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こんにちは。 土日は、以前書いた原稿の中から、病気予防をテーマにお送りしています。 本日は、病気予防の基本、衛生がテーマ。 私たちがちょっとした怪我をしたとき、まずやることは化膿しないように傷口を清潔にすることです。 ところが、「傷が化膿するのは、傷が治るために必要なこと」と考えられていた時代があるのをご存知でしょうか。 随分昔のことのように思われがちですが、そんなに古い話ではありません。 つい160年ほど前まではそれが常識と思われていて、当時は、「傷口がいつも通り化膿」したあと、どういう治療法をすればいいかについて考えられていました。 ですから当時の病院は、現代のように徹底した衛生管理という概念はありません。院内は膿の臭いが充満し、メスについた血液や膿は上着の裾で拭き取りながら、素手で手術を行うこともあったようです。 当時の外科医が黒い服を着ていたのは、汚れが目立たないのが理由のひとつでした。 とくに深刻だったのは、妊婦の死亡率の高さです。当時、多くの妊婦が産褥熱で死に、出産に際してそれは避けられないものだと考えられていました。 ちなみ産褥熱とは、分娩およびその前後に、分娩の際に生じた傷を介して細菌に感染して起こる発熱性の病気です。 このような状況に対して、敢然と戦いを挑んだのが、オーストリアのウィーン総合病院の産科医ゼンメルワイスでした。 彼は、自分が所属している第1産科の産褥熱による死亡率が13%なのに対し、助産婦が所属する第2産科が2%と大きな差があることに注目します。 医師と助産婦と何が違うのかと考えた末、彼が最後に行き着いたのは「医師の手」でした。 産科医は、妊産婦を診察するだけでなく病理解剖も行います。 しかし助産婦が解剖を行なう事はありません。当時は手術や分娩の際に手を洗う習慣は無く、素手で解剖を行なったあと、出産に立ち合う事も少なくなかったのです。 ゼンメルワイスは、解剖を行ったときに何かが医者の手に付いて、それが産褥熱を起こすのだと考えました。 その後、分娩の前には必ず手を洗うことを徹底させた結果、産褥熱による死亡者は激減しました。 彼は現在、「院内感染予防の父」と呼ばれ尊敬を集めています。しかし彼の主張は、当時の医学界からはなかなか受け入れられませんでした。 永嶋信晴著 よくわかる「病」の基本としくみを一部改訂
2016年11月26日
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こんにちは。 本日は、私が編集協力させていただいた書籍出版のご紹介です。 本のタイトルは、「 3日でわかる<銀行>業界 2018年度版 」。3日でわかる<銀行>業界 2018年度版 [ 日経HR編集部 ] 就活生向けに書かれた業界研究の本ですが、一般の人たちにとってもなかなか魅力的なのですよ。 まず、大きさが週刊誌サイズで、迫力あるイラストや豊富な図表が目に飛び込んできます。ビジュアルと文章の比率が絶妙で、とてもわかりやすい。 編集が日経新聞のグループ会社ということで、激変する金融業界の最新情報をゲットできるのもうれしいですね。コンパクトにまとめられていますが、現役の銀行員でも、担当していなければわからない情報も結構あると思いました。 この本の最大の売りは、一冊で、業界と仕事内容、働き方の三つの情報が得られること。 それぞれ、個別の章が設けられており、一日一章マスターすれば、かなりの銀行通になるのは間違いありませぬ。 三つの情報のバランスも素晴らしく、銀行をスリーディーの視点から眺められて業界研究には最適です。事実、元銀行員にとっても、目からウロコの記述が満載でした。 昔、「一粒で二度おいしい」というキャッチコピーが話題になりましたが、この本はまさに、「一粒で三度おいしい」のですね。 手前味噌になりますが、私の担当箇所では、銀行員しかわからない銀行のトリビアを書かせていただきました。 私が就職活動をしたときは、これらの視点で書かれた業界研究の本がなかったと記憶しています。当時、今回のような本があれば、自分の適性に見合った職業選択ができたのですが…。 価格はなんと、税込み1,080円。内容からすれば驚くほどリーズナブルですよ。 この本だけで、銀行の面接で聞かれる業界がらみの質問には対応できると思います。あとは、自分の専門分野をきちんと説明できればベストですね。 銀行業界を志望される就活生は必見です。 学生以外でも、興味のある方は、是非、ご一読いただければ幸いです。 よろしくお願い申し上げます。 永嶋 信晴
2016年11月19日
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こんにちは。 ご無沙汰いたしております。 久々の「バスサガスblog」新記事のご紹介です。 まだ仕事が忙しいですが、そろそろ城めぐりシーズンが解禁ですので…。 さて、今回は都営まるごときっぷを使って、都営交通利用の限界にチャレンジしてみたいと思います。 行ったのは、下町情緒豊かな荒川区の観光スポットですよ。 タイトルは、『 都営まるごときっぷで行く、都営交通制覇を目指す旅 東京都荒川区・足立区を歩く 』。 それは、こちら。 是非、ご覧いただければ幸いです。 よろしくお願いいたします。
2016年11月17日
