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・日経平均 10356.83(+191.62)・東1部売買高 23.94 (億株)・同先物 10370 (+170) ・同売買代金 17,434 (億円)・TOPIX 950.26 (+13.32) ・同時価総額 312 (兆円)・東証2部 2244.85 (+18.87) ・値上がり 966 ・日経JQ 1211.97 (+3.01) ・値下がり 578====================================================================== 31日の東京市場は続伸。日経平均は連日で年初来高値を更新した。米国株高、円高一服を受けて終日堅調に推移した。日経平均は朝方の買い一巡後伸び悩む場面もあったが、後場先物主導で上げ幅を拡大。ほぼ高値引けとなり、約10ヵ月ぶりに10300円台を回復した。月末恒例のお化粧買いも入ったとみられ、TOPIXは約19年ぶりの11日続伸となった。 来週は波乱含みの展開となりそうだ。ピークを迎えた主力企業の1Q決算は概ね良好で、業績回復への期待感から戻り相場が続く公算は大きい。日経平均は月足ベースで5ヵ月連続の上昇・プラスで上昇トレンドを継続し。約10ヵ月ぶりの高水準まで上昇している、その一方で、TOPIXは依然として6月中旬に付けた年初来高値に届いていない。それだけに、TOPIXがあっさり高値更新となれば、相場全体の騰勢を強めそうだが、高値更新に失敗すれば相場全体に利益確定売り機運が高まりかねない。また、直近の相場上昇で高値警戒感が台頭しているのも事実で、日経平均の移動平均乖離率が+6.6%に達している。さらに、指数が高値圏にあるにも関わらず相場全体の商いは膨らんでいないため、外部環境が悪化すれば急落するリスクを内包していることに留意したい。 来週のイベントをみると、国内では1Q(4-6月期)決算に引き続き注目だろう。31日のピークを超えたとはいえ、パナソニック、トヨタ、NTTなど主力企業の決算発表が続く。概ね1Q決算で好・不調業種などが明らかになりつつあるが、同一業種でも玉石混合の状況にあり銘柄選別は慎重にしたい。また、日米で発表される7月の自動車販売も注目だろう。足元で自動車を取り巻く環境が急速に改善しているため、販売状況に改善がみられるかどうか注目される。新興市場動向 謄落幅 出来高 値上り 値下り 変わらず日経ジャスダック平均 1211.97 +3.01 3673万株 332社 212社 78社マザーズ指数 463.39 -1.34 354万株 75社 91社 20社ヘラクレス総合指数 626.57 +2.15 1000万株 74社 65社 10社====================================================================== 31日の新興市場は、日経ジャスダック平均が4日ぶりに反発、マザーズ指数は反落、ヘラクレス指数は3日続伸。ネット関連を中心にマザーズ市場の主力銘柄で幅広く売りが出る一方、ヘラクレス市場では不動産関連株が値を飛ばして指数をけん引。ジャスダック市場では値上がり銘柄数が300を超え、値付け率も前日の75.3%→82.2%へ上昇するなど、物色対象に広がりを見せた。マザーズ市場では、売買代金首位のサイバーAが変わらず。OTSやクックパッド、スタートトゥデイ、NPC、日本風力開発などに買いが入ったが、ミクシィやフリービット、グリー、ACCESS、SMSなどが売りに押された。 ≪NY株式相場は反発・決算好感、GE大幅高、GDP発表控え伸び悩み≫■ダウ平均 : 9154.46 (△ 83.74)■ナスダック : 1984.30 (△ 16.54)■日経225先物 :10345 (△145:大証比)■為 替 : 95.55-60■30年債 : 4.415(▼0.097)■金価格 : 937.30 (△7.60)■WTI原油先物(期近) : 66.74 (△3.59)□売り :2560万株□買い :3160万株□買越し: 600万株国内投信のファンドマネジャーは「米GDPは大きく下ブレでもしない限り、あまり材料視されないかもしれない。強気の相場が続いており、経済指標についても良い方に解釈する見方が目立つ。来週の重要な経済指標が売り材料になっても下げは一時的。押し目では買いが入るとみる。マスコミも景気回復の報道が目立ってきた。向こう1-2週間の上値メドは1万1000円。下値は9500円とみているが、それは当面かなり遠のいた感じだ」と指摘している。・値上がり率上位10傑 |コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率| 1| 8895|アーネストワン | 437| 80| 22.41| 2| 8875|東栄住宅 | 569| 80| 16.36| 3| 6967|新電工 | 1493| 200| 15.47| 4| 8880|飯田産業 | 1271| 167| 15.13| 5| 8025|ツカモト | 99| 13| 15.12| 6| 6794|フォスタ電 | 1593| 200| 14.36| 7| 8606|みずほ証 | 346| 43| 14.19| 8| 8564|武富士 | 517| 60| 13.13| 9| 4321|ケネディクス | 36600| 4000| 12.27|10| 9704|東海観 | 38| 4| 11.76|・値下がり率上位10傑 1| 8577|ロプロ | 28| -3| -9.68| 2| 6423|ABILIT | 133| -12| -8.28| 3| 7270|富士重 | 382| -31| -7.51| 4| 8084|菱電商 | 557| -42| -7.01| 5| 6489|前沢工 | 229| -15| -6.15| 6| 7261|マツダ | 248| -16| -6.06| 7| 9783|ベネッセ | 4060| -260| -6.02| 8| 6436|アマノ | 844| -52| -5.80| 9| 6724|エプソン | 1456| -89| -5.76|10| 7974|任天堂 | 25320| -1510| -5.63|6925 ウシオ電機 1785 +111大幅反発。昨日は野村が投資判断を「2」から「1」に格上げ、買い先行でスタートしたが、決算発表を控えてその後は伸び悩んでいた。昨日発表の第1四半期決算を受けて、本日はドイツ証券が投資判断を「バイ」から「ホールド」に引き下げる一方、JPモルガンでは「ニュートラル」から「オーバーウェイト」に格上げで2100円目標としている。JPモルガンでは、第1四半期営業黒字はポジティブサプライズ、3Dシネマ市場拡大などにも期待しているようだ。8564 武富士 517 +60急騰。前日に第1四半期決算を発表しており、営業利益は96.1億円で前年同期比2.8倍、上半期予想の82億円を超過している。これを受けて、売り方の買い戻しなどが急がれているものと想定されよう。なお、前年同期に計上した利息返還費用が計上されていないことが大幅増益の背景、日興シティでは、今後貸倒費用を発生させる可能性なども高く、決算内容にはサプライズがないとの見方。6902 デンソー 2795 +80強い動き。本日の前引け後に決算発表を控えており、好決算先取りの動きと想定される。ここまで、日産やホンダ、系列部品メーカーの好決算が目立っており、連想感を高める動きのようだ。ちなみに、1-3月期営業損益は1220億円強の赤字、4-6月期のアナリスト予想は450億円の赤字から500億円の赤字のレンジとなっている。なお、本日マッコーリーが投資判断を「アウトパフォーム」に引き上げていることも支援材料につながる。なお、決算発表後は一時一段高となるも、大引けにかけては利食い売りにやや伸び悩む。6967 新光電工 1493 +200ストップ高比例配分。昨日決算発表企業の中では、ポジティブなインパクトが強いと見られる銘柄であり、買い物が殺到する状況になっている。第1四半期営業損益は12.2億円の黒字、通期予想は37億円の赤字予想から一転して73億円の黒字予想に上方修正している。第1四半期のアナリスト予想は20億円前後の赤字予想が大半であった。インテルの決算受けて先行き見通しへの期待感は高まっていたが、予想以上の上方修正といった形にも。・米、「移転価格税制」の摘発を強化 IRSの調査員を増員・米欧各国、金融機関の報酬規制検討 ボーナスを長期収益連動に・欧州で自動車各社、減産を緩和 トヨタ、英でワークシェア解消・イオンとセブン&アイ、PB原料を自前で調達 メーカーに供給・電機大手の業績、4~6月は改善 ソニー、シャープ 赤字大幅縮小・東アジアFTA、政府間で予備協議へ ASEAN軸、日中韓も参加・住信、日興アセット買収を正式発表 資産運用残高35兆円に・国産ナフサ、3四半期ぶり上昇 ナイロン樹脂など石化製品値上げへ・鉄鋼4社、下期に黒字化 減産緩和と在庫消化、計6千億円収益改善・ブリジストン、新素材の半導体ウエハーを来年量産 省エネ型・東京ガス、豪州でLNG権益取得 計300億円を負担・新型インフル対策、マスクや消毒液メーカーが供給体制強化・タカラトミー、模造品摘発で中国と連携強化 現地工場、厳しく監視・大成建設、高層ビルで太陽光を屋上から低層階に届ける新工法開発・ブリヂストン、新素材の半導体ウエハーを2010年から量産・オリンパスの4~6月、最終利益20億円に 4四半期ぶり黒字・コーエーテクモHDの4~6月、経常赤字2億円に・PCデポの4~6月、経常益4割増 サービスが好調・京セラの4~6月、最終赤字4億円に縮小 携帯向け部品が好調・昭電工の12月期、最終赤字465億円に 電炉用電極など苦戦・マツダと三菱自の4~6月期、最終赤字幅が縮小 新興国が堅調・日本精工、中国に精密部品の新工場 欧州では車部品工場閉鎖・オムロンの4~6月、77億円の最終赤字 制御機器など落ち込む・テルモの4~9月、純利益180億円に上方修正・NTTドコモの4~6月、純利益15%減 新販売方式の効果薄れ・ガイシの4~9月、純利益を20億円に上方修正 円安が寄与・富士通の4~6月、最終赤字291億円 通期営業利益を上方修正・昭電工、09年12月期業績予想は最終赤字465億円に悪化・関西電、10年3月期業績予想を下方修正、販売電力量の減少織り込む・大王製紙、10年3月期純利益35億円に上方修正 製造コスト減で・東洋水産の4~6月、純利益11%増 北米で即席めん事業が好調・ソニーの第1四半期は営業赤字257億円―会社計画上回るも、通期予想は据え置き・資生堂の4~6月、純利益58%減 国内・欧米の化粧品が不振・キッコーマンの4~6月期、純利益20%増 調味料の伸びが貢献・新日鉱HDの4~6月、純利益5割減 金属事業の収益目減り・信越化の4~6月、純利益71%減 電子材料部門、減収減益に・三井不の4~6月、純利益2.5倍に増加 分譲事業、42%増収・任天堂の4~6月期、純利益61%減の423億円・イビデン、9月中間期業績予想は最終40億円の黒字へ・ガイシ、9月中間期利益予想を上方修正・三井住友FG、4~6月期連結純利益25%増 債券運用益改善で・ソフトバンクの4~6月、純利益41%増 携帯電話事業が好調・住友信、4~6月期連結最終益121億円 有価証券評価損150億円・シャープ、4~6月期最終赤字252億円 液晶苦戦、太陽電池も赤字・住友商事、10年3月期第1四半期は大幅な減収減益に・ソニーとシャープ、大型液晶パネルの製造・販売事業で合弁契約・三洋電の4~9月期、連結営業赤字50億円に 150億円上方修正・ソニーの4~6月期、連結最終赤字370億円 ゲーム、デジカメが苦戦・丸紅、10年3月期第1四半期は営業利益6割減
2009.07.31
