ったことがなく、さらに極度の緊張症から試合中に下痢腹になるシーンには大笑いした。気楽に楽しめ、笑いもあり、観ていて手に力の入るシーンもあるスポーツ映画。
2009年02月14日
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★★★+鑑賞No:01693製作:2007年監督:ニキータ・ミハルコフ出演:セルゲイ・マコヴェツキイ/セルゲイ・ガルマッシュロシアの裁判所。チェチェンの少年がロシア軍将校だった養父を殺害した罪で殺人罪に問われていた。検察は死刑を求刑し、12人の陪審員による評決を待つばかりとなった。裁判での証言や証拠品から有罪の結論がすぐに出ると思われたが、挙手による投票で陪審員1人が有罪として結論を出すには早すぎると主張したことから、話し合いは意外な方向に・・・・。いわずと知れた1957年製作のアメリカ映画「12人の怒れる男」のリメイクである。ただ、舞台はロシアであり、現代のロシア情勢や社会問題を背景にした作品となっている。アメリカ版もアメリカが抱える人種問題を背景に描いていたが、ストーリーの主軸は確実に有罪とは言い難い疑問に対し陪審員が意見を言いながら冒頭では明らかにされなかった事件の詳細が明らかになっていく形式となっている。そこには余分なシーンはなく、舞台のほとんどは評決を行う部屋のみですべて事件に関わる内容に徹している。反面、2時間40分という長尺になった本作は、事件に直接かかわらない部分も多く、やや冗長な感は否めない。ただ単純に事件の評決を追うのではなく、陪審員の人物像や社会背景を描き、ラストの衝撃の展開につなげている点は斬新。あまりにも有名で完成度の高いオリジナルをそのままなぞるのでは芸のない作品になってしまうためだと思われるが・・・・。
2009年02月13日
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★★★鑑賞No:01696製作:2008年監督:犬童一心出演:小泉今日子/上野樹里/加瀬亮/大島美幸女性人気漫画家の小島麻子は可愛がっていた飼い猫のサバの死によって漫画が描けなくなってしまう。彼女のアシスタントたちも麻子のことが心配でならなかったが、そんなある日、麻子は小さな子猫と出会う。その子猫にグーグーと名付け、一緒に暮らし始めた麻子はみるみる元気を取り戻した。暫くしてグーグーの避妊手術のため動物病院に向うが、途中グーグーが逃げ出してしまう。その時、グーグーを探す麻子は青年・沢村と出会う・・・・。主演の小泉今日子が、報知映画賞およびキネマ旬報ベスト・テンで主演女優賞を受賞した作品ということで注目していた作品。結論は、小泉今日子が醸し出す緩やかな癒やし系の演技には好感が持てたものの、作品的には特筆すべきものはなかった。楽しい映画と言うわけではなく、かといってキョンキョン演じる麻子は後半病に冒されるものの悲しい結末というわけでもなく、ラブストーリーでもありながら成就するわけでもなく、なんとも中途半端だった。ただ、もう一人というかもう1匹の主役、グーグーはチャーミングで可愛く、観ていてとても癒やされた。特にストーリーには期待せずに、仕事や恋に疲れ、癒やされたい人にお奨めの映画。
2009年02月12日
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★★★★鑑賞No:00337製作:1981年監督:新藤兼人出演:緒形拳/西田敏行/田中裕子/樋口可南子定職を持たない鉄蔵(のちの葛飾北斎)は毎日絵を描いてぶらぶら暮らすていたらくで、鉄蔵には娘のお栄がいたが二人は佐七(のちの滝沢馬琴)の家に居候していた。ある日、鉄蔵はお直と名乗る魔性の女と出会い、その虜になってしまう。しかし彼女を描くことで現状を打破しようとするが上手くいかず、お直を養父の伊勢に紹介することで彼女と別れ、さらにお金をせびることにした。しかし、お直の魔性にとり憑かれた伊勢は首をくくって死んでしまう・・・・・。歴史上の人物として、あるいはその作品の名前はよく聞くが、生身の人間としての人物像までは詳しく知らない葛飾北斎と滝沢馬琴。もちろん史実とは違ったフィクションでしょうが、生身の人間として身近に感じられる作品となっている。北斎の生き様には色々意見が出るとは思いますが、春画にかける情熱は強く感じられるような表現になっています。緒形拳、西田敏行という配役もよく、エンターテイメント作品としても面白く仕上がっています。もちろん当時話題となった樋口可南子や田中裕子の脱ぎっぷりのよさも評価したい作品です。
2009年02月11日
