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……どこにホタテが?知り合いからホタテの缶詰をもらったので、ありがたく調理することに(ごっつぁんです)。油でにんにくを炒め、香りが立ったらブロッコリーを入れる(丸ごとじゃないよ)。1分くらい炒めたら、塩と水を入れて蒸し煮する。ホタテも入れる。汁気が少なくなったら具を片側に寄せ、空いたところにXO醤を入れて香りが立つようにちょっと炒める。具とXO醤をさっと炒め合わせてできあがり。えー。XO醤の分量を間違えたのか、かなり辛口に。妹はうまうまぱくぱく食べてくれたけど、私は白いご飯がないと食べられない味の濃さ(苦笑)。なんか最近、味付けが濃すぎるかな~。レシピを盲信しちゃいけないのね。再び反省。
2006.04.29

ちと味が濃すぎた。反省今日の夕飯は豚ヒレとかぶの炒め煮。油をやや多めにひいたフライパンに、豚ヒレとかぶ(皮つき)を入れて焼く。かぶの葉もあとから入れる。かぶを丸ごと使えるのでお得な感じ(?)。たまりじょうゆがなかったのでカレー粉を少し入れたら、カレー風味になってしまった。本当はもっと違う味なんじゃ…?妹は気にせず、むしゃむしゃたいらげてくれたから、まいっか。スープはレトルトを牛乳でのばしただけだが、甘味があって美味しかった。
2006.04.28
書名:The Lion, the Witch and the Wardrobe原作:C. S. Lewis (著), Pauline Baynes (イラスト)外貨参考価格:$8.99 言語:英語ペーパーバック:189 p出版社:Harpercollins Childrens BooksISBN:0064409422;Collectors 版 (2000/08)内容 偉大なライオンのアスランがおさめるナルニア国で、ピーターやルーシィたちが白い魔女と戦う傑作ファンタジー。「英語が教科書みたいにわかりやすくて、簡単に読める」という母親の触れ込みで、読んでみた。確かに、非常にきれいな英語で書かれているのでわかりやすかった。児童書の鑑だ。さすがに何度か辞書を引いたけど、実は引かなくてもだいたい「こんな感じ」というのはわかる。というわけで、あなたもチャレンジ!(笑)話は……上記「内容」のとおり(えぇー)。あとは読んでください。なんというか、最近ありがちな余計なモノ(余計なカッコつけとか余計な残虐性とか余計なスペクタクルとか余計な煩悶とか友愛や憎悪の余計な強調とか)がいっさいなくて、シンプル。シンプルイズベスト。ちなみに、うちにある本は父親が買って(=古い)何度も読んだやつなので、もうボロボロ。会社との往復のときに読んだんだけど、いつ分解するかとそっちもハラハラしてしまった(笑)。▼この本はこちら(ペーパーバック)。7時間くらい?www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0064471047/ref=amb_left-3_39760906/250-8682353-5364218
2006.04.27

タイタス・アンドロニカス再演である。初演とは少しキャストが異なる。大きな違いは、マーカスが壌に、エアロンが小栗になったこと。前回もそうだったはずなのだが、今回は「親が子に向ける愛情」がとりわけ目立った(私には)。ゴートの女王タモーラの、殺された長男も含めた息子たちへの愛。タイタスの息子たち、そして娘への愛(二十数人の息子を持ちながら、登場時点で4人しか生き残っていないというのは、考えてみれば壮絶な話だ)。エアロンの赤ん坊への愛(なぜか今回はこれが非常に印象深かった)。前回とくらべて、ラヴィニア(真中瞳)がイマイチだったかな~。前回のほうがもっと悲しみにくれられたような気がする(泣けることは泣けるけど)。あと、口に棒をくわえて告発するところ、あの書き方があまりにぞんざいだったよーな。マーカス(壌)は「あ、マーカスって綴ってるのかな」とわかるのだが(私は後ろのほうの席だったけどこういうのって案外わかるものなのだ)、ラヴィニアは線を引っ張っているだけのようで「書いている」感じがしなかった。そういや主演の二人に隙がなくて、見ている最中は自然に流れてしまったが、やっぱり謎は解けなかった。タモーラともあろう者が、なんだってタイタスが狂っているとやすやすと信じてしまうのか?あの「復讐の女神」に扮して尋ねていくところがどうにもわからん。いまだに。(実は上記ラヴィニアの告発も、脚本読んでると「強姦されたことなんかわかりきってるのに今さら何言ってんの」って感じなんだけど、今回はタイタス(吉田鋼太郎)が「強姦されたことがお前を『一番苦しめている』のだな」というところに非常に力点を置いたため、「今さら何を」と思わずに済んだ)エアロンは、前回のエアロンが凄かったのでそれに比べてちと物足りなかったかな。