全9件 (9件中 1-9件目)
1

功山寺をあとにして毛利邸にむかいます昔の趣をのこした路地・・ツワブキの黄色がいいですね・・長府毛利邸長府毛利家第14代当主・毛利元敏公により明治36年(1903)に完成した邸宅です・・毛利秀元公銅像長府藩の初代藩主で毛利元就の4男・・穂田元清の次男として生まれましたその後毛利輝元の養子となり豊臣秀吉の朝鮮出兵の際には毛利輝元名代として朝鮮出兵に渡って活躍しました秀元の秀は秀吉の秀をもらったそうです晩年は江戸に住み徳川三代将軍・家光の御伽衆を勤めました御伽衆とは主君のそば近くにあって話相手をする役です母屋・・明治35年には明治天皇がご宿泊され・・一部の部屋は当時のまま残されており往時が偲ばれます・・武家屋敷造りの重厚な母屋と白壁に囲まれた日本庭園の妙は新緑や紅葉の季節に一段と映えしっとりとした風情を感じさせてくれます・・静かな佇まいの母屋・・四季折々の表情を魅せる純和風の庭園・・母屋に生ける季節の山野草・・観光客は他にいなかったのでクマさんと二人でゆっくり内部を見学しました受付のかたが今日は甘酒を飲んで頂くと普段ついていない”ゆきごろも”が特別につきますよ・・中々手に入らないお菓子ですからどうですか・・ちょっと疲れていたので甘酒をいただくことに茶菓子は”ゆきごろも”松琴堂さんの阿わ雪を薄焼きのカステラで巻き黒胡麻入りのお砂糖でうすーくお化粧した半生菓子・・ほんわり・やんわり・ほわほわ・さふさふ・・・・・その独特の口あたり・・伊藤博文公が愛し命名した菓子「あわゆき」とっても美味しかったので売ってるお店をお聞きしたのですがいつも置いてるわけでないのであるといいのですが・・と教えて下さいました・・お店に行くと入ってないんですよと・・阿王雪(あわゆき)もありませんでした・・ほんとに残念・・続く・・FC2・・はこちらから
2021/03/27
コメント(21)

今年の元旦そうそう・・午後8時過ぎにお風呂に入ろうとするとエコキュートがおかしい・・幸いタンクにお湯はたまっていたのでお風呂に入ることはできましたが湯上げができなくなっています・・すぐにネットでパナソニックを検索しコールセンターに電話しようと思ったのですが受付が9時~20時まで・・時計を見ると20時20分・・困った設置していただいたダイワさんに電話・・ダイワさんはガスやさんだから24時間誰かが待機しています今日はとりあえずタンクにたまったお湯を使って下さい部品がないのでうちではどうにもできないからパナソニックに電話して下さいの返事翌朝コールセンターの始まる9時に電話すると自宅待機しているものがいるので行かせますと・・しばらくすると担当者から電話がかかってきてお昼前に来てくださることに自分がもっている部品で直るといいのですが駄目なら部品を取り寄せるのに1週間はかかりますといわれました約束の時間より少し早くきてくださって点検・・ヒートポンプユニットが止まってるようです・・部品交換して無事動くようになりました基盤は故障してなかったので修理料金は15000円ほどですみました基盤を交換していたら50000円くらいかかったようですそのとき設置して12年になりますから部品が無くなってきてるので今度・故障したら部品のある保証ができないんです・・そろそろ買い替えを考えておいて下さいと言われましたうーん・・(〃 ̄ω ̄〃ゞネットで検索してみると中国からの部品が届かなくてエコキュートの納品が3ヶ月遅れになってるようです・・もし壊れたら最悪3ヶ月お風呂にはいれなくなる?!コロナがあるからお風呂屋さんにはいきたくない・・思い切ってエコキュートの買い替えをしようということになり見積もりを出してもらいましたその時点での納期は未定・・・実際に取り替え工事になったのは3月18日(木)・・井戸掘が16日・・17日には病院の予約・・なんだか一度にバタバタすることに・・我が家の設置場所は細長いので薄型でないと設置できません・・パナソニックの薄型フルオート・・新しいのは進化してて機能がよくなってます・・快適・・快適・・これでお風呂の心配はしなくてよくなりました・・ε-(´∀`*)ホッFC2・・はこちらから
2021/03/24
コメント(26)