国際通貨基金(IMF)は30日、日米欧に新興国を加えた主要20カ国・地域(G20)の2009年の財政収支が国内総生産(GDP)比でマイナス8.1%まで悪化するとの見通しをまとめた。特に先進国は同10.2%で悪化が深刻だ。財政出動による景気下支えが当面は必要とする一方、中期的な財政健全化策を明確に示した国が少ないことに懸念を示している。 4月のG20首脳会合(金融サミット)は各国の財政監視で合意。IMFは今月8日にまとめた最新の世界経済見通しのデータをもとに、金融システム安定化策のコストなども盛り込んだ統一基準を使って、各国の財政見通しを分析した。 金融危機以前の07年のG20の財政収支はマイナス1.1%だったが09年には7ポイント悪化の同8.1%になった。10年以降は徐々に改善するものの、5年後の14年でも同3.1%にとどまり、危機以前の水準には回復しない。
2009.07.31
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 水泳世界選手は30日、ローマで男子200メートル平泳ぎ準決勝などが行われた。 クリスチャン・スプレンガー(豪)は、2分7秒31の世界新記録を樹立。 今までの北島康介の記録を0秒20更新した。 男子200メートル背泳ぎ準決勝では、入江陵介が1分54秒14の全体2位で通過 した。
2009.07.31
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ソニーは30日、2009年4-6月期の連結決算を発表した。 売上高は、1兆5998億円(前年同期比-19%)。 営業損益は、257億円の赤字(前年同期734億円の黒字)。 最終損益は、370億円の赤字(前年同期349億円の黒字)。 パソコン、ゲーム関連の販売不振、円高などの影響のため。
2009.07.31
●新興国の消費者が過去4年半で最大規模の大盤振る舞いをするなか、 一般消費財メーカーや小売業者が市場シェアを伸ばしており、ファンド マネジャーらは、次の優良株を探している。 英ガートモア・インベストメント・マネジメントによれば、韓国の自動 車メーカー大手で、小型車エラントラで知られる現代自動車のPERは 来年の収益を基に計算すると12倍となり、独自動車ダイムラーの半分 未満という割安な水準で取引されているという。 英アバディーン・アセット・マネジメントは、インドの日用品メーカー、 ゴドレジ・コンシューマー・プロダクツを買っている。アナリスト予測 によれば、ゴドレジの2010年の利益の伸びが、米P&Gの4倍にな るからだ。 こういった企業が頭角を現したのは、過去1年間で、ブラジルやロシア、 インド、中国(BRICs)といった国々での一般消費財の売り上げが 24%増加したためだ。一方、世界的なリセッション(景気後退)に より、世界全体では支出は3.3%減少している フジサンケイビジネスアイ 7月31日
2009.07.31
全国高校野球選手権広島大会決勝は31日、マツダスタジアムで行われ、如水館が広陵を2-1で破り、3年ぶり6度目の甲子園出場を決めた。
2009.07.31
<日経平均> 10,304.90 △139.69 <東証一部> 出来高 10億5,039万株 値上がり銘柄数 985 値下がり銘柄数 529 <為替> 95.32(11時) 米国株高を好感し日経平均10,300円台回復 本日の日本市場は昨日の米国市場が反発したことから買い先行で始まりました。日経平均は昨日の終値を100円余り上回り10,200円台後半で寄り付くと、買いが一巡するなか一旦は10,300円を前に上値が伸び悩みました。しかし、目立って弱含むことなく推移すると、日経平均は上値を切り上げ10,300円台を回復しました。その後日経平均は10,300円を挟んでの揉み合いとなり、結局10,300円を僅かに上回って引けています。 主力銘柄は総じて堅調です。電鉄、通信、電力・ガスといったディフェンシブ銘柄の一角に軟調なものがみられます。しかし、為替が円安に振れていることや米国株高からハイテクや自動車といった輸出関連銘柄が高く、商品市況の上昇を受けて非鉄や商社といった資源関連も値を上げています。また、鉄鋼や機械といった景気敏感株に加え、建設、小売、金融、不動産といった内需関連も堅調で指数を押し上げています。こうしたなか東証2部株指数、東証マザーズ指数、日経ジャスダック平均も揃ってプラスとなっています。 本日の日本市場は大幅続伸しています。昨日の米国市場が反発し年初来高値更新となったことや、為替が円安方向に振れていることを好感しています。また、主要企業の第1四半期決算に改善がみられ、一部企業に予想外の上方修正がみられることなどで決算への期待が高まっていることも支援材料となり、日経平均は10,300円台を回復しています。週末ということや今晩の米国市場で重要な経済指標の発表を控え様子見気分が強まりやすいなか、引けで10,300円台を維持できるかどうかが注目されます。
2009.07.31
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 厚生労働省は30日、2008年度の介護給付費実態調査を発表した。 介護サービスを利用したのは、451万6400(前年度比+14万6100人)。 過去最多。 利用者の内訳は、 介護サービスが、367万300人(同比+4万200人)。 介護予防サービスが、109万9700人(同比+5万5200人)。 (重複含む)
2009.07.31
7月30日<NYダウ>9154.46 △83.74<NASDAQ>1984.30 △16.54<為替:NY時間17時>95.56-95.58<日経平均前日終値>10165.21 △51.97 昨日の米国市場は反発しました。ダウ平均は、一部企業の決算が予想を上回ったことや、週間の失業保険受給者総数が前週比で減少したことを好感し上昇して始まりました。その後ダウ平均はさらに上値を切り上げると、一時は上げ幅を170ドル超まで広げ9,200ドルを回復する場面もありました。引けにかけて利益確定の売りが出て上げ幅を縮めたものの、ダウ平均は83ドル高から年初来高値更新となっています。また、ナスダック平均も堅調な展開から年初来高値を更新し、一時は2,000を回復する場面もみられました。 業種別ではS&P500主要10業種全てがプラスとなり、なかでも素材が3%を超える上昇となったほか、金融、資本財が2%以上上昇しました。個別では、決算が市場予想を上回ったマスター・カード(MA)が上3%近く上昇したほか、アナリストの投資判断引き上げを受けてゼネラル・エレクトリック(GE)が6%を超える大幅高となっています。一方で決算が予想を下回ったエクソンモービル(XOM)やトラベラーズ(TRV)が軟調でした。 本日の日本市場は続伸が予想されます。昨日の米国市場が反発し年初来高値更新となったことや、為替が1ドル95円台半ばへと円安方向に振れていることを好感しそうです。また、主要企業の第1四半期決算に改善がみられ、一部企業に予想外の上方修正がみられることなどから決算への期待が高まっていることもあり、日経平均は10,200円を回復し10,300円を試すとみられます。利益確定の売りが出やすいなかで、日経平均がどこまで上値を伸ばすことになるかが焦点となりそうです。
2009.07.31
♪♪♪♪…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━ 過去にしがみついて前進するのは、鉄球のついた鎖を引 きずって歩くようなものだ。 ヘンリー・ミラー━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…♪♪♪♪♪
2009.07.31
・日経平均 10165.21(+51.97)・東1部売買高 19.46 (億株)・同先物 10200 (+90) ・同売買代金 15,000 (億円)・TOPIX 936.94 (+6.58) ・同時価総額 308 (兆円)・東証2部 2225.98 (-1.06) ・値上がり 675 ・日経JQ 1208.96 (-0.22) ・値下がり 834====================================================================== 30日の東京市場は続伸。日経平均は終値ベースで年初来高値を更新した。日経平均は前場、後場ともに弱含む場面もあったが、大引けにかけて先物主導で上げ幅を拡大。ほぼ高値引けとなり、終値ベースでの年初来高値を更新した。 TOPIXは約5年ぶり(2004年8月以来)の10日続伸を記録。仮に、あすも上昇となれば過去の最長記録(1990年4~5月:11日続伸)に並ぶ。前日急落した中国市場の動向が懸念されたが、金融緩和策を維持するとの方針を示したことで上海総合指数は堅調に推移し、杞憂に終わった。また、為替も1ドル=95円台まで下落したことで、国際優良株にショートカバーが入ったとみられる。 この日の主役は自動車株。ホンダ、日産は前4Qに大幅な赤字を計上を余儀なくされたが、エコカー減税などを追い風に1Q決算がどの程度の水準で着地するか注目を集めていたところ、フタを開ければ両社ともに営業黒字を確保し、ホンダは通期予想をコンセンサス以上の水準に増額修正し、ポジティブサプライズを呼んだ。また、東芝、三菱電機なども業績改善が評価されたほか、きょうの大引け後に発表した主力企業(富士通、ソニーなど)も概ね堅調な着地をみせており、ポジティブに評価されそうだ。あすは、1Q決算発表のピークで前引け後にトヨタ系部品会社、後場の取引時間中に大手商社(三菱商事など)、医薬品(武田、エーザイなど)、大引け後には大手銀(みずほ、りそな)、東京エレクなどが発表を予定しており、決算発表に一喜一憂しそうだ。新興市場動向 ─────────────────────────────────── 謄落幅 出来高 値上り 値下り 変わらず日経ジャスダック平均 1208.96 -0.22 3342万株 264社 240社 95社マザーズ指数 464.73 +9.06 335万株 104社 58社 13社ヘラクレス総合指数 624.42 +7.78 1122万株 75社 49社 17社====================================================================== 30日の新興市場は、日経ジャスダック平均が3日続落、マザーズ指数とヘラクレス指数は続伸。マザーズ市場やヘラクレス市場に材料性の強い銘柄が多く、値を飛ばすものが散見される一方、ジャスダック市場の主力株は小動きにとどまったため、短期資金がマザーズ市場とヘラクレス市場に集中した模様。ジャスダック市場は7月14日以来の売買代金100億円割れとなっていることからも、個人投資家がマザーズ市場やヘラクレス市場を選好したといえよう。 ジャスダック市場では、売買代金首位の楽天が変わらず。セブン銀やプロパスト、ワークスAP、5四半期ぶりに営業黒字を確保と報道されたコスモスイニなどが上昇し、JCOMやマクドナルド、利益確定売りに押されたザイン、マイクロニクス、フェローテックなどが下落した。 マザーズ市場では、大幅増益や株式分割を手掛かりにグリーが上場来高値を更新。ミクシィやACCESS、フリービットなどが買われたほか、OTSやそーせい、LTTバイオといったバイオ関連銘柄の一部が人気化した。サイバーAやアンジェスMG、サミーネットワークスなどは軟調に推移した。NY株式相場はダウ続落・原油安でエネルギーや素材株に売り、利益確定も≫■ダウ平均 : 9070.72 (▼26.00)■ナスダック : 1967.76 (▼ 7.75)■日経225先物 :10185 (△75:大証比)■為 替 : 95.05-10■30年債 : 4.512(▼ 0.035)■金価格 : 927.20 (▼11.90)■WTI原油先物(期近) : 63.35 (▼ 3.88)□売り :2710万株□買い :1890万株□売越し: 820万株中堅証券のマーケットアナリストは「中国株への警戒も、ホンダの業績上方修正が帳消しにした。自動車やハイテクは前期にコスト削減を強行した業種で、ある程度の改善は見込まれていたが、さすがに上方修正は意外だった。