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たぶん昨日の私の様子など語らなくてもわかってしまうのだろう。近い過去の波動は人の呼吸の中にかすかに残っているので、私もあなたが昨日、感じたことや語ったことややったことのディテールまでふと見えた気がした。そんな記憶の分子にいやな感触はない。気を失ったと言って眠ってしまうのもいい。寒いね。寒いのは心だよと笑うのもいい。空気のように、今日は話が出来て癒された。ありがとう。ポジティブにいないと幸せな気持ちが逃げてしまう。アトリエにもどって正直に絵を描いた。
2005年11月29日
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作品をつくるのも、人と関わるのも愛がエネルギー。うまくいくときの憑依感や幸福感とうまくいかないときの無力感や停滞感の落差や亀裂が心を鍛える。
2005年11月28日
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アトリエでキャンバスを張った。作業をすると暖かくなり、動きが小さいと寒くなる。マフラーを巻いたり、重ね着したり、帽子もかぶってみた。こまめに作業にあわせて調節する。病み上がりの身体が寒さや熱さに敏感なのが面白い。温度センサーのようだ。熱の原因は扁桃腺炎。唾を飲み込むのも苦しい。いつもまずいなと思っていたペットボトルの水はひりひりして飲めない。カテキン緑茶でうがいするとのどが潤った。いつものようにすべてのキャンバスを張り終えて、アトリエを出た。
2005年11月22日
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美術家のMくんが計画していた世界の美術家が語り合う会議が紆余曲折を経て京都で実現するというので参加するつもりでいたが、過労でダウンし出席を断念した。まずは実現まで漕ぎ着けたことをねぎらいたい。彼と私は同じ世代。今、頑張らなければ何時、頑張るのだというような世代。思えば幾つの時にも、同じように今が大切だと考えていた。
2005年11月20日
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ひさしぶりに熱を出して寝込んだ。年に一度くらいは熱を出して寝込んでいるような気もする。無理をして熱を出して、熱が出たら何もせずにひたすら眠る。
2005年11月18日
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南の街の立体パーキングの最上階に車を泊めてシュラフにくるまって眠った。
2005年11月10日
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やったことがない人ほど止めたほうがいいと言う。 それは当たり前だと思う。やったことがないことは止めておこうと思うのは自然な判 断だ。自然な判断をくつがえしてみたい。やってみなければわからない。
2005年11月08日
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見えない所で私の仕事を応援していてくれる貴方。 ふっと背中を押される気配によって、私は前にすすむことができる。 良いところもあれば、悪いところもある私の仕事や生き方のすべてを応援してくれて ありがとうございます!となぜか思った。
2005年11月08日
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愛してるとかそんなのではなくてエッチがしたいと言ったことがあるらしい。確かにそんなことを言ったことがあった。いつまでも好きじゃないと言い続けたいものだ。別にあなたのことは好きじゃないと言葉で言っても、私の体は正直なので、好きな人を扱うようにしか動かない。少し赤ワインを飲み過ぎたみたい。妄想の死客に追い詰められた。
2005年11月07日
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ある歌手のデビューCDをひさしぶりに聴いた。人は深さをめざして面白くなくなることもある。浜辺に打ち寄せる波を見続けるような永遠に浅瀬にとどまっていて欲しいものもある。
2005年11月06日
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周りにあるものの輪郭や組み立てを意識しながら線をひいた。 晩秋の空気がふるえるとドローイングの線もふるえた。 有るものと無いものの中間にあるような絵。
2005年11月06日
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「作品をつくる時間がどうしてつくれるのか」 「作品を見せる機会はやってくる」 「作品が時流をつくる」 「作品は必要とされる」 「同じように見えても同じ作品はない」 ただ、こんなことを考えた。理由はない。
2005年11月05日
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本当に何かを否定したければ、まず、それを受け入れた時間の重さが必要だろう。否定するには、否定する力を肯定しなければならない。スタイリッシュで知的な否定は、あらかじめ決められた切断面をカッターの刃でなぞるような行為でしかない。パズルをひっくりかえすような分析には興味がない。ポジティブでなければ、分析も否定も成立しない。否定のための否定の認識の浅瀬からはすみやかに撤退すべきだ。
2005年11月04日
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今日、あるシンポジュウムで名づけられる前の表現、理解できないものに感動があり、制度化された芸術からは感動が失われるという話を聞いた。いまだ誰にも解釈された事のない事件のような芸術だけが神格化されているように感じた。どんな表現でも二度みれば既視感が生まれるのだから、始めての出会いにしか価値を見出せないとしたらそれは不幸だ。しかし、世の中には何度会ってもはじめてのような気持ちで抱きしめたくなるようなものが確かに存在する。たとえば、ある表現にあたらしい呼び名を見つけてからの親密な関係の深まりには言葉にできない感動はあり、そこには霊妙で重層的な快感がある。
2005年11月03日
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セックスのあとで女性に服を着せてあげる男がいるという話を聞いた。服を着させる男がいるなんてカルチャーショック!彼はやさしいジェントルマンなんだ。裸は隠しておくべきものなのでいつまでも裸ではいけないらしい。神秘性が失われるということか?私には服を着せてあげたという記憶がない。お互い裸になりたければ服を脱いで、裸のままでいつのまにか眠ってしまうのも気持ちいい。私はずいぶん野蛮なのかなと少しだけ思った。
2005年11月02日
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最低の日と言うものがある。悪い事が重なり、疲労困ぱいしてもうこれ以上は耐えら れないと思ったときにかぎって、大変な仕事が舞い込み、愛する人から悲しい知らせ が届くものだ。
2005年11月01日
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