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それではシーズンが終了したので、最終的な結果発表をしたいと思います。投手陣DIPS:3.48 年間予想失点:501点石原捕手抑止率:3.61 年間予想失点:512点 リード得点:-11点倉 捕手抑止率:3.76 年間予想失点:534点 リード得点:-33点 どちらも大して変わらない事が判明しました。しかも石原の場合、前田健太やバリントンらと数多く組んでおきながらのこの数字であり、仮に倉が彼ら二人と数多く組んでいれば簡単にひっくり返ったかもしれません。ただし、いずれにせよリードはあまり良いとは言えない結果に終わりました。サンプルは少ないですが、これを会沢や白濱に当てはめてみるとどうなるのか、今度試してみたいと思います。追記:会沢と白濱の防御率が出たのでお知らせします。会沢捕手抑止率:3.25 年間予想失点:461点 リード得点: 40点白濱捕手抑止率:3.74 年間予想失点:531点 リード得点:-30点 サンプル数は少ないですが、会沢は広島捕手陣唯一のプラスを計上しており、打撃得点でもあまり石原ほど酷くないRCAAを記録しています。いっそのこと来季は彼を正捕手に据えるのはどうでしょうか。私は面白いと思うのですが・・・。【送料無料】勝てる組織づくりの教科書価格:920円(税込、送料別)
2011.10.29
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『やはりお金の使い方に疑問符』 広島は早々と一巡目指名していた野村投手を単独で指名することに成功しました。BIG3と言われていた投手を単独で指名できるとは嬉しい限りですね。かつてはマエケンも単独指名でしたが、あの時は強豪相手とみられていた千葉ロッテが大嶺に行き、今回は強豪相手と言われていた日本ハムが菅野に行きました。それと今回とでは同じ雰囲気が漂いますね。ただ、野村以外は即戦力かと言われると微妙なようで、実質的な補強は野村一人という形になり、トライアウトによる獲得はないと明言しただけに後はトレードや新外国人選手の補強のみということになりました。 また、一番引っ掛かったのは育成ドラフトによる大量指名、資金力がないこのチームが果たして荒削りな選手を育てている余裕がどこにあるのか。そのお金を別の育成施設や優秀なコーチ、スコアラーなどおに廻せないのか疑問符がつくところです。勿論、指名された選手のことを悪く言うつもりはありません。広島というチームは穴だらけのチームなだけにチャンスはいくらでもあります。できれば全員がチームの柱を担うような選手になってくれることを心から祈っています。
2011.10.28
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昨日の試合は非常に残念な試合でしたね。先発前田健太はノーヒットノーランまで後二歩のところまできながら逆転負け。これがもう少し打線が点を取れていればまた違った形になったかもしれませんが・・・。あの投手リレーじゃあ仕方なしですか・・・。
2011.10.26
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前回、セリーグのMVP、LVPをデータによって独断で決めさせていただきましたが、今回はパリーグを検証してみたいと思います。 MVP1位 中村剛也 三塁手 RCAA52.64点 1億2500万円 西武2位 糸井嘉男 外野手 RCAA40.95点 1億 円 日本ハム3位 松田宣浩 三塁手 RCAA33.94点 4200万円 ソフトバンク 1位は間違いなく中村で、何と52.64という凄まじい成績を記録しています。これは今年のプロ野球界のNO.1の数字で、素晴らしいの一言に尽きます。2位の糸井も40.95点と40越えを果たし、日本ハム打線を引っ張る大黒柱といえましょう。3位は田中将大やダルビッシュなども考えましたが、4200万円という低年俸ながらも30越えを果たした松田を選出させていただきました。見ていて思ったことですが、セリーグよりもRCAAやRSAAが30を越えている選手が多く、やはりパリーグに優秀な人材が集まっているのかなといった印象を受けます。 LVP1位 石井一久 投 手 RSAA-18.16点 1億9000万円 西武2位 岩村明憲 三塁手 RCAA-11.67点 1億5000万円 楽天3位 鉄 平 外野手 RCAA-10.34点 1億3000万円 楽天 1位は石井一久、1億9000万円という高年俸ながら僅か6勝止まりで防御率も4.31に終わり、規定投球回数にも到達できておらず、不名誉な選出となりました。2位岩村は誰が見ても明らかな期待外れの成績ですね。メジャー帰りの大物ということで大いに期待されて、年俸もかなりのものでしたが、打率僅か1割で本塁打も0本と楽天証券らしからぬ投資の大失敗といえるでしょう。今年は契約してもらえるのかすら怪しい成績ですが、来年巻き返せるかに注目です。3位はこれまた楽天の鉄平、チームリーダー的存在でしたが、今年は大不振で規定打席にも到達せず、3位にランクインしました。