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「高杉イラストMaking その1 線画」
先日コメントの方で「イラストのメイキングが観たい」 という有り難いお言葉をいただきまして・・・
人様にお見せする技術なんて全くないのですが、とりあえず 「自分はこんな風に描いてます」 という事だけ説明させていただきたいと思います><。
説明ホント苦手なので・・・駄文で宜しければご覧下さい!
1.「誰が・何処で・(何を)・どのように・しているのか」を決めます。
ここが曖昧なまま描き出すと、 下絵から色塗りまでいちいち迷走しなければならなくなります・・・。
出来るだけ具体的な所まで「どんな絵にしたいか」がしっかり想像できていると、 描いてて楽しいです。(あくまで私の場合は、です!)
今回の解説用のイラストは、 「高杉が・船の上?で、月明かりの中・寂しそうに・・・・している? (←やっぱりこの辺曖昧じゃねーか!)」イラストを目指して描くことにしました。
今までまともに高杉さん描いたことないなぁ・・・という事と、 何描こうか考えているときに月が綺麗に出ていたのを見て・・・(単純すぎ^^;)
2.どんな構図にするかを考えます。
大概 キャラクターの動作をどうしようかな・・・ と考えています。
「自分が分かれば良い」というくらいの代物なので、 姉に「これどう思う?」と聞いても大概「ワカンネェヨ」と言われます。
今回は、姉の 「高杉はとにかく楽な姿勢が好きっぽい。 もたれるところがあれば必ずもたれる感じ」
という意見に激しく同意しまして、
背もたれ高杉にすることにしました^^。
3.下書きします。
その昔、マンガ家さんが「水色の鉛筆で大まかにアタリをとってから、下書きします」 と言っていたのをまねした癖が今も残ってます^^;。
水色鉛筆の後、普通の鉛筆でデッサン的に気持ちよく行くように頑張ります。 (ヘタなりに・・・;)
肩とか腰が苦手なのが一目瞭然ですね~^^;。
4.清書します。
重線とかあって全然綺麗じゃないんですが、このままスキャニングしてしまいます。
鉛筆の線の方が好きなので、 A4コピー用紙
に HBの鉛筆
で描いてます。
私はここで トレース台 (下から光る台です。)を使ってます。 お絵かきに必要な道具は無駄に持っている方だと思います。
トレース台を持ってないときは、窓ガラスに貼り付けて頑張ったりw、 トレーシングペーパー(写し紙)を使ったりしてました。
この段階で銀魂のアニメファンブックを参考にしながら、 「もっとそのキャラらしくするためには・・・」 と髪型などに微調整を加えるように心がけてます・・・。
5.パソコン上で線画を完成させます。
着色には 「Photo shop Elements.6.0」
を使用しています。
購入して2ヶ月・・・です^^;。かなり頑張って練習しているのですが・・・う~ん。
まず新規の用紙サイズを決定します。
大きく設定した方が綺麗な絵に仕上がるので、 だいたい 完成図の3~4倍
の大きさにしてます。
(500×500pixelのイラストにしたい場合は、2000×2000pixelにする、等。)
ここに清書絵を持ってきて、配置します。「レイヤー1」として背景とは別で扱えます。
清書絵レイヤーを指定した状態で、「画質調整」→「ライティング」から、 コントラストを100%まで強くします。
そうすると灰色だった部分が白くなります。 それでもまだ黒ずんでる場合はもう一度コントラストを強めます。
(鉛筆線が弱いと、この段階で消えてしまうので、 清書ではできるだけはっきりとした描線にするよう心がけてます。)
後は重複していた線を整えたり、手術をしたりします。手術というのは手が短かったりした場合に、レイヤーをコピーして修正することです^^;。今回の高杉の手も伸ばしました。
後、ここでくわえていたキセルを手に持たせました。 構図的にも対角線にハマって良いかなと思ったので。
これで線画の完成です!!
*この段階で、普通の絵描き様は 「線画の保護」
という作業を行う方が多いようです・・・ が、私はやってません。
やらない主義とかではなく、上手く出来ないんですw。
線画の保護とは透明レイヤーの上に黒線だけ抽出する作業です。こうすると、輪郭線が色につぶれることなく綺麗に見せることができます。
Photo ShopのCSの方なら簡単にできるようなんですが、 Elementsの方では結構技が必要とされるようです。この辺り、勉強中です・・・。
・・・・・・「高杉イラストMaking その2 基本着色」に続きます^^。
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