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(室蘭本線。苫小牧‐白老間の車窓から)札幌近郊に住む親戚を巡る旅をしてきた。親戚のおじさんおばさんも、みんな高齢になって、いつ、もう会えなくなってしまうかわからない。だから、同じく高齢となった僕の親には、北海道行きは体力的に厳しいかも、とは思いつつ、親自身の希望もあり、行くことにした。とはいえ、飛行機は苦手そうだったので、新幹線+在来特急の旅にした。子供の頃の帰省は、青森で青函連絡船に乗り換えて函館まで4時間。その後特急に乗り換えて札幌までまた4時間、という結構な大旅行だった。今回は新幹線が津軽海峡をくぐって直接新函館北斗まで行っちゃうし、札幌までの特急も記憶よりずっとスピードアップしていたので、思っていたより楽だった。昔は、特急でも途中駅の停車時間が長くて、長万部で駅弁を買ったりしていた記憶がある。札幌ではレンタカーを借りて、親戚の家を訪ね歩いた。親からもおじさんおばさんたちからも、今までファミリーヒストリー的な話を聞いたことがなかったけど、今回はそんな話がいろいろ聞けた。札幌に疎開する前の東京での暮らしぶりとか、親兄弟が生まれた笄町(今の西麻布あたり)のこととか、その後移り住んだ本郷あたりの記憶とか。みんな、東京で過ごした子供時代をすごく懐かしんでいた。出来ることならそのまま東京に居たかった、北海道には来たくなかった。戦争さえなければ…と、親兄弟がみんなそう思っていたことが、今回初めてわかった。北海道に生まれ、今も北海道を懐かしんで愛している自分には、ちょっとした意外な発見だったけど、面白かった。今回は自分のいとこたちとも会えて、懐かしい時間を過ごすことができた。2泊3日の里帰り。次回はもっとゆっくり行きたいと思う。
July 29, 2022
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東北新幹線から、札幌へ向かう特急北斗に、新函館北斗駅で乗り換えた。新幹線到着から特急出発までの乗換時間は12分。乗り換えてみての感想は…現役世代ならゆっくり歩いても余裕で乗り換えられる。子供連れやお年寄りでも普通に歩けば大丈夫。とはいえ、新幹線から全員降りるので、混んでいると結構時間がかかる。できるだけ早く新幹線を降りた方がより安心、と思いました。乗り換えの流れは…①新幹線を降りる。②エスカレーターに乗って2階へ上る。③2階に着いたら、札幌方面に行く人も、函館方面に行く人も、次に乗る列車の切符を持っている人は全員「のりかえ」のサインのある改札に向かう。④乗ってきた新幹線のチケット、これから乗る特急のチケットと乗車券を一緒に改札に入れる。⑤特急のチケットと乗車券が手元に戻る。⑥特急北斗が停車しているホームに階段またはエレベーターで降りる。⑦特急北斗に乗車。注意点は…・10両編成の新幹線から降りた乗客が一斉にエスカレーターに向かうので、新幹線をゆっくり降りると、長い列の後ろに並ぶことになる。今回、新幹線を降りるのが遅かったので、ホームに降りてからエスカレーターに乗るまで、本来30秒もかからないところ、数分かかった気がする。10分程度の乗換時間でこの数分は結構焦る。・エスカレーターで2階に上ると、「出口」と「のりかえ口」が見える。大半の人が「のりかえ口」に向かうので、流れに乗って進む。・改札を抜けてホームに向かう階段に着くと、大半の人は函館方面のホームに降りていく。札幌方面のホームに行く人は少ないので間違わないように進む。・特急北斗は函館始発なので、新函館北斗駅の停車時間は短い。今回は、のりかえ口を過ぎたあたりから発車のベルと乗車を促すアナウンスが聞こえてきて、焦った。高齢の親には「急がなくて大丈夫」とか言いながらもできるだけ急いで階段を降り、列車に乗り込んだ。・とは言っても、乗り遅れが出ないように駅員さんが人の流れを後ろの方まで確認していた様子。あまり慌てる必要はなかったかもしれない。と特急に乗ってから思った。新幹線は満席。乗り換えた特急は、密にならないように指定席が割り当てられていて快適でした。
July 22, 2022
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エルヴィス・プレスリーの生涯が、エルヴィスの音楽と共に綴られた映画でした。生涯、と言ってもたったの42年。たったの42年、と言っても余りにも波乱万丈で、喜怒哀楽にまみれて、もの凄く濃い生涯が描かれていました。トップガン・マーベリックとどちらを観ようか迷った末にエルヴィスを選び、心踊らせてシアターに入ったら客席がなかなか寂しくて、「ん…」と開演前に少し不安になったけど、結果、観て良かった!と心から思う映画でした。全編に流れるプレスリーの音楽も迫力があって、初めて聴く曲もあったけど、身体がずっと動いていました。天才とは彼のような人のことなのだろう、と改めて思う。溢れ出る才能を強欲なマネージャーに食い物にされて、そうは言ってもその男のマネジメントなしに彼があれほどの成功を収められたとは思えない。エルヴィスも天才。強欲マネージャーもある意味天才。凡人から見ると非常識極まりない、社会人としては破綻している天才と天才のぶつかり合いが、エルヴィス・プレスリーと言う伝説の大スターを生み出した。おそらくそういうことかな、と思ってみたけど、願わくば、彼が世界にもたらした感動と同じくらい、彼自身にも長く幸せな人生を楽しんで欲しかった。みんなのヒーローには幸せでいてほしい。だけどそういう人生をヒーローが望んでいるかは良くわからない。幸せとは何か。人生とは何か。。。。いろいろ考えさせられもする究極のミュージックエンターテイメントでした。
July 7, 2022
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恩田陸さんの小説。「蜜蜂と遠雷」以来の恩田睦さん。読み終わって、しばし沈黙。なかなか、感想が出てこない。正直なところ、自分には理解が難しかった。軽々しく感想が書けない。どうしよう。恩田さんにとってチャレンジングな作品なのか、恩田さんど真ん中の作品なのか、それすらもわからない。どうしよう。もし良かったら、どなたか、この作品の素晴らしさを教えてください。
July 4, 2022
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