2012年11月の記事
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誠に勝手ながら 年賀状をやめることにしました
いろいろ考えたのですが、新しい年から年賀状をやめることにしました。いつも楽しみにして下さっている方には、一方的なことで申し訳ありません・・・。いつの頃からか、次第に義務的･機械的になってきて何か大切なものをやりとりしているというよりは義理をかかないように仕方なく書いている気持ちが強くなってきているのに気づき思い切って全部「ゴメンナサイ」することにしました。ごめんなさい。その分の空いたスペースは、腰を据えて考えるべきことと向き合いそこからまた新しいものを創り出すようにしたいと思います。 このような決断にいたった要因のひとつに「繋がるべき人とは 必然のタイミングでおのずと繋がれる」という思いが自分の中で少しずつ確信になってきたことがあります。そんなことからも 年賀状はやめますが、いろんなところで必要なタイミングで必要な時に、繋がっていられたら嬉しく思います。
November 28, 2012
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11月の海にて
今日の海は西風が強かったけど陽射しが暖かで心も緩むような1日。1週間近く、旅先でご馳走ばかり食べていたおかげでウェットがきつくパドリングでばてばてになる。身体は重くキレもなし・・・でもいい波に乗れたからよしとするか。波乗りを終えて、軽トラの荷台で日向ぼっこしながら畑で採れた茹でピーナッツをおかずにかみさんの作ってくれたおにぎりをほお張る。ああ、なんともしあわせである。
November 20, 2012
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出雲の旅 ～ 鏡の中の世界
初めての出雲～石見銀山に出掛けてきました。灰色の雲に覆われた空、その隙間から差し込む光の筋。それは鏡の中のように 逆転の世界でもあります。光り輝く太陽ではなく 月のようにまばゆい金ではなく 銀のように明るさや賑やかさではなく 静かで厳かな世界。神話の世界。 太平洋側で生まれ育った僕にとって海は南にあり 山は北にあり 冬は晴れが続き経済が活発であることや新しいビルが立ち並ぶことが 発展であると長く信じていました。けれど、日本海側に出掛けてみるとそれは ものの見事にくるりと逆転します。海は北に 山は南に 冬は曇りが続きお神楽をはじめとする古からの伝統がとても大切にされていました。そのどちらが良い･悪いというわけではなく両者の視点から 物事を理解すること その間を行き来することがこれからの大切なテーマなのだと強く感じています。「科学と宗教の融合」 それははるか昔、不可分のものだったところから 袂を分かち互いにそれぞれの発展を遂げ、いまそれが再び融合しようとしているように感じられます。僕はそんな両者を行き来することで 対話を促し 結びつけ編んでいくことが自分に課された大きな役割なのかなぁと思うことがあります。まるでそれは、しめ縄を縒り合わせるように、DNAの二重螺旋のように。出雲、町も人もほんとうに素敵な所でした。また行きたいなぁと思っています。次はお神楽を見てみたい！WSをオーガナイズいただき、いろいろご案内頂いたホッとほっとる～むの松井さんご参加下さったみなさんありがとうございました！PS 石見銀山のカフェ「カリアーリコーヒー」 お世辞抜きで、今まで飲んだコーヒーの中で一番おいしかったです。
November 19, 2012
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伊豆ヨガクラス ２月までのスケジュールです
（ 伊豆の自宅行う 初心者向けのヨガ教室です！ ）全く初めての方・体が硬い方・運動を日頃していない方も安心して参加出来る初歩からのクラスです。木立をわたる風を感じながら、カラダを気持ちよく動かしていきませんか！● 開催予定１１月２１日（水）１１月２４日（土）１２月 ５日（水）１２月 ８日（土）１２月１５日（土）１２月１９日（水） １月２２日（火） １月２６日（土） ２月 ５日（火） ２月 ９日（土） ２月１９日（火）※ 新年より 原則毎月第２･４週の 火･土曜日 に開催することになりました。● 時間 １０時から１１時１５分 （クリパルヨガ 60分 シェアリング※ 15分） ※ シェアリングとは 参加者同士で 体験や感想をお話する時間です● 料金 １回 １５００円 ４回分回数券 ４０００円 （期限4ヶ月）● 持物 動きやすい服装・汗拭きタオル・お水などの飲み物（ヨガマットはご用意しておりますが、ご持参頂いてもOKです）● 内容 全く初めての方・体が硬い方・運動を日頃していない方も 安心して参加出来る初歩からのクラスです。 ポーズが美しく出来ることや 深く身体を曲げることが目的ではなく それぞれのカラダの状態を尊重し、自らの身体と対話を大切にするクリパルヨガというスタイルです。