『ラ・フィネス』『ミチノ・ル・トゥールビヨン』勉強会議事録 48
ジェームズオオクボ的視点で選んだ心に残るあの店のあの料理(名物料理百選) 21
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《東京の和食界に新たな風》五十嵐@六本木 2回目 夏至のころ、私は二回目の『東京和食 五十嵐』のお席を手に入れました。翌日は新橋水産アカデミーの勉強会で桑名に蛤を学びに行くことになっているため、車の停めやすい『さぬき会館』に宿を取り、『五十嵐』に向かうことにしました。 さて、東京で一番ホットな『五十嵐』、どんな料理が勉強できるか楽しみであります。まずは、恒例の、当店の原点というべき料理から。水出しした利尻昆布と削り立ての鰹の一番出汁からスタートです。続いては鱧のお造りです。今日は、熊本天草の鱧を五種仕立てにしています。「何故、鱧を刺身で出さないのか?」という着想から生まれたそうです。思えば、数年前、松栄丸水産から新橋水産アカデミーにも提案があったのが、杵築の鱧を静岡で骨抜きにした“ボンレス鱧”でした。生の鱧はとろけるような食感があり、なおかつ我々アカデミーのボンレスと違い骨切りならではの砕けるような食感がいいです。キャビア、塩酢橘、梅昆布醤油、肝ちり酢、梅肉(焼き霜)の五種の仕立てでとても華やかに仕立ててあります。個人的には焼き霜が好きです。お酒は、広島 賀茂金秀 特別純米です。続いては、京都丹後の蒸し鮑の飯蒸しです。昆布と一緒に4時間じっくり蒸した鮑を二種類の飯蒸しに仕立てています。一つはそのままで、もうひとつは肝醤油に摺り柚子を振っています。昆布などの海藻を食べる鮑。昆布で蒸しているだけでなく、おそらく、温度の上下を繰り返しているのでしょう、バターのような濃厚な香りと味わいがとても印象的です。お酒は、酒屋八兵衛山廃純米備前雄町です。さて、続いては、オーナーのダンボネさん自画自賛の一品です。知る人ぞ知るクリスピー鮎&黒ビールです。これを食べたらもう今日はお帰りくださいとジョークを言うダンボネさん。早速いただいてみましょう。本日は大きいふっくらした滋賀県安曇川の鮎と、小ぶりで身が引き締った長野県飯田の天竜川の鮎が供せられ、食べ比べができる仕立てです。安曇川の鮎はじっくり1時間の火入れをしています。頭は唐揚げのように、胴は塩焼きのように、尾っぽは干物のようになるよう細心の注意を払って火入れしているそうです。さあ、実食!活け鮎を使っているとのことで、苦味を感じない綺麗な味わいの鮎です。そうそう、思い出すのは、日本で唯一かもしれない、熊野川で取れたての鮎を焼いて食べた時のような綺麗な味わいです。そして、濃淡、2種類の黒ビールのペアリングが、とても奥行きのあるおいしさに膨らませてくれます。すばらしい!合わせたのは、黒ビール2種で箕面スタウトと御殿場ブラックラガーです。ここで、ダンボネプレートが供せられます。今宵は、① 胡瓜、水茄子、枝豆の塩麹漬け② 帆立みぞれ和え。③ 特製マカロニサラダの三種です。とてもおいしくて食べ過ぎてしまい、危険です~本日のお椀は鱧の椀です。絶妙な葛打ちの鱧はとてもいいテクスチャで、じゅんさいと調和します。おいしい椀です。星鰈のお造り。夏の高級魚の星鰈。上品な味わいというイメージですが、五十嵐大将の選んだ宮城塩釜の星鰈は、噛みしめると強烈な味わいがある、すばらしい星鰈です。けんの包丁もすばらしく、五十嵐大将の手先の器用さが見てとれます。あわせるお酒は、美丈夫 夢許(びしょうふ/ゆめばかり)です。続いては、創作天ぷら「ジャリコ」と熊本の長茄子です。残念ながら私はモチーフにされた『ジャポネ』は塾生に連れられて一回入っただけなのですが、カリッとテクスチャがあるおもしろい天ぷらです。合わせるお酒は、醸し人九平次 「Le K」(ル・カー)・VOYAGE(ボヤージ)です。ここで、一休みで、パブリカのスムージーです。青臭いパプリカの香りとマンゴーの味わい、予想を裏切るスムージーです。続いては、とり貝スペシャル三種仕立てです。京丹後のとり貝を火入れにバリエーションを持たせてお皿にまとめた三種同時対比。しっかり焼いたもの、炭火で炙って酢飯を乗せたもの、さっと湯がいたものです。炭火で焼いた物がテクスチャと甘さがあり、個人的に一番好きでした。色どりのおまけに北海道余市のエゾバフンとムラサキ雲丹が添えています。合わせるお酒は、ヴァグナーシュテンペル ヴァイスブルグンダーです。箸休めの特製冷やしたぬきそばに続き、ノドグロと鰻の焼き物です。脂がたっぷり乗った長崎対馬のノドグロ(+20点)を炭火でじっくり火入れして、醤油を染み込ませた大根おろしと共にいただきます。ふわっふわ(+20点)とろっとろ(+20点)で+60点のおしさです!さらに熊本天草産の鰻は、蒸さずにそのまま焼き上げて皮をパリパリにした白焼きにしていましす。刻んだ実山椒実山椒とお塩のアクセントがいいです。お酒は、山形政宗 生もと純米酒 赤磐雄町にて毛ガニの手巻き寿司が続きます。毛ガニと蟹味噌の他、アボカド、塩もみ胡瓜、刻みガリが入っています。おまけの牛筋煮込み&魚沼産コシヒカリです。さあ、いよいよ、終盤戦です。お肉料理は、熊本あか牛冷しゃぶ二種仕立てです。牛と野菜の特性出汁を使って低めの温度でしゃぶしゃぶしたサーロインを秘密の赤い爆弾とちり酢ゼリーでいただきます。今日の味わいはとても好きです。お酒は、Le Cupole di Trionfo(レクーポレデトリノーロ)です。特製フカヒレ丼が出て、〆の十割蕎麦です。今日は大盛りにしました。今回も前回と同じく茨城県常陸秋そばを使用しています。完璧な蕎麦です。デザートはメロンソーダです。クリームを使っていないココナッツのシャーベットと赤肉メロンをメロンソーダ風に仕立てたデザートで、おしいです。最後にお好きな抹茶碗でお抹茶。お土産の二八そば。今日も大変勉強になりました。ありがとうございました。五十嵐住所及び電話 非公開
