全35件 (35件中 1-35件目)
1
デジカメとMacでパスポート申請用の写真を作った。以前、入手しておいた申請用紙 を使ったら、昨年末に変更になっていて書き直し。写真の頭上の余白が1ミリ足りず 再プリント。仕方ないので出直すことにした。 思えばパスポートが切れてからずいぶんと放置していた。その間、外国での展覧会も やらなければ、旅行にも出なかった。 今年は仕事の間隙をついてふらりと海外に行きたいな。
2006年01月31日
コメント(0)
忙しい時ほど、むずかしい本が読みたくなる。しかし、読まなければならない本があるときには、気楽な短編集などに手がのびる。困ったものだ。
2006年01月30日
コメント(0)
村で一番踊りうまい娘と青年が村にやってきた貴族をもてなすために踊る場面。バレエの発表会で「ジゼル」第一幕より、ペザントのグラン・パ・ド・ドゥを見た。村人の踊りは粗野で素朴で喜びと自信に溢れているにちがいない。本来、踊りには貴賎などないはずだ。しかし、世界には村人の踊りがあれば、聖なるものに捧げる踊りもあるのだろう。一つの踊りが貴賎に引き裂かれて、同じ場所で同じ時間に乱舞する場面を空想した。
2006年01月29日
コメント(2)
「ワインと女性はやはり高いものがいいんだって」ギャラリーの直観オーナーが言った。そういうことを平気でおっしゃる女性なのだ。「値札のついた女性なんて見たことありません。」同席していた女性が、値札つけてと言ってくすりと笑った。回りにいた女の人たちも顔を見合わせてうれしそうに笑った。
2006年01月28日
コメント(0)
風邪で隠っていたので、今日はひさしぶりに画廊をまわった。 まず、京都造形大が新しくつくったギャラリーへ行った。ギャラリーは大学が美術館 をかかえこんだようなスケールで、やはり、大学には情報を集積する力があると再認 識させる。開催中で最終日の展覧会も秀逸。むかし、美術大学を卒業するときに今ま で当たり前のように利用していた情報の入手には実は努力が必要なのだという現実を 痛感した記憶がよみがえった。そのあと、京阪電車に乗って大阪へ。 昨年、個展を開催した画廊でなんとなく秋頃に決まりそうだった個展の開催が7月に 決まった。オーナーの直観。今までのスタイルを求められるのではなく、新しい展開 を許容され期待される。心地よい緊張感。
2006年01月28日
コメント(0)
焦げ付いた鍋を磨き、汚れの焼き付いたレンジを磨く。鍋を焦がす人あれば、ひたす ら鍋を磨く人もある。 鍋を磨く男は無口に限る。道具は使うほどによくなるものだ と男は心の中で思う。
2006年01月27日
コメント(0)
アンテナを閉じるときがある。同じCDを聴き続けるように。ひとつの音のためだけに 自分があるような気持ちになる。
2006年01月26日
コメント(0)
風邪は人の感覚を鈍くする。CDで聴いていた音楽が突然、AMラジオ放送に置き換わる。 感覚の振幅ときめの細かさが失われる。そのうえ気力も弱くなる。こんな状態では誰 かのために居心地のよい場所などつくれない。
2006年01月25日
コメント(0)
風邪で最悪の状態のふたりが出会うが、知らないうちに眠ってしまう。疲れ切ってい てなかなか目醒めない。深夜にはっと気がついてお大事にとわかれる。
2006年01月24日
コメント(0)
風邪が治らない。アトリエで鍋を作って食べた。豚肉、北海道のたら、鶏ミンチ、ハ クサイ、水菜、キャベツ、ニンニクの芽、キノコ2種類、とうふ、ごぼう。昆布でだ しをとって、だし醤油とみりんなどでほんの少し味をつけた。 鶏ミンチにはゆずコ ショウと塩を少々ねりこんで卵でつないだ。すべてを一度に煮立てて、ポン酢でいた だく。
2006年01月23日
コメント(1)
京都のある画廊に夕刻、ふと立ち寄ったら3月の常設小品コーナーの展示を依頼され た。喜んで引き受ける。その足で今日はアトリエ。
2006年01月22日
コメント(0)
