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きょうも制作。とにかく描きつづけなければ画商との約束が果たせなくなる。---途中で電話で民生委員として依頼仕事が入り、筆を置いて外出。帰宅して書類を作成。その後ふたたび執筆開始。 私の性格が因らしめるのだが、忙しくて切羽詰まっているにもかかわらず、作品の構想は一層複雑で手間のかかることを考え始める。描写にしても、いよいよ細密なことをやってみようと、その完成影像がこころのなかに浮かんで来てワクワクするしまつ。たぶん無意識のうちにそうやって自分自身を動かしているのだろう。 テニスのウィンブルドンが開幕した。午前0時過ぎには錦織圭選手の初戦がある。「観たいなー」と、『夕鶴』の「与ひょう」のような気持で、しかし、「うんにゃ、いかんいかん」と、これまた与ひょうのように呟いている。もちろん録画はセットしたのだが---
Jun 29, 2015
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一昨日は民生委員として前橋市へ出張したので、作品制作は休んだ。で、昨日は、その遅れをとりもどすべく仕事場に籠った。ブログ日記も休んだ。 今朝、録画しておいた女子サッカーW杯準々決勝、なでしこVSオーストラリア線をときどき早送りしながら観た。 前半は0−0で終了。後半戦、大儀見とツートップを組んでいた大野に替わって岩清水が投入され、その岩清水が、42分、日本の左CKから中に入って混戦となってこぼれたボールに見事に反応して、滑り込みながら脚を出して押し込んだ。待望の先制1点。その後、オーストラリアも必死の攻撃とシュートを放つが、GK海堀がガッチリとキャッチ。試合終了。1−0のまま、なでしこ準決勝に進んだ。 準決勝線の日本の相手は、カナダを0−1で破って初の4強入りしたイングランド。日本時間7月2日、午前7時過ぎにキックオフ。 さて、私はまた制作だ。7月も何やかにやの外出仕事のスケジュールが入っている。制作時間をつくるのが、なかなか大変。
Jun 28, 2015
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きょうは、朝4時に起床し(5時の予定だったが;後註)、民生・児童委員の管外研修のため群馬社会福祉総合センター(前橋市)を訪問。 あらゆる介護用品・さまざまなタイプの障害者の自助具を見せてもらい、また実際に使用体験させてもらった。小は箸やスプーン、あるいは雑音を除去する集音式補聴器、そして大は家を改造しての浴室やトイレあるいは階段昇降機まで。 あるいは、これも障害のタイプによって配慮と工夫がされた種々の機能をもつ車椅子や電動車椅子。 我家にも亡母のために購入した車椅子が遺されてあるが、たとえば炬燵や蒲団に寝ていた障害者がそのままの状態で身体をずらせばペチャンコだった車椅子が簡単な手元レバー操作で、スーッと普通の車椅子に変形してゆく---こんな車椅子があるとは私はまったく知らなかった。あるいは、車椅子を止めたまま、坐っている座の部分だけ360度回転するものもある。つまり車椅子の向きを変えるには当然それなりのスペースが必要だ。しかしこの車椅子は坐ったまま座部を180度半回転すれば、車部を動かすことなく前後を逆転させることができる。 ---なんにでも好奇心旺盛な私は、説明を聞きながらさまざまな器具をすぐに体験させてもらったけれど、実際微に入り細に入り工夫され進化していることに感心した。が、しかし、考えを障害を負っている人の側に立てば、いわゆる健常者が何事も無くふるまっていることから障害者が如何ほど疎外されているかと思い知る。カップから水を飲む、コーヒーを飲む、あるいはポタージュを飲む---そのときに、もしカップをわずかしか傾けられなかったとしたら。そんなことを、私は考えたことがあっただろうか? いや、あったのだ。亡母が寝たきり状態になったとき、口に物をながしこむことの如何にむずかしいかを感じながら。しかしながら、私はカップの内側の底が平ではなく三角帽子の内側のように尖っていれば、中身が口に流れ込みやすくなるはずだ---とは思い及ばなかった。 あるいは杖の握り部分を指先だけでなく掌を支えるようにすると杖は手にぴたりとフィットする。右手用のほかに左手用もあれば良い。懐中電灯を持たなくとも足許が照らせるように杖の先にLEDランプが仕込まれていればなお良いだろう。---そのような杖があるのである。私は、我家の玄関の片隅にいまなお置かれている亡父と亡母の二本の杖を思い出していた。私がもっと二人の不自由さの本質に気づいていたなら、このような杖があることを探し出していたかもいれない。それとも10年前にはまだ開発されていなかったのだろうか。 あらゆる補助具や設備に、私自身の亡父亡母の介護の情況を思い出し重ねて見ていた。二人を抱きかかえて入浴させていたことなども。 後に火葬場の人が驚いていた亡父の骨の太さ、その量の多さは、裸にして抱きかかえた私にずしりと重くのしかかってきたものだ。亡母の場合は、浴槽に入れたり出したりが大変なので、フランス製の桜の香のする1本5千円の液体シャボンを浴槽に投入して、浴槽の中で身体を洗い、終わると湯を抜いてシャワーでシャボンを流し、私も服のまま浴槽にはいって「よいしょっ」と抱きかかえ、がっしり片手で支えながらもう一方の手ですばやくタオルで拭った。完全に寝たきり状態になってからは浴槽を医療ベッドわきまで運び入れる訪問入浴に変えたけれども---きょう見学した浴室設備は、かつて私が苦労していたことを幾分かは軽減するであろう。しかし、いったい改装費用はどのくらいかかるものやら。 実は、これらの優れた品々を使用するにあたり、かならずしも全てに介護保険を使えはしないのだ。むしろ使えるのはごく一部だと言ってよい。人の生活情況は千差万別であることは無論十分承知のうえで言うのだが、なんだか多くの家庭にとって夢のような話、高嶺の花のような気がする。 私自身の実体験からして、介護用品というのはものすごく割高なのだ。あえて言うなら、「バカげて高価」なのだ。 開発費用が莫大なものであろうことは推測に難くない。しかし、この高価さのなかに、介護が必要な人を「喰いもの」にする、すなわち値を高くすることによって業者に介護保険からおりてくる金で増益を図るさもしさが潜んではいないか? よりよい介護をしようと実践すればするほど、金はぼろぼろと消えてゆき、家計は逼迫してゆく。そういう社会システムになっているのだ。 先日、テレビのドキュメント番組で、母親の看護で破産した人の話があった。さもあろう、と私は思ったのだった。 ---そのような家庭崩壊をまぬがれようと親子関係を断絶して、断絶する事によってもっと修復困難な家族崩壊がおこっている。これは誰もが口を閉ざして語りたがらないが、今、日本社会の現状だ。 長々書いて来たので、きょうはこのへんで止めておく。私たち民生・児童委員は、この後、同じ総合センター内の義肢(義手・義足)製造所を見学させてもらった。こちらも私にとっては大いに勉強になった。それについては、また書くことにする。 ところで冒頭の起床のことだが--- 実は、私はもう数十年というもの目覚時計を使ったことがない。もっていないのだ。どうやら私の体内時計は、明朝◯◯時に起きようと思えば、ほぼその数十分前に目をさます。早朝だからといって特別早寝することもない。昨夜も0時過ぎに就寝した。しかし、めずらしく1時間狂った。5時に起きるつもりが4時に目が醒めてしまった。---こういう体内時計って、どうなのだろう、熟睡してないのだろうか。いや、そんなことはない。十分深く眠っている、と自分では思っているのだが---