2018.06.29
《東京の和食界に新たな風》五十嵐@六本木 その2 前回の記事に続き、天然虎河豚の鮟肝巻きからスタートです。下関の天然虎河豚に北海道余市の鮟肝を巻いてレモンで酸味をつけたちり酢でいただきます。お酒は、京都伏見『澤屋まつもと』のウルトラ 純米大吟醸です。とても合います。 虎河豚を巻いた鮟肝に続いて喉黒塩焼きが供せられます。サクッとした皮目とふっくらした焼き上がりは、五十嵐料理長の火入れは調理技術のすばらしさの象徴的な料理と言えるでしょう。のどぐろの脂の旨さは、魚本体だけにとどまらず、下に敷いたちぢみほうれん草にこぼれ落ち広がり、炒り米と干し椎茸でとった出汁の旨さを膨らませます。五十嵐料理長は、だし汁に鰹を使わなかったのはこのこぼれ落ちる脂を計算しているようで、旨味を出すイノシン酸を一口目の喉黒の余韻に求め、魚の香りを溢れ出る喉黒の脂に求めた、まさに一皿を食べて完成する料理ですね。しかも、素晴らしいのは、食べ混んだ人でもそうでない人でも良さがわかることです。とても奥行きのある料理ですね。 喉黒の余韻に浸っていると続いてのお料理の花山葵と海苔を添えた赤貝のお造りが供せたれます。こちらは、お醤油の代わりに佐賀産の海苔の佃煮を山葵の代わりに花山葵を組み合わせおります。気候が春めいた頃の宇部の赤貝の香りを春らしい香りで包み込んだお料理です。あわせるワインはシャブリ プルミエ クリュ フルショームです。キレのあるすばらしい酸と味わい深いコクは魚介、醤油、わさびの特徴を膨らませすぎず、寄り添います。おいしいですね。赤貝に続きまして、天ぷらです。揚げ油は『たきや』と同じく胡麻油ではなく紅花一番搾りを使用しています。この天ぷらも自信の一皿だそうで、それもそのはず、当店では開店前半年かけていかにあっさりと軽くサックサクに揚げれるかを研究したそうです。天ネタは空豆、こしあぶら、徳島産の椎茸です。紅花の香りがきて、それぞれのふくよかな味わいが広がります。続いて、口直しに菊菜のスムージーが供せられます。ダンボネ氏は、「食べ飽き、食べ疲れ」させないのが信条だそう、当初から中盤でスムージーや野菜ジュース的なものを取り入れるアイデアがあり、これで一気に口や気持ちがリセットされます」と言います。春菊の苦味のアクセントもよく、バナナや林檎やオレンジの甘さや酸味とのバランスのよいスムージーと言えるでしょう。さあ、これで料理も終盤線に向かいます。いよいよお肉です。三種の楽しみのお肉が提供されます。醤油粕で漬けた土佐赤牛のサーロインと、以前視察しました大田さんの但馬牛の肉巻きTKG(卵かけご飯)」、それから岩手県一ノ関の千葉さんの門崎牛(かんざき)のハラミを玉ねぎと黒酢とはちみつで作ったソースでステーキ風にしたものです。知り合いの生産者の料理がお皿にのることが多くなりましたね。赤ワインはクロ ルネ ポムロールです。しっかりした骨格と質感がありながら決して重過ぎません。ふくよかでとても余韻のあるバランスのワインです。お肉の後はしじみ汁です。一晩かけてエキスを抽出したしじみ汁は、軽い味噌のアクセントです。しじみ汁を飲むと何でこんなにしみじみするんだろう、ですって(笑)。しじみ汁に続いては、お鮨です。まず、炭火焼き竹岡の太刀魚です。遠目で見ていて、串打ちや炉で焼きが素晴らしいので、見入ってしましたね。さて、こちらは変わっていて酢飯の上乗せです。以前、福岡の『行天』(魚アカデミー福岡校)で江戸前の小鰭が供せられましたが、あのときを思い出します。江戸前の小鰭は脂のりが強烈で、やや重油っぽい微香があることすらあります。その小鰭を食べるときにネタとシャリを逆さにして食べてください、と。そうすることで、酸から香りが広がり、魚の濃厚な旨さがきた記憶が蘇りました。シャリは與兵衛、琥珀、米寿のブレンドで、ふわふわの太刀魚と非常によく合っています。あわせるお酒は島根県純米酒王祿で、とても相性がいいです。二つ目のお鮨は羅臼馬糞雲丹と富山湾の白海老の手巻き寿司です。ボリュームのある味わいの雲丹と白海老ですから説明はいらないでしょう。お鮨の余韻で名物の蕎麦かと思いきや、炙りばちこと九条葱と高野豆腐の吉野煮が供せられます。いわば、亭主と客人が酒を酌み交わすための強肴的な位置づけなのかもしれません。九条葱、壬生菜、高野豆腐をカサゴの出汁で吉野煮にして炊き合わせです。上には炙ったばちこがのせてあります。あわせるお酒は滋賀の七本槍の熱燗をです。お酒が進んでしまいますね。本日のコースでは8種類の出汁を駆使しているそうです。アメージング!! お料理はまだまだ続きます。続いては、茨城県涸沼(ひぬま)産の天然ものの鰻の小丼です。もはや、五十嵐料理長の焼きについてはふれる必要はありませんね。