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千葉ロッテが金銭ではなく、人的補償を求めることが決定した模様です。ロッテ側は「野手」と明言しているため、比較的絞りやすいので私なりに考察してみました。 しかしまあロッテが阪神のキャンプに視察に行っていたので、書きたくても敢えて取っておいたのですが、上手い具合に展開しましたね(阪神ファンの方には失礼で申し訳ありませんが)早速やっていきたいと思います。 『プロテクトは28人』・プロテクトの対象は? まず問題なのが、新人や外国人選手以外にもプロテクトからは除外される選手がいるのかといったことですが、これまでの記事を読んでいく限りではトレード入団の新井良太やFAで獲得し、選手契約を結んだ藤井もプロテクトの対象になるとのことなので、どうやらこういった選手らもプロテクトの対象になるようです。・ロッテ側の証言1 「上手くプロテクトされた」と語っている限り、どうやら主力選手のプロテクト漏れはなかった模様です。・ロッテ側の証言2 そもそも何故視察に行ったのか?それはこれまで殆どその選手を見る機会が少なかったということ、即ち二軍の若手選手なのではないかなと思います。・ロッテ側の証言3 「将来性のある若手選手」や「二軍の選手は一軍に残ろうと必死だからね」、「比較的若い選手がプロテクトされていなかったので」といったことなどから『証言2』と併せて考察するかぎりでは若い二軍の野手である可能性が非常に高いのではないかと思います。・予想プロテクト渡辺、能見、安藤、藤川、岩田、江草、秋山、久保田、久保、下柳、西村、鶴、藤原、上園藤井、城島鳥谷、関本、平野、新井、大和金本、藤川、浅井、檜山、林、桜井、狩野・プロテクト外候補選手 記事の通り、野手のみを記載したいと思います。 小宮山、清水、葛城、柴田、上本、坂、高浜、野原、田上、新井良 この辺りが候補となるのかもしれません。更にここから若い野手ということと、ロッテがオープン戦にわざわざ視察に来たという点を考えて絞り込むとこうなります。 柴田、上本、高浜、新井良 中堅、ベテランの選手や出場のなかった選手を除外すると、最終的に以下の4人が残ります。確かに高浜といった線はありうるかなと思いますが、柴田や上本らも面白そうですね。 最後に阪神ですが、新井を獲得した際に赤松を流出してしまうなどFAにはやはり大きな痛手が伴うものですね(しかも総合評価では新井よりも赤松の方がコストの面を考えると、大きく新井を上回っているので阪神にとっては損ということになっています)。現状のFA制度を考えると、どうしてもこの選手が必要だと言う補強ポイントでない限りはこの魔物に手を出すべきではないのかなと思います。【送料無料】あぁ、阪神タイガース価格:720円(税込、送料別)
2011.02.28
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『増渕が鍵を握る』 ヤクルトの先発陣は石川、館山、由規、村中と羨ましいくらいの名前が挙がり、しかも投手のタイプも四者四様でバリエーションが豊富な上に年齢もまだまだ一線でやれる投手達であり、12球団の中でも1、2を争う陣容です。 中でも一番良いのが館山で、RSは20とヤクルトの投手の中で最も高い数字を記録し、DIPSも3・63と良く、K/BBの数字では4・67とかなり完成された投球を披露しています。BABIPは.289とリーグの平均と1分の違いなので、今年もほぼ同様の投球が期待できます。それどころか今年は統一球の導入によって被本塁打率が下がることが予想されるだけに館山にとっては追い風となりそうです。また、館山という投手は我が広島にとっては非常に厄介な投手であり、防御率は0点台と全く歯が立たない有様なだけに今年もかなり苦しい相手になりそうです。 石川は13と3番目に高い数字を記録しており、DIPSも特別球が速いとか三振を取るといった投手ではない投手にしては3・99と高めの数字を記録していることも大きな特徴です。K/BBも3・67と高い数字を記録しており、BABIPはリーグ平均以下の数字であるということや被本塁打率がやや高い数字であるとうことは今年は統一球の影響に加え、守備が良くなれば昨年以上に良い投球を見せると言うことなので、今年もやるでしょう。 由規はK/BBは2・01と発展途上な感はあるものの、奪三振率が高いだけに自力でアウトを奪うことができる投手で、DIPSは3・59と高い数字を記録しています。被本塁打率は0・59と低く、BABIPはリーグ平均以下であることなどからもっと良い投球が期待できる一方で、与四死球率が悪い数字なので、三振能力が高いだけに自滅までは行かないものの、連続四球などで余計な失点を喫することがありそうですね。 村中はRSが11を記録するなど石川に劣らないほどの貢献度を記録しています。K/BBは2・36と出てきたばかりの投手にしてはまずまずの数字を記録していることや由規以上に奪三振能力に長けていることなどからかつてのヤクルトのエースである石井一久を思い起こさせる投手ですね。この投手も与四死球率があまり良い数字ではなく、制球面に課題がある投手ですね。ただ、BABIPが.316とかなり運に恵まれなかった投手であることなどから今年はエースを襲名するような圧巻の投球を見せるかもしれません。 懸案の五番手は報道によると、増渕が担うことになりそうですね。昨年は中継ぎで貴重な働きを見せた投手ですが、やや運に恵まれた印象のある投手で、K/BBは1・39と少し危険な数字を記録しています。ただ、この投手も奪三振率が高めの投手なので、後は制球面さえ克服すればといったところでしょうか。報道によると、「中継ぎでは特に考えずに思い切り腕を振っていた」と言っていたので、案外先発に廻したのは正解かもしれません。1試合目の練習試合では大丈夫かな?といった印象を持ちましたが、2試合目の練習試合では147キロを計測し、フォークやツーシームといった球種も駆使し、何とここまで無四球と非常に安定しており、ここまでは順調に来ていますので、5番手として充分に期待できるのではないかと思います。 唯一の欠点としては6番手で、チームによって6番手がいるのかどうかは不明ですが、今のところ候補がいないのが欠点です・・・と言いたいところですが、しっかりした6番手の投手など他球団でもいないのが現状ですので、これを欠点と言えるかどうか・・・。とりあえず候補としてはバーネットや中沢などが挙がりますが、二人とも不安定で、RSはチームワーストの1、2でした。ただ、バーネットはDIPSが4・49で、BABIPが大きく悪い数字なので、若干良くなるかもしれませんが、与四死球率があまりにも悪い数字なので、与四死球率と数字に関連がある先発よりも中継ぎの方が良いのではないかなと思います。中沢は正直ラッキーの感があり、DIPSが5点台と悪い数字で、与四死球率も奪三振率も芳しくない数字が並んでおり、ちょっと厳しいかなと思います。期待したいのが、加藤でDIPSが二軍では3・10を記録しており、K/BBも2・61を記録しており、我慢して起用してみるのも良いのではとも思います。 先発5人は既に決まっており、4人は力量の高い投手らなので広島にとっては脅威になりそうですね。しかも先発に回ってきたのはよりによって広島が苦手としている増渕、館山や由規らと分が悪い上に更にもう一人厄介な投手が入ってきたことは広島にとってはマイナスになりそうですね。村中や由規、増渕らは制球に課題があるので、もっと球を見ていった方が良いのですが、広島の選手らは四球を選ばない野手が多いだけにそういった戦法ができないのが難点ですね。館山は防御率が0・68と全く歯が立たず、早急な対策が必要です。【送料無料】東京ヤクルトスワローズ40年史価格:1,200円(税込、送料別)
2011.02.27
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今日も二日連続でソフトバンクとのオープン戦が行われましたが、4-2と敗れました。打撃陣は相変わらず寂しい印象で、もう少し状況を考えた打撃や持ち味を出してもらいたいなと思います。・バリントン 2回4被安打2与四死球3失点 初回にいきなり4者連続出塁を許し、犠飛などで3失点してしまうなど外国人枠を争う投手としてはかなりの悪印象でした。ただ、ゴロアウトが4つでゴロタイプの投手なのかもしれませんね。個人的にはもう少し慣れてくると、意外に安定してくるタイプかも知れませんが、三振を一つも奪えていないので、球の力はそれほどないタイプかなと思うので、記事に載っていた「ルイスに似ている」といった情報は頭の中から消した方がよさそうです。それほど凄みのある投手といった印象はなく、ジオやブロックあたりの勝ち星に落ち着くかなといった印象を持ちました。・ジオ 2回3被安打1奪三振1与四死球1失点 微妙な内容ですね。ただ、元々力量が微妙な投手なだけにまあ順調といったところではないでしょうか。・シュルツ 1回1被安打1奪三振無失点 ジオ同様に微妙な内容、球速も140キロくらいで少し心配です。後、クイックにやはり難があり、横浜のように機動力を積極的に使ってくることが予想される相手だと少し恐いですね。・サファテ 1回1被安打2奪三振無失点 153キロと一人別次元の球速をたたき出し、本多や長谷川といった主力打者から空振り三振を奪うなど圧巻の投球。外国人枠争いは彼が大きくリードした形ですね。・岩見 1回1被安打1与四死球無失点 以前は中々冴えた投球でしたが、今日は彼も少し微妙な投球ですね。ただ、新人投手なので今は結果重視で良いのかもしれません(中村も最初はそれで良いのかもしれません)。・今井 1回1奪三振無失点 サファテに次ぐ安定した投球を見せてくれました。ひょっとすると、中継ぎとして投げた方が良いのかもしれませんね。 一方打撃陣はトレーシーがエース杉内から一発を放ちました。左投手が苦手とのことでしたが、球界を代表するエースから打ったことは非常に大きなことではないでしょうか。
2011.02.27
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今日は広島とソフトバンクのオープン戦が行われ、1-0で敗れました。良い試合をしているように見えますが、実際は投打共にお寒い内容で収穫はゼロ、無駄に時間を過ごしたような気がします。・斉藤悠葵 3回2被安打1与四死球1失点 数字だけ見れば好投に見えますが、実際は奪三振は一つもなく、ゴロ:フライの比率は4:4といつものように明確の意識はなく、「ただ投げているだけ」の状態から進歩しているようには見えず、全く成長した様子はありませんでした。前回の紅白戦の投球がベストと言うのならば、今年もそう多くは望めないかなと思います。・篠田純平 3回4被安打2奪三振1与四死球無失点 球に力がないのか?昨年と同じく投球回数以上に安打を打たれてしまい、正直危なっかしい内容でした。それでも2奪三振を記録するなど若干投球に向上が見られました。・ソリアーノ 1回1被安打無失点 無失点ですが、あまり褒められた内容ではありませんでした。・中村恭平 1回2被安打無失点 球の力で何とかなっている印象で、一軍はちょっと厳しいかなと思います。 一方打線は白濱が一人気を吐いた印象で、小窪や松本など二塁のレギュラー争いをする選手らは併殺や失策、エンドランのミスなどかなり悪い印象でした。昨年とは違った「おっ!」と思わせるものがないのが現状で、やはり今年も厳しいと言わざるを得ません。
2011.02.26
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まだ時間的に余裕があるので、スタメンの話をしたいと思います。 7番からですが、このポジションは荒いが長打力を秘めた意外性のある打撃をしてくれる選手を据えたいと思います。その適任者は岩本が挙がり、選球眼やミート力は極端に低いですが、ISOPは極端に高い選手です。また、廣瀬もまずまずの長打力を持っているので、場合によっては廣瀬も7番に据えても良いかなと思います。 最後に8番になりますが、これまで捕手の名前が挙がっていなかったので、8番は必然的に捕手となります。ただし、候補となる選手全員が得点能力がマイナスを記録しており、誰を起用しても殆ど変わりません。一応数字的に考えるとほぼ±0の倉が理想的な選手ということになり、守備面でも捕手の中で最も重要な盗塁阻止率も高めの選手です。ただし、これはあくまでも広島の捕手陣の中では高いというだけであり、特別良いというわけではありません。どうせそれほど得点能力が期待できないのならば、将来性に期待して会沢を多めに起用すると言うのも手かもしれません。会沢は捕手ながら長打力が売りの選手で、将来的に中軸を打てるかもしれないだけに今のうちに起用して阿部や城島のような選手へと成長してもらいたいですね。【送料無料】前田健太RED-18価格:900円(税込、送料別)