少人数のクラスで丁寧に一人一人に向き合いながら 安全に心地よくやって行きましょう！● 場所 伊豆急行 伊豆大川駅から車で５分 のみやま自宅（お申込頂いた方には 詳しい地図をご案内します） （海と天城の山を臨む、心地よい風の通る家です）● お申込 定員４名のクラスです。事前に必ずメールでご予約下さい。 slow-life@nifty.com※ 件名を必ず「ヨガ予約」として入れて お名前・携帯電話をご連絡下さい。（通常２日以内にはご返事差し上げていますので 返事が届かないようでしたら、うまく送受信できていない可能性があります）● 略歴 野見山文宏 神戸市出身 ４６歳 うお座 A型 クリパルヨガ教師・生理解剖学講師・鍼灸師 趣味は 波乗りと自然農の畑 著書「感じてわかる！セラピストのための解剖生理」BAB出版
November 9, 2012
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個人セッション 2月までのスケジュールです
＜ 個人セッションのご案内 ＞東伊豆の のみやま自宅で着衣の上から行う ソフトマッサージ と ダイアログによる個人セッションを行っています。 ● セッション内容 ゆるやかなリズムで着衣のまま行う、程よい圧のソフトマッサージと その後のダイアログ（対話）を中心に構成されています。 ダイアログ(対話）とは、平たく言えば２人で行うお話です。 深い心の悩みを解決するような カウンセリングでもないし あなたの何かを改善しようとする 指導でもありません。 このセッションは それによって、難しい病気や・つらい痛みを 一瞬にして消し去るような、魔法ではありません。 僕に出来るのは ただ、カラダを通して・コトバを通じて 誠実にダイアログ (対話）を行うことだけです。 あなたの何かを変えようとするのでもなく 何かを押し付けるつもりもなく ただ対話を重ねていきます。 その結果、症状が少しでも軽くなったり ほっと一呼吸できたり 新たな気づきや、何かが生まれてくるとしたなら、とても嬉しく思います。 遠く青い海を眺めながら 森をわたる風の薫りを感じながら カラダのことや、いろんなこと ゆっくりお茶でも飲みながらお話ししましょう。 ● 料金および時間 １セッション １２０分 １万円 （税込・完全予約制）～ 導入１５分 着衣の上から行うソフトマッサージ４５分 ～ ダイアログ ６０分 写真ではベッドを使った施術を写していますが 主としてお布団で横向きになって行う、受け手の負担が楽な施術を行っています。● 場所 東伊豆 のみやま自宅 (伊豆急行線 伊豆大川駅 より車で５分） 詳しい場所・地図などは ご予約を頂いた方に 個別にご案内いたします。 電車でお越しの方は、伊豆大川まで送迎致します。 東京から２時間弱 熱海から約４０分です → 路線案内 ※ お帰りは近くの日帰り温泉にお送りすることもできます また お泊りをご希望の方は ご紹介もできますのでご相談下さい。小高い山の上から海を見下ろす 風の気持ちのいい家です！ ● お申込み 予約受付可能日 １１月２１日（水） １４時～ １２月１５日（土） １４時～ １２月１９日（水） １４時～ １月２６日（土） １４時～ ２月 ５日（火） １４時～ 完全予約制です。（年末年始 上記以外の日程も対応できる可能性もあります 遠慮なくご相談下さい） ＜ ご予約希望日・お時間・お名前・ご住所・携帯番号・セッションに期待すること＞を記入し 件名には ＜ セッション予約 ＞ として こちらまでメールをお願いします。 ２日以内には必ずご返事を差し上げています。 もし当方からの 連絡が２日経ってもない場合は、うまく着信できていない可能性が ありますので、恐れ入りますが再度メールをお送り下さい。 では、お会いできるのを楽しみにしています！TOPページへ戻る
November 9, 2012
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胸の奥深くにあるけど 表現されずにいるもの
誰もが欲しくなるような服とか「そうそう！」とうなづくようなCMコピーとか多くの人が共感するような音楽や小説。それらに共通するのは多くの人の胸の奥深くに確かに存在するんだけど（＝集合的無意識と言ってもいいと思う）いまだに表現されないでいるものを誰かが「ほらこれだよね！」と示してくれたものだと思う。顔はわかるけど、どうしても名前が出てこなくて みんながうんうん唸っているとき「あっ、○○さんだ！」と 誰かが名前を思い出すと一斉に「そうそう！」となるような感じ。それは、いったん現されると何でもないことで「ふ～ん、そんなの前から僕は知ってたよ」となるんだけどそれを最初に現した人は すごいすごいエナジーを使っていることはあまり気づかれていない。