本当は裏方や縁の下が嫌いではないらしい。誰かのために苦労などしたくないと言い ながら、ついつい人のためにがんばってしまう。今日は風邪のため終日、仮眠と決め 込んだ。アトリエも休業。
2006年01月21日
コメント(0)
大原の野菜にこだわり、バターをつかわないピーフシチューをつくるイトウくんのお店を貸し切って、仕事の仲間と新年会。寒さの中で育った力のある野菜はおどろくほどに美味しい。よい素材で料理しなければ、つくる意味がないとイトウくんは言う。
2006年01月20日
コメント(2)
朝、病院で風邪薬をもらい、深夜、アトリエの帰りにラーメンを食べた熱っぽい一日。
2006年01月19日
コメント(0)
昔から女の人の部屋に泊まり続けたことはなかった。夜があける前に別れをおしみな がら、彼女の部屋をあとにした。もし、泊まり続けていれば、若くして愛すべき同居 人か、あるいは、やっかいな居候になっていたかもしれない。
2006年01月18日
コメント(0)
いくら探しても見つからなかったものが、突然、見つかるときがある。紛失物は誰か が隠していたのか、どこかに散歩に出かけていたのか。
2006年01月17日
コメント(0)
「小悪魔的ってどう訳すんだろう?コケティッシュかな」「近い感じ。かすってる」「リトル・デビル?」「本当に悪い感じ」(笑)「スモール・デビル?」「小さいの?」
2006年01月16日
コメント(0)
格闘技のような愛情表現もあれば、小さな声と表情で気持ちを伝えあうような愛情表現もある。そこに集中力と持続力の一致があればお互い相手の虜になるのだろう。そして、感嘆と感謝の気持ちにつつまれる。
2006年01月16日
コメント(0)
雑用の攻撃が激しい。束になって追い掛けてくる雑用の軍勢をやっつけよう。こちらから先まわりして返り打ちにしよう。せっかくのやすらぎの時間や創造の場所もまわりを雑用の軍勢に取り囲まれては落城するしかない。
2006年01月15日
コメント(2)
大阪の海の近くにある大きなギャラリーに行った。ここにはいくつもの展示室がある。ひとつはワリイシさんの絵画。セクシーな場面を描いているけれど誰もが密かに経験しているかもしれない場面が描かれていて共感できる。二つ目はリュウさん。リュウさんは中国国籍を捨てたが大阪に住んで中国にもアトリエを構えている作家。ふたつの国の間で美術家として何ができるかが模索されている。偶然に前回の横浜トリエンナーレに大きなバッタを展示したツバキノボルさんにも出会えた。ツバキさんは私の高校の先輩でもある。語る言葉に力のある人だ。展覧会を見て大阪から京都のアトリエに戻る途中、ひさしぶりにプールに寄って、ひたすら泳ぎながらこんなことを考えた。泳いでいる最中にメールを貰っても返信できない。必死で泳いでいるかもしれない人にメールを送るのは控えたほうがよい。
2006年01月14日
コメント(0)
野獣がいない間に美女を連れ出して、夢の国をドライブする。夢から抜け出して送り 届けた家の窓に光がともっていたらどうすべきか。もし、野獣が帰宅していたら、美 女は野獣に怒られてたくさんの嫌みをあびせられるだろう。しかし、実は野獣は心優 しい老紳士であったりするのだ。
2006年01月13日
コメント(0)
いつだったか、全身傷だらけで血を流しているような人に会った。身体ではなく心で ある。すぐに傷を舐めて癒さねばと思った。私たちが想像するよりはるかにたくさん のカウンセラーがそうして道を誤るのだという話を親しい心理学者から聞いた。
2006年01月13日
コメント(0)
動かないほうが、よりたくさんのことを感じる時がある。 感覚がとぎすまされて、ドキドキしてきた。
2006年01月12日
コメント(0)
あまりに誉められ過ぎるとどうしてよいのかわからなくなる。こちらが適当に答えら れる質問をいただいて、後で良く考えてみると誉められていたのかなと気づくような 誉められ方は嬉しい。
2006年01月11日