他には細川など候補もいましたが、この3人が突出していました。楽天は聖沢は9点台とまずまずの成績を残しましたが、松井もRCAAと4.72点と期待した貢献度とは程遠い成績に終わり、守備得点などを含めると簡単にマイナス圏に入りそうな数字であり、他にも嶋や山崎、高須、中村、内村など上記二人以外の全ての主力選手がマイナスとかなり苦しい野手陣みたいですね。これに加えて投資の失敗となると、5位になるのも不思議ではなかったのかもしれませんね。西武はMVPとLVPが共存し、ざるで水をすくうような格好となってしまいましたが、マイナスを埋められるだけの力があったからこその3位なのでしょう。 セリーグ、パリーグを見て思ったことはやはり野手の選出が多かった印象があります。統一球により、投手力の差が縮小してしまい、それとは反対に打撃力の差が拡大した背景があったみたいですね。今年優勝したチームもソフトバンクと中日、どちらも投手力と長打力に優れているという共通点があります。それに関しては次回記載したいと思います。【送料無料】勝てる組織づくりの教科書価格:920円(税込、送料別)
2011.10.25
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昨日の試合は2-0で敗れました。 先発今井は8奪三振1与四死球に10:6と安定した投球を披露しました。ただ、この投球は相手打線が主力を外してきているだけにそのまま鵜呑みにすることはできませんが、非常に素晴らしかったです。一軍で通用するためには何か特徴が欲しいところですが、それをオフで見つけてもらればと思います。 野手陣は見ての通り1安打と奮わず。相手投手は二軍で、中には二軍で結果すら残せていない投手がいながら1安打、これでは苦しいですね。来年はいかにして長打力をつけて安定した得点をあげるのか、最大の課題でしょう。【送料無料】プロ野球解説者の嘘価格:714円(税込、送料別)
2011.10.25
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141戦目は7-1で大敗、福井は6奪三振ながらも4与四死球と不安定な投球でした。142戦目は1-0と完封勝利を収めました。先発大竹は最速149キロを叩き出すなど球威が復活傾向にあることは確かですが、イニングによって球速にばらつきがまだ見受けられます。3奪三振ながらも無四球で、10:6(内野フライ2つ)と持ち前のゴロで打ち取る投球を見せました。来年こそは頼みます!中継ぎで投げた大島も145キロ、やはりこの投手もリリーフの方が良いと思うのですが・・・。【送料無料】勝てる組織づくりの教科書価格:920円(税込、送料別)
2011.10.24
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『落合野球=ウィーバー野球』 今年で退任することが決まっている中日の落合監督、その年に2連覇を決めるという輝かしい成績を残して中日を去ります。そこで、落合野球とは何だったのかを分析したいと思います。 中日と言えばやはり投手力、古くは川上や岩瀬、最近ではチェン、吉見、ネルソン、浅尾ら強力な投手に加え、他球団ならばセットアッパーを任せられるだけの力量を持った中継ぎ投手など豊富な投手陣でリードを守り抜く強さがありました。さて、その守り抜く力を活かすにはどう得点を奪うのか?その活路を落合監督は長打力に見出したのだと思われます。特に中軸打者には長打力を求めていたように思います。 一年目こそ補強はしませんでしたが、二年目はウッズ、それ以降には中村紀洋、李、和田、ブランコなど比較的長打力のある打者を補強するなどその傾向が見られます。また、ドラフト指名でも平田、堂上など高校生スラッガーを一巡目指名するなど長打力を武器とした選手を指名する傾向がありました。中日ファンをイライラさせたグスマンを我慢して起用したのも長打力を重視したからだと言えるのではないでしょうか。その典型的な例としては、やはり2008年の外野守備陣が挙げられるでしょう。福留がメジャーに移籍してライトが空きましたが、和田がFA移籍してきました。周囲の人間は打撃力は穴埋めできたのだから後は守備力だろうという見解がありましたが、何と落合監督は外野転向二年目の森野、李をそのまま中堅、右翼にコンバートして起用するといったあからさまな守備力軽視の布陣を取りました。これはやはり落合監督の中では『守備力<長打力』という考えを如実に表したのではないでしょうか。それを証明するように今年の中日のチーム全体のISOP(長打力を計る指標)ではセリーグ2位につけています。つまり、落合監督は捕手、二塁手、遊撃手以外の守備力はさほど重視していなかったのではないかと思います。とはいえ、さすがに外野守備を甘く見すぎた感はあり、広島と3位争いをする羽目になり、さすがの落合監督も以降は中堅手か右翼手のどちらかは一定の守備力を求めるようになりましたが・・・。 さて、何故落合監督がこのような長打力を重視した野球を展開したのか?理に適っていないように見えますが、実は理に適っています。遥か以前に紹介させていただいたbase ball labさんのコラムです。