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友人と会うついでに、なぜかここのチケットがあったので見に行ってみた。展示よりもギャラリーの質が高そうな点にびっくり(今までも数回行ったが、企画展じゃなかったし照明もこんな凝っていなかったのでわからなかった)。なんかすごいよさそうなギャラリーだなぁと思って友人に言ったら、バブルの時期にバブリーに造られたギャラリーで、当時はそのバブリーな設備投資が話題になって取材もきちゃったそうな。知らなんだ知らなんだ。で、展示の内容。静かで、どちらかといえば没個性の絵を描く人のようだ(実際、個性がないわけじゃないんだけど、何しろ「見ろ!」って雄叫びが全くないもんで…)。友人はこういう(極端に)大人しい絵が好きらしいが、私は自己主張のある絵のほうが好きだな。ちょっと物足りない。油絵は精細だが、シロウト目にも「薄めすぎなんじゃないの」と思うくらい絵の具が薄く平坦で、マチエールのマの字もない。そのせいか、ちょっと日本画っぽい。若い頃は写実派とロマン派っぽいところから始まり、途中はヨーロッパの画家たちの影響を受けまくり、やがて自分らしい写実とロマンの画調に戻って落ち着くといった感じ。その途中の「影響受けまくり」の絵画が、本当に「あ、ゴッホみたいな絵を描きたかったのね」だの「…モネだね」だの「シスレーも好きだったんだね」だの「これはターナーの模倣みたい」といったことが直裁にわかって、おかしかった。モロに絵に出ちゃう、素直なひとだったのね。一番見て面白かったのは、水産学部にいた学生時代の、魚のスケッチかな。すんごく味があって面白かった(すんませんアマノジャクで)。オーソドックスな静物画なんかが好きなひとにはオススメ。私のように欠片でもパッションを求めるひとには薦めない。7/17(月・祝)まで。▼この展示のページはこちらhttp://www.mitaka.jpn.org/calender/gallery/
2006.06.30
会社で履いているサンダルがもうボロボロである。いぼいぼのついた健康サンダルなのだが、そのいぼがいくつも取れ始め(特に体重のかかる足指の付け根あたり)、足の甲をカバーする布は裂け、まともに見るとかなり悲惨な状態。健康サンダルというより、不健康サンダルというべきかも。早く買い換えようと思っているのだが、いかんせん多忙で。「会社履きのサンダルごとき」では優先順位が低く、どうしても後回しになってしまう。通勤用の靴やカバンだったらもっと急いで対処するんだけどね。しかし「買い換えよう」と思ってからすでにかれこれ一ヶ月(をい)。さすがに恥ずかしいわ、このサンダル(笑)。ええ、かなり恥ずかしいです。なんとかしなきゃ(汗)。
2006.06.29
毎週水曜日はキャロムデー。来週ある7月のセッションに出られないので、代わりに今日行くことにした。(注:特段「行かなければならない」ものではありません。単に自分が遊びたいだけ)初めて行ってみたが、午後19時、キャロムをやりに来ているひとはたまたま一人もいなかった(笑)。おっかしーなー。でもいいや、練習できるから。というわけで最初はしばらく一人で練習していた。そのうちに別のゲームを遊びにきたひとが相手をしてくれて、シングルス1回ダブルス1回くらいやったところで、キャロム連盟のメンバーご来場。ちょっとずつ増えてきたキャロマー3人と卓を囲んだ(麻雀みたいだな…)。ダブルスを組む相手はベテランのおねーさま、対戦相手はクラッシャー(=打力が強い)と関西系(=お笑い)のにーちゃんたち。何度も何度もブレイクして、気付いたときには3回転終わっていた(3回転×4人=12ゲーム…)。不思議なことに、時間の経過とともに、1ゲームにかかる時間もどんどん短くなる。それともそう感じるだけかな。ゲームをお開きにしたあと(実はこの時点ですでに22時過ぎてる)、ベテランのおねーさまからシザースショットを習った。最初は全然できなかったが、そのうち少しずつできるように。すごーい、面白ーい!(↑自分であんな打ち方ができるとは思わなかったのでかなり吃驚……とはいえまだ超・下手くそです)問題は、次回、キャロムをしに行ったときに今日習ったことを全部忘れてるだろうってことだ(笑)。それにしても、ああ面白かった。▼日本キャロム連盟のサイトはこちらhttp://www.carromjapan.com/
