全409件 (409件中 101-150件目)
若葉の匂いが流れくる日、江戸川土手を歩く。好天の日は特に、人の往来が多くなる天端道。遠出の自粛要請されている現状。近所での散歩が、生きる楽しみにする人は多いと思う。複数で歩くと会話もはずみ、ストレスを解消できる。 「薫風」は、夏の季語だというが、五月に似合う風だと思う。春と夏とが同居するのが五月。春と夏の始めの一字を合わせると、はな(花)になる。草花の急速に成長する月なので、「草月」と名付けたい。 土手の斜面と河岸に、雑草と言われる草花が精一杯に生きている。黄色粒々は、コメツブツメクサ(米粒詰草)。紫色の細花が薫風に揺れていた。昔、飼料作物だったというナヨクサフジ(弱草藤)。決して弱そうな草ではない。乾燥や痩せた土地に根を張る強草だ。羊やヤギを放てば、食べ尽くすのではないか・・。写真-1 風薫る江戸川土手。写真-2 コメツブツメクサとアカツメクサ。写真-3 米粒詰草と弱草藤。写真-4 河岸はナヨクサフジでいっぱい。写真-5 土手の草花たち。
2020年05月29日
コメント(0)
ゴールデンウィーク(今年はステイホーム週間)前から田植えが始まり、そして終わった。例年はGW連休を利用した人出を確保して行っていたと思うが・・。新型コロナ感染の自粛生活で、農作業にも変化があるのかも知れない。八十八夜(5月1日)前に完了した。豊作を願う。 県道1本を隔てて、田植え作業と工事現場とが二分されている。大型クレーンが稼働して、建物も徐々に形を現わし始めた。水面にクレーンの影を見ながら、田植え機が働いていた。 夏も近づく八十八夜は、立春(2月4日)から数えて88日になる日。遅霜の心配が去り、安心して農作業に取りかかれる時候とされる。「八十八夜の別れ霜」との言葉がある。この日に摘んだお茶は、上等品で、長生きの素とされる。 今年の立春は、コロナ感染者を乗せたダンヤモンド・プリンセス号が横浜に入港した時期。当時。パンデミックになると予想した人は少ない。WHOの対応がそうだった。あれから八十八夜を迎えた。しかしコロナ禍は続く。激甚災害並みの大災害である。政府関係者は、災害時の作業服を着用した方がよいと思う。写真-1 クレーンある田植え風景。写真-2 クレーンが映る水面を田植え機が動き回る。写真-3 田んぼの鳩と雑草オオバコ。写真-4 水田越しに運河大橋を望む。写真-5 畦の姫、ヒメジオン。
2020年05月03日
コメント(0)
今年は真っ白な富士が見える期間が長い。暖かい日があったかと思ったら、北から寒気が南下して、冷たい雨、雹を降らせた。新緑を迎えて、青い空に富士の白さが際立つ。 首都封鎖のような「ステイホーム週間」が続いている。北関東(栃・茨・群)の3知事連名の「来ないで・・」メッセージ。東北と新潟県の7知事も「来ないで・・」宣言。また、長野県・静岡県なども同じように要請している。コロナ包囲網が敷かれている。県外へ出かけること、すなわち江戸川と利根川を渡河するができない。二つ河川に挟まれたエリアで、ささやかに蠢いている。 国の緊急事態宣言(4月7日)から3週間が過ぎた。新型コロナウイルスの都内感染は、減少傾向ではあるが、油断できない状況だという。関東地方では日々、100人から200人程度の感染が報告されている。 日本政府は1カ月程度延期することを匂わせた。延長期間と同時に、宣言を解除する根拠・目標も同時に示してもらいたい。ドイツ政府は、部分的に経済活動を開始させた。その後の感染状況を注視したい・・。写真-1 棚びく雲と真っ白な富士。写真-2 河岸の新緑と白き富士。写真-3 江戸川と富士。写真-4 玉葉橋と利根運河口。写真-5 ヒツジ雲がゆっくりと流れてゆく。
2020年05月02日
コメント(0)
外出自粛の影響で、日中の江戸川土手は、散歩人やチャリダーが多い。多いと言っても、1km当り20名程度。しかし、夕暮れ時になると一変して寂しくなる。落陽と雲を頂いた富士を眺める。 風の弱い夕方は、小さな虫が出るようになった。メガネとマスクが必需品となる。自粛生活でマスクが不要になった分、虫除けに使用している。466億円もかけた「アベノマスク」は、まだ届いていない。小さくて、不良品があるという。近所の子どもに、洗ってからプレゼントしよう・・。 遠くに東京スカイツリーが見える。新型コロナで臨時休業が続いている。スカイツリーの最上部が強く光ってみえた。現在、青色の特別ライトアップをして、医療関係等への感謝と応援する思いが灯っている。「Together we can all win」。写真-1 日の入り直前の薄ぼけ富士。写真-2 秩父山地に沈む夕日と江戸川。写真-3 山頂に雲を載せた夕富士。写真-4 振り返るとクレーン群。写真-5 スカイツリーの天辺に光が・・。
2020年04月29日
コメント(0)
令和2年のスーパームーンが4月7日から4月8日にかけて見られた。好天に恵まれ、流山・江戸川土手でも満月が観ることができた。卯月・四月は、天候が移ろい易く、満月に遭遇する機会が多くない。特に、月が昇り始めるマジックアワーの月見については確率が小さい。 スーパームーンを和名で「年間最大の満月」と呼ぶらしい。月が地球の周りを楕円軌道で公転しているため、月が地球に最も近づいた時に大きく見える。春霞がかかる四月、地平線に近い位置では、満月が赤味を帯びる。高くなるにしたがって、卵の黄色みから白色に変化して天空に輝く。 散歩する江戸川土手から観ると、工事用クレーンが林立する中を満月が昇って来る。来年クレーンたちは、作業を終える。4階から5階建ての大きな建物が並んでいると思う。スーパームーンとラッフィング・クレーンとの光景は、今年限りか・・。写真-1 江戸川土手から観るスーパームーン。写真-2 林立するクレーンと満月。写真-3 赤いスーパームーン。写真-4 ラッフィングブームと満月。写真-5 翌朝の卯月。
2020年04月11日
コメント(0)
利根運河の西側河口(江戸川に合流)に、小さな公園がある。富士山を望むように四阿が設置されている。桜の時期、チャリダーの休息所、あるいは待ち合わせ場所になる。河口公園からは、富士山はもとより、筑波山、赤城山・日光連山を望むことができる。送電鉄塔が無ければ、富士見の名所たりうる場所だ。 河口公園は、江戸川左岸と利根運河右岸とが交差する場所にある。運河橋の袂は釣り場にもなっている。南と西側の展望が開けている。日当りも良くい。夜は月見の名所だった。しかし南東方向に大型施設が次々と建設され、夜星が見えづらくなった。 富士山などを眺めて、花見する場所のひとつであるが、今年は理科大生の姿がない。新コロナウイルス感染対策で花見会が自粛されているようだ。キャンパスと河口とを往復するウォーキング等で、ストレスを解消するしかない・・。写真-1 利根運河西口と富士山。写真-2 河口公園の桜と日光連山。写真-3 河口公園の四阿富士と筑波山。写真-4 菜の花と桜の共演。写真-5 対岸から河口公園を望む。
2020年04月07日
コメント(0)