http://www.baseball-lab.jp/column_detail/&blog_id=15&id=26 実は繋ぎの野球よりも長打重視の野球の方が得点は少ないですが、安定して得点を重ねることができるのです。つまり、この野球ならば安定して得点を重ねることが可能であり、少ない得点で最少失点で逃げ切るということができます。恐らく落合監督はこの長打力に目を付けたのではないでしょうか。これならば大量得点は期待できませんが、2~4点を奪うことができ、自慢の投手力で逃げ切ることができます。 結論として分析の結果、落合野球とは投手力、センターラインの守備力、長打力だったと結論づけたいと思います。実はこの野球、あるチームの野球に非常によく酷似しています。それは1968年にオリオールズの監督に就任したウィーバーが展開した野球であり、ウィーバーはこのような言葉を語っています。「勝つためには投手力と守備力、そして3ラン本塁打である」非常に落合野球とよく似ていますね。やはり落合野球とはウィーバー式野球だったのではないでしょうか。【送料無料】プロ野球解説者の嘘価格:714円(税込、送料別)
2011.10.23
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『最も貢献した選手・損失を出した選手』 今年もタイトルを受賞する時期が来ました。そこで、ブログでも最も貢献した選手と、それとは逆にESPNで公開されている最も年俸の割に最も損失を出し、期待外れだった選手を挙げてみたいと思います。 MVP1位 長野久義 外野手 RCAA36.05点 3500万円2位 畠山和洋 外野手 RCAA34.50点 4100万円3位 澤村拓一 投 手 RSAA22.98点 1500万円 やはり長野がNO.1ではないかと思われます。年俸は3500万円とお手頃ながらRCAAは36を叩き出すなどかなりの費用対効果といえましょう。2位は畠山で、この選手も今までレギュラーを中々掴めませんでしたが、今年は4番として活躍してヤクルト打線を牽引しました。3位は賛否両論ありますが、澤村を挙げさせてもらいました。1500万円だけなく、新人でありながらこの数字は素晴らしいものがあります。巨人に待望の速球派エース誕生といえるのではないでしょうか。 続いてLVPの発表です。 LVP1位 山本省吾 投 手 RSAA-27.28点 6200万円2位 井端弘和 二塁手 RCAA-13.10点1億8000万円3位 石原慶幸 捕 手 RCAA-11.55点 1億円 1位の山本は先発投手同士のトレードという形で入団しましたが、寺原とは違って結果を残せず不名誉なランクイン、低迷ぶりは深刻で先発ローテーションからも外されているだけに来年が正念場となりそうですね。2位の井端は目の故障からの復帰という形もあったとはいえ、高年俸ということもあって2位にランクインしました。とはいえ、中日には若い内野手の台頭がないだけにまだまだ頑張ってほしいですね。3位は我が石原が堂々とランクイン、1億円ももらい、一層の活躍を期待されたはずが正捕手に座って以降で最も酷い打撃成績を記録、本当の無駄遣いでしたね。【送料無料】プロ野球解説者の嘘価格:714円(税込、送料別)
2011.10.22
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『絶対的選手おらず、補強必須』 新井が抜けた後、外国人選手や小窪などが就くも中々定着されずにここまできていますが、それは今年も来年も変わりはなさそうです。 今年はトレーシーが開幕4番に座り、序盤は活躍したものの違和感による影響でみるみるうちに打撃は急降下し、入れ替わる形でバーデンを獲得しました。しかし、そのバーデンもRCAAこそ6点とまずまずなものの、巧打タイプな割にミート力が低く、選球眼もまずまずという微妙な打撃内容で、BABIPが相当高い数字を記録しており、ただ単に運が良いだけなのではといった警戒も必要なうえに肝心の長打力がISOP.100を下回るなど物足りなさが否めません。 しかし、それに代わる日本人選手が不在であることも事実、小窪は正ポジションではありませんし、堂林もまだまだフェニックスリーグでは好調なものの、ファームのトータルの数字では信頼感に欠けます。こうなると、まずは新外国人選手の獲得と、ドラフトやトレードなどによる三塁手の補強が必要に迫られるでしょう。以前ドラフト候補選手について書かせてもらいましたが、安達などは個人的な評価はともかくとして補強ポイントにマッチした選手なだけに指名する必要性が高いといえるのではないでしょうか。結論として、外国人選手を獲得したというだけで済ました場合、今までと同じ状態が続くことでしょう。【送料無料】プロ野球解説者の嘘価格:714円(税込、送料別)
2011.10.22
