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December 22, 2010
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カテゴリ: Dr.HOUSE S3-8
シーズンフィナーレ。
ぜひ、ネタバレなしにご覧ください。
シーズン5はハウスの内面が描かれるようになって、とても深く、非常に満足なシーズンだったと思います。このエピソードも個人的には、文句なしに最高でした。
しかも、来シーズンへの期待が大いに高まりますね。



左手が自分の意志と関係なく動く「エイリアンハンド症候群」のスコットが、レストランで倒れERに来る。味覚障害と左目からの出血があり、以前発作を起こした時に、脳梁を切り離す手術(分離脳)を行っており、その後、分離したはずの右脳が左脳を支配する状態で日常生活で問題を起こしていた。
キャメロンはタウブに結婚式が中止になったと告げる。
ハウスは朝一番に、カディから「今後は上司と部下の関係を守れないなら辞めて欲しい」と言われ、昨夜の出来事をウィルソンに報告する。ウィルソンは話し合うように勧める。ハウスは話し合う代わりにカディのサーモグラフィ写真を撮って、昨日と今日とどちらのカディが嘘を付いているのか見破ろうとする。
スコットの自宅を調べたところ、狭いバスルームにカビが生えていたので、抗真菌剤を与えるが、身の回りの物を持ってきた恋人のアニーを左手がひっぱたいてしまう。去っていくアニーの後を追おうとしたスコットは、歩けなくなって倒れる。
ハウスは進行の遅い骨膜腫があるのではないかとして、がん細胞が左右の脳の伝達をしているのではないかという。検査の結果、伝達はないことが判ったが、患者が右腹を痒がり肝不全を起こしているのではないかという。
カディに肝生検の許可をもらいに来たハウスは、怒らせるつもりかと図星を言われ、逆に外来患者を診るように言われる。

ハウスはカディから送り込まれた外来患者のユージーンを診察する。突然、がらがら声が出るようになったと言い、胃酸が逆流していると診断する。
スコットの左手の爪に内出血が見つかり、スコットは血を吐いて心拍数が落ちる。タウブは血栓があると言い、No.13は多汗を指摘、ハウスは膵臓ガンの検査をするように命じる。
スコットはアニーが別れると言って出て行ったので、自分も退院しなければならないというが、左手がまた制汗剤を投げつけそれを邪魔しようと動く。
キャメロンはハウスに結婚式を中止にした理由を話し、アドバイスを求める。ハウスは前の夫の冷凍精子は捨てると言えばよいと答える。
ウィルソンに頼んで患者の右脳と左脳を取り持つ会話をしているあいだに膵臓のMRI検査を行うが、異常は見つからない。ハウスは膵臓ガンにこだわり、がん細胞が染まるサソリ毒を使って検査するように言う。チェイスが患者の開腹手術をしているときに、キャメロンが結婚の障害になっている例のものは捨てると言う。
やはり膵臓ガンは見つからなかったが、ハウスは血栓は不整脈になった時にできると言い、経食道心エコーをするように言う。
やがて、アニーが戻ってきて左手が投げる制汗剤に何かあるのではないかという。
ハウスは様々な嫌がらせをカディにしながら、なぜ彼女のカップに口紅がついていないのかこだわる。ウィルソンは答えが欲しいのか、それともカディが欲しいのかと問う。
そのためには怒らせ方が足りないと言われて、ハウスは病院ロビーの衆目の前でカディと寝たと大声で叫ぶ。
さすがに、カディはそのことに激怒し、ハウスを首にすると言う。それを見ていたユージーンは「大丈夫、彼女は君のことが好きだよ」と言い、ハウスはユージーンこそが膵臓ガンだったと気づく。スコットは使っていた制汗剤に、心臓障害や発作を起こす成分があると報告されていたことが判る。
改めてカディに立ち向かったハウスは、昨夜の話で誤解があったことに気づく。

その様子にカディはハウスに異変に気づき、ウィルソンに相談する。
チェイスはキャメロンに、愛した人の形見をすぐに捨てる必要はない、5年後、10年後ではと言い、2人は予定通り結婚式を挙げることになった。
ハウスはウィルソンに付き添われて、精神病院に入ることになった。




実はこの展開については、昨年ネットのネタバレ記事を読んでしまって知っていたのですが、それでも、どういう形でハウスが現実を知るのかは知りませんでしたので、最後の最後まで目を離せませんでした。
幸せを感じて目覚めた朝、彼女の口紅がバスルームに残されていて、顔にも着いていた。

確かに、一晩で長年のヴァイコディン中毒が治るはずもなく、あまりにも優しい天使のようなカディは疑いを持つべきだったかも知れません。
でも、先の話を知っていた私でさえ、その一瞬の幸せに浸っていたかったと思いました。
幻覚の中でのカディに対する気持ちはおそらくハウスの本当に気持ちだったと思いますし、ハウスが完全におかしくなったと知った時のカディの表情や仕草は、先のユージーンじいさんの言うとおり、まだその気があると信じています。(爆)
怨霊のように復活したアンバーが「自分について作り上げたストーリー、なんて素敵。」と言っていましたが、ハウスにこういう願望があるということはまだ人生捨てたものではないと言いたいです。
それにしても、チェイスとキャメロンがこれまでの長い道のりで、お互いを理解し合って結ばれた事がすばらしい。
チェイスが妥協案を示した訳ですね。今すぐに決める必要はない。これには泣けました。
キャメロンもまだ結婚式をキャンセルしたわけでもなく、ぐずぐずするのが彼女の性質で、ハウスに背中を押してもらったことが良かったです。
そして、なんて美しい結婚式。なんて幸せ。
一方で、暗く灰色の病院に向かうウィルソンとハウス。言葉はありませんが、辛い時間が待っているのでしょう。
でも、これはきっとハウスが乗り越えなくてはならない試練なのでしょうね。
今まで、人には厳しく自分に甘く、とても人間的なキャラクターを見せてくれたヒュー・ローリーが、シーズン5で次のステップに向かうために見事に演じきったという風に感じました。
ちなみに、ラストに流れていたのはローリング・ストーンズの「As teas go by」。
歌詞を聴くと泣けてきますね。
「子供たちが遊んでいるのを座って見ていた。涙がほおを伝い落ちながら、ただ座って見ていた。」
ポイントになるエピソードは必ずストーンズですよね。(笑)



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Last updated  July 14, 2011 06:35:08 PM
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