今月弥生は後世、「コロナ自粛月」と呼ばれるかもしれない。筑波山梅園の花見する機会を、自粛ムードで行きそびれた。一斉休校、大規模イベント中止が相次いだ。欧州と比べると天と地の違いがある。イタリアの惨状にようにならないよう願うしかない。 首都圏での「感染爆発」の危険性を秘めたまま新年度、新学期が始まろうとしている。東京都は、知事が率先して「ノー3密」のスローガンを叫んでいる。人に会わない工夫が求められている。不要不急の外出を自粛できるかがポイントだ。抗ウィルルス薬やワクチンの実用化までの時間稼ぎでもある。 関東地方の新コロナ感染が増大している。3月第3週の平均17.4人/日から第4週の感染者数は、3.5倍の平均61人/日に跳ね上がった。国の非常事態宣言が迫っている。関東首都圏と関西府都圏に、非常事態を宣言しても良いのではないか・・。ロックアウト事態を何としても回避しなければならない。写真-1 遥かな筑波山。写真-2 江戸川左岸土手と筑波山。写真-3 利根運河口付近。写真-4 江戸川右岸土手の菜の花。写真-5 遠方の山は、浅間山・・。写真-6 関東地方の新コロナウイルス感染状況。
2020年03月30日
コメント(0)
歩き回る土手がふたつある。江戸川左岸と利根運河左岸。小生のランコースであり、散歩道の一部としている。利根運河の出口は、富士山に向かって造られている。そのため景色が開けている。しかし高圧電線の鉄塔が連なっているため、広々した眺めが損なわれている。 河口の中心は、3市(流山市、野田市、吉川氏)が交わる場所。左岸(流山側)に沿って流水が流れる。その分右岸側は、河川敷が広い。グランドやゴルフ場に利用されている。一方、左岸は侵食されがちなので、断続的に堤防補強工事がなされている。 左岸堤防外のエリアには、大規模の流通施設が建設されている。梅雨時期の大雨に備えて、堤防の点検が欠かせない。菜の花を鑑賞してばかりではいられない。枯れた根が堤防の劣化を進行させるという。セイヨウアブラナ(菜の花)は、外来種の1、2年草。早めに刈り取って、根穴が拡大させないことか・・。写真-1 利根運河の西口付近。写真-2 運河大橋と大規模流通施設工事。写真-3 運河土手と富士山。写真-4 運河土手と筑波山・日光男体山。写真-5 運河大橋からの眺望。
2020年03月28日
コメント(0)
朝日を受けて冠雪の富士は、薄紅色に染まる。土手の斜面は、菜の花に覆われた。人混みを避けるために、近場の散歩が多くなる日々。天気が良ければ、このところ散歩する人が増えた。「新コロナ効果」なのだろうか・・。 年寄りは、散歩、読書、テレビ等で気を紛らわす術を持っている。若者や就学者は、ストレスが溜まる生活が続いている。ストレスの蓄積は、万病の素と言われる。ストレス解消法を見つけることは、長い人生で大切なことだと思う。 新聞・報道で言われていること。集団感染3要件をオサライして置く。(1)換気の悪い密室空間、(2)多くの人が密集すること、(3)近距離での会話や発声する場所。簡単に言うと、ライブハウスに似た環境を造らないこと、近寄らないことだ。そして、マスク・手洗い励行。辛抱の春が続く・・。写真-1 モーニング散歩の朝景色。写真-2 菜の花と薄紅富士。写真-3 菜額縁の富士。写真-4 黄色の土手斜面。写真-5 堤防道路と河川敷。写真-6 集団感染クラスターの3要件
2020年03月26日
コメント(0)
静寂な川床(かわどこ)を、鳥になった気分で歩く。3月に入り、雨の日が多い。但し少雨(1~2mm/日)である。渇水状態に近い江戸川に、ミニ三角州が出現していた。泥分が多い堆積物なので、乾いた所を選んでのっそりと歩く。 少雪・暖冬だった今年の冬。もう夏場の水不足が懸念されている。雪融け水が少なると、川や地下に流れ込む水の量が減るためだ。しばらくすると、田と畑が水を欲する。乾いた大地に水が浸みこんでゆく。 水不足と台風・洪水被害が心配な関東地方。「お天さま」は、どのようなお裁きをするのだろうか・・。空梅雨(カラつゆ)は避けたい・・。新型コロナウイルス感染症が世界各地に広がり、パンデミックだという。東京オリンピックに黄色信号が点灯している。水不足・洪水・猛暑の東京を想像したくない。写真-1 堆積土砂と江戸川の土手。写真-2 水面に映る大型流通施設とクリーンセンターの煙突。写真-3 小さな三角州をのっそり歩く。写真-4 土手を走る白犬に見えた雲。写真-5 川面の柳。静寂な世界・・。写真-6 菜の花土手と上空の飛行機。
2020年03月19日
コメント(0)
朝散歩すると、菜の花咲く土手の上に、残月が浮いていた。西の空に雲や霧が無かったので、淡月を観ることができた。月齢17日の月(ムーン)は、「立待月」とも呼ばれる。和風古来のニックネーム。2020年3月の満月は、スーパームーンだった。 立待月は、月の出が望月の時と比べて遅い。月を見ようとして、日没後に立って待っている情景が連想される。日が沈んで2時間後に昇る月は、翌朝2時間ほど西の空に残っている。春は霞がかかる日が多いので、残月に遭遇する機会が少ない。 江戸川の土手は、満開の菜の花で覆われている。もうしばらく、菜の匂を楽しんで散歩することが出来そうだ・・。「菜の花や 月は西に 日は東に・・」。ある春の日でした。写真-1 菜の花と残月。写真-2 朝日を浴びる菜の花と淡い残月。写真-3 菜の土手に浮かぶ立待月。写真-4 堤頂部への階段。写真-5 江戸川左岸土手と消え行く淡月。
2020年03月17日
コメント(0)
江戸川を渡河する新たな橋造りが始まっている。埼玉県道路公社が担っている「三郷流山橋(仮称)」である。建設位置は、現・流山橋の上流で常磐道江戸川橋梁の下流。江戸川河口より29.5kmポスト付近。河川部および河川敷での橋梁下部工事が進んでいる。 三郷流山橋は、三郷市前間と流山市三輪野山を結ぶ延べ2km区間。事業費84億円とされ、2023年開通予定。有料区間となる。この橋が完成すれば、流山橋の慢性的な渋滞が緩和される。また外環道と常磐道へのアクセスが向上する。 渡河区間は440mで、橋台2箇所と橋脚6基が造られる。河川内に位置するP5橋脚では、鋼管矢板の仮締め切内の掘削工事が行われていた。河川を横断する仮橋は、洪水期には撤去されるはず。 流山市の標語は、「都心から一番近い森の街」。更に、「母になるならこの街で・・」などのキャッチコピーがある。人口が増加しているこの街は、今や20万人が暮らす。1年ごとに変貌する、今やニュータウンの様相・・。写真-1 江戸川の新橋建設地点。河口より29.5km付近。写真-2 埼玉県側の橋梁下部工の施工状況。写真-3 橋脚P5で掘削工事が進む。写真-4 仮設作業構台と仮橋。LIBRA(リブラ)工法による。写真-5 工事案内看板と流山市内方面の工事状況。写真-6 三郷流山橋有料道路区間の地図。
2020年03月14日
コメント(0)
暖かくなったり、寒くなったり、乱高下する三月の気温傾向。陽気に誘われて、江戸川土手をゆっくりと10キロほど覧走した。つまり「らんラン走」である。 土手天端道路、菜の花ロードは、今年「花保ち」が良い。法面の東側と西側では、日差しと風当りの環境が異なるので、全体として菜の花を長く楽しめる。但し、暖かい夕刻、土手をランすると、羽虫に悩まされる。 今年の冬(1月から3月まで)は記録的な暖冬だったという。この冬の平均気温は、東日本で平均2.2度高い結果。観測史上で最も暖かい冬。降雪量に至っては、東日本の日本海側で平年のわずか7パーセントにとどまったという。 新型コロナウイルスとスギ花粉の弥生月。マスク不足なので、土手ランには使用しない。アルコール消毒薬もない。「押し入」で眠っていた固形石鹸を探して、手洗いする日々が続く・・。写真-1 早朝の江戸川土手をランする。写真-2 菜の花サイクリング・ロード。写真-3 クレーンが稼働する近くの天端道路。写真-4 今が旬の菜の花。写真-5 土手から見る朝日。今日は晴れるぞ・・。