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『セイバーメトリクスは嘘をつかない!?』 4月に予想させていただいた順位予想と結果を見ていきたいと思います。 予想 結果1位 ヤクルト 中日2位 中日 ヤクルト3位 巨人 巨人4位 阪神 阪神5位 広島 広島6位 横浜 横浜 ほぼ予想通りとなりましたね。セイバーメトリクスを自分なりに使って結論を出してみましたが、これは結構自信になりました^^。中日は私の予想を覆して1位になりました。その要因としてはヤクルトの終盤にきての故障者続出、長打力を期待されて起用されたグスマンがこけたものの、平田という長打力だけでなく肩、守備力を持った選手が台頭するなどありましたが、やはり落合監督退任というニュースが見えない力を与えたのかもしれませんね。今後もこのやり方で順位予想をしてみたいと思います。【送料無料】The Extra 2%: How Wall Street Strategies Took a Major League Baseball Team fr...価格:3,276円(税込、送料別)
2011.10.21
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昨日の試合は2-1でサヨナラ勝ちを収めました。先発前田健太は15奪三振を奪う素晴らしい投球を披露、それだけに勝ちがつかなかったのは残念です。 野手では白濱がサヨナラ打を放ち、8年目の初安打を飾りました。また、来年の1、2番コンビを模索しているのか近頃は赤松、東出のコンビですが、揃って不発でした。特に赤松はミート力の悪さが目立ちました。【送料無料】プロ野球解説者の嘘価格:714円(税込、送料別)
2011.10.21
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『競走馬おらず、無風状態続く』 二塁手のレギュラーと言えば他球団ファンの方も御承知の通り東出です。この点は栗原と一致するリーダーで、チームを引っ張っているという認識をお持ちの方もいるかと思われますが、実際のところ栗原とは事情が幾分か違うことも事実です。東出の場合は栗原とは違って貢献があまりできていないところがあります。元来東出という選手は打撃での貢献は少なく、守備で貢献するタイプなのですが、2009年からその守備に衰えなのか適応できていないのかは不明ですが、マイナスを計上するようになり、チームへの貢献ができなくなってきています。今年は低反発球の影響で軒並み打者のRCAAが下がり、一時期東出にしては大きなプラスを計上してはいますが、結局1点台とやはり二塁打すら出ない盗塁もできない選手では大きな貢献をもたらすことはできませんでした。また、守備得点も途中経過ではありましたが-10点、これで3年連続でマイナスを計上しており、年齢的にもこれ以上の成長は見込めそうにないだけにそろそろ世代交代を考える必要があります。 しかし、三塁手の不在、梵の故障などでそれに対抗する選手が他のポジションを守ることを多く、まともな競争ができていません。しかも梵はまだ不透明な状態で、三塁手の課題も解消できる見通しはありません。この状況は来年も続きそうですね。【送料無料】プロ野球解説者の嘘価格:714円(税込、送料別)
2011.10.20
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『4番としての立派な成績も後釜おらず』 不動の一塁手といえば当然栗原のことです。過去2年間は4番としては物足りない数字を記録していましたが、今年の栗原はRCAAが30を記録し、打点王争いを展開するなど4番として素晴らしい成績を残し、見事に貧打の打線を引っ張りました。ただし、栗原は今年FA権を取得し、球団は残留に全力を尽くす方針ではありますが、今年の成績を見た限りでは他球団も獲得に乗り出すことは確実でしょう。また、資金力の乏しい球団なだけに今年だけの成績を鵜呑みにして大幅アップということも中々いかないものもあり、栗原自身も海外への気持ちが強く、海外FA権を取得した時にメジャー挑戦という形もあり得るだけに来年はともかく、数年後の去就は微妙な気はします。 そうなったときに一体誰がいるでしょうか?期待された岩本はひざの故障を抱えていたにもかかわらず、言い出せずに余計悪化させてしまうなどブラウン政権時代の良かった遺産が取り払われてしまい、手術でキャンプに間に合うかどうかさえ微妙な状況であり、松山も巧打は光りますが長打力に乏しいだけに栗原の穴を埋め切れるかは甚だ疑問な状況です。外国人野手も近年は失敗続きで、隠れてはいますが一塁手事情も非常に危機的な状況です。しかし、長打力を武器にする人材が不足しているだけにドラフトで栗原の後釜を指名することやトレードなどでバックアップ選手を獲得する必要に迫られるでしょう。【送料無料】The Extra 2%: How Wall Street Strategies Took a Major League Baseball Team fr...価格:3,276円(税込、送料別)
2011.10.19