3月17日(水)は骨盤臓器脱のOP後検診で第一東和会病院まで行ってきました・・先生は完全予約制となっています・・初めて先生とお会いしたのは・・2016年12月21日↑その時のブログがこちらです10時30分の予約で10時前に到着・・すでにたくさんの患者さんが待っていました・・最初のOPが同じ日だったモッチャンも同じ日の診察日だったので終わったあと食事をする約束・・モッチャンとはそれ以来のお付き合いです・・診察室で先生がポットさんとの付き合いも4年2ヶ月になったね・・横須賀の女性泌尿器科でうけたOPのせいで本当に大変な目に合いました・・あの先生あのあと凄い立派なビル建てたんですよ・・腹がたつわ!!骨盤臓器脱の専門医としてネットにも名前がのっててあんなこと・・ネットを信用したら駄目ですよ・・あんなの上位にでるようにどうとでも細工できます・・関西であの先生のOPうけて被害にあってる人でてますよ・・と・・本当に信じられないわ!!先生ももどかしいけどどうにもできないようです・・私は竹山先生に出会って救われました初診で内診していただいたときにこれはひどい・・痛かったでしょう・・辛かったね・・大変な目にあったね・・と言ってもらえたときやっとわかってくれる先生に出会ったと思わず涙がこぼれたほどですそんな状態だったので初診から1ヶ月もたたない翌年の1月17日に元に戻すOPの予約をとってくださいました先生はOPの日には午前中に腹腔鏡のOPを1件・・午後からは膣からのOPを3件いれていますその4番目に私を・・たくさんの患者さんがOP待ちをしているのに優先してOPの予約を入れてくださっていたんです・・あれ以来・・先生の穏やかで優しいお顔を拝見するだけで心底安心します・・結果は良好で次の予約は3ヶ月後ということになりましたもっちゃんも良好で次は来年の1月の予約だそうですモッチャン・・来年なん????私・3ヶ月後だよ・・なんでやろ??うーん・・(〃 ̄ω ̄〃ゞと思ったけどOPの方法も違うし先生のお考えもあるのでしょう・・会計を済ませて・・お隣のガストへ移動・・もっちゃんと私はあんかけ焼きそば・・クマさんはハンバーグ・・水道の配管工事がきてるので食事を済ませるとモッチャンを駅まで送って自宅へ・・自宅へ戻ったのは午後3時過ぎ・・配管がややこしくてかなり手間取ったらしいですがポンプの移動は済んでいました・・FC2・・はこちらから
2021/03/22
コメント(25)

去年の秋ころから地下水の様子がちょっとおかしい・・朝・・蛇口をひねるとパシャーーーーー!!と音がする・・どうも空気を噛んでるみたいです・・地下の水脈が下がってきたのかポンプが悪いのか・・掘った井戸の上に増築してしまったから井戸の様子を見ることはできません・・とりあえずポンプもかなり古くなっていたので新しいポンプと取り替えたのが去年の12月末のこと・・取り替えてもプシューーーー!がおさまらなくてどんどんひどくなってきました・・これは地下水がさがった?!8mの深さまで掘ってもらった井戸だけど去年の夏は雨が殆ど降らなかったから水位が下がってる可能性が大・・今回新しく井戸を掘ってもらうことに・・相談してからすぐに担当者が来てくれました・・我が家は殆どを地下水で賄っているのでお水が出ないと困りますすぐに工事の段取りをしてもらいました我が家の水脈はすごく良くて検査もしっかり通って飲水にも適しています・・夏は冷たく冬は暖かいお水・・このお水でコーヒー入れると最高!!相談して1週間で工事の段取りをしてもらいました・・3月16日(火)午前8時30分ポンプやさんがやってきました・・この井戸掘削の車日本で1台しかない貴重な車です・・どうしてかというと普通の掘削の車のクレーンは前方についているのですがこれは後方についてるから・・社長が特別に作らせた1台です・・今回掘るのは11mの予定です・・5.5mの長さの鉄管を打ち込んでいきます最初は右上の打ち込み機で売っていましたが途中で右下の大きなものに取り替えていましたダダダダダダ・・ダダダダダ・・凄い音・・地盤の柔らかいところはどんどん入っていきますが粘土質の硬いところはなかなか入っていきません5.5m入ると5.5mの鉄管をもう1本繋いで更に打ち込みます途中で何度も水質をチェックしながら掘り進んでいきます場所によっては11mまで掘らないようですが我が家の場合はしっかり11mまで掘り進みました綺麗な水になるまで流し続け綺麗な水になったところで鉄管の中に25mmの水道管を通します・・お昼の休憩もとらずに4時までかかりました今日はここまでで終わり翌日の17日は私のOP後の検診で第一東和会病院の予約が入っていますが病院へ行ってる間に水道屋さんがやってきて配管・ポンプの移動をしてくれます・・病院から戻ってきたのは3時過ぎ・・思ったより水道の配管が難しくて時間がかかったと言ってましたがポンプの移動はできていました5時になっても仕事が終わらなくて翌日仕上げに来てくれました・・お水はプシューーー!ということなくとっても綺麗な美味しいお水がでています・・実は翌日の18日はエコキュートの取替工事・・エコキュートのことは後日あっぷします今日は・・クマさんがポンプ小屋を作ってくれましたトタンを使っているので近寄ると危ないので鉢植えを前に置いてくれました・・なんだか次々と大物の調子が悪くなってお財布は空っぽ・・壁|〃´△`)-3ハゥー続く・・FC2・・はこちらから
2021/03/20
コメント(23)

