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日本の某テレビ局がマドリードのベッカムの家に不法侵入したらしい。何でも有名サッカー選手の自宅や副業の取材中だったようで、隣の家のフェンスを乗り越えてベッカムの家に侵入したらしい。日本から派遣されたスタッフの1人が現地の取材に精通していたらしく、また普段から他の取材者もその場所から侵入し、撮影していると説明を受けていたとのこと。っていうか、普通の犯罪行為である。スタッフの説明に納得し釈放した警察も警察だが、取材のためなら違法行為も問題ないのだろうか。そりゃあスペインまで会社の金で仕事をしに来ているのだ。放送できる映像を持って帰らなければならない責務は分かっている。だからといって法を破ってはいけない。他の取材者もやっているから自分達もいいだろう、と思ったのか。話は変わって、最近いじめ問題がニュースでよく取り上げられている。いじめたほうが悪いのか、いじめられるほうも悪いのか、両方合っているのかもしれないし、間違っているのかもしれない。ただ1つ思うのは、大抵の場合いじめられる方は1人なのに対して、いじめる方は複数人いるということである。AがZをいじめるとする。Aに悪気はなくとも、面白がってBを誘う。BもZをいじめることを面白がりだしC、Dと誘っていく。中には「いじめは良くない」「Aがかわいそうだ」と思っている人がいると思う。でもここでZの味方をしたり、いじめる側に参加しなかったり、先生に告げ口すれば今度は自分がAやBなどにいじめられる。そうなると「AやBもやっているし」といじめに参加するようになる。結局のところ、いじめについて色々と放送しているメディアが、裏では自分達の番組の為にいじめの1側面と同じようなことをやっているのだ。スペインで何かしらの映像を撮らないと上司に叱られ、仕事がなくなる。いじめのことを放送すれば視聴者の興味を惹きつける事ができる。視聴率が上がれば仕事も増える。要するに、自分だけのことしか考えていないのである。そんなメディアが放送した社会的問題のどこに信頼性を置けばいいのだろうか。ほな、また。
2006.11.27
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突然ですが問題を。ケニア、セネガル、イラン。サッカー界におけるこの3カ国の共通点は?正解は、FIFAからサッカー協会全ての活動の禁止を言い渡された国であるということ。10月28日、ケニア政府が同国のサッカー協会に介入していること、そして2つの対立する機構がそれぞれ国内リーグを運営していることを理由に、FIFAは国際試合の禁止を言い渡した。しかし11月4日、政府がサッカー協会を解散させたことで、全ての活動の禁止をケニアに言い渡した。11月17日、セネガルのスポーツ相は「重大な過失」「国の承認を得られていない規約を適用した」としてサッカー協会を解散させた。FIFAは全ての活動の禁止をセネガルに言い渡した。11月24日、イランの政府がサッカー協会の会長を解任したとして、FIFAは全ての活動の禁止をイランに言い渡した。FIFA規定第17条を見ると、「サッカー協会はいかなる政府の圧力からも独立していなければならない」となっている。つまり、政府によるサッカー協会へのいかなる介入も認めていない。3カ国は規定が遵守されていないとして、全ての活動を禁じられたわけだ。今やサッカーは世界規模のスポーツとなっている。FIFAに加盟する各国協会の数は世界一であり、言語こそ違えど、サッカーを見ることのできない場所はないと言っても大袈裟ではない。しかしだからこそ一儲け企む輩が次から次へと現われ、甘い話で言葉巧みに人をだまし、サッカーがビジネス化している現状が、今のサッカー界である。また世界中が熱狂するサッカーだからこそ、ヒトラーやムッソリーニのようにサッカーを政治的に利用して自身や自国をアピールすることもできる。3カ国はまさにこれに当たる。政府がサッカー(協会)を支配下に置く、あるいは解散させることで、自分達の力を誇示する共に政府に向く批判を他に移すことも可能である。陳腐な言葉だが、サッカーと政治、大きく言えばスポーツと政治は別物である。政治は政治で大切であり、国のことや世界のことを考えなければいけない。一方でサッカーは本来持っているスポーツとして純粋に楽しみたい。あまり人のことは言えないが、チャンピオンズリーグやヨーロッパの華やかで魅惑溢れるサッカーだけが世界のサッカーのような風潮があるが、これが世界のサッカーの現実である。ほな、また。