2020年03月08日
コメント(0)
江戸川土手方面へ散歩に出かけると、クレーンが林立する建設現場を横切ることになる。仮囲いの中には、バックホウなど各種建設機械が蠢いている。風が強い日、土埃が舞い上がるために目に悪い。また花粉時期と重なるため、気象条件を検討してから出発する。 動物のキリンのような大きいクレーンは、ラッフィング・クレーン。この大型クレーンが9台稼働している。その他に基礎工事用に、多くの地盤改良機や杭打ち機が働いている。建物に杭基礎が用いられるエリアもあるようだ。 常磐自動道流山インターから北、利根運河まで間約3kmに大型物流施設が幾も建設される予定。下流側にGLPが8棟、上流側にDPLが4棟、延べ120万m2以上もの規模。GLPとは、グローバル・ロジスティックス・プロパティ。DPLは大和ハウスが関係するプロジェクト。 大型施設の一部について、流山市と災害時の協定が成立している。災害など有事の際には、住民が施設の駐車場、カフェテリア、洗面所を使用できるというもの。但し、江戸川が決壊した場合は難しいと思う。写真-1 江戸川左岸に大型クレーンや基礎工事機械が集結している。写真-2 地盤改良機械と富士山。写真-3 場所打ち杭の施工も急ピッチ。写真-4 ラッフィング・クレーンと生育の良い菜の花。写真-5 第5物流施設の雨水調整池(約6万トン)と看板。写真-6 江戸川沿いに伸びるGLP施設群。
2020年02月24日
コメント(0)
土手の散歩が楽しい季節になった。黄色の菜の花が土手に広がり始めた。例年より1週間ほど早い。春の陽光を浴びて、江戸川は輝き、草花の色が濃くなった。 菜の土手に白い富士がある。堤防補強工事が毎年継続され、年々菜の花の面積が減少している。菜の花サイクリングロードと言われた江戸川堤防天端道路が寂しくなった。川岸の伸びた樹木が伐採され、護岸工事の準備が始まっている。新型コロナウイルス肺炎症の感染が鎮火しそうもない。マスクと消毒薬の不足も続く・・。近くのドラッグストアにはない。3月末までは品薄状態が続くという。本当に新年度には、「コビット19」が下火になるのだろうか・・。国内の各種イベントが続々と中止されている。そんな中、3大臣の危機意識の低さに落胆する。写真-1 春陽の光を浴びる江戸川土手。写真-2 菜の富士。写真-3 上流遠くに赤城山の山容が。写真-4 伐採された下流側。見通しが良くなり、カラスの休憩所が減少した。写真-5 クレーンと背くらべ・・。
2020年02月21日
コメント(0)
冬の日没は早い。17時半になると土手は暗闇に包まれる。日が沈んだ西の方角は、紅色がしばらく残る。富士山のシルエット、東京スカイツリーの灯りが浮き上がってくる。 仏教では西方を浄土(じょうど)という。太陽が東から西に沈むが如くに、万物の帰する処が西方ということになる。阿弥陀仏の浄土が極楽。そこは、寒からず暑からず、そして衣服や飯食は意のままになる世界だという。死後に行きたい場所のひとつ・・。 イランの首都・テヘランの散華した176名の乗客・乗組員のことを思う。イラン革命防衛隊がウクライナ航空機を、誤って撃墜した事故だ。1月8日の未明である。その4、5時間前に、イラン軍はイラク駐留米軍基地をミサイル攻撃している。 イラン当局は、民間航空会社に対して対米ミサイル発射と首都防衛の厳戒態勢のことを連絡していなかったのだろうか・・。災難や事故は、単純なミスばかりでなく、多くの要素が悪い方に重なった時に起こる。今回の「中東大緊張」で、イランは原爆製造を加速する。北朝鮮についで原爆保有国になりそうだ。写真-1 日が沈んで富士山のシルエットが浮かび上がる。写真-2 街の灯りがチラチラと・・。写真-3 マンションの明りがつく。写真-4 江戸川水面と西方の富士写真-5 東京スカイツリーに明かりが灯る。
2020年01月17日
コメント(0)
江戸川土手散歩していると、いろいろなものが見える。天気がよいとやはり富士山が気になる。カメラを忘れた時ほど、思わぬ情景に出くわすものだ・・。ダイヤモンド富士を撮影する以外は、三脚は特に必要ない。カメラひとつなら、散歩の荷物にならない。但し、忘れっぽくなってきている。 自宅から西へ900mほど歩くと江戸川土手左岸に到る。途中、大規模な工事を行っているので、変化ある散歩道となる。江戸川の水面に、珍しくつがいの白鳥がいた。キツネ、タヌキ、キジは、よく見かけるが、何処をネグラにしているのだろうか。 定期健康診断を受けるたびに、適度な運動とバランスとれた食事を、と指導される。海外旅行などすると、運動不足と間食が多くなる。珍しい食べ物もあり、ついつい手が、いや口が動いてしまう。旅行もひとつの栄養だと思うが、食べ物に気を付けようと思う。写真-1 日の出に見られる紅富士またはピーチ富士。写真-2 昨年の台風による増水で被害を受けた河川敷。ゴルフ場は再開している。写真-3 あのマンションからは富士山がよく見えるだろうな・・。写真-4 光る水面とツガイの白鳥。写真-5 今年の台風時期に役に立つか、開発地の調整池。写真-6 竪夕雲。渦巻の雲が夕陽に染まったようだ。
2020年01月14日
コメント(0)
冬晴れの日、江戸川に架かる玉葉橋付近からは、北関東の山々が見える。但し、陽が少し高くなると、上昇気流や塵などの影響を受けてぼやける。日の出直後または日に入前後ならば、その山容が良く見える。 秩父盆地の南側に位置する武甲山(1304m)は、石灰岩を採掘した斜面が特徴的。武甲山から時計回りで主な山を撮影。妙義山(1162m)は日本三大奇景のひとつ。 榛名山は上毛三山の一つ。十数の山からなる集合体で、そのうち最も高いのが掃部ケ山(1449m)。群馬県の中央部の赤城山(1827m)は、江戸川上流に広がる。やはり11火山体の総称を赤城山という。高い峰が黒檜山。 ほぼ北に日光連山の男体山(2486m)と女峰山(2483m)に見える。伝説話として、赤城山と男体山の神がムカデと大蛇となって戦ったという。この二山の奥にそびえるのが、溶岩円頂丘を特徴とする日光白根山(2578m)。関東以北、以東で最高峰のピークである。写真-1 左右に特徴的な武甲山と妙義山。写真-2 上毛三山の一つ榛名山を望む。写真-3 赤城山と日光白根山。写真-4 北の方角に日光連山(男体山、女峰山等)を望む。写真-5 北東の方角には筑波山。標高877mと低いが百名山のひとつ。 写真-6 玉葉橋から江戸川下流を望む。
2020年01月11日
コメント(0)