Jun 26, 2015
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民生委員合唱団「かしの木」練習日。 前回、先生が「6月から新曲を練習します。芸術性優れた曲を用意します」と、おっしゃった。どんな曲かまったく知らされていなかったのだが、今日、その譜面を渡された。 武満徹作詞・作曲「小さな空;Small Sky」。 すばらしい! この歌がうたえるなんて! いままで練習を重ねてようやく6曲のレパートリーを持った。が、実は私のまったく個人的な感想だが、メッセージソングと言っても70歳の私がうたうにはアホらしく、要するに今時の「幼稚」な詞---。まあ、もちろん心をこめて歌いはしても、私も芸術家のはしくれだから、自分の歌っている曲がどの程度のものかは分かる。たとえその曲が、今、世間的に人気があってもだ。 武満さんの「小さな空;Small Sky」は、合唱曲としていくつかのヴァリエーションがあり、音が複雑に構成されているヴァージョンは、それはそれは難しい。しかし、ソロパートだけ抜き出してみると、むしろ初見で歌えるほど簡単で且つ魂に触れてくる優美さがある。終止音の美しさは尋常ではない。 ---今後わずか7回の練習で完成させなければならないが、すばらしい曲に出逢った嬉しさに、わくわくしている。
Jun 25, 2015
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女子サッカーW杯、なでしこ日本は準々決勝進出をかけてオランダと対戦。2-1で勝利、準々決勝へ進出した。その対戦相手はオーストラリア。 きょうの対オランダ線を大雑把ながら私のメモによってふりかえってみる。 なでしこ先発メンバーは; GK海堀、大儀見、大野のツートップ。宮間、宇津木、阪口、川澄、鮫島、熊谷、岩清水、有吉。【前半戦】00:08 宮間→大儀見のシュートはクロスバーに当りこぼれたボールを有吉が押し込みゴール! 先制の1点。10:00 オランダ、クロスで中へ入れ、日本押し出す。15:00 オランダCK。21:00 鮫島長いドリブルから→大野に送り→その間に鮫島前に走り込んで受け、シュート。24:00 大野シュート、左にそれる。25:00 オランダのメリス、ボールをキープしながらドリブルで日本を振り切ろうとする。鮫島追いついて前に回り込んでデフェンス。27:00 宮間CK→阪口ヘッドで押し込むが阻まれて、オランダのゴールキック。28:30 大儀見ミドルシュート。ネットのやや上に。31:00 鮫島→大野へ。倒されて日本FK。32:30 右からのクロスを大野シュート。デフェンスに当たる。41:00 鮫島のクロス、オランダ、クリア。 日本CKボールを、GKパンチング。 オランダ、カウンターで上がる。有吉、ボールを奪ってロングでオランダゴール前へ送る。GK出て、はねかえす。43:00 右からのボールを大儀見シュート。はずれる。43:30 オランダ左からクロスで入れる。海堀、抱き込んでキャッチ。 前半戦、日本のシュート数13本。オランダ2本。【後半戦】02:30 立ち上がりからオランダのボールキープつづいて、シュート。ネット上に。05:00 有吉ファールをとられて、イエローカード。オランダFK。日本の壁に当たる。06:10 オランダCK。日本デフェンス。 オランダ10番 out、 ファンデフェン in08:29 川澄ドリブルからクロス→大儀見シュート、わずかにそれる。09:00 宮間CK→大儀見シュート。オランダ、セーブ。 宮間CK。オランダ、ボールを奪ってカウンター。日本デフェンス。11:00 オランダ、再びカウンター。メリス、ドリブルでダッシュ。有吉、追いついてデフェンス。14:00 宮間→大野、大儀見狙いで中へ入れるが、オーバーヘッド。18:00 宮間クロス。オランダ、クリア。20:40 大野 out、岩淵 in21:30 大儀見、引きつけてサイドにスペースをつくり、落ちてきたボールを→スペスに入った阪口に。阪口シュート。はずれ。26:00 オランダ、クロスで入れ、一人経由して中へ→シュート。はずれ。29:00 オランダCK。岩淵に当り、はね返ったボールをオランダ、シュート。海堀、反応して片手で押し出す。33:00 宮間→大儀見、球際で競り、ヒールで背後に入った宮間に、宮間→阪口、シュート。ゴール! 2点目。35:00 川澄 out、澤 in36:00 オランダ、マルテンスのシュート。はずれ。39:30 右サイド岩淵→宮間→大儀見。オランダ、デフェンス。40:00 オランダ、シュート。海堀キャッチ。 40:50 ファンドンゲン out、ミダフ in45:30 オランダCK。日本セーブ。47:00 日本ゴール前の球際からファンデフェンのシュート。海堀、反応遅れ、右腕にわずかに当たったボールはそのままネットに吸い込まれる。オランダ、ゴール! 1点を返す。試合終了 日本 2-1 オランダ
Jun 24, 2015
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沖縄戦が終わって70年。きょう沖縄慰霊の日----------------------------------------------- さて、制作してきた作品に署名して完成。すぐに次ぎの作品にとりかかる。昨夜午前0時過ぎまでやっていた作図をキャンヴァスに転写し、彩色組織構造上の手間がかかる部分の最初の作業(プリミエール・クーシェ)をする。 おや、電話だ。 作曲家の新実徳英氏だった。CDデザインの細部の打ち合わせ。そして、「一杯酌み交わしませんか」というお誘い。嬉しいお誘いだが、私にはお会いしている時間がない。---というわけで、制作が終わってゆっくりできるようになったなら---と、約束。