こうなると、他業種は生産調整が足らなかった面があると言わざるを得ない。ソニーなどは業績改善期待から買いが強まったものの、あすは週末ということもあり、上値追いは難しい」と指摘している。・値上がり率上位10傑 |コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率| 1| 6498|キッツ | 371| 64| 20.85| 2| 8706|極東証券 | 606| 100| 19.76| 3| 9448|インボイス | 1821| 300| 19.72| 4| 7274|ショーワ | 540| 72| 15.38| 5| 8897|タカラレーベン | 208| 27| 14.92| 6| 6503|三菱電 | 710| 91| 14.70| 7| 5302|日カーボン | 289| 33| 12.89| 8| 6755|富通ゼネ | 309| 32| 11.55| 9| 6218|エンシュウ | 116| 12| 11.54|10| 7242|KYB | 214| 22| 11.46|・値下がり率上位10傑 1| 8059|第一実 | 323| -30| -8.50| 2| 6807|航空電 | 626| -41| -6.15| 3| 9037|ハマキョウ | 2300| -150| -6.12| 4| 7312|タカタ | 1599| -101| -5.94| 5| 4008|住精化 | 397| -25| -5.92| 6| 6768|タムラ製 | 370| -23| -5.85| 7| 4021|日産化 | 1193| -71| -5.62| 8| 6754|アンリツ | 393| -23| -5.53| 9| 2453|JBR | 42600| -2400| -5.33|10| 6723|NECエレ | 967| -54| -5.29|4063 信越化学 4960 +60決算発表後は一旦伸び悩み。第1四半期の営業利益は206億円で前年同期比72.8%減益となっている。アナリスト予想では180億円から300億円のレンジとなっており、やや下限に近い水準での着地へ。また、業績予想の公表は難しいとして、開示が可能となった段階で発表するとしており、買い手掛かりには欠ける内容とはなっている。ただ、引けにかけては買い戻しが優勢に。6758 ソニー 2505 +160本日は強い動きが目立つ。ホンダや日産が予想以上の好決算を発表して上昇しており、本日決算発表予定の同社にも好決算への期待感が波及しているようだ。なお、アナリスト予想では第1四半期営業損益は700-800億円程度の赤字との見方が多い模様だが、直近では三菱UFJが、構造改革費用750億円を含めて、1500億円の赤字になったと推測している。6502 東芝 427 +21出来高トップで12日続伸。昨日発表した第1四半期決算では、営業損益は375億円の赤字となった。会社計画である600億円の赤字、500億円前後の赤字予想が多かったアナリストの見方を上回る決算内容であった。これを受けて、マッコーリーでは投資判断を「アンダーパフォーム」から「アウトパフォーム」まで一気に2段階格上げで540円目標に、日興シティでも「3H」から「2H」に格上げへ。6516 山洋電気 383 +33買い気配から急伸。一昨日に発表の第1四半期は赤字転落、業績予想を下方修正しており、昨日は売り先行のスタートとなっていた。本日は三菱UFJが投資判断を「3」から「2」に格上げ、買い材料につながっている格好。三菱UFJでは、太陽光発電システム市場が拡大局面を迎えることを背景に、パワーシステムが今後業績成長の牽引役になっていくと考えている。目標株価は500円に設定のようだ。なお、三菱UFJではスマートグリッド関連レポートにおいて、同社を関連銘柄として位置づけてもいる。7267 ホンダ 3010 +240買い気配から大幅高。昨日発表した第1四半期決算がポジティブサプライズと受け止められている。第1四半期営業利益は251億円億円の黒字を確保、700-800億円の赤字といったアナリスト予想が大半であったために、黒字計上は想定外の内容となっている。野村では投資判断を「2」から「1」に格上げ、目標株価は3300円としているもようだ。なお、日産も同様にポジティブインパクトの大きい決算を発表して急伸へ。・米マイクロソフトとヤフーが提携発表 検索最大手のグーグルを追撃・欧米携帯業界、再編の動き 米スプリントがヴァージン買収など・「ポイント」1兆円に、相互利用拡大 実質値引き、業績圧迫も・ホンダと日産、4~6月は営業黒字 新興国販売増、業績底入れ基調・国民年金、空洞化進む 昨年度納付率、過去最低の62.1%に・鳩山・民主代表、「給油延長せず」明言 政権獲得時は海自撤退方針・野村の4~6月、6四半期ぶり黒字転換 市場取引部門が改善・石油資源開発、イラク参入狙う 東バクダッド油田、政府と交渉・テレビ用液晶パネル、7ヵ月ぶり高値 主力32型で210ドル・NTTコム、インド国営通信と提携 企業向け通信、地方に拡大・パソコンの夏商戦不振 販売額6~7月2割減、エコポイント対象外で・中国電とJパワー、低CO2発電へ新会社 石炭ガス化で実証実験・旅行大手、ネット販売強化 取扱高の比率まだ1割、拡大急ぐ・住友商事、東京・神田地域で再開発 10年で1000億円投資・高速水着、来年から制限 各社、開発・販売戦略で見直し不可避・第一興商の4~6月期、経常益2%増・王子製紙の4~6月、営業益100億円・ユニチャームの4~6月、経常益3割増 アジアや中東が好調・コスモスイニ、営業利益15億円 4~6月期・オカモトの4~6月期、営業益横ばいに 人件費圧縮が寄与・三菱倉の4~6月、経常益3割減 国際運送が低迷・富士フイルムの4~6月、税引き前黒字20億円・富士通ゼの4~6月期、純利益3倍 材料価格低下で・明電舎と小野測器、車の試験装置で業務・資本提携・江崎グリコの4~6月期、純利益2.9倍 調達コスト低下で・新日鉄、4~9月の最終赤字800億円に下方修正・ファナックの4~6月期、純利益85%減 産業用ロボット不振・日産化の4~9月期、純利益34億円に上方修正・日新製鋼の10年3月期、最終赤字690億円に拡大・協和発酵キリンの4~12月、純利益140億円に上方修正・北越製紙の4~6月期、純利益41%増 原油安が追い風・サミーネット、第1四半期は小幅増収も増幅は堅調、PCゲーム内コンテンツが順調・住友電工、10年3月期第1四半期の営業損益は146億円の赤字・グリー、10年6月期営業利益は43%増の120億円に、9月末に株式分割を実施・JR西日本の4~6月期、純利益74%減 高速値下げなど響く・日産自の4~6月期、連結最終赤字165億円 営業損益は黒字・NECエレの4~6月期、連結最終赤字206億円 売り上げ減響く・コカウエスト、09年6月中間期決算は最終赤字17億円、期末配当を引き下げ・村田製の4~6月期、最終赤字36億円 10年3月期は10億円の黒字・アドテストの4~6月期、最終赤字38億円 受注は好転・住友鉱の4~6月、純利益78%減 損益は改善・富士通、東芝へのHDD事業売却を9月1日に延期・ホンダの4~6月期、連結営業益88%減 通期予想は上方修正・JR東海の4~6月期、純利益45%減・東芝、第1四半期は営業赤字375億円に拡大
2009.07.30
オバマ米大統領は29日、ノースカロライナ州で開いた市民との対話集会で「我々は景気後退の終わりの始まりを目撃しているのかもしれない」と語った。景気底入れに期待を表明した。 大統領は「景気後退(リセッション)は終わった」と題した米雑誌の最新号の表紙を紹介。金融システム安定や住宅市場の改善などをふまえ、「歯止めのない落下から脱したのは事実だ」と強調した。ただ雇用情勢などに不安が残ることから「試練の時は終わっていない」とも指摘。米経済の持続的な成長には医療保険改革などの構造改革が必要との持論を繰り返した。
2009.07.30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ BMW(独)は29日、自動車レースのF1世界選手権シリーズから2009年シー ズン後に撤退すると発表した。 環境対応車の開発に資金を集中するため。 他のモータースポーツ活動は継続するもよう。
2009.07.30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 法相の諮問機関、法制審議会の民法成年年齢部会は29日、成人年齢を18歳に 引き下げることが適当との最終報告書をまとめた。 選挙年齢が18歳に下がることを条件とし、民法改正時期は国会が判断すべき とした。 成人年齢引き下げにより、クレジットやローンなどの契約行為、親の同意な しの結婚(男女18歳以上)、馬券購入などが可能になるもよう。 喫煙、飲酒など「未成年」ではなく「満20歳未満」と年齢で表記されている ものは対象外。
2009.07.30
29日の米国債市場では、同日行われた5年債入札が前日の2年債入札同様 不調に終わり、米国債価格が押し下げられたことから、米経済救済に向 けた政府の財政負担が一段と増すとの懸念が高まった。 過去最高額となった5年債390億ドルの入札は、財務省の利払い負担を抑 えられるほど十分な需要を得られなかった。新発5年債(クーポン2.625%) の落札利回りは、入札締め切り直前の発行日取引での2.63%を上回る 2.689%となった。 28日の2年債入札の需要が低調だったため、投資家は5年債入札も不調に 終わると予想していた。6月の総額1,040億ドルの米国債入札は順調に消 化されたが、それからわずか1カ月後の入札が2度も不調に終わったため、 米国債価格は午後の取引で下落した。 日本経済新聞 7月30日
2009.07.30
<日経平均> 10,116.49 △3.25 <東証一部> 出来高 8億6,618万株 値上がり銘柄数 486 値下がり銘柄数 1,055 <為替> 95.02(11時) 買い先行で始まるも利益確定の売りから上値伸び悩み 本日の日本市場は昨日の米国市場が下落したものの買い先行で始まりました。日経平均は昨日の終値を上回って寄り付くと10,100円台半ばまで小幅に上値を切り上げました。しかし、寄り付きの買いが一巡するなか日経平均は上げ幅を縮めマイナスに転じ10,100円を割り込みました。その後日経平均は引けにかけて下げ幅を縮め10,100円台を回復しプラスとなったものの、上値は重くほぼ変わらずで引けています。 主力銘柄には下落するものが目立ちます。為替が円安に振れていることや予想を上回る決算を好感して、自動車やハイテクといった輸出関連銘柄に上昇するものがみられます。しかし、商品市況の下落から石油や非鉄などの資源関連が安く、利益確定の売りに押され鉄鋼や機械、商社などの景気敏感株や建設、小売、金融、不動産などの内需関連も軟調で指数の上値を抑えています。こうしたなか東証2部株指数、東証マザーズ指数、日経ジャスダック平均は高安まちまちとなっています。 日経平均は、昨日の米国市場は小幅に下落したものの、為替が昨日の1ドル94円台から95円台前半へと円安に振れていることに加え、主要企業の第1四半期決算に改善がみられ、一部企業に予想外の上方修正がみられることなどから、決算への期待が高まり買い優勢で始まりました。しかし、利益確定の売りが出やすいなかで、買いが一巡すると一時マイナスに転じるなど上値は伸び悩みました。こうしたなか底堅さを好感し、後場に再び上値を試す展開となるかどうかが注目されます。
2009.07.30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 水泳の世界選手権は29日、男子200メートルバタフライ決勝などが行われた。 松田丈志が、1分53秒32で銅メダル。 優勝は、世界新1分51秒51を出したマイケル・フェルプス(米)。