2011.02.25
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今日は時間が足りないので、豊田とバリントンの考察をしてみたいと思います。さすがにベテラン、メジャー経験のある投手なだけに腕の位置が違うようなことはなく、安定していました。 さて、明日からいよいよオープン戦へ突入します。今年は本当に誰が一軍になるのかが全くの不透明なだけにオープン戦での結果が重要となりそうです。勿論、今二軍いる投手にもチャンスはあると思うので、しっかりと結果を残すことが重要かと思われます。 ちなみに明日の先発は斉藤が投げます。斉藤は見違えるようになったと中国新聞の記事で書いていたと思うので、明日楽しみにしたいと思います。
2011.02.25
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少し古い話で恐縮ですが、前田健太が登板した紅白戦についての簡単な感想でも書いていきたいと思います。・前田 2回1被安打1奪三振無失点 彼については何の心配もいらないかと思います。・バリントン 1回2四球無失点 全てフライアウトな上に四球二つとかなり不安な内容、まだ分かりませんが典型的なパワーアームなのかもしれません。・ソリアーノ 2回3被安打1四球1奪三振3失点 初回に先頭打者に安打を許すと、センターの当たりをまさかの落球でリズムを崩されたのか?犠飛や二塁打などで3失点してしまいましたが、2回は落ち着きを取り戻して2奪三振を記録しました。ただ、全体的にフライアウトが多いですね。・ジオ 1回1被安打2奪三振無失点 格下相手でしたが、2奪三振ときっちりと打ち取ったものの、盗塁を許すなどクイック面に相変わらず課題があります。・サファテ 1回2奪三振無失点 東出、前田といった主力打者を三振に切って取り、152キロをマークするなど万全な状態です。特にミート力の高い東出を空振り三振に切って取ったことは非常に大きな意義があったと思います。・永川 1回無失点 フォークやカーブを織り交ぜるなどして無失点、全てゴロアウトと安定した内容でした。・大島 1回1被安打1奪三振無失点 栗原を空振り三振に取るなど徐々に調子を上げてきた模様、しかしながら二死取った後に倉に安打を許すなど相変わらず詰めの甘さが目立ちますが、数少ない中継ぎ左腕なのでこのまま状態をあげてもらいたいですね。・青木 1回1奪三振無失点 内容は良いですが、赤松を除いては二軍選手なのであまり参考になるとは・・・。ただ、結果を残したい青木にとっては良かったと思います。 最後に野手ですが、トレーシーが2試合連続無安打で外野へ打球が飛んでおらず、しかもその殆どが一塁側への当たりとプルヒッターの割に外野へ打球が飛ばないのは問題だと思います。岩本はタイムリーや二塁打を放つなど好調のようです。
2011.02.24
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それでは横浜と同様に守備の観点から見ていきたいと思います。 『三塁側に課題あり』 ヤクルトの守備は横浜よりは悪くはないものの、一塁側布陣(一塁、二塁、右翼)と三塁側布陣(遊撃、三塁、左翼)で差があり、歪な布陣となっています。 まずは捕手、中堅手のセンターラインですが、相川は盗塁阻止率、守備得点共に無難な数字を記録しており、特に破綻はありません。青木はGG賞こそ受賞しましたが、実際それほど守備は上手くなく、-6.3とやや物足りない数字を記録いしていますが、打撃での貢献を考えればまあそれほどそれを吐き出すといった程酷くはないので、適任者が台頭すればコンバートを考えれば良いですが、それほど気にするほどではないかなと思います。 次に一塁側ですが、こちら側の守備はかなり良い選手が多いことが特徴的です。まず一塁のホワイトセルですが、守備得点はセリーグ2位の6点を記録しており、これはセリーグの中で2位の数字であり、打撃での貢献もあり、守備でも貢献できるこの選手は本当に貴重な外国人選手です。最も素晴らしい守備力を持っているのが二塁の田中浩康で、守備得点は19点とかなり高い数字を記録していますが、実は毎年上位を争う守備力の持ち主で、何故彼がGG賞に選出されないのか不思議でなりません。右翼手の飯原も最新式のUZRでセリーグ2位の7点と高い数字を記録しています。以上のことから一塁側は高いレベルで守備力が安定していると言うことができます。 逆にやや不安なのが三塁側です。三塁側の守備で良いと言えるのは宮本くらいですが、6点とセリーグ2位を記録していますが、打撃でのマイナス面を考えると、少し物足りなさは否めず、今年はバレンティンの加入もあってスタメン出場なのかは微妙な立場にいるだけに三塁は畠山が守る可能性もあります。遊撃手はそもそも誰がスタメンになるのかが分からず、センターラインが重要と言われる野球において、遊撃手が流動的というのは大きなマイナスではないかと思います。ちなみに候補である川端の守備得点は-11点、川島は2008年の数字ですが、-3点とどちらも芳しくない数字を記録しています。左翼は畠山やバレンティン、福地らが守ることになりそうですが、畠山は-6点と打撃の選手というイメージ通り守備力はあまり良いものではなく、バレンティンも動ける選手との触れ込みでしたが、実際中継で彼を見たんですが、正直動ける選手には見えませんでした。守備や走塁を重視するというのならば福地が一番手で、守備得点は2009年は27点を記録するなど守備力は良い選手ですが、今年から控えに廻ったようですね。ならば、終盤の守備固めに福地を起用するのも手かもしれませんね。プラス評価の高かった一塁側に比べ、三塁側はレギュラークラスの殆どがマイナスの選手が多いのが特徴です。 ※守備得点とUZRは別々の指標で計算された数字です。 やや三塁側に不安は残るものの、上手く守備固めを活用していけばそのマイナス部分を穴埋めできますので、大きな不安要素という程ではないかなと感じ、チーム全体の守備力はぼちぼちといったところでしょうか。ただ、遊撃手という内野の要が流動的なのは課題で、誰かが入るにしてもキャンプの期間に守備力向上を目指してもらいたいですね。【送料無料】野球人の錯覚価格:1,575円(税込、送料別)
2011.02.23
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昨日の紅白戦の内容が見つかったので、簡単な寸評でも書いていきたいと思います。・斉藤 2回1被安打1与四死球1奪三振無失点 結果は良かったですが、初回の先頭打者にいきなり四球で歩かせた点はいただけません。ただ、それ以降は前田の安打を除いては安定した投球をしたようですので、ぼちぼちの結果といえそうです。・篠田 2回1被安打2与四死球1失点 こちらもいきなり四球を出すなどあるまじき投球、斉藤と違ってフライアウトが多く、打者が慣れてきたときに少し心配な内容でした。・豊田 1回2被安打1与四死球3失点 こちらもいきなり死球を出し、暴投で傷口を広げるなどしてリズムが狂ったのか?犠飛や二塁打などあって3失点。死球や暴投はベテランですから修正してくれると思いますが、犠飛を簡単に打ち上げられるなどあっさりと外野へフライを打たれていることが問題です。以前書きましたが、やはり過剰な期待は禁物といえるかもしれません。・今井 2回2被安打1与四死球2奪三振無失点 失策の連続でリズムを崩されましたが、動じずにその後はしっかりと凌いで無失点に抑えましたが、2回は気が緩んだのか連打を浴び、四球などで満塁にしましたが、2者連続三振に切って取り、何とか抑えました。崩れない点は良くなったと思いますが、ほとんどが外野フライのアウトで危なっかしい内容、球威がない点は相変わらずかなと感じます。・武内 1回無失点 無難な投球です。・岸本 1回3被安打2失点 いきなり三連打を浴び、暴投で失点しました。その後は東出に一塁ゴロの間に失点するなど2失点の結果となりました。三連打打たれた打者はいずれも二軍の打者です。この内容では一軍入りは厳しいと言わざるをえませんね。 正直、斉藤以外はピリッとしない内容で投手陣の弱さは今年も変わらないかなと思います。誰か一人くらいピリッとしてもらいたいものです。
2011.02.22
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『新外国人と遊撃手の定着を』 ヤクルトの打撃陣は可もなく不可もなくといった印象で、これといった破綻はないかなと思います。特に素晴らしいのは1、2番で、青木と田中浩康の選球眼です。共に9・50~10を記録するなどかなりの数字を記録しており、投手にとってはかなり嫌らしい存在であり、犠打だけでなくエンドランなど幅広い攻撃の選択肢が豊富なコンビです。特に青木はTAが1.00を記録しているので出塁能力にも長けています。今年もこの二人の1、2番で決まりでしょう。 次に中軸を見ていきますが、ヤクルトの打線は3番飯原、4番ホワイトセル、5番畠山と並ぶ布陣ですが、中でも今年も安定した活躍を期待できそうなのが、畠山でRCが15を記録しており、これはヤクルトの選手の中でも3番目の数字を記録しており、BABIPもほぼ平均なので運ではなく実力だと思われます。逆に若干運の良かった印象があるのはホワイトセル、選球眼やミート量が優れていない割に.384とかなり高いを記録しているので、今年は若干打率が下降するという懸念がありますが、RCは20と途中入団の選手としては立派な成績を残し、ISOPも.282とかなり高い数字を記録しているので、4番に座ることになりそうです。飯原はRCが5点とヤクルト4位の数字を記録、ISOP、ミート力、選球眼とどれをとってもまずまずの成績で、TAも.728と中軸を担うにしては少し物足りない選手で、できれば彼を下位に据えたいところです。なので、新外国人のバレンティンが5番に入り、畠山を3番という布陣を敷くことも考えられますが、正直バレンティンは微妙な印象なので、難しいかなと思います。 下位打線は宮本、相川と三塁と捕手は決まっていますが、遊撃手が空いています。ただし、宮本はTA、RC共に低い数字を記録しており、三塁守備もそれほどずば抜けているという印象でもないので、あまりスタメンで使う価値は低いのではいかなと思いますので、私の構想としては畠山を三塁に据えて、バレンティンを左翼にするので、経験豊富な宮本は控えに据えて、終盤の代打や守備固めとして起用したいですね。相川はRCも4を記録しており、ミート力も平均より少し高い数字で、盗塁阻止率も.318を記録しているので捕手としては十二分に働いており、問題ないと思います。控え捕手は川本がおりますが、RCは-5で、選球眼やミート力が低いですが、打率の割にISOPは高い選手ですね。二軍でも高いので、代打の一発屋として期待できそうですので、もう一人捕手の台頭を待ちたいところです。 懸案なのは遊撃手です。期待された藤本は-8で、ミート力は高いですが、選球眼が悪いためパワーのない藤本は安打に結び付けられず、守備でも芳しくない数字なので、正直サブ要員としては貴重かなという位置づけで、要である遊撃手のレギュラーは任せられません。他に候補を挙げるとすれば、鬼崎や川端、故障から復帰の川島などが挙がりますが、リードオフマンは鉄壁なため、6、7、8番での起用が考えられるかなと思います。数字上での判断ですが、個人的にお薦めなのは川端です。TAこそ.670台の数字ですが、ミート力、選球眼共に優れており、まだ若い選手ですので、今後の打撃面での成長に期待したいですね。ただし、課題なのは守備で最下位を記録しているので、まずは守備を鍛えることから始めて欲しいですね。1 青木 中堅2 田中 二塁3 畠山 三塁4 ホワイトセル 一塁5 バレンティン 左翼6 飯原 右翼7 相川 捕手8 川端 遊撃 控えには福地やRCの高い武内、ガイエルなどが控えていることなど野手陣は層が薄いかなと思っていたのですが、意外に厚いのかなという印象です。バレンティンがまずまずの働きを見せれば、それだけで大幅な得点力の向上が見込める打線になりそうです。広島や横浜の打線よりも上で、統一球の影響も少なそうなので恐い打線となりそうですね。