お茶碗は人気作陶家の信楽の澤克典(さわかつのり)氏のものだそうです。 さて、最後のお料理が名物の十割蕎麦です。そば切りがすばらしいですね。最高の喉越しです。五十嵐では〆蕎麦として供するため、食べ疲れしないように細く仕上げているのが特徴です。細くてもしっかりと蕎麦の香りが楽しめます。本日は、茨城県下妻産の常陸秋そばです。最近、私が好んでよく使う蕎麦粉です。胡麻汁わさび乗せが特徴的で、蕎麦の香りと余韻を膨らませながら美味しくいただけます。おまけに、二八蕎麦のお土産付き。五十嵐料理長が分単位でお仕事されているのがわかります。五十嵐の労を惜しまず、客人に喜んでいただこうという姿勢が伝わった一品でした。 最後は『銀座奥田』からのデザートの定番のさっぱりと苺とシャーベットにスパークリングワイン。お好みの茶碗でお抹茶をいただき、おいとまです。素敵な時間を過ごすことができました。そして、楽しかったです。ダンボネさん、ありがとうございました。五十嵐住所、電話とも非公開
2018.03.31
《東京の和食界に新たな風》五十嵐@六本木 その1 六本木の交差点にひっそりと、でもネット上では騒然とオープンした『五十嵐』を紹介しましょう。 30年和食店を研究してきた“友人”の通称“クロダンボネ”(以降、ダンボネ)氏が満を持してオープンさせました。割烹でもなく、料亭でもなく、新しいスタイルの“東京和食”で、新しい風を吹き込みました。まず、予約の仕方がユニークです。予約をするには、まずFacebookでダンボネ氏と友人関係になる必要があります。そして、初回の予約は一人のみで、来店して共感した客人は2名まで予約をすることができます。 店と客人は本来、フィフティフィフティ。生きる糧を得るためにふさわしくない客人にこびて、店の雰囲気を壊すのであれば、生涯の友となる客人は心地良さを感じません。そのため、ダンボネ氏は、敢えて客人を選び、よい雰囲気を作ることに心意気ある姿勢で臨んでいます。例えば、誰も求めてないのに何故か場を仕切ろうとする人、誰も聞いてないのに自分がグルマンであることを誇示しようとする人、ワイワイガヤガヤばか騒ぎすることだけが店の楽しみ方だと思っている人、自分の価値観を店に押し付けようとする人、酔っ払って気が大きくなってしまう人、このような人で目に余る場合には、お代をいただかず、お帰りいただくのだそうです。その心意気は半端ではないです。そのたった一人のせいでその夜の雰囲気が台無しになってしまいますからね。 早速、お店に入りましょう。見たこともない一枚板の扉を開けるとそこには四方漆喰で仕上げた非日常の異空間が広がります。贅をこらした漆喰の壁の息吹を感じ、心からくつろげます。その空間で永遠の友達となる店主ダンボネ氏が熱く語ります。(何を語ったかは中略とします)その空間で、洗練された食を楽しみ、くつろぎ、リフレッシュして、エネルギーをチャージしてまた普段の生活に戻っていただく、それがサンボネ氏の想いなのだと想います。 さあ、『五十嵐』劇場の幕が開きます!こちら『五十嵐』のコース料金は4万円(税別)。この料金にアルコールサービス料込みという大サービスです。この空間でこの価格設定はオーナーのダンボネ氏がポケットマネーで始めたからできることで、永遠の友達に喜んでいただこうという気持ちが伝わります。 最初に供せられるのは一番だしです。「これが『五十嵐料理』の原点」で「『五十嵐』のスペシャリテ」とダンボネ氏が豪語します。じっくり水出しした利尻昆布に削りたての鰹を入れてさっと出汁を引き、まったく味をつけていなそうです。温度にも細心の注意を払っていて86度弱まで加熱してできるだけ速やかに提供します。『五十嵐』がこだわる後をひく旨さの余韻というキーワードをこめたスタートです。 二皿目は、焼きふぐ白子の茶碗蒸しです。炭火でじっくりと火を通したふぐの白子の白と黒と緑のコントラストが鮮やかで見ただけで食欲をそそります。緑は、新若布のすり流しです。そして、飾りとしてだけではなく、味わいの上でもいい役割を果たしているのがキャビアです。余韻ある味わいで、美的センスは器だけでなく、料理の味わいとしてもすばらしいです。私も、料理屋の家庭教師をするときに、力を入れる茶碗蒸し、とても勉強になりました。あわせるお酒は雄町100%の「磯自慢 純米大吟醸」です。 テンポよく三つ目のお皿が供せられます。焼き蛤と焼きミル貝の春菜ゼリー寄せです。二品目が濃厚な味わい温かい白子であったため、三品目はすっきりと春野菜や山菜のお浸しにして緩急をつけています。まずは、上に重ねた炭火焼きの蛤とミル貝をいただくと貝独自の深い味わいを感じます。あしらった野菜は、シンプルな味付けなのかと思いきや、かなり複雑です。聞けば、蕨は出汁、醤油、味醂でさっと炊き、こごみやたらの芽は湯通して塩をふってバッテラ昆布で昆布締め、違う調理アプローチをして、最後の合流。下には春菜と柑橘ゼリーがあります。 おお、これはいつぞやライヨールの『ミッシェル・ブラス』にレンタカーを飛ばして食べに行ったあのアプローチですね。昨今は鶯菜の皮も剥いていない店が多い中、誰も気づかぬ見えないところに手間をかけています。この料理は、食べ歩いた美食家を唸らせるだけでなく、長いおつきあいで未知を既知にするという自身の“伸びしろ”を伸ばしてくれる料理だと想います。すばらしい。私の塾では、料理人の塾生に「味のわかるお客はいないと思え!」