2009.07.30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 米マイクロソフト(MS)と米ヤフーは29日、インターネット検索事業での 提携に合意した。 期間は10年間。 ヤフーは、MSの新検索システム「ビング」を利用し、MSはヤフーから技 術の提供を受ける。 検索市場のシェアは、米グーグルが6割超に対し、MSとヤフーの合計は約 3割。
2009.07.30
7月29日<NYダウ>9070.72 ▼26.00<NASDAQ>1967.76 ▼7.75<為替:NY時間17時>95.06-95.08<日経平均前日終値>10113.24 △25.98 昨日の米国市場は小幅下落でした。ダウ平均は利益確定の売りが出やすいなか、6月の耐久財受注が予想以上に落ち込んだことが重しとなり売り先行で始まりました。その後原油在庫が増加したことなどから原油価格が大幅に下落したことや国債の入札が不調だったこともあり、ダウ平均は一時下げ幅を80ドル余りまで広げる場面もありました。しかし、昨日も引けにかけて押し目買いが入り、結局ダウ平均は小幅安で引けています。 業種別ではS&P500主要10業種中、エネルギー、素材が2%以上下落するなど7業種がマイナスとなりました。一方でヘルスケア、通信、生活必需品の3業種がプラスとなっています。個別では、マイクロソフト(MSFT)と提携を発表したヤフー(YHOO)が12%を超える急落となったほか、売上高が市場予想を下回ったタイムワーナー(TWX)や原油価格の下落からシェブロン(CVX)などが軟調でした。一方で公的資金注入に伴い米政府が取得したワラントを買い戻したと発表したアメリカン・エキスプレス(AXP)が小幅高でした。 本日の日本市場は上値の重い展開が予想されます。昨日の米国市場が下落したことで、利益確定の売りが出やすく上値を抑えることになりそうです。このため日経平均は昨日の高値近辺では上値が伸び悩むでしょう。しかし一方で、為替が昨日の1ドル94円台から95円台前半へと円安に振れていることや、決算への期待も高まりつつあることなどから下値も限定的となりそうで、昨日の安値を下回るようなことにはならないでしょう。本日は寄り付き前に発表となる6月の鉱工業生産指数や昨日に急落した中国株の動向が注目されそうです。
2009.07.30
♪♪♪♪♪…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━ 何度負けてもいい、のんきにじっくりとやれば必ず勝つ 日がきます。 北村 西望━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…♪♪♪♪♪
2009.07.30
マーケット概況───────────────────────────────────・日経平均 10113.24(+25.98)・東1部売買高 19.46 (億株)・同先物 10110 (+30) ・同売買代金 14,005 (億円)・TOPIX 930.36 (+0.23) ・同時価総額 306 (兆円)・東証2部 2227.04 (+0.21) ・値上がり 739 ・日経JQ 1209.18 (-1.42) ・値下がり 807====================================================================== 29日の東京市場は反発。狭いレンジでのもみあいとなった。日経平均は朝方の売り一巡後に上昇へ転じた。ただ、積極的に上値を買い進む動きは限定的で、後場は10100円前後での推移が続いた。TOPIXは4ヵ月ぶりの9日続伸を記録。 日経平均は心理的な節目の10000円割れを回避するなど、下値の堅さを確認できたが、年初来高値(10179円)を目前に失速するなど、上値の重さも目立った。直近の急ピッチに対する警戒感に加え、為替相場が円高方向に振れていることから利益確定売り圧力は強いとみられる。 この日関心を集めたのは中国株式相場の急落。上海総合指数は午前中こそ堅調に推移していたが、午後に急落(一時8%弱下落)。取引終了間際に若干下げ渋ったものの、終値は前日比5%安となり、過去8ヵ月で最大の下落を記録した。IPOによる需給悪化に加え、過剰流動性によるリスクを押さえるため、銀行が融資を抑制するとの懸念が浮上したようだ。これまで景気回復を牽引してきた中国が引き締めの方向に動けば、世界的にも金融危機対応の超金融緩和政策を終わらせる「出口戦略」が再び意識され始めるのは必至。そうなれば、世界全体の景気回復基調も腰折れに終わる可能性も否定できず、今後の中国市場の動向を注視したい。新興市場動向 ─────────────────────────────────── 謄落幅 出来高 値上り 値下り 変わらず日経ジャスダック平均 1209.18 -1.42 3460万株 250社 276社 98社マザーズ指数 455.67 +4.62 433万株 75社 83社 12社ヘラクレス総合指数 616.64 +2.00 1135万株 49社 87社 11社====================================================================== 29日の新興市場は、日経ジャスダック平均が続落、マザーズ指数とヘラクレス指数は反発。全体相場の膠着感が強まる中で、新興市場も方向感に乏しい展開となった。マザーズ指数とヘラクレス指数は上昇したものの、主力銘柄の動きは高安まちまち。騰落銘柄数もヘラクレス市場では値下がりが多く、前日終値を辛うじて上回ったといった状況から、先高期待は薄い。 ジャスダック市場では、楽天や増額修正のザイン、JCOM、セブン銀、ビズネット、佐藤渡辺、ヴィレッジVといった売買代金上位銘柄は堅調。ワークスAPやフェローテック、フクダ電子、テラ、アルゼなどが下落した。 マザーズ市場では、サイバーAやOTS、Vテク、グリー、そーせい、スタートトゥデイ、開発中の核酸で国内特許が新たに成立したアンジェスMGなどに買いが入った。一方、ミクシィやクックパッド、ACCESS、日本風力開発、アルデプロ、ネクスト、SMS、アドウェイズなどが軟調に推移した。 ヘラクレス市場では、VTHDやDダイニング、ダヴィンチ、テクノアルファ、JCLバイオ、ASSETなどが売られたが、大証やフィスコ、マネパ、ガーラ、日本通信、ハドソンなどが指数を下支えした。 ≪NY株式相場はダウ小反落・消費者信頼感の悪化を嫌気、ナスダックは続伸≫■ダウ平均 : 9096.72 (▼11.79)■ナスダック : 1975.51 (△ 7.62)■日経225先物 :10065 (▼15:大証比)■為 替 : 94.50-60■30年債 : 4.547(▼ 0.082)■金価格 : 939.10 (▼14.40)■WTI原油先物(期近) : 67.23 (▼ 1.15)□売り :2990万株□買い :1640万株□売越し:1350万株明和証券・シニアマーケットアナリストの矢野正義氏は「これまでの10年3月期第1四半期の決算はおおむね予想通り。日経平均1万円台は現在の企業業績に対して楽観的で、仮に市場予想と一致しても買い進む材料にはならない水準だ。9000円台で売っていた海外勢の買い戻しが指数を引っ張ったため、29日は強含みで推移し、一部では1万円-1万500円にレンジを切り上げる見方も出ているが、個人的には9500円が下値とみている。目先、1万円を挟んで小動き。重しとなっている金融株が戻らないうちに上値追いは難しい」と指摘している。・値上がり率上位10傑 |コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率| 1| 8577|ロプロ | 32| 8| 33.33| 2| 5916|ハルテック | 121| 26| 27.37| 3| 4779|ソフトブレーン | 6000| 1000| 20.00| 4| 9665|吉本興 | 1240| 200| 19.23| 5| 4745|東京個別 | 227| 31| 15.82| 6| 7993|サンウエブ | 297| 38| 14.67| 7| 6505|東洋電 | 829| 100| 13.72| 8| 9543|静ガス | 627| 75| 13.59| 9| 6961|エンプラス | 1689| 200| 13.43|10| 7970|信越ポリ | 622| 61| 10.87|・値下がり率上位10傑 1| 8976|DAオフィス | 289900| -40100| -12.15| 2| 2432|DENA | 289900| -29100| -9.12| 3| 6856|堀場製 | 2275| -180| -7.33| 4| 5407|日新鋼 | 192| -14| -6.80| 5| 5471|大特鋼 | 389| -28| -6.71| 6| 8875|東栄住宅 | 490| -35| -6.67| 7| 8870|住不販売 | 3950| -250| -5.95| 8| 6423|ABILIT | 146| -9| -5.81| 9| 5812|日立線 | 304| -16| -5.00|10| 8614|東洋証 | 233| -12| -4.90|4021 日産化学 1264 +65第1四半期決算発表後は急伸。営業利益は52.6億円で前年同期比27.2%減、上半期の会社計画10億円を大幅に超過している、つれて、上半期予想は46億円にまで上方修正。第1四半期のコンセンサスは20億円程度であったとみられ、通期予想の修正はなくても、ポジティブインパクトは強まる状況へ。6674 GSユアサ 864 +42上げ幅広げる。本日、公募株の受渡期日となり、朝方は利食い売りが先行する場面も見られたが、需給面での最悪期通過との見方から、その後は買い安心感も広がる展開になっている。ファンドのショートカバーに対する期待感のほか、明後日には新世代自動車株ファンドが設定されるなど、需給的な手掛かりが多くなっている。7296 FCC 1527 +95急伸。昨日発表した第1四半期決算はポジティブサプライズといった印象、営業損益は1400万円の黒字で前年同期比99.6%減益となっているが、前1-3月期は11.8億円の赤字、会社側の上半期予想は13億円の赤字であることから、第1四半期の段階における黒字転換は想定外との見方。UBSでは投資判断を「バイ」に格上げ、目標株価を1800円としている。4689 ヤフー 33100 +2150大幅高。昨日の引け後に第1四半期の決算を発表、営業利益は342億円で前年同期比4.1%増益となっている。会社予想レンジは324億円-341億円であり、上限レベルも上回る形になり、第2四半期も底堅い収益予想となっている。減益決算との予想もあっただけに、買い安心感が強まる格好へ。また、米ヤフーとマイクロソフトのネット検索分野提携合意が接近しているなど業界再編への期待感もポジティブ視。6501 日立製 308 +15買い先行。昨日は決算発表、並びに、グループ5社の完全子会社化を発表、その後は売り優勢の展開となっていた。買収資金負担の増大に伴うファイナンスリスクなどを警戒する動きも強まったようだ。ただ、会社側では、先行きに関しては幅広く資金調達を検討したいとしているものの、今回のM&Aに掛かる資金に関しては、コミットメントラインで充当できるとしており、当面の増資リスクは後退する展開になっている模様。