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こんにちは。 土曜日ではないですが、今日は、以前書いた原稿の中から、病気予防をテーマにお送り致します。 本日の病気のテーマは、世界的な大流行が懸念されている新型インフルエンザ。 新型インフルエンザは、2009年4月に最初の感染者がメキシコで確認され、当初は多くの死者が発生しているという報道もあって世界中を震撼させました。 日本でも、成田空港などで厳しい検疫態勢が敷かれたのを覚えている方も多いと思います。 国内に患者が急速に広がることを遅らせたという点で一定の評価はあるようですが、あれだけの厳戒態勢を敷いたにもかかわらず、国内での発症は避けられませんでした。 もっとも、江戸時代の鎖国でもしない限り、感染は避けられなかったのでしょう。 それでは厳重な鎖国政策がとられた江戸時代、インフルエンザの流行があったかどうかという点が気になります。 調べてみますと、江戸時代初期の1614年に、インフルエンザの大流行があったという記録が残っているそうです。 ところが、それから百年間、インフルエンザの大流行の記録は残っていないとのことでした。 鎖国政策がとられてからパッタリ百年間もインフルエンザの大流行がなかったというのは、やはり鎖国はインフルエンザの流行を抑える効果があったのでしょうか。 ところが、その後も鎖国下の日本でしたが、八代将軍吉宗の享保年間に、インフルエンザの大流行が起きてしまいました。 江戸の町では、夏の1ヶ月で死者がなんと8万人に上ったとのこと。棺おけが間に合わず、酒樽に亡骸を入れてお寺に運んだという記録もあるようです。 ちょうどその頃、アメリカやヨーロッパ諸国でもインフルエンザが大流行していた記録が残っています。 島国であり、鎖国をしていた日本なのに、いったいどこからインフルエンザがもたらされたのでしょう。 当時、たった一箇所世界に開いていた場所があったのでした。それはご存知、長崎の出島です。 興味深いのは、長崎で流行してから江戸で流行するまで、3年のタイムラグがあったことです。 当時の交通事情もあったと思いますが、現代では考えられません。 今から300年も前の鎖国下の日本で、現代以上のインフルエンザ・パニックが起きていたのは驚きですね。永嶋信晴著 よくわかる「病」の基本としくみを一部改訂
2016年09月23日
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こんにちは。 土日は、以前書いた原稿の中から、病気予防をテーマにお送りしています。 本日の病気のテーマは、誰もが少なからず悩まされているストレスです。 現代社会には多くのストレスが存在しています。内閣府の調査によると、十代から五十代の国民で、日頃ストレスを感じている人は6割を超えているとのことでした。 ストレスの要因は、仕事や勉強、家計、人間関係、健康状態など非常に多岐にわたっています。 逆に、ストレスをあまり感じない人は、休日以外でも自由時間が長い人が多いそうです。 不況による失業や雇用不安など、ストレスの原因となる刺激をストレッサーと呼びます。 ストレッサーから攻撃を受けると、私たちの身体は自律神経や内分泌系、免疫機能が働き、ストレスに対する防御シフトがひかれます。 しかし、ストレッサーからの刺激が強すぎたり、長時間続いたりすると、防御シフトが乱れ、心身に変調をきたします。 たとえば、自律神経やホルモンに影響して、血圧や血糖値の上昇などをもたらすのです。 ひどくなると高血圧症や糖尿病などの要因となり、脳卒中や心臓疾患で突然死の引き金になることもあります。 とは言え、私たちはストレスの解消のために、会社や家庭、勉強、他人との付き合いなどを止めるわけにはいきません。 ストレッサーとうまく共存し、快適な生活を送るためには、自分なりのストレス解消法を見つけることが大切です。 良いストレス解消法は、どれかひとつというのではなく、状況に応じて、以下にあるような方法を選び、時には組み合わせて活用してみたらいかがでしょうか。 