~タロット日和~ by 常葉 了
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ども、トキワです。(^^)/ 十勝もすっかり寒くなり、生身で外を出歩くのが、いささか辛い時期となって来ました。 雪掻きの時期が近付いて来ると思うと、少し憂鬱な気持ちにもなりますね。(--; 冬は、空気が薄くなる為、十勝の美しい景色が冴えわたって見えると言う点では、かなり好きな時期なのですが、車の運転など、危険度は高まるので、トキワ的には一長一短の季節と言った所でしょうか。 まあ、そうは言っても、冬の山景色は美しいものです。 なんだかんだ理由を付けて、お出掛けしてしまうトキワでもあります。 さて本日は、前回に引き続き、中小企業診断士の勉強で身に付けた知識と、タロットの結び付けについて考えて見たいと思います。 今回は試みとして、テーマを出来るだけ詳細に掘り下げて見ようと思います。 となると、当然長くなってしまう為、シリーズものにして、何回かに分けて投稿する事にしますね。 今回のテーマは【企業戦略】。 まずは、タロットと結び付ける前段階として、【企業戦略】と言うものについて、少し丁寧に説明して行きましょう。 さて、この【戦略】と言うのは、経営を考える上ではとても重要です。 経営上、この【戦略】と言うのは、幾つかのレベルに分かれておりまして、上から順番に【企業戦略】【事業戦略】【機能戦略】と三つに分かれています。 この三つの戦略の上に【経営理念】と言うものが存在するのですが、各種の【戦略】は、全てこの【経営理念】を実現する為のものと言う位置付けとなっています。 さて、この【企業戦略】なのですが、まあ、大雑把に言って【経営理念を実現する上での、戦略の大まかな方向性】を決めるものとなります。 それなりの規模の企業になると、一つの企業で、幾つかの事業を並行して行う事が多くなるのですが、【企業戦略】がしっかりと確立していないと、各事業の方向性がバラバラになってしまい、統制が難しい事になってしまいます。 よーいドン、と言った瞬間に、皆がバラバラの方向へ走り出したら大変ですからね。 そこでまず、【企業戦略】として【ドメイン】と呼ばれるものを決める事になります。 【ドメイン】は、【事業領域】と言う意味です。 つまり【誰に】【何を】【どのように】提供して行くのかを決める訳です。 【誰に】と言う観点では、対象となる【顧客】や【市場】を決めます。 例えば、【若年層に】とは、【道民に】とか、【観光客に】とか。所謂ターゲット層を決める訳ですね。 【何を】と言う観点では、対象に提供する【商品】や【サービス】を決める事になります。 例えば、【コンピュータを】とか、【占いを】とか、【美味しい物を】とか、企業側が顧客に向けて提供するものを決める訳です。 【どのように】と言う観点では、対象に【商品】や【サービス】を提供する【手段】を決める事になります。 例えば、【インターネットを通じて】とか、【店頭にて】とか、【出張サービスで】とか。 多少、抽象的な表現になる場合も有ります。 例えば、【当社が持っている、高度な技術と経験を用いて】とか、【高い接客品質を用いて】とか。 こう言った具合で、【事業領域=ドメイン】を設定する訳ですが、この時、幾つかのポイントを意識しなければなりません。 まず、【事業領域=ドメイン】の設定は、【分散を避ける】と言う目的があります。 事業領域が広過ぎると、企業の持っている様々な資源が分散してしまう事になります。 つまり、人員や予算が分散し過ぎて、一つ一つの事業が手薄になってしまう。 事業領域が広くなれば、自然と競合他社の数も増えますので、競争も激しくなってしまいます。 人員や予算が手薄な上に、競争が激しくなってしまえば、企業はとても不利になってしまいます。 また逆に、【過度な集中を避ける】と言う目的も有ります。 事業領域が狭くなり過ぎると、必然的に市場が狭くなってしまう。 つまり、対象となる顧客数が少なくなってしまう訳ですね。 そうなると、収支の観点から、事業そのものが成り立たなくなってしまう可能性が有ります。 例えば、【タロット占いの希望者で、且つ健康面の占いを希望しており、且つ肝臓に不調を抱えている顧客ターゲットにする】と設定してしまうと、当然の事ながら、お客様はぐっと限られてしまう訳です。 なので、【事業領域=ドメイン】は、【分散を避け、過度な集中を避ける】と言う観点を持って、設定しなければなりません。 更に、ドメインを設定する上での【定義方法】や【切り口】にも注目する必要が有ります。 【定義方法】について。 ドメインを【モノ】として定義する方法と、【コト】として定義する方法が有ります。 ドメインを【モノ】として定義する方法を【物理的定義】と言い、例えば鉄道会社などは、提供するサービス・商材を【列車】と言う【モノ】で、ドメインを設定する事になります。 ドメインを【コト】として定義する方法を【機能的定義】と言い、例えば鉄道会社などは、【移動する、運ぶ】と言う【コト=機能】で、ドメインを設定する事が出来ます。 【物理的定義】でドメインを設定すると、【モノ】がハッキリする為、【ドメイン=事業領域】が明確になりますが、【モノ】が固定されてしまう為、柔軟性と拡大性を失ってしまう事が有ります。 対して【機能的定義】でドメインを設定すると、対象の【モノ】がハッキリせず、事業領域が抽象化してしまう反面、事業の柔軟性と拡大性を確保する事が出来ます。 例えば、鉄道会社で【列車】と言うドメイン設定を行うと、【列車】と言う枠組みに縛られてしまい、事業の発展性が限られてしまうかも知れません。 対して、【移動する、運ぶ】と言う【機能】でドメインを設定すると、【人の移動手段】と言うだけでは無く、【物資を運ぶ】【情報を運ぶ】【美しい景色の中を移動する】【移動する高級ホテル】と言った具合に、事業として、色々な発展を期待する事が出来るでしょう。 更に、ドメインの切り口として【市場・顧客軸】【機能軸】【技術軸】と言うものが有ります。 つまり、ターゲット顧客の層を基準にして、事業領域を設定するのが【市場・顧客軸】。 提供する便益を基準にして、事業領域を設定するのが【機能軸】。 自社が所有している技術力を基準にして、事業領域を設定するのが【技術軸】です。 ちょっと長く、また小難しくなってしまいましたが、こんな感じで、【事業領域=ドメイン】を設定する事が、【企業戦略】上、とても大切になって来る訳です。 で、タロットとの結び付けって話に持って行きたい所なのですが、長くなってしまいましたからね。 今日はこの位にしておきましょう。 次回は、引き続き【企業戦略】と【ドメイン設定】に関連して、多角化戦略について書く予定です。 タロットとの結び付けは、その次。三回目に行います。 今回は、試みとして、ちょっと掘り下げながら書いて行きますので、どうしても長くなってしまいます。(--; まあ、殆どの人には必要の無い知識・技術論かと思いますが、事業をやっている人、事業をやろうとしている人、事業系の鑑定を受け付ける占い師さんとかには、少し役立つかも知れません。 もし興味があれば、しばらくお付き合い下さい。 では、また(^^)/
2018/12/07
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