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May 16, 2021
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新シーズンプレミア。

コロナでアメリカのドラマ制作が大きく影響されて、初めて見るエピソードでもありますが、さすがに「今」を写し込むのが上手いと感心しました。
特に、レギュラーも含め、マスクの着脱のタイミングが見事だったなあ。
リアリティがあって、しかも演技を妨げないというか。
そして、一番深刻な問題を真正面から捉えている、さすがだとうなりました。




セントラルパークで黒人男性に脅されたと訴えがあり、警官が駆けつける。
幼い息子を連れたコリーンは、ジェイヴォンが息子を脅かしたと激しく訴える。
一方ジェイヴォンはこれが差別の現状だと、自らを撮影してSNSにライブ配信していた。

ところが、息子がそばで倒れている男性を発見する。
男性は頭を殴られ、コリーンが犯人はジェイヴォンに違いないというと、警官はジェイヴォンを押さえつけ拘束した。
被害者はレイプされたと見られSVUが到着すると、エリックと名乗りレイプされたと答える。
しかし容態が悪く、救急車で搬送されるころにはエリックは意識を失う。
警官は被疑者が攻撃的な態度だっただけでなく、別件で令状が出ていたので逮捕したというが、ジェイヴォンは逮捕の根拠を示せと抵抗する。
フィンは容疑者と見ることに懸念を示すが、オリビアは令状があることを根拠に連行を決める。
ジェイヴォンに令状が出ていたのは、黒人差別抗議運動での治安妨害や騒音などの容疑で、過去に性犯罪で逮捕されたことはない。
エリックが運び込まれたERの医師は、エリックと知り合いで、エリックがゲイであることを家族は知らないという。
母親は昨夜息子から何も連絡がなかったというが、弟は帰りが遅くなるという連絡を受けていた。
エリックは9番街のバーによく立ち寄っていたらしい。

ジェイヴォンは早朝公園で運動をしていたという。

9番街のバーのオーナーは、エリックが昨夜来ていたかどうかはわからないと答える。
交通カメラにバーを出たエリックの姿が写っており、一緒に歩いていた男性を見て、ロリンズは現場で撮影していた男だという。
ジェイヴォンのアリバイが確認され、釈放することになったが、ジェイヴォンはエリックの捜査協力を拒む。
交通カメラで一緒に写っていた男を見て、エリックの弟は「彼のタイプ」だという。
数多くアップされた動画の中に、その男が写っており、SNSの写真から身元を探る。


オリビアもフィンも内部調査を受けることになるが、警察への風当たりが強い今、警察のルール通りに対処したというのは通用しないだろう。
そのルール自体が問題視されており、BLM運動の高まりと共に世間は警察に反感を持ち始めた。
内部捜査も想像以上に厳しいものになろう。
同じ黒人警官として、ガーランドはフィンにオリビアに偏見はなかったのかと問う。
フィン自身、黒人男性を射殺しており2回めの訴状となる。
正当な理由があったかどうかは関係なく、自分たち一人一人が危険な状況なのだという。

現場の動画を投稿したのはジョー・マーフィーとわかる。
ジョーは素直に警察に同行し、エリックとの画像を見て彼が例の被害者なのかと驚く。
ジョーの説明では、バーでエリックが自分にアタックしてきて、店を出てからも追いかけてきたという。
しばらく一緒に歩いたが、その後セントラルパーク近くのガールフレンドの家に行ったという。
しかし、訪問した時間で女性とジョーと言い分が異なり、ジョーがしていたマスクから採取したDNAが、エリックの下着に付着していたものと一致した。
ここでジョーは証言を変え、公園でエリックがセックスを求めてきたので俺はゲイではないと、彼を突き飛ばしたという。
ところが、急遽弁護士が現れ、それ以上の取り調べはできなくなった。

IABのインタビューで、オリビアは過去にSVUがジェイヴォンに所持品検査をしていたことを追及される。
実際に職質したのはニック・アマーロだったが、連続レイプ事件で容疑者が黒人少年だったことから、ジェイヴォンも取り調べの対象となった。
しかし、昨日の現場ではコリーンの身元を調べなかった。
コリーンは虚偽の告訴や前夫への接近禁止命令などが出ており、クレーマーだった。
そこに差別的な偏見がなかったかと問われて、オリビアは偏見はないと答える。
カリー警部はカメラを止めると、わかったような口をきくなという。
警察の中には、口では偏見がないと言いつつ、差別をしていることに気づかず、警察の構造的な差別に素直に従う人がいる。
オリビアは自分はレイシストじゃないというが、潜在意識の部分ではどうなのかと言われ答えに窮する。
警部はこの国の法執行機関は人々からの信頼を失い、その信用を取り戻すには一人ひとりが真剣に向き合わなければならないという。