功山寺は元々は長福寺と呼ばれていましたが長府藩の祖毛利秀元の菩提寺となってからは功山寺に改称されました・・また数々の歴史の舞台となったところで毛利元就に追われた大内義長が自刃したり高杉晋作が伊藤俊輔(博文)らを率いて挙兵した所でもあります初代秀元をはじめ7人の藩主たちのお墓が仏殿裏にあります・・功山寺輪蔵功山寺境内に経つ土蔵造りのこの建物は輪蔵(経蔵)と呼ばれ五・四五メートル(三間)四方・・面積二九・七平方メートル屋根は宝形造り桟瓦葺で中央尖部瓦の露盤には蓮弁様縁取枠内に一文字三つ星の毛利家紋が浮彫りされているまた入口の向背(幅一間)は軒下位置に切妻照り破風で正面向きに取り付けてある輪蔵内部は中央に八角形の回転式経庫を備えており経庫には奥書のある一切経の教本が納められ経庫を一回転させれば一切経の全部を読踊したのと同じ切経の全部を読踊したのと同じ功徳があるともいわれている・・このような『輪蔵』は中国に始まる禅宗寺特有の形式であるが当寺の輪蔵は寛政十一年(1799)に長府藩第十一代藩主毛利元義公が藩祖秀元公百五十回忌の供養として建立経本千六百冊を納めて寄進したもの・・本市におけるその希少性と長府藩にかかわる郷土史的意義から貴重な遺産として市文化財に指定されている・・と書かれていました・・高杉晋作像・・元治元年(1864)12月15日夜半遊撃隊・力士隊を率いて高杉晋作は挙兵しました・・かつて馬関と呼ばれた下関市長府にある功山寺この寺から幕末動乱の幕は開かれます寺に潜居していた三条実美ら五卿に『これより長州男児の肝っ玉をご覧に入れ申す』と決起表明し馬上の高杉晋作は雪中を駈け抜けたそうです・・湧き水・・案内によると病災消除・延命の効果があり・・高杉晋作や小泉首相などの有名人達も飲んだそうです・・本堂・・功山寺にも初代秀元をはじめ歴代6藩主に加え藩主の正室・側室・子女といった長府藩主毛利家墓所がありますここは参り墓ですが(埋めた墓とは別にお参りしやすい場所に建てられた墓)墓域は土塀に囲まれ入口は施錠されて中にははいれません・・長府尊譲堂功山寺の旧境内に長府尊譲堂があります・・1933(昭和8)年地元篤志家の桂弥一が品川弥二郎の遺志を受け継ぎ維新時に活躍した勤王の士を顕彰し尊王精神の高揚を図る目的で京都の尊譲堂にならって創設・・鉄筋コンクリート造石貼り外壁・和風屋根は2重瓦葺きで外観全体の構成は功山寺仏殿と似ています・・2016(平成28)年11月まで長府博物館の建物として利用されてきました・・(国登録有形文化財)万骨塔(ばんこつとう)高さ7.7m・直径13mの土饅頭型の万骨塔は長府藩士桂弥一が倒幕戦争で命を落とした兵士たちを顕彰して賊軍も含め出身各県から石を集めてきて建てた供養塔です「万骨塔」の名は「一将功成って万骨枯る」から・・積み上げられた自然石には都道府県名の他志士の名前が見られます・・高杉晋作が馬で駆け抜けたのは12月15日夜半の雪中・・私が行ったのは12月11日・・まだ紅葉が残っていました・・階段を降りようとしたとき身体の傍を風が通り抜けた・・続く・・FC2・・はこちらから
2021/03/15
コメント(26)