2011.02.21
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以前は番外編だったこの企画を格上げして本編にしました。以前は1~3番打者について述べましたが、今回は4~6番について考えていきたいと思います。ちなみに1~3番打者についてはかなり以前になりますので、良ければ見てください。 早速4番打者について考えたいと思いますが、現時点では考えるまでもなく栗原ですね。ただ、栗原という選手は年々選球眼、ミート力が向上しているので長打を売りにする選手というよりはアベレージ型の選手であり、本当は3番が向いているのではないかなと思います。5番打者は適任者がいませんので、新外国人のトレーシーに任せたいと思います。もし、赤松か天谷のどちらかが覚醒して岩本の本格化があれば栗原を5番に据えても面白いかもしれません。現状ではトレーシーが活躍するかも分かりませんが、覚醒と本格化するかどうかも未知数な状況なので、現時点ではトレーシーが一番かなと思います。 6番打者は廣瀬を据えたいと思います。この選手は得点圏打率は高くなく、ミート力も特別に優れていないので3、5番には適していないかなと思います。かと言って長打力を打てるという選手でもないので、7番でもないかなと思うので消去法で6番に据えました。他に適任者としては嶋もミート力が高いので犠飛あたりは打てるかなと思うので、面白いかもしれませんね。 この辺りは適任者がめっきりと減るだけに寂しい内容となりましたね・・・。堂林や松山、迎あたりが台頭して競争を激化させて欲しいですね。
2011.02.21
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『トレーシーの見た目判断』 私は普段数字を使って判断していますが、前にも書いたとおり外国人打者に関しては殆ど見た目で判断しております。なので、今回もトレーシーの打撃フォームを見てやれるかやれないかを判断したいと思います。 打撃フォームを見たところ、構えは巨人の阿部かマートンを左にしたような感じで、ヒューバーのような駄目そうな雰囲気は漂わせていませんが、こちらが求めているような長距離打者といったたいぷではなさそうですね。また、投手が投球モーションに入った辺りに入ると、今度は前田智徳のような状態へと移行します。なので、どちらかと言うとアベレージ型の打者ではないでしょうか。ただ、若干体重移動がスムーズでないような気がするので、特別打率を残すわけでもなさそうな気もします。 なので、打率は.275 15本前後といったところではないかなと思います。助っ人としては少々物足りない数字を予想しましたが、その分勝負強さを発揮してもらって打点を稼いでくれたらと思います。【送料無料】カープは復活できるか価格:1,470円(税込、送料別)
2011.02.20
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いよいよ球春到来となりました。今日は広島対巨人が行われて、4-1で広島が勝利しました。野手で目立った選手は赤松で、本塁打に2点タイムリーにとチーム全打点をたたき出し、守備でもライアルの打球を好捕するなど攻守に渡って活躍しました。 ただ、気になった部分としては一死三塁の場面で5番廣瀬が犠飛を打てずに昨年と同じく、得点圏に弱い部分を見せてしまったことはマイナス部分でしたね。足やミート力がそれほど優れている選手ではないだけに3番としては苦しく、5番としてもチャンスに弱いようではどこに打順を置けばよいのか難しい選手となりそうです。また、一軍への期待がかかる松本が全イニング出場しましたが、残念ながら無安打と結果を残すことができませんでした。 投手陣は今村が3回3奪三振と素晴らしい投球を見せてくれました。昨年まではスライダーのみでしたが、どうやらカーブやシュートなどを織り交ぜるなど投球の面で成長が見えました。球速は最速137キロとやや物足りない数字ですが、これは一昨日に100球以上の投げ込みを行ったことが影響していると思うので、それほど気にする必要はなさそうです。中村恭平は四球を出すものの無失点に抑えましたが、フライばかりでのアウトというのは夏場になった時に少し恐いですね。岩見は二死から四球を出した点はマイナスですが、それを上回る2三振を奪うなど好投を見せました。少し残念なのが武内で、四球と死球で走者をためて犠飛で失点するなどせっかく守備の良い広島野手陣に委ねることなく、自滅するのはいただけませんね。せめて枠に入れられるくらいの制球を身につけてもらいたいですね。 オープン戦とはいえ、巨人相手に1点で抑えての勝利は気持ち良いですね。選手にとっては本当の競争の場がやってきた今、オープン戦で結果を残して一軍への切符を掴んでもらいたいと思います。
2011.02.19
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『横浜を振り返る』 まず、各部門の総合評価を簡単に書きたいと思います(評価は五段階評定です)・攻撃力:☆☆ 機動力アップと筒香の台頭、村田の復活が鍵・守備力:☆ 全体的に守備力が低い・投手力:☆☆ 先発が質量共に不足気味、リリーフは後ろ二枚は鉄壁 横浜に関するニュースや報道、実際の補強などを見て疑問に思う部分としては、まず勝利を優先するのか将来に向けての準備を優先するのかが良く分からないなと思います。渡辺、森本などの獲得に加え、須田や加賀美など貪欲に即戦力候補を獲得する割には筒香を一番得点貢献が期待できるハーパーと競わせると言ったり、どう考えても遊撃手はきついと見られる石川を二塁に廻さずに守備を期待された渡辺を二塁に廻すこと、現時点ではとてもレギュラーを任せられる技量にない武山を優先起用するなど将来を中核を見据えた構想が入り混じっているなど正直中途半端な感が否めません。ましてやそれが中核となる重要なポジションで行われているだけに尚更疑問に思います。今年はどういったシーズンにするのかをきちんと考えておかなければ昨年と同じようなことになりかねないのではないかなと思います。 最後に今年期待したい若手選手は北篤です。.320を記録していますが、選球眼やミート力はさほど優れていませんが、ISOPが.189を記録していることやTAが.904という破格の数字を記録しているなどを考えると、3番打者として期待したい選手ですね。二塁だけでなく、初出場時は外野を守ったそうなので、もしかすると外野へのコンバートがあるかもしれません。今年中のレギュラー奪取は難しいかもしれませんが、中盤以降に一軍へ昇格して経験を積むことになりそうです。【送料無料】野球人の錯覚価格:1,575円(税込、送料別)
2011.02.18
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今日もお茶濁しのネタになりますが、明日はオープン戦のようなので試合の感想など書けていけたらなと思います。ただ、今日のブルペンを考察してみると非常に面白いことが発見できますので、皆さんも一度カープの公式サイトを覗いてみてください。『一流投手とそうでない投手との違い』 大竹、前田健太の両エースと伊東、大島で違ったことは腕の位置とリリースの瞬間です。前者二人はほぼ同じフォームからほぼ同じリリースで投げられているのですが、後者の二人はリリースどころか腕の位置すら違うことがあり、これでは制球が一定しないことや日によって球の走りが違ってくる(昨年の大島)のも無理ないかなと思います。 ファンだけでなく、広島の投手陣にも自分のフォームを動画で見てもらってチェックポイントなどを洗い出してもらえたらなと思います。
2011.02.18
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これまで打撃、守備、先発と書いてきましたが、次はリリーフ投手の考察をしていきたいと思います。 『新外国人次第で一気に充実の可能性』 横浜の素晴らしい部分はセットアッパーとストッパーがしっかりしていることにあります。セットアッパーは牛田が主に努めていましたが、勝利貢献度(RSAA)はチームNO.1の17点を記録しており、奪三振能力にも長けています。ただ、BABIPが低い数字で少し運にも助けられた感こそありますが、それでもDIPSは3・08と安定しているので今年も体調さえ良ければ十二分に活躍が見込めます。ストッパーの山口もチームNO.2の15点を記録しており、DIPSでは牛田を上回る成績を残しており、今年も計算が立てられるだけに後ろ二枚は非常に安定しています。 主に安定しているのはこの二人ですが、他の投手もまずまずの成績を残していますが、もう一人安定して計算が立てる戦力だった弥太郎を西武に放出したのは非常に大きなマイナスとなりそうです。なので、7回を誰に任せるかが一つのポイントとなりそうです。 真田はDIPSが4・84と悪い数字を記録していることや元々連投があまり効くタイプではなく、明らかに疲労の色が窺えるだけに無理使いをすると故障してしまいそうで心配です。ただ、RSAAでは2を記録しているので何とか持ち前の投球術で抑えられるかもしれませんが、もう少し慎重に使うべきではないでしょうか。江尻はRSAAではマイナスを記録してしまいましたが、DIPSは4・10とほぼ実力通りの数字を記録しているので十分中継ぎとして期待できそうですが、奪三振率が低いので野手の守備力が影響しますが、横浜では多少防御率が下がる可能性があります。福田は登板数こそ少ないですが、防御率はまずまずの成績を残していますが、DIPSでは5を越えていることや与四死球率が高く、奪三振率も低いので少し運に恵まれた投手と言えそうで戦力になるかは微妙です。こう考えていくと、やはり7回を任せられる投手が必要になってきそうです。 そういった意味では新外国人のハミルトンに期待をかけたいところです。幸いDIPSは2・91なので、これを日本野球にあわせて補正すると3・20という成績になりますので、余程のことがない限りは外れという懸念は低そうで、現状では彼が7回に登板することになりそうです。 さらっと考察していきましたが、特に大きな破綻といった部分は見受けられませんが、左腕投手が不足気味なこと、投手の絶対数が少ないが挙げられます。特に左腕の駒不足は深刻で、新外国人でブランドンを獲得したものの、外国人枠の関係で出場が限定されてしまうかも知れず、篠原は力量的に苦しい数字で多くは望めず、加藤も放出したので明らかに駒不足が懸念されそうです。そういったことを考えると新人の大原に注目が集まりますが、広島でも証明された通り、下位指名の中継ぎ投手として指名された投手は実はほとんど活躍できない可能性が高いので、あまり多大な期待は禁物と言えそうです。また、層の薄さに関しては期待込みで登板した小林や桑原(移籍)らがあまり芳しい成績を残すことができず、他に期待できそうな若手投手はいませんので移籍してきた大沼くらいでしょうか。 しかし、全体的にリリーフは先発と比べると充分に力量はある投手が揃っていますので唯一明るい材料と言えるかもしれませんが、一つ間違えば昨年の広島のようなことになりかねないので注意が必要です。
2011.02.17