・インド、企業生産に回復の兆し 5月製造業指数、2.5%上昇・米、人民元問題に言及 中国「議論にはならず」、戦略・経済対話・政府、希少金属確保へ円借款 途上国で鉱山周辺のインフラ整備・自民政権公約、景気回復後に消費増税 共済・厚生年金を一元化・「植物工場」普及後押し、経産省 全国に研究拠点、来月にも認定・要介護度基準見直し、「軽く判定」批判に対応 厚労省、10月から・動産担保、地域金融で拡大 家畜や食品など、昨年度融資2.7倍・サムライ債復調、米ウォルマート1千億円 今月の発行2千億円超・日立、再建へ「本社集約」 上場5社、完全子会社化を発表・第三のビール一斉に増産 アサヒ4割・キリン3割、7~9月・三井金・古河電、高機能素材増産へ動く 携帯薄型化で銅はく需要増・乗用車8社、6月の国内生産32%減 減少幅4ヵ月連続縮小・東ガス、工場や病院などのCO2削減支援 エネルギー関連設備・セブンイレブン、排除命令受け入れへ 加盟店、値引き販売拡大も・卸売業、2年連続で減益 昨年度の経常益21.5%減、日経調査・キタムラ、デジタル一眼レンタル事業に参入 9月から・サムスン、船井電に液晶パネル供給・神戸鋼、伸銅品で停止工場を再開 需要増で減産緩和・三井金属・古河電工、高機能銅はく増産 携帯薄型化で需要増・NSWの10年3月期、最終損益赤字に 人員削減で特別損失・ミロク情報の4~6月、営業益4%減・堀場製の1~6月、営業益66%減に・ルネサス、4~6月期最終赤字228億円・山洋電気の4~6月、営業赤字18億円 制御システムが不振・シマノの1~6月、純利益48%減 自転車部品の販売不振・ザインの09年12月期、純利益2.2倍に LSIが好調・日立の4~6月、営業赤字505億円 固定費削減が進展・大阪ガスの4~6月、純利益3.2倍 LNG価格下落が寄与・コクヨの1~6月、純利益44%減 オフィス家具が不振・日立化成の4~9月、純利益75億円に上方修正・かどや製油の10年3月期、単独税引き利益を上方修正・ヤクルトの4~6月、純利益4%増 国内事業の収益が改善・JFEの10年3月期、純利益88%減の240億円に 下期黒字化・日車輌、10年3月期利益予想を上方修正、製造原価が低減・ソネット、第1四半期は2ケタの増収増益に・大同特鋼、第1四半期は営業赤字が122億7200万円に・藍沢、4~6月期連結最終益59%減 本業回復で営業損益は黒字・日野自、10年3月期第1四半期は最終赤字218億円、国内・国外とも販売低迷・静岡ガス、中間期の業績予想を発表、原材料価格変動などにより小幅減収・大幅増益に・大阪ガスの4~6月、純利益3.2倍 LNG価格の下落が寄与・極洋、第1四半期は営業益26%減・三菱自、三菱東京UFJ銀などから約750億円の協調融資・古河電と昭電線HD、汎用電線の販売部門統合交渉を一時中断・パナ電工の4~6月期、67億円の最終赤字 住宅着工減少で・キヤノンの09年12月期、営業利益1900億円に上方修正・コマツ、4~6月期純利益は92%減の47億円 通期予想据え置き・ヤフー、10年3月期第1四半期の営業利益は4%増、ビジネスサービス事業好調・SBI、4~6月期連結最終益18億円 前年同期は59億円の赤字
2009.07.29
新日本製鉄が29日発表した2009年4~6月期の連結決算は、最終損益が422億円の赤字(前年同期は827億円の黒字)だった。鋼材需要の減少が響いた。 売上高は前年同期比38%減の7450億円だった。 09年4~9月期の業績予想は、売上高を前期比40%減の1兆5500億円(従来予想は1兆5000億円)、最終損益を800億円の赤字(従来予想は600億円の赤字)に修正した。また、中間配当は無配とした。
2009.07.29
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 国家防御法違反に問われたミャンマー民主化運動指導者アウン・サン・スー・ チーさんの公判は28日、ヤンゴンの特別法廷で結審した。 判決公判は31日の予定。 有罪の場合、最高5年の禁固刑となる。
2009.07.29
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 横浜市の中田宏市長(44)は28日、市議会議長に辞職願を提出した。 新しい政治団体の活動に専念するため。 任期は来年4月までだが、市の財政健全化にめどが立ったことなどを理由に 挙げた。 衆院選出馬は、否定。
2009.07.29
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 日教組が会場の使用を拒否され集会開催ができなかったとして、プリンスホ テル(東京)に損害賠償を求めた裁判で、東京地裁は28日、ホテル側に約2 億9000万円の支払いなどを命じた。 2007年5月、日教組は使用契約をホテルと結んだが、11月にホテル側が一方 的に契約解除を行ったというもの。 ホテル側は控訴するとみられる。
2009.07.29
●厚生労働省は28日、介護保険の要介護認定で、4月に導入した新しい認 定基準を修正することを決めた。導入した新基準では、在宅利用者を中 心に要介護度が旧基準より軽く判定される傾向にあるため、是正する。 修正した基準は10月から適用する。 同日開いた有識者の検討会に方針を示し、了承を得た。要介護認定の基 準は介護報酬改定と同時に3年に1度の頻度で見直してきたが、基準変 更直後に大幅な修正を迫られるのは初めて。従来より軽い判定になれば 利用限度額も下がるため、利用者から「必要なサービスを受けられなく なる」との不満が出ていた。 日本経済新聞 7月29日 ●介護保険サービスをどれだけ受けられるかを決める「要介護認定」の基 準が、大幅に修正されることになった。基準は4月に改定されたばかり だが、必要なサービスを受けられない人が増え、厚生労働省は見直すこ とを決めた。修正により、4月の改定で抑えられたサービス利用が以前 のレベルまで戻る見通しだ。10月からの実施を目指す。 朝日新聞 7月29日
2009.07.29
<日経平均> 10,104.91 △17.65 <東証一部> 出来高 9億4,981万株 値上がり銘柄数 728 値下がり銘柄数 760 <為替> 94.50(11時) 下落して始まるも底堅さを好感し日経平均10,100円台回復 本日の日本市場は昨日の米国市場でダウ平均が下落したことや、寄付き前の外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)が大幅な売り越しとなっていたことで売り先行で始まり、日経平均は昨日の終値を小幅に下回り10,000円台前半で寄り付きました。しかし、寄り付きの売りが一巡するなか日経平均は下げ幅を縮めるとプラスに転じ10,100円台を回復しました。日経平均は10,100円台半ばで上値を抑えられると上げ幅を縮めたものの、10,100円を割り込むことなく小幅高で引けています。 主力銘柄は高安まちまちです。利益確定の売りに押されて非鉄や商社、海運、金融、不動産などに軟調な銘柄がみられます。しかし、為替が円高方向に振れているにも関わらずハイテクや自動車、精密といった輸出関連銘柄に上昇するものが目立ち指数を下支えしています。こうしたなかで東証2部株指数、東証マザーズ指数、日経ジャスダック平均は高安まちまちとなっています。 本日の日本市場は小幅反発しています。昨日の米国市場でダウ平均が反落したことに加え、為替が昨日の1ドル95円台前半から94円台半ばへと円高方向に振れていることが相場の重しとなり、日経平均は利益確定の売りに押され下落して始まりました。しかし、日経平均が10,000円の大台を割り込むことなく下げ渋ると、底堅さを好感しプラスに転じ10,100円台を回復しています。こうしたなか利益確定の売りが出易いこともあり、後場も日経平均がプラス圏を維持できるかどうかが注目されます。
2009.07.29
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 水泳の世界選手権は28日、ローマで競泳男子100メートル背泳ぎ決勝などが 行われた。 古賀淳也が、52秒26の日本新記録で優勝。 入江陵介は、52秒73で4位。 女子100メートル背泳ぎでは、酒井志穂が59秒14の日本新記録で4位。 優勝は、ジェマ・スポフォース(英国)。
2009.07.29
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 総務省は28日、2008年の「住宅・土地統計調査」を発表した。 全国の総住宅数は、5759万戸(前回2003年比+6.9%)。 空き家は、756万戸(同比+14.6%)。 住宅全体に占める空き家率は、13.1%(同比+0.9%) 空き家増加の原因は、高齢者の入院や施設入所などがあるもよう。
2009.07.29
7月28日<NYダウ>9096.72 ▼11.79<NASDAQ>1975.51 △7.62<為替:NY時間17時>94.50-94.60<日経平均前日終値>10087.26 ▼1.40 昨日の米国市場は高安まちまちでした。利益確定の売りが先行し下落して始まったダウ平均は、S&Pケース・シラー住宅価格指数が前月比ベースで上昇したことなどからプラスとなる場面もありました。しかし、買いが続かずマイナスに転じると消費者信頼感指数が前月から低下し市場予想を下回ったことで、下げ幅を一時100ドル超まで広げる場面もありました。その後ダウ平均は押し目買いが入り下げ幅を徐々に縮めたものの、戻しきれず結局小幅安で引けました。一方でナスダック指数は小幅に上昇して引けています。 業種別ではS&P500主要10業種中、ヘルスケア、一般消費財、通信、情報技術(IT)の4業種がプラスとなる一方で、公益、エネルギーが1%を超える下落となるなど6業種がマイナスとなりました。個別では、決算で売上高が市場予想を下回ったUSスチール(X)が下落したほか、赤字幅が前年同期から拡大したオフィス・デポ(ODP)が急落しました。一方で前日の決算を好感しアムジェン(AMGN)が堅調でした。 本日の日本市場は続落が予想されます。昨日の米国市場でダウ平均が反落したことに加え、為替が昨日の1ドル95円台前半から94円台半ばへと円高方向に振れていることが相場の重しとなりそうです。こうしたなかで本日も昨日同様に利益確定の売りに押されることになるでしょう。ただ、ダウ平均の下げ幅も小幅であり、先高期待も依然として強いことから、日経平均は節目の10,000円水準で下げ渋るとみられ、10,000円を大きく割り込むことにはならないでしょう。
2009.07.29
■ココロ■今日のテーマ『時にはセクシーに』大人の魅力が高まってセクシーさが漂うとき。人をひきつける力も強くなっていきますが,感情的になりやすいときでもあるので,振り回されないように気をつけて。■カラダ■今日のおすすめケアパーツ『生殖機能』生理中はストレスがたまりやすく,甘いものが食べたくなってしまう人も多いのでは?チョコでは肌荒れも気になりますよね。鉄分が不足しがちなときでもあるので,プルーンやレーズンなどのドライフルーツがオススメ♪
2009.07.29