2006.06.28
日曜日からなんとな~く胃が重い。なんでだ。何も悪いもの食べてないのに(…たぶん)。なんとな~く、なんとな~くずーっとシクシクしている感じ。はっ。もしやマンション問題のストレスで知らないうちに胃がやられてしまったのか?まさかね(苦笑)。
2006.06.27

ふと気づけば…実だ!!青い青い実。
2006.06.26
試写会のチケットをもらったので(昨日の朝!)行ってきた。Yちゃん、ありがとう!なかなか面白かった。トム・クルーズは相変わらずトム・クルーズだったが(どの映画に出ても変わらんなー)。私としては、ヴィング・レイムスがオススメ。あと、悪役もいい(フィリップ・シーモア・ホフマンとかゆーひと)。表情を変えずにしゃべっているのに、とてつもなく憎憎しい(笑)。う~ん、やっぱり悪役は力のあるひとがやらないとね。ヴァチカン潜入は面白かった。なかなかどーして。最後の上海は、突然アジアン下町全開になっちゃって、どーしたの?(笑)あちこちで洗濯物がそよそよ(笑)。ちらと思ったのだが、監督かトム様かどっちかが押井の攻殻機動隊あたりに影響を受けてるんじゃ……?そういやIMFのボスはマトリックスのモーフィアスだったし!!(本当はローレンス・フィッシュバーンという名前らしいが、「モーフィアス!」としか出てこない。今回も見るたび「モーフィアスだー」と思ってたし、きっと今後もずっとそうだ。出てくると「モーフィアスがこんなところに!」と思われるってゆー……)あらすじとしては、まあ。まあ。途中であんなエピソードを噛ませると、「ああ、あいつは黒幕じゃないんだな」ってわかっちゃう也(親切設計ってやつ?)。だいたい「なんでそーなるの?」という穴もいくつかあると思うし。説明は一応できるんだけど、「そこまで……?」って必然性があるかどうかアヤシイ……(笑)。なにより、第1作からこの第3作まで通して、毎回●●の人間が●●なのはどーかと思うが。でもまー、一箇所、しっかり騙されたところがあったから、よしとするかー。あそこだけは本当に騙されたもんなー。ああ騙された(笑)。注:「騙された=面白かった」どーでもいーがイーサン、お前のやり口は派手すぎだ。とても諜報部員とは思えない。新人相手の教官なんてやってないで、まずは自分が「隠密行動」の意味を勉強するところから始めたらどうだ。「スパイもの」ジャンルにはとても入れられない、肉体労働だらけの映画だった。面白かったけど、観ていて疲れた(笑)。で、これだけ派手派手にやっておいて、最後に犯人殺すのが×××ってのも笑える(笑)。いいのかそれで?ところで主人公イーサンが働く諜報機関IMFの綴りが Impossible Mission Force とは、今回初めて知った。うそでしょそんなマンガのよーな名前だなんて(笑)。終わり方もマンガっぽかったかな(エンターテイメントだからいいんだけど)。割引で1000円くらいで観るのがオススメ。
2006.06.21