Jun 23, 2015
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一日中仕事場に閉じこもって制作。ただいま23日に変わって午前0時45分、ようやく仕事を終了。制作中の作品をほぼ完成。「ほぼ」と言ったのは、一カ所だけ絵具の表面乾燥を待たなければならないため。で、次の作品の構図作りを開始。明日一日で構図はできあがり、キャンヴァスへ転写することができるだろう。彩色執筆に入れば、かなりの制作日数がかかりそうだ。
Jun 22, 2015
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昨夜急遽決めたとおり次作のための大きめのキャンヴァスを張り、明日からデッサンに入る準備を終えた。その後は目下制作中の作品に向かう。来週末に、民生・児童委員として、義手・義足を研究製作している群馬県立義肢製作所を訪ねる小旅行が控えているので、それまでに完成してしまいたい。
Jun 20, 2015
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まもなく22時30分になる。きょうも一日中執筆して、いま筆を洗ったところだ。 目下制作中の作品は、どうやら予定通り月末までには完成しそうだ。先が見えたので、頭の中は次の作品のことが思い浮かび、画廊から提案があったパリ展の翌月の新たな地での展覧会のためのやや大きい作品にとりかかれるかもしれない。ただし、構想は、複雑に込入った工程で手数がかかりそうだ。パリ展の方はほかにも新作を描かなければならないが、とりかかる順番を換えたほうがよいかもしれない。 ---とにかく、そんなことをあれこれ考えているより、描き始めよう。終日雨が降っていたが、雨の日はキャンヴァスを張るにはちょうどよい。
Jun 19, 2015
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終日、作品執筆。ただいま21時30分、これからもう少し執筆する。
Jun 18, 2015
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午後、仕事場に入り、さきほど5時半まで休み無く制作。現在執筆中の作品は昨年に引き続きパリ展に画商が出品するもの。 先日、ニューヨーク展を閉めて帰国した画廊の社長から電話があり、10月のパリのほかに11月にももう一カ所、新作を制作しないか、と言ってきた。パリより大きな作品を、と。 遅くとも10月半ばには引渡しを完了しなければならないので、いまから構想を練って4ヶ月半の時間しかない。しかし、社長の期待に応えたい気持はふつふつと沸き上る。 「私は明日、現地調査に飛びます」と社長は言って電話を切った。 どうしよう。やるか、やらぬか。---すでに決まっているスケジュールを睨みながら、パリ展の作品制作(目下の作品以外にも制作しなければならない)の筆を走らせている。
Jun 17, 2015
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女子サッカーW杯カナダ大会1次予選C組。日本なでしこは、すでに決勝トーナメントに進出が決まっているが、残る1試合の対エクアドル戦が日本時間の今朝、行われた。これに勝って、C組を1位で通過することができれば、決勝Tでの対戦組合せが日本にとっては有利になる〈と言われている〉。決勝Tは一回戦勝負。負ければそこで敗退である。勝ち進むためには、少しでも有利なポジションがあるなら、そこに配されるにこしたことはない。 くだくだ前置きは言うまい。前半戦の5分、左サイド宮間のクロス、狙いすましたみごとさでゴールマウス前の菅澤に落ち、落ちたボールに脚をのばすエクアドル・デフェンスを振り切って大儀見が押し込む。ゴール! 先制の1点。 その後、なでしこは次々にシュートを繰り出すが、いずれも決定力不足。結局、開始早々の大儀見の1点を守りきって試合終了。三戦全勝の勝ち点9をあげてC組を1位通過した。 私はすでに何度か繰り返して言っているが、やはりシュート数に比しての決定力不足は、決勝Tでもおおいに気になる。男女共に言えることだが、シュートが浮き球になる欠点がある。試合運びのなかで、蹴る足とボールとの位置関係、当て具合の自在操作の問題。これは徹底的な個人練習で克服できそうなものだが、いかがなものであろう。格別に運動能力が優れた人達なのだから。---きのうも書いたが、「あなたがたは、人生を懸けた仕事をしているのでしょう?」 私は期待している。
Jun 17, 2015
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男子サッカーW杯2018年ロシア大会への出場権獲得のため、これから来年3月まで9ヶ月半つづくアジア2次予選、日本代表の初戦が埼玉スタジアムで行われた。相手はシンガポール代表。 日本はホームで是非とも勝ち点3を獲得しておきたいところ。期待も大きく、スタジアムは日本代表のチーム・カラーの青一色に埋め尽くされた。 が、結果は、日本の猛攻、圧倒的なシュート数(日23/シ2)にもかかわらず、まったくゴールがならず、0-0の引き分け。 シンガポールの戦術は初手から点を獲るのではなく、日本に点を獲らせないというもの。10人が隙間なく防御壁を築く。そのうえでGKイズワン選手の見事なプレーが輝いた。敵ながら賞賛を惜しまない。 というわけで、手元には試合経過のメモがあるが、ブログに書き写す気力が失せた。 ---こんなこと言いたくないが、日本代表選手諸君、先日のイラクとの親善試合で快勝した。が、今日の試合ぶりは、ばかばかしいようなミスが頻発したり、連携がかんばしくなかったり、W杯の気負いは充分私にも感じ取れるけれど、自分たちの過去の試合を本気で分析してチームの知力としているのかね。防戦に徹したシンガポールだったが、それはそれで日本を研究し、確かな戦術のもとに確かな試合運びをしていたと言えるのではないか? GKイズワン選手のファインプレー直後の顔の表情は、「純真」と言いたくなるような、日本代表選手の真剣さとはどこかその精神に違いのようなものを観てとったのは、私だけだろうか? ハリルホッジ監督が、試合経過のなかで、ピッチ脇に置いてある飲料水のペットボトルを取り上げて地面にたたきつけていた。あるいは、ピッチに完全に背を向けて坐りこんだままコーチ陣と何やら打ち合わせをしていた。こんな光景を私は初めて見た。 ---それほど今日の日本代表選手の試合振りは不甲斐なかったということだ。 先が思いやられるけれど、がんばって出場権を獲得してくれよ。諸君は、人生が掛かっているのだろう?