どっちかってーと今回のエアロンはただの若造って感じ(笑)。もっと悪くならなきゃ(笑)。希望としては、こっちがつい憐れみを催すくらいまで。と、いろいろ物足りない部分なんかもあったはずなんだけど、終わってみたら立って拍手していた。自分で自分がよくわからない。何かがストレートに伝わったってことかにゃ~(汗)。初演3回見てるからこれはもう4回目になるんだけど、それでも毎回「面白い」と思えることは確かだし、ま、いいか…。さて、今日は舞台が跳ねた後でシェイクスピアのソネット(詩の一種)の朗読会があった。4月26日はウィリアム・シェイクスピアの洗礼名が付いた日らしく、まぁ誕生日と考えてケーキにろうそくをたて(あれ、だれが食べたのかな~)、主演の6人が2人1組で代わる代わるにソネットを朗読。シェイクスピア研究家のカワイ先生の司会で進んだ。6編くらい読んだかな。さすが、こういうときって壌さんはダントツで上手い。麻実れいや吉田鋼太郎も悪くないけど、やはりダントツでしょう、声の深みが違う。結局、全部終わったのは10時50分。19時から始まってほぼ4時間。やるほうもご苦労だけど、最後までつきあって見た大勢の観客もまぁご苦労だったこと。ちなみに私が帰宅したのは12時を過ぎていた。登場人物が身につける鎧。ロビーの衣装かけにたくさんぶらさがっていた。
2006.04.26

7月の旅行に関する書類が届いた。それらと一緒に、パリの四つ星ホテル・ムーリスからのプレゼントも送られてきた。写真の、犬のぬいぐるみがそう。身長12センチくらいのかわいいやつだ。ホテル・ムーリスのシンボルは犬だけど、あれはグレイハウンドだったと思うから、これはまた別らしい。単にホテルのマスコット? いちおう犬にこだわっているんだろうか。フランス旅行の際は、お留守番をお願いすることになるだろう。そして、自分では何もしないのになぜかぬいぐるみが増えていく。年に1匹ずつ。はるばるパリからやってきたぬいぐるみ。ピスターシュという名前らしい。
2006.04.25

最後の小松菜2株の収穫をさぼっていたら、ある朝、立派に花が咲いていた(笑)。すくすく伸びて、今や身の丈も70~80センチくらい。花の房も1株に3つくらいある。おひさまのような黄色。会社の同僚に「花が咲く前に菜の花として食べればよかったのに」と言われ、しまったと思うが時すでに遅し。そうか。アブラナの菜の花じゃなくても食べられるのか。ああ、菜っ葉も花も食べ損ねた(笑)。さすがに花も終わりそうだが、このまま放っとくとタネが取れるんだろうか?写真は10日ほど前のもの。今はもっと背が高い
2006.04.24

味噌汁は、実家でもらったほうれん草と余ったあぶらげで今日は大根と鶏の煮物と、たけのこご飯を作ってみた。煮物はフライパンで。26センチだか28センチだかのフライパンなのでかなり入るのだが、どうも大根が多すぎたらしく大変だった。まぁ大根は下茹でしてあるから、あとは味がしみるかどうかだけなんだけど。鶏を焼き色がつくまで両面焼いて、大根入れて長ねぎ入れて干ししいたけ入れて、レシピにはなかったけどインゲンも入れて、酒と砂糖と醤油と塩と(本当はみりんも入るが酒と砂糖を増やして代用)、干ししいたけの戻し汁を入れて、蓋をして弱火でくつくつ30分くらい。最後に半熟玉子を入れて、玉子に色がついたらできあがり、らしい。本当は半熟玉子を入れるまえに火を止めるようだが、入れてからも不安でくつくつさせてたらゆで玉子になってしまった(当たり前だ)。美味しかったからいいか。たけのこご飯は、ゆでたけのこ(母からゲット)の薄切りと、湯抜きしたあぶらげの細切りを、だし汁と薄口醤油(ないので普通の醤油で代用)と砂糖とみりん(ないので酒で代用)でじっくり煮る。でも全部水分飛ばしたらダメ。味は甘口にするけど、濃くしないほうがいい(醤油は量を控えたほうがよさそう。私は塩を入れた)。煮上がったやつを、あつあつのご飯にかけていただく。甘くて美味しかった。(本当はこれに木の芽をたっぷりかけるらしいが、無かったし、さほど好物でもないのでそのまま食べた)しかし、両方とも甘い味付けだったのはナニかな。ちゃんと組み合わせ考えないとな……。あっ、そうだ、大根の皮できんぴらを作ったんだ。辛いの。でも私には辛くて(自分で作っておきながらナンですが)、ご飯を大量に消費するためちょっぴりしか食べられなかった。その後、妹におすそわけしようと持っていったら、おすそわけどころかその場で全部なくなってしまった。
2006.04.22

昨年、むべの実を日記でちらと紹介したと思うが、今年はその花も毎朝目にして楽しんでいる。こんな小さい白い花から、あんなでっかい紅い実が生るんだなぁ(笑)。左下の白いのが花の一群。他にもたくさん付いてるから、実もたくさん生りそう?