江戸川左岸エリアに、大型クローラクレーンのブームが林立している。物流施設の新棟建設が佳境に入っている。同時に3棟を手掛けているので、多くクレーンが集結している。つかの間の光景だろう・・。 土手から日の出を拝む。すると朝日がクレーンで吊り上げられるように見えた・・。休日や強風時に、クレーンのジブ部を地面まで下げて安定させている。その様は、あたかもお辞儀しているようだ。いやお辞儀を通り越して「土下座」しているかのようだ。 クローラクレーンは、日立住友6000SLXのようだ。主ブームだけの使用は、500t×6m。ジブを使用(ラフィング・タワー・クレーン)なら260t×13mか・・。「ラフ」とは、ヨット等の縦帆の前ブチを意味する。ヨットとクレーン、風を好むのはヨット、風を嫌うのはクレーン。 ラフィングのクレーンが居なくなると、物流施設建物の壁が立ち並ぶことになる。但し、広いエリアに降る大雨に対して、雨水を一時貯留する調整池も併設される。写真-1 林立する大型クレーン群から朝日が昇る。写真-2 朝日を吊り上げるクレーンと「お辞儀する」クレーン。写真-3 江戸川右岸土手からお休みのクレーン達を望む。写真-4 ラフィングクレーンが休養している様。写真-6 大型流通施設に併設して造られる調整池。
2020年01月07日
コメント(0)
新年あけましておめでとうございます。今年も「清・多・夢・くらぶ」を、よろしくお願い申し上げます。と共に皆様のご多幸をお祈りいたします。初夢、初詣で、初売り、初出勤、など「初」が並ぶ1週間が始まった。 2020年は、オリンピックイヤーです。観るばかりでなく運動して、体重を減らさねば・・。年の始めは、朝散歩を「例として」する。15kmのランニングも難しくなった「ランべえ」です。体力の衰え、頭の老化を何とかブログを更新することで、改善したいと思っています。 今年の干支は、庚子(かのえ・ね)、白鼠または家ネズミに該当するという。60年前の庚子、2月に今上天皇が徳仁(なるひと)様として生まれた。60年安保の年でもあった。庚子は、変化が生まれる年とも言われている。東京五輪後の社会変化に注目したい。 大相撲の初場所が1月10日から始まる。若手力士が活躍するのが楽しみ。長い間角界に白鵬も地力に翳りがでてきた。60年前庚子、若乃花幹士が春・名・秋と3場所優勝している。栃-若時代があった。タイプの異なる朝乃山と貴景勝の立ち合いが待ちどうしい・・。写真-1 「初夢や 富士や茄子か 宝船」 。写真-2 夜明けの江戸川。写真-3 流山丘陵の日の出。大型クレーンも項垂れて正月休み。写真-4 土手の白き富士。写真-5 輝かないダイヤモンド富士。ミカン富士か・・。
2020年01月01日
コメント(0)
利根運河の脇に広がる、理窓自然記念公園は、枯れ葉が敷き詰められていた。その中でも、散らずに遅れた紅葉した木もある。晩秋というよりは、初冬の運河右岸を歩いた。林の中で、踊っているようなモミジに遇う。 近隣の紅葉は、二つの秋台風の影響もあって今一歩の彩りだった。また色づく枝もバラツキも見られた。季節は、クリスマスおよび年末モードになっている。夜の長い冬至が来た。「西の空 DM富士 冬至かな」。写真-1 利根運河の右岸天端道路。写真-2 運河土手脇の理窓自然公園を歩く。写真-3 白鳥の池の彩り。写真-4 ひょうたん池は水鳥のネグラ。写真-5 林の中で踊るような、鮮やかなモミジ。
2019年12月22日
コメント(0)
夕方、川沿いを歩いても、羽虫・やぶ蚊類に遇うことがなくなった。その分、風が吹くと手と耳が冷たくなる。手袋と毛糸の帽子が「標準装備」となった。乾燥した日は、土手から夕富士を見ることができる。 辺りが暗くなるのが早い・・。関東の日没は16時30分。日の出が6時半なので、昼間の時間は、10時間。夜の時間帯が4時間長い。定刻に目覚めて、新聞を取りに行くと道路は真っ暗だ。 富士山の右側裾野(西側)に陽が沈む。あと3週間ほどで「ダイヤモンド富士」が見られる。江戸川土手も少し賑やかになって来る。つまり、「クリスマス富士」だ。写真-1 富士山の西に沈む夕日。写真-2 江戸川土手の夕富士。写真-3 山頂に皿雲が浮かんでいた。写真-4 東京スカイツリー方面の夜景。写真-5 大型物流施設に明りが灯る。
2019年12月01日
コメント(0)
流山工業団地内のケヤキ通りが色づいていた。樹齢30年以上のケヤキ並木は、東西方向に伸びている。車両の出入りがない休日、運河西口へ出るのに便利なので、この通りを歩くことがある。日当りの良い上部の葉が赤い・・。 ファンケルなど15社が入る工業団地は、江戸川と利根運河に挟まれている。常磐道路のインターに近い場所にある。運河側に造られた「におどり公園」には桜並木がある。春、花見やバーベキューをする家族連れをよく見かける。 この辺りは西深井と呼ばれる地名。ひと昔は一級の農地であった。工業団地は平成3年(1991年)にオープンした。昭和の時代に開発申請等を行ったものと思われる。農地転用の許可が難しい時代、田んぼの中に工業団地が造られた。現在、下流に広がる一大田園地帯には、大型流通施設が建設されている。 9.5ヘクタールの団地内には、ケヤキのほかサクラ、クスノキなど植樹されている。敷地の約1/5が緑地。小さな秋を見つけた。モミジバフウ、ラッパイチョウに立ち止る・・。写真-1 流山工業団のケヤキ並木。写真-2 西側のケヤキ並木。写真-3 並木トンネル。写真-4 敷地内の四阿と楓。写真-5 におどり公園のラッパイチョウ。
2019年11月29日
コメント(0)
江戸川土手を朝散歩する。キリンのようなクレーン群から朝日が昇って来た。見慣れた工事用の大型クレーンの光景である。しかし、陽に照らされると。目を覚まして動き出しそうだ・・。 朝日を見て振り返ると、薄明のなかに桃色富士が浮かんでいた。台風により冠水した河川敷ゴルフ場は、ようやく整備が終わり青い芝が見えた。ゴルフシーズンは終わりに近いが、練習季節を迎える。 土手の下には、穭田が広がる。穭(ひつじ)は、刈り取った稲の下部から再び生えてく「ひこばえ」のこと。今年は、稲刈り後、台風が到来して、気温と水分の関係で穭が良く育った。豊作のように見えた。写真-1 江戸川台から朝日が昇る。写真-2 キリン・クレーンのお目覚め。写真-3 桃色に染まった薄明の中の富士山。写真-4 冠水したゴルフ場が整備されていた。写真-5 江戸川土手の下に広がる穭田。
2019年11月17日
コメント(0)
季節は冬へ・・。二十四節季・立冬(11/8)が過ぎた。東京オリンピックのマラソンの札幌コースは、未だ決められず。札幌の初雪だよりが届く。平年より10日遅いという。関東地方も急に寒くなった。炬燵はもとより朝晩、暖房が必要になる。 日の出時刻が遅く(6時10分)、日の入りが早い。そのため、江戸川土手を散歩すると、朝やけ・夕やけを見る機会が増えた。日差しの厳しかった夏が遠く過ぎゆく。乾燥した北風の季節だ。 東京オリンピックのマラソンと競歩競技が急遽、札幌に決まった・・。小池知事の「合意なき決定」の言に、不満・皮肉が滲む。「不本意ながら決定には従います。札幌のみなさんともに大会を成功させよう・・」と言えなかったようだ。 大多数の札幌市民は歓迎であろう。しかし準備する五輪関係者は、大変だと思う。先ずは日程とコースを早く発表すること。しばらくすると札幌は根雪になる。雪が融けたら、先ず本番コースで試走大会を・・。ボランティア運営と警備体制のチェックになる。写真-1 朝焼けの街。写真-2 一日の作業を終えたクレーン。写真-3 江戸川土手の茜雲。写真-4 水溜りの夕やけ。写真-5 日の出。
2019年11月12日