マーケット概況───────────────────────────────────・日経平均 10087.26(-1.4) ・東1部売買高 18.15 (億株)・同先物 10080 (+0) ・同売買代金 12,584 (億円)・TOPIX 930.13 (+1.87) ・同時価総額 305 (兆円)・東証2部 2226.83 (-0.49) ・値上がり 569 ・日経JQ 1210.6 (-0.42) ・値下がり 994====================================================================== 28日の東京市場は反落。主力株を中心に利益確定売りに押された。日経平均は朝方の買い一巡後に、早々と下げへ転じた。その後は安値圏でのもみあいに終始したが、大引けにかけて下げ幅を縮小した。 日経平均は10日ぶりに反落したが、TOPIXは約2ヵ月ぶりの8日続伸。今後はTOPIXの連騰記録がどこまで伸びるかに関心が向かいそうだ。過去の最長記録は1990年4~5月に記録した11で、今週残り3日続伸するとこれに並ぶ。NT倍率が約10年ぶりの高さを記録したことからも、TOPIXが相対的に割安に映る。日経平均が前日に10000円の大台を回復・年初来高値を更新した一方で、TOPIXは6月12日につけた年初来高値を2.5%低い水準に甘んじるなど乖離が大きい。足元では米ナスダック指数の上昇を背景に、日経平均への寄与度が高いハイテク株が相場を牽引してきが、直近の急ピッチな上昇でさすがに高値警戒が否めない状況。その一方で、TOPIXへの寄与度が高い通信、銀行などは年初来高値を大幅に下回る水準だけに出遅れ感が強いといえよう。きょうの売買代金上位には、久々にメガバンクが独占したが、銀行株への関心が高まりつつある証左と思われる。 とはいえ、相場全体の商いは閑散。東証1部の売買代金は前日比9.2%減の1兆2583億円、日経平均の日中値幅は67.26円となり、いずれも7月17日(売買代金1兆246億円、60.02円)以来の低水準となった。決算発表の本格化で様子見ムードが蔓延しているため致し方がない部分もあろうが、高値圏で商いが細ることにやや不安を憶える。このような状況で外部環境が悪化すれば、急落する可能性も否定できない。新興市場動向 ─────────────────────────────────── 謄落幅 出来高 値上り 値下り 変わらず日経ジャスダック平均 1210.60 -0.42 3709万株 260社 320社 105社マザーズ指数 451.05 -4.83 786万株 56社 108社 10社ヘラクレス総合指数 614.64 -2.57 1208万株 70社 62社 12社====================================================================== 28日の新興市場は、日経ジャスダック平均が10日ぶりに反落、マザーズ指数は続落、ヘラクレス指数は反落。主力銘柄で1Q決算の内容で明暗が分かれていることから、相場全体に見極めムードが強まったようで、商いが低迷し、値動きは小幅にとどまった。新興3指数も高安まちまちの寄り付きながら、前場中頃には3指数ともにマイナス圏で推移するなど、これまでの上昇基調が一服してきており、決算内容を手掛かりとした選別物色がより一層進むと考えられる。 ジャスダック市場では、楽天やセブン銀、利益確定売りに押されたヴィレッジV、フェローテック、フクダ電子、トッキなどが下落。BBHやJCOM、不二精機、増額修正のテラ、イーター電機、ウエストHDなどが上昇した。 マザーズ市場では、サイバーAやミクシィ、Vテク、ピーエイ、NPC、レイテックス、日本風力開発などが安い。短期筋の人気を集めたクックパッドが10%超の上昇をみせたほか、ACCESSやOTS、アルデプロ、サミーネットなどが高く、NTTドコモとの資本業務提携が好感されたPワークスはストップ高買い気配となった。 ヘラクレス市場では、乱高下したDダイニングは変わらず。大証や日本通信、フィスコ、特損計上が嫌気されたガンホー、メディシノバ、夢真などが振るわず。一方、VTHDやダヴィンチ、テクノアルファ、JCLバイオ、ASSETなどには買いが入った。≪NY株式相場は上昇・ダウ3日続伸で9100ドル台、新築住宅販売など支え≫■ダウ平均 : 9108.51 (△15.27)■ナスダック : 1967.89 (△ 1.93)■日経225先物 :10175 (△95:大証比)■為 替 : 95.10-20■30年債 : 4.629(△0.085)■金価格 : 953.50 (△0.40)■WTI原油先物(期近) : 68.38 (△0.33)寄り付き前の外資系証券の動向は、売りが2950万株、買いが3020万株差し引き70万株の買い越しの模様。 中堅証券のマーケットアナリストは「民主党マニフェストの公開をきっかけに、子育て関連、不動産関連銘柄が物色されたが、手掛かり材料難のなかでちょうど良いだけで、一過性のもの。前日に1万円台を回復し、年初来高値を更新したものの、TOPIXはいまだに上値が重く、いまの時点で日経平均1万円台で値固めという期待は持ちにくい。日本株では内需株の出遅れ感が強い。製造業は生産調整も奏功し、底打ち感が出ているが、内需株は不透明。仮に高速道路が無料になろうとも、それが内需の刺激策になるのかは疑問」と指摘している。・値上がり率上位10傑 |コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率| 1| 9694|日立ソフト | 2415| 400| 19.85| 2| 6810|マクセル | 1614| 200| 14.14| 3| 9742|アイネス | 808| 100| 14.12| 4| 5481|山特鋼 | 395| 45| 12.86| 5| 9741|日立情 | 2880| 305| 11.84| 6| 3774|IIJ | 220800| 23300| 11.80| 7| 4779|ソフトブレーン | 5000| 500| 11.11| 8| 1970|日立プラ | 606| 56| 10.18| 9| 4217|日立化 | 1900| 165| 9.51|10| 1949|住電設 | 500| 43| 9.41|・値下がり率上位10傑 1| 6793|山水電 | 6| -1| -14.29| 2| 8879|東急リバ | 920| -100| -9.80| 3| 8870|住不販売 | 4200| -420| -9.09| 4| 2353|日駐 | 5700| -500| -8.06| 5| 8969|プロリート | 118800| -9400| -7.33| 6| 8024|シルバーOX | 69| -5| -6.76| 7| 8970|Jシングル | 112700| -8100| -6.71| 8| 6315|TOWA | 576| -41| -6.65| 9| 8050|セイコーHD | 245| -17| -6.49|10| 6901|沢藤電 | 178| -12| -6.32|4779 ソフトブレーン 5000 +500ストップ高。業績予想の上方修正を受けて急伸している。上半期経常利益は従来予想の1.5億円から3.1億円に、通期では0.7億円から2.7億円に上方修正。値動きの軽さから短期資金などの関心が集まりやすい銘柄であり、ストレートに買い材料につながっている格好。なお、第1四半期の段階で上半期予想を超過していたことから業績上ぶれ期待は高かった印象も。四季報予想では通期経常益は3億円予想となっている。日立グループ各社日立が上場子会社5社の完全子会社化を正式発表。TOB価格と売買停止時点における乖離の大きさは、日立マクセルが1740円で18.4%、日立情報が2900円で15.5%、日立ソフトが2650円で28.6%、日立プラントが610円で7.0%、日立システが2150円で26.5%などとなっている。すべて現段階でプレミアムが付与される状況に。9843 ニトリ 6930 +170しっかり。世界最大の家具専門店であるイケアが本格的な値下げ実施を発表、同社などには警戒感の強まりが想定されたものの、目立った影響はみられていない。野村では、実は同社にとってポジティブな流れと指摘、消費者の「価値と価格」のバランスに対する意識をさらに高めさせるため、同社など価格競争力の強い企業には追い風になるとみているもよう。7762 シチズン 509 +22急伸。JPモルガンが投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウェイト」に格上げ、買い材料につながっているようだ。JPモルガンでは、PBR水準の割安感を評価、今期黒字化は可能と考えており、今後の業績反転や中期的な利益成長を予見させるようなカタリストが出てくれば、PBR1倍水準までの株価上昇は可能との判断。同社も含め、ここにきてアナリストの格上げの動きは、格下げに比べて圧倒的に多くなっている印象も。5411 JFEHD 3550 +240買い先行。GSでは投資判断を「売り」から「買い」に、目標株価を2420円から4270円に引き上げている。各国政府が協調的に実施した景気対策の効果による鋼材需要回復を受けて、鉄鋼各社の業績はボトムアウトが期待できると見ているようだ。とりわけ、同社はアジア市場への感応度の高さを評価しているもよう。本日決算を控えており、より期待感も高まる方向へ。なお、決算発表後も一段高、ほぼ想定どおりの決算内容となり、安心感の一段と高まりへとつながる。・マイクロソフトのスマートフォン、コナミ・小学館にソフト配信・オバマ大統領「米中、責任を共有」 戦略・経済対話が開幕・中国、金融機関に過剰融資抑制の新規則 不動産バブルを懸念・民主が政権公約発表 生活支援を前面に、子育てや農業など・日本国債、海外の保有が縮小 3月末43兆円、半年で8兆円減・外為取引、16%減 4月の東京市場、円キャリー取引が縮小・アリコ情報流出、不正利用に関するカード会社の照会2200件 ・ニチレイの清涼飲料事業、サントリー買収 「アセロラ」シリーズ・住商、米で風力発電参入 現地企業に出資、東電系も発電所新設・イケア、初の値下げ 家具など1450品目、来月から平均25%・NEC、資材費1割減の2000億円削減 調達先は4割減・三菱自、完成車3工場の残業再開 来月から、在庫調整が一巡・鉄鋼大手の輸出比率が上昇 新日鉄、7~9月期40%前後・次世代ネット、接続事業3社集約案 NTTが伝達、業界は反発・ローソン、店舗の空調・照明を人工知能で制御 電力使用量1割減・住商、米で風力発電に参入 発電会社に42%出資・トヨタ、コンパクト車クラスのハイブリッド車発売 2011年にも・コスモ石の4~6月期、経常利益6割減に 石油精製の採算悪化・東燃ゼネの1~6月期、経常損益を106億円の赤字に下方修正・山パン、1~6月期の連結経常利益は6%増に・ショーボンド、10年6月期の連結営業利益は前期推定比22%増に・イーアクセスの4~6月期、3年ぶり経常黒字・山陽特殊製鋼の4~9月期、最終赤字51億円に拡大・森精機の4~6月期、最終赤字87億円・JR東日本の4~6月期、純利益41%減 鉄道収入が落ち込む・あすか製薬の10年3月期、経常益18%増 一転増益に・パナホームの4~6月期、26億円の最終赤字 新築受注が低迷・栄研化学の4~6月期、純利益14%増 一般検査用試薬が好調・Pワークス、NTTドコモを割当先に約7億円の第三者割当増資・キリンHD、1~6月期純利益140億円に ビール子会社堅調・TBSHD、楽天に株式代金400億円を先行支払いへ 買取請求で・サッポロHD、09年6月中間期の営業利益予想を上方修正、黒字転換・JR東日本、10年3月期第1四半期の最終利益は4割減
2009.07.28
日立製作所は28日、日立マクセルなど上場子会社5社を完全子会社化すると正式発表した。5社とも8月20日にTOB(株式公開買い付け)を開始、最大で2730億円を投じ、現在は約5~7割の出資比率を全額出資に引き上げる。2009年3月期に7873億円の連結最終赤字に陥った日立は、グループに分散する事業を再編して得意の社会インフラ分野に経営資源を集中、経営効率と企業価値を高める。 完全子会社化するのは日立マクセル(間接保有分を含む日立の出資比率は51.7%)のほか、日立プラントテクノロジー(68.9%)、日立情報システムズ(52%)、日立ソフトウェアエンジニアリング(51.6%)、日立システムアンドサービス(51.2%)の5社。 日立製作所が28日発表した2009年4~6月期の連結決算は最終損益が826億円の赤字(前年同期は315億円の黒字)になった。4300億円の赤字だった1~3月期より改善したものの、自動車用機器や産業用機器の不振などで四半期として4期連続の最終赤字になった。
2009.07.28