写真がやや暗い。実際には黄と緑の重なりがばっちりわかっちゃうこの間から書いてるTシャツくん話。「そうだ、実物の写真をアップすればいいんじゃん!」と、やっと気付き、遅まきながらとうもろこし柄を掲載することにした。……もっと大きいサイズの写真にすればよかったかしら。こうして遠巻き(?)に写真で見るとマトモかも。でも実際は、黄色い部分と緑の部分が重なっているところは「重なってますぅー!」というのがばっちりわかって、黄色いトウモロコシの輪郭がいまいち美しくなく仕上がってしまった。自分では「味がある」と(無理矢理)思うことにしているが。蛍光インキの黄色にしたのが間違いだっただろうか。普通の黄色にすればもうちょっとよかったのかな(でも緑が蛍光だったので、黄色も同じ蛍光インキにしてみたかったんだもん)。これだけの時間をかけて「とうもろこし」Tシャツしか作ってないみたいに思われるかもしれないが、一応ほかに「仮面(これは最初に書いたか?)」「鳥戦士」「さる」「チャンカイの太陽」まで製作済みである。気が向いたら写真を載せるかも。まぁ……もしもこんなTシャツを見てみたいという奇特な方がいらしたら、ギャラリー犀の「Tシャツ展」に出品するので、ぜひご来場ください。(私ゃフランス旅行中で会場には全然おらないけど……すみません)案内のハガキが欲しい方は、私書箱からご連絡を(いらっさらないとは思いますが)。◎ Tシャツ展の情報 ◎場所:ギャラリー犀(東京・三鷹)会期:2006年7月14日(金)~26日(水)▼ギャラリー犀のサイトはこちら(まだTシャツ展の記事は載ってない)http://www.mmjp.or.jp/saito/pageFiles/sai0.html
2006.06.20
Tシャツくんと奮闘中。多版刷りにも挑戦してみた。まずはとうもろこしの図案から。この図案ではバックにエスキ・ヨルジュ(Eski Yolcu)のロゴを入れ、その上にとうもろこしが鎮座ましますようになっている。毛抜き合わせは無理なので、エスキ・ヨルジュのロゴについては、上に重ねるとうもろこしの輪郭より数ミリずつ内側の範囲を白で抜くようにした。う~ん、言葉で説明するって難しい……。四角い枠の中をミドリにしたい場合、原稿ではそこを黒く塗りつぶす(■)。その上にたとえばキイロで「★」を置きたい場合、印刷では「★」の形だけ白く抜いた四角枠をミドリの原稿にする。そうすると「★」の部分はインクが乗らず、上から「★」を刷るとキイロが綺麗に出るわけだ。これを、本当にぴったりの形に白く抜いて、ぴったりに合わせることを毛抜き合わせと言うが、そんなんここではムリです(どきっぱり)。だから、上記の例でいくと「★」の形に白く抜く部分を、ちょっと細く(小さく)したわけ。ミドリとキイロが重なる部分が出てしまうが、「★」とバックの■の間に白い隙間ができることは防げるはずだ(逆に、重なりを避けてわざと白い隙間を多めに取るやり方もある)。なんか説明できたんだかなんだかよくわからんが、とにかくそんなわけで多版刷りにトライ。1版目を刷った翌晩、2版目を作って刷ってみた。……お?…おお?おおお?(汗)なんか自分が思っていたようにピタリと行かない(毛抜き合わせじゃあないが、それにしても…)。あっちを合わせるとこっちが合わず、こっちを合わせりゃあっちが合わぬ。スキマは避けたものの、なんとな~く位置の具合が……全部違うなり。これはたぶん、印刷する先が紙じゃなくて布だからだな。刷ってる最中に布がつれて歪んだり、刷ったあとに縮んで歪んだりするんだろう。う~む、そうか。やはり思い切り余裕のあるデザインにすべきなのか。反省。(実は単に技術がないだけかもしれん)多版刷りはあと2種類残っているが、どっちもズレや歪みに対してはデザイン的に余裕があるはずだ(たぶんね)。この機にもーちょっとレベルアップできるとよいが……こんな短期にこんな少ない点数で、それはムリだろーな(笑)。
2006.06.19
