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金閣寺コロナの影響で一月末からパシール家で足止めを食らっていたパシール母が家に帰ることに。といっても、先月6月の越境承諾が出た直後のことです。本当は飛行機でピュ~っと帰りたかったんですよね。ところが、減便の煽りで超不都合な出発時間の便しかなく、しょうがないので新幹線で帰ることになりました。ということで、京都まで新幹線でパシールがエスコートをして、ついでに数十年ぶりに金閣寺と二条城を見に行ってきたのです。とにかく異常に暑い日で、ショールで防御しても、アッという間に日に焼けてしまいましたわただ、いつもなら絶対いる中国人観光客は全くおらず、代わりに日本人の観光客がチラホラ程度。何処に行ってもガラ空きで、快適な京都旅行になりました。金閣寺の池 - 菖蒲が綺麗でした
2020.07.18
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小学生時代からの親友のO子と京都で会うことになったのは3月18日。O子は去年の12月29日付けで書いた高級スーパーで珍事~「渡OO子事件」で葡萄を贈ってくれた友人である。2年前にシンガポールに駐在する前に実家に遊びに来て貰った時以来の再会だ。なにせ彼女は大手の保険会社勤務なので金曜日の夕方まで仕事がある。それでも少しムリをして新幹線に飛び乗って京都まで来てくれた。で、利便性重視で行けば駅のホテルは超楽ちん。ということで京都駅のホテルグランヴィアに予約を取ってもらった。季節がら大学の卒業式後の謝恩会がいくつもあり、ロビーは女子大生風の若い人たちでごった返していた。グランヴィアのロビーは重厚感がある。生花も絨毯もゴージャスだ。チェックインをして、ロビーでボーっとしていたら、どっかで見たことのある顔が。O子だった。若い新米風のホテルマンとホテルレディーが2人を部屋まで案内をしてくれることになった。何せホテルは20年の歴史があり、駅沿いに細長く、16両もある新幹線と同じ長さはあるとか。ふふ~ん。道理で長い道のりだ。O子も疲れているだろうに、愛想笑いで困惑した気持ちを何とかごまかす。でも、歩けども、歩けども、部屋に到着しないじゃないの~!で、軽く2分以上は歩いた。着いた部屋は角部屋だったけれど、一番エレベーターから遠い部屋だ。うひゃ~。これから外へ遅いご飯を食べに行くのに、又この道中を引き返すのか?!文句を言ってもしょうがない。でも入ったお部屋は広かった。ツインベッドもそれぞれダブル以上だし、クッションも馬鹿デカク、調度品もまあまあ。それに何と言ってもバスルームは女性が好むタイプ。白が基調で洗面台は長く、蛇口も二つ。アメニティーもバラエティーに富み、パシールは特にクレンジングが気に入った。バスタブは広く、しかもシャワーも最新式で外国の一流ホテルにある感じ。本来ならばお値段もそれなりにするらしいが、あの部屋は「遠くて不便」という理由からか1人12500円でお得になっていると言われた。でも、もしも子供や年寄りが宿泊する場合は注意が必要ね。予約の時にエレベーターに近い部屋と注文をつけてないとダメよ。さて、このホテルの良いところは、口コミ通り、朝ご飯。ブッフェタイプで和食から洋食からインド料理から中華から何でもあり。どれも外れがなく、あんなに食べても宿泊者割引で2200円くらいだった。O子が美味しそうに食べていたのは焼き立てパンと京都おばんざい。パシールはオムレツと京都のお漬物、そしてココアとフレッシュジュースが印象に残っている。おかげで食べ過ぎてしまい、二人共お昼ご飯は食べられなかった。
2016.04.13
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シンガポールでは何を着ても自由である。本人さえ良ければ誰にも文句は言われない。以前中国語スクールに来ていた日本人女性が、ヨレヨレの格好で学校に来ていて驚いた。彼女は近くのヨガスクールに行った後で中国語を習いに来ていたが、来星6年目ですっかりシンガポール人気質になっていた。でも、彼女が来ていた服はパシールが寝巻きにしている数年前のuniqloの服だったのよね。こちらからは何も言わないように努めたけれど、何かを感じたらしい。急に「シンガポールでは何を着てもいいので~」と、言いワケじみたことを言い始めた。ま、そりゃそうだけど、流石に寝巻姿じゃオーチャードは歩けんでしょうが。(^^ゞさて、シンガポールの日本人は通常垢ぬけている。