コメント(0)
ある時、ほかの人とはエッチしないでなんて言いそうにない女性が私以外とエッチしないでと言ったとき、男はそんな言葉を愛おしいと思った。
2006年01月10日
コメント(0)
昔、ある女性が彼女のわがままはすべて許され、私のわがままははすべて禁止されていると言った。そのときはそんな理不尽なと思ったけれど、それくらいに思っていた方が正しいということもありそうだ。そのとき、男が女性をどれだけ好きかだとか、どれだけ女性のことを大切に思っているかということは、私が悪者であるということを脅かす事例にはならない。そして、私の言葉はすべての有効性を失う。
2006年01月09日
コメント(0)
よい人生ってなんだろう。最高のゴールにもその次の日がある。最低のゴールにもそ の次の日はある。死ぬ瞬間に涅槃図みたいになるのがよい人生なのかな?磔刑図には なりたくない。今が充実できない選択なら、よい人生に魅力はない。旅の途中を真剣 に楽しむことが大切で、どこに行くのかが目的ではないような気がしてきた。
2006年01月08日
コメント(0)
本棚の奥の『マルクスその可能性の中心』という古い文庫本に手をのばした。著者は 柄谷行人。読んでたかなと開いたらたくさんの書き込みがあった。 「感性的であるということは、受苦的であるということである。」というところに波 線がひかれて、星印が三つ。 「彼(夏目漱石)のいう自分本位とは、自分をどこにも所属させない、いいかえれば、 いかなるアイデンティティをも拒否するようなアイデンティティなのである。」(文 学について)にも星二つ。
2006年01月07日
コメント(0)
星座が空に貼り付いて見えた。月はどこかで凍り付いて登って来れなかったようだ。風のあたらないところに隠れているのかもしれない。車のガラスの水滴を取ろうとしたら、水滴は氷でワイパーがガリガリといたぶられた。冬眠したい。
2006年01月07日
コメント(0)
携帯がふるえて展覧会の依頼が入った。昨年から常設コーナーに作品を 展示してもらっていた岐阜の画廊で秋に立体の作家との二人展を開くことが決まった。夕方、ひさしぶりの友達からメールが入って四条あたりで落合った。今日はふるえる携帯と光る携帯が出会いのきっかけをつくってくれた。
2006年01月06日
コメント(0)
遠くにいて会えない人もいれば、近くにいるのになかなか会えない人もいる。会いたい人には会いたいと思い続けるべきだ。そうだ!天国のレオナルド・ダ・ヴィンチと日常のしがらみという篭の中にいる心優しいあなたに会いたいと思い続けよう。
2006年01月05日
コメント(0)
岡山から夕刻、京都にもどりアトリエに行った。石油ファンヒーターを試運転した。暖かな風に訳もなく穏やかな気持ちになった。ささやかな出来事で幸せな気持ちになる。
2006年01月04日
コメント(0)
岡山まで車を飛ばして、ぶどう園を継いだ義理の兄さんと赤ワインを2本空けた。呑 みながら兄の本音を聞いた。兄はいつも美しいパートナーに恵まれるが、仕事に熱中 し過ぎて愛想をつかされる。別れてもすぐに次の彼女ができてしまうような人だ。そ して、いつもかっこよく生きたいと考えているような人だ。
2006年01月03日
コメント(0)
ホームセンターの初売りで、ドラゴンレーザーという電子水平器を買った。赤い光の 線を水平垂直に壁に照射できる装置。床が傾いていても簡単に水平ラインがわかる。 ギャラリーに作品を展示するときに威力を発揮する機械。
2006年01月02日
コメント(0)
電気屋の初売りで、アトリエ用に石油温風ヒーターを買った。 夜、弟とスーパーで買った安い赤ワインを2本空けた。 大晦日には、弟がフランスから持ち帰った高い赤ワインを2本空けた。 弟は就職してから大半を海外で勤務したが、年末に帰国し携帯電話の企画開発の要職 に就いた。
2006年01月01日
コメント(0)
全35件 (35件中 1-35件目)
1