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一人で歩いていた街の真ん中で突然気を失って、救急車で運ばれて、手術をしてからちょうど4年。一年に一度の診察を受けてきた。普段はこの病院に紹介してもらったかかりつけ医さんで診てもらっている。4年前に手術をしてくれた先生は、別の病院に移られて、去年から初対面の先生の診察を受けている。待合には付き添いが必要な患者さんがたくさん順番待ちをしていて、心臓とか血管の病気は大事(おおごと)だな、と改めて思う。そして、待合の風景を見ながら思うのは不謹慎なのだけど、4年前に通路に倒れた僕をすばやく救急隊につないでくれた通りがかりの方々や、心臓疾患を想定して病院探しをしてくれた救急隊の皆さん、手術の用意をして救急車を待ち構えてくれたこの病院のスタッフの皆さんには、改めて、改めて、改めて感謝の想いが込み上げる。おかげさまで、心筋梗塞の後遺症はほとんどなく、仕事も続けられ、わが子への仕送りもそろそろ終わりそうです。夢に向かって頑張る子供を突然応援できなくなったかもしれないと思うと今でも本当にゾッとする。親らしいことは大してしてないかもだけど、最低限の経済的支援を最後まで続けられたこと、これは一重に4年前の日曜日の朝、助けていただいた皆さんのおかげです。ありがとうございました。皆さまもお体に気をつけて、いつまでもお元気で。
October 24, 2022
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伊坂幸太郎さんの小説「マリアビートル」が原作のアメリカ映画「ブレット・トレイン」を観てきた。Bulletは発音しにくい単語だけど、日本に行ったことのあるアメリカの人と話をすると、かなりの頻度で登場する。もちろん物騒な「弾丸」の話ではなく、日本の弾丸列車=新幹線がいかに速くていかに正確か、みたいな話題として…日本人と話す時の当たり障りのない話題としてBullet Trainはホントに良く出てきます。ちなみにこの言葉、自分には「バレット」と「ボレット」の中間くらい(だけどブではない)に聞こえます。そしてこの映画、原作がどこに行ったかわからなくなるくらい、殺人と破壊がひたすら繰り返されていた。それはそれで面白い映画だと思いつつ、そこまでやるかー、とも思った。こういうアクション系の映画、アメリカの映画館では今も皆さん声援を送ったり拍手喝さいしたりしながら楽しんでるのだろうか。かなり以前のことながら、カリフォルニアの映画館で、映画に参加するお客さんの姿に度肝を抜かれた記憶がある。エンタメは楽しませてもらうものではなく、自分で楽しむもの。楽しむときは目いっぱい楽しまなきゃ。ブレット・トレインはこの気持ちで観に行くと、かなり思い切り楽しめると思います。
October 2, 2022
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