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『衰え目立ち、深刻な状況に』 今年の横浜は柱として期待されていた三浦の離脱やランドルフの不振などもあって満足に先発陣が固まらず、実質シーズンを通して働いたのはロッテから移籍した清水直行だけでした。そのこともあってオフにはオリックスから山本を獲得し、新外国人のリーチを獲得しました。 先発として名前が挙がる選手は三浦や清水、大家、移籍の山本、リーチ、加賀といった布陣で臨むのではないかなと推測します。しかし、エースという位置づけの三浦は復活できるだろうという楽観視する声もありますが、実は2010年だけに限らずに数年前から既にDIPSで衰えが目立っていました。しかし、それでも持ち前の投球術で何とか凌いできましたが、昨年はついに誤魔化しが利かなくなったのかなという印象で、どこまでやれるのかはかなり不安な面があります。 また、大家にしてもDIPSは4・40とあまりパッとした成績ではなく、粘るのも平均よりもちょっと下に位置しており、BABIPも殆ど平均と同じであり、ほぼ実力通りの投球だったということもあって多くを望むのは酷だと思われます。清水にしても10勝しましたが、DIPSは規定投球回数を達した投手の中で最下位を記録しており、正直運が良かった印象があります。移籍の山本も一昨年から徐々に慣れられてきて昨年は完全に打ち込まれる試合が目立ち始めていますが、昨年は若干BABIPが平均よりも酷い数字なので、僅かな上昇が見込めるかもしれませんが、DIPSは悪いので見込みは薄いかもしれません。また、ここに挙がった四人の投手は投球術で勝負するタイプの投手であり、与四死球率こそ良いものの被本塁打率は悪く、典型的に野手依存の投手です。しかし、前回書いたとおり横浜の守備は悪く、実際のDIPSよりも悪くなる可能性の方が高いだけに厳しいと言わざるを得ません。そう考えると、山本を獲得した際寺原を獲得しましたが、この守備陣営ならば寺原の方が良かったのではないかなと思い、はっきり言って編成ミスではないでしょうか?正直申し上げてこの四人が三本柱を担うのならば守備にほころびがあり、機動力野球を展開する広島にとってはかなり楽な試合運びができそうです。 なので、柱として期待したい投手は加賀とリーチの二人になります。加賀はDIPSも防御率とほぼ同じ数字を記録しており、BABIPもほぼ平均なので、疲労してさえいなければ今年も昨年と同様に働ける投手だと思います。ただし、エースを担えるほどの力量かと聞かれると少々疑問な部分がありますが、野手の援護さえしっかりできれば10勝前後できる投手です。次に新外国人投手のリーチですが、憶測の部分もありますが、DIPSは3・60と良好な数字を残しており、ジオを参考にすると日本野球でのDIPSは3・96となり、ジオよりも良好な数字を記録していますので、上手くいけば10勝に到達できる投手です。なので、実質はこの二人が柱となって機能したいところですね。最後に若手投手ですが、終盤に活躍した田中もやや運に恵まれた印象があり、いきなり開幕ローテに入るかと言われると少し疑問符がつき、他にも候補があまりおらず、どの投手も相当な成長を見せない限りは厳しそうなので、新人の須田と加賀美に期待したいところです。特に加賀美は同じリーグの斉藤や福井よりもDIPSが良く、リーグは違いますが沢村よりも良好な数字なので一年目から通用できる見込みがあります。須田もかなり安定した投球を見せていますので、積極的に起用したいところです。 どの投手もエースと言える程の実力を持った投手がおらず、殆どの面々がやや盛りを過ぎた感のある投手が占めるだけに上昇が見込める投手がおらず、同じく先発陣が弱いとされる広島と比べても相当厳しい印象があります。もう一人新外国人投手を獲るか新人投手の台頭に期待したいところです。
2011.02.16
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どうやら弦本と金丸が二軍へ降格し、代わって宮崎、中田、相澤などが一軍の練習試合やシート打撃などで登板するようです。ただ、新人二人はろくに実戦で登板しておらず、もう少し様子を見ても良いのでは?と思わなくもなく、最初から戦力として考えていないのならば二軍から始めればよかったのでは?と疑問に思います。こういったところが、競争だと言っておきながらも実際はただの出来レースの感が否めないのが恒例の広島カープというチームだと思います。 しかし、宮崎は山崎二軍監督からの推薦によって一軍へ昇格したそうなので、どのような状態なのか気になりますね。恐らく今年がラストチャンスだと思うだけに尚更チャンスを掴んでもらいたいですね。【送料無料】野球人の錯覚価格:1,575円(税込、送料別)
2011.02.15
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引き続き、他球団の戦力分析を書いていきたいと思います。 『データ重視ではないの?』 打撃では広島よりも劣ると書きましたが、では横浜の守備はどうでしょうか?はっきり言いますが、この部分でも広島よりも劣ると思います。 まず、横浜の内野陣はかなり守備力が低く、良かったのはカスティーヨただ一人でしたが、そのカスティーヨが退団してしまい、ますます守備が酷くなることが予想されます。一塁はハーパーですが、守備得点は-8と低い数字を記録しており、打撃での貢献を大きく吐き出す格好となっています。二遊間は遊撃手の石川がレギュラー遊撃手の中でワースト2位の-17.92とかなり低い数字を記録しており、守備で思いっきりチームの足を引っ張っていることになります。石川には失礼な話ですが、この数字を見る限りでは守備の要ともいえる遊撃手を任せるのは無理ではないかなと思い、球団が渡辺直人を獲得したのは大きな朗報だと言えます。渡辺は5.24と特別上手い守備ではありませんが、遊撃手の中では5位に位置しており、石川に比べると大分マシな数字を記録しています。ところが、どうやら渡辺を二塁手に転向させるそうですが、データ野球を提唱している尾花監督にしてはこのコンバートは疑問符を投げかけたくなります。 続いて三塁手ですが、村田は最新式のUZRでは2点を記録しており、まずまずの三塁守備だと言えそうですが、筒香が守るのならば三塁守備も怪しくなってきそうです。最後に外野手ですが、スレッジは-21を記録しており、打撃の貢献を一気に吐き出しており、総合評価ではマイナス評価となってしまっています。スレッジが不振ならば若手の筒香を外野手に転向させて左翼手として出場させた方が、チームとしては良いかもしれません。中堅手は主に下園が守っていましたが、-11と悪い数字を記録しています。打撃に特徴がないだけでなく、守備でもこの数字ならば終盤台頭してきた松本とかなり熾烈な争いになりそうですね。最後に内川が抜けた右翼手には恐らく森本が入ることになりそうですが、実は森本も-1と守備面では衰えが見え始めており、あまり大きな貢献をすることは難しそうな上、右翼手へとコンバートすることになるので、この数字よりも低くなる可能性が懸念されます。外野陣は全体的に守備力が芳しくない野手が多く、できれば俊足外野手の台頭を待ちたいところですね。最後に捕手ですが、どの選手も盗塁阻止率が低く、フリーパスの状態は抜け出せそうにないですが、黒羽根という捕手が少ない盗塁企図数ですが.500を記録していますね。 全体的に守備力が低く、俊足選手が多い広島にとっては正に絶好のカモといえるかもしれせん。セーフティバントや弱い打球などで三遊間や二遊間に打って内野安打を狙って見るのも面白いかもしれません。また、外野手も守備力が全体的に低く、肩も森本以外は下園が0.5、スレッジに至っては-4.6と全外野手ワースト2位の数字なので、警戒するのは森本だけで良さそうですね。左中間を抜けた場合や右中間で下園が取った場合は迷わず三塁へ突入したり、多少浅めの打球でも本塁へ突入しても良さそうです。捕手も盗塁阻止率が低いので、横浜相手だと積極的に盗塁を企画するのもありでしょう。機動力野球の広島にとっては、正に何でもやれる相手だと言え、小技を利用しない手はないでしょう。【送料無料】カープは復活できるか価格:1,470円(税込、送料別)
2011.02.15
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広島のネタは枯渇気味ですが、番外編のネタは多いので書いてみたいと思います。まずは最下位の横浜ベイスターズから書いていきたいと思います。 『新戦力の小技と若手に期待』 横浜の得点は501と何と中日よりも低い得点力を記録し、かといって機動力の面でも長打力の面でも何一つ優れておらず、戦略といった面でも特に何もしておらず、打撃力に劣っているにもかかわらず打つのを待つだけというかなり苦しい布陣だったと言えます。最大の懸案部分は中軸の弱さにあり、RCでは村田、スレッジはそれぞれ1点と13点とほぼ全試合出場していたにしては低めの数字で二人合わせても14点しかなく、今季もこの二人が4、5番では同じ結果となりそうです。しかも村田は長打力、選球眼の面で年々下降の一途を辿っており、もう4番打者としては厳しい選手です。ただ、ハーパーは規定打席未満ながらチーム一位の18点を記録していることと、スレッジがTAでは.800台の数字を記録しているので、適材適所を考えるのならばスレッジを3番にハーパーを5番の方が良いかもしれません。 次にリードオフマンですが、セリーグ2位の盗塁数を記録した石川の他に内川が抜けた代わりに森本や渡辺直人を獲得しました。ただし、水を差すようで申し訳ないですが、彼らのTAはそれぞれ.607、.583、.618と低めの水準であり、主に1番を打っていた内川の.737と比べると劣る印象は否めず、得点力増加となるのかは甚だ疑問であり、寧ろ低下の危険性まで秘めています。ただ、尾花監督は機動力野球を掲げているので盗塁やエンドランなどを使ってくるかもしれませんね。そのことを考えるのならば渡辺、森本の布陣がベストではないかなと思います。将来的な面を考えるのならば石川を1番に据えても良いかと思いますが、今の段階では8番あたりで勉強した方が良いかもしれません。 最後に右翼手と捕手ですが、この部分はかなり枯渇気味のようですね。まず右翼手は下園と松本、吉村辺りが候補ですが、どの選手も正直特徴に欠けますね。吉村はどうも長打力の影が潜めつつあり、魅力が半減しており、下園も松本も特徴に欠けていますので、ここは調子次第で決まりそうです。捕手はもっと酷く、武山が主に守っていますが、RCもTAもかなり低く、この選手がレギュラーで出場すれば投手がもう一人いるようなものであり、かといって他に有力候補はいないので現状では武山がレギュラー筆頭候補となり、下位打線はかなり弱くなりそうです。他に挙げるとすれば出場試合数は少ないですが、新沼が一番RCが高いので彼を起用するのも手ではないでしょうか。 期待できる若手野手は、筒香が圧倒的なものを持っており、ISOPでは.213とかなりの長打力を秘めていますが、選球眼やミート力の面では大きな課題を抱えており、過度な期待は禁物ですが、村田の衰えを考えると彼が三塁手として大成すれば我が広島同様新しい4番打者誕生となるかもしれません。他に期待できる選手としては、高森と内藤が挙げられます。高森はバリバリの長距離打者というわけではありませんが、二軍では選球眼はしっかりしているので捕手として抜擢しても面白いかもしれませんね。内藤は.172と中距離打者の資質を持っており、下位打線の迫力がやや不足気味な横浜にとっては面白い存在です。 お勧めスタメン1 渡辺直人 2 森本稀哲3 スレッジ4 筒香嘉智5 ハーパー6 下園辰哉7 新沼慎二8 石川雄洋 一応、データ的に見るならばこの打線がベストではないかなと思いますが、正直これは広島よりも打線が弱く、内川とカスティーヨの穴が埋め切れているとは言い切れず、得点力は昨年に比べて下がる可能性も否定できません。広島ファンから見て、横浜の野手陣は正直あまり脅威には感じず、投手が弱い広島にとっては彼ら二人が抜けたのは個人的には大助かりかなと思います。
2011.02.14
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今日も特に話題がないので『今日のブルペン』を考察していきたいと思います。 まずは今井からですが、う~ん・・・素直なフォームから素直な球筋が放られており、球威は感じず手元で勢いが落ちている印象を受け、これでは捉えられるのも無理はないでしょう。横で投げている大竹は一直線に凄まじい直球を投げ込んでおり、これが一軍の主力と二軍投手の違いだということをまざまざと見せつけられました。その大竹ですが、本格的に投げ込みを開始したみたいですね。どうやら開幕に間に合う可能性も出てきましたが、今年一年は無理せずに1イニング限定の中継ぎや球数制限を設けた方が良いのではないでしょうか(私としては今年は無理しないで充電期間を中心にしてほしいですが)。