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今シーズンもそろそろ終わりに近づこうとしています。そこで、オフは様々な視点から何故5位に終わったのかを検証していきたいと思います。まずは課題が山積みの捕手からです。 『損失がさらに拡大、抜本的な改革見出したい』 他球団ファンから見れば広島にはWBCに選ばれた石原という正捕手に倉が控えているだけに理想的な布陣だと思われる方もいるかもしれません。しかし、実際の石原はこれまで何度も口酸っぱく言ってきましたが、そこまで大きな貢献をもたらす選手という訳ではなく、寧ろ打撃面ではマイナスをもたらす選手であり、守備面でもそこまで大きな貢献でもないだけに何故1億円も払って残留させたのかが疑問というのが私の見解です。そして、今年はその損失が-11.72とセリーグの下から2番目に位置するという見過ごせないレベルへと膨らみました。はっきり言って投資を失敗したと言われても仕方ないでしょう。また、倉も-5.85と石原程ではないですが、損失をもたらしており、打率は揃って1割台と、まるで投手がもう一人いるかのような打撃不振でした。 ましてやこの二人でこれ以上の成長は見込めそうにないだけにそろそろ世代交代を考えた方が得策だと思われます。今現在、会沢が先発出場して打撃にリードにと中々の働きを見せています。ここは思い切って会沢をメインに起用してみてはどうでしょうか?どうせ二人を起用してもマイナスであり、今後衰えが目立つと更に損失が拡大していきます。ならば多少不安でも会沢を起用するべきなのではないでしょうか。 最後に声を大にして言いたいことは、『石原の資金を内川に廻せなかったのか?』とフロントに言ってやりたいですね。
2011.10.18
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以前高卒選手をデータで計るのは難しいと述べました。なので、今回からは新しく情報が入った選手の評価を可能な限りしていきたいと思います。まずは縞田拓弥選手からです。公式HPの試合での統計は36打数9安打で、四球は憶測ですが5くらいでしょう(残念ながら三振や四死球の数は書かれていませんでした)。打撃が良くなってきているとのコメントがありましたが、打率を見た限りでは.250なのでさほど打撃を売りにするタイプではないのかもしれません。それでは大学時代の成績を見ていきたいと思います。 185打数 37安打 3二塁打 1三塁打 2本塁打 38三振 24四死球 4盗塁 長打力を売りにするタイプではなく、巧打者ではありますがミート力は優れてはいません。ただ、選球眼はまずまずといったところでしょうか。数字を見た限り足もさほど売りにする程ではないので、正直微妙な選手といった印象ですね。私がスカウトならば失礼ですが、指名はないかなと感じます。 次に安達選手についてみていきたいと思います(残念ながら菊池選手と塚田選手の詳しい成績は見つかりませんでした)。 安達選手の10年の都市対抗の数字と10年の公式成績を記載します。 23打数 9安打 2二塁打 1本塁打 8三振 0四死球108打数 29安打 4本塁打23三振 5四死球 1盗塁 これまでの広島が指名してきたタイプと違い、足を武器とするタイプではなく、パンチ力を秘めた打者という印象を受け、スカウトが二岡のようだと評したコメントがありましたが、なるほどと納得させられるものがあります。ただし、問題なのはミート力のや選球眼の低さにあります。 ミート力が4.69、選球眼に至っては.217とかなりの低水準であり、プロの球に対応できるのかが甚だ疑問を感じます。それでもパンチ力という特徴がある分、スカウトとしての魅力は縞田よりも安達の方があるでしょうが、大成する確率といった面では一歩劣るのかもしれません。また、こちらは縞田よりも足を全く売りにするタイプではないようで、どちらかと言えば遊撃手ではなく、三塁手なのかなという印象を受けますが、今の広島は三塁手不在、長打力不足なだけにそれはそれで面白いかもしれませんね。ただ、上位で指名するほどなのかと言われると、いささかの不安は残りますが、今年は大舞台での打率が急上昇しているそうなので、ひょっとすると打撃内容での成長が見られたのかもしれませんが、プロ野球はシーズン制であることなどからここでは2010年のデータを対象にさせていただきました。 ここら辺りで、ドラフト候補に挙がった選手を評価付けしたいと思います。評価は5段階評定です。野村:5 十亀:1 中後:1 土生:2 縞田:1 安達:2 野村以外は結構厳しい数字が並びましたね。確かに広島のスカウト部長が言うとおり、今年は大学社会人選手にあまり良い選手が少ないことを実感しました。今年に関しては高卒野手を大量指名するか力量の高い選手を少数指名するのも手かもしれませんね。【送料無料】プロ野球解説者の嘘価格:714円(税込、送料別)
2011.10.18