しかし、過度のストレスにより心の余裕を持てなくなったときは、一人で考え込まずに医師などの専門家に相談することが必要です。●ストレスが溜まりそうだと思ったときは、その前にちょっとした気分転換・近所をゆっくり散歩・ゆっくり日向ぼっこをする・腹式呼吸で自律神経を整える・自宅の風呂でゆっくり温まる(冬は39~40度、夏は38度くらいの少しぬるめのお湯がお勧め。そのまま20~30分もゆっくり湯船に浸かっていると、副交感神経が働いて、心身をリラックスさせる効果が高まる)・アロマテラピー・好きな音楽を聴く●自分の好きなことや興味のあることに没頭する・読書・映画・美術鑑賞・旅行・軽いスポーツ(ウォーキングや水泳、サイクリングなどの有酸素運動なら、心と体、両方にメリットがあり)・ペットを飼う、植物を育てる・そのほかにも、陶芸やダンス、ハイキング、パソコンなどできるだけ趣味の仲間を持つ・欲しかったものを一つ買って、自分へのご褒美にする●日頃からストレスに克つライフスタイルを・十分睡眠をとる・ストレスと栄養には深い関係があるので、日頃から栄養のバランスを考えた食生活を心がける●頑固なストレスには・好きなスポーツをして汗をかき、ストレスを発散させる・好きなスポーツチームを思いっきり応援する・サンドバッグなどを思い切り叩く・自分のストレスの元を一つひとつ文章にする<今日のポイント >●脳卒中や心臓疾患などの突然死の引き金になることも・十代から五十代の国民で、日頃ストレスを感じている人は6割を超えている・ストレスの原因となる刺激は、ストレッサーと呼ばれる・ストレッサーとうまく共存ために、自分なりのストレス解消法を見つけることが大切永嶋信晴著 よくわかる「病」の基本としくみを一部改訂
2016年09月17日
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こんにちは。 「バスサガスblog」新記事のご紹介です。 本日も、新宿区・中野区のウォーキングを続けます。 有事の際は洪水調節池となる広大なスペースの妙正寺川公園を見て、次に向かったのは哲学堂公園。 この公園は、東洋大学の創立者でもある井上円了博士が、東洋大学の前身である旧哲人館大学の創設を記念して、四聖堂を建設したのが始まりとか。 敷地の中は、なんと。77箇所にわたって哲学と関連あるネーミングがつけられた施設や場所がありました。京都には哲学の道がありますが、哲学の公園でゆっくりと思索にふけるのも、たまにはいいかもしれませぬ。 公園内にある橋を渡ったところにある哲学の庭には、古代からの宗教・哲学・法を代表する著名人の彫刻がありましたよ。 次に向かったのが、住宅街にそびえる巨大ドームが印象的な「水の塔公園」。住宅街のど真ん中に、巨大な円柱とその上のドームが目を引きますね。 近くにある蓮華寺には、哲学堂公園の創立者でもある井上円了の墓がありました。 新青梅街道へ出てしばらく歩いたところにある江古田公園の中には、「江古田古戦場」の石碑が。 ほかにも、徳川吉宗ゆかりのお寺など、内容は盛りだくさんですよ。 タイトルは、『 元祖・妖怪博士が作った哲学堂公園は、ユニークな建物がいっぱい 東京都中野区を歩く 』。 それは、こちら。 是非、ご覧いただければ幸いです。 よろしくお願いいたします。
2016年09月15日
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こんにちは。 「トラベルラウンジ」新記事のご紹介です。 今回も都営新宿線瑞江駅周辺を歩きます。 瑞江駅前の雑踏を抜け、まず向かったのは、かわいい富士塚と巨大なケヤキがある豊田神社。 富士塚は、モノホンの溶岩を積み上げ、裏側には富士山の大沢崩れの跡を模すなど手が込んだ作りになっていました。 次に、せせらぎの散策路・鎌田川親水緑道を歩いて、親鸞聖人ゆかりの池が残る明福寺へ。親鸞聖人は関東から上洛の途中、この地で請われて雨乞いをし、その後ここに草庵を作り3年間も住まわれたらしい。 本堂裏の墓所の前にある鏡が池は、1226年、親鸞聖人が自身の姿を水面に映して像を彫ったという伝説が残されているそうな。 旧江戸川のヨットハーバーみたいな景観を眺めたあと、無料で交通ルールが勉強できる今井児童交通公園は大人も楽しめますね。 ほかにも、下町を高潮や津波の侵入から守る今井水門など水辺の景色が堪能できました。 タイトルは、『 水辺の景観を楽しみながら、神社仏閣、交通公園を巡る旅 東京都江戸川区を歩く 』。 それは、こちら。 是非、ご覧いただければ幸いです。 よろしくお願いいたします。