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★★★+鑑賞No:01692製作:2008年監督:タナダユキ出演:蒼井優/森山未來/ピエール瀧/笹野高史鈴子の飼っていた捨て猫を、彼女の同居人が勝手に捨てたことに腹を立て、鈴子は同居人の荷物を捨ててしまい、警察の厄介になる。それを機に、彼女は親元を離れ、バイトで100万円貯まったら次の土地に移動するという生活を始める。しかし、海、山、地方都市と転々とする鈴子だったが、行く先々でトラブルに巻き込まれていく・・・・。運が悪く、前科者になったこともあり、人との距離を置いて関わりあいになろうとしない女性を蒼井優が好演している。その姿は「フラガール」や「亀は意外と速く泳ぐ」とはまた全く違った印象を与え、幅の広さを見せている。地元・東京でのエピソードを除いても、海、山、地方都市での3つの独立したエピソードで成り立つオムニバス映画とも言える。3つのエピソードで共通しているのは、人とはできるだけ関わらずに生きていこうとする鈴子に対し、その見た目の可愛さゆえ、興味を持たれ好かれてしまい、関わらざるを得なくなっていく点。チョット変わったロードムービー風映画だが、最後まで飽きさせずに見せてくれる。姉の鈴子のストーリーに並行して弟のイジメ問題も描かれているが、いずれもこれといった結論というか結末ではなかったのが少々消化不良感が残り残念だった。
2009年02月10日
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★★★鑑賞No:01690製作:2008年監督:マイケル・パトリック・キング出演:サラ・ジェシカ・パーカー/キム・キャトラルニューヨークに暮らす30代独身女性4人の赤裸々な本音を描く、米国の人気TVドラマの映画化。舞台はドラマ版の4年後のニューヨーク。セックス・コラムニストのキャリーは理想の男性ビッグと一緒に暮らすため豪華なアパートを購入し、さらに彼との結婚を決意する。一方、子供ができずに悩んでいたシャーロットは中国から養女を引き取り、サマンサは仕事の関係で恋人スミスとLAの海辺に住んでいた。ミランダだけはあまり幸せでなく、子供の世話や義理の母の介護で奮闘していた・・・・・。このドラマはWOWOWで放送されているのは知っていたが、まったく観たことがなかった。たぶん、映画に至るまでのプロセスを熟知しているとそれなりに面白いのだろうが、映画だけ観ると、人物像や設定、過去の経緯などが分からないため前半苦労した(はっきり言って面白くなかった)。ただ後半、キャリーの結婚が思わぬ方向に展開し始めたところから、人物や人間関係も理解できたこともあり、だんだんおもしろくなってはきた。また、4人の卑猥な下ネタやところどころ挿入されるHなシーンも観ている男性としてはサービス感覚で受け入れられた。女性向けのドラマ(映画)なのだろうけれど、仕事、家事、恋などに対する30~40代女性の生き方・考え方の一面が垣間見れて新鮮ではあったが、ドラマの域は出ない映画だった。
2009年02月09日
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★★★★+鑑賞No:01691製作:2008年監督:デビッド・フィンチャー出演:ブラッド・ピット/ケイト・ブランシェット第81回アカデミー賞で作品賞、主演男優賞ほか最多13部門にノミネートされている作品。原作はF・スコット・フィッツジェラルドの短編小説。1918年のニューオーリンズ。実業家トーマス・バトンの妻が難産で命を落とす。そのとき生まれてきた赤ん坊があまりにも醜い姿だったのにうろたえたトーマスは、子供を抱え街に飛び出し、老人養護施設の玄関先にその子を置き去りにしてしまう。養護施設のクイニーに拾われたその子はベンジャミンと名付けられ、施設で暮らすようになるが、ベンジャミンは生まれながらにして80歳の老人の姿を持つ子供だった・・・。久しぶりにじっくり観れた人間ドラマ。ドラマは時間の流れと共に進んでいくが、主人公の肉体だけ時間と逆行して進んでいくという設定が面白い。しかしそれ自体が主題ではなく、そういう生き方を余儀なくされた人と周りの人の接し方が素晴らしい。また、自分の運命を恨むことなく、素直に受け入れ、その中で自分の運命を変えていこうとする姿もいい。「フォレスト・ガンプ」を彷彿させる内容(脚本家が同じ)で、新鮮味に欠ける部分はあるものの一人の人間の一生を丁寧に描いている。アカデミー賞作品候補はこれしか観ていないが、アカデミー好みの作品といった印象の作品で、かなり有望だと思われる。
2009年02月08日