えー、正しくは「house of liquid」というイベント名で、SLY MONGOOSEはいくつか登場するうちの1ユニット。有り難くもタイムスケジュールがウェブで発表されていたので、SLY MONGOOSEの出番に合わせてリキッドルーム恵比寿まで行ってきた。かっこいいなあ、もう!!(う~ん、他に書くことないな)6人が6人、どの楽器もかけがえのない音を出し続ける。その中でも一番大変なのはたぶんドラムスとパーカス。だって他の楽器は休憩を入れられるけど、ドラムスもパーカスもぶっとおしなんだもん。でもこのリズムがなかったら曲が曲じゃなくなるんだよね。さらにドラムスはソロもなくて、このユニットの中ではかなり地味なパートだけど、抜けたら一発で曲が死んじゃう。曲はみんなワルっぽくてかっこいい。私は踊りにはまるで興味のない人間だけど(ダンスは基本的に観るだけ)、それでも揺れちゃうしこの場にいられて嬉しいと思う(ちなみにほとんどは踊りに来てるっぽい、house of liquidだし)。もっと売れてもよさそうなのになー。いいなあホントに。何度聞いてもカッコイイ。他に言葉が出てこない(←語彙貧困)。どこまででも聞きに行きたい気分。でもさすがに北海道は無理(汗)。また東京でライブしてくれないかな。それが高望み(?)なら、とにかく活動を続けてくれればいいや。次のアルバムにも期待(プレッシャー)。というわけで私はSLY MONGOOSEだけを聞きに行ったのであった。出番が終わった途端に帰ってしまったのであった(まだまだ続いてたんだけど)。チケット代が高くないからできるこの贅沢(笑)。
2006.06.18

卵で隠れてよく見えない(笑)レシピの写真がおいしそうだったので作ってみた。キャベツはざく切り、にんじんは長さ3センチの薄切り、小松菜は根を落として長さ3センチに切っておく。フライパンに油を熱して卵を入れ、ざっとかき混ぜたらいったん取り出す。えーと、なんだっけ、空いたフライパンににんにくと豚バラ肉を入れて炒めるんだっけ。塩コショウして、にんじんとキャベツも追加。野菜にも油が回り、火が通ったら、中華スープのだし汁(私は粉末だしとお湯にした)、オイスターソース、しょうゆ、砂糖、酒を入れ、煮立ったら小松菜を入れてざっと炒める(煮る?)。片栗粉を水で溶いて回しいれて、最後に取り除けておいた卵を戻し、ひと混ぜしたらできあがり(たしかそんな感じだったよーな)。丼にご飯をよそい、その上から中華あんをかけた。卵があるとなんだか綺麗に見える。お味も結構いけます。あんまりしょうゆを入れすぎないほうがよさそう。控えめにしたらちょうどよかった。
2006.06.17
Tシャツくんで刷ってます。仮面に引続き、現在とうもろこし柄を刷っているところ。二版刷りの一版目だ。しかし。あとでよく見たら、中心が合ってない~。Tシャツの中心と絵柄の中心がずれてるよ~。刷っている最中は、「スクリーンがインキで目詰まりする前に!!」と急いで必死に刷るから、今刷った作品が位置が合ってるかなんて確認してる余裕がないのだね。なんてったって初心者だし(←醜い言い訳)。今回のズレは、最初にスクリーンに原稿を貼った際に中心がかなりずれており、それを意識しないままスクリーンフレームの中心とTシャツの中心を合わせて置いてしまったことが最大の原因だろうと思う。というわけで、次回から同じミスを避けるために、原稿とスクリーンは必ず水平と中心を合わせて貼りあわせる!これがあたりまえのようでいて難しい。そっか。スクリーンの裏から原稿を裏向きに貼るから難しいのかも。原稿を表に向けて机の上に置いといて、その上にスクリーンを載せるようなかたちで位置決めすればいいんだ。次回、やってみよう。待て続報(?)。
2006.06.14
Tシャツくんのインキと、パネル(刷るときに布の下に入れておく下敷きみたいなもん)を追加購入することにした。本当は安く上げるために、インキは購入する色数を減らして混色で対処しよう、パネルもただのアクリル板を買って代用できるように仕上げようなどと考えていたのだが、やめた。ふと気付いたから。今の私には時間のほうがはるかに貴重だ。というわけで、自分の時間をお金で買ったのだった。5千円強(涙)。色だってもう、メーカーが出してるインキそのままの色だけでやるんだ。どーせ初心者だし。そーとも、初心者なんだから!(←醜い言い訳)さっそく蛍光ミドリのインキで刷ってみた。わぁお。本当に蛍光だ(汗)。目に優しくないかも。でももうあともどりできない(笑)。待て続報(?)。