コメント(0)
江戸川左岸地区では大型流通施設の建設に伴い、建設機械が多く稼働している。日曜日になると、機械も「休息」するのでの、周辺が静かになる。主な重機械としては、移動式クレーン、杭打機、ブルドーザ、バックホウなどである。重機械が入った、今ならでの「トアル風景」がある。 開発エリアは、もとは田畑。現在、地盤を掘削して、土砂を盛土している場所が多い。雨が降ると、水溜りやプールが一時的にできる。これから季節、乾燥した風が吹くと土ほこりが舞い上がる。マスクとメガネを携行して散歩する必要がある。 工事の進捗度は各工区により差異がある。調整池と基盤造成、建物基礎のくい打ち、躯体コンクリートの工事が進んでいる。工事稼働状況は、基本日曜日が休みのようだ。週休二日制は、直には実現しない業界だ。高齢作業員が退職して、慢性的な人出不足がしばらく続く・・。写真-1 建設機械の集合写真。写真-2 クレーンと富士。写真-3 改良土製造機械と日光連山。写真-4 完成した調整池と富士。写真-5 江戸川上流の山景色
2019年11月09日
コメント(0)
空を見たとき、思いがけない形をした雲に遇うことがある。空飛ぶエイのような雲形をみた。矢が飛んでいるかのようだ。一瞬、彩雲めいた。 川や池に映り込む場合。天の雲よりも地(水面)のほうが鮮明に見えることが多い。いわゆる額縁効果なのだろうか。秋の空は、多種多様な雲が出現する。散歩する際、カメラを持参するように心掛けている。地面やスマホばかり見て歩かないで、上を向いて歩こう。「幸せは雲の下に・・」。 10月31日、首里城が半日で焼失した。悲しみと落胆の日となった。漆が大量に使われていたことも、火の回りが早かったのだろう。残念である。琉球の空に想いを馳せた。沖縄に1.5年単身赴任したこともあり、首里城イコール沖縄とのイメージがある。早期の復興を願う。 連続した台風被害そして最終日の首里城焼失と、悲運・災難の10月が終わった。11月は僥倖に巡り合う月になってほしい・・。寒い季節に向かう。火の元用心。「無防備な心に 火災がかくれんぼ」(平成27年全国防火標語)。写真-1 空飛ぶエイのような雲の切れ間。写真-2 工事中の池の雲。写真-3 江戸川土手からの雲景色。写真-4 調整池の水面に映る空と雲。写真-5 送電鉄塔と柿と空写真-6 首里城の空と雲。[2019年4月末撮影]
2019年11月06日
コメント(0)
利根運河の水位が2mほど上がっていた。大雨で増水した江戸川の水が逆流したため。夏場、江戸川でカヌーを楽しむ人を見かけるが、利根運河ではあまり見かけない。大雨の影響で、濁り水と枝葉の泥を除けながら進む。但し、水辺公園から先は進めそうにない。 カヌーとカヤックとは同じように見えるが、少々異なるようだ。まずパドルのブレード(水かき)が異なる。両端に水かきが付いたパドルで、持ち替えることなく漕ぐことができるのがカヤック。 先日(10/20)東京五輪の日本代表最終選考を兼ねた大会が葛西で行われた。前回リオ大会で銅メダルをとった羽根田選手が、カヌースラロームで3位に入り、日本代表となった。イケメン・カヌーマンなので、来年の大会は盛り上がりそうだ。五輪大会では、16種目・48個のメダルがある。 日本でも一般の人(子どもを含み)に、カヌー・カヤックを楽しみ人が増えているという。例えば関東の川では埼玉県長瀞カヤック、湖では本栖湖カヤックなどがある。シーカヤックは沖縄が一番人気か・・。アウトドアの楽しみ方が多用化している。自転車並みにカヌーが浮かぶ町が、そのうち出現するかも知れない。写真-1 増水・濁り水の利根運河水辺公園。写真-2 水道橋、水門が集中する箇所。写真-3 樹木を避けて進むカナルカヤック。写真-4 運河を遡上するカヤック。写真-5 増水した利根運河水辺公園。 写真-6 近隣のカヌークラブと日本代表羽根田選手。
2019年11月03日
コメント(0)
江戸川土手から見渡すと、四方が朝焼けに包まれた。千葉県に大きな被害を与えた大雨の翌日の朝景。遠い台風21号から噴き出した東風により、湿気を含んだ空気がまだ漂うっているようだ。塩分・ミネラル分の粒子が混じっているので、紅く染まるのだろうか・・。 日の出時刻が6時頃になった。朝ラン、または朝サンする場合自宅を出る時、辺りはまだ暗い。東の空はほのかに紅い。朝焼けは、天気の崩れる兆候。雨が降る前に、すべきことを考えつつ歩き出す。 10月25日の千葉県豪雨は、鴨川市・市原市・佐倉市などで記録的な大雨となる。平年10月の1カ月の雨が降った。西から前線を伴った低気圧と太平洋を北上する台風の東風とが、千葉県上空でぶつかり柱状の厚雲を発達させたという。 二十四節季「霜降」が過ぎ寒い時期に向かう。先台風15号で屋根を損傷した家屋は、職人不足でブルートシートのままだという。災害救助は自衛隊に頼むしかない。しかし復旧・補修・再建を担う人材がいない。少子高齢化と自然災害、我々に突きつける課題は重い。蟹・イクラ・メロンどころではない時代だ・・。写真-1 南の方角、江戸川下流を望む。写真-2 東、柏キャンパス方面を望む。写真-3 南西の空も赤く染まる。写真-4 北東は筑波山がぽつんと・・。写真-5 北側に日光連山の姿が・・。
2019年10月30日
コメント(0)
増水した江戸川上空に、蚕の繭のような、飛びウサキの形をした雲が浮かんでいた。富士山の方から流れてきたのだろうか。数十分で夕空に消えた。そして、江戸川は夕景から夜景に変化して行く。 台風21号は、東日本の遠い太平洋を進み、温帯低気圧になる見通し。ひと安心だ。2019年の大風水害は終わって欲しい。今年、国の激甚災害指定を受けるものが3つになる。過去最多か・・。8月の九州北部の豪雨災害、9月の台風15号の暴風災害そして10月の台風19号の大水害。 台風19号被害の概要。10月23日現在で、死者不明93人、堤防決壊が71河川135箇所、土砂災害が20都県で482箇所。「天災は忘れた頃にやってくる」とは誰の言葉であろうか。昨今は、「災害は毎年やって来る」が当てはまる・・。 関東では、忘れられない台風がある。1947年9月のカスリーン台風だ。死者不明1930名。その後の治水施策に影響した大水害。雨の量を比較する。19号48時間雨量は、1位が箱根町約1000ミリ、ついで伊豆湯ヶ島の760ミリ、秩父の687ミリ。一方70年前は、秩父610ミリ、箱根532ミリ、日光467ミリ。写真-1 江戸川上空に、蚕繭(さんけん)のような雲が浮んでいた。写真-2 秩父山地に陽が沈む。写真-3 富士山と日光連山のシルエット。写真-4 日没の増水した川。写真-5 上流と下流の夜景。
2019年10月25日
コメント(0)
利根運河口の江戸川土手から遠くの山並みが見える。薄く紺色と碧色が合せた色合い。そんな色相を青碧色と呼ぶ散歩仲間がいる。江戸川の上流方から関東の名山を確認することができる。日光方面の山は姿見えず。 北北西に赤城山。流山は赤城山の一部が流れ着いたとか。北西方向に榛名山。西の方角に特徴ある妙義山と武甲山。目を凝らして南西を見ると富士のシルエット。そして、振り返ると筑波山が見える。 青碧(せいへき)とは、古代中国の玉石に由来するとされる。ホームセンターで販売されている。家の庭や玄関回りに敷き詰めると、派手過きず・上品な雰囲気を造ることができるという。20kg袋が3000円ぐらい。我が家にも少しだけ並べている・・。写真-1 北北西に、江戸川越の赤城山。写真-2 北西に、上毛の名山・榛名富士。写真-3 西北西に妙義山。西に武甲山。写真-4 南西に、淡い富士。写真-5 北東に筑波山。電線に雀。