2011.02.14
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今日はたまたま阪神とヤクルトの練習試合をTVでやっていたので、簡単な印象を書きたいと思いますが、残念ながら阪神贔屓な中継で殆ど阪神しか写していませんでしたが、とりあえず書いていきたいと思います。 『小嶋』 阪神では期待されている若手左腕ですが、正直結果オーライの印象で特別警戒するほどの投手ではないかなというのが正直な感想です。手投げと言いますか球自体にキレが感じられず、結構良い当たりを打たれていました。一昨年にプロ選抜と大学選抜で登板した斎藤と同じ欠点を抱えたフォームだと素人の私でもはっきりとわかりました。 『榎田』 小嶋よりも直球は速く感じましたが、変化球にさほどキレがありませんでした。恐らく初登板なので緊張したのかと思いますが、良い当たりが多かったのが気になりますね。 『蕭』 二軍では防御率が良いですが・・・、正直特別何かが優れていると言ったものは一切なく、広島に昔在籍していた田中敬人を少し良くしたタイプに見え、一軍では厳しそうですね。 『ジェン』 今日個人的に一番良かった思う投手です。球は速く、キレも感じさせる直球を外角にきっちりと投げ、スライダーもしっかりと外角に投げられていました。内角へ投げる変化球があるのかが少し気にはなりますが、面白い投手でした。ただ彼、外国人投手なんですね(ちょっと勿体ないなぁ・・・)。 『増渕』 実績がある投手なので特に何も言うことはありませんが、全体的に甘いコースに集まっていました(個人的にやはりリリーフ向きでは?)。 『山岸』 蕭同様、一軍では厳しそうですね。 また、野手陣に関してですが、今日は特別真新しい選手はおらず、主力選手である田中浩康が絶好調でした。後注目していたのが、個人的に警戒していたバレンティンです。私は打撃フォームで大体判断しているのですが(普段セイバーメトリクスを使っているのにと突っ込まれてしまいそうですが)、個人的な印象としてはどうやら大丈夫そうです。誰も振っていなかったキレのないスライダーや落ちる球を平気で振っていました。 最後に阪神の若手ですが、特別これはという選手はいませんでした(逆に甘い球を打ち損じている印象を受けました)。【送料無料】あぁ、阪神タイガース価格:720円(税込、送料別)
2011.02.13
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中々書こうと思うことが見つからないので、とりあえず現在カープの公式HPで公開されている『今日のブルペン』でアップされていたサファテ投手と金丸投手の感想を手短に書きたいと思います。 以前シュルツのように例外選手となれる可能性のある投手と記載しましたが、実際動画を通して見てみると・・・、正直微妙な印象でした。シュルツにもなれそうですが、一方でドーマンにもなれそうな・・・何と言いますか中間の投手なのかなぁという印象でした。直球自体は確かに速く、バリントンよりも期待させるものがありましたが、最後の最後で変化球を投げる際に腕の振りが明らかに違ったことです。もしこれが実戦でも変化球を投げる時と直球を投げる時では腕の振りが違うのならば、これは非常に危険かもしれません。 次に金丸投手でせうが、正直肩を故障しないか心配なフォームです。実は彼は大学時代にも肩痛を発症したそうで、これは今の広島のチーム事情を考えると短命で終わってしまわないかと非常に心配になります。直球は正直特別キレがあるとか言ったものは感じず、即戦力としては微妙かなという印象でした。
2011.02.13
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選手の考察が終わったので、これからは今行われているキャンプについてのことや広島にとって最も課題である投手個々の課題を取り上げていきたいと思います。さて、今日は日本ハムとの練習試合が行われ、10-5で敗れました。相手は一軍半もしくは二軍メンバーが主体であるにもかかわらず、今村を除くとカープの一軍の主力となる投手達が炎上するとは・・・、正直今年はあまり期待できなさそうな船出だなあと感じましたが、内容を突き詰めていくと強くそのことを痛感しました。今村:2回 2被安打 1死球 無失点 MAX139キロ青木:2回 8被安打 7失点 今井:2回 3被安打 2被本塁打 1四球 1奪三振 2失点 MAX138キロ武内:1回 1被安打 無失点 MAX134キロ大島:1回 2被安打 1被本塁打 1失点 MAX138キロ上野:1回 1四球 1奪三振 無失点 MAX139キロ まず今村ですが、やや不安定な内容ですが無失点に抑えるなど粘りの投球を披露しました。ただ、決め球がないところは昨年同様の課題だといえそうですが、前田健太のように粘りの投球ができるのならば一軍への道は明るいそうですね。 今日最も落胆させられたのは青木と今井、大島の三人です。青木は相変わらず走者を出すと止まらず、失策があったとはいえその後も打たれ続けて7失点と炎上しました。実は青木は能力自体は(広島の中では)先発の中では前田健太に次ぐ二番目のDIPSを記録しているのですが、走者を出した後では一気に悪くなるというデータがありますが、今日は正にその通りの投球を披露しました。今井は2本塁打を浴びましたが、この選手もライナーや外野へのフライなどの確率が高く、球威のなさがデータで出ていましたが、そのデータ通りに一発を浴びました。大島も同様に本塁打を浴びるなど要するに三人とも自分自身の課題を全く解消できておらず、飛ばないボールになってもどうやら今年もその欠点は継続しそうであり、残念ながら成長の跡が見られませんでした。 武内は抑えたものの、速球派投手でありながら最速が134キロでは心もとないですね。何やら入団当初速球派と呼ばれましたが、実際は大きく異なった投球をした上野と同じタイプで、ひょっとしたら速球派ではないのかもしれません。 上野も無失点に抑えましたが、こちらは無難に抑えましたが、今村と上野も特別内容が良いというわけではなく、あくまでも無難に抑えたという範疇は越えていませんでした。 打線の方も春のこの時期に主力メンバーばかりで新鮮味がなく、正直言ってあまり収穫がない試合だったかなという印象は否めませんでした(白濱のタイムリーと岩本が本塁打を打ったことくらいでしょうか)。寧ろ日本ハムは中田、松坂など左翼手争いが白熱してますます競争が激しくなったということもあって有意義だったのではないでしょうか。【送料無料】野球人の錯覚価格:1,575円(税込、送料別)
2011.02.12
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「嶋重宣」背番号55 左投左打 外野 かつて赤ゴジラと呼ばれた首位打者ですが、最近は中距離打者の範疇にいるベテラン外野手です。それでは成績を書いていきたいと思います。08:.309 7本 35打点 44三振 43四死球 .39409:.229 2本 17打点 34三振 18四死球 3盗塁 .29310:.262 14本 46打点 53三振 31四死球 .321 選球眼は非常に優れており、ミート力も不振だった2009年を除けばしっかりとしたものを持ち合わせている選手ですが、年によって打撃スタイルがころころ移行しており、まずは自分の打撃スタイルを決めなければ非常に計算しにくい選手だと思います。 また、この選手は左翼の守備力が良いみたいで意外にも15得点を記録しているなど今年の左翼手の中でも一番の数字を記録しています。なので、守備重視の広島でも十分スタメンで出られるだけの守備力は持ち合わせていることや抜群に優れているというわけではありませんが、長打力を兼ね備えているのでできればレギュラーで使いたい選手ですが、課題としてはチャンスに弱い面があることです。岩本は打撃自体はまだまだ荒いのですが、それでも非凡な長打力を持っており、赤松や天谷などは俊足などを武器にアピールできますが、嶋の場合は突出したものを持ち合わせておらず、せめてチャンスに強くなければレギュラーを勝ち取るのは少し厳しいのではないでしょうか。 ただ、ミートや選球眼が優れているだけに今年は2008年の巧打と2010年の長打を合わせた打撃スタイルを確立してもらえれば3番打者として起用できるだけの選手ではありますのでしっかりとアピールしてもらいたいと思います。
2011.02.12
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「天谷宗一郎」背番号49 左投左打 外野手 ドラフト9巡目指名ながらもブラウン監督掲げた機動力野球に合致する選手として起用されて、一気に台頭を果たして主力の仲間入りを果たした苦労人です。それでは成績を書いていきたいと思います。08:.263 4本 24打点 76三振 38四死球 13盗塁 11犠打 .32609:.300 5本 41打点 62三振 33四死球 12盗塁 6犠打 .36110:.245 6本 35打点 72三振 43四死球 18盗塁 1犠打 .328 2009年に打撃が開眼し、TAが.700台を記録してリードオフマンとして期待できる数字を残し、2010年も打撃不振で打率が大きく下降してしまうもTAは.624を記録するなど出塁能力には長けたところがあります。また、長打力も大体.100を越える選手であり、ある程度のパンチ力が見込めることや盗塁もそこそこ多いこと、ミート力や選球眼もまずまずな点を考慮すると機動力野球を掲げるチームとしては3番打者にできれば定着して欲しい選手だと思います。 しかし、守備力では課題が残されていてマイナスを記録していることや肩の抑止力が全外野手のワースト6位だということなど赤松に比べると一歩も二歩も劣ります。まずは打撃でこれまで以上にアピールすることと、盗塁の成功率ももう少し引き上げることが臨まれます。
2011.02.11
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「赤松真人」背番号38 右投右打 外野手 阪神から新井の人的補償として入団した俊足強肩の外野手、機動力野球を掲げたブラウン監督によって積極起用されて、レギュラーまで後一歩の位置にまでつけています。それでは成績を書いていきたいと思います。08:.257 7本 24打点 67三振 30四死球 12盗塁 18犠打 .31709:.232 6本 43打点 79三振 36四死球 14盗塁 25犠打 .28910:.285 4本 33打点 48三振 11四死球 20盗塁 14犠打 .307 過去2年間は脆いながらもパンチ力のある選手という印象であり、これではリードオフマンとしては厳しいのではと思っていましたが、2010年はミート力が向上して打撃に変化が見られ始めました。また、今まではサイン制であまり活かすことのできなかった足の部分でも今年は自分のタイミングで行けるようになったのか?盗塁成功率が一気に上昇しました。また、守備面でも中堅手の中では一番の数字を記録しており、総合評価では阪神に移籍した新井よりも貢献度が高い選手です。 しかし、リードオフマンを任せるにはまだまだ選球眼には課題があり、ミート力ももう一段階引き上げてもらいたいなと思います。しかし、良い方向に向かっていることだけは確かですので、このまま着実に成長して梵と共に1、2番コンビを組める選手へと成長してもらいたいと思います。【送料無料】カープは復活できるか価格:1,470円(税込、送料別)
2011.02.11
