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ホームドラマ★★★
東京郊外のとある一軒家に暮らす、8人家族。一見、今時あまり見られないような仲のよい大家族だ。しかし、彼ら家族には血のつながりは一切ない。あの事件がなければ、一生会うこともなかった者同士だった。本当に凄い、朝食風景でこれだから夕食はどうなの(笑)。
その事件とは、 東南アジアのタイの美しい街で観光バスの転落事故である
。バスの中は賑やかだ。遺跡も凄いです。ツアーガイド(岡田浩輝、もう退場ですか)は気を利かせて、観光客に美しい夕日を見せようしたが、道を間違え地図を見ながら運転し、対向車が追い越しを掛けていた、衝突を免れようとしたが道から転落する。 25歳の井坂将吾(堂本剛)は妻の亜由美(岡本綾、いいですね)との新婚旅行中だ、妻から妊娠したという。32歳の秋庭智彦(ユースケ・サンタマリア)は、単身赴任中に家族(妻はキムタエさん、絵になります)が旅行に訪れていたが、仕事のトラブルでバスに同乗できなかった。22歳の原口仁美(酒井若菜)は、不倫中の恋人とのお別れ旅行だ。そして17歳の長峰翔子(井上真央、新鮮なかわいらしさです)は家族、14歳の中西光太(西洋亮)は家族、10歳の青山宏樹(泉澤祐希)は両親、51歳の遠山映子(いしだあゆみ)は息子2人と一緒だ、71歳の河野清一郎(田村高廣)は妻(長内美那子、昔の昼ドラの女王です)と一緒だ
。奇跡的に将吾は生き残り、妻を失い(岡本さんはもう出ないのですか)、仁美、長峰、光太、青山君、遠山、河野の8人は生き残るが、家族や恋人など、最愛の人を失ってしまう。秋庭が仕事から駆けつけると妻と子はもはや袋の中だった。死亡者15名だった。大きく報道された事件は、あっという間に風化してしまい、世間からは忘れられるが、彼らの心の傷は、少しも癒えることはなかった。
事故の場面は凄いですね、傷も結構リアルに作っています。丁寧な作りのようですね。回想シーンで将吾は妻に「大家族を作りたいので、この家に住みたいという」。一階は家内工場みたいな古い家だよ。庭にはブランコがある。秋庭は日本に帰るがバリバリ仕事している。青山君は転校した、光太はチョコバーばかり食べている、河野は川を見ている、長峰は自転車で登校している。将吾のところへ慰霊祭の案内が来る、ひとしきり泣く。
3ヶ月後、慰霊祭のために現地で8人は再会する
。まだ転落したバスが残っている。仁美はまだ腕をつり下げている。河野は足を引いている。松葉杖の子もいる。そして、現地の旅行会社に勤務する新見まゆみ(紺野まひる)も、一人で慰霊碑を訪れていた。その夜、彼らは食事を共にしてお互いの思いを語り合う。遠山は楽しくやりましょうと提案する。将吾と秋庭は賛成する。将吾は一人喋る、テレビをみて笑っている自分や、あの時こうすればいいとか、いろいろ考える。他の人には分かってくれない。自分をわかってくれるのはこの人たちしかこの世界にはいない、と語る。河野「その笑った番組は、教えてくれないか」(笑いたいのだ)。将吾「覚えていない」。 店員が「家族旅行ですか」と言われる(アジアでは大家族なのですね、でもこの言葉がきっかけだ)
。思わず皆で自分の役割を考えて話が弾む。将吾は、「皆で一緒に暮らすっていうのはどう?」と提案する。トイレが混み合うよ。他愛のない話が場を繋ぐ、ようやく和んで皆に笑いがきた。自然に笑ったのは皆久しぶりだった。夜まで食べ踊り楽しんだ。人生の大きな喪失体験は、心的外傷を起し、フラッシュバックやパニック発作、うつ状態を引き起こすと思います。皆うつ傾向でしたが、表出せずに抑制していたように思いました。