・・・・・・・・たとえばそれは、村上春樹の言葉を借りれば 「深い真っ暗な井戸の底に独りで降りていく」というような孤独で地道な作業が 必要になるわけでその井戸が深ければ深いほど 集合的無意識の深い部分から汲み上げたものであればあるほどより普遍的で多くの人の心に響くものとなるのだと感じている。（伝統的な宗教の経典などは その最たるものだろう）・・・・・・・・いま僕は ２冊目の本を前に そんな深い部分であえいでいるところなんだけど海女さんのようにさっとあわびだけつかんで 海面に持って上がるにはどうにも獲物が重過ぎるのか、うまく浮き上げれないでいる・・・。果たして浮き上がれるのか？それまで息が続くのか？ここが一番の正念場のような気がする。そんな時、クリパルヨガで学んだことが助けになってくれる。・・・リラックスして・呼吸して 水面から差し込む光を見上げて！
November 6, 2012
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ズームアウトの果てに・・・
昨日、BAB出版のご担当の方からメールがあり拙書 「感じてわかる！セラピストのための解剖生理」の10刷目の重版が決まったとのご連絡がありました・・・やったぁ～！2010年の5月に出たので、だいたい1年で1万人の方に読んで頂いている計算になります。ほんとありがたいことです。この本、いま自分で読み返してみても「何でこんな文章書けたんだろう」と思うくらい言葉が光り 筆が走っている感じがして、びっくりさせられます。「神様が僕を選んで書かせてくれたのかな？」って思うくらい・・・。そしてかみさんの書いたイラストも すごく楽しくて今日も読み返していて「ヒャッヒャッヒャッ～」って笑い出していました。（すみません 自分の本なのに・・・）そんな中で 自分でもっとも好きなコラムが「ズームアウトの果てに」と題して1章ズームアウト編の最後に記したものです。少し長いけど全文記載しますね。・・・・・・・・・・・「ズームアウトすると、全体のつながりを感じることができる」冒頭で、ナスカの地上絵を例えにお話ししたようにこの章ではカラダをズームアウトしながら、様々なつながりを確認してきました。筋肉同士のつながり・心と身体とのつながり・自然と自律神経とのつながり・・・etcカラダは、部分と全体が分かつことなくつながりフィードバックしあう、ほんとうに複雑な存在です。私たちは、よりよいセラピーを目指そうと、様々な学びを重ねてきたのだけどズームアウトすればするほど、例えばメンタルのケア・食事・運動・スピリチュアルなど様々な視点が見えてきて、いったいどこから手を付ければいいのかわからなくなる・・・そんなジレンマに陥るのです。ズームアウトの果てにある世界、それは「原因と結果が複雑に絡み合い 何が正しく何が間違いなのか？ わからない」 という混沌とした世界です。例えば「朝は食べないとだめだ」という説もあれば 「いや朝は排泄の時間だから食べてはダメだ」とか「マッサージの方向はリンパに沿って」とか「いや経絡に沿って」とか・・・。この世界には、様々な立場の意見がありさらには、それが様々な尺度と解釈によって逆転することもあったり最終的には「何が正解かわからない」というのが、その結論なのでしょう。全てをズームアウトし、数々の学びの果てに、そこに達した時私たちには２つの選択肢があります。その一つは 積極的な傍観者になることです。何が正解かわからないのなら、余計な手出しはせずただじっと見守りましょう、そこに真の学びがあるのだからと。（もし、神様という存在がどこかにいるのならそんな視点でこの世界を見守っているのかもしれませんね）もう一つは 再び関わっていくあり方です。何が正解かわからないのならそれは逆にいえば「全て、自らの信念で選択したことは 正しいのだ」と。私たちが、神様ではなく、人間としてこの現実の世界に生まれてきたのであれば限りある肉体と 時間という制限の中、クライアントと関わっていくことにこそ学びや意味があるはずです。そのためにも、一旦拡げた視点を、学びを もう一度絞り込んでいく必要がある。現実と関わる為の、確固たる指針が必要になる。その選択と集中・・・それがこの後のズームインという作業です。日本を飛び出して、広い世界を旅し 大きな視野を手に入れた若者がまた日本でその視点を活かしながら働くのに似ています。結果として、それは元の場所、元の駆け出しの頃に戻ることなのかもしれません。けれど、ズームアウトして学ぶというプロセスを経ることで 私たちはより深みを持ってカラダと関わることができるのだと。そして、そんな深みこそが 真の意味で人を癒すのだと私は思っています。 この文章を読み返すとき「僕は天国に留まるのではなく この世界に再び生れてくる決意をして やってきたのだ！」と、なんか胸熱くなる思いが溢れてきます。そんな本を世に出せたことたくさんの方に読んで頂いていること、本当に幸せに思います。引き続きよろしくお願いします！
November 2, 2012
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