昨日のこと・・スーパーへ買物に行くとイカナゴがキロ1780円の文字が・・(Σ(=゜ω゜=;) マジ!?二度見して金額を再確認確かに1780円(税抜)・・安い!先日行った津田宇水産さんではキロ3500円だと言ってた・・お値段が半額になってるやん・・昔ならキロ600円や700円・・高くても1000円だったから1780円でも決して安くはない・・クマさん・・食べたいな・・作って・・ヾ( ´( ェ )`)ノ フッココでこの値段ならカワベに行ったらもっと安いかも・・で・・クマさんカワベも見てみようよ・・と・・そちらのスーパーでも数は少ないけど売ってましたキロ1580円(税抜)並んでいる量も少なかったし1580円でも足を止める人がいない・・数年前なら2000円以上してても5パックくらいかごに入れてた方見かけてました2000円もするのに5パックも買う人いるんやぁ・・イカナゴで10000円!!とは・・と思ってみてました・・高くなってからは年々作る人が少なくなってもう作らなくなってしまったのね・・数年ぶりにクマさんの食べたいって言葉に負けて1パックだけ買ってきました・・ついでにいつもイカナゴのくぎ煮を作るときに使うヤマイ醤油さんのくぎ煮調味料も購入生姜と山椒の味があるんだけど今回は生姜味のが数本あっただけでした・・去年まで山に積んでいたのに今年は2本だけだった・・購入できてよかった・・イカナゴを水洗いして水気をきりますお鍋にくぎ煮調味料を入れて強火で煮立てイカナゴを数回に分けてばらまくように加えふきこぼれないように注意しながら中火~強火で煮ます時々鍋をゆすりアクを取りながら15分煮てアルミホイルで落し蓋をしてさらに煮ます泡が沈んだら蓋を外して煮汁の量が少なくなり粘り気が出るまで弱火で煮ます火を止めて鍋を打ち返しながら上下をかえしザルに上げて冷まします・・早速・・小分けして冷凍しました久しぶりに食べるイカナゴのくぎ煮・・めちゃめちゃ美味しい・・o(*^▽^*)o~♪FC2・・はこちらから
2021/03/13
コメント(26)

最近・・クマさんにくっついてウォーキングをはじめました約1時間20分10000歩近く歩きます・・距離にすると7キロくらいあるかな・・クマさんの歩くスピードはすごく速いけど私に合わせて少しペースを落としてくれます・・お日様が顔を出す9時過ぎにスタート・・一生懸命ついて歩くので汗をかきますウォーキングコースにあるお宮さんにお参りをして義父母のお墓に手をあわせるのが習慣です・帰宅して着替えをすませ久しぶりに牡蠣と解禁になったイカナゴ買いに行く?レストランが新設されたんだよ・・o(*^▽^*)o~♪お昼・・そこに食べに行こか・・ヾ( ´( ェ )`)ノ フッ電話で確認するとレストランの場所は以前の津田宇さんよりかなり手前・・牡蠣もイカナゴの釜揚げもレストランで売ってるらしいイカナゴ1kg3500円・・やっぱり高い・・こんなに高いと買えないわ・・釜揚げだけでいいねと奥にあるもともとのお店まで行かずに済ませちゃいました津田宇水産・・綺麗な建物です・・店先には殻付きの牡蠣とむき身の牡蠣が並んでいます店内に入るとテラス席と店内席のどちらかを決めます・・お天気が良かったので私達はテラス席に席につく前にオーダーと精算を済ませますテラス席から見た瀬戸内海・・いつ見ても穏やかで美しい海です・・牡蠣の天丼・・牡蠣4個・大葉・南京の天ぷらがのってましたこれがめちゃ旨!!味噌汁は貝の味噌汁でした・・パエリア・・焦げたところが香ばしく(゜∇^d) グッ!!牡蠣のグラタン・・これはお家で作ってみようと思いましたどれもとっても美味しくて大満足・・テラス席はお客さんも少なくて安心して食べれました・・帰りに殻付きの牡蠣1kgとイカナゴの釜揚げを買って・・牡蠣1kg・900円・・釜揚げ4パックで1200円・・めちゃめちゃ安いです・・釜揚げはスーパーで買うと同じ1パックでも量が少なくてちょっと高いし鮮度が違いますここで買うとその日に収穫したイカナゴをすぐに釜揚げにして店に並びます・・ノブも釜揚げが大好きでポン酢で食べます私とクマさんは甘酢をかけて・・牡蠣もすっごく大きくてとってもミルキー・・ヾ(@⌒¬⌒@)ノ ウマヒィ 今度はむき身を買ってきてグラタンや天丼を作ろうと思います・・これからの牡蠣はもっと濃厚でミルキーになるんですよ・・o(*^▽^*)o~♪津田宇水産さんのオンラインショップリンクしておきますね・・今日歩いた歩数・・14039歩 約9.5km・・FC2・・はこちらから
2021/03/10
コメント(26)