2006.04.19
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書名:電子の星(池袋ウエストゲートパーク4)著者:石田衣良出版社:文藝春秋(文春文庫)発行年月:2005年09月ISBN:416717409X本体価格:514円(税込539円)読了は昨日(4/16)だが、こちらで。あらすじ アングラDVDの人体損壊映像と池袋の秘密クラブの関係は?マコトはネットおたくと失踪した親友の行方を追うが…。通り魔にギャングの息子を殺されたジャズタクシー運転手に告知された悲惨な真実とは?「今」をシャープに描く、ストリートミステリー第4弾。切れ味、スピード、さらに快調。 収録: 東口ラーメンライン/ワルツ・フォー・ベビー/黒いフードの夜/電子の星前回の不平が聞こえたのか(時間的にそれはありえないんだけど(笑))、この巻にはちゃんとラジオも吉岡も負け犬も出てきた。なんだ、路線が変わっちゃったんじゃなかったんだ。ヤツらを忘れたわけじゃなかったんだ。おかげで池袋西口らしいちっぽけな感じが戻ってきた(小さいからこそ余計にほのぼのできるのだ)。1話目は、タカシのボディガードをしていた双子がラーメン屋を開いたが、ネット上で営業妨害を受ける事件。営業妨害の阻止と、ラーメン屋の人間模様との2本立てになっているところが上手いかな。2話目は、あらすじにある「通り魔にギャングの息子を…」の話。許す人間がだれよりも強いという、イイ話だが、本当にこんなに誠意ある人間がいったい現在どれだけいるのか(苦笑)。3話目は、ビルマ人の少年を助けようとしてマコトが悪知恵をめぐらす話。尊敬できるかどうかは金や髪の量には関係ないという言葉が好きだ。4話目は、あらすじにある「アングラDVD…」の話。一番長い。みどころは、悪趣味な敵をどうやって撃退するかではなく、立派な負け犬ができあがっていくその過程。面白かったがこれ以上感想を書くとつまらなくなるから、あとはご自分で読んでください(笑)。▼この本はこちら。2時間半(あっという間)。
2006.04.17

昨日は祖父の十三回忌だった。祖母の家に子どもと孫(&ひ孫)が集まって法事を執り行い、私だけそのままそこに泊まった。昨日とは打って変わった天気の良さ。片付けなど手伝ったあとで庭に出て、椿の花を携帯のカメラで何枚か撮ってみた。それは見事な咲きっぷりなのだ。木には鈴生り(花にこの表現使うのってヘンだな…)、下にもすでにたくさん落花している。いったいどれだけ花を付けたんだろう。ちょっぴり重そうに見えた(笑)。つばきのお裾分け同じ木にまだらとピンク一色の二種類が咲いていたピンク椿のアップ(上とは違う木)白い椿の木もある。全部で5本くらい
2006.04.16
書名:骨音(池袋ウエストゲートパーク3)著者:石田衣良出版社:文藝春秋(文春文庫)発行年月:2004年09月ISBN:4167174081本体価格:543円(税込570円)読了は昨日(4/14)だが、こちらで。あらすじ 世界で一番速い音と続発するホームレス襲撃事件の関係は?池袋ゲリラレイヴで大放出された最凶ドラッグ「スネークバイト」の謎とマコトの恋のゆくえは…。現代のストリートの青春を生きいきと描き、日本のミステリーシーンに新しい世界を切り拓いた、ご存知IWGP第3弾!ますます快調のTV化話題作。収録: 骨音/西一番街テイクアウト/キミドリの神様/西口ミッドサマー狂乱相変わらず面白い。ものすごいスピードで読める。この本のオススメは4本あるうちの2本目。なぜオススメかといえば、マコトのオフクロさんが活躍するから(笑)。ぜひ読んで。どれもこれも面白いんだけど(しかもかなり社会的)。何かちょっと物足りなさを感じる。何だろうと思っていたが、この巻の4本ではタカシの出番が異様に多い。そりゃ私だってタカシは好きだし出番が多ければ嬉しいけど、彼の出番がこんなに多いと、物語のスッキリ爽やか感が減ってしまうのだ。つまりあれだ、前の巻ではバリバリに活躍していたヲタク連中や、少年課の万年ヒラ刑事吉岡など、社会の底辺の人々(ごめん)の出番が全然なくて、「社会的には見向きもされないような小さな連中がコトを成し遂げてしまう」というあの痛快無比さがなかったのだ。タカシもサルもアウトサイダーであることは同じだけれど、「兵隊」を持ってるからなぁ。まぁ、この号の4本は今までと比べてより社会的で、局部に限定しながらも問題の本質はでかいものだったから、そういう力のあるヤツを動かさないと話が動かなかったのかも。でもやっぱり「見向きもされない、社会的地位も力もない奴らが立ち上がって自分の街を守り抜く」っていうおとぎ話がいいなぁ。もうこの路線は捨てたのかなぁ。と、不満をこっそり心の中で漏らしていたら、次の巻で逆襲された(笑)。待て次号。▼この本はこちら。3時間~3時間半くらい。骨音
2006.04.15