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よくプロ野球の世界では本格派、速球派、技巧派、軟投派など様々なタイプがあります。しかし、これらは非常に曖昧なものであり、人それぞれによって価値観が違ってくるものであります。個人的な考えとしては、本格派はまとまったタイプの投手で、変化球の目的・・・と言いますかバリエーション(縦横、左右、緩急など)が豊富なタイプの投手で、三浦や黒木、岩本、前田健太、桑田といった投手(カーブを武器にする投手ですかね?)がよく挙げられ、速球派は名前の通り豪速球を売りとするタイプの投手であり、黒田や石井一久、松坂などがこういったタイプに属します。軟投派は変化球の出し入れが上手い投手と言いますか、変化球中心に投げる投手のことではないかんと考えています。しかし、技巧派タイプの投手は?と聞かれると中々めぼしい解答が見つかりません。一般的には技巧派とは「打たせて取る」投手のことだと言う回答が多数を占めています。 また、DIPSで投手の実力を判断するメジャー流の考えを持ち出すとき、日本のファンは「打たせて取る投手が圧倒的に不利だから意味がない」とする意見を良く聞きます。しかし、本当に打たせて取ることなどできるのでしょうか?実際に検証された方がおられますので、URLを貼りたいと思います。 http://www.plus-blog.sportsnavi.com/student/article/101http://www.baseball-lab.jp/column_detail/&blog_id=8&id=72 これらのデータを見る限りでは、どの投手も被安打は不安定であり、狙って打たせて取るなどということは不可能だと言えます。従って「技巧派=打たせて取る」という言葉は間違いであり、「打たせて取る」などという言葉は野球において本来存在しない言葉だということになるのではないでしょうか。 結論的に「技巧派=野手の守備力依存」なのかと言われるとそうではありません。マダックスらのように打たせて取るタイプの投手が毎年優秀な数字を残すことができる一般的に技巧派とされている投手らには被本塁打、与四死球率が低いという共通点があります。 即ち、私の意見としましては『技巧派=被本塁打率、与四死球率が低い』という投手なのではないでしょうか。余談ですが、ハンカチ王子こと斎藤は打たせて取る投球が持ち味の技巧派タイプであるとされていますが、4回生の春秋のトータルの数字では大学生相手でも特別優れた数字ではなく、今のままでは苦しいと言わざるを得ず、今のままでは持ち前の運の良さに賭けるしかないのではないかなと思います。【送料無料】野球人の錯覚価格:1,575円(税込、送料別)
2011.02.10
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「中東直瑛」右投左打 捕・外野手 ドラフト5巡目で指名された俊足巧打の外野手ですが、いきなり捕手の練習をさせて1番捕手のプランが挙がるも故障で断念しています。その後も期待されては故障を繰り返しており、中々戦力になり切れていません。それでは二軍の成績を書いていきたいと思います。08:.231 0本 3打点 7三振 4四死球 1盗塁 .33309:.220 0本 3打点17三振 3四死球 4盗塁 4犠打 .23810:.357 0本 9打点 8三振 7四死球13盗塁 4犠打 .400 と二年間は故障で満足なプレーができませんでしたが、今年は体が万全な状態でシーズンを迎えたこともあって好成績を収めましたが、またもや故障して離脱してしまい、非常に勿体ないシーズンとなりました。 どうやら二軍レベルならば簡単に球を当てられるようで、球の見極めも今年に入って十分にできるようになり、TAも.826と高い水準でリードオフマンとして申し分ない数字を記録しています。盗塁技術も今年に入って大きく成長し、72%を記録するなど高い成功確率を記録しています。残念ながら外野手には競争相手が多く、あまり目立っていませんが充分に一軍を意識できる存在であり、天谷や赤松が不調ならば彼を積極的に起用しても全然問題ないかと思います。 また、これは首脳陣の判断になりますが、リードはベンチ、もしくは投手が主導して行い、捕手はキャッチングとスローイングだけ専念すれば良いというメジャー流の環境にするのならば場合によっては彼をレギュラー捕手として起用するのもありではないかなと思います。ブラウン監督ではありませんが、「1番捕手」も全然ありではないかなと考えています(まあ梵がいるので可能性は低そうですが・・・)。
2011.02.10
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日本プロ野球界にとっては残念なニュースとして、オリックスの金子が右ひじの手術を行うことが決定し、前半戦の登板が絶望的になったということは皆さんご存知かと思います。例え広島ファンでも他球団の主力投手が故障で長期離脱するというのはやはりさびしいものがあります(特に広島の場合大竹や河内など一年棒に振った投手が何人もいるだけに尚更そう思います)。しかし、実はこの事実こそが日本プロ野球OBが主張している理論を根本から覆すことを証明したのです。 『120球は肉体的に無理?』 オリックス金子の登板数、合計投球数、中五日以内登板率を調べてみると、登板数は30試合を記録しており、合計投球数は3311球、中五日の登板率は11試合なので37%となり、次に1試合の平均投球を調べて大体1試合で110球となります。つまり、中五日で特別無理を強いられたことはなく、中六日を基本線として球数も110球と酷使されたとは言えない中で登板をしており、寧ろ理想的な起用をされた投手だということが分かります。 しかし、にもかかわらず右ひじを痛めて手術することになりました。即ち、日本プロ野球界ではよく「メジャーは中四日だから100球で交代するんだ。日本の場合は中六日なのだから120球いける」というこの理論は間違っていることを決定的にした故障ではないかなと思います。いくら登板間隔が中六日で空けていたとしても、100球を越えれば確実に肩に悪影響を及ぼしているのです。 日本では球数がまだまだあまり考慮されていませんが、今回の故障を機にもっと深く球数についての議論をしてくべきだと思います。【送料無料】野球人の錯覚価格:1,575円(税込、送料別)
2011.02.09
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「前田智徳」背番号1 右投左打 外野手 ご存じ広島が誇る天才打者です。前置きはいらないと思いますので、成績を書いていきたいと思います。08:.270 4本 29打点 24三振 10四死球 .30610:.221 2本 19打点 19三振 7四死球 .279 ここ数年は代打というポジションに落ち着いていますが、まだまだスタメンでやれる選手だという考えの方は根強いかと思います。しかし、2010年は少し衰えがはっきりと見て取れる数字があります。 前田は元来三振が少なく、卓越したミート力の持ち主であり、ボール球でも平気で当てることができる打者なのですが、2010年は4.53と低い数字に留まっており、当てる技術が落ち始めていることを示唆しているように思います。 しかし、それでもまだまだ前田智徳という名前を聞けば相手チームは震え上がるはず、天才と言われ続けていますが、そろそろベテランの味を見せてもらいたいと思います。
2011.02.09
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今日は仕事休みなので、早速書いていきたいと思います。ちなみに毎日2回更新していますので、よろしくお願いします。 「鈴木将光」背番号50 右投右打 外野手 高校通算64本塁打、強肩が売りの三拍子揃った外野手として一巡目指名を受けましたが、未だ一軍昇格がありません。それでは二軍の成績を書いていきたいと思います。08:.234 0本 7打点 23三振 8四死球 9盗塁 6犠打 .27409:.211 1本19打点 25三振12四死球 6盗塁17犠打 .25510:.252 0本 8打点 18三振 7四死球 1盗塁 7犠打 .298 と何の変哲もない数字が並んでおり、正直ドラフト一巡目の選手としては物足りなさは否めないかなと思います。現状ではバットに当てる技術はまずまずですが、選球眼が悪い上に長打力もないので、現状ではただ当てるだけの打者になっています。足にしても年々慣れられ始めており、徐々に失敗する傾向が増え始めていることから察すると、特別足が速いというわけでもなさそうです。 現段階ではかなり厳しく、廣瀬のように肩を活かすために守備を磨き、守備からレギュラー争いに参戦する以外に道はなさそうです。首脳陣も気づいているのかは分かりませんが、犠打の機会が多いので彼をつなぎ役としてのテストをするなど何とかこの選手を活かそうとしているのが窺えます。しかし、肝心の打撃がこの状態ではいつ見切りをつけられてもおかしくないというのが鈴木の現状です。一軍への道のりはかなり険しいものだと思います。【送料無料】カープは復活できるか価格:1,470円(税込、送料別)
2011.02.08
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「末永真史」背番号51 左投左打 外野手 前田二世と村上スカウトが惚れ込み、4巡目という中々高めの順位で指名された隠し球選手。今のところ一二軍を行き来するエレベーター選手という位置づけです。それでは成績を書いていきたいと思いますが、2009年以外は二軍の成績を書きたいと思います。09:.279 2本 19打点 48三振 16四死球 3盗塁 .34708:.269 1本 23打点 55三振 20四死球22盗塁 5犠打 .33810:.279 4本 19打点 32三振 16四死球 9盗塁 1犠打 .356 と平凡な数字が並んでいますが、2009年に関してはTAが.681あるなど赤松よりも良好な数字を記録していることや得点圏打率が高く、勝負強い打撃を披露しました。ただし、赤松同様に確実性といった部分に脆さがある点や選球眼が良くないことが課題であることや守備、走塁の部分で光る部分がない点がどうしても赤松や天谷らと比べて見劣りがしてしまう部分があります。 しかし、2010年は二軍でISOPが.171を記録するなど長打力を徐々に身につけあるなどパンチ面で成長が見られる一年でした。元々の巧打にパンチ力が身に付けば、新たな武器になるのではないでしょうか。今年は打撃でアピールしてもらいたいと思います。
2011.02.07
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「丸佳浩」背番号63 右投左打 外野手 高校時代は投手でしたが、三拍子揃った外野手として広島が3巡目指名しました。昨年、ついに一軍へ昇格して初安打を放つなど飛躍の年となりました。それでは二軍の成績を書いていきたいと思います。08:.288 1本 18打点 26三振 15四死球 2盗塁 2犠打 .36009:.222 1本 16打点 43三振 21四死球 6盗塁 4犠打 .30010:.277 4本 30打点 66三振 37四死球21盗塁 5犠打 .351 と今年は打撃成績が向上した一年であることが分かります。2008年の打撃は長打傾向があり、ISOPが.150台だったのですが、ここ二年間は.100台少しと巧打者傾向へと変貌を遂げつつあります。恐らく丸自身もその自覚があるようで、今年は盗塁数が激増していることなどから自分は子の打撃スタイルでいくと決めたのかもしれません。TAも.699と高いのでリードオフマンとしても申し分ない成績です。 ただし、リードオフマンとしてはミート力が低いこと、選球眼が特別優れていない点などがまだまだ一軍を意識するには物足りない数字であり、まだまだ改善が必要ではないかなと思います。しかし、着実に成長している数少ない若手選手であるだけに枯渇気味の野手陣に刺激を与える存在になり、是非ともレギュラー争いに参戦してもらいたいと思います。【送料無料】カープは復活できるか価格:1,470円(税込、送料別)
2011.02.06
