ネタバレせずに見て正解でした。 まさか、カトナーだったとは。 あんな、陽気で仲間思いのカトナーがどうして自殺しなければならなかったのか。 ハウスのショックは痛々しいほどで、フォアマンたちに当たったり、カトナーの養父母を責めたりと、動揺ぶりは明らかでした。 いろいろ理由を考えて、自殺するはずがないと言い他殺だとも言う。それくらい、ハウスの中で納得できないものがあったのですね。理解できない自分が納得できなかったのかも。 カトナーは両親を射殺されるという悲惨な経験をして、本当の自分を封じ込めて生きてきた、そういう風にハウスは思いたいのでしょう。 でもどこにも答えはありませんでした。 友人の死と向き合うフォアマンとNo.13、ハウスを心配するカディ、気丈だったタウブが最後にこらえきれなくなって泣いている姿など、どれも深く心を打ちました。 実際は、カトナー役のKal Pennがホワイトハウスでオバマ政権の元で働く(Office of Public Engagement and Intergovernmental Affairs)ために、降板を頼んだということだそうで、それを聞くと、突然の自殺という展開にもなるほどという気がします。 人の心の底は判らない。例え真実の探求者ハウスでさえ。 フォアマンが恋人のNo.13を閉め出してでも、辛い時を一人で乗り切ろうとするところや、一番親しいと思われていたタウブが強がっているところなども、彼らならそうかも知れないという感じがします。 今回の患者夫婦は、ものすごく仲が良くてお互いに臓器を与えようとして愛情が深いように見えましたが、夫は妻の夢には応えてくれないので、こっそりリオに行ってしまった、その罪悪感があったのだというのが皮肉でしたね。 お葬式では、みんなで火葬の煙を見上げている姿が少し前の日本の葬式のようで、印象的でした。 唯一、笑えた台詞。「ザ・フーの曲に合わせてサングラスを外して、推論したのか?(Did you deduce that by taking off your sunglasses to the strains of a Who song.)」 言うまでもなく、CSIマイアミのホレイショですよね。(爆) これは殺人だと言い出したから、こういう台詞になったのかしら。 ちなみに、同じザ・フーの「バーバ・オライリー」をメインテーマに使っているのがCSI:NYで、この曲に合わせてハウスがエアギターをしていましたよね。