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レンジャーズ、タイガースを下してアメリカンリーグ2連覇を成し遂げました。強力打線を擁して15点取るなど今年のシーズンを象徴した試合となりましたね。今年こそは世界一に! 話は変わりますが、いよいよドラフトが来週の木曜日に迫ってきましたね。ここにきて即戦力の右打の遊撃手を指名するという新たな情報が入ってきました。リストアップされた選手はJR東日本・縞田拓弥内野手(24)、中京学院大・菊池涼介、白鴎大・塚田正義、東芝・安達了一らの4名のようです。これで不明の選手は残り7名ということになり、大分広島の指名候補の選手が見えてきましたね。 それではドラフト候補選手の評価・・・といいたいところですが、残りは高卒選手しかいません。実は高卒選手の評価が一番データを用いて評することが困難な対象なのではないかと思われます。まず理由として挙げられるのは選手像がまだ見えていない点、どのようなタイプなのかどれくらい成長するのか、大人になりきれていない身体では骨格が見えてこず、どのような選手に育つのか全く不透明です。良く高卒選手はリスクが大きいと言われていますが、その意見には賛同ですね。
2011.10.17
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昨日の試合は2-0で敗れました。先発大竹は最速150キロを叩き出すなど球威に復活気配が見られ、6奪三振2与四死球に8:5とまずまずの投球で8回途中まで投げました。しかし、回を重ねるにつれ球速が130キロ台へと低下していくところはまだまだ肩の不安が抜け切れていないところが見受けられ、今の状態では5、6回を目処にした方が良いかもしれませんね。 野手陣は特に良いところはありませんでしたね。会沢が今日も打撃にリードに良い部分を見せてくれたことくらいでしょうか。来季は正捕手に抜擢しても良いのではないでしょうか。【送料無料】The Extra 2%: How Wall Street Strategies Took a Major League Baseball Team fr...価格:3,276円(税込、送料別)
2011.10.17
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昨日の試合は2-0で勝利しました。先発バリントンは6:5(内野フライ3)に6奪三振としっかりした内容で、何度もピンチを招きましたが、それが失点しなかった要因でしょう。 野手では会沢が2安打に好リードと攻守にわたって活躍を見せました。犠打は失敗しましたが、タイムリーで取り戻しました。正直犠打をする必要があったのかは疑問ですが・・・。【送料無料】The Extra 2%: How Wall Street Strategies Took a Major League Baseball Team fr...価格:3,276円(税込、送料別)
2011.10.16
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『来る者あれば去る者あり・・・』 今年もこの時期がやってきましたね。ドラフト会議で若い選手を指名するということは、選手としての価値はもう厳しいだろうと判断された選手たちが戦力外通告を受けます。実力の世界ですから致し方ないことなのでしょう。今年は菊地原、宮崎、川口、松田、林の5人の投手が戦力外通告を受け、菊地原は育成選手として契約するそうです。5人全て投手で、野手の戦力外通告はファームですら駒不足の状態なのでないでしょう(フェニックスリーグですら捕手の中村に外野を守らせている現状です)。では、残りの4人の投手についての詳細とトライアウトで可能性があるかを検証したいと思います。 宮崎は希望枠で入団した期待の星?でしたが、一年目に見せた直球は一体いずこへ?ファーム情報でもMAXが140キロに届かない日が大半で、かといって与四死球は16回しか投げていないにもかかわらず、11を記録して暴投も3つと制球力に改善が見れたわけでもない上に奪三振も6に留まり、30歳を越しながらK/BBは1すら越えず、被安打は18とただ単純に劣化した印象を受けますね。う~ん、この状態ならば正直獲得する球団が出てくる可能性は限りなく0に近いのではないでしょうか。 川口は僅か2年で解雇されてしまいましたが、球団職員として残るそうです。こういった前例は仁部(本人は固辞)、田中ら下位指名社会人投手と通ずるところがありますね。この投手はブログでも書いているとおり、正直入団した時からあまり期待していませんでしたが、こういった指名は本人にとっても球団にとっても辞めた方が良いのではないでしょうか。 松田は育成選手でしたが、登板数は16とそこそこチャンスをもらい、4.09とまずまずの成績でしたが、球速が133キロなどプロとしては厳しいスピードガン表示なだけにノビシロがないと判断されたのでしょうか。11回5奪三振8与四死球で被安打は12・・・、う~ん微妙ですね。ただ左腕なだけにどこか獲得する可能性もありそうですが、昨年からあまり成長していないところがどうでるかですね・・・。 林は選手紹介でも書いたとおり、ブラウン時代の登板過多で球速、球威が大きく落ち込んだことが影を落とす格好となりましたね。ファームでも被安打が41と投球回数35を上回るなど球自体が厳しいのでしょうか?ただ、K/BBは3を越えており、ようやく投球のコツを掴んだ感がありますので、可能性があるとしたら林なのではないでしょうか。 選手にはこれからの第二の人生も頑張ってほしいですが、本来即戦力でなければおかしいはずの社会人投手が一軍での実績もほとんどないまま戦力外通告というのは明らかな補強の失敗と言わざるをえません。球団は反省しなければなりませんね。【送料無料】勝てる組織づくりの教科書価格:920円(税込、送料別)