Jun 16, 2015
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ミステリー作家・折原一氏から、連作短編集『模倣密室』の中の一編をテレビ・ドラマ化した、陣内孝則さん主演「黒星警部の密室捜査」が、明日17日、東京テレビ系列「水曜ミステリー9」で放映される、と案内があった。 出演は他に荻野目慶子さん、須藤理彩さん、山崎樹範さん、水崎綾女さん、大島蓉子さん、斉藤暁さん、笹野高史さん、中村玉緒さん。 折原一氏が生み出したミステリー界の異彩キャラクター、白岡警察署の「黒星光(ひかる)警部」を、陣内孝則さんがどのように演じてくれるのか。明日夜9時---みなさん、是非お楽しみに! ところで、原作単行本の装丁画は、私が描かせてもらった。 私としては凝った遊び心の仕掛けをほどこした絵だったのだが、一般読者に伝わったかどうか。 12年前のものなので、解説してしまうが----実は、「密室」を描くことは画家にとって不可能命題なのだ。ひらめきの早いみなさんは、すでに何故だかお分かりになっただろう。密室というのは内部からの施錠ないしは密閉で、その状態は外部からはまったく判断できない。つまり外部をどのように描こうと、観客にそれが密室であることを分からせることができないのだ。では施錠された内部を描くとどうか? 私たちは日常の営為として自宅に内部施錠をするが、その施錠は鍵で外部から開けることをあらかじめ想定しているはずだ。つまり、内部の施錠を描いても、密室を表現できないのである。そこが言葉によって密室を創りだせる小説と、現実として見えることが表現の要である絵との大きな違いである。絵で表現するためには外部空間と内部空間とを同時に表現して、かつ内部空間が外部からは開ける事ができない内部に施された密閉仕掛けを表現しなければならない。 私はこのような画家にとっての不可能命題を「チェシャー猫命題」と言っている。「不思議の国のアリス」の作者ルイス・キャロルが、その插絵を描いたテニエルに、樹の上にいる「チェシャー猫」が次第に空中に消えてゆくところを描いてくれ、と言った。流れている「時間」を画家が表現できるか、という意地悪な挑戦だった。テニエルがどのようにこの命題を処理したかは、原作本をご覧ください。 さて、私は折原一氏から「チェシャー猫命題」を仕掛けられた(と、勝手に)思って、描くための起爆力にした。胸はワクワク、腕はムズムズ。私は難しい問題を解くのが大好きな性分。遊び心が刺激されてしまったのだ。 私の解は、戸口を鉄板でガチガチに固め、鎖で扉の開閉を遮り、それが内部であることを示すために扉に鉄格子の嵌った小窓を穿って青空を覗かせた。---いかがであろう。画像をご覧ください。
Jun 16, 2015
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小説家・高橋治氏が逝去した。享年86。 高橋治氏は元映画人で、小津安二郎監督の代表作「東京物語」の助監督を努め、その後、自身の初監督映画「彼女だけが知っている」(1960年)を撮った。その5年後に映画界を去り、小説家として「秘伝」で直木賞を受賞した。 私は小説家高橋治の読者ではない。が、私が大切にしている一冊がある。小津安二郎についての評伝「絢爛たる影絵」である。 「東京物語」の助監督を務めたものの、当時氏は、その世間的な評価を肯定することができず、ついに小津から離反していった。高橋氏は次のように書いている。 〈---「物作りが衰弱すると逃げ道は二つしかない。自分でもよくわからない晦渋性の中で自慰行為をするか、わかりすぎる平易さを人生とか愛とかで味つけする」 私は人生をとりまく社会、愛を支える情況に眼を向けなければいけないと考えようとしたのだ。愛も人生も、それ自体を裸で描くことに今日的な意味はなく、そこを超克しなければ新しい映画作家として自分を確立出来ないと私は自分をそう叱咤した。---〉(文春文庫版、p40) 若き高橋氏はこう考え、そしてそれから20年後に次のように気づく。 〈だが『東京物語』には二十年を経ても’’人生’’は豊かに息づいていた。同時代の誰もが描ききれなかったほど’’愛’’と、そして愛のひとつの根源である’’性’’までが見事に生かされていた。〉 小津安二郎について書かれたものは枚挙に暇無い。しかし「絢爛たる影絵」は、小津の身近にいて愛憎半ばするように接していた高橋氏にして初めて書けた評伝だ。文学的な評伝の白眉、と私は思っている。この一冊の書影を掲げて、謹んで高橋治氏の逝去を悼みます。
Jun 15, 2015
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各紙が米国のバッハ研究者からドイツのバッハ財団へ遺贈されたバッハの肖像画について報じている。 この肖像画はバッハ生前の1746年(各新聞では1748年としている;これについては後記)に、画家エリーアス・ゴットロープ・ハウスマンによって描かれた、由緒がはっきりしている唯一の絵で、バッハ没後(1750年7月20日没)に息子に受け継がれてヨーロッパに渡り、後年1952年に米国のバッハ研究者ウィリアム・シャイデ氏がオークションで落札し、その所有になっていた。報道によれば昨年シャイデ氏が死去し、遺言により最近バッハ財団へ寄贈されたのだという。バッハ没年以来260年ぶりに故国に戻ったというわけである。 バッハの肖像画と推定されている絵は他にもあるが、有名なのは2点、エアハルト・アンガー博物館所蔵の画家ヨーハン・エルンスト・レンチュの1715年作の「ヴァイマルの楽師長」と題された絵と、バッハの生れ故郷アイゼナハ・バッハハウス所蔵の画家ヨーハン・ヤーコプ・イーレの1720年作の絵が知られている。