吟遊映人 【創作室 Y】

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2009.03.23
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カテゴリ: 映画/ラブ
昨年秋に観た「奇跡のシンフォニー」は、年が明けてからも度々鑑賞している。
一体何がこれほどまでに吟遊映人の気持ちを惹き付けるのか、あれこれ探ってみた。
 
主人公エヴァンは、N.Y.の郊外にある孤児院で暮らしている。
ある日、マンハッタンで不思議な旋律と出会い、類稀なる音楽の才能を開花させる。
貧しいエヴァンには、何もない。
だが、ギター一本さえあれば、路上に立ち、思いの丈を風に乗せ、天空に解き放つ。
 
エヴァンは気付いたに違いない。
自分が音楽をこよなく愛していることに。
好きなことをやっている時、人は誰もが幸せになれる。
楽しさで、胸がワクワクする。
そして、自然に笑顔がこぼれる。
明日のパンもないほど、苦しい生活を強いられていたら、現実には音楽など楽しんでいる心の余裕はないかもしれない。
だが、音楽は不可能を可能にするマジックなのだ。
 
この作品の主人公エヴァンは、たまたま音楽の才能を持ち合わせていた。
しかしこれは、特殊なことではない。
ファンタジーでもない。
我々も、きっと何かを持ち合わせているはずだ。
その才能は実益にはならない、取るに足らないことかもしれない。
だが、信じようではないか。
己の才能を。

誰にも譲れない確固としたものを、生涯に渡って温め続け、エヴァンのように愛のためにその才能を開花させようではないか。





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最終更新日  2009.03.25 06:29:02
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