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吟遊映人
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(1) 2013.09.09
カテゴリ： 名句と遊ぶ
秋暑し
癒えなんとして
胃の病
夏目漱石
秋風を感じる今日この頃です。虫の音を聞きながら思いました。この夏の暑さはいったいなんだったんだろう・・・。今となってははるか彼方の狂想曲であったような気がします。
そしてこのままイッキに秋に突入するのでしょうか。
例年は秋の暑さ(というより残暑か！)に閉口しており、今年は過ごしやすく心地よいのですが、何か肩透かしを食った感じです(汗)
さて時は明治の今時分。漱石先生は難義したようです。
口に出ししみじみ読むと、漱石先生の苦しむ姿が目に浮かびます。
秋の暑さはさぞや胃の腑に響いたことでしょう。漱石先生には、ただただお悔やみを申し上げる次第でございます。
とはいえ、胃痛に悶絶する漱石先生には大変申し訳ありませんが、つい微笑んでしまう一句なのです。
明治は遠くなりにけりと草田男は詠みましたが、こういう句を目にすると、明治もほんのお隣さんのようで楽しく感じ、大文豪も横町のおじさんよろしく親しみが増すのです♪
『傑作傑作！汝、我が大門下人なり！！』
とかなんとか言ったりしてね(^^)
翻って現在。我々は大文豪に失笑しつつも、秋めいたとはいえ初秋の健康には十分に気をつけたいと思います。
くれぐれも、胃の腑を病むことなきように！
御年、百一歳の達人がこの夏に歌ったものを目にしました。諳んじて口ずさめばあなたの念力になること請け合いです(^^)v
どうぞお試しあれ♪
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ほどほどに
百一才の
夏さわやかに
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