ほかに今日の話題のエリーアス・ゴットロープ・ハウスマン作品を19世紀の末に画家アルトゥール・ミュールベルクが左右を逆にして複製した絵がライプツィヒの個人所蔵として存在する。原画では右手利きのバッハが左利きに描かれている。 さて、上述したこのたびの肖像画の制作年代であるが、各紙がどのような根拠で1748年としたか不明だが、バッハは当時ライプツィヒに在ってドイツの最も偉大な音楽家として、1747年に、そうした音楽家のみに許される「音楽学術協会」に入会した。エリーアス・ゴットロープ・ハウスマンによって描かれた件(くだん)の肖像画は「音楽学術協会」に提出するために1746年に描かれ、準備したものなのである。先に述べたように、このバッハ肖像画は、バッハを直にモデルにした由緒ただしい唯一のものだ。 ---バッハは協会に提出後に自分用に同じ肖像画をもう1点、1748年に描かせたのだろうか? もしそうだとしたら、その経緯がどこかに記録されてこれまでに公表されていてもよいだろうに、私の狭い知識では知らない。 今日の報道が出て、肖像画の帰還をバッハの故郷のために言祝ぎつつ、私は私自身の知識に2点の「あいまい」なところがあることに気がついた。 一つは、音楽学術協会に提出された肖像画が、本人死亡後に息子が相続したことになっている経緯について。 二つは、19世紀末にアルトゥール・ミュールベルク(Arthur Mühlberg)によって複製されたとき、原画はどこに所蔵されていたのだろう?【報道記事】朝日新聞 バッハ肖像画、死後265年ぶり「帰郷」 独教会で公開 ライプチヒ=玉川透 2015年6月14日15時59分 47NEWS バッハ肖像画、活躍の地に戻る 独、音楽祭開幕で披露 2015/06/13 07:49 【共同通信】
Jun 14, 2015
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女子サッカーW杯カナダ大会の1次予選C組の第2戦、日本対カメルーンがさきほど13時に終わった。2-1で我がなでしこが勝利。決勝リーグ戦に1番乗りした。まずは嬉しい。 嬉しいけれど、やや不安も感じた。先の対スイス戦でも感じたことだが、前半戦での勢いが後半戦になると落ちてしまう。なぜだろう。守備に穴が開くというのでもないのだが、攻撃力というか突破力というか、あるいはシュートまでもってゆく組織力というか、---なんだか分からないが、生彩を欠く。 カメルーン戦もまさにその通り。前半の早いうちに鮫島と菅澤によって2点を獲得したが、なんとこの試合で日本チームのシュート数はわずかに4本。一方、カメルーンは19(20?)本。日本は良く防いだとも言えるが、奪い返された1点は試合終了間際、アディッショナル・タイムに入る直前だった。そのときまで、カメルーンの攻撃はまさに絶えることなくつづき、日本はボールを相手ピッチに運ぶことさへできなかった。 終了後のインタビューで佐々木監督は「ハラハラドキドキさせてすみません」と苦笑していたが、これから強豪揃いの中へ突入していくわけで、苦笑ではすまなくなりそうだというのが私の観るところ。 なぜ、後半戦におかしな気配ができてしまうのだろう? チームプレーはすばらしく、戦術的にもうまくいっているようなのに----
Jun 13, 2015
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イギリスの俳優クリストファー・リー氏が7日に死去したという。享年93歳。 端正なマスクで、いかにも英国紳士然とした氏の「吸血鬼ドラキュラ」は、ドラキュラ伯爵のイメージを決定的にした。私はイラストレーターとして出発した当初、ドラキュラやカーミラなどの吸血鬼物の依頼が多かったし、紀田順一郎氏と荒俣宏氏が共同監修した国書刊行会刊行の「ドラキュラ叢書」の仕事は、私の作品が海外に出ていった最初のきっかけとなるなど、当時、私は何度クリストファー・リー氏の出演映画のスチール写真集を参考書のように研究したことか。もちろん後にはヴィデオやDVDで繰り返し観たものだ。「スター・ウォーズ」におけるヨーダと戦ったドゥークー伯爵も忘れられない。 私のDVDコレクションのなかの1点を選んでその画像を掲載して、名優クリストファー・リー氏を追悼する。
Jun 12, 2015
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午前中、主治医のクリニックへ先日の健康検診の結果を聞きにゆく。すべてまったく問題なし。心臓肥大なし。肺は大きくふくらみ過去に炎症をおこしたような形跡もなし。肝機能も腎機能も異常なし。脂質値は若い人の数値と同値。すべてにおいてバランスがとれているとのこと。「これからも作品制作、がんばってください」と言われて帰宅。 その言葉に応えるべく、午後2時から制作を開始。
Jun 12, 2015