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「申成鉉」背番号68 右投右打 遊撃手 テスト入団ながらも他球団からも注目された強打の大型内野手です。二軍では遊撃手だけでなく、一塁や二塁、三塁、フェニックスリーグでは外野を守るなど守備位置の適性の見極め段階のようです。それでは二軍の成績を書いていきたいと思います。09:.200 0本 0打点 10三振 2四死球 1盗塁 .25010:.205 1本 5打点 17三振 8四死球 0盗塁 1犠打 .327 とここまではあまり数字らしい数字は出ていませんが、選球眼は去年より上昇しているなどプロの水に若干慣れ始めたのかなという印象があります。また、やはりこの選手は長打力が魅力のようで、この低打率ながらISOPが.113を記録するなど光るものを見せており、堂林よりも長打力を期待できそうな選手ではないでしょうか。 岩本や会沢などであまり目立っていませんが、迎や申など長打に魅力がある選手は二軍にもいるので、これらの選手の育成に定評がある広島ならきっと大成させてくれるはずだと信じて長い目で見ていきたい選手です。
2011.02.06
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春季キャンプも始まって5日しか経っていませんが、ここで一度スタメンを考えてみたいと思います。今回はより得点効率を高めるために打撃の指標を使って最適なオーダーを組んでみたいと思います。 まず1番打者として最適なのは文句なしに梵です。1番打者として必要な俊足の持ち主であることは勿論のこと、出塁能力を問うTAにも.826とクリーンアップ並の数字を記録しているなど1番打者に必要なものを揃えている選手だと思います。 次に2番打者ですが、私は木村を推薦したいと思います。スタメン出場こそ少ないもののTAが.816とこれまた強打者並の数字を記録していることや足も速いので得点に貢献することができる選手だと思います。他に候補を挙げるとすれば小窪も面白い選手ではないかと思います。今年こそ打撃不振で低迷しましたが、2009年はTAが7割を記録していることや広島の中では選球眼が良い方であることなど出塁、進塁能力を持っている選手です。 最後に3番打者ですが、この部分こそが広島最大の議論の場ではないかと思います。他球団のように長打力と確実性を兼ね備えたスラッガーを据えたいという考えならば新外国人選手で力は未知数ですが、トレーシーか廣瀬、嶋ということになるのではないかなと思います。また、廣瀬の場合は得点圏打率が低いので5番に据えるよりも3番か下位打線に据えた方が良いのではないかなと思いますので、通常の打線を組むのならば個人的には廣瀬かなと思います。ただし、広島は機動力野球を推奨しているチームなので2アウトからでも得点圏に進めるオーダーを組みたいと思うのならばここに俊足選手を置きたいと考える方もおられるかもしれず、実際に私も後者側の考えに賛同です。理由としては廣瀬はそこまで長打力が売りの選手ではないことや選球眼が悪いことなどが挙げられ、私としてはあまり中軸としての凄みを感じていないことにあります。寧ろ私は長打力はそこそこで良いので、選球眼と出塁能力、ある程度のパンチ力を兼ね備えた打者が今の広島にはベストなのではないかなと思い、その適任者は天谷でないかなと思っています。天谷は今年こそ不振でしたが、昨年はTAが7割を記録していることや選球眼優れていること、更にバシバシ盗塁を決められるほどではありませんが、15盗塁前後記録することのできる脚力などの持ち主なので、彼が3番打者として大成すれば攻撃の幅がより広がることになるのではないかなと思います。<次回へ続きます>【送料無料】歴代プロ野球監督の査定ファイル価格:560円(税込、送料別)
2011.02.05
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「迎祐一郎」背番号44 右投右打 外野手 喜田剛とのトレードで入団した中々開花することのできない強打の外野手です。それでは二軍の成績を書いていきたいと思います。08:.217 5本 18打点 25三振 16四死球 4盗塁 1犠打 .28109:.279 4本 18打点 16三振 9四死球 0盗塁 2犠打 .32810:.346 6本 28打点 12三振 17四死球 8盗塁 2犠打 .394 と今年は打撃に足にとアピールしています。一度は二軍の三冠王を手にしましたが、一軍での出場となると中々チャンスを掴めずにいるので既に二軍では敵なしなのかなと思いきや2008、2009年はあまり芳しい成績は残せていなかったようです。 トレード当初はあまり打てずに喜田剛を返せとブーイングが絶えずにいましたが、結果を出せていない以上は致し方ないことだと思います。ただし、今年は四死球が三振を上回るなどようやく選球眼に改善の兆しが見えてきたことや長打力を示すISOPは.192を記録しているなど広島のウィークポイントを埋めることのできる数少ない才能を持った可能性のある選手だけにオープン戦で試してみても面白いのではないかなと思います。かつて広瀬が迎と同じ立場でしたが、今年見事に花開いただけに迎も同じように花を咲かせることができるか、注目してみたいと思います。
2011.02.05
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「梵英心」背番号6 右投右打 遊撃手 今年広島のリードオフマンに成長し、盗塁王を獲得した正遊撃手です。それでは成績を書いていきたいと思います。08:.226 1本 17打点 50三振 26四死球 8盗塁 3犠打 .28909:.224 2本 19打点 37三振 19四死球14盗塁 3犠打 .28010:.306 13本 56打点 80三振 57四死球43盗塁36犠打 .368 と1番打者ながら足だけでなくパンチ力を秘めており、TAも強打者並みの数字である8割台を記録するなどかなり凄みのある驚異の1番打者として君臨しています(これは城島よりも高い数字です)。守備面も6.81を記録するなど特別名手というわけではないですが、平均以上の守備力を持ち合わせています。 ただ、これだけの出塁能力、盗塁能力を持ち合わせているにもかかわらず、犠打36個はいささか勿体ないことではないかと思いますが、今年は1番打者なので犠打も減り、他球団を震えあがせる機会が増えるのではないかなと思います。今年も1番打者としてチームを牽引し、チームに貢献していってもらいたいと思います。
2011.02.05
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『誰が最も活躍できるのか』 今日は福井だけでなく、他球団の大学生投手のDIPSも調べて誰が活躍できる可能性が高いのかを数字で検証してみたいと思います。検証する成績は一番現在の力であると推測できる4回生の春、秋の合算とします。※大野は肩の故障が治っていないこと、小林寛はデータが見つからなかったため除外とします。 斉藤佑樹:3.16 大石達也:2.28 福井優也:3.12 沢村拓一:2.55 南 昌輝:3.72 乾 真大:2.54 榎下陽大:1.88 中村恭平:2.39加賀美希昇:2.50 塩見貴洋:0.91 ※南に関しては秋のリーグ戦が二部だったので若干の補正をしました。 次にセリーグとパリーグのランキングを書いてみます。 『セリーグ』 『パリーグ』1位 中村恭平 2・39 左投左打 1位 塩見貴洋 0.91 左投左打2位 加賀美希昇 2.50 右投右打 2位 榎下陽大 1.88 右投右打3位 沢村拓一 2.55 右投右打 3位 大石達也 2.28 右投右打4位 福井優也 3.12 右投右打 4位 乾 真大 2.54 左投左打 5位 斉藤佑樹 3.16 右投右打 6位 南 昌輝 3.72 右投右打 何と一番良いDIPSを記録したのは大石でも斉藤でもなく、中村、塩見という広島、楽天が指名した北東北大学リーグ出身の左腕投手達です。リーグのレベル自体差があることは重々承知していますが、それでも0点台を記録することは滅多になく、これは一年目から一軍で活躍できる可能性が非常に高いのではないでしょうか。また、加賀美や沢村といった投手たちもチーム事情の関係から充分一軍での起用が見込まれ、大石や乾もリリーフタイプの投手なので比較的一軍で登板しやすい投手なので、一軍で起用されるでしょう。少し心配なのは斉藤と福井、南で実は2008年にドラフト3巡目指名されたカープの小松のDIPSが2.56と良好な数字を記録していましたが、防御率は5.25、DIPSは4.85でした。なので、これよりももっと低い数字になる可能性が予想されており、最初は一軍で起用されたものの二軍へ降格となるかもしれません。 最後に広島の話題になりますが、何と福井優也よりも素材型と言われていた中村恭平の方がDIPSが高いのは驚きました。成績を見てみましたが、どうやら我々が思っているほど制球難というわけでく、荒れ球タイプではあるものの四球はあまり出しておらず、自滅といったことはなさそうです。また、153キロを記録する速球派左腕だけあってチャンスも多いのではないでしょうか。【送料無料】カープは復活できるか価格:1,470円(税込、送料別)
2011.02.04
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「中谷翼」背番号128 右投左打 二塁手 四国アイランドリーグ初の指名選手で、俊足巧打タイプの内野手です。それでは二軍の成績を書いていきたいと思います。08:.308 0本 13打点 16三振 10四死球 1盗塁 4犠打 .35709:.292 1本 15打点 25三振 16四死球 1盗塁 4犠打 .34710:.279 1本 22打点 33三振 15四死球 1盗塁 5犠打 .327 と、当初こそシュアな打撃を披露していたものの、年々打撃成績が下降気味なのがはっきりと見て取れ、俊足といわれた足も年間で1盗塁ずつとかなり物足りない数字を記録しており、故障がなかったとしても育成選手に降格するのも無理はないといえるでしょう。ただ、守備は二塁のほかにも三塁や遊撃などもこなすなど中々器用な面を見せています。しかし、アピールする部分がこれだけでは厳しいと言わざるを得ません。何か個性を出さない限りは二軍でそこそこの数字を残したとしても一軍に昇格するのは厳しいのではないでしょうか。
2011.02.04
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前回は豊田のDIPSを参考にして防御率を予想しましたが、今回はトレード移籍してきた菊地原を考察していきたいと思います。 菊地原は移籍してから才能が開花(とはいいつつも実は広島最終年に146キロを記録するなど既に開花の兆しがありましたが)し、勝利の方程式の一角としてフル回転してきました。しかし、昨年は防御率が10・00と振るわずに広島への出戻り移籍が決まりました。 早速DIPSを見てみましたが、昨年こそ7・12と低迷しましたが、2008年が3・76、2009年も3・75と防御率こそ大きく違いがあるものの、大体同じ働きをこなせる投手だと思われますので、今年はただの『ガス欠』ではないかと踏んでいます。広島時代の彼を知っていますが、彼の場合はあまり連投連投で起用してしまうと後年に後遺症を残してしまい、満足な成績を残せなくなってしまうのです。現実に登板数が71⇒45⇒28試合と少なくなり、2008年は疲労が回復したのか55⇒45⇒18と再び段々と少なくなり、どうやら回復に2年ほどかかるようです。ちなみに今年がその回復に当たる年であることやDIPSがそれほど悪くないこと、球速も衰えていないことを考えると、豊田よりも戦力になれる可能性が高いと思われます。ただし、2006年や2007年は3・00あたりのDIPSを記録しているので、さすがに能力の緩やかな衰えは見えるので、過剰な期待は禁物と言えそうですが、使い方さえ気をつければ十分に戦力になれる投手だと思います。ところが、自主トレ中に足を故障して二軍キャンプとなってしまったのが唯一引っ掛かりますが・・・。<予想防御率>:4・00前後 『緊急告知!』 次回は皆さまお待ちかね、福井優也の成績を予想したいと思いますが、良い機会なので斉藤や大石、沢村など今年指名された大学生投手の中で誰が一番プロで活躍できるか、DIPSを通して見てみたいと思います。他球団ファンの方も是非とも注目してみてください。【送料無料】プロ野球選手のドラフト伝説価格:500円(税込、送料別)