2011.10.14
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昨日の試合は3-1で勝利、若いバッテリーが試合を作りましたね。先発福井は9:11(内野フライ3つ)と珍しくゴロが多く、5奪三振1与四死球と投球内容も良く、完投勝利を遂げました。やはり横浜相手だと落ち着くがありますが、今後の課題としては他の球団相手にも同じような投球ができるかがカギですね。 野手陣では久々に丸が9号ソロを放ち、松山もタイムリーを放つなど若手が躍動しました。1番の赤松は恐らく来季に向けてのテストなのでしょうが、やはり安定感がないところがどう判断されるかでしょう。会沢はフェンス直撃の打球を放つなどやはり長打力には光るものがあります。【送料無料】プロ野球解説者の嘘価格:714円(税込、送料別)
2011.10.13
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昨日の試合は7-0と圧勝しました。先発前田健太は2安打のみに抑え、7:6(内F3つ)で13奪三振を記録する完璧な投球で圧巻の一言でした。 野手陣は新しい形の1、2番が機能しましたね。赤松が2盗塁、小窪も一発を放つなど期待した形とは違う形でしたが、貢献しました。ただ、何故倉なのでしょうか?せっかく白濱や会沢が一軍に昇格しており、将来的にもバッテリーで組むであろう前田健太、バッテリーを組ませるには絶好の機会だったのではないでしょうか?一軍に昇格させるだけでなく、もっと起用しても良いのではないでしょうか。【送料無料】プロ野球解説者の嘘価格:714円(税込、送料別)
2011.10.12
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旅行に行っていたため、長らくブログが停滞していましたが、再開したいと思います。 130戦目は5-3で敗れましたが、白濱が出場を果たしましたね。福井は集中力ある中日にKO、1奪三振に4与四死球と疲れの見える内容でした。野手では松山が2安打でしたね。 131戦目は1-0で敗北、好投でしたが打線が振るわず敗れました。 132戦目は7-4で勝利、栗原と松山の本塁打が飛び出して快勝しました。やはりこういう打線の停滞を脱却するには本塁打はうってつけですね。また、白濱が初スタメンを果たしましたが、打撃が壊滅的ですね・・・。 133戦目は4-3でサヨナラ負け、やはりバリントンに疲れが見えてきており、そろそろ休養させても良いかもしれません。捕手陣は若手を試し始めただけに投手陣も若手を試す方が良いかもしれませんね。 134戦目は3-0で横浜相手にシャットアウト負け、先発今井はライナー性のあたりが多く、球の威力が全く通用しておらず、先発として見るのは相当厳しい印象があります。起用するのならばやはりロングリリーフあたりでしょうね。白濱は2打数2三振では正直厳しいですね。う~ん、若手を多く起用した試合でしたが、期待にこたえられず、これが広島の層の薄さを表しているかもしれません。【送料無料】プロ野球解説者の嘘価格:714円(税込、送料別)
2011.10.11
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今回は非常に面白い書き込みを見つけたので、引用してみたいと思います。それは栗原の勝負強さに関する議論で、不必要という激しい口論が展開されていましたが、ある方がデータを提示されて、やはり栗原は勝負強いということが分かった結果となりました(ただ、お一人は無理のある内容で反論されていますが、恐らくこの話の決着はついたでしょう)。早速掲載してみたいと思います。7回表二死一二塁3点ビハインド 遊撃ゴロ 1点ビハインド8回裏一死一二塁 タイムリー二塁打 1点2点リード9回表一死二塁 内野安打 7回表1点リード無死一三塁 タイムリー二塁打 2点 8回表3点リード一死二塁 遊撃飛 7回裏3点リード二死二塁 三振8回表1点ビハインド一死一二塁 投手ゴロ 7回裏3点リード二死一二塁 三振8回表2点リード一死一三塁 犠飛 1点 7回裏2点ビハインド二死二三塁 センター前 1点 9回裏1点ビハインド一死一二塁 四球8回裏2点ビハインド二死一三塁 センター前 1点8回裏同点二死一二塁 本塁打 3点8回裏1点ビハインド一死一二塁 投手ゴロ 8回表同点一死二塁 敬遠 8回表1点ビハインド一死一二塁 遊撃ゴロ7回裏3点ビハインド一死三塁 三振7回裏3点リード一死一三塁 センター前 1点 7回裏二死一二塁 右飛8回裏同点無死三塁 死球9回表2点リード二死二塁 レフト前 1点9回表2点ビハインド二死二塁 二塁ゴロ7回裏1点リード二死三塁 センター前 1点8回裏同点一死二三塁 敬遠7回裏2点ビハインド二死一二塁 本塁打 3点8回裏1点リード一死二塁 センター前8回表3点リード二死三塁 本塁打 2点8回裏2点ビハインド一死一二塁 左飛8回裏2点ビハインド 本塁打 1点8回裏1点リード二死二塁 三振8回裏1点ビハインド一死一二塁 レフト前 1点8回表1点リード二死二塁 四球 8回裏1点ビハインド一死二塁 二塁ゴロ 8回裏3点ビハインド二死二塁 中飛7回表1点リード二死一二塁 遊撃安打8回裏3点ビハインド二死二塁 三振9回裏1点ビハインド二死二塁 遊撃ゴロ9回表同点二死二塁 敬遠8回裏1点ビハインド二死二塁 一邪10回裏同点二死一三塁 遊撃ゴロ8回表同点無死一二塁 遊撃飛 結果は.459と、栗原のトータルの得点圏打率が.338ですからいかに勝負所で強さを発揮しているかがうかがい知れる結果となりましたね。※エントリーでポイント最大6倍(10月2日まで)【中古】afb【古本】メジャーの投球術 日本野球...価格:310円(税込、送料別)