2019年10月19日
コメント(0)
近くで江戸川の増水状況を観るのに適した場所のひとつに玉葉橋がある。利根川の分派点・関宿水門から約24km下流に架かる橋。両側に安全な歩道が設置されている。江戸川は、設計的に通水断面が大きい。台風19号の大雨でも余裕があった。 上流からは、大量の洪水ごみが流れて来る。河川は、橋脚や中洲などで流れが淀む場所がある。そんな場所に、ゴミが漂着して堆積する。水がひいて後、除去・掃除が大変だ。一般のクリーン作戦では手に余る。重機械による片付け作業が必要になる。 玉葉橋の長さは415m。増水の際の川幅と考えてよい。増水流量の概値が計算できる。平均流速3m/秒、平均水深1.5mとすると、流量は約1,800m3/秒となる。江戸川の平均流量は110m3/秒なので、約16倍の量が流れているかも・・。 洪水ゴミの中にはペットボトルが少なくない。そして東京湾へ流れ込む。利根川、荒川、多摩川も同様と考えれば、海上にプラスチックゴミが大量に漂流する。先日、小泉環境相が出席した「海洋プラスチックゴミの対策」国際会議があった。中国が欠席したので、座談会で終わったようだ・・。写真-1 増水した江戸川と筑波山。写真-2 玉葉橋から上流・関宿方面を望む。写真-3 流れ往くゴミと富士山。写真-4 河岸に洪水ごみが漂う。写真-5 玉葉橋上流部に漂着した大量の洪水ごみ。
2019年10月16日
コメント(0)
強力な台風が夜中、流山市を通過した。朝、増水した江戸川に行くと、消防団が堤防の点検をしていた。河川敷のゴルフ場は完全水没。ゴミを載せて濁流が流下する。江戸川水位は、堤防天端から約8m下にあった。吹き返しの北西風で、空気は澄み渡り、富士山や筑波山が良く見えた。 大型で強い台風19号「シハギビス」は、12日19時頃伊豆半島に上陸した後、各地に記録的な大雨と強風をもたらしながら北上した。13日の朝、福島県から太平洋に抜ける。東北にも被害を与える。人的被害は、分かっているだけで死亡10名、不明16名、怪我人128人だという。 箱根観測所では、降り始めからの雨量が1000ミリを超えた。各地で約20河川が氾濫したという。とりわけ一級河川である多摩川と千曲川が氾濫してしまった。県別では埼玉県の5河川、栃木県の4河川が氾濫。神奈川県と千葉県では河川の氾濫がなかったが・・。 城山ダム(神奈川)と水沼ダム(茨城)の2ダムで、ダムの緊急放流が行われた。関東では初めてのケース。検討されたが一歩手前で、緊急放流しなかったダムもあった。利根川の下久保ダム。荒川の二瀬ダムなど。10月1日から試験湛水していた利根川水系・八ッ場ダムは19号で、ほぼ満水になったという。写真-1 江戸川左岸土手から富士を見る。写真-2 増水した江戸川。写真-3 ゴミを載せて濁流が流下して行く。写真-4 赤城山とスカイツリーの方向を眺める。写真-5 流山市消防団が堤防パトロール。写真-6 台風19号の上陸地点と北上コース。
2019年10月13日
コメント(0)
早朝散歩に出ると、怪しげな赤い雲が東の空を覆っていた。さば雲のような、うろこ雲が日の出前の一瞬、朝焼けになった。流山丘陵に迫って来る感じだ。綺麗ではあるが、どこか不気味で妖気が漂う朝だ。 朝焼けは、天候が悪化するサイン。明日の天気は雨予想。午後から急速に西から雲が流れて来た。暖かい日が続く一方、都内ではインフィルエンザが広まっている。妙な事件・事故が絶えない秋である。写真-1 流山丘陵を覆う朝焼け雲。写真-2 日の出前に一瞬、赤くうろこ雲を染めた。不気味な妖気を感じさせる東空。写真-3 クレーンの横から朝日が昇る。写真-4 明るくなった空。写真-5 カラスも彼岸花も日の出を眺めていた。
2019年10月09日
コメント(0)
西の空を深紅に染めて、秋を深めてゆく。江戸川の左岸、玉葉橋(ぎょくようばし)辺りで、燃えるような茜雲に遭う。橋梁の彼方に、黒雲の形状が恐竜に見えた・・。 玉葉橋は、東京湾より35.4km上流に架かる長さ415mの橋。埼玉県吉川市と千葉市野田市を通す県道の橋。埼「玉」県と千「葉」県から命名された。橋梁の管理は埼玉県となっている。 野田市から、江戸川左岸からみると、玉葉橋は南西に向いて架かっている。つまり、富士山の方角に伸びていることなる。そして、付近に視界を遮るものがなく、田園の地平に突き出るような富士を見られる。関東地方整備局編の「関東の富士見百景」に選ばれている。写真-1 影絵のように玉葉橋を渡る「恐竜」がいた。写真-2 燃える茜雲と玉葉橋。写真-3 「関東の富士見百景」のひとつの情景。写真-4 赤く焼けた北東の雲と鉄塔群。写真-5 雲原に突き出た富士景色。
2019年10月03日
コメント(0)
日の出前、湧き出し棚引く、黒い朝雲が出現した。火山が噴火したようにも思える。股のぞきをすると、海中から空を眺めたような、または朝雲海を見たような感覚になる。東の空に横たわり、煙のような形状は、海底を泳ぐ大口魚のようにも見えた。 秋分の日が過ぎた。朝散歩の際、日の出に出くわす機会が増えた。夜明け前の気温は18度前後。朝ランするにとても良い季節だ。夏場の運動不足で弛んだお腹を、少しでもヘコまそうとしているが・・。最近9キロ・ランがきつくなってきた。しかし、朝日を見ると元気がでる。不思議なものだ・・。写真-1 黒い朝雲が棚引く。火山が噴火したような眺め・・。写真-2 雲海のような光景、または海中景色か・・。写真-3 筑波山方面の空。レンズ雲か・・。写真-4 柏の葉シティ方面から昇る朝日。写真-5 湧き上がる積雲(綿雲。写真-2を180度戻す。
2019年09月30日
コメント(0)
9/9未明、東京湾の真中を北上して、千葉市に上陸(勢力960ヘクトパスカル)し、房総半島の付根を縦断した令和台風15号。大規模停電と交通マヒを置土産にして、足早に鹿島灘へ駆け抜けた。賢く、狭い湾内コースを選び、その勢力を落とさなかったため「東京湾台風」と呼ぶ気象予報士もいる。 今回、首都圏の人々に、夏台風よる大規模停電が如何なるものかを被害を教訓とする機会となった。停電は最大で、関東首都圏で約93万軒にのぼった。2日目の朝を迎えて約63万軒の停電。3日目の朝で約34万軒に、4日目の朝で20万軒までに減少したが・・。この間、熱中症等で体調を崩した人は多い。 小生の住む千葉県北西部は、台風の西側に当り被害は少なかった。電柱より高く成長した街路樹等の枝が地面に散乱していた。君津市における高圧送電の鉄塔2基(H=57m、H=45m )を倒壊させ、市原市のゴルフ練習場のネット支柱が民家を押し潰す被害をもたらした。 内房沿岸の市町村では、多くの電柱が折たり、電線が切断した。電線網がズタズタになり、復旧に膨大な専門技術者を要し、暑くて暗い日々を強いられる。来年の東京オリ・パラ大会に、暗雲が立ちこめる事例となった。二度と来てほしくない東京湾台風である。写真-1 令和台風15号(ファクサイ)が過ぎた江戸川。千葉県北西部は被害が少ない。写真-2 令和元年「東京湾台風」のコース。写真-3 大雨を集めた新川調整池と江戸川土手。写真-4 東に筑波山、西に富士山を望む。写真-5 台風被害を報じるニュース。写真-6 ゴルフ練習場倒壊被害と道路に覆い被さる電柱。