2006.11.25
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ウェストハムの会長であるテレンス・ブラウンは、クラブをアイスランド人実業家のエガート・マグヌソン氏に売却した、と発表した。マグヌソン氏はクラブ発行株式の83%を約190億円で買い取り、同時に約50億円の負債も引き受けるとのこと。マグヌソン氏はアイスランド・サッカー協会会長とUEFAの理事を兼任し、「クラブのピッチ内外で培った伝統を守り、 サポーターや地元地域の利益の為に全力を尽くす」ことを確約した。昨シーズンから噂に挙がっていた買収問題がようやく解決したようだ。今シーズン調子の上がらない理由の1つに、この買収問題の影響があったと思う。選手としては、クラブの先行きの不透明さがそのまま自身の先行きにも繋がりかねず、ピッチでのパフォーマンスに多少なりとも影響があったはずだ。しかし問題が片付いたことで選手はピッチに集中出来、チームの成績も徐々に上がっていくのではないだろうか。と行きたい所だが、そうもいってられないのが今のウェストハムである。昨シーズンからの問題と書いたが、その買収先の1つに挙がっていたのがMSIという会社である。イラン人実業家が運営するという以外は何も明らかではなく、金の回りを知る者もほとんどいない。一説にはチェルシーのオーナーであるアブラモビッチと裏で繋がっているだの、それとはまた別のロシアン・オイルマネーが流れ込んでいるだの、いずれにせよ、綺麗な会社であるとはいえそうにない。そして今夏の移籍期限ギリギリでタダ同然で獲得したのが、MSIがパスを持つアルゼンチン代表のテベスとマスチェラーノである。アブラモビッチがチェルシーを買収した影響かどうかは知らないが、MSIもプレミアのクラブの買収を企んでいた。そして目を付けたのがウェストハムであった。一方でテベスとマスチェラーノのパスを持つMSIは2人を出来るだけ高く売ろうと考えていた。それなりに名前も知られ、実力も兼ね備えている2人ではあったが、ヨーロッパにおけるクラブレベルでの実績はなかった。いくら実力があってもすぐにヨーロッパで成功を収めれるとは限らない。失敗し2人の価値が下がることを恐れたMSIはウェストハムに2人の移籍を持ちかけた。ウェストハムとしては良い選手が安く手に入れることができ戦力アップにつながる。MSIとしても2人にヨーロッパの空気を味わあせることができ、代償としてクラブ買収の話をスムースに進ませることもできるわけだ。しかしである。MSIはウェストハムを買収することができなかった。ならば2人をウェストハムに置いておく理由はなくなり、冬に移籍させる可能性も出てくる。調子が上がらない別の理由に2人が加入したことによる戦術面の混乱があったので、2人がいなくなればまた元に戻るのではないか、ということも考えられるが、それよりも心配なのはメンタルの問題である。最低今年一杯はウェストハムにいなければいけない2人のモチベーションが下がらないとも言い切れない。中途半端なプレーをすれば他の選手、ひいてはチームにも影響を及ぼす。そうすると、先行きの不安がなくなった選手にとって、今度はチームメイトとの確執が生まれてくるのだ。チームの一体感が重要な団体競技であるサッカーにおいて、小さな確執が命取りになる危険性を含んでいる。今は見えなくても、気付いたときには降格へ後戻りが出来ない状況になっていたとしても不思議ではない。マグヌソン氏は、クラブの伝統を守りながらサポーターの利益のために全力を尽くす、と述べた。しかし一国のサッカー協会会長とUEFAの理事を兼任する人物が、果たして1クラブの会長に就任することに何ら問題はないのだろうか。例えば、サッカー界では強豪ではないアイスランド人選手をウェストハムへ移籍させるための裏工作を出来なくもないし、ヨーロッパの舞台に立ったときのクラブの優遇も裏で糸を引くことが出来る。マグヌソン氏は、現在のホームであるアップトン・パークから2012年のロンドン五輪のスタジアムへ移転することも視野に入れているらしい。アーセナルの例もあるように、ホーム移転が必ずしもサポーターの総意というわけではない。クラブとしてはとりあえず1つの問題は片付いた。しかしアルゼンチン代表コンビの件といい、会長自身のクラブへの忠誠心といい、新たな問題が噴出したことは間違いない。ほな、また。
2006.11.23