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男子サッカーW杯アジア2次予選直前の大事な親善試合、キリン・チャレンジ・カップ2015の日本代表対イラクの試合は、4-0で日本が快勝した。 以下に私のメモから経過を記しておく。【前半戦】05:00 柴崎からのパスを本田シュート。ゴール! 先制の1点。06:50 宇佐美センターバックからのパスを受けて左からシュート。GKキャッチ。07:40 岡崎裏をとるがファール。09:00 槙野シュート、ゴール! 2点目。15:00 本田→岡崎シュートはポストに当たる。16:00 本田クロスで→岡崎ボレーシュート、はずれ。17:30 長友走り込みクロス、イラク、クリアー。18:00 柴崎シュート、はずれ。20:00 日本右CK、本田キック、長谷部とびこむ。イラク、クリア。21:30 長友ファール。22:50 柴崎ファール。25:30 柴崎スルーパス→香川シュート。イラク、セーブ。 カウンターを長友体当たりでデフェンス。長友ファール。31:00 吉田ファーへパス、本田走るがゴールライン際でせってファール。32:00 宇佐美ドリブルで相手デフェンスを引きつけ→岡崎シュート。ゴール! 3点目。35:00 日本CK。イラクGKキャッチ。37:00 柴崎→香川倒されイラクにファール。日本FK。 本田を囮にして吉田キック。作戦不発。39:30 柴崎スルーパス→岡崎、オフサイド。44:30 酒井宏樹ファール。イラク、セットプレー、ジャスティンのキックはずれ。【後半戦】02:30 宇佐美ドリブルでイラク陣地へ、倒されてFK。柴崎キック、GKキャッチ。05:30 イラクCK。GK川島キャッチ。06:30 香川ドリブルで引きつけてスルーパス。イラク、ブロック。07:20 香川シュート。GKキャッチ。10:30 本田→岡崎倒されてFK。本田キック。GKとびだし、もつれ、こぼれたボールを岡崎シュート。ネット上へ。14:00 日本ファール、イラクFK。川島出てはじいたボールをイラク、ヘディング、日本クリア。イラクCK。14:40 日本CK。イラク、クリア。20:00 本田右サイドから強烈シュート。イラクのデフェンス倒れながらタッチしてボールはポストに当たる。 香川、本田、宇佐美 out。 武藤、原口、永井 in。22:30 イラクFK。川島おさえる。23:00 長谷部→永井シュート。GKキャッチ。26:00 酒井宏樹→永井へ通らず。 岡崎 out。 大迫 in。29:00 武藤ドリブルで上がりクロス→大迫へはやや合ず。30:00 原口ボールを奪ってシュート、ネット上。 長谷部 out。谷口 in。(吉田キャプテンマーク)31:00 武藤もつれあいの中でシュート、ネット上。37:50 イラクFK。川島パンチング。39:00 柴崎から送り込まれたボールをイラク、クリア。こぼれ球を原口シュート。ゴール! 4点目。 柴崎 out。山口 in。41:00 山口インターセプトしてクロスで→大迫シュート。GKキャッチ。44:00 日本CKで蹴ったボールを槙野ヘディングシュート。GKキャッチ。45:00 日本CK。原口蹴り、ゴール前で酒井競るも、イラク、クリア。試合終了; 日本 4-0 イラク■日本代表メンバー ▼GK 川島永嗣(スタンダール・リエージュ/ベルギー) 西川周作(浦和レッズ) 権田修一(FC東京) 東口順昭(ガンバ大阪) ▼DF 酒井宏樹(ハノーファー/ドイツ) 酒井高徳(シュトゥットガルト/ドイツ) 長友佑都(インテル/イタリア) 太田宏介(FC東京) 吉田麻也(サウサンプトン/イングランド) 丹羽大輝(ガンバ大阪) 槙野智章(浦和レッズ) 森重真人(FC東京) ▼MF 長谷部誠(フランクフルト/ドイツ) 谷口彰悟(川崎フロンターレ) 山口蛍(セレッソ大阪) 柴崎岳(鹿島アントラーズ) 香川真司(ドルトムント/ドイツ) 清武弘嗣(ハノーファー/ドイツ) ▼FW 本田圭佑(ミラン/イタリア) 原口元気(ヘルタ・ベルリン/ドイツ) 宇佐美貴史(ガンバ大阪) 武藤嘉紀(FC東京) 岡崎慎司(マインツ/ドイツ) 大迫勇也(ケルン/ドイツ) 川又堅碁(名古屋グランパス)【注】12日、清武と川又がケガのため代表を離脱した。追加招集はおこなわれないもよう。
Jun 11, 2015
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16日・埼玉スタジアムで男子サッカーW杯ロシア大会アジア2次予選E組初戦のシンガポール戦がある。それを控えて日本代表は、今日午後7時から---現在午後5時50分だ---横浜・日産スタジアムで、イラク代表と国際親善試合を行う。力量は両者互角とみてよいだろう。それだけに、この勝敗は、W杯アジア2次予選E組初戦の対シンガポール戦を占う貴重な親善試合だ。---さあ、TVの録画をセットしたけれど、ここはやはりライヴで観たいので、もう仕事は止めにする。楽しみ楽しみ。
Jun 11, 2015
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長年---そんな気がするのだが---頭の中で突いたり、ちょこちょこ口の端にのぼらせていた、と或るテーマをここはひとつ文章にしてみようと思い立った。はたして私の考えに論理的整合性があるのか否か。非常に大きな広がりをもったテーマである。美術は無論だが、そこには建築学や地形学、宗教学、宗教心理学、生理学、哲学、そして科学や数学や現代幾何学等々が含まれている。とても私の手におえるものではないが、かといってそのまま放ってしまうのも癪だ。 今朝、新作の塗りをほんの少ししたところで乾燥をまたなければ先に進めず、そこで、いま述べたテーマに手をつけようと思った。とりあえず、論の切り口を考えながら---と言うのは、言葉は言葉自体のもつ論理性によって次を決定してゆくので、テーマを掬い獲る言葉の投網(とあみ)を打つためには切り口が大切と考えるからで---とりあえず手持ちの或る原書(英文)を、翻訳文として書留めながら、読みはじめたのである。 絵を描きながらの「お勉強」、さて、いつまでかかるやら。きのう、私をプロモートしてくれている画商から電話があり、「作品制作はどんな具合ですか」と言ってきた。「いま、制作中です」と応えたばかり。それに偽りはないのだが---こうやって余計なことに手を出している!
