テイクアウト・デリバリーというビジネス その1
本日のテーマは、「テイクアウト・デリバリー」というビジネス その1です。
濃厚接触を避けるということで、テーブルサービスを一時中断して、テイクアウトやデリバリーを始めている店もあると思います。
今日はこういう方に向けて、連続講座で、これらのビジネスについてお話をしたいと思います。
テイクアウトビジネスにおいて大切なのは、客層設定です。
どんな利用シーンで誰に価格を含めた何を売るかが重要になります。
そうなると立地が重要になります。
また、商品においては、外食産業はランチ需要以外は利用頻度がそもそも高くないため、そのバランスをとることも重要です。
あとはバリューです。
テイクアウトを専らやっている会社は原価設定が40%~50%です。
しかも調達コストも低いです。
繰り返し来店を考えるとこれくらいでないとバリューが出ないでしょう。
デリバリーにおいては、デリバリーコストとのバランスが大切です。
デリバリーコストとは配達コストとスタンバイコスト、メディアを使った場合はその利用手数料です。
利用手数料は35~40%くらいになるかもしれませんが、デリバリーは利便性が重要になるため、普通に始めるにはウーバーや出前館などの利用をする必要があると思います。
私も四半世紀、いろいろな会社を手伝いましたが、外食からテイクアウトビジネスに参入して成功した会社はあまり多くありません。
したがって、じっくり考えて、ビジネスを進めることをおすすめします。
なお、ご縁(店のことをわかっている)人には個別的なアドバイスは受け付けます。
また、貴殿の投稿に具体策をコメントすることもあります。
立夏連続講座 第2回 2 これからの食の… 2024.06.15
芒種連続講座 第1回 2 これからの食の… 2024.06.15
メニュー改訂の疑問にお答えします その18 2024.06.04
PR
Freepage List
Calendar
Keyword Search
Category