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★★★+鑑賞No:00579製作:1991年監督:マーティン・スコセッシ出演:ロバート・デ・ニーロ/ニック・ノルティ1962年公開の「恐怖の岬」のリメイク。レイプ罪で14年の刑期を終え出所したマックスは、自分の弁護ができなかった弁護士のサムに復讐の念を燃やしていた。マックスはサム一家の住む場所を探し出し、嫌がらせ行為を始める。マックスのストーカー的行動に恐怖を抱いたサム一家は秘かに町を抜け出し、ハウスボートのあるケープ・フィアーに向うが・・・・。ストーカーの恐怖を描いた作品だが、特筆すべきはやはり偏執狂的な男を演じているロバート・デ・ニーロだろう。そもそも役作りには定評のある彼だが、見事に復讐心に燃える男を好演し、弁護士一家だけではなく、観る者を恐怖のどん底に落とし込んでいくところはさすが。その恐怖は身体に刻み込んだ刺青からだけではなく、14年という長い牢獄生活で蓄積された怒りが一気に爆発するのではなく、ジワジワと襲ってくるところにあります。不気味な怖さを体感できる作品です。
2009年02月07日
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★★★鑑賞No:00995製作:1998年監督:ジョセフ・ルーベン出演:ヴィンス・ヴォーン/アン・ヘッシュアメリカ人男性3人がマレーシアに休暇旅行に行き、そこで女と大麻の楽しいひとときを過ごす。そして3人のうちルイスはそのまま現地に残るが、2人は帰国する。2年後、ルイスが、3人が買った大麻が原因で逮捕され、このままでは麻薬の売人として死刑を宣告されるという。一緒にいた2人が戻れば刑は減刑されるが、その場合2人は3年の刑に処せられることに。期限は8日間。迷った末に2人が選んだ道は・・・・。罪は3人平等にあるが、犯罪を犯してから2年経ち、幸せな日々を送っている中、友人のために刑に服せることができるか?良心と友情、そしてその人の本質を問われる作品である。こんな時、自分ならどうするか? 友人を見捨てて今の生活を守るか? 今の生活を犠牲にしてまでも友人を救うため牢獄に入るか? 映画を観ながら常にこの究極の選択を迫られる感じがする。犯罪を犯してから2年後というのも微妙な時間である。当時の罪の意識もなく、友人との交流も疎遠となり、新しい生活が確立している矢先である。映画としての結論は出るが、後味の悪い作品でもある。
2009年02月06日
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★★★★鑑賞No:00139製作:1988年監督:フランシス・フォード・コッポラ出演:ジェフ・ブリッジス/ジョアン・アレン第2次世界大戦が終結して、アメリカが新しい時代を迎えようとしている中、デトロイト郊外の小さな街に住むタッカーは、自分の夢であった新しい自動車を作る決心をする。そして友人の協力も得ながら、ついに夢の車を作り上げ、世間からも注目を浴びる。しかしこれを快く思わない自動車産業のビッグ3や保守的な政財界は、次々とタッカーを攻撃してきた・・・・。この映画も実在した自動車「タッカー・トーペット」とその開発者プレストン・トマス・タッカーの実話が基になっている。夢の車「タッカー・トーペード」は結局50台しか生産されなかったが、そのうち映画製作当時47台が現存しており、映画に使用されたというから驚きである。物語は、夢と信念を持った男タッカーが、敵対者からのあらゆる非難や攻撃、妨害に屈せず、全ての疑惑も晴らし、裁判で無罪を勝ち取る話で、そういう点では感動ものではあるが、事業としては成り立たない現実を見せられ、どこか釈然としない気持ちは残る。今、世界恐慌の吹き荒れる中、ビッグ3の経営危機が報じられる中、いまだ理解できない経営層の豪奢振りを見るにつけ、タッカーのような人材が潰され、自動車業界で繁栄しなかったことが残念です。
2009年02月05日
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★★★鑑賞No:00253製作:1988年監督:ピーター・マクドナルド出演:シルヴェスター・スタローン/リチャード・クレンナタイ・バンコクの小さな仏教寺院で隠遁生活を送っていたランボーのもとに、彼の元上官であるトラウトマン大佐がやってくる。トラウトマン大佐は極秘任務のためにアフガニスタンに潜入する作戦に協力して欲しいと頼むが、ランボーはそれを断った。しかし暫くしてしてトラウトマンがソ連軍の奇襲に遭い拉致されたという知らせを聞く。彼はトラウトマンを救うため、アフガニスタンに向うことに・・・・。もともとの1作目「ランボー」はベトナム帰還兵に対する世間の冷淡さを描いた感じだったが、追い詰められていくランボーのプロフェッショナルな反撃がだんだんエスカレートしていった感がある。特にこの3作目ではアフガン侵攻したソ連の打倒を正当化するようなメッセージ性が強く出ており、スケールアップしたアクションシーンももはや現実離れしすぎた感じが否めなかった。過去2作を観て期待して観た人にはちょっとガッカリさせられる映画。
