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November 3, 2010
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カテゴリ: Dr.HOUSE S3-8
ハウスのキャラクターの本質と盟友ウィルソンとの関係を改めて見せてくれたエピソード。
実に見事。100話を越えて、まだこういう話が出来ると言うことはまだまだこのシリーズも続けられそうですね。


出版編集者のニックが突然、周囲に皮肉と毒舌を吐くようになり、鼻血を出して倒れる。外傷もなく、MRIでも異常は見つからなかった。自分では発言をコントロールすることができず、前頭葉脱抑制の状態で、改めて内視鏡で鼻の奥の腫瘍を探る。やはり腫瘍は見つからず、脳の活動を調べたところ大脳に損傷箇所が見つかった。
ステロイドで治療を始めると、患者の腎臓が機能低下し、透析で改善する。
患者の娘に聴覚神経の障害があるというので、先天性の異常かもしれないとして、娘に末梢神経損傷の検査を行う。娘の神経に異常はなかった。
タウブは糖尿病を疑うが、血糖値にも異常はない。甲状腺の検査を始めようとすると、患者は肺に水がたまり、高熱を出し感染症が疑われた。自宅で妻が犬を保護していたことから、ワイル病とみて抗生物質で治療したところ、熱は下がった。
根本的治療は脳幹近くの損傷箇所を手術することだが、リスクを伴う。患者は、症状が出てから妻や家族を傷つけてしまい、失うのを恐れ、あえて手術を希望する。
ハウスはチェイスの上司に手術させることにする。
社交辞令についてウィルソンと話をしているうちに、ウィルソンがハウスと出かけるのを断り、タウブと付き合う約束をしているのを嘘だと感じたハウスは、タウブにスパイさせる。

患者の手術後、体温が極端に下がって、その上悪態をつく言動も変わっていない。ハウスがいないため、チームは独自の判断で全身のスキャンを行い肝臓に嚢胞が見つかった。
ウィルソンはハウスに、投薬を続けながら自分に頼り切っていた弟をある日、些細なことで遠ざけた結果、失踪に繋がったとして自分を責めていたという。ハウスはそれは過剰反応だと言い、ニックの症状の原因に思い当たる。
患者はドージ・ポッター症候群で、肝臓に見つかった線維腫がインスリンのように働き血糖値を下げ続け、体が線維腫に過剰反応して攻撃を始めたのだった。手術で線維腫を摘出し、患者は元の穏やかな性格に戻った。
ウィルソンは弟と再会し、まるで他人同士のようで肩すかしだったという。ハウスにも弟を紹介したいと言い、ハウスとウィルソンはこれまで通りの関係で行こうという。




他人を気遣う嘘はどこまで認められるのか、心の底を隠すことができずに本音ばかり言うようになったら人間関係はどうなるのか。
ハウスのやりたい放題、皮肉たっぷり、自由奔放な言動に、よくぞウィルソンは耐えているなと思いながら見ていましたが、ハウスはそもそもどうしてウィルソンがそんな他人に優しく、相手に会わせるような人間なのか知りたがり、その熱心さがずばり、ウィルソンの過去を引き出してくれました。
ウィルソンは統合失調症で投薬を受けていた弟のダニエルを、いつもは気遣ってやり、何時間も電話で話し相手になっていやっていたが、たった1日、自分の試験のために弟を疎んじたら、その後ダニエルは姿を消してしまった。ホームレスになった弟をプリンストンの食事施設で見かけたため、仕事場をプリンストンに定め、その後人との関係を重視して八方美人になってしまった。
とても重い過去だったわけですね。
何となく他にも同じようなドラマがありましたね。
「ハフ」、「メンタル」、どちらもFOXで放送していましたが、兄弟が統合失調症で家族として一生懸命に向き合っているのですが、お互いがとても苦しんでいました。
ハウスはそんな何でも受け入れ許すウィルソンの性格を良いことに、甘えたり言いたい放題をしてきたのだと思いますが、「全ては君一人の責任じゃない」という言ったのは、これまでにないハウスだったように思います。

ウィルソンにとって、ハウスが本当のことを言うからこそ付き合う意味があり、何だかんだ言っても心地よい関係なのだと思います。そうでなければここまで続かない。
まるで子供のようなオヤジ同士ですが、改めて2人が今後も離れないだろうという気がしました。
また、ニックの手術をチェイスに勧めるときに、本当なら無駄だというのに「生活の質(Quality of Life)」に言及したハウスは珍しいと感じました。
今回の患者夫婦にとって、夫の毒舌本音を「社交辞令」で覆い隠すことが幸せな人生なのかというのは、ちょっと違うような気がしました。

「社交辞令」でもう一つ、本音しか言わない患者の前にわざわざカディを呼び寄せたハウスは、No.13と比べてもカディの方がホットだと言わせて、「失礼ねっ!」と言わせたかったのかと思ったら、そうではなく、「年上の君の方が魅力的だ、つまり君は今日もきれいだね」と言ったつもりだった、というのが憎いです。

カディの後を追うハウスを見てNo.13が笑っていましたので、ハウスの気持ちも見え見えということですね。
ちなみにカディは38歳だそうで、ちょっと苦しいか?


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Last updated  November 3, 2010 07:44:57 PM
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