■演奏:バッハ・コレギウム・ジャパン■独唱:クリスティーナ・ランズハーマー&藤崎美苗(ソプラノ)、ロビン・ブレイズ&上杉清仁(アルト)、ゲルト・テュルク&ヨハネス・クリューザー(テノール)、ペーター・コーイ&浦野智行(バス)■日時:2006年4月14日(金)18:30~■会場:東京オペラシティコンサートホール(タケミツメモリアル)■曲目:マタイ受難曲いつになく印象の悪い公演だった。まず、自分が悪いのだが、いつもと同じ19時始まりのつもりで遅れて行ったため、入れなかった。25分遅れた私が30分待たされたということは、5分遅れの人なんかほぼ1時間待たされたということか?開始時間の変更に気付いてなかった同類は他にもたくさんいたし、そのくらい予測してもうちょっとなんとかできなかったのか(そりゃ遅れたのは自分が悪いんだけど)。これがBCJの指示だったら、BCJを恨む。しかも、今回初めてこれだけ外で待たされたことで、このホールのやり方がまるでなっていないことに気付かされた。我々は金を払って音楽を聴きにきているのだ全員。遅れようがそれは同じことだ。しかるにここのホールのスタッフどもは、平気でひどい騒音を立てる。ドリンクバーでは準備のためかしらんがビール瓶かワインボトルをガチャガチャ鳴らし、グラスを落としてガッチャンとそこら中に響きわたる雑音を立てるし、他の部署もザワザワ五月蝿い。極めつけは我々が中に入る5分前、ロビーの中ほどに仮設売り場を作るため大きなキャスターつきの机をガラガラとものすごい音を立てて移動させたことだ。あと5分待てばいーじゃねーか。そうしたら遅れてきたお客もみんな中に入るんだから。バカのうえに無神経。タケミツメモリアルは音楽ホールとしてはすばらしいが、そこのホールスタッフはサイテーである。きれいなカッコして丁寧に喋りゃいいってもんじゃないぞ。「他のホールでも似たようなものでは」と思うかもしれないが、それは間違いだろうと思う。少なくとも今まで、芸術劇場や文化会館で待機中にこんな五月蝿い思いをしたことはない(サントリーの大ホールはちょっとアヤシイが…)。百歩譲ってそれらがたまたま運がよかっただけだとしても、埼玉の芸術劇場だけは確実に違う。あそこは遅れてきた人が、中に入るまでも演奏を聴いて少しでも楽しめるように、映像と一緒にスピーカーできちんと中の演奏を流してくれるのだ(もちろん大きい音にはできないが)。お喋りするスタッフぐらいはいるが、できる限り音を立てないようにしていたと思う。今思えばまるで天国のような環境だ(オペラシティが地獄)。何も通夜のように静かにしなきゃならんと言いたいのではない。そうじゃなくて、遅れてきた客も音楽に耳を傾けたいだろうという気配りがされるかどうかの差なのだ。オペラシティにはそれが全くないとわかった。心の中でホールのランクを思い切り下げた(私が下げたからってどうということもないけど)。* * * * * * *肝心のマタイ。………………練習不足では?たまによくまとまったパートがあるかと思うと、お次はバラバラガタガタになってしまう。特に前半、これはホールの外で聴いていたせいもあるかもしれないが、てんでばらばらな感じの演奏が目立った。遅刻者が中に入れてもらってしょっぱなに聴いた、バスの浦野のアリア。これまで聴いた中でサイアクの出来。声質も良いし声量も割とある人だったのになんだこれは。まず声が鼻にかかってしまっていて、思わず「花粉症ですか」と問いたくなる。それはまぁ本当に風邪でも引いていたのかもしれないから、見なかったことに(もとい聴かなかったことに)しよう。耐えられなかったのは、「浦野くん教科書読んで」と教室で先生に指されて読んでいるような、あんまりなつまらなさである。なんでそんなつまらないように歌うんだ。ああつまらんかった。そのアリアだけかと思ったが、他もイマイチ。ピラトの台詞は堂々としていてよかったが、ペテロが情けなく「知らない」と繰り返すところはダメダメである。あのなー、ピラトなんかよりペテロのほうがよっぽど重要なんだけど。何をどう表現したいのか全然わからない歌い方(つまり何も伝わってこない)。単に表現の幅がまだ少ないだけか?(うわ、エラソー……(汗)……ま、8枚もマタイを持っているとこれぐらいは言いたくなるってことで、ゆるして?)後半のアリアも前半よりマシとはいえ、楽器に負けていたし、もう少しなんとかしてくれ。もうちょっとで「金返せ」と言うところだ。それを言わずに済んだのは、ロビン・ブレイズのおかげだった。イエスの予言どおり「あんな男は知らない」と三度否定してしまうペテロの台詞は、上記のとおりただの棒読み(棒歌い?)だったが、続くペテロの悔悟のアリアは素晴らしかった。こうやって書いているだけでメロディが鳴り出すくらいだ(ホントですって)。私はどっちかってゆーとカウンターテナーだったら「頬の涙が甲斐なしとあらば」のアリアのほうが好きだったのだが、それを吹っ飛ばすくらい良かった。非常に抑えた歌い方で、けれど楽器に負けることなく後方まで声が届く(あれ不思議だよなー上手い人ってどーして小さい声が後ろに小さいまま届くのかなー)。