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こんにちは。 ご無沙汰いたしております。 久々の「トラベルラウンジ」新記事のご紹介です。 まだ結構仕事が忙しいですが、そろそろ城めぐりシーズンが解禁ですので…。 さて、今回は、板橋区から埼玉県の和光市周辺を歩きます。 城跡や富士塚、パワースポットの洞窟、緑豊かな公園のある魅力的なコースですよ。 タイトルは、『 富士塚、パワースポットの洞窟、樹林公園などインパクトある体験ができる町 埼玉県和光市を歩く 』。 それは、こちら。 是非、ご覧いただければ幸いです。 よろしくお願いいたします。
2016年11月17日
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こんにちは。 土日は、以前書いた原稿の中から、病気予防をテーマにお送りしています。 本日は、運動がどうして体にいいのか、考えてみようか、と…。 ダイエットが目的で、ジョギングなど運動をされている方は多いと思います。 ただ、運動しているからとカロリーの高いものを同時に食べていては決してやせません。 体重を1kg減らすためには、約7,000kcalのエネルギーを消費しないといけませんが、そのためには35時間も歩き続ける必要があるくらい人間は省エネ体質だからです。 やせるための効率を考えれば食事が中心になりますが、運動は健康の維持に欠かせません。肥満を防ぐだけではなく、運動は心肺機能や筋肉、骨を鍛えて体力が向上します。 また骨粗しょう症や認知症の予防、それからストレス解消にも効果があることをご存知でしょうか。また、血糖値が高い人には、インスリンの力を借りずにブドウ糖が細胞の中に取り込まれるメリットがあります。 つまり、インスリンを節約しながら血糖値を下げることができるのです。 運動によって筋肉がつけば、基礎代謝が増えて太りにくい体質にもなります。 筋肉を車のエンジンにたとえてみましょう。 一般に、エンジンの排気量が大きくなるほど、ガソリン、すなわちエネルギーをたくさん必要とします。 だから同じカロリーの食事を摂っても、筋肉の多い人のほうが大量にエネルギーを消費する、つまり太りにくいのです。 また運動には、末梢血管の血液の循環を良くしたり、血圧を下げたりする効果があり、悪玉コレステロールを減少させ、善玉コレステロールを増やす効果もあると報告されています。 このように、運動はダイエットだけではなく、生活習慣病に克つ薬でもあるのです。 さて、運動で上記のようなメリットが得たいと思ったら、有酸素運動をお勧めします。 有酸素運動は、簡単にいえば息を吸いながら行う運動で、歩いたり、自転車で走ったり、ゆっくり泳いだりも皆、有酸素運動です。 ただ、月1回程度では効果は期待できません。運動の効果は、2~3日からせいぜい1週間で、それ以降はほとんどなくなってしまうのです。 最低でも週3日以上、1回に30分以上は行うようにしましょう。 永嶋信晴著 よくわかる「病」の基本としくみを一部改訂
2016年11月12日
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こんにちは。 土日は、以前書いた原稿の中から、病気予防をテーマにお送りしています。 本日は、病気診断の検査の話題です。 普通の健康診断で、つらい検査といったら何が思い浮かぶでしょうか。 一般的には血液検査のときの採血針の痛み、あるいは胃のレントゲン検査のときに飲むバリウムが嫌だという人もいるでしょう。 再検査となると、なんと言っても胃カメラをあげる人が少なくありません。それでも、昔の胃カメラから比べたら格段に楽になったといいます。 当時は現在のものよりずっと太く、飲み込むのに一苦労でした。当時の胃カメラを飲んだことのある人は、胸に太い棒を押し込まれるような気分だったと言います。 それ以上に大変だったのは、CTやMRIといった画像診断機器がなかった頃の脳の診断法でした。それほど古くはなく、今から40年ほど前の話です。 当時、頭を強く打つなどして脳内出血が疑われる患者さんは、脳血管撮影法という検査を受けていました。 これは、首の頚動脈に太い注射針を刺し、そこから造影剤を注入して脳内の血管の出血部分や損傷部分を診断する方法です。 その検査をうけないと手術する場所を特定できませんでした。 ところが、この検査がものすごく痛いのです。頚動脈に直接、針を刺す痛みと、造影剤を注入するときも頭がガンガンして激痛が走ります。 また、医師にとっても悪い部分を正確につかみにくく、検査による事故で半身マヒか言語障害が起きたり、不慣れな若手の脳外科医にあたったりした患者さんは、死に至ることも度々ありました。 手術を行うための検査の段階から命がけだったのです。 ところが現在は、CTやMRIで、たちまちのうちに正確な診断ができます。 その結果、手術などの治療がスピーディーにできるようになりました。検査のための痛みはまったくなく、頭部を機械の丸い穴の中に入れ、5~10分ぐらい寝台に横になっているだけで簡単に検査ができるのです。 CTが発明されたのは1972年で、医療現場でCTにはじめてお目にかかったのは、1975年頃です。 その後猛スピードで日本中に普及して行きました。 脳卒中の死亡率が減少した大きな理由のひとつが検査機器の進歩といっても過言ではありません。 永嶋信晴著 よくわかる「病」の基本としくみを一部改訂
2016年11月05日
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