2006.06.12
7月に開かれる「Tシャツ展」に今年も参加する。今年はアイロンプリントをやめて、レベルアップをはかろう!ということで、最近流行り(?)の「Tシャツくん」を購入してみた(高かった…)。使ってみたら、けっこーめんどい。(まぁそれでもホンキでシルクスクリーンやること考えたら簡易化されてるんですが)スクリーンに気を使うのもヤだけど、私はあのブラッシングがヤだな。スクリーンを感光させたあとで、刷毛に水を含ませてブラッシングし、それで感光してない部分を洗い落とすわけだが、思ったより時間もかかるし神経も使う。しかも感光から印刷まで同じフレームを使うから、「こっちで刷っている間に別の原稿を製版しておく」なんてことができない!(フレーム買えばできますが高い…)これは誤算だった。製版した原稿分から順番を考えて印刷していかないとならず、すごく面倒なことに……。そして洗ったり乾かしたりする都合上、一晩に一版しか刷れない(!)。しまった、こんなことと知っていたら……。やはり私みたいなものぐさくんには、プリントゴッコのほうが合っていたのか…?(と思ったところで後の祭り)プリントゴッコは1枚のスクリーンで最大10枚しか刷れないと言われ、コスト高ゆえに諦めたんだけど、多少コストがかかってもプリントゴッコでちまちま作るほうが分相応ってモノだったかも……(もう遅いって(笑))。とりあえず仮面を刷って、2枚ともちょっとずつ失敗した(笑)。でもTシャツ展には出しちゃうんだ。できればあと6種類作りたいんだけど、そのうち3種類が多版刷りだから、えーと……。ま、間に合わないかも(汗)。待て次号(?)。
2006.06.10
■指揮:フィリップ・ヘレヴェッヘ■演奏:コレギウム・ヴォカーレ■独唱:ヨハネッテ・ゾマー(ソプラノ)、ダミアン・ギヨン(カウンターテナー)、ユリウス・プファイファー(テノール)、トーマス・E・バウアー(バリトン)■日時:2006年6月8日(木)19:00~■会場:東京芸術劇場 大ホール■曲目:ミサ曲ロ短調バッハの合唱曲の中でも究極の作品と名高いミサ曲ロ短調(略してロ短)。実はこの曲、私にはよくわからない。マタイのようなドラマチックさや平易さがないからか。(受難曲とミサ曲を比べるのはおかしいかもしれないけど)というわけで、「難しい傑作」というイメージのまま聞きに行くことに。前半は結構よく寝た(おいおい)。でも途中でコルノ・ダ・カッチャの吹奏が始まったら眠れなくなった。悪い意味で。なんかな~。音がちゃんと出てないとゆーか。BCJ定演の感想なんかで何度も書いているように、古楽器の金管がすごくすごく難しいらしいことは一応承知しているつもりである。そうなんだけど、むう~。あまりの音の出なさ不正確さに、バリトンのアリアに集中できない(苦笑)。それともここが3階席なのがいけないのか? だからこんなぼわんぼわんとしか聞こえないのか?(芸術劇場でー?)でも音を外すのは席のせいじゃないよね…。というわけで、コルノくんの出番部分にはすごくすごく消化不良で悔いが残ったのだった。フルートも、2人いたのだが、どうも首席奏者っぽいほうがイマイチ。でもこれは3階席だったからかも。音がこもっちゃって、綺麗に聞こえてこなかった。フルートなのにー。もう一人の女性のほうはよかったんだけどなー。通奏低音はよかった(要だもんな)。オーボエもよかった。トランペットも。ヴァイオリンもヴィオラもしっかりしていた。あれ? 結局、ホルンとフルートの片方だけが不満だったのか?(笑)合唱は、美しいんだけど、ソプラノが強すぎないか……?(←ワガママ)テノールとバス(バリトン?)の存在が薄くて、ちょっと意外。テノールって他の合唱曲ではリーダーシップを取ることが多いのに、ロ短は違うの?そういえば内容と全然関係ないけど、合唱団員で一人だけ譜面を最初から最後まで持っていない人がいて、すごいと思った。