いまスーパー業界は、熾烈な価格競争を繰り広げている。そんな中、独自の発想で消費不況を乗り切る食品スーパーがあった。日本でもっとも視察が多いといわれるスーパーだ。客を引き寄せ、価格以外の魅力で売る。そこにあったのは、ライバルも目を剥く驚きの「魅せる」売り場づくりだった。一方、「食品スーパー再生人」と業界で注目されるのが、ビジュアルマーチャンダイザーという、視覚による売り場演出を手掛けるプロ。人間の行動心理に基づいた動線に着目し、計算しつくした店舗づくりを手掛ける。その店舗改装の現場に密着。はたして不振店の再生はなるか・・。「ショーアップで魅せて売る…」不況下で強さを見せる異色のスーパーマーケットの戦略を追う。 徹底的に魅せて売れ!…視察者が殺到する異色スーパー 福岡県に、日本一視察者が多いといわれるスーパーがある。40店舗を展開し、売上高は530億円、不況下にもかかわらず17期連続増収増益を続けている。店内には、不思議な空間が広がっている。巨大マスコット人形のディスプレイが目を引き、店全体がショーアップされている。まるでアミューズメントパークのような光景だ。店内だけでなく、売り場の商品にも創意工夫があふれている。刺身や肉などには、盛り付けや装飾などでひと手間がかけられ、楽しく美味しそうに並べられ、飛ぶように売れていく。「このまま食卓に出せるから嬉しい。」「少し高いけど、見た目が楽しいし子供が喜ぶから…」。スーパー再生請負人…科学的手法で売り上げ50%増 視覚を意識した売り場演出を手掛けるプロがいる。VMD(ビジュアルマーチャンダイジング)ディレクターという専門家で、デパートなどでは活用されてきたが、最近は食品スーパーにも登場してきた。「店舗は舞台、主役は食品や食材。いかに商品を引き立たせるかが大事…。」年間60店もの食品スーパーを手がけるVMDディレクター西川隆さん(43歳)は、人間の行動心理に基づいた動線に着目し、外装・ 眩??般澄Ε譽ぅ▲Ε函Ε妊?好廛譟爾覆匹△蕕罎覲囘戮蕁△修涼楼茲帽腓辰薪絞泙鼎蠅房茲蠢箸燹?修靴董⊆螻櫃韻燭曚箸鵑匹療垢如???紊稜笋蠑紊欧錬隠毅亜鵑魃曚┐襪箸いΑ
2009.07.28
●米民主党幹部のシューマー上院議員(ニューヨーク州)は24日、 SEC(米証券取引委員会)に対し、「フラッシュ・オーダー」と呼ばれ るコンピューターを駆使した株式の高速トレーディングを禁止するよう 要請した。 フジサンケイビジネスアイ 7月28日
2009.07.28
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 文部科学省は27日、ケンブリッジ(英国)で開かれた国際化学オリンピック で、日本代表の高校生がメダルを獲得したと発表した。 4人が参加し、金メダル2個、銀メダル1個、銅メダル1個。 来年は、東京で開かれる予定。
2009.07.28
●南米で伝染性サケ貧血症(ISA)が流行し、世界的な大西洋サケの供 給不足を招いている。小売業最大手、米ウォルマートはチリ産サケを ノルウェー産に切り替えた。 ノルウェーの漁業専門コンサル会社によると、世界のサケ供給量は今年、 10.3%減の130万トンとなる見通し。中でもチリの供給量は59 %減少するとみられる。 フジサンケイビジネスアイ 7月27日
2009.07.28
<日経平均> 10,062.88 ▼25.78 <東証一部> 出来高 8億6,639万株 値上がり銘柄数 521 値下がり銘柄数 1,027 <為替> 95.06(11時) 小幅続伸で始まるも利益確定の売りに押され日経平均小幅安 本日の日本市場は昨日の米国市場が小幅上昇したことで買い先行で始まり、日経平均は昨日の終値を小幅に上回り10,100円台前半で寄り付きました。しかし、寄り付きの買いが一巡するなか日経平均は10,100円を割り込むとマイナスに転じ、10,000円台半ばまで下値を切り下げました。その後日経平均はプラスに転じる場面もみられたものの、上値は重く小安い水準での推移が続き、結局10,000円台半ばで引けています。 主力銘柄には軟調なものが目立ちます。食品、通信といったディフェンシブ銘柄や小売、銀行、不動産などの内需関連の一角、さらに為替が1ドル95円台を付けていることで自動車に堅調なものがみられます。しかし、利益確定の売りからハイテクや鉄鋼、非鉄、精密、商社などが安く指数の上値を抑えています。こうしたなかで東証2部株指数、東証マザーズ指数、日経ジャスダック平均は高安まちまちとなっています。 本日の日経平均は小幅反落しています。昨日の米国市場が小幅上昇したことや為替が昨日の1ドル94円台後半から円安方向に振れ95円台前半となっていることを好感し、日経平均はこのところの堅調な流れを引き継ぐ格好で小幅に続伸して始まりました。しかし、昨日までに9日続伸から1,000円以上上昇していることから利益確定の売りに押される展開となっています。後場も下げ幅を大きく広げることにはならないとみられるものの、利益確定の売りが出やすいことから上値の重い展開が続きそうです。
2009.07.28
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 水泳の世界選手権は27日、ローマで平泳ぎ決勝などが行われた。 男子100メートル平泳ぎ決勝では、ブレントン・リカード(豪)が58秒58の 世界記録で優勝。 北島康介の記録を0秒33更新した。
2009.07.28
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 世界の大手家具店「イケア」の日本法人イケア・ジャパンは27日、1450品目 を8月1日から平均25%値下げすると発表した。 また、出店計画について、東京、名古屋、福岡などを検討していることを明 らかにした。 イケアは、2006年4月、千葉県船橋市にオープン。 現在、船橋市に加え、横浜市、神戸市、大阪市、三郷市(埼玉)に計5店舗。
2009.07.28
7月27日<NYダウ>9108.51 △15.27<NASDAQ>1967.89 △1.93<為替:NY時間17時>95.10-95.20<日経平均前日終値>10088.66 △144.11 昨日の米国市場は小幅上昇しました。ダウ平均は利益確定の売りが出やすいなか、一部の冴えない決算発表も嫌気され小幅に下落して始まると、6月の米新築住宅販売件数が市場予想を大きく上回ったことから一時プラスとなる場面もありました。その後ダウ平均は再びマイナスに転じ、下げ幅を60ドル近くまで広げる場面もありマイナス圏での推移を続けましたが、底堅さが好感されると引けにかけて買いが優勢となり、結局小幅高から9,100ドルを回復して引けました。 業種別ではS&P500主要10業種中、金融が1%を超えて上昇するなど7業種がプラスとなりました。一方で公益、生活必需品、情報技術(IT)の3業種がマイナスとなりました。個別では、米新築住宅販売件数が市場予想を大きく上回ったことから住宅建設のレナー(LEN)が7%近く上げたほか、バンク・オブ・アメリカ(BAC)も大きく上昇しました。一方で法人部門の売上高の減少が嫌気された通信大手ベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)やアナリストが投資判断を引き下げたボーイング(BA)が軟調でした。 本日の日本市場は続伸して始まりそうです。昨日の米国市場が小幅上昇したことや為替が昨日の1ドル94円台後半から円安方向に振れ95円台前半となっていることを好感し、このところの堅調な流れを引き継ぐことになるでしょう。しかし、日経平均が9日続伸から1,000円以上上昇していることから利益確定の売りも増えるとみられ上値は限定的となりそうで、昨日の高値を前に上値は伸び悩むでしょう。こうしたなか利益確定の売りに押される場面もありそうですが、下値も限られそうで下げ幅を広げることにはならないでしょう。
2009.07.28
♪♪♪♪♪…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━ あなたが倒れたことはどうでもいいのです。 私はあなたが立ち直ることに関心があるのです。 エイブラハム・リンカーン━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…♪♪♪♪♪
2009.07.28
マーケット概況───────────────────────────────────・日経平均 10088.66(+144.11)・東1部売買高 20.74 (億株)・同先物 10080 (+140) ・同売買代金 13,862 (億円)・TOPIX 928.26 (+7.78) ・同時価総額 305 (兆円)・東証2部 2227.32 (+14.19) ・値上がり 1039・日経JQ 1211.02 (+8.77) ・値下がり 502====================================================================== 27日の東京市場は続伸。日経平均は1ヵ月半ぶりに年初来高値を更新した。主力株を中心に買いが優勢となった。日経平均は寄り付き段階で10000円の大台を回復すると、その後に上げ幅を拡大。6月中旬につけたザラ場ベースの年初来高値を上回る場面もあった。ただ、引けにかけてやや伸び悩んだ。 米ナスダック指数の連騰は12(約17年ぶりの記録)で途絶えたが、日経平均の連騰記録は継続中。きょうで9に伸ばし、約21年5ヵ月ぶり(1988年2月10日~27日:13日続伸以来)の水準。これまで、バブル崩壊後の安値、戦後最悪など、暗い話題が多かったなか、バブル崩壊後の連騰記録を樹立したうえ、10000円の大台を回復したことは素直に喜べよう。ただ、世界各国と比べて相対的な出遅れ感は強いものの、月初からの9日続落→9日続伸で6月末の水準も上回り、短期的に過熱感も台頭しつつある。それだけに、これから先は単なる出遅れ修正だけで上昇するのは厳しいかもしれない。 国内では、今週から主力企業の1Q(4-6月期)決算が本格化する。きょうの前引け後に発表した海運大手の1Q決算は、揃って赤字で通期予想を下方修正。大引け後には、日立建機が通期予想を下方修正した。海運や建機を取り巻く環境は厳しいとの見方が多かったとはいえ、1Q段階で中間・通期の下方修正を余儀なくされたことで、業績に対する先行き不透明感が台頭しそうだ。新興市場動向 ─────────────────────────────────── 謄落幅 出来高 値上り 値下り 変わらず日経ジャスダック平均 1211.02 +8.77 2715万株 378社 225社 107社マザーズ指数 455.88 -1.24 500万株 74社 97社 14社ヘラクレス総合指数 617.21 +4.27 1737万株 75社 64社 11社====================================================================== 27日の新興市場は、日経ジャスダック平均が9日続伸、ヘラクレス指数も続伸したが、マザーズ指数は後場中頃過ぎから下げに転じ、9日ぶりの反落となった。朝方は日経平均株価の10000円回復を手掛かりに、全体相場が買い先行スタート。新興3指数も高く寄り付き、その後も堅調に推移した。ただ、新興市場の売買代金が減少傾向にあることや、ジャスダック市場を除くと、主力株に売り優勢のものが目立つことなどから、モメンタムに陰りが見え始めているともいえる。 ジャスダック市場では、楽天やアスコット、アドアーズ、メイコーなどが下落したが、セブン銀やヴィレッジV、JCOM、マイクロニクス、マクドナルド、ウエストHD、ワークスAPなどが下落した。 マザーズ市場では、サイバーAやミクシィ、ACCESS、OTS、グリー、日本風力開発、NPC、レイテックスなどが指数を下押しした。一方、Vテクやそーせい、クックパッド、ピーエイ、フリービット、アンジェスMG、LTTバイオなどには買いが入った。 ヘラクレス市場では、Dダイニングがストップ高したほか、大証やハドソン、オリコン、夢真、マネパ、クオール、ガンホーなどが堅調。半面、VTHDやダヴィンチ、日本通信、ASSET、JCLバイオなどでは売りが出た。≪NY株式相場はダウ平均が小幅に続伸、ナスダックは13日ぶりに反落≫■ダウ平均 : 9093.24 (△ 23.95)■ナスダック : 1965.96 (▼ 7.64)■日経225先物 :10085 (△145:大証比)■為 替 :94.80-90■30年債 : 4.544(▼0.007)■金価格 : 953.10 (▼1.70)■WTI原油先物(期近) : 68.05 (△0.89)寄り付き前の外資系証券の動向は、売りが1530万株、買い1870万株、差し引き340万株買い越しの模様。 