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ヤング島耕作主任編の第3巻。この前のシリーズはヤング島耕作全4巻があります。で、島耕作はすでに社長、その若き時代を描いたのが、ヤング島耕作シリーズ。後に大きな影響を与える、中沢喜一、福田敬三などのちょっと若き時代も描かれています。確認はしていませんが、時々「あれ?」と思うことがあります。ちょっと矛盾しているかなと。これはスターウォーズの新シリーズを見た感覚と同じかも。なにはともあれ、やはりおもしろいことはおもしろい。発行:講談社価格:533円+税初版:2009/4/23評価:Bヤング島耕作 主任編(3)
2009年04月25日
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2009年5月号でJTB時刻表も通巻1000号。表紙はご覧のようにイラスト。ちなみに先月号、つまり999号は銀河鉄道999のイラストだった。1000号と行ってもダイヤ改正があるわけではないので、ダイヤ的には平凡。しいていえばGWの臨時列車が掲載されているぐらい。付録は昭和21年2月号に掲載されていた全国の路線図。この年にはまだ大阪環状線は感情になっておらず、桜島-西九条-大阪-京橋-天王寺-今宮-湊町という形状。1000号記念としてはよいが、楽天では売り切れ、静岡駅構内の書店でも売り切れ、我が家近くの本屋でも残部わずかだった。結構買う人はいるらしい。
2009年04月22日
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自分に取って野球と言えば、ONでした。といっても、長島が引退したのが、小学校6年生の時。ですので、ONのOへの比重が自分に取っては高いですね。本書は、その王、長島の人間的な魅力を青春時代のエピソードを交えて紹介しています。さすがに人間的にも器が大きい一方、エピソードにも事欠きません。現在、プロ野球の世界にこれだけのスターがいないのが寂しい限りです。匹敵するのはイチローぐらいでしょうか。発行:日本経済新聞出版社価格:850円+税初版:2008/11/10評価:CONにも青春時代があった
2009年04月18日
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主人公 宗田行介は、ある商店街の珈琲屋のマスター、そして、常連客冬子とはかつて恋人だった間柄。それだけならなんて言うこともないが、行介は、殺人を犯し8年服役した過去があり、冬子も離婚歴があります。そんな珈琲屋に集まる人々を巡る人間ドラマそのドラマは一つ一つがやや重く、苦いのですが、それを行助がいれる珈琲がほんわり温めてくれます。まるで苦い珈琲にミルクをいれるように。重松清の季節風シリーズを読んだ後に読むには内容的にはややきつかったですが、読後感は悪くありません。また続きを読んでみたくなります。自分にも自家焙煎の行きつけの珈琲屋がありますが、そこもまたホッとさせる場所。行介の珈琲屋もまたそんな存在なのかもしれません。発行:双葉社価格:1700円+税初版:2009/1/25評価:B
2009年04月18日
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これで重松清の「季節風」四部作が出そろったのだが、4作品読んで思うことは、読書をしてよかったと思わせる作品ばかりでした。読書を趣味としているものとして、こういう本に出会えるからこそ、読書をしているのだと思えます。今回の短編は、冬の寒さの中にホッと暖かい気持ちにさせる、そんなテーマの作品ばかりです。切なさの中に暖かさがある。重松さんでなければ書けない、そんな作品集です。特に好きだったのは、「その年の初雪」。重松さんの小説のテーマに時々出てくる「転校」。転校していく少年の最後の冬の初雪を友達と走りながら口に入れる。それが少ししょっぱい。それは潮風のせいか、それとも・・・・。ぜひともまた読み返してみたい。そんな思いにさせる佳作です。発行:文藝春秋価格:1400円+税初版:2008/12/5評価:Aサンタ・エクスプレス
2009年04月15日
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すごい。久しぶりにわくわくするノンフィクションを読んだ。中学の時に、「太平洋ひとりぼっち」高校の時に、植村直己の一連の書籍。それ以来かな。ただ、ちょっと違うのは、前の2作品は本人が書いているが、本作品は沢木耕太郎が書いていること。沢木の夜のバーの片隅で飲んでいるハードボイルと的な文体の中に熱いものが伝わってきます。主人公は伝説のクライマー、山野井泰史と妻・妙子。山は7952メートルのヒマラヤ、ギャチュンカン。わすがに8000メートルに足りないため、あまり注目されていませんでした。しかし、写真で見た山野井はその魅力にとりつかれ夫婦で登ることを決意します。しかし、そこにどんな困難が待ち受けているか知るよしもありません。凍傷により指を失うことも・・・。絶望的な中での、人間の絆、決断、希望。その奇跡的な登山の記録が鮮やかに浮かび上がります。そして、その記録をここまでまとめた沢木の筆力。どれだけ時間をかけて彼らから記憶を引き出したのだろうかと思ってしまう。人間の記録をかかせたら沢木に敵うものはないだろう。久しぶりに独語の余韻に浸ってしまった。発行:新潮社(新潮文庫)価格:552円+税初版:2008/11/1評価:A
2009年04月08日
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「書斎」なんと良い響きでしょう。とてもあこがれます。自分は、まだ書斎を持っていないので、家を建て直すときには、たっぷりの容量の作り付けの本棚を作りたいと思っています。本書は、昨年倒産した「あいであ・らいふ」から出されていた「男の隠れ家」に連載された24回をまとめたものです。「男の隠れ家」は、とても魅力的な雑誌で時々購入していました。倒産は残念でした。紹介されているのは・田崎真也 ・蜷川幸雄 ・五味太郎 ・東海林さだお・三國連太郎 ・みうらじゅん など24人。どの方もとても魅力的な書斎を紹介しているのですが、もう少し、書斎での過ごし方、使い方、できれば間取りなどを紹介してくれると良かった。やや、そのあたりが不満です。発行:河出書房新社価格:1800円+税初版:2008/1/30評価:C 書斎の達人
2009年04月04日
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