Jun 10, 2015
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サッカー女子W杯カナダ大会第3日目、1次リーグ日本対スイス。前回のチャンピオンなでしこに対するスイスは、初出場ながらこの4年間でヨーロッパの強豪に成長したチーム。このW杯まで10戦全勝で抜けてきている。フィジカルの強さでは決して油断はできない。さらにバッハマン選手のスピードあるドリブルとシュート力は、予選で8戦8得点を見せつけている。 しかし、結果を言ってしまえば、我がなでしこ、後半苦戦をしいられたが1-0でスイスを降した。勝点3を得て次のカメルーン戦に向けての白星発進となった。 このだいじな1点、前半27分に安藤が相手ゴールマウス前でシュート、と同時にキーパーが猛烈突進、空中で激突して両者ピッチに落下。ドイツのキーパーにイエローカードが出され、日本はPKを獲得。宮間が落ち着いてゴール左隅に蹴り込んだ。 安藤は負傷のため退場し、替わりに菅澤が入った。菅澤はこれが代表初ピッチ。 なでしこは、前半戦巧みな攻撃でシュート数もあげるが、しかし、そのシュートはまったく得点には結びつかない。私が常々感じていることだが、シュート数に比して点の獲得力が低いのは男女代表共に言えること。世界の名プレイヤーというのは結局点獲り屋のことで、ネイマールにしろロナウジーニョにしろロナウドにしろ、彼らを見ていてほれぼれするのはその正確なシュートだ。日本選手たちの克服しなければならないところではあるまいか。つまり、チームとしてのクレバーな戦術もさることながら、個人技としての点を獲れる正確なシュート力だ。 なでしこ、後半戦、ばて気味とも見えなかったが、スイスの攻撃にいささかたじたじと守勢に回ってしまったのは、どうしたことだろう。スイスは過去の成績を分析すると後半に弱いという情報があった。しかし弱いどころか、日本側ピッチに追いつめて走る、走る。なでしこはほとんど攻撃のラインを上げられず、なんとか凌いだという感じがした。きょうの白星発進で空元気は通用しないと思うが、如何。
Jun 9, 2015
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女子サッカーW杯カナダ大会が開幕した。開幕戦はカナダ対中国。接戦の末、カナダがPK線を制して勝ち点をあげた。 二日目は日本時間の今日早朝、強豪ドイツと初出場コートデュボワール。録画しての観戦だが、あまりにも力量に差がありすぎてドイツにとっては赤子の手をねじるようなものだったかもしれない。10-0では、観ているほうも拍子抜けしてしまった。 対戦相手を決めるのはくじ引きで、理屈は平等だが---いやはや、なんとも---。 それにしても、この試合の主審は、接触戦において、コートデュボワールに対してあまりにも厳しくはなかったか? 同チームに対して出したイエローカードが5枚とは! 特にドイツのゴールマウス前でのキーパーとの接触。両者空中でぶつかり、キーパーが捕り落したボールを、両者の身体が地面に落下したと同時にコートデュボワールが右脚をのばしてゴールに押し込んだ。これについて主審は、コートデュボワールに対してイエローカードを出し、ノーゴールとした。 ---おいおい、という感じだったよ、私は。この試合でもっともおもしろいシーンだったがねー。 こんな接触にいちいちイエローを出していてサッカーなんて成り立つかってんだ。「あーら、ごめんあそばせ、あたし遠くから見ているので、どーうぞボールをお捕りなさいましよ」ってか? それはそれとして、明日、6月9日(火)11:00(予定・日本時間)、日本チームはスイスと初戦。楽しみである。 さて、午後は民生委員として担当地域のちょっと気がかりな高齢者数人を見守り訪問。元気かどうか、困っていることはないか等々を尋ね、おれおれ詐欺や暑さに向かっての熱中症への注意をうながす。 帰宅して、制作。
Jun 8, 2015
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核兵器廃絶のための国際運動グローバル・ゼロのディレクターからの私宛のメール。(原文) ----日本語訳は次のぺーじ。このままスクロールしてください。Dear Tadami, Global Zero members like you are taking the lead in supporting nuclear negotiations with Iran -- meeting with their elected representatives, writing to their local newspapers, and reaching tens of thousands on social media. It’s important work -- now more than ever. Because right now, international negotiators are zeroing in on a deal that will prevent Iran from building a nuclear bomb. Supporting a deal with Iran is a critical step in the fight for a world without nuclear weapons. In order to eliminate nuclear weapons, we must first stop their spread. A multilateral, verifiable deal that prevents Iran from getting a nuclear weapon is our best bet to prevent continued proliferation in the Middle East and beyond. That’s why a nuclear deal with Iran is so important. Add your name to support a diplomatic agreement with Iran. For years, skeptics of nuclear disarmament have insisted that so-called “rogue states” like Iran would never give up their pursuit of nuclear weapons. They’ve argued that nuclear proliferation in these cases cannot be halted, and that other nuclear states must maintain their arsenals to protect themselves. A verifiable deal between international negotiators and Iran will prove them wrong once and for all -- and open the door to nuclear disarmament. That’s worth working towards, and right now we’re closer than ever. Add your name now to show your support for a nuclear deal with Iran. It’s the next step toward the elimination of nuclear weapons. Fight on, Global Campaign Director Global Zero ----日本語訳は次のぺーじ。このままスクロールしてください。
Jun 5, 2015