生真面目で面白味のほとんどないストレートな歌声が、なぜか切々と胸を打つ。このアリアで他はすべて許せると思った(くらい強烈だった)。なんかマタイを聴くたびに「私って鈴木雅明とは合わないのかも」と思う気がする。今回一番気に入らなかったのは、楽器がところどころでバラバラになるところと(でもこれは指揮者のせいじゃないかも)、コーラスのボリュームを総じて上げすぎるところである(これは指揮者、もとい演出の責任だろ)。だってハーモニーにならないんだもん。わんわんと響いて混ざって、一つの騒音になっちゃう。「バラバ!」のところなんか、全然美しく感じられなかった。すごくお気に入りな一節だけにチョー不満(笑)。期待して待ってたのに!あとでホームページを読んだら、第1グループを8人、第2グループを12人にして、アンバランスさがどう響くかやってみたいとかって書いてあったけど、アンバランスも何もあんなボリューム上げたら何もわからんだろ。だいたい第1グループに声量豊かな独唱者が入ってるんだから、1人ずつ増やしたところでアンバランスさが出るわけもない。本当にやりたかったら2:3じゃなく1:2の割合にしなきゃ。ブツブツ。じーっと聴きながら、何がいつも合わないのか(鈴木雅明と)をやっと言葉にできたかもしれないと思った。実験に注力しすぎなのでは…?たとえば、初稿をやってくれるのは確かに面白いし興味深い(なんかいつもアルトが歌ってるはずのパートを一箇所バスが歌ってたよーな気がするし、聴いたことないコラールが前半最後にあったよーな気がするし、稿によってけっこー変わるんだと思うとワクワクすることもある)。が。実験的解釈でやろうとするのはいいけど、私は「受難曲」を聴きにきてるのだ。これが「受難曲」であるというポイントを、置き去りにしてないか?私はキリスト教徒じゃないし、あちらさんは真正のキリスト教徒なんだから、こんなことを思うのはまるで当たらないかもしれないが、とにかくほぼ毎回そういう印象を受けてしまうようだ。そんなわけで、わりと不満のくすぶる回だったので、今回はプログラムも買うのをやめた。いいんだ、あれだけ何度も聴くとだいたいどのへんでどんなことが歌われてるかわかるから(すごく大雑把だけど)。マタイ中で恐らく最も好きなアリア、最後の「心の中を清め、主を迎えよう」といった詞のバスのアリアは、今日の演奏ではすごく大人しかった。だいたいこのアリアは「歓喜」をもって歌われることが多いのだが(だから8枚持ってるとこのくらい言いたくなるんだって)、ペーター・コーイの歌唱はすンごく地味だった。その代わり、やさしい。とてもやさしさに溢れたアリアだったような……。ゲルト・テュルクは相変わらず好かったが、今回は中盤でほんの少し「ちょっと雑?」と思うところがあって残念だった。でもそれも演出かも。これまで言及していない他の独唱者は、まずまずの出来。悪印象はないが、さほど頭に残っていない。あ~どこかでBCJ以外のマタイを聴きたいな(ナマで)。それでBCJに戻れば、また新しい発見があるんじゃないかと思う今日この頃であった。(そういえば6月にヘレヴェッヘのロ短を聴きにいくんだ。今から楽しみ♪)
2006.04.14

ヘルシーな夕飯。鍋だと野菜がいくらでも食べられる白菜の日。これで白菜がなくなるぞ(笑)。キャベツがまる半分残ってるけど、まだもつだろう。白菜を半分程度に切って土鍋にぎゅうぎゅう詰めにし(どうせ縮むもん)、その脇に手羽元をころころ入れる。水を2~3カップ入れて(どうせ水気が白菜から出るもん)、中火で15分くらい。そうだ、この鍋のために実家からちんげん菜を分けてもらったんだった。というわけでちんげん菜も半分に切って、あとから鍋に入れた(白菜が縮んでくれないと入れるスペースがない(笑))。適当に煮えたところで、お皿に盛って、あとはかぼすでもかければできあがり。(本当はあく取りとかするんだろうけど、生協の鶏肉はほとんどあくが出ないのでやらなかった)すごい。なんて手抜きなんだ。それなのにとても美味しい。鍋ってスバラシイ♪明日の夜は手羽元2本とちんげん菜をもう一把追加しようっと。
2006.04.12
試写会に行ってきた。実は前から見てみたいと思っていたので、券が当たってラッキー。最近、ファンタジーというとCG駆使すりゃいーだろーとゆー嫌らしい風潮が伸してきているので、まともな童話作品が恋しかった。きっとこの映画がそうに違いないと踏んで出かけたが……。あらすじ ブラウン家のやんちゃな7人の子供たち。ママのいない子どもたちの最大の楽しみはナニー(乳母)へのいたずら。次々にナニーたちがやめていくけれど、その新しいナニーだけは違った。魔法のステッキを持つマクフィーが家に来てから、不思議なことが次々と起こり、ブラウン家の子供たちは素敵な魔法の力で生まれ変わっていく。パパは子供たちのために、気の進まない再婚を考えていたけれど、やがては家族に”ある奇跡”が訪れる。