2016年09月15日
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こんにちは。 土日は、以前書いた原稿の中から、病気予防をテーマにお送りしています。 本日の病気のテーマは、もっともポピュラーな心の病気・統合失調症。 約100人に1人が発病し、我が国では精神病院の入院患者の6割、外来患者の2~3割を占めると言われるのが統合失調症です。 聞き慣れない病名かもしれませんが、この病気は2002年まで精神分裂病と呼ばれていました。病名が変更されたのは、精神それ自体の分裂との誤解や治らない病気という印象を与えかねない、などの指摘があったからです。 症状は非常に多彩で、大きく陽性症状と陰性症状に分けられます。 主な陽性症状には、実際には聞こえるはずのない声や音が聞こえる「幻聴」、あり得ないことを正しいと信じ込んでしまう「妄想」、他の人には見えない映像が見える「幻視」、また、混乱して考えがまとまらなくなったり、興奮や昏迷の状態が見られたりします。 一般に、発病の初期の急性期は、これら陽性症状がよく見られますが、その後休息期や回復期と呼ばれる時期になると、陰性症状が見られるようになります。 陰性症状には、喜怒哀楽の表情が乏しくなる「感情鈍麻」、意欲の低下、引きこもりなどがあります。 原因は、脳の神経伝達物質の異常、遺伝、ストレスに対する対応力、ストレスを引き起こすような環境要件など考えられていますが、詳しい発症のメカニズムはわかっていません。年齢に関係なく発病しますが、十代から四十歳頃までの若い世代に多いのが特徴です。 治療には、抗精神病薬による薬物療法が中心で、病状の回復や程度に応じた精神療法やリハビリテーションも行われます。 薬の進歩によって、幻覚や妄想など陽性症状を取り去るだけでなく、従来の薬では難しかった陰性症状の改善にも効果が出てきました。<今日のポイント >●幻聴、妄想、幻視などが起きる、決して稀ではない病気・2002年に、精神分裂病から統合失調症に病名が変更・症状は非常に多彩で、大きく陽性症状と陰性症状に分けられる・病気の経過により、陽性症状から陰性症状へ移行することが多い永嶋信晴著 よくわかる「病」の基本としくみを一部改訂
2016年09月10日
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こんにちは。 今回行ったのは、新宿区と中野区の境に位置する中井、上高田周辺。古くからの住宅街で、快適なウォーキングが楽しめるスポットですね。 下落合の高台下の道を歩いてます向かったのは、林芙美子記念館。林芙美子は、かつて森光子が長く主演を務めた「放浪記」という舞台の原作を書いた作家です。 記念館の建物は、林芙美子が昭和16年から昭和26年にその生涯を閉じるまで住んでいた家らしい。 この住宅の面白いところは、林芙美子名義の生活棟と、画家であった夫名義のアトリエ棟があり、それをつなぎ合わせた構造でしょうか。 原稿を取りに来た記者たちが何人も待たされていた部屋や芙美子の書斎、総ヒノキ造りの浴槽など、作家の個性が現れていて興味深く見学しました。 ほからも、中井御霊神社や東光寺など由緒ある神社仏閣、10万点にのぼる収蔵品がある三井文庫など見どころが目白押し。 タイトルは、『 「放浪記」の作家・林芙美子記念館と住宅街に点在する神社仏閣をめぐる旅 東京都新宿区・中野区 』。 それは、こちら。 是非、ご覧いただければ幸いです。 よろしくお願いいたします。