服装は地味かもしれないけど、色合いも自然で流行に乗っている人が多い。だから日本人が服装で何かを言われるとすれば、それは褒められる時。反対に誰かが服装を注意されるとすれば、風紀を乱している場合かも。残念ながら、注意現場とやらを未だ見たことはない。それに風紀上はバツでも、イヤらしく見えないことで免れている人もいるのではないか。 例えばホーランドビレッジでワンピのチャックが全開で、背中のブラが丸見えの女の子を見たが誰も注意せず。よっぽど「開いてますよ」と注意したくなったが、どうやら故意的な着こなしの様子。これ、言わなくてセーフだったのよね。他にもTバックがクッキリ浮き出た極薄スカートを履いている女性を見たが、セクシーだの、エロヤパイだのという感覚は起こらなかった。他にも「あら、見えちゃってるわ。本人は気づいてないのかも」とか「もうちょっと何とかならないかしら」とか「20代なら何とか、でも50代であの格好はアリエナイワ」の様なコメントを心の中で呟くことも多い。少し話しは変わるが、家の近所に風紀を乱す(?)と勘違いされそうな白人男がいる。いつも上半身裸でランニングをしているが、どうしてあの格好なんだろう?そこでパシールが考えた答えは三つ。その1ーTシャツを汗まみれにして洗濯物を増やすのが嫌。その2ー上半身をキレイに焼きたいその3-目立ちたい 恐らく答えは、その1か、その2だと思う。日本の公道で上半身裸姿でランニングはダメだ。逮捕はされなくても、警察官が注意する確率は高い。でもシンガポールでは、他人に危険が及ばなければOKということなのか?さて、随分前書きが長くなったが、パシールが本日書きたかったこととは、京都で見たアレはアカンということ。古都でキレイな着物を着て歩きたいと思う外国人女性の気持ちは想像できる。それはそれで光栄だ。着物を着て日本の文化を楽しみたいのなら、どうぞどうぞと言いたくなる。だけど、先日の京都旅行でアレレなケースに2つ遭遇した。その1、40才位の中国人女性が着物姿に大ぶりの真っ赤な花を頭につけていた。その2、イスラム教徒の若い女性2人が頭にベールを覆って着物を着ていた。その1も、その2も、ムリをしている感が半端なかったのだ。その1は、あの中国人女性オンリーだったかもしれないが、その2は今の京都じゃ珍しくないのかも。そういや、その2のケースは時代劇に出てくる「御高祖(おこそ)頭巾」にも似てたわ。うーん、でも、ヤッパリな~。「敏いとうとハッピーブルー」と言って理解できる人が、果たしてここにいるのだろうか?
2015.11.17
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パシールがリバティというブランドに出会ったのは30年前。イギリス人女性に人気があったので気になるようになった。日本では女性雑誌の付録になったり、通販でリバティ柄の洋服を買える様になってきたが、昔はそれほど知られていなかったと思う。元々花柄など好きではなかったが、自然にリバティ・グッズが増えてしまった。その中でもショールとビニール製のピーコック柄のバッグは毎日一緒だった。イギリスは雨の日が多くて、ビニール製バッグは重宝したのだ。実は、このビニール製のバッグ、現在でも愛用している。当時30ポンドくらい(日本円で7500円くらい)だったが、軽くて丈夫で色も全く褪せていない。残念ながら、ピーコック柄は今は廃番になっているようだ。今回、偶然にも嵐山駅のすぐ近くでリバティ柄の小物を見つけてしまった。「さんび堂」というお店で、烏丸に本店があり、通販もやっている。お店の人によれば、バッグやガマ口などのお財布など、全てリバティと専属契約を結んでいるので、他では同じリバティ柄の小物は買えないらしい。しかも、すべての商品を外国ではなくて、日本で手作りしているとのこと。パシールは店のショーウィンドーに飾られていたバッグに一目ぼれをしてしまった。手に取って考えたが、横から母に「ちょっと派手なんじゃない?」言われ、諦めた。シンガポールでは何を持とうが着ようが自由である。お店の人にも「バッグですから年齢を問わず、派手な物を持っても普通ですよ」と言われた。でも、日本では人の目は煩い。特に年配者からの視線は要注意なのかも。で、代わりに買ったのは小さめのリング付きガマ口ポーチと小銭入れ用のミニガマ口。どうやらリングが付いたバッグやポーチは今の流行りらしい。リングポーチが2600円、小銭入れは1100円くらいで、リバティ柄でこの値段はお買い得だ。なのに、リバティを知らない人には高く感じるようだ。というのも、パシールと母が商品を選んでいる時に、いきなり5~6人のオバサン集団が店に入って来て、店中のガマ口を散々いじくり回した上「高いわ」と言い残して去って行ったから。このキレイな柄を見るだけで癒し効果があるというのに、何と勿体ない事。