月一回の内科受診の日次回に骨密度を測るといわれていた・・前々回のとき少し下がっていた・・前回は元に戻っていたので一安心したけど今回下がっていたらやだなぁ・・と内心・・((( ;゚Д゚))) びくびく結果は少しだけど上がっててε-(´∀`*)ホッ帰りに久しぶりに天竺へ・・クマさんは酢豚定食・・私は食べたかったあんかけ焼きそば・・エビマヨも追加・・烏龍茶・ジャスミンティー・コーヒー・・ソフトドリンクは飲み放題・・カフェラテ・抹茶ラテを食後に・・11時30分ころに入店したのでまだ空いていました・・が・・食べてる間にどんどんお客さんが増えてきてさっさと食べてでてきました・・私も酢豚にすればよかったな・・・・……(-。-) ボソッFC2・・はこちらから
2021/03/07
コメント(27)

笑山寺をあとにして功山寺へ向かいます壇具川沿いに石畳を200mほど歩くと正面に鬱蒼と茂った木立の中に古びた石段とひなびた平門が目に入ります・・功山寺総門です・・この地図を見ていただくとよくわかりますね功山寺総門功山寺の総門は木造・瓦葺き・間口4.4mですが仏殿の建立につづいて古く室町時代の建造物と考えられ平成16年6月15日に国の登録文化財(再現することが容易でないもの)に指定・・総門の特徴は本柱を棟木際までのばす禅宗様の四脚門で国宝仏殿のある伽藍東側正面にあります・・円形柱座をもつ礫石に円柱を立て貫で固め桁行方向の頭貫位置には舟肘木と軒桁を柱頭に入れ垂木を受ける・・軒廻りは大幅に改変されましたが輪郭は室町中期の形式を伝えています総門の正面には「海右第一峯」という扁額がかけられています総門をくぐるとそこは別世界・・足音は土に吸われ時が止まったかのように錯覚します・・参道から見上げる山門の壮麗さ・・山門を通して見る国宝の仏殿の微妙な曲線・・毛利勢に追われて無念の最後をとげた大内義長・三条実美ら五卿の潜居や高杉晋作の挙兵・・幾度かの動乱を見守って来た仏たちのつぶやきが聞こえてきそうです・・仏像を安置し礼拝する仏殿は柱の墨書により元応2年(1320年)の建立と判明し国宝に・・入母屋造(いりもやづくり)檜皮葺き(ひわだぶき)で禅宗様仏殿として貴重な存在です・・一見すると2階建てに見えますが屋根の1層目は裳階(もこし)と呼ばれる庇(ひさし)です・・柱に「此堂元応二年卯月五日柱立」という墨書があり建築年が元応2年(1320年)と確定している貴重な例で建築年代のはっきりしている禅宗様建築ではこの仏殿が日本最古のものだそうです・・一時期瓦屋根になっていましたが大正7年の解体修理で檜皮葺きに復元されました・・上枠を火炎形にしたベルのような形の禅宗様に典型的な火灯窓(かとうまど=花頭窓)が付いていることにも注目・・同じ禅宗様の円覚寺舎利殿などもこの火灯窓(花頭窓)です・・屋根に強い反りがあるのも鎌倉時代に隆盛した禅宗様の特徴で裳階屋根の反りは小さいです・・続く・・FC2・・はこちらから
2021/03/04
コメント(24)
全9件 (9件中 1-9件目)
1

![]()