2016年09月08日
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こんにちは。 「トラベルラウンジ」新記事のご紹介です。 今回は、東京都江戸川区を歩きます。 江戸川区は、新興住宅街として発展している地域ですが、そう古くない時代は、水田や金魚の養殖池が広がるのどかな農村風景が見られたそうですね。 ウォーキングのスタートは、都営地下鉄新宿線の瑞江駅。 そこを出てまず向かったのは、大雲寺。ここは、歌舞伎役者の墓が多いことから「役者寺」とも呼ばれているそうですよ。確かに、本堂の奥の墓地には、市村羽左衛門累代の墓、坂東彦三郎累代の墓、初代尾上菊五郎供養碑、中村勘三郎累代の墓などが並んでいました。 次に向かったのは、一之江新田の開拓者のお墓があるという城立寺。 開拓者の名前は、田島図書という人で、もと豊臣家の家臣で堀田姓を名のっていたらしい。関ケ原合戦に敗れて関東に下り、この場所で田島姓を名のって新田の開拓を進めたそうですね。 そのすぐ近くにあるのが、本日の目玉・一之江名主屋敷です。田島図書を先祖とする田島家の元お屋敷で、中世の武士の館の風情を感じました。 今も残っている名主屋敷は少なくないですが、主屋や長屋門だけではなく、庭や屋敷森まで昔の風景が残っているところは珍しい。これだけの見どころが100円で見学できるのはお得感抜群! タイトルは、『 中世の武士の館の風情が残る一之江名主屋敷と役者寺を歩く 東京都江戸川区 』。 それは、こちら。 是非、ご覧いただければ幸いです。 よろしくお願いいたします。
2016年09月08日
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こんにちは。 土日は、以前書いた原稿の中から、病気予防をテーマにお送りしています。 本日の病気のテーマは、思春期の女性に多い心と身体の病気・摂食障害。 若い女性の最大の関心事の一つにダイエットがあります。 中学生や高校生の女子を対象にしたある調査では、全体の約70%にダイエットの経験があり、標準体重を下回っているのに、やせたいと思っている女子はその中の半数を占めたそうです。 そういったやせ願望が強すぎたり、太ることに対する過度の恐怖心があったりすると摂食障害と呼ばれる異常な食行動が現れることがあります。 摂食障害は、拒食症、過食症、特定不能の摂食障害の三つのタイプに分けられます。 拒食症には、標準体重から20%以上の体重減少や無月経、異常な食行動、自分の体重や体型に対するゆがんだ認識などの特徴があります。 逆に過食症は、食欲が抑えられず食べ過ぎてしまうものです。一見すると正反対の行動のようですが、過食症は同時に、嘔吐などの排出行動を伴います。 したがって、拒食症の状態から過食症へと移行するケースがほとんどで、どちらもベースには肥満への恐怖心があるのです。 多くの摂食障害の患者がその両方を経験し、拒食と過食を繰り返すと言われています。症状はこれらのほかに、抑うつ、不安、対人恐怖などがあり、図にあるような身体症状が現れることもあります。 原因として、家庭、学校などの人間関係の悩みといった心理的要因、体質などの身体的要因、スリムな体型を指向する社会的風潮などの環境的な要因などが考えられています。 摂食障害の治療には、大きく分けると薬や栄養指導などの身体的治療とカウンセリングなどの心理的治療があります。痩せすぎて危険な場合には、入院が必要です。<今日のポイント >●異常にやせていても、自分が不健康だと気づかない場合も・「拒食症」、「過食症」、「特定不能の摂食障害」の三つのタイプに分けられる・拒食と過食は正反対の食行動異常だが、基本的に両者は同じ病態・多くの摂食障害の患者が、拒食と過食を経験し、両方を繰り返す永嶋信晴著 よくわかる「病」の基本としくみを一部改訂
2016年09月03日
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