という経営哲学を示します。この言葉にこめた意味ですが、外部の講話ですと「わからないんだから、手を抜いてうまくやれ」と申しています。一方、塾生にはわかるようになったらそのお客様は永遠の友となれる、と付け加えます。どちらを選ぶかは、その人の境遇や想いで変わるでしょう。この料理を食べて、ダンボネ氏は、私と同じ哲学をお持ちなかと感じました。店なのだと思慮ます。あわせるワインは、「甲州FOS」です。マセラシオン発酵させており、ミネラルと酸が山菜と相性がよく、複雑なアロマが、春菜と柑橘ゼリーに驚くほど合い、料理の味わいを膨らませてくれます。 焼き蛤と焼きミル貝の春菜ゼリー寄せに続いて、ダンボネ氏らしい新しい試みとうか提案があります。“ダンボネプレート”と呼ばれるおつまみプレートです。冒頭でこちらの料金設定でおかわりができるアルコールが込みというお話しをしましたが、この“ダンボネプレート”もおかわりができます。これは、人によって食べる量やペースが違うことへのバッファーになり、ダンボネ氏の心配りが伝わる品々です。食べ混んだダンボネ氏らしい心憎いサービスです。ただし、行儀が悪い食べ方をすると出禁になりますのでご注意を願います。写真右が、人参と大根と金柑の紅(くれない)サラダで、紫人参、紅しぐれ大根、金柑を塩、胡椒、黒酢、フランス産のヘイゼルナッツオイルで和えたサラダです。真ん中が私の好きな氷魚(ひうお)です。氷魚とは鮎の稚魚で、琵琶湖の貴重な材料です。塩、醤油で炊き上げて木の芽をふっています。左が、叩き胡瓜です。出汁をとった昆布、お酒、梅干し、醤油で炊き上げてすりつぶし胡瓜を和えたものです。氷魚は少し甘めでおいしくお酒のあてにダンボネさんが何度もおかわりさせていただきました。 さて、お料理に戻りまして、ダンボネプレートに続いては、当店のスペシャリテ海老真丈のお椀が供せられます。 ダンボネ氏はこう説明します。「この海老真丈の味わいは、吉兆から『青柳』の店主小山さんに受け継がれ、『小十』の店主奥田さんと継承され、そして今『東京和食 五十嵐』で完成の時を迎えています」ふっくらした真丈は、海老の旨味が際立っています。もちろん、臭みなどみじんもなく、とてもクリアな味わいです。そして、吸い地との相性がすばらしいです。温度もいい状態で供せられています。このような大きな真丈を使うと、椀だねが温度を吸収して吸い地の温度下げしまいます。私も料理旅館で苦心する部分ですが、そこは心意気あるダンボネ氏。細心の注意を払ってはられた吸い地が冷めぬよう可及的速やかに客人に届けられます。本日こちらがご希望で追加できます。次回に続く
2018.03.30
「演出家」大久保一彦アバターを見に行きました!「観るのではない そこにいるのだ」というコピー。まず、感想はとっても目が疲れました。内容としては、人間の欲と人間の善。ちょうど私も、「善の循環経営」という本を書いており、あい通ずるところがありました。奇しくもメディアで教育費の減少について報道しておりました。不況で家計の負担を減らそうとしている。そこに教育評論家が「教育の不平等」をPR。でもね。確かにみんなが教育を受けていなければ、その少ない人に恩恵はある。しかし、今や社会全体が学校化して、学ぶことでしがらみがや、常識ができ平凡になる。みんなが高度な教育を受けると、差はトップか、その他かでしかわからない。教育を受けたものは少数派でしかない。だから、そんな世の中では一番トップでないとだめ。トップになってごく少数のエリートになる。これができなければ教育を受ける意味はない。これから人口減少で、確実に雇用が減る。この理屈で言えば、教育を受けすぎたことが多くの人にとってあだになる。教育が制約条件を作るからだ。実は教育とはある意味生きる選択肢を減らす作業なのではないか。赤子を見ていて思う「赤子の力は素晴らしい」。赤子には無限の可能性がある。学歴が必ずしもプラスにならない時代。いや、みんなと同じでない個性こそが大切な時代。学びすぎないことが大切かもしれないというわけで今日、おすすめの本。脱学校の社会
2010.01.27
ロンドンの最終日の夜は「オペラ座の怪人」へ。ミュージカル史上に燦然と輝く不朽の名作が、その伝説を生み出した”天才作曲家”アンドリュー・ロイド=ウェバー自らの作曲・脚本により完全映画化!■オペラ座の怪人■今年のストーリーは映画のような展開。ただ、ファントムがなんと!仮面をあらわに!後半はファントムがカミングアウト。フランケンのようになる!ウイル・スミスの映画のような驚き!!ホールフーズのバッグ。レアでしょ。
2009.03.06
今回の滞在は楽しみが多い。土曜日の最後はビリーエリオットでしめくくり。リトルダンサーという映画で名高いが、そのミュージカル版。リトルダンサー オリジナル ポスター¥3800以上のお買い上げで送料無料閉鎖寸前の炭鉱町。希望を失った労働者階級。(どこどなく今の日本ににているが・・)その炭鉱で働く父と兄。そして幼いビリー。彼は、肉体労働者に似つかわしくないバレーに開眼する。ビクトリア駅からほどちかいビクトリア・パレス・シアターで上演している。この近くには、ウィキッドを上演しているアポロ・ビクトリア・シアターがある。まず、夕食は、アポロ・ビクトリア・シアターの裏のインド料理店で。空飛ぶビリーの白鳥の湖に感動!!