ナニー・マクフィーが見る人すべてを幸福にする魔法をかけてくれる……!思惑は当たった。面白い。イギリスの伝統的な児童文学を、そのまま映像化したような作品だ。色が綺麗だし(一緒に行った友人曰く「イギリスの田舎の屋敷って実はあんな感じだよね」)、子どもは可愛いし(これかなり重要。7人ともすごく可愛い。ナマイキで)、あちこちに「そんな馬鹿な」って笑いが散りばめられていて、ものすごく楽しめた。子役が可愛いのは最大の魅力だけど、脇を固めるオトナの役者がまた巧いんだな~。どの人物も実に「それらしい」人物像に仕上がっていて、登場シーンだけで笑えたりする。クイックリー夫人なんかもう、最高(笑)。ドレスはあんなだし自宅もあんなだし(映画見てください)。それにしてもエマ・トンプソンって才女だな~。マクフィーを演じている彼女(アカデミー賞を2度受賞)が、実はこの映画の脚本も書いている。うまいよ。いろいろ楽しかったところを書きたいんだけど、ネタバレになるのが嫌だなぁ。どっちかっていうとレビューを読むより観に行ってほしいからなぁ……。CG、もちろん使ってます。でも、ポイントでしか使わない。何から何までCGに頼ることはしていない。だから、見ていて「CGだぁあああ」という、なんといえばいいのか、不連続面に出会ったような感じが起きない。「こういう描写があったけど、あとから考えるとあれはCGだね」という程度。やっぱりこういうストイックな使い方がカッコいいなぁ(私には)。それから、映画を見ていると、「原作ではこんなふうに書かれていたんじゃないか」と逆向きに想像させられることがたびたびあった(映像化がうまいってことだな)。最後の「奇跡」で、ムニャ投げでムニャだらけになったのがみんな突然のムニャでムニャくなって、ムニャのムニャがムニャムニャに変わっていくところなんか、いいんだよねー童話らしくって(ってこれじゃ一緒に見た人も何が何だかわからんかも)。私は原作(『ふしぎなマチルダばあや』)を知らないけれど、どういうわけか原作の文をそのまま絵に直しているように感じられるのだ。話がよくまとまっていて、目にも耳にも楽しくて(音楽もよかった)、オススメ。特に、子どもと行くなら某ナルニアよりもこっちのほうが断然いい(誤解のないように書いておくと私はナルニア原作のファンです)。小さい子でも楽しめるはず。もちろんオトナも。試写会に来ていたのはオトナだらけだったが、あっちでもこっちでもしょっちゅう笑いが起こっていた。面白い映画は面白いのだ。▼いちおうサイトはこちら。でもサイトを見てもあんまり……実物見たほうが断然面白い。http://www.nanny-movie.jp
2006.04.11

本日の夕飯今日はキャベツの日。ベーコンを使って重ね蒸しにすることにした(これも東都生協のレシピから)。コーン缶もブロッコリもなくじゃがいもまでいつの間にやら涸渇していたので、代わりにミックスベジタブルを使うことにした。キャベツ・ベーコン・キャベツ・ベーコン・キャベツの順に鍋に敷いたら、水1カップ(?)とスープの素を入れて、落しぶたをして中火でコトコト。10分したらその上に玉ねぎの角切りとミックスベジタブルを入れ、好みで塩コショウをしてまた弱火でコトコト。これだけでできあがり。ああ、まさに私のためにあるような(ものぐさな)料理!(笑)推定1.7人分くらいできたのだが、残すと面倒だと思い全部食べてしまった。さすがにお腹がいっぱいで苦しかった。
2006.04.10

スープはインスタント。ものぐさなもので白菜とキャベツが余っていることに気付き、本日から白菜・キャベツ・白菜と退治していく。今日はまず白菜。東都生協のレシピを参考に、XO醤で白菜と牛肉と、長ねぎの代わりに九条ねぎとを炒めた。中華なべに油を熱したあと、XO醤とにんにくとしょうがを先に炒める。あとは肉を入れて炒め、白菜を芯から順に入れて炒めるだけ。あ、ねぎも。ミニ白菜半分がこれで消えた(残り半分…!)。一回で食べきるにはちょっと多いので(妹なら一発でなくなるが)残った分は明日お弁当にして持っていくことにした。中華っておいしい。XO醤は高かったけど、美味しくできたからまぁ善しとしよう。
2006.04.09
書名:死の家の記録改版著者:フョードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー/工藤精一郎訳出版社:新潮社(新潮文庫)発行年月:2004年10月ISBN:410201019X本体価格:743円(税込780円)読了は昨日(4/7)だが、こちらで。いや~………。時間かかりすぎ。実は2月から読んでるのだ。途中で辛くなって、石田衣良に逃げたのだ(2月15日の日記参照)。しばらく軽い楽しい本を読んで気晴らしして、やっと重い腰をあげた感じ。楽天でもamazonでも、なぜか出版社によるレビューがない。なんでだ。世界的名著のくせに。もしかして売れないから放置されてる…?