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バイエルンがパラグアイ代表FWドスサントスのレンタル移籍を考えているらしい。ルンメニゲ会長のコメントによると、「ドスサントスがこのクラブにいるメリットがあるとは考えにくい。 だからレンタル移籍させようと考えている。 ドイツのクラブとスペインのクラブからオファーが寄せられている。」今年の1月、パラグアイのセロ・ポルテーニョから3億円の移籍金でバイエルンに来たドスサントスだったが、今シーズンは出場機会に恵まれていなかった。そもそもバイエルンがドスサントスを獲得した理由は、バラックの後継者として期待したからだった。6月でクラブを離れることが確実だったバラックの後釜を探していたバイエルンは、基本線はバラックの残留としながらも、それが叶わなかった際の穴埋めとして、まだ若いドスサントスを獲得したのだった。しかし絶対的なチームリーダーであり、チームの中心であるバラックと比べるには、ドスサントスはあまりにも若く、経験も少なかった。良い選手であることに変わりはないだろうが、二十歳前後の南米からやってきた若者と、ドイツの名門クラブの、ドイツ代表のスターと比較するのは酷なものである。若さを考えれば将来性を見越しての獲得も考えられないではないが、ルンメニゲの「クラブにいるメリットがない」というコメントを見れば、その可能性はなく、バラックの後継者として即戦力として獲得したと考えるのが妥当だろう。それだけクラブとしては切羽詰っていたのだろうし、実際にバラックが抜けた夏の補強を見ても、それは明らかだ。そう思うとクラブの事情こそあれ、チェルシーでは目立った活躍を見せていないバラックの存在感が、バイエルンではいかに大きかったが改めて分かるものだ。ほな、また。
2006.11.21
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ワールドカップ終了後、フェネルバフチェの監督に就任したジーコ。あれから4ヶ月、現在の評価はどうなっているのか。「国内二冠はもちろん、欧州ではチャンピオンズリーグのグループ突破、 もしくはUEFA杯優勝を制覇する。」クラブの会長アジズがこう宣言した、創立100周年を迎えたクラブに就任したジーコ。就任会見では「自由」と「攻撃的サッカー」の2つを標榜するサッカーを見せると述べ、ファンの心をわしづかみにした。身びいきが過ぎるトルコ人にとって、前任者の規律を重視した退屈なサッカーからの脱却を示したブラジルの英雄の言葉は、さぞ自分達の愛するクラブの将来を楽観視したことだろう。ただ、ワールドカップでの惨敗ぶりを見て不安視する声があったのも事実であった。しかしアジアカップとEUROのレベルの違いも分からないトルコ人にとって、アジアカップの優勝とブラジルの名選手と言うだけで、当時はそういった不安を打ち消すには十分だった。開幕後、チャンピオンズリーグでも予備予選で敗退するなど結果が出せないジーコに対し、それまでは少数であった批判の声が次第に大きくなっていった。「あれほど経験がありながら、試合を全く読めない監督は初めて見た。」「良い選手だったけれど良い監督とは思わない。」しかし現在、標榜するサッカーがチームに浸透し始め首位を走るフェネルバフチェ。ここ5試合で奪ったゴールは13。第13節を終えての総得点は30にも達している。システムも好みの4-4-2から選手の特性を活かした4-5-1に変更し、チームにとって絶対的な選手をスタメンから外すなど、代表時代には考えられなかった采配も見せている。トルコのリーグはフェネルバフチェ、ガラタサライ、ベジクタシュのいわばビッグ3に、トラブゾンスボルを加えた4クラブの力が抜きん出ており、他のクラブには勝って当たり前、強豪3クラブに勝ってヨーロッパ戦へ出場して初めて成功とみなされる。そしてフェネルバフチェは今日19日から、ベジクタシュ、トラブゾンスボル、ガラタサライの順で3連戦が待っている。開幕前、現地新聞のフェネルバフチェ担当記者はこう言っていた。「トルコのリーグは無敗で優勝しなければならない。 引き分けも2つか3つまでしか許されない。 日本人は4年も待ったらしいが、トルコではせいぜい4ヶ月だ。」ほな、また。
2006.11.18