2015.11.07
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京都観光研究所の資料によれば、京都には毎年5000万人の観光客が来るらしい。http://www.kyotokk.com/ranking.htmlその中で人気のスポットの1位は清水寺、2位は嵐山、3位は金閣寺だそうだ。パシールは今年の一月に清水寺へ行ったので、今回は嵐山をメインに見ることにした。滞在先の三井ガーデンホテル京都四条から10分歩き、嵐山本線の四条大宮駅へ。駅員さんも、チケット売り場のスタッフさんも、アットホームな感じで応対がとても優しい。嵐電の車両はたったの一両なので、出発時刻にもなると座れないお客さんで混みこみ状態。どうやら8割以上が観光客のようだ。電車が出発するとガタンゴトンと昭和の音色。わ~、とても懐かしいわ。おまけに途中でカメムシ君が登場よ。若いお嬢さんたちがパ二クル中、初老のおじさんが手際よくカメムシを退治してくれた。そのおじさんにしてみれば、先ほどお嬢さんたちに席を譲ってもらったお礼の印だったのかな。この日は天気が良かったこともあるけれど、皆さん、とてもほっこりしていて、レイキ的に言えば車両全体がプラスの「気」で満ちていたと思う。ほどなくして終着駅の嵐山に着き、まずは駅からすぐの大本山天竜寺へ。このお寺は世界文化遺産に認定されているだけあって、庭園が美しかった。中へ進むと大きな池があり、バックに紅葉の景色が…と言いたいところ、まだ山々は緑のまんま。どうやら寒暖の差があまりなくて、紅葉のシーズンにはなっていなかった。こりゃ完成形は11月下旬かもね。さてさて、この池にはコイなんぞいて、ここでもハシャいで写真を撮りまくるのは中国人だった。そうして池のスポットを過ぎてちょこっと上がって行くと、どうやらもう出口。出口を左へ曲がると、思わず「あ~!」と低く叫んでしまった。パシールが今回一番楽しみにしていたスポットだ。目の前にはテレビのコマーシャルに出ていた通りの嵯峨野の竹林があった。この通りに入るなり、皆さん一斉に写真を撮りまくり始め、カップルたちも自撮りで大忙し。それにしても皆さんとても嬉しそう。一番多いのは中国人だけど、案外テンションが高かったのは白人グループだったと思う。 竹林を見られた感動はある。なのに何だか辛くなってきた。これって、まさかのストレス? まあ当然と言えば当然だけど、竹林だからしてとても暗い。その上、道は長くて少々上り坂気味だし、これと言った変化もない。どうやら飽きてしまったらしい。ということで、次のスポットへ向かうことにした。
2015.11.05
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シンガポールを出たのが27日の夜。翌日28日早朝に羽田に着き、大阪の伊丹空港行きに乗り継いだ。案内では次の便に振り替えると一万円かマイレージを貰えるとか言われたけれどパシールのトランクはもう2つも飛行機に載ってしまっているし、これから予定もある。それにしても何処へ行っても今は中国人だらけね。伊丹空港行きの便はビジネスマンと中国人の団体で満席だったし。パシールは窓際の席で、お隣は遼寧省から来た中国人のおじさんだった。センスも良くて、流行りのチェック柄の上質のジャケットを着ていた。昨日は富士山に行ったり、サザエを堪能したとか。こちらがシンガポール在住だと言うと、シンガポール人なのかと驚かれたけれど日本人だと言ったら分かってくれた。中国語を喋っていたせいか、飛行機から降りる時にキャビンアテンダントに「サンキュー、シェー・シェー」と言われ、これには流石に苦笑い。こんなに下手くそな中国語なのに中国人と思ってくれてありがとう。今回の一時帰国は少しハードルの高いミッションもあるけれど、そのほかの楽しみもた~くさん。日頃犬の世話を頼んでいる母に感謝の印に母子で2泊3日の京都旅行をすることに。でも、この時期の京都は世界中からの旅行客でいっぱいヨ。で、恐怖のトラブル発生。母の乗って来る電車のホームに迎えに行く予定だったのに、ある事情でパシールが遅刻をしてしまった。この事情は後ほど書くけれど、とにかく母に会えなくて大パニック。