あらすじ(文庫裏表紙より) 思想犯として逮捕され、死刑を宣告されながら刑の執行直前に恩赦によりシベリア流刑に処せられた著者の、四年間にわたる貴重な獄中の体験と見聞の記録。地獄さながらの獄内の生活、凄惨目を覆う笞刑、野獣的状態に陥った犯罪者の心理などを、深く鋭い観察と正確な描写によって芸術的に再現して、苦悩をテーマとする芸術家の成熟を示し、ドストエフスキーの名を世界的にした作品。このあらすじを読むと、監獄内の虐めのような陰惨極まりない事象が書き連ねてあるのかと思うが、そうではない。陰湿さはなく、書かれていることが酷な場合でも目を背けずにまっすぐ読める。だいたいあの、アウシュヴィッツのように、生理的に嫌悪を感じるような出来事はない。困ったヤツはいるけど、虐めのようなものは発生していない(貴族に対する差別はあるにせよ)。何が描かれているかといえば、人間である。獄中の人間。罪を罪とも思わないモラルの欠片もないような人間がいたり、そうかと思えば礼儀正しく心の優しい青年がいたり、類型は本当にさまざまである。ドストエフスキー自身、これまでにないくらい多くのタイプの人間を観察できたというようなことを手紙だか何だかに書いているらしい。その類型の観察は、その後の作品に強く影響しているという(by解説)。いろいろ、それはもう本当にいろいろとあるのだが、とりわけ興味深かったのは、「何よりも辛いのは、ひとりきりになる時間が全く持てないことだ」と書かれていたことだ。ひとりきりになれない。そのことが一番辛いと、確か『夜と霧』でも書かれていたと思う。時代も背景も入れられたところも全く違うけれど、全く同じ感想を持つということは、それが真実だからだろう。ひとりになる時間が持てるということは、贅沢なことなのだ。なんかもう時間が経ったら感想もわからなくなってしまった。面白かった。でも大変だった。それでも描かれているのが「ニンゲン」でありそれら「ニンゲンの物語」であるせいか、(キツイとは思いつつも)のめるようにして読めた。私はやっぱりドストエフスキーが好きなんだな~(たぶん)。バルザックと一緒で、読み始めるまでが長いけど、読み出すとツライツライと思いつつも、つい先を読んじゃう。だって面白いから。「どうなるんだろう」と思わされるから。そしてまた、彼らがとる立場、つまり文章の端々から感じられるヒューマニズムも、好きなんだろうなぁ。だから私にとっては、この本は監獄について書かれたものではなく、ニンゲンについて書かれたものなのだった。(なんかまともな感想になっとりませんが……荷が勝ちすぎたってことで勘弁して)▼この本はこちら(何時間かもうわからない……結構かかることは間違いない)死の家の記録改版
2006.04.08
3月末にあったゲーム系のイベントで、キャロムというゲームの紹介をしていた。インドが本場らしいが、他のアジア諸国や欧米諸国でも遊ばれている、わりと国際的なゲームらしい。(7月にフランスへ行くので、フランスのキャロム連盟のサイトを覗いてみたところ、オールフランス語で(当たり前だ)ほぼ何もわからなかったが、6月にヨーロッパ選手権があるらしいことだけわかった。何日にもわたって行われるためか、宿泊についても書かれているようで、本格的に遊ばれてるんだなと思った)私もその当日、会場で試してみた。これがなかなか面白くて、ミニトーナメントにも参加して、インド人とも対戦しちゃったりなんかして楽しんだ(3回戦で負けた…でも負けたその相手が優勝したからいいんだ)。紹介してくれていた人たちも感じがよかったのですっかり気に入り、毎月例会を開いていることをホームページで知り、遊びに行ってみた。室内にキャロムのボードが5台置かれ、最初は1,2台しか埋まっていなかったけど、20時ごろにはほぼ全部のボードがプレイヤーで埋まっていた。私も2,3組と対戦させてもらって、下手は下手だけど楽しんだ。いや~最近になくよく「遊んだ」わ、ホントに(笑)。ゲームは、ビリヤードをおはじきでやるような感じ(ちょっと違う?)。基本ルールは、盤上の駒(キャロメン)を先に四隅の穴に入れ終えたほうが勝ちというもので、キューみたいな棒ではなく、「ストライカー」と呼ばれるぶっつけ専用の駒を使い、指で弾いて駒(キャロメン)に当てる。これが結構難しい。おはじきを一度もやったことのない私としては、駒を打って駒に当てることがまずとんでもなく難しい。なんか曲がるんだよな~。思惑通りに飛んでいかない。巧い人になると(日本チャンピオンが来てました)、反射を使ったり、別の駒に当てることで玉突き状態にして目的の駒を落としたり、まぁいろいろやっていらっしゃいます。(私にはものすご~く遠い道のり……(笑))ホンモノの試合ではほとんど喋っちゃいけないらしいけど、例会では対戦相手とさんざんお喋りしつつ楽しく遊んだ。ストライカーも買っちゃったし、また来月行こうっと。▼日本キャロム連盟のホームページはこちらhttp://www.carromjapan.com/