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率直な感想は「やっぱりか」である。チャールトンのイアン・ダーウィー監督が解任された。クラブの公式HPで発表されたらしいが、正式な会見はまだとのこと。今年5月、前監督カービシュリーの後を受け就任したダーウィーだったが、ここまでリーグ12試合を消化し2勝2分8敗の勝点8は最下位。カーリング杯では準々決勝まで残っているものの、リーグ前節のウィガン戦に敗れた事が解任の後押しになったのだろう。前回も書いたようにカップ戦で上位まで残っていて仮に優勝したとしても、リーグで降格すればクラブの経営に大きな影響を与える。我慢して使い続けて後戻りできないところまで行くよりは、この早い段階で手を打ったほうが、あとで後悔はしないだろう。しかし、これが最善の手だったかといえばそうでもない。これはシーズンが終わった段階での結果論になるのだが、今シーズンから指揮を執り始めたダーウィーの戦術や方法がまだ選手に浸透しきれていなかったかもしれない。もしもあと数試合我慢していれば、選手がダーウィーのサッカーを完全に理解し、何かのキッカケで成績が向上することも考えられる。なんせ前監督カービシュリーは15年も指揮を執り続けていたのだ。チームはカービシュリー色に染まりきっているのは明白だし、いくらダーウィーが基本的に前監督の考えを踏襲していても、そこにはすこしダーウィー色が入っているのは当然だ。普通に考えて今回の解任の率直な感想は「やっぱりか」である。開幕から結果が伴わず最下位の現状を考えれば致し方ない。監督解任をキッカケに成績が向上することを祈るばかりである。ほな、また。
2006.11.14
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今週はユナイテッドに関する様々な出来事や噂がメディアに露出した。噂に関しての真偽はともかく振り返ってみよう。まずは土曜日のリーグ戦、対ポーツマス戦。その前は当時3位のボルトン相手に4対0の快勝を収めたユナイテッドだったが、ポーツマスも当時4位と今シーズンは好調だった。しかし終わってみれば3対0とこちらも快勝。2試合で7得点無失点。シーズンが終わったときに両クラブがどの位置にいるかは分からないが、上位を相手に攻撃陣、守備陣共にハイパフォーマンスを披露できたことは大きい。現在の順位にも納得のいく結果である。月曜日。ファーガソンが監督就任20周年を迎えた。多くの若手選手を発掘し、様々なタイトルをクラブにもたらし、ユナイテッド黄金時代を築き上げたことは惜しみない感謝と賛辞の念を贈る事ができる。ちなみにこの日、20周年を記念した昼食会がプレミアのクラブの監督を招いて行われたが、ベンゲルとモウリーニョは他の予定を理由に欠席したらしい。火曜日。スペインのデポルティボに所属するMFドゥシェルにプレミア移籍の可能性があるらしく、その候補にユナイテッドも挙がっているらしい。ボルトンやニューカッスルも候補に挙がっており、冬の移籍市場でおそらくドゥシェルはプレミアにやってくることだろう。ドゥシェルといえば日韓ワールドカップの前にベッカムの足を折った張本人。何が良いたいかと言えば、今でも恨みがあるとかではなく、ハーグリーブスとの関連性である。夏の移籍市場でハーグリーブスを逃したユナイテッドだが未だ諦めていない。冬の市場で再度アタックを試みるらしいが、夏に失敗した原因の1つにビジャレアルのセナと天秤にかけた経緯がある。クラブとしては最重要補強ポイントだった中盤での失敗を防ぐため、ハーグリーブスとセナの両方にオファーを出した。ハーグリーブスを戦力と考えていたバイエルンは、セナと天秤にかけられたこともありオファーを拒否した件である。冬の市場で動くことに問題はないが、的確な、そして相手クラブに対しても誠意ある対応で動くべきだ。「二兎を追うものは一兎も得ず」である。同じく火曜日。カーリング杯で下部リーグのサウスエンドに敗れ、大会から姿を消した。負けたことで4冠の可能性はなくなったが、他の3つのタイトルに集中できると前向きに考えよう。4タイトルの中で正直1番権威の低い大会だし、昨シーズンこのタイトルも獲っていることだし。金曜日。FWスミスにカーディフへのレンタル移籍の噂があるらしい。今年2月のリバプール戦で大怪我を負ったものの回復はしているスミスだが、ここまではFW陣の好調さやスールシャールの復活もあって出番には恵まれていない。カーディフの会長であるリズデイルは、以前リーズの会長を務めておりスミスの能力は知っている。カーディフ側からのオファーらしいが、ユナイテッドも過密日程に(きっと)なる来年以降は選手層の厚さが絶対。スミスの為には出場機会を与えるほうがいいが、クラブのことを考えると残すほうが得策ではないだろうか。そして昨日の土曜日。リーグの対ブラックバーン戦。昨シーズンはダブルを喰らい苦手意識はかなりあるのだが、なんとか1対0で勝利。