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核兵器廃絶のための国際運動グローバル・ゼロのディレクターからの私宛のメール。(日本語訳文責;山田)親愛なる タダミ、 あなたのようなグローバル·ゼロのメンバーが、イランとの核交渉の支援において先頭に立っております。選ばれた代表と会談したり、地元の新聞に書いたり、またソーシャルメディア上では数万に達しています。それは今まで以上に重要な仕事です。と申しますのは今まさに、国際的な交渉担当者がイランの核爆弾構築を阻止するために努力を集中しているからです。 イランとの取引をサポートすることは、核兵器のない世界のための戦いで重要なステップです。 核兵器をなくすためには、まず彼らの広がりを止める必要があります。イランの核兵器獲得を防止するための多国間の検証可能な取引は、中東およびそれを超える地域において継続的な増殖を防止することこそ、私たちの最善の策です。 そのようなわけでイランとの核取引が非常に重要です。イランとの外交協定をサポートするために、あなたの名前を加えてください。 何年もの間、核軍縮の懐疑論者は、イランのようないわゆる「ならず者国家」が核兵器の追求をあきらめないだろうと主張しています。彼らは、このような場合には核拡散を停止することができず、その他の核保有国が自分自身を守るために彼らの核兵器を維持しなければならない、と主張してきました。 国際交渉担当者とイランとの間の検証可能な取引が、きっぱりと彼らが間違っていることを証明するでしょう。 そして核軍縮への扉を開くことでしょう。そこに向かって作業する価値があり、今まさに私たちは今までよりもその近くにいるのです。 イランとの核取引のためのあなたのサポートを示すために、今、あなたの名前を加えてください。それが、核兵器廃絶に向けた次のステップです。 戦います、グローバル・キャンペイン・ディレクターグローバル・ゼロ
Jun 5, 2015
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昼前1時間ほど近所の中学校を訪問。校長先生にお話をうかがい、その後、1年生の三教科---音楽、社会、理科の授業を見せてもらう。 自転車で学校へ向かっていると、ばったり歌手のチェン・シさんに遭って立ち話。ジョギングをしてきたとのこと。先日、私と一緒の写真を撮ったので、後日、プリントしてくださるそうだ。 午後、制作。戸外に雨の音がする。
Jun 5, 2015
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午前中、包括支援センターの会議。午後、気持を切り替えて新作の彩色に着手。と言っても、描写ではなく、いわば基礎工事。しばらくこの工事がつづき、あとは一気呵成に描写して完成(のはず)。 【今日のことば】 Die Menschen wollen nicht die Wahrheit hören, weil sie nicht ihre Illusionen zerstört werden soll. People don't want to hear the truth, because they don't want their illusions are destroyed. ----Friedrich Nietzsche 人々は真実を聞きたがらないものだ。なぜなら彼らの迷妄を破られたくないからだ。(山田訳) ----フリードリッヒ・ニーチェ The Prime Minister Shinzo Abe and his party Cabinet don't want to hear the truth, because they don't want their illusions are destroyed. ----Tadami Yamada
Jun 4, 2015
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ありゃりゃ、せっかく書いた日記が、まちがったアイコンをクリックしたらしく、全部消えちゃった! もう一度書き直しだー。まあ、一字一句そっくり同じに書き直せたら、記憶力はまだまだ確かということ。さあ、いくぜー! きょうは年に一度の健康検診。すでに2ヶ月前に予約しておいた。あいにくの雨のなか、徒歩で主治医のクリニックへ。開院と同時の一番乗り。受付後、まったく待たずに次々と検査。30分ほどで終了。結果は後日。ふたたびテクテクと帰宅。朝食。 ところで、昨夜10時50分頃に開始した錦織選手の準々決勝戦、対ツォンガ選手(フランス)。第一セットまで観戦して、その後は録画。錦織選手は第一セットを1-5で落したが、なんだか様子がおかしい。コートに強い風が吹き込み、赤土のサーフェス状態が一定しないようだ。そのためサーブやリターンのボール・ポジションがきめにくいのだろうか? 土埃が眼に入りそうになるのか?---しかし、そうした条件はツォンガ選手も同じだ。試合開始直前、コートのベンチで右親指に何やら薬を塗布してテーピングしていたが、それは? クリニックから帰宅し、さっそく録画を再生。ああ残念、フルセットまで持ち込みながら、惜しくも4強入りはツォンガ選手にさらわれてしまった。 この大会での錦織圭選手は世界ランキング第5位。すばらしい活躍だ。 その一方で、世界ランキング1位のジョコビッチ、2位のフェデラー、3位のマレー、この人達はこの地位を他にゆずることなく君臨しつづけている。いかに強いかということだ。すごいものである。 錦織圭選手、がんばれ!
Jun 3, 2015
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午後から新作の制作をスタート。すでに決まっているスケジュールの合間を縫っての制作なので、他の仕事との切替え時の落差---精神的 G ショックに耐えながら、集中力の持続を図らなければならない。とりあえず6月末の完成をめざす。 あしたの朝、年に一度の健康検診を受ける。
Jun 2, 2015
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楽しみにしてテレビ観戦している錦織圭(にしこり けい)選手の活躍。昨夜は、全仏オープン4回戦。対戦相手はこの全仏オープン好調で上がってきたロシアのテイムラズ・ガバシビリ選手。 この試合、会場ローランギャロスに雨が降り、開始まで2時間半ほど遅延。テレビ中継も律儀に延々と待ち続け、私もテレビの前の椅子に妙な格好で身を沈めて待った。実は翌朝、つまり今朝は外出しなければならず夜更かしが気がかりだったが、いっそ録画しようかと思いながらも、否々、ライブで見ずば未練が残って眠れない。と、結局、テレビ画面を注視しつづけたのだった。 さて、試合結果はみなさん先刻ご承知のとおり。 錦織選手は第5シードで出場し、ガバシビリ選手を6-3、6-4、6-2で破ってストレート勝ちした。 日本人男子として佐藤次郎氏以来82年ぶりにベスト8進出。---この偉業(まさに偉業だろう)、どうやら騒いでいるのは我ら外野人だけで、当の錦織選手は押し寄せた記者達に感想をもとめられて、「正直、特に本当にないです。すみません」と述べたとか。 ははは、おもしろいねー。自分の行くべき道筋が明確に意識されているのだろう。器が大きいって、こういう人物のことなんだね。 話題は変わるが、じつは共通性を思いながら--- 先に書いた「今朝は外出しなければならず」という用事とは、民生・児童委員として小学校訪問。校長先生と副校長先生に今年度の学校の取組みについて伺った。 この小学校(東京都日野市立平山小学校)は、ICT (インフォメーション・アンド・コミュニケーション・テクノロジー)教育の産官学恊働の先駆的モデル校である。さらにこのたび、マイクロソフト社が認定する教育ICT先進校として世界約150校のうちの1校(日本から6校)に選ばれたとのこと。校長先生が、4月26日から5月3日までシアトルで開催された87カ国250名の小・中・高校の教員・教育関係者による国際研修会に出席、グローバル・チャレンジに向けての議論とプレゼンテーションをされたとのこと。 聴かせてもらった我々民生・児童委員も嬉しくなった。 そして、校長先生の、「これからのグローバル社会、インクルーシブ(包括的な;山田註)社会で生きていく子供たちには、正解が決まっていない課題で、今の自分の力よりも上の力を必要とするような課題に取り組むような学習体験、価値観や文化の異なる他者とともに一緒に課題を解決していくような学習体験が、とても必要なのではないか」というお言葉に、私は、我が意を得たりの感をもったのだった。
Jun 1, 2015
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