あの長ったらしい曲をすべて覚えているんですか。確かに歌詞は同じ文言の繰り返しが多く、カンタータのようにたくさんの言葉を覚えなければならないということはないかもしれないけど、それにしても譜面なしとは…!アルトパートの、男性だった。今回最大の収穫は(個人的には)、カウンターテナーのダミアン・ギヨン。うう、いい声だ。こういう歌声って好き。最後に歌われるアニュス・デイのアリアもうっとりと楽しめた。アンドレアス・ショルの門下生らしい。今後要チェックだな。後半、ホザナからベネディクトゥスはまるでワルツを踊っているようだった。譜面がそもそも三拍子なんだろうが、演奏を聴いていると音楽自体がくるくると踊っているみたい。くるくるくる。それからしっとりとアニュス・デイが歌われ、最後に絢爛たる合唱(ドナ・ノビス・パーチェム)がやってくる。「ナニからナニまで感激ー!」というわけには行かなかったけれど(自分の側も勉強不足)、ヘレヴェッヘの指揮で一番気に入ったのは、終わりの部分の上手さだ。実はいろんな終わり方をしているはずなんだけど(最後を伸ばしたり縮めたり)、どれもこれも柔らかい。なんというか、尖った部分がひとつもない感じ。かといって、尾を引くような湿った部分もなく、どの楽曲の終末も文句ない出来だった。すばらしい。BCJでもこれをやってくれないかね(そういえば鈴木雅明が聞きに来ているのを目撃したな)。そしてやっぱりロ短は私にはとらえどころがなくて難しかった。懲りずにまた聞きに行けるといいが。
2006.06.08
その昔、彼らは貧乏旅行者の味方だった。今は全く違うらしい。フランスレイルパスなるものをいただいたので(まだ発券してないが)、モン・サン・ミッシェルへの往復だけTGV(フランスの新幹線)を予約してしまいたいとパスの提供元に伝えたところ、ダイヤモンド・ビッグ社(=地球の歩き方)を手配窓口として教えられた。それで、その担当に宛てて予約をお願いしたところ、なんと!パリ~レンヌ往復の座席予約だけで!!一人頭6,300円も請求してきた!!!パス使う意味ないじゃん。ちなみに、サイトで調べたところ、TGVの座席予約料は3~4ユーロくらい(6/7現在、1ユーロ=145円)。普通だったら一人頭1,000円強で済むわけだ。それが6,300円。手配の手数料が必要だとしても、このご時世にいくらなんでもぼったくりすぎじゃないの。さらに、もらったレイルパスは1等だけど、2等の自由席で前売りの安いやつを買えれば、実は50ユーロでレンヌまで往復できる。50ユーロって、7,250円でしょ(6/7現在)。予約手数料に1,000円足すと2等自由席の往復切符が買えるって、いったいナニごと?馬鹿にしてるよね。現在の「地球の歩き方」の実態はこんなもんなんだろう。いつのまにか、保守的な大手旅行社と化していたらしい。今後は名前に惑わされちゃいかんね、というお話。
2006.06.07
実際に行ったのは昨日だが、こちらで。前回、待ち時間の長さにあえなく敗れ、平日に復讐することを誓った展覧会である(←言い過ぎ)。さて、どんなかと思って行ってみたら、行列のぎの字もなかった。なんにも並ばずにスイスイ。(ちなみに行ったのは金曜日の午後4時40分ごろ)入ってすぐに、土器がどういう変化をたどったか、3期くらいに分けて典型例を展示してあった。親切だなぁ。好感度アップ。そして土器だらけの展示に突入。すごい、ユニークな土器だらけ。シャーマニズム的な信仰のもと、自然において力を持つと見なされた生物が繰り返しモチーフに現れる。たとえば、ナスカの人々にとっては、海で一番力のある生き物はシャチだったらしい。空がコンドル。そして陸ではなぜかサル…?あとはよく「ネコ科の動物」って表記があった。何故、かような表記になるのか不明。でも他の文化でも「ネコ科の動物」って図案は出て来るんだよね。なんなんだろう。まぁ、難しいことは何も考えなくても、土器の絵柄を見ているだけで楽しい。