決定機は何度かあったものの、なぜかユナイテッド戦には強いブリーデルに防がれていたが、サハのゴールを守りきった。こうして1週間を振り返ると、今シーズンのユナイテッドを暗示しているような1週間だったのではないか。リーグ戦では随一の破壊力と鉄壁の守備力を見せ、現在首位。しかし弱点がないわけではなく、補強ポイントは中盤にあり冬の市場で動く可能性がある。だが二兎を追えば一兎も得られない。これは選手獲得だけでなくタイトルにも当てはまる。もちろん全てのタイトルを狙うのがユナイテッドというクラブだが、全てを狙って全てを獲れないことだけは避けたい。過去の失敗を学習し、1つ1つの問題を的確に処理することが出来たときには、監督就任20周年の記念を一兎どころか三兎を得て締めくくることができるだろう。ほな、また。
2006.11.12
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唐突ですが、「王様の耳はロバの耳」というイソップの話を知ってますか?簡単に説明すると以下の通り。「王様はロバの耳をしてしてそれをひた隠にするが、 いつも髪を刈りに来る床屋は王様はロバの耳である事を知っていて口止めされていた。 しかし床屋は黙っている事が出来ず、 井戸の奥に向かって「王様はロバの耳」と大声を出して叫ぶのだが、 その声があらゆる井戸に伝わり井戸という井戸から「王様はロバの耳」と聞こえ、 皆にロバの耳を知られてしまった王様は 『これは皆の意見を良く聞けるようにロバの耳になっている』と打ち明ける。」レアルのカペッロ監督とカッサーノの確執はまだまだ続きそうだ。発端は先月末のリーグ戦でのこと。出場機会がなかったカッサーノはカペッロに対し「恩知らず」と暴言を吐き、その後はメンバーから外れ、練習も参加を禁止されている状態である。なおもカッサーノは古巣ローマへの復帰宣言も飛び出すなど荒れている状態である。そんな中、昨日カペッロはこうコメントした。「私は許しを請う人は拒まないし、彼に任せる。 しかし(ローマへの復帰)発言は非常に残念である。 私への尊敬の念を示したければ私とファンに謝罪しなければならない。」そして今日、カッサーノはこう切り返した。「俺はローマに謝ったりしないし、レアルに謝罪するつもりもない。 謝るなんて言葉は俺の辞書には載ってないね。 すいませんと言うことと過ちを認めることは全然違う。 俺は過ちを犯してもそんな言葉は使わないし、死ぬまで使うつもりもない。」単純にどちらが悪いと言えば、「お前はナポレオンか」とツッコミを入れたくなるカッサーノである。カッサーノ中心のワンマンチームであれば話は別だが、大抵のクラブは同等、あるいは監督の方が力が上だ。カペッロのように規律を重んじる監督なら、そしてクラブの現状を考えてもファン以外はカペッロの肩を持つだろう。で「王様の耳はロバの耳」であるが、昨日のカペッロのコメントを読んでいるときに頭に浮かんだのだが、完全に意味を穿き違えていた。ぼくの中では「王様は人の意見を全く聞かず、自分中心に物事を考え上から押さえつける人間である。 だから王様の耳はロバの耳のように小さい。」が、このイソップの話だと思っていた。ロバの耳がどんなものとも知らず少し恥ずかしさもあるが、なんにせよ、個人的にカペッロの上から目線に拒否反応を起こしていた。かつては同じローマでスクデッドも獲得した間柄の両者であるが、「王様の耳」を持っているのは一体どちらなのか。ほな、また。
2006.11.09
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今日、サッカーサイトのニュースを読んでいて2人の名前を見つけた。2人に共通する思い出は94年のワールドカップ。レアルで出場機会に恵まれていないベッカム。ここ数週間は移籍か残留かを巡って色々と噂されているが、移籍先としてアメリカのLAギャラクシーの名前が挙がっている。ギャラクシーの会長は「彼を必要としているクラブは、世界に何千とある。 ギャラクシーはそれらのうちの1つである。 MLS最高のクラブとして、このレースをリードしなければならない。」と獲得に意欲を見せている。でも確か、MLSは選手とクラブで契約を行うのではなく、戦力均衡のためにMLSと選手が契約を結び、その後選手の所属クラブが決められるんじゃなかったけ?と疑問を感じながらも、出会った1人目の懐かしい名前。現LAギャラクシー会長を務めるララス。94年自国開催のアメリカ代表としてルーマニア、コロンビア、スイスと同居したグループで決勝トーナメント進出に貢献し、独立