2019年09月12日
コメント(0)
江戸川沿いの田んぼは、稲刈りが進んだ。昔のように家族・親戚総出で農作業する風景はない・・。半自動のコンバイン機がいつの間に刈り取っている。散髪するように刈る。この機械は、内部で脱殻・選別を同時に行う優れモノだ・・。 江戸川左岸の田園地帯には、首の長いキリンのような大きなクレーンが複数蠢いている。大型流通施設の建設工事が進む。日々の変化は微細であるが、月単位で眺めると確実に進捗している。田畑だった土が、月毎に減少して行く・・。 千葉県の水稲収穫量は30万トン前後で全国9位だという。第1位は新潟県の63万トン。2位、3位は、北海道、秋田県と続くようだ。首都圏に近い流山市は、田んぼの面積がますます減少して行くだろう。そして、農業水路も朽ちてゆく・・。写真-1 流山丘陵の夜明け。写真-2 「キリン」・クレーンが目覚めた。写真-3 大型流通施設の躯体工事に使用するクレーン群。写真-4 2期工事の地盤改良に使用する基礎工事機械。写真-5 江戸川左岸の田んぼで稲刈りが進む。
2019年09月11日
コメント(0)
江戸川から真夏のあいだ、隠れ気味だった富士山が見えるようになった。暑い日と寒い日を繰り返しながら、季節は秋へ進んで行く。秋雨前線と台風の被害を受けながら・・。 朝夕が涼しくなった長月(9月)、江戸川土手をランしたり、散歩したりに楽になって来た。二十四節季「白露」を過ぎると、関東の日の出時刻は5時20分より遅くなる。6月中の夏至よりも約1時間遅い。日の出を拝むのにも程良い時間である。 先日、理科化学研究所のスパコン「京」が役割を終えて、2021年から新たに「富岳」が運用するという。10年近く使用したらもう時代遅れとなってしまう世の中・・。スパコン富岳の総予算は1000億円を超えるという。最新鋭の航空自衛隊機F-35、10機に相当する。防衛と先端技術を維持するコストは巨額だ・・。 富士山の別名を富嶽と呼ぶ。北斎は「富嶽」と、広重は「不二」と名付けている。広重の三十六景に「下総 小金原」に富士山が描かれている。小金井は現在の松戸市、江戸川東部に牧が広がっていた。大きな馬姿と小さな富士、大胆な構図の浮世絵だ・・。写真-1 江戸川から見る朝富士。淡い靄にシルエットが浮かぶ。写真-2 江戸川左岸土手を朝散(あさサン)する。写真-3 長月の朝、玉葉橋と富嶽。写真-4 江戸川土手から富士遠景。写真-5 江戸川河川敷。写真-6 歌川広重「富士三十六景下総小金原」。
2019年09月08日
コメント(0)
江戸川左岸の田園風景が急速に変わりつつある。常磐自動車道流山インターに接続する道路沿いで、大型物流施設群が出来つつある。Dプロジェクト第1期工事に引き続き、第2期工事の建設に入っている。 「DPL流山2期」の規模は、敷地面積13.5万m2、床面積33万m2で、2021年7月に完成する表記されている。一方その下流側でも開発工事に備えて調整池造りがピークを迎えていた。DPLとは、デザイン・プロジェクト・ロジスティクの略語。大和ハウスの呼び方なのだろうか。 一般に、一定規模以上の市街地を開発する場合、大雨に備えた排水施設を造ることが義務付けられている。30年確率相当の雨量に対して、排水溝が溢れる場合ピーク流量をカットする調整池が必要になる。水深9.8m×容量6万m3の新川調整池が生まれていた。写真-1 DPL流山2期工事の容量6万m3の調整池。写真-2 新川調整池と流入口。写真-3 DPL-1A新築工事のクレーンと調整池。写真-4 少し離れた別の調整池工事。写真-5 調整池容量を示す看板類。
2019年08月25日
コメント(0)
北風吹く朝、利根運河から江戸川土手を散歩すると遠くの山々が見える。河口公園の残桜と日光連山男体山をカメラに収める。陽が強くなってきたので、北風があまり冷たく感じない・・。今はもう桜は完全に散った。季節がひとつ進む。関東南部は春去りぬ。各地で山歩きが始まっている。 先日(4/22)、東京でも25.6度で夏日を記録。汗ばむ陽気となる。この陽気により、藤の花が次々と咲き、甘い香りが漂う。和花札(旧暦)では、弥生・桜の次は、卯月・藤、そして皐月・菖蒲と、花の駅伝が繋がってゆく。 四国四万十市や大分日田市では、30度超えの真夏日になる。夏の訪れ、梅雨の始まりが徐々に早くなってきている気がする。毎年夏が来ると、気象災害が襲う日本列島。自衛隊が出動しない夏であって欲しいと願うばかり・・。写真-1 河口公園桜と日光連山。写真-2 桜越しの紺色筑波山。写真-3 四阿を額縁に富士山を・・。写真-4 江戸川土手と日光男体山。写真-5 玉葉橋と赤城山。
2019年04月24日
コメント(0)
散桜を惜しむように、白い雲が運河上空に浮いていた。春が進むにつれて、青空にぽっかり浮かぶ雲を春雲という。ひつじ雲(積雲)が空から花見をしているように思えた。ひつじ雲が現れると、天気が崩れて雨になると言われている。 雨が降ると、花散らしの雨と呼ぶ。先日散った大臣がいた。千葉県選出の国会議員でもあった。ミットモナイ仕儀だ・・。とにかく言葉を操れないヒトだった。町内会での会合ではあるまいし・・。 今年の桜は、日持ちしている。暖かい日が続かずに、その間に極端に寒い日が挟んだためか・・。桜の花葉に黄砂が付着する季節になった。写真-1 利根運河上空の春雲。写真-2 ぽっかり雲が桜並木の上に・・。写真-3 運河・眺望の丘と桜。写真-4 花見する「ひつじ雲」。写真-5 寄り添う二つのひつじ雲。
2019年04月22日
コメント(0)
利根運河水辺公園の高台斜面並ぶ桜にライトアップされた。運河駅周辺の運河沿いには、約160本の桜がある。その中で「新川亭」下に、16本が「運がいい夜桜」としてスポットライトを浴びる。 舟運が盛んな時代の面影残す場所でもある。古い料亭と桜並木、幻想的な雰囲気が漂う。ここの料亭の「鰻重」は美味しいが、予約制で少々高額。対岸の緑地には昼間屋台が並び、夜には東京理科大生の花見会(アルコール付)の場所となる。合コンのようだ・・。写真-1 水辺公園と運河夜桜。写真-2 幻想的の斜面を覆う夜桜。写真-3 花見会場から桜並木を観る。写真-4 ライトアップされた桜並木。写真-5 運河口の茜雲とおぼろげな富士。
2019年04月16日
コメント(0)
花見の時期、利根運河口では公園の桜と残雪の富士を望むことができる。但し、北風が吹く、午前の早い時刻限定である。今年の富士山は、雪融けが遅れているようだ。 北風が吹くなか花粉と埃を気にしながら朝ランをする。利根運河土手を富士山方向に進み、運河口で江戸川土手を下流方向へ駆け抜ける。駆け抜けとは恰好良すぎだ、急ぎ足速度に毛の生えた程度のランだから・・。 ここ数年、花粉症気味になる。花粉注意報が出ている日、ワセリンを鼻に塗り込んで外出するようにしている。気は病からというように、多少の効果がある。洗面所に歯磨剤とワセリンを並べている。60gチューブ入りで、1カ月はもつ。 ワセリンと言えば遠い昔、硬い野球グラブに塗り込んで、柔らかくした記憶がある。現在は革製品のクリームがある。石油から簡単に作れたので昔から身近なもの。携帯に便利なチューブタイプが人気だという。写真-1 利根運河西口の富士見景。鉄塔がある風景。写真-2 河口公園の桜と富士。写真-3 運河土手菜の花と白い富士山。写真-4 利根運河河口公園の裏手。写真-5 利根運河西口付近の様子。