そのブロックにある土器の中からピックアップした文様を、装飾テープのように印刷して、展示ケースの上に貼ってあったのも面白かった。文様が、「こんな楽しい意匠なんです」とアピールされているみたい。ミイラのパートでは、子どものミイラでものすごく保存状態のいいやつについてビデオクリップが作られており、しきりと「黒目(虹彩)まで残っていた!」と強調していた。個人的には、イヤだな、眼球が残ってるの。しかも黒目まで。しかし彼らにとってはミイラってなんか日常的なモノというか……何しろ、首級をお守りにして持ち歩いた?ような話なので、悪寒を催すようなものでは全くなかったらしい。このへんは気候の違いなんだろうか。日本で死体を転がしておいたらジクジク湿って腐るだけだもんな。乾燥したところでは、ミイラでも骸骨でも死体ってこざっぱりした(?)イメージなのかも。(ちなみにナスカは砂漠であり、年間降水量は現在も0%を誇るって……信じられない)ミイラを通り抜けてしばらく行ったところに、大きな織物があった。墓の中で死体(棺?)をくるんでいたもので、3枚あって、どれも見応え十分だった。紅くて豪華で、複雑なモチーフを何度も繰り返している。ナスカ文化の前身、パラカスのものらしい(うろおぼえ)。ナスカも織物の技術は高かったらしい。今回、展示されていた遺物の中にも、杼(ひ)などの織物の道具があった。また、現在でも昔ながらの方法で機を織る人はいて、その写真も展示されていたような気がする。その後も土器やら装飾品やらをたっぷり眺め、最後に地上絵のパートへ。1室を使って、地上絵にはどんなモチーフがあったかを土器の図柄と比較しながら説明したり、白い砂を上に撒いて作ったようにイメージされがちな地上絵が、実際は表面の黒い石をどけて、下の白い土を表に出すことで描いていることを説明したりしていた。その次のスペースで、CGを自分で操作していろんな地上絵をモニタに映す体験コーナーがあった。これは操作が非常にやりづらく、しかも1回3分に制限されていたので(空いているとはいってもガラガラなわけじゃないから次の人に譲らないと)、あまりうまくできなかった。そして最後の部屋で、巨大スクリーンでナスカの地上絵を鑑賞。こちらもCGだ。バーチャルリアリティが売りだと聞いて、どうせいつもの程度よとたかをくくっていたら、これの出来は予想よりずっと良かった。これならまぁ、実写じゃなくても許せる。だいたいバーチャル画像は、見ると酔う(笑)。でもこれはそれが起きないように、画面展開のスピードをものすごく落としてあって、ゆったり見られるのがよかった。そのおかげで鑑賞そのものにゆとりができ、「よかった」と思えたんだろう。どこのイベンターがやったか知らないが、最近になくスマート。オーソドックスな展示なんだけど、「ひとひねりある」という。奇をてらうばかりの展示はもういいから、こういう良質な展示が増えてくれるといいのだが。このあと、同じく科学博物館内でやっていた「偉大なるインカ道《カパック・ニャン》写真展」も見て(「カパック・ニャン」とは、インカ時代のアンデスの主要道路のことらしい。現在世界遺産登録に向けて活動中)、ここまででだいたい2時間くらい。おお、のんびり見られてよかった。やっぱ平日はいいね。さらに欲張って、「熱帯雨林~その魅力と新鮮な驚き展~」とかいうのまで見てしまった。木……木……木がすごかった。種子もでかい。何もかもでかい。そして果物はうまそうだった。ナスカと関係ないけど(笑)。ナスカ展は6月18日(日)まで。
2006.06.03