2009.03.02
WALL・Eを見に行きました!700年間ひとりぼっちで掃除をしていたWALL・E。そこへEVEがやってきた!EVEの任務は・・・とても心あたたまる作品。ぜひ、見にいくべし。大久保一彦のおすすめのものdyson ダイソン吸引力の変わらない、ただひとつの掃除機!dysonダイソンDC16 motorhead サイクロンハンドクリーナー/モーターヘッド掃除機ハンディクリーナー/新品,家電,電化製品,dyson,ダイソン,DC16,motorhead,DC16motorhead,サイクロンハンドクリーナー,モーターヘッド,掃除機,ハンディクリーナー,ハンドクリーナー,クリーナー
2008.12.21
7月にシネマコンプレックスにリニュアルした新宿ピカデリーに、カンフーパンダを観に行きました。ななちゃんは留守番です。ななちゃんもカンフーできるかな・・大久保一彦の新しい本が発売になりました。「現場力で勝つ」です。こちらから注文できます。
2008.08.17
今日、インディージョーンズを観ました!!いつものように、スピード感があり、面白かった。ただ・・・落としどころが未知との遭遇ちっくなのは・・うーむ。・・・あー、悩んでいたらビールが飲みたいっ。焼き鍋食べたいねな・・煮えてきました・・韓国家庭料理ムグンファにて韓国料理のあう「食の演出家」大久保一彦おすすめのワインマルセルダイス ベブレンハイム ピノグリ [2003]◆マルセルダイスの看板ワイン! アルテンベルク・ド・ベルクハイム[1999]ドメーヌ・マルセル・ダイス◆マルセルダイスの看板ワイン! シュナンブール[2002]ドメーヌ・マルセル・ダイス※「食の演出家」大久保一彦の本大久保一彦の「人」が集まる飲食店店長の秘密誰も言わなかった!飲食店成功の秘密お蔭様で発売6年!!処女作10刷り3万部近いロングセラー
2008.07.12
業界のコネを利用して、ポリスのライブのプレミアムアリーナ30000円のチケット入手。Tシャツ付。仕事を手早く終え、東京ドームへ。昨日「アメリカン・ギャングスター」を観に早く帰ったので、二日連続の息抜き。Message in a bottleからスタートしたらライブは感動的だった。あっという間に終わった・・アンディのギター、スチュワートのドラム本当にすばらしい。そして、音域は下がったようだが、衰えぬスティング最高のライブだった。The PoliceThe Police『Synchronicity I』The Police『So Lonely』The PoliceThe Police『Every Little Thing She Does Is Magic』The PoliceThe Police『Wrapped Around Your Finger』The PoliceThe Police『De Do Do Do, De Da Da Da』The PoliceThe Police『Roxanne』The Police『Every Breath You Take』
2008.02.13
「飲食店の演出家」大久保一彦は、ドレスデン国立歌劇場が来日したので、「タンホイザー」を鑑賞に東京文化会館へ。残念ながら指揮者は、予定のファビオ・ルイジでは無かったが、エリーザベト役のカミッラ・ニールンドの歌はすばらしかった。昨年見た「トスカ」のようなイタリアオペラと比べると、また、違う趣のドイツオペラ。いろいろな文化にふれるのは実に楽しい。大久保一彦の本もよろしく繁盛の天才2時間の教え
2007.11.20
世界のフード業界の流れを知る国内外10000店舗視察実績に学んだ大久保一彦の願いは店主や店長の笑顔!」それが世界を食べ歩く「食のコンサルタント」大久保一彦が発起人の日本飲食店協会のサポート飲食店の演出家大久保一彦演出による「大人の隠れ家かたつむり」のホームページはこちら商工会議所公認の中小企業支援サイトでの大久保一彦の連載記事はこちら今日は「ヘアスプレー」を見に、新宿のバルト9へボルチモアを舞台とした、ビッグな女の子トレーシーがビックな夢をつかむシンデレラストーリー。私が中学生のころ、グリースが流行っていた。なんで、ジョン・トラボルタというとサターデナイトフィーバーやグリースのイメージが私にはあり、今回の作品に期待していた。軽快な音楽と踊り。ストーリーもよどみなく展開していた。ジョン・トラボルタも味があって最高だった。先月末発売の著書がアマゾンで順調に売れているようです。早くもコメントいただきまことにありがとうございます。感謝合掌小さな飲食店が成功するための30の教え
2007.10.30
「Life 天国で君に逢えたら」を観ました。プロウィンドサーファーとして世界の波をまたにかけた、故飯島夏樹氏の実話に基づく映画。ストーリーは、貧乏どさまわりの夫婦、夏樹と伊東美咲扮する妻の寛子試合に勝てない夏樹は、借りているボロアパートを追い出され、野宿やモーテル暮らし。しかし、意を決したワールドカップの最終戦で奇跡が起こる。それから、ふたりは波に乗った生活を送っていたが・・試合で調子が出ない夏樹が倒れるシーンから急展開する。癌と戦う夫婦の、心温まる、元気が出るストーリー。ぜひ、観に行ってください。「その命の輝きは やがてみんなを明るく照らす」天国で君に逢えたらガンに生かされて
2007.09.02