母の携帯にかけても不通だし、ホームにも中央口にも母の姿は無かった。とりあえず滞在先の三井ガーデンホテル京都四条の住所と電話番号はスカイプで伝えてあった。けれど、果たして母一人で行けるのだろうか?そこでホテルに電話をかけてみた。すると案の定「まだいらっしゃっていません」という答えだった。買い物でも行ってくれていればいいんだけれども、母は旅に不慣れだし、数十年ぶりの京都を一人で歩けるワケがない。しょうがない。とりあえず地下鉄でホテルへ行くことにした。で、ホテルに着くとロビーにお婆さん…いや、母がいた!やれやれ(・。・;。 タクシーで無事にたどり着いていてくれたわけだけど母にしては上出来だわ~。それにしてもフロントの松永さん、本当に色々とお世話をして頂いてありがとうございました。お部屋もお値段はそのままで広いお部屋にして頂いて感謝です。きれいで便利で快適でした。
2015.11.03
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今年の一月、久しぶりに日本へ帰った。京都の病院へ行きたかったこともあり、関空経由で日本に戻り、京都に一泊した。今まで何度も京都へは行ったが、なぜか清水寺だけは行っていなかった。それで、今度こそはと一人で行った。途中まで歩いていたが、あまり時間の余裕がないことに気づき、タクシーを拾った。清水寺の近くには無数のお土産屋さんがあり、寒い季節なのに観光客が多いことに驚いた。しかも着物姿の韓国人のミニツアー客や、中国人のツアー客。日本人の観光客は極端に少ないことに気付いた。まあ、とにかくあのテレビで見るだけだった美しい舞台を見に行こう。お土産屋さんは後でいいのだから。拝観料を払い、階段を上る。うわ、高い。高い所が苦手で、シンガポールでは低めのコンドミニアムをワザワザ選んだくらいなのに、こんなに高さのある所に来てしまったとは。ちょっと気分もハイになっていたのか、ついそこでおみくじを引いた。エ~!生まれて初めて「凶」を引いてしまった。(大凶だったかも。ショックすぎて記憶が飛んだ。)長年恋こがれた人に会いに行ったら、実は思い切りキツくて嫌な性格で、もう二度と会いに来るなと言われたような感じよ。おみくじなんか引かなきゃ良かった。とはいえ、もう後の祭り。それから場所を移り、横から清水寺の写真を撮ろうとしたら…。スマホをホテルに忘れていた。これじゃ(大)凶を引いても納得。とりあえず目で景観を覚えておこう。すると横合いから日本人の中学生達がインスタントカメラで撮ってくれないかと近寄ってきた。もちろんOKだけど、今(大)凶を引いたばかりの女が君らの写真を撮ったら、運が下がるんじゃないの?霊障バリバリ、自殺者の亡霊が写真に入ったら、一体どうすんの?なんていう考えが、ほんの2,3秒くらいの間に頭を駆け巡った。でも、そこは日本人。本音を隠して、「ハイ、チーズ!」とか何とか言って中学生達の写真を撮った。昔「オラ知らねー♪ オラしらねぇー♪ 金チョールのせいだよ♪…」というCMソングがあったのだが、その歌が頭の中をかすめ、逃げる様にしてその場を去った。さっき入ろうと思っていたお土産屋さんにも寄りたかったのだが、帰りの道を間違え、裏通りへ来ていた。表に比べて極端にお土産屋さんが少ない。でも、もういいっか。そうこうしているうちに病院の予約の時間が迫っていることに気づき、日本ではなるたけ利用しないつもりだったタクシーに再び乗った。不思議なもので、長年来の友人や親にも言えないことを、一期一会の人にはあっさり言えてしまうことがある。タクシーの運転手におみくじの事や修学旅行生の写真を撮ったことを話すと、「お客さん、そのおみくじは今の状況だから、もう下には下がらないということですよ。これからは上昇のみ。気にするとは思うけど、ここで(大)凶を引いたんだから、良かったんですよ。その修学旅行生達にも良いことをしてあげたんだから、彼らの運気は下がりませんよ。彼らもこれから上がるばかりだから。」と励ましてくれた。ああ、何ていい人なんだろう。急転直下で、それこそ清水寺から飛び降りるというか、突き落とされてしまったのに、巨大なクッションが受け止めてくれて、その後に上手くバウンドして着地を決められたのだ。名前は覚えていないけど、アノ時の運転手さん、どうもありがとう。この運転手さんの運気こそ、これからずっと、ずっと、上がって行ってほしい。お天道さん、お願いしますよ。
2015.05.11
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