2019年04月08日
コメント(0)
江戸川の土手が黄色に染まる季節がやって来た。気温の上昇しない午前10時前までに土手ランをする。黄色花路(きーかろ)を駆けるのは気持が良い。花の蜜を求める小さな虫たちがいないので快適だ。更に、富士山など遠くの山が見えるのが嬉しい。 下流の江戸川では、サイクリングロードが別途に造られている。しかし小生のテリトリーは、自転車、ランナー、散歩人が同じ天端道を利用する。それぞれ譲り合って、休日の余暇を楽しんでいる。 堤防の菜の花は、年々勢力が落ちてきている。数年前の圧倒するイエロー・ワールドが後退している。菜の匂も淋しい。堤防補強工事や維持管理、その他環境の変化によって、堤防の菜花は衰退して行くと思われる。今の旬を楽しみ、その日を過ごす。写真-1 江戸川の黄色花見を朝ランする。写真-2 菜の花、堤防天端道路。写真-3 江戸川左岸から下流を見る。写真-4 菜の花と土手富士。写真-5 運河土手と筑波山。
2019年03月29日
コメント(0)
大雪注意報が発令された翌朝。付近の道路面がブラックアイスバーンとなっていた。そんな早朝は転倒するリスクが高い。朝散歩を取りやめる。10時過ぎに江戸川土手へ向かう。陽が差していたので、堤防の道路は消雪しており、普段のサイクリングロード状態に。 江戸川は南流している。川の流れを眺めると川面が眩しい。逆光のなか淡い残雪とキラキラ輝く水面が印象的だった。新雪を被った富士山も新鮮に見える。新婦の衣装、純白の「角隠し」を被った富士だ・・。 利根運河を渡ると野田市である。野田市と言えば、各報道機関で取り上げられている小学4年生が虐待死した街・・。周辺の無関心と、関係機関の未熟な対応で、10歳の女の子を救えなかった。少子化対策が空しい。昨今の世相を反映している事件とも言える。 今年は、まだ自宅前の雪かきをしていない。昨年、長時間除雪して腰痛になったが、今年は腰に優しい冬だ。北国の雪かき人の腰を心配してみた。写真-1 銀色に光る江戸川の流れ。写真-2 逆光の中キラキラ輝く水面と淡い残雪。写真-3 白い河川敷と富士。写真-4 白いゴルフ場と淡い雲。写真-5 新雪を被った富士山。
2019年02月12日
コメント(0)
先日(1月31日)の夜、久しぶりの降水があった。比較的まとまった雨が降る。降雪が短時間だったので、積雪には至らず。しかし超カラカラ空気も多少潤った・・。 流山でも12mmの降水量があった。23時頃一時的に雪が舞う。早朝、白い土手を期待して散歩する。天端道路は積雪ゼロ。対岸の河川敷ゴルフ場は、薄らと白い芝状態。幹線道路は普段道理の交通。但し、日蔭の市道は凍結しており、ノロノロ運転だ。 先週(1/21から1/27)のインフルエンザ患者数が発表された。推定222万人で過去最多を記録したという。この度の「潤い降水」で、流行が鈍化することを期待する。因みに、県別のインフル発生率は、第1位が埼玉県、2位が新潟県、ついで千葉県であった。 タイの首都・バンコックでは、異常少雨とPM2.5の大気汚染で、市民生活に支障が出ている。飛行機で薬剤を撒いて、人工的に雨を降らせる試みや、大量にドローンを飛ばして水を撒くなど、あの手この手のレイン作戦を展開している。また寺院によっては、線香の点火を禁止しているという。写真-1 暁の江戸川土手富士。写真-2 渇水気味の江戸川流況。写真-3 対岸のコルフ場は薄っすらと雪芝。写真-4 薄化粧の筑波山と利根運河土手。写真-5 秩父山地と武甲山を望む。
2019年02月02日
コメント(0)
1月6日関東でも部分日食が見られるとテレビ報道があつたので。その時刻にあわせて土手散歩した。いつものラン・ウォーキングコースであるが、保護メガネと遮光フィルターを携行する。江戸川土手に着く頃には、徐々に雲が広がる。 太陽の一部が月によって隠れてしまう部分日食。日本では3年ぶりだという。日曜日の9時から11時という時間帯と好天が続く正月となったことで、多くの人がこの天体ショーを観ることができた。縦長な日本列島、各地における太陽の欠ける割合が異なる。東京は約4割という。 持参したフィルターの遮光度数が強かったので、白色の「上限の月」のような写真となった。10時半頃、太陽の近くに飛行機雲と薄い雲が覆う。おそらく空行く飛行機と部分日食を重ねて撮影した人もいたのでないか・・。遮光フィルターをはずすと、球雲と飛行雲の写真となった。家族に見せると笑われた・・。写真-1 上弦の月のような部分日食になった。遮光フィルターが強すぎた。写真-2 南の空が徐々に雲が広がってきた。写真-3 飛行機が通り過ぎたようだ。写真-4 白い球と江戸川の上空を並べてみた。
2019年01月08日
コメント(0)
正月、工場や焼却施設が休業になるので、都会の空は澄んでいた。遠くの山並みが雪化粧していることもあって、江戸川土手からも良く見えた。日差しが暖かく感じられる江戸川だった。 南西方向に白い富士、西に秩父山地、北に日光連山さして北東方向に筑波山が見える。利根運河口付近とその下流・江戸川土手の新春の風景を記録しておく。 正月2日NHK時代劇「家康、江戸を建てる」の前編「水を制する」を観る。伊奈忠次らによる利根川東遷事業のことが触れられていた。江戸川は、この事業の関係で1641年に現在の流れになる。約60Kmの人工的な川とも言える。 江戸川は、流れる流量に比べて余裕のある河川断面を持っている。これまで堤防が危険水位に脅かさるたことはない。しかし昨今の異常気象を考えれば、安心することはできない・・。写真-1 新春の江戸川。北関東の山々が見える。写真-2 江戸川から日光連山を望む。写真-3 江戸川の左岸土手道。写真-4 対岸のゴルフ場と富士。写真-5 利根運河口付近。遠くの山は日光白根山だろうか。
2019年01月07日
コメント(0)
夕方土手散歩へ出ると、西の空が山火事のように真っ赤に染まっていた。大気中に水分が適度にあり、かつ厚い雲にならない時にみられる夕焼けだ・・。遠くの富士のシルエットが浮かび上がる。 乾燥した北風が吹くと、雲は発生しない。空っ風は洗濯物を乾かしてくれる。屋外工事をする人々にも、ありがたいものだ。しかし、負の作用もある。喉の粘膜を乾燥させて、風邪をひき易くする。 地球温暖化の影響で、空っ風(フェーン現象)が大惨事を起こす。先月(11/9)発生した、米カリフォルニア州北部の山火事「キャンプ・ファイヤー」だ。東京23区に相当する面積を2週間かけて焼けつくした。1万4千戸の住居と大量の死者を出す、過去最大規模の大火災だった。日本でも山火事は毎年起きている。備えは大丈夫であろうか・・。写真-1 燃える西空、江戸川土手の彼方。写真-2 子ども姿のような形の夕陽。写真-3 富士山のシルエットと飛行機雲。写真-4 幻想的な夕景に出会う。写真-5 江戸川上流に見えるのは赤城山。
2018年12月08日
コメント(0)
全409件 (409件中 101-150件目)