世界のフード業界の流れを知る国内外10000店舗視察実績に学んだ大久保一彦の願いは店主や店長の笑顔!」それが世界を食べ歩く「食のコンサルタント」大久保一彦が発起人の日本飲食店協会のサポート 「飲食店の脚本家&演出家」の大久保一彦が毎月開催しています「食の商い塾」はこちらからどうぞ!商工会議所公認の中小企業支援サイトでの大久保一彦の連載記事はこちら 大久保一彦は「プロヴァンスの贈り物」を観ました。ラッセル・クロー扮するマックスは敏腕トレーダー。ある日、おじさんの逝去の知らせを受ける。おじさんはイギリス人だが、プロヴァンスで「ラ・シロック」というワイナリーを営んでいた。やむなく、相続をかたずけるためにプロヴァンスへ。プロヴァンスに戻ってマックスは、子供のころおじさんと過ごした想い出がよみがえる。そして、ファニーとの運命的な出会い。そしてファニーは言う。「あなたがプロヴァンスに向いていないのではなく、あなたの人生がプロヴァンスに向いていないの」私が好きなラッセル・クローではあるがとてもいい映画でした。私はこの映画を観て、経済至上主義も節目を迎え、世界中、それぞれが、自分の人生の幸せを考えないといけない時期に来ていることを実感しました。「プロヴァンスの贈り物」のオフィシャルサイトはこちら大久保一彦の本もよろしく!繁盛の天才2時間の教え行列ができる店はどこが違うのか
2007.08.15
「飲食店の脚本家&演出家」の大久保一彦は「レミーのおいしいレストラン」を見てきました!偉大なシェフガストー。しかし、料理評論家イーゴの酷評で店は五つ星から四つ星に。そして、店は窮地に。その後、シェフは急逝した。後を引き継いだぎ背の小さい小さいシェフ・スキナーが店を牛耳る。あと、一ヶ月相続人が現れなければ、店は彼のものに・・その店にやってきたのが、いないはずの隠し子?リングイニがやってきた。料理の見習いのリングイニはからきっし才能がない。そこに現れたのがシェフになりたかったねずみ!そう、レミー。そのねずみのレミーがそこに関わる人の人生を変える!とてもおもしろい映画ですよ!「レミーのおいしいレストラン」の情報はこちらから!
2007.07.30
大久保一彦が主宰する「永くお客様に愛される店」作りのためのビデオセミナー「夢ー商通信」、動画看板「呼び込み名人」、動画を使ったホームページ、ショップカード、地域密着のポスティングチラシ、個人零細飲食店の支援本部、「世界の店10000店舗視察した大久保一彦の経験をあなたのために役立てい!」それが世界を食べ歩く「食のコンサルタント」大久保一彦が発起人の日本飲食店協会のサポート 「飲食店の脚本家&演出家」の大久保一彦の「食の商い塾」開催中です。こちらからどうぞ!商工会議所公認の中小企業支援サイトでの大久保一彦の連載記事はこちら世界を食べ歩く「飲食店の脚本家&演出家」の大久保一彦、今日は仕事を早く切りあげて、「シカゴ」を観に日比谷の日生劇場へその前に、かごしま遊楽館にある「いちにいさん」で豚しゃぶを堪能!「いちにいさん」の豚しゃぶはそばつゆで食べます。いちにいさん大久保一彦の独断評価 ★さて、今年のシカゴ、まず、2列目だったので迫力があった。内容は、昨年ブロードウェイで見たときよりコミカルなタッチでこれはこれで良かったです。
2007.02.14
飲食店コンサルタントの大久保一彦の好きなビリー・ジョエルに行って来ました!もう初老にさしかかったビリー・・と思いきや、今日は良かった。確かに往年のビリーの声の伸びはないが、老練さをました歌も格別。マイライフ、ニューヨーク・ステイト・オブマインド、素顔のままで、ストレンジャーなど数々のヒット曲を熱唱!最後はピアノマンでアンコールに応えた!曲を聴くたびに、ビリーは自分の流れた時間と平行していた。過去の時間がふとよみがえった。【CD】ビリー・ジョエル/ピアノ・マン<2006/4/19>【CD】ビリー・ジョエル/ビリー・ザ・ヒッツ <2006/7/19>【Aポイント付】ビリー・ジョエル Billy Joel / Essential(CD)飲食店コンサルタントの大久保一彦の本もよろしく
2006.11.28
繁盛店のためのビデオセミナー(毎月繁盛店を映像でレポートします)、カフェのようなメニューブック、映像で集客する看板「呼び込み名人」、フラッシュでなく映像つきのホームページ、印象に残るショップカード、地域密着のポスティングチラシ、それが大久保一彦のサポートビリージョエルのミュージカル、”Movin' Out”今日初日でした!大久保一彦は早速、見てきました!だれん・ホールデンのきれいな歌声と、バレーを組み合わせた、ハッピーなミュージカルです!ビリージョエルのなつかしい歌声と、見事な踊りの調和が最高です!ムービンアウトのホームページはこちらからどうぞ
2006.07.27
大久保一彦は、中島哲也監督の話題作、「嫌われ松子の一生」を見に行った。眺めの作品であるが、おもしろかったよ。決して恵まれた人生ではない松子の一生を描いていた。前向きにいきながらも、前向きになれないことばかり、でも、前向きに生きる松子を中谷美紀が熱演してました。大久保一彦のおおすすめど88%大久保一彦のおすすめの飲食店はこちら大久保一彦の本もよろしく〈ダントツ飲食店の〉儲けを生み出す「集客」の秘密なぜか行列のできる飲食店の法則大久保一彦のおすすめのワインはこちらパーカーポイント96 シャトー・ド・ボーカステル シャトーヌフ・デュ・パプ[2001]750ml[2002] シャトー・ド・ボーカステル ブラン ヴィエイユ・ヴィーニュ(シャトー・ヌッフ・デ...