そしてそれぞれの暮らしに戻った。回想シーンだ、亜由美と家について熱く語る。 将吾は秋庭に会いに行く。皆で一緒に住まないか提案する。次男が長男に説明するものだと言う
。秋庭「本気、赤の他人だ、馬鹿なこと言わないで、そんなの嫌いだ、傷ついた者が寄り添って、傷をなめ合うのは嫌いだ、今後やめて」。確かにその通りだ。広い家で一人だ。将吾「でも皆家族を求めたのではないだろうか」。将吾は家を自分で手を入れながら(ペンキで塗る)、皆に手紙を出す。みんな手紙を読んでいる、それぞれの場所で。遠山は河野に会いに行く。これまでの環境で、やはり距離感を感じている。「何で私なの」と思ってしまう。近くに河野さんがいたので、一緒にご飯食べましょう、と言う。語りかけるが河野は答えない。河野「よく喋る人だ」。手紙の話をする。青山君はばあちゃんの所だが、淋しそうだ。誰からも返事はなかった。 仁美は不倫旅行だったので、職場で孤立している。将吾は仁美に会いにいく。「気持ちは嬉しいが、共同生活は苦手なのです」。「だったらいいんだ、またね」。「誰か来た人いますか」。「いない、またね」。長峰からは青空の絵はがきで断りの返事が来た。将吾は自転車の長峰にも会いに行く。富士山の見える湖で、「おじさん、おばさんは、優しい、友達もいる」。「どうしたの遠く見て」。「本当に大丈夫です」(大丈夫じゃないですね)。次に青山君に会いにいく、週刊誌を万引きをしていたが事故の子だねと許してもらえた。川のほとりで、捨てた週刊誌を将吾は川の中に入り取る。そして本屋へ行く。青山君「僕は悪い子なんだ、僕のせいで親は死んだ、ゲームをバスの中でやめなかった、だから親は死んだ、もう謝ることもできない、怒られたい、おとうさんに怒られたい」。将吾「分かった、俺が怒ってやる」。青山君のおじいさんと話する。 じいさん「学校は、将来は、あの子の人生を背負えますか、私たちは血が繋がっています、私たちの仕事です」。帰る。水槽にエイ?を買ってくる。そしてブランコに光太がいた。みんな考え込んでいる
。エンドタイトルが流れる。
☆ ☆
剛くん、髪長いよ。この設定は微妙だ。辛い体験を共有するために共同生活する。ありぇない~。でも冒頭で描かれたように、共同の疑似家族になるのですね。田村高広さん、いしだあゆみさんは貫禄の演技だ。キムタエさん、ワンダフルライフに続いて登場したが、もう出ないのですか残念です。ドラマも剛くんのナレーションのまったりしたペースでの2時間は地獄だ。初回は登場人物の説明もあり、事故の場面も見せないといけないから大変だった。しかし事故までで分けても良かった気がする。事故でどうなるかでエンドでいいよ。そしたらロケの絵もいいから4つ★だったかもしれない。見逃したかも知れないが将吾の仕事はなんでしょうか。事故の生命保険でしばらくは仕事しなくていいのかな。本当に書き込むのは辛い。 オーニング音楽はギルバート・オサリバン「アローン・アゲイン」で懐かしい
、鼻歌出来るがかみさんと曲名が出なかった。岡田さんの脚本はちゅらさん以外は苦手ですが、今回はちゅらさんと同じ大家族志向ですね。期待してます。(脚本は岡田恵和、#1演出:平野俊一)
御宿かわせみ★★★★
3話「藍染川」
子供の無い井筒屋徳右衛門(鶴田忍、悪役かと思いました、笑)は、昔、顔も見ずに手放した隠し子を茶道具屋の跡取にしようと探すが、見つかっていない。そんな折、手代の清太郎(笠原秀幸)はお光(沢松綾子、可愛いですね)と恋仲で会っているところを絡まれ、遊び人の 新之助(忍成修吾、時代劇も新鮮でインパクトあった)
が助ける。そして元気になった新之助は井筒屋の清太郎と知って後を付けていたのだと話す。そして 芸者だった母ための息子で井筒屋の息子だと名乗りを上げる