2011.10.06
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昨日の試合は2-1で惜敗、Vも消滅しましたね。先発前田健太は2本被弾するなど7:8とフライも多く、今年の投球を象徴する試合でしたね。ただ、投球は完成されているだけに今後はどうやって本塁打を浴びないようにするか、球威の軽さを補うかが問題ですね。 野手陣では栗原一人が気を吐く格好となりました。やはり栗原と並ぶ中軸選手が必要だということを痛感したシーズンでしたね。廣瀬やバーデンなどが好調ですが、やはりちょっと弱い感じがあり、岩本や丸もまだまだ精進が必要なだけに外国人選手にしか頼りにできない状況が寂しいですね。【送料無料】プロ野球解説者の嘘価格:714円(税込、送料別)
2011.10.06
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昨日の試合は6-4でバリントンを投入しながらの敗北、これでCSの芽は完全に潰えたと見えます。レンジャーズは勢いに乗っていたレイズを破り、プレーオフに進出したので今はこちらの余韻に浸りたいと思います。先発バリントンは6回を投げて6失点と炎上、内容も2奪三振2与四死球とコマンド能力が不安定ではありましたが、9:3とゴロアウトが多く、5回までは持ちこたえましたが、6回に力尽きましたね。 野手では栗原が相変わらずの好調ぶり、しかし他の打者が打てないようでは勝てません。やはり栗原と対になる打者が必要であり、内川の獲得に失敗したのが今更ながら痛かったでしょうね。【送料無料】プロ野球解説者の嘘価格:714円(税込、送料別)
2011.10.05
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続いて土生、新しく名前の挙がった伊藤和雄も追加して書いていきたいと思います。他にも釜元豪外野手もリストアップしていることが分かったので、これで残り11人ですね。<外野手>土生翔平 大学生 3巡目以降 早稲田大学の主将を務めている外野手で、本塁打を打つというよりはアベレージヒッターのようですね。何より良いところは選球眼の良さにありそうですね。BB/Kは1.17と1を越えているところは球を見極める能力に長けており、プロのボールについていけずに引退・・・ということはなさそうです。ただし、問題なのはミート力、アベレージヒッターにしては6.25とやや物足りない数字で、せっかく選球眼が良いのに上手くミートできないタイプなのかもしれません。そう考えると、元々足も速いというタイプでもなさそうですし、ISOPも.106と長打力にもさほどのものがなく、しかも外野なので少し微妙な印象を抱きます。何となく井生を左にしたようなタイプで、出塁率が基準となるのかもしれませんね。
2011.10.04
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126戦目は6-2で敗れました。赤松や石原の本塁打があり、内海相手ならば2得点は上出来ですが、リリーフ陣が撃ち込まれましたね。大竹は140キロ前後と明らかに肩に不安があることを露呈しているだけに今後起用するのか注目ですね。 127戦目は1-1の引き分けに終わりました。先発ジオは1失点ですが、6奪三振4与四死球に5:7と芳しくなく、それが二死から失点するなど勿体ない失点につながったのかもしれません。 野手陣は・・・相変わらずですね。【送料無料】The Extra 2%: How Wall Street Strategies Took a Major League Baseball Team fr...価格:3,276円(税込、送料別)
2011.10.03
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昨日の試合は9-3で敗れました。先発福井は5奪三振ですが、5与四死球とあまりほめられた内容ではありませんが、4:3とゴロアウトが多かったことが少ない失点で済んだのかもしれません。 野手陣は栗原が先制タイムリーなど2安打、相変わらずの好調ぶりを見せています。ただ、やはり5番打者に松山は少々荷が重いですね・・・。これでは得点できないでしょう。
2011.10.01
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