2006.06.02
ダビンチコードを見に行く。本はあっという間に読んだが、映画はあっというまにストーリーが進んでしまった。あまりにもテンポが良すぎて、面白さは・・本のほうがのめりこめた。本を読まないとわからないかも・・大久保一彦の本もよろしく〈ダントツ飲食店の〉儲けを生み出す「集客」の秘密なぜか行列のできる飲食店の法則大久保一彦のおすすめのワインはこちらパーカーポイント96 シャトー・ド・ボーカステル シャトーヌフ・デュ・パプ[2001]750ml[2002] シャトー・ド・ボーカステル ブラン ヴィエイユ・ヴィーニュ(シャトー・ヌッフ・デ...
2006.05.27
オペラ「トゥーランドット」を見た。この世のものとは思えない絶世の美女、しかし、彼女は、異邦人に辱めを受けた悲劇の姫の末裔でもある。彼女は男を拒絶した。彼女と結婚したければ、三つのなぞに挑まなければならない。そして、答えられない場合は死が待ち受ける。しかし、彼女を一目見て惚れ込んだ若者は・・日本では「蝶々夫人」の作曲者としてお馴染みのプッチーニ。歌劇「トゥーランドット」は彼の最後のオペラ作品であり、北京を舞台に繰り広げられる愛と死の物語である。なかなかおもしろいよトゥーランドット~チャン・イーモウ演出の世界~制作国:アメリカ/ドイツ出演:ジョヴァンナ・カゾッラ/オードリー・ストットラー/シャロン・スウィート/セルゲイ・ラーリン/ランド・バルトリーニ/バーバラ・ヘンドリックス/クリスチナ・カラルド・ドマス/バーバラ・フリットリ監督:アラン・ミラー演奏:フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団脚本:アラン・ミラー製作:マーガレット・スミロウ撮影:トム・ハーウィッツ製作総指揮:ウォルター・ショイアー編集:ドナルド・クロセッツ指揮:ズービン・メータ録音:ピーター・ミラー/トワン・マーテンズ
2006.04.19
今、上映中の映画ブロークバック・マウンテンを見てきました。偶然、夏の大自然での仕事で出会ったジャックとイニス。このふたりの出会ってから、ジャックが死ぬ約20年間の心模様を描くいた映画だ。ふたりの男が出会い、友情が芽生え、人間愛になり、やがて肉体関係に・・夏を終え、二人は、それぞれの人生をスタートする。イニスはアルマと結婚し、二人の娘の父となり、ジャックはロデオ仲間の富豪の娘、アンと結婚し、息子と暮らす。そんな平穏な生活の中、あの夏を忘れられずに、ふたりは禁断の再開を果たす!非常に行間のある映画に思えたが、人間愛とは何かを語っていた気がする。この映画に合うワインはChateau MargauxCH.マルゴ-2000大久保一彦のホームページはこちら
2006.03.22
ディズニー映画、ナルニア国物語を見てきました。第二次大戦中、ロンドンから疎開した、四人の兄弟が繰り広げる物語。四人は戦火を逃れるために、田舎にある教授?の家に疎開。ある日隠れんぼをしていると不思議な洋服ダンスが・・その不思議な洋服ダンスの奥は雪景色だった。その不思議な洋服ダンスの中で繰り広げられる、壮大なストーリー。次男のエドモンドは、お菓子欲しさに、魔女に自分の兄弟を売る。これでもか、これでもかと裏切る。この落とし方が、心にわだかまりを作り、予想される結末でも、すっきりした感じを覚えさせる。さすが、ディズニー。おもしろかった。
2006.03.11
ようやくレンタルできてプロデューサーズを見た。この作品は、アメリカが誇る喜劇王メル・ブルックスの1968年のアカデミー賞受賞映画作品。最近ブロードウェイミュージカルでも人気のこの作品のストーリーは、1959年のニューヨーク・ブロードウェイでかつてはスゴ腕のプロデューサーだったが、最近はヒット作もなく落ち目状態の主人公マックス・ビアリストックが気弱な会計士のレオと大儲けできる作品を作ろうと手を組み究極のペテンに挑戦する。そのペテンの内容とは、払いきれないような配当(25000%)を約束し必要な資金を未亡人から集める。実際は大コケ間違いなしの駄作をブロードウェイで上映する予定だ。その題目が、ヒットラーの春。いかれ野郎のドイツ人の作家の駄作を口説き落とし、大はずれの作品が決定。最悪の演出家に最悪の俳優、主役も経験不問だ。大外れだから、配当も必要もない。余ったお金を懐という具合なのだが、ショウは皮肉にも・・払いきれない配当を出資者たちに約束したプロデューサー二人はついに劇場を爆破する!大久保一彦のおすすめ度人種問題のことなどにくわしければおもしろいでしょう★★★喜劇の傑作
2006.01.22
来年秋にやってくるローマ歌劇そのトスカのチケットが取れました。オペラはあまり見に行かないのですが、感性を高めるために見に行きます!おいしい店一杯紹介のページはこちらから おいしい店紹介の人気blogランキングはこちらから
2005.12.26
キングコングを見に行きました。キングコングはちょっと長めです。おそらく3時間くらいあるかな・・でも、長さを感じません。(腰が痛くなるけど・・)内容は、キングコングとナオミ・ワッツ扮するアン・ダロウ、友情と愛情の話。商業主義に走る監督カール・デナムの執念が隔絶された地図に載っていない島で暮らす、キングコングを奈落の底に落とす。時間があるときにゆっくり見てください。おいしい店一杯紹介のページはこちらから おいしい店紹介の人気blogランキングはこちらから
2005.12.25