2011.02.03
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「安部友裕」背番号60 右投左打 遊撃手 2007年ドラフト一巡目の三拍子そろった大型野手との触れ込みで入団したカープ期待の野手です。それでは成績を書いていきたいと思いますが、上村同様二軍の成績を書いていきます。08:.200 0本 2打点 20三振 4四死球 9盗塁 10犠打 .24609:.103 0本 4打点 27三振 4四死球 7盗塁 9犠打 .13410:.215 4本16打点 75三振22四死球11盗塁 15犠打 .277 と今年になって本格的にレギュラーとして出場し始めた選手です。やはり一番興味を惹くのは足の部分で、失敗が少ないなど一軍で本当に盗塁を意識できる俊足選手だと思われます。打撃でも三塁打を5本打っており、本塁打よりも多いところなども走塁面で優れている選手であることが分かります。しかし、一番にしてはかなり選球眼が悪いことやTAという指標では.215の低打率ながら.549もある点などを考慮すると、どうもこの選手は1番や2番打者というよりも中軸タイプの選手なのかなと思われます。現実に本塁打も低打率ながら4本塁打も放っており、元来リードオフマンやつなぎ役といった役割が適正だとはどうしても思えません。 笑われるかもしれませんが、私はこの選手の潜在能力は凄まじいものがあるなと感じており、左打者ですがひょっとするとかつての緒方孝市のような俊足豪打の強打者になれるかもしれないと考えています。一度先入観を排除して彼のやりたいような打撃をさせてみると面白いかもしれません。
2011.02.03
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「上村和裕」背番号27 右投両打 捕手 オリックスからトレード移籍してきた両打ちの捕手です。トレード入団当初は石原や倉に次ぐ三番手捕手の評価を受けていましたが、会沢の台頭によってめっきり出場機会が減っています。それでは成績を書いていきたいと思います。08:.216 1本 22打点 36三振 35四死球 5盗塁 10犠打 .35009:.271 2本 6打点 29三振 17四死球 6盗塁 2犠打 .35410:.287 2本 19打点 30三振 18四死球 0盗塁 0犠打 .386 という一見特に光る部分がないように見えますが、捕手にしては中々打撃がしっかりしている選手のようです。なかでも特筆すべき点は出塁率の高さで、打撃開眼の2008年でも.350を記録しており、打てないなら何が何でも歩くという意識の高さが見て取れます。その出塁率の高さもその後の2年間でも活かされていて、今年は捕手にしては驚くほどかなり高い数字を記録しており、もっとチャンスを与えても良いのではないでしょうか。捕手としてはどうなのかは分かりませんが、少なくとも代打の切り札としてオープン戦で試験的に起用してみても面白いのではないでしょうか。特に上村の場合は両打ち選手であり、彼の台頭で一気に左右の代打陣の駒数が増えることになります。しかも代打にとって一番大事な出塁の部分に優れた選手なのですから尚更その価値は高まるはずです。 こうやって成績を眺めてみると、井生や松本、上村など数字に関心を示さない日本プロ野球ではパッと見では特徴がなく、二軍で塩漬けされているという実に勿体ないなと思います。せっかく戦力として見出せるかもしれない選手をみすみす二軍に幽閉しているのですからBクラスの常連なのも当然だと言わざるを得ないでしょう。もっと可能性を見出してやるのも現場の仕事であり、そんな最低限のこともせずに戦力不足だからしょうがないと言われても説得力がないと言わざるを得ません(まあ戦力不足っちゃ戦力不足なんですが・・・)。
2011.02.03
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前回は外国人投手の防御率を予想しましたが、調子に乗って今回は戦力外通告を受けたものの獲得に成功した豊田、オリックスからトレード移籍してきた菊地原、新人投手の福井の防御率を予想してみたいと思います。まずは豊田から成績を記してみたいと思います。 豊田は昨年、腰痛によって満足に登板できなかったことが成績を落とした大きな要因と言われていたものの、実際DIPSを調べてみると1点台だった2008年が2・52を記録していますが、一昨年も3・69とあまり芳しくない数字を記録しており、チーム状態に助けられた上での防御率だったと言えそうです。現実に昨年のDIPSも4・59を記録していますが、防御率の4・40と殆ど変らず、恐らく実力はDIPSの方が正しいと言え、年々DIPSが下がっています。ここで、注目していただきたいのが巨人での起用法です。年間でも50試合程度で、投球回数も若干少なめとかなり慎重に使われていたことが分かる数字です。巨人では山口や越智など馬力のある投手がいたこともあった上でこういった起用法ができていましたが、今の広島では恐らくこういった起用法は恐らくできず、肉体的に不安のある広島では恐らく成績がこれよりも悪化する可能性が予想されます。 なので、予想される防御率は1.3倍前後悪化する可能性が予想されますが、広島の場合はチーム守備力が高いので若干防御率はDIPSよりも良いかもしれないと言うことで、私の予想としては4.85前後ではないでしょうか。【送料無料】後藤正治ノンフィクション集(第5巻)価格:2,520円(税込、送料別)
2011.02.02
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「白濱裕太」背番号32 右投右打 捕手 当時城島二世として{広島だけ)騒がれた強肩強打の大型捕手ですが、やはり下駄を履かされた印象であまりスケールの大きな選手に見えず、会沢に十歩くらいリードされています。それでは二軍の成績を書いていきたいともいます。08:.119 0本 4打点 18三振 10四死球 1盗塁 4犠打 .23409:.182 1本 7打点 27三振 10四死球 0盗塁 3犠打 .27610:.260 1本13打点 38三振 13四死球 2盗塁 6犠打 .321 と2010年は打撃こそ成長しましたが、数字を見た限りでは持ち味であった選球眼がここにきて大きく悪化しているのも気になる事実ではあります。あまりパッとしない成績で、正直今のままでは構想外となってもおかしくない数字です。 しかし、広島は石原のように意外とこういう特徴らしい特徴のない選手の方が案外レギュラーになりやすいということもあるので、正捕手になれる可能性は僅かながらある選手ではないでしょうか。ただし、裏を返せばこんな僅かながらのジンクスに期待せざるを得ないというのが今の白濱の実状であり、かなり厳しい立場であることは紛れもない事実です。今年は磯村、中村など本当の強打が売りの選手がフィジカル面を鍛えた後に競争に参加することもあり、特徴のない白濱は出場機会が減らされるかもしれません。
2011.02.02
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今回はバリントン、サファテの3Aの成績を眺めて実力を予想してみたいと思います。注意していただきたいのは、勝ち星や負け数までは求めず、防御率ののみの予想をします。 『広島外国人の法則』 広島に共通している点は日本プロ野球で残したDIPSと実際の防御率がほぼ一緒の水準になること、3Aで残したDIPSに比べると、やはり日本での成績の方が1.3倍前後悪化することなどが挙げられます。それではまず3AであげたDIPSと日本プロ野球のDIPS、最後にシーズンで残した防御率の順に書いていきたいと思います。・ルイス :2.07 2.49 2.68・ジオ:3.75 4.13 4.07・コズロースキー:3.58 4.35 4.74・スタルツ :4.01 5.30 5.07・シュルツ :3.90 2.87 3.23※チューク、ドーマン、ブラウワーは登板数が少ないので割愛しました。 と唯一の例外はシュルツくらいで、後の投手は大体法則と合致しています。また、ルイスとコズロースキーはDIPSに比べて防御率が幾分か悪く、ジオとスタルツはDIPSに比べて防御率が幾分良いのはチーム守備力の違いではないかなと思います。それではお待ちかね、バリントンとサファテの3AのDIPSを記したいと思います。・バリントン :3.74 ・サファテ:2.92 なので、恐らくバリントンの日本プロ野球の防御率は4・12前後、サファテの防御率は3・22前後になるのではないかなと思います。なので先発が予想されるバリントンは運も左右されるかと思いますが、大体7勝前後の勝ち星を記録するのではないでしょうか。サファテはリリーフなので分かりかねますが、もし2メートルの長身選手ならばシュルツと同じように例外事例となるかもしれません。
2011.02.01
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「井生崇光」背番号0 右投右打 三・一・外野手 ブラウン監督に見出されたユーティリティープレーヤーですが、同じタイプで俊足の持ち主である木村が入団したと同時に出場機会が激減し、ここ数年は一軍出場がめっきり減っています。それでは成績を書いていきたいと思いますが、一軍出場が殆どないので二軍の成績を書いていきたいと思います。08:.300 4本 17打点 23三振 11四死球 0盗塁 6犠打 .36909:.259 0本 13打点 14三振 17四死球 2盗塁 1犠打 .35310:.277 2本 12打点 20三振 14四死球 0盗塁 6犠打 .357 と確かに特にこれといって特徴がなく、足も速いわけではなく、守備もユーティリティーという程重要なポジションでもないのであまりチャンスがない理由も分からなくもありません。しかし、TAという指標で見ると中々の数字を残しており、二軍ではチャンスメーカーの働きができています。また、犠打もきっちりとこなせているので今カープが手薄である右の代打の切り札として充分な能力を持っており、一軍で起用しても良いのではないかなと思います。何故これほど出塁率の高い選手が二軍で塩漬けにされているのやら・・・、このまま二軍でほったらかしにするのは非常に勿体ない人材だと思います。
2011.02.01
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「松山竜平」背番号37 右投左打 一塁手 アンパンマンと言われた左の強打者、一年目はウエスタンで打点王を獲得しました。それでは成績を書いていきたいですが、二軍の成績となります。09:.274 5本 30打点 32三振24四死球 .33510:.274 2本 19打点 11三振 6四死球 1犠打 .309F :.311 0本 4打点 とあまりパッとした成績ではありません。当初は長打力が売りと言われていましたが、特に特筆するほどの長打率を記録しているわけではなく、寧ろ一年目と比べて年々長打傾向が薄まり、寧ろアベレージ傾向の打者への転身が見て取れます。現実にフェニックスリーグでも打率3割を記録しているなど本人の中で打率を求める意識が強いのかもしれません。数字を見る限りでは喜田剛を想像させるタイプですが、喜田は売りにできるほどの長打力の持ち主ではなかったタイプですが、松山の場合はその喜田よりも更にスケールを落とした打者なので、代打の人材不足に悩む広島でも一軍昇格は厳しく、守備も殆ど一塁しか守っていないのもマイナスポイントと言えます。なので今年は二軍で圧倒的な数字を残さない限り一軍への道のりは険しく、最悪の場合戦力外通告も覚悟しておいた方が良いかもしれません。【送料無料】カープは復活できるか価格:1,470円(税込、送料別)
2011.02.01
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