2009年02月04日
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★★★鑑賞No:00218製作:1992年監督:ミック・ジャクソン出演:ケヴィン・コスナー/ホイットニー・ヒューストン世界屈指のボディガートといわれているフランク・ファーマーは歌手で女優のスーパースター、レイチェル・マロンの護衛を依頼される。最近彼女の身辺で不穏な事件が起こり、脅迫状まで届けられていたからだった。最初は険悪な関係だった二人だが、ライブ中に襲われたレイチェルをフランクが救ったことから、レイチェルは次第に心を開きはじめ、やがて愛情が芽生え始める・・・・。ありきたりなラブ・ストーリーだが、当時人気絶頂のケヴィン・コスナー主演ということと、ホイットニーが歌う「I Will Always Love You」の大ヒットで何となく有名になった映画。ボディガードという職業にスポットライトを当てた点は面白く、職業柄、アクション性とサスペンス性は出てくるのでそれなりには楽しめるが、やはり内容的にはありきたりで、ケヴィンとホイットニーのためだけの映画ともいえる。しかし共に自分の職業に対する自覚と責任が強く、ラストはそれに従ってしまうあたりは少しジ~ンときた。ちなみにtakusyun夫婦の結婚式での入場曲がこの「I Will Always Love You」でした。
2009年02月03日
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★★★★鑑賞No:01688製作:2007年監督:メナン・ヤポ出演:サンドラ・ブロック/ジュリアン・マクマホン親子4人で幸せに暮らすリンダのもとにある日、夫のジムが自動車事故で死亡したとの連絡が入る。失意のうちに一夜を過ごすリンダだったが、翌朝目を覚ますと、死んだはずのジムが何事もなかったかのように目の前にいて唖然とする。しかし、その翌日には、ジムの葬儀のため大勢の人が集まっていた。さらに不可解なことが次々と起こりだし、何かがおかしいと感じたリンダは不可解な出来事を順番に並べ替えてみると曜日がバラバラにシャッフルされてやってきていることに気付く・・・・。時間軸が前後する映画は色々あるが、夫の事故死した日を中心に前後の日々(1週間)がシャッフルされてやってくるというのは新たな発想で面白かった。さらに断片的な謎が次々と現れ、それがシャッフルされた曜日が進んでいくことで徐々に解明されていくストーリー展開でどんどん惹きつけられていく。最初は謎だらけで分かりにくい部分もあるが、それだけに少しずつ解明されていく様はとても心地よい。これ以上言うとネタばれになるので書けないが、ラストは賛否両論あるかもしれないが、個人的にはうまく持っていった納得のシナリオでこの手の映画では久々に魅入ってしまった。
2009年02月02日
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★★★★鑑賞No:01687製作:2008年監督:堤幸彦出演:唐沢寿明/豊川悦司/常盤貴子/香川照之浦沢直樹のSFサスペンス漫画の映画化。若い頃はロックスターを目指していたが、今は実家のコンビニを継ぎながら、失踪した姉の子供の面倒もみているケンヂ。そんなある日、同窓会に出席したケンヂは昔の仲間から、「ともだち」と呼ばれる教祖が率いるカルト宗教の集団が、ケンヂが子供の頃書いた「よげんの書」とそっくりの事件を起こしていることを聞く。その後、仲間の一人ドンキーが殺されるが、その死に「ともだち」が関わっていることを知ったケンヂはその謎を解こうとする・・・・。荒唐無稽な内容だが、それはそれで結構楽しめた。ただ映像的には安っぽく、ひと昔もふた昔も前の映像のようでリアル感は感じられなかったのが残念。あと、3部作という構成上仕方がないかもしれないが、最後まで「ともだち」の正体が明かされず、第1章を観終わった時点ではなんかモヤモヤ感が残る感じは拭えなかった。それ以外にも、ドンキーは理科室で何を見たのか? よげんの書を知るもう一人の男とは? カンナの本当の父親は? 大晦日の夜、結局どうなったのか? 謎ばかり残ってしまった。(続編を観ろということだろうけど・・・・)キャスト数は多く、多彩なのは凄かった。3部作通して計300名の主要キャストが登場するらしいが、チョイ役で使われている有名人も多く、もったいない使い方ではある。ただキャストが多い分、人物が小まめに描かれていないのでやや分かりにくい。しかし、役者と子役が妙に酷似している点は感心する。(特徴を捉えた子役をよく探してきている)劇場まで観に行く予定はないが、続編が気になる一作。
2009年02月01日
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