2006.04.07

昨年10月から今年初めごろまで私が小松菜を育てていたことを、日記をお読みの方はご存知と思うが、その写真と文章をならべたものを「絵日記」として生協に提出したら(いちおう義務だったので)、ミニ文化祭みたいな場で賞を戴いた。名づけて「観察日記の王道で賞」(笑)。その賞品が郵便でやってきた。なんと小松菜の種である。……また一からやり直し?(笑)ほぼ通年播けるようなので、今残っている小松菜2株を取り入れたら、土を新しくしてまた植えるかな。これがその景品。だれかほしいひと、いる?(笑)
2006.04.06
今年もギャラリー犀で開かれるTシャツ展に参加することにした。それで今悩んでいるのが、機材。去年まではアイロンプリントで作っていたのだが、買ってもらった人に手間がかかるのも難だと思い、今年はどうしようかしらと悩んでいる。手間って、つまり、アイロンプリントで作ると、「色落ちするから他のものと一緒に洗うな」とか「冷水で」とか「冷水はだめ」とか(←メーカーによる)「アイロンをじかにかけたらあかん」とか、制約が多くてその後のお手入れが面倒なのである。それをお客さんに強いるのはやっぱり問題あるかねぇ……。もう一つ、問題があって、アイロンでしっかり圧着はするけどやっぱり剥がれることもあると思うのだ。でも剥がれたからってアマチュアだからアフターケアもようできんし。そういうことを考えると、今までは「シロウトの作品だから」と甘えさせてもらっていたが、見直すべきかな~なんて思ったり。考えているのは、家庭でできる(?)布印刷機材を導入すること。それで、プリントゴッコ(B5)か、「Tシャツくん」を買おうかどうしようか迷っている。プリントゴッコは慣れているし扱いが楽そう。ただ、価格が高い。初期投資だけかと思ったら、消耗品もあんまり安くなさそうだし。対するTシャツくんは、プリントゴッコよりは安い。また、インクの色が豊富だったり、プリントゴッコより印刷面が大きかったりと、利点も多い(やっぱり専用機だからな)。ただね~、扱いが難しそうなんだよね~。要するにシルクスクリーンだからさ~、「感光」とかきっちりさせなきゃいけなくて、水洗いもしなきゃいけなくて、私に扱えるかどうかアヤシイんだよね~。アーティストさんの中にも「難しい」と言ってる人が多い?ようだし……。というわけで悩み中。ものすごく悩み中。さあどうしよう。
2006.04.04
ラミダス猿人の骨(レプリカ)初公開!というわけで(どんなわけだ)行ってきた。初公開だし(レプリカといえども国の宝を簡単には見せてくれないらしい?)。入場無料だし。頼まれたし(おっと)。アイディア勝負のレイアウトで、狭い部屋ながらゆるゆる見ても20~30分。オトナには非常に楽しめそうだったが(すっごい気張って工夫を凝らしてあるから)、あまりの凝り様に、子どもには逆につまらないかも(笑)。骨の三次元CGがくるくるモニタで回ったり、デジタルな仕掛けもかなり活用されているけど、私と友人が一番面白いと思ったのは、段ボール紙のフレームに骨をビニールでパックして吊るしてあるところだった(うまく説明できない…実際に見るとわかります)。チンパンジーと人間の骨の違いを見るのがテーマだろうが、そんなことより骨パッケージがぶらぶら吊り下がっているのを見るだけで面白い。なんでこういうアナログが面白いのかね。でも展示って割とそうなんだよね。何十時間もかけて制作されたCGより、文物1点のほうが説得力を持ったりするの。これこそ「百聞は一見にしかず」ってやつだね。さておき、目玉のラミダス猿人の骨(レプリカ)を見た。入ってすぐ、人類の系譜を説明した展示に沿ってまっすぐ歩いていくと、突き当たりに玉座のように鎮座ましましている。歯のレプリカと、頭骨2種のレプリカ。歯のほうは、出土当時を復元しようとしてか着色が施されていた。まぁあの。骨(レプリカ)を見てもあんまりよくわからんですが。はるばるやってきたってことで(レプリカ作ったのは国内だけど)。面白かったけど、改善してほしいことが2点。人類の系譜のマークに、一部でオレンジ色を使っているが、これがものすごく見にくい。もうちょっと目立つ色にしてほしかったよ、Rちゃん(←客がいないから行ってくれと頼んできた関係者)。あと、壁際に「なぜアフリカの大地溝帯で発見されるのか?」というのがあって、壁づたいに読んでみたけどよくわからんかった。もうちょっとわかりやすく説明してほしかったよ、Rちゃん。展示は6月まで延期になったそうだが、土日もやっているのは4月16日までなので、興味のある方は今のうちがオススメ。空いてて無料でスバラシイ(笑)。ウニ・コレクションと標本の展示も同時にやってます。▼この展示のホームページはこちらhttp://www.um.u-tokyo.ac.jp/real/#schedule
2006.04.01
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