国内投信のファンドマネジャーは「日本を代表する企業の日立の大規模な再編計画が伝えられ、他業種にも再編思惑の買いが走った。海運大手3社の決算は悪かったものの、市場全体への影響はあまりなかった。週末の米4月-6月期GDPを控えるが、国内では、あす以降に発表されるハイテク関連の決算期待も強く、月末に向けた動きもあって、週内は1万円台で値固めが予想される。一方、仮にきょうの海運大手のようなネガティブな決算が続いてしまうと、上値は重い」と指摘している。・値上がり率上位10傑 |コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率| 1| 6423|ABILIT | 163| 50| 44.25| 2| 9741|日立情 | 2575| 400| 18.39| 3| 9694|日立ソフト | 2015| 303| 17.70| 4| 1970|日立プラ | 550| 80| 17.02| 5| 6584|三桜工 | 552| 80| 16.95| 6| 6810|マクセル | 1414| 200| 16.47| 7| 6796|クラリオン | 100| 12| 13.64| 8| 9130|共栄タ | 248| 29| 13.24| 9| 8978|ADR | 369000| 40000| 12.16|10| 6798|SMK | 514| 55| 11.98|・値下がり率上位10傑 1| 8966|クレッシェンド | 135100| -30000| -18.17| 2| 6453|シルバ精 | 8| -1| -11.11| 3| 8962|日本レジ | 233500| -21500| -8.43| 4| 8014|蝶理 | 109| -9| -7.63| 5| 4109|ステラケミファ | 3400| -270| -7.36| 6| 7756|電産コパル | 1017| -70| -6.44| 7| 3433|トーカロ | 1652| -108| -6.14| 8| 9123|太平海 | 100| -6| -5.66| 9| 6921|東光電 | 444| -26| -5.53|10| 6818|島田理 | 144| -8| -5.26|7404 昭和飛行機 769 +65連日の急伸。プラグなしで電気自動車へ充電できるシステムを開発したとの報道が手掛かり材料となっている。独自開発したコイルで電磁誘導するもの。自動車メーカーに共同研究を呼びかけ、2015年メドに実用化を目指すと伝わっている。当面の収益寄与は限定的だが、現在関心が集まっているテーマに沿った材料だけに、銘柄的な新鮮味に注目度も高まる格好へ。6584 三桜工業 552 +80ストップ高比例配分。先週末に第1四半期決算を発表、つれて、業績予想を大幅に上方修正しており、ポジティブなサプライズが強まる展開となっている。営業損益は、上半期が3億円の赤字から5億円の黒字に、通期では13億円の黒字から23億円の黒字にそれぞれ上方修正へ。自動車販売台数持ち直しの動きに加えて、コスト削減効果の表面化などが上方修正の背景となる。6423 アビリット 161 +50急伸でストップ高まで。先週末に、第3者割当増資やCB発行などによって、最大で22.4億円の資金を調達すると発表している。継続企業の前提に関する注記が付与されているなど、財務内容への警戒感が強かっただけに、株式価値の希薄化以上に、財務体質の安定化を評価する動きが先行する。6810 日立マクセル 1414 +200売買再開後は買い気配スタート、ストップ高比例配分まで。日立製作所がグループ5社を完全子会社化すると報じられており、同社を含め、同5社は軒並みストップ高となっている。各社のTOB価格などは伝わっていないが、各社ともに相応のプレミアム付与が期待できるとの見方が先行。ちなみに、先週末終値ベースでは取得金額約2000億円となるが、TOBは最大3000億円などと伝わっている。6594 日本電産 6790 +230買い先行。先週末に第1四半期決算発表、営業利益は101億円、前年同期比44%減益となっている。減益決算ながら市場予想は上ぶれ、通期予想は従来の450億円から500億円に上方修正している。相対的な好業績は織り込まれていたとみられるが、決算受けて、JPM、UBS、野村など目標株価引き上げの動きも相次いでおり、素直に好感する動きが先行。また、子会社群が軒並み好決算を発表していることも評価材料に。・中国企業、海外資源獲得なお加速 リオ失敗後、買収額3兆円超・世界のIT景気、回復探る アップルやグーグルが2ケタ増益 ・米司法省、独禁法の運用強化 IT・金融など幅広く調査に着手・REIT、初の合併 破綻ファンド傘下の大手、伊藤忠系が吸収・「信託」使う従業員持ち株制 株式、取得しやすく 金融庁・新型「プリウス」納車、補助に間に合わず 制度延長の議論も・証券大手3社、4~6月期最終黒字に転換 金融危機の影響一巡・企業の「稼ぎ頭」交代 富士フイルム、複写機から医療・液晶へ・トヨタ系のジェイテクト、米社の自動車部品事業を買収・総合商社、新興国インフラ市場開拓 丸紅、ペルーで浄水事業・帝人、中国で水処理事業 設計から保守まで、幅広く需要開拓・Jパワー、石炭火力発電に間伐材 混合燃料に、CO2を削減・タチエス、タイ・インドに合弁 米車部品リア子会社と・結婚式は景気よく 件数伸び悩むも単価上昇 ワタベ今期最高益・日本電産、今期純利益6%増300億円 期初予想を上方修正・日立、マクセルなど上場5社を完全子会社化・三井住友FG系の三井住友カードなど、キャッシング事業縮小・ソフトバンクの4~6月期、初の1000億円超えのもよう・三菱商と三井物、ロシア・サハリン3の権益確保有力・野村など証券大手3社の4~6月期、各社最終黒字のもよう・TCM、栃木の建機工場を閉鎖・三菱自、営業赤字200億円 4~6月期、販売急減に円高響く・新日本石油、経常益5割減 4~6月期、石油事業の採算悪化・SBSHD、営業益35%減 1~6月期、物流需要が低迷・住友化、営業黒字10億円 4~6月期、農業化学品が寄与・DOWAの4~6月期、経常黒字30億円 4四半期ぶり・小糸製、営業利益100億円に 10年3月期、環境車向け照明好調・キヤノンFT、最終赤字2億9000万円 1~6月期、創業来初・富士通、中期目標を策定 12年3月期に最終黒字1300億円・野村総研、純利益1%増の61億円 4~6月期、減価償却負担増える・ニッセンHD、最終赤字1億3000万円 1~6月期、カタログ通販不振・マックス、純利益66%減 4~9月期見通し、事務機など不振・花王、純利益31%減 4~6月期、化粧品が不振・そごうと西武、衣料品のPBを大幅強化 年商50億円目指す・NTNと日電産、中国とタイでの合弁事業解消 日電産が引き継ぐ・花王、10年3月期第1四半期連結は24.4%営業減益・丸八証券、4~6月期単独経常赤字1.13億円の見通し・日電硝の9月中間、連結純利益60億~100億円の見通し
2009.07.27
先端技術や特許の事業化などを支援する官民ファンド「産業革新機構」が27日発足した。国のほかに民間企業16社が出資し、出資金905億円で業務を開始した。設置期間は15年間で、医療・環境分野を中心に少なくとも数十件の投資を実行したい考えだ。能見公一社長(元あおぞら銀行会長)は同日の発足式で「新たな技術、ノウハウ、人材を結集する事業に取り組む」と述べた。 同機構は大学や研究機関に埋もれている特許の事業化を助けたり、技術力があっても財務基盤が弱いベンチャー企業に出資したりする。複数の企業が特定の事業部門を統合し、新会社を立ち上げる際にも資金を出す。 金融機関からの借り入れに8000億円まで政府保証をつけられるため、1兆円規模の資金を投じることができる。投資の是非は産業革新委員会を開いて精査する。委員長には科学技術振興機構の吉川弘之研究開発戦略センター長が就任した。
2009.07.27
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 九州北部、中国地方では26日、午前中を中心に大雨に襲われ、各地で被害が 起きた。 九州自動車道(福岡県大野城)では土砂崩れが発生し、車に人が閉じ込めら れた。 福岡県那珂川町のキャンプ場では道路が寸断され、一時100人以上が孤立状態 となった。 雨のピークは26日で過ぎたもようだが、土砂災害などが心配される。
2009.07.27
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ フランス人パイロット(39)が25日、1934年製の単葉機「ブレリオ11」で、 ドーバー海峡を横断した。 ドーバー海峡横断100周年を記念したもの。 ブレリオ11は、1909年7月25日にドーバー海峡初飛行に使われた単葉機と同 型機で、約45分で横断に成功した。
2009.07.27
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 大相撲名古屋場所は26日、愛知県体育館で千秋楽を迎え、白鵬が14勝1敗で 11回目の優勝を決めた。 三賞は、 敢闘賞、翔天狼 技能賞、安美錦 殊勲賞、該当者なし
2009.07.27
<日経平均> 10,118.27 △173.72 <東証一部> 出来高 10億6,177万株 値上がり銘柄数 1,248 値下がり銘柄数 314 <為替> 94.75(11時) 日経平均10,000円の大台回復し一段高 本日の日本市場は先週末の米国市場でダウ平均が続伸したことで買い先行で始まりました。日経平均は寄り付きから10,000円の大台を回復すると、さらに上値を切り上げ10,100円台前半まで上昇しました。その後も日経平均は10,100円を割り込むことなく高値圏で推移し、結局上げ幅170円を超す大幅高で引けています。 主力銘柄はほぼ全面高です。米国市場でダウ平均が続伸したことを好感し、ハイテク、自動車といった輸出関連銘柄や鉄鋼、機械、商社などの景気敏感株が高く、加えて小売、金融、不動産などの内需関連や食品、医薬品、電鉄、通信、電力などのディフェンシブ銘柄も総じて堅調で指数を押し上げています。こうしたなか東証2部株指数、東証マザーズ指数、日経ジャスダック平均は揃ってプラスとなっています。 本日の日本市場は大幅続伸しています。先週末の米国市場は高安まちまちとなったものの、ダウ平均が上昇し年初来高値更新したことや、為替が1ドル94円台後半と日本企業の多くが業績予想の前提としている95円に近い水準にあることから、先週の堅調な流れを引き継ぐ格好となっています。このため日経平均は10,000円を上回り上げ幅を広げています。後場も日経平均が大台を回復し利益確定の売りが出やすいなかで、前場の買いの勢いを維持できるかどうかが注目されます。
2009.07.27
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 米国女子ツアー「エビアンマスターズ」は26日、フランスで行われ、宮里藍 (24)が米ツアー初優勝した。 通算11アンダー、首位1打差の4位からのスタート。 通算14アンダーでソフィー・グスタフソン(スウェーデン)と並び、プレー オフ1ホール目をバーディーとし、優勝を決めた。
2009.07.27
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 損害保険ジャパンと日本興亜損害保険は新たな共同持ち株会社の社名を 「NKSJホールディングス」(本社東京都新宿)とすることが25日までに、 明らかになった。 統合比率は、損保ジャパン1に対し、日本興亜0.9前後となる見通し。 経営統合は、2010年4月の予定。
2009.07.27
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