劇団四季のキャッツに行きました。キャッツはなんと言っても踊り、アンドリュー・ロイド・ウエーバーの作品の中でも、踊りに圧倒される作品。自由に生きるジェリクル・キャッツが年に一度集まる日、そして、その中から、オールド・デトノミーによって、選ばれた猫だけが、命の再生を許される。こんな有名なストーリー。はじめてみたときは、英語だったので、ストーリーがわからず、年寄りばかり出てくるなあと思ったが、踊りが凄かった記憶がある。四季のキャッツは、ちょっと迫力に欠けたかも・・でも、クリスマスで、いい一日でした。おいしい店一杯紹介のページはこちらから おいしい店紹介の人気blogランキングはこちらから
2005.12.23
ビデオを借りてきて、美女と野獣を見た。魔法をかけられた王子が、いつしか本当の愛に目覚め、やさしい心が生まれ、自分の思いをよせた女性に愛されて、元の姿に戻る。簡単なストーリーだが、その演出に誰もが涙するのだろう。私も、いくつかの本を出しているが、感動される作品というのはすばらしい。このテーマ曲、Beauty and Beastは、非常に韻を踏んだ歌詞と旋律でまたすばらしい。おいしい店一杯紹介のページはこちらから おいしい店紹介の人気blogランキングはこちらから
2005.11.06
ティム・バートン監督のコープス・ブライドを見た。欲望うごめく、ふたつのファミリー・・その利害の一致で、ふたりは結ばれることに。最初は、憂鬱だったふたりも、初めて会って、お互いに惹かれあう・・しかし、緊張した、花婿は・・・・なぜか、死体の薬指に指をかけ、プロポーズしてしまう。ふたり?の女性と欲望と狭間でゆれる花婿。そして、結末。ジョニー・デップは声優としても才能があるようだ。おいしい店紹介の人気blogランキングはこちらから
2005.10.25
今日、パリからの帰り、「Mr&Mrs.Smith」を見た。話題のふたりが扮する、夫婦で殺し屋の彼らが、仕組まれたワナにより、殺し合いをするハメに。英語が聞き取れないところもあったけど、面白かった。ついでに、ニコール・キッドマンのインターラプターも見た。ポルポトのようなアフリカの元は正義の救世主でも、結果独裁者になった君主を国連に忍び込んだニコール・キッドマンが暗殺を試みるってな感じ・・どちらもおもしろかったよ!でも私はやっぱりおいしい店のが得意だっちゃおいしい店紹介の人気blogランキングはこちらから
2005.10.10
アスペクツ・オブ・ラブを見ました。叔父ジョージと青年アレックスの女優ローズを巡る愛の模様。叔父と女優は結婚し、でも、女優ローズの愛するのはアレックス。ジョージとローズの間にできた娘をめぐり揺れ動くアレックス。しかし、アレックスの行き着く先は・・どろどろした愛の模様。まるで、昼メロの世界。すべては時間が思い出にする。人間の感情は移ろいやすいもの。確固たるものはない。小さな劇場での静かな演劇でした。大久保一彦のおすすめの店はあなたのホームページに動画プロモしませんか?動画でPRはこちら
2005.09.02
今日、ネバーランドを見た。劇作家のジョニー・デップ扮するジェームズ・バリをモチーフにした映画だった。四人の子供を持つ未亡人の子供との共同生活の中で空想の世界に浸り、想像力を働かせ、傑作ピーターパンを生み出していく。何かを生み出す仕事、常人では理解できない仕事、しかし、普通の生活の中では、普通のものしか生まれない。飲食店も市場普及が終了し、劇場的要素が求められるようになった。普通の人ではお客様を喜ばせれない。なぜなら、お客様をネバーランドに連れて行くことができないからだ。ネバーランドは想像を働かせなければ、そうできるようにしてあげなければ、できないのである。大久保一彦のおすすめの店はあなたのホームページに動画プロモしませんか?動画でPRはこちら
2005.08.31
あの人気グループQueenの曲をモチーフにしたミュージカル We will Rock You を観てきました。マンマミーヤで始まったこの手法、マンマミーヤ以上に体に重低音が響きました。昨日は台風が来ていたのですが、見ているあいだにどこかへ行ってしまった感じです。おいしい店紹介の人気blogランキングはこちらからストーリーは変ですが、二列目で見れたので、迫力ありました。最後は、伝説のチャンオンを熱唱!!8月24日まで新宿コマ劇場でやっています。ぜひお見逃し無く!!ちょっと後ろのほうが字幕が見やすいかも・・・We will Rock Youhttp://www.koma-sta.co.jp/events/0506/index.html/大久保一彦のおすすめの店はあなたのホームページに動画プロモしませんか?動画でPRはこちら
2005.07.27
「皇帝ペンギン」っていう映画を見ました。ペンギンというとバットマンに出てくるペンギンマンどんくさい優雅なイメージがありました。しかし、実際は厳しい環境で生き抜いているのです。そのペンギンの実態を始めて知った感じです。ペンギンは何日もかけて、極寒の冬に、歩いて南極の中央まで歩いて産卵に出かけるのを知っていましたか?この映画を見て、なぜ群れるのか?そして、海の中での俊敏さ・・・ペンギンを襲う天敵・・・類を見ない育児のための夫婦の協力優雅に見えるペンギンは一生懸命自然と闘って生き抜いていることを知りました。感動はしないかも知れませんが、「へー」度は高いですよ。また、ぺんぎんの夫婦愛に驚けます。おいしい店紹介の人気blogランキングはこちらから大久保一彦のおすすめの店はあなたのホームページに動画プロモしませんか?動画でPRはこちら
2005.07.25
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