3回目。今日は、ここへ行く前に上野の科学博物館に寄ってナスカ展を見たので(その話は後日)、着いたのが20時近くだった。うう、テーブルが埋まってるわ(笑)。空いたところに入り込んでキャロム開始。今日はちょっとうまく行ったかも。かも。少なくとも前回よりはましだったかも。かも。いや、前回よりはましだったはずだ! ダブルス組んだ相手に迷惑かけた度合いが、前回よりは減っていたはずだ!これはおそらく、腕が上達したというより、前回からあまり時間が空いていないせいと思われる。1ヶ月以上空けると、きっとまた元の木阿弥なんだ。今度はセッションじゃなくて毎週水曜のキャロムデーになんとか来て練習したいものだ(自宅で練習すりゃいいって説もあるが…)。はっ。だいたい7月のセッションは出られないんだった…!! 七夕なのに!!(関係ないけど)やばいなり。どうしてもどこかで行かねば。そして熱中していたら、いつの間にか23時を過ぎていましたとさ。私の家は割と近いほうだけど、それでも帰宅は午前様(笑)。お店の方はご苦労様。▼日本キャロム連盟のサイトはこちらhttp://www.carromjapan.com
2006.06.02
友人から招待券をもらったので、会社をあがってから行ってみた。神坂雪佳は明治から昭和にかけて活躍した日本画家であり工芸デザイナー。伝統的な日本の美である「琳派」を継承し、多大なる功績を残した……と、説明文に書かれているわりに、今まで脚光を浴びておらず、最近になって注目されるようになったのは海外での評価が高まったからとか。またか、日本画画壇。浮世絵と一緒やん。海外で評価されないと埋もれてっちゃうってゆー。展示は、まず光悦や宗達、光琳らの作品を並べ、続く系譜として神坂雪佳の絵画作品を、それから神坂雪佳の工芸品を陳列し、最後に「意匠」にスポットを当てたコーナーを設けている。神坂雪佳は「たらし込み」をよく活用する(もちろん対象によりますが)。かえでの葉や木の幹なんかには必ず斑(ふ)が入る。西洋だったらそれは写実的にするために入れるんだろうけど、神坂雪佳は違う。彼が葉っぱに斑を入れるのは、様式的な美しさを表現しようとするからなのだ。そしてそうやって斑が入ると、色彩の精妙さが現れるだけでなく、鑑賞者が視点を固定できなくなるという効果も現れる。なんかね、はっきりと見極められなくなるんだよね。だから全体的な印象のほうが、個々の部分よりも強く迫ってくる。琳派はそもそも画家というよりデザイナー集団だろうと私は思っているが、神坂雪佳もそれに洩れない。彼の絵で実現されるのは、現実的な訴求ではなく、様式美であり、ちょっとぼかしたような滑稽さだ。まぁ実は見てる間はそんなことどうでもよくなるんだけどね。何しろ作品は美しい。かわいいし(笑)。最後のブロックにあった「狗児」なんてほおずりしたくなるほどかわいい(笑)。私が一番好きなのは、ちょっとブサイクな正面顔の金魚だけど。両目がサイドに付いててなんともブサイク。すごくイイ。最後のブロックには中村芳中の作品も展示されていたが、すんごくおかしかった。芳中は江戸後期大阪で活躍した「なごみ琳派」と称される絵師だが、なにしろまるいし、ぼんやりだし、ほんわかしていておかしくて、なんで彼が琳派のなかであまり名を知られていないのかは謎である。私ゃ光琳よりもこっちが好き。「波に千鳥」の千鳥なんて、ぼわーっとして、ぼたぼたと空から落ちてきそうで、腹の中で笑い転げてしまった。総じて面白い展示だった。だいたい、こういう品の良い作品に囲まれると、なんだかホッとする(笑)。自己主張はあんまり激しくないし、品はあるし、こういうときは日本画っていいなって素直に思う。説明文も適当でよかったし、入場料800円なら支払っても損じゃない(私はタダで入りましたが)。私なんか、珍しく図録を購入してしまった。ちょっとびっくりしたのは、工芸品のいくつかの所蔵者が「高島屋史料館」になっていたこと。なんで高島屋に史料館があって、しかもこの神坂雪佳の作品が……?今のデパートからは考えにくいが、昔は商売のかたわら、それこそキュレーターのような役割を果たしていたのかもしれないな。6月5日(月)まで。最終日は18時終了。オススメ。
2006.06.01
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