ジョーは殺人未遂と暴行、犯罪的性・行為で起訴されることになった。
ガーランドの意見で大陪審での証言はフィンになった。
IABのインタビューで無自覚の偏見を指摘されたオリビアは、それが警官としての決断判断にどれほど影響を与えていたのか、困惑しているという。
ガーランドは組織というものは、危機に瀕すると本体を守るためにためらわずに生贄を差し出す、だからお前も注意しろという。

いまだにエリックが昏睡状態の中、大陪審が始まり、フィンらが証言する。
DNAなどの証拠もあるというカリシだったが、陪審員の中から、フィンに対してレオンを撃ったのも警察のルールだったのかという質問がでた。
それをきっかけに陪審員から質問が続出し、検察側の心象は悪化してしまった。
カリシはフィンの証言が上手くいかなかったことに憤慨し、そもそもジェイヴォンを逮捕する時に疑問があったのなら、なぜそう言わなかったのかとぶつける。
ジョーの弁護士が態度を変え、大陪審で証言することにしたという。
警察での証言を偽証だったと認めて、ジョーは同意の上でエリックとセックスをしたが、暴行はしていないと証言する。
自分がバイセクシャルなのを家族や恋人に知られたくなかったので嘘をついただけでなく、SVUでの取り調べでは圧力をかけられたという。
警察はジェイヴォンの逮捕で市民から抗議を受け、火消しに走ったのだろう、自分もエリックやジェイヴォンと同じように被害者なのだというジョーに、カリシも手の下しようがない。
陪審員にはベースに警察を罰したいという感情があり、カリシがジョーを追い詰めれば追い詰めるほど道場を得ることを弁護側はわかっていた。
危惧したとおり、ジョーは不起訴となった。
それをエリックの母親に伝えると、警察がジェイヴォンを誤逮捕しなければ、ジョーは起訴されたのにという言葉が返ってきた。

ノアは、学校で無実のジェイヴォンを逮捕したのが自分の母親だと話題になっているという。
SNSで子どもたちもジェイヴォン逮捕の動画は知っており、ママはレイシストなのかという。
ノアから見れば、間違ったのなら謝らなければならないが、オリビアは裁判を理由にそれをしない。
オリビアは考えた末、ジェイヴォンに声をかける。
ジェイヴォンは薬物のことを会社に知られ、解雇されてしまった。
オリビアは、コリーンに対して、検察が虚偽告訴で起訴することになったと告げる。
それがジェイヴォンや世間に対して、どんな意味があるのかということだが、オリビアは自分には取り組まなければならないことがたくさんあるという。





いや~、これまでドラマの中で散々差別や偏見について扱ってきたのに、私達のヒーローであるSVUのそれもオリビアが、長年気づかない偏見に基づいて仕事をしてきたのではないかとは、そもそもドラマの方向性も代わってくるような、衝撃的なオープニングとなりました。
市民全員がスマホを持って、現場を生配信するという警察を取り巻く環境の変化もあるでしょう。
ジェイヴォンの逮捕の経過はこれまでなら、警官に素直に従わなければ即連行!で済まされたことが、そうは行かなくなったということですね。
まあ、いつものオリビアだったら、あの状況でジェイヴォンがエリックをレイプしたとは判断しなかったと思うのですが、違う展開になってショックです。
IABの警部こそ、あなたこそ何様?と言いたくなりますが、素直に自分を見つめ直すのはさすがオリビアというか。
ノアの素直な言葉が真実を突いていますね。
ジェイヴォンは日頃の抗議運動として警察を訴えるのは当然でしょうが、仕事を失って賠償を求めるという面もあるでしょう。
ガーランドた口にした今こそ時代の分岐点だという認識、IABの警部がいう警察の構造的差別、これを認めるかどうかは2つに分かれて、国内の分断が進んでいる状態なのでしょうね。
もちろんこれはドラマですが、「しかたないよ、それが世の中なんだから」でなく、がっつり向き合うのはSVUだからこそ、感服しました。
大陪審のシステムは「グッド・ワイフ」でも取り上げていて、そこでの率直な陪審員の疑問が検察の意図を覆すケースがあるのは珍しくないのでしょう。
カリシの実力も不足していたかも知れないし、ジョーの弁護士が上手かったということか。
でも、もうジョーを起訴することはできないのかな、これまでなら、別の事件を起こすのを待って「必ずあいつを刑務所に入れます」という姿勢になるのですが。
久々にニックの名前が出ましたが、今シーズンはなんと!ステイプラーが戻ってくるらしい。
本来は第1話にステイプラーが登場する予定だったんだそう。
スピンオフ計画ですね、ファンが喜ぶことができるのだから、やっぱりすごい。
ちなみに警視正がレギュラー入して、ちらっとタミンがゲイ?バイ?かという言及もあり。
話題に事欠きませんね。





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Last updated  May 16, 2021 09:58:59 AM
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