。その後ためは井筒屋と別れた後再婚したが、再婚相手に金をむしり取られ、岡場所へ落ちぶれて死んだという。井筒屋はかわせみに会いに行き、涙して詫び喜んだ。子供の時から父親は井筒屋だと言われてきた。別れるときに金を貰ったので会いに来なかった。しかし井筒屋が探しているので来たという。 井筒屋は「子供が出来ないなら、その時、手離さなかった」と言う
。この言葉は条件つきなので、後で問題になる。
跡取として迎えるが、新之助は店に馴染めない。食事の時に正座出来ない、音を出して食べる。夜にお光に運んで貰って自由に食べている。お箸の使い方の練習をする。やはり店の者も、馬鹿にしていたが、練習で行儀が良くなった。井筒屋は新之助をお光と一緒にしたいとまで考えた。そして 手代の清太郎(笠原秀幸)は両親を知らないで、養子で育てられた。自分と同じ年代の男の子がいて、あんちゃんと呼んでいた記憶がある。自分と同じ藍染川の思い出を持っていると知り、新之助は再び荒れ出した
。店の者とも喧嘩をし出す始末だ。そして深川で遊び呆けていた。そこへ東吾がやってくる。年増の芸者と遊ぶ新之助をみて、母の知り合いを捜していたことを知る。新の助も母も井筒屋も怨んでいないのだ。良い子ぶるのは疲れてしまう。自分は相応しくない、子供がなかったから、戻されたのだ。そんな新之助を、るい「心に悔いを残さず生きられる人はいません」と言って諫める。
井筒屋は新の助と一緒に出るという。新の助があなったのは自分の咎だという。そして店はお光に見合いをさせて継がせると決まってしまう。それを聞いた新之助はお光に知らせ、お光は清太郎に駆け落ちを言い出す。ちに新之助は、清太郎が自分の兄弟だと思い到る。新の助はるいに人を探して貰う、昔の紺屋町の事情を知る久米衛が証言する。清太郎もおたねの子供だったのだ、死ぬ前に井筒屋に奉公に出したのだ。それを井筒屋へも報告に行く。どちらかが井筒屋の子供だ。井筒屋も悩む。るいは心配して井筒屋へ行く、新の助は「これまでのことは嘘だ、大店の息子も悪くわないと思ったが、堅苦しくて良くない、世話になった」と出て行く。見送るお光に一瞥した。道で清太郎に会い、事情を語らず言わず急いで帰るようにだけいう。紺屋町でるいと新の助は「藍初め(会い始め)で藍染川ともいう」。どちらもあんちゃんと呼んでいた。 新之助「清太郎が若旦那の方がいいと思う、井筒屋が自分と家に出ると聞いてそれで良いと思った、藍染川、会い初めが別れだ、ちょっと夢を見たが戻ります、あっちのほうが性に合っている」。麻生(井川比呂志)は井筒屋に聞く、麻生「清太郎でいいと思っているのか」。井筒屋「分かりません」。るい「双子じゃないでしょうか」。東吾「あいつには、あいつの生き方がある」。
☆ ☆
今回は完全に人情物ですね、大好きです。忍成修吾くんのカツラと時代劇は新鮮でした。嬉しくなります。昔の節度ある日本人は、自分を犠牲にしても、弟のために、身を引くことを知っていた。この自己犠牲は悲しくも美しい。今の日本にはみられない世界だ。
人質解放は本当に良かった。日本では自己責任を声高に言われる様になった。これは危険なことだと思うし不思議なことだ。 アメリカのパウエル長官は日本人はこの3人を誇りと思うべきだと言ったのには驚いた。自衛隊も民間も危険を承知でも、世界の平和と安全のために行動を起こすことは素晴らしいことだ、と言う
。自分の考えとは違うが、明確な論旨には納得させられたそうになった。今回の事件で、あれだけの目にあってもイラクが好きだという高遠さんの言葉は、日本の政治家の誰の言葉よりも感動的だ。 日本の政治家で彼女以上にイラク国民のことを考えている人はいるのだろうか
。今回の事件は多くのことを考えさせてくれた。
最後に明日は、北陸の親の顔を見に行く。明日はこの日記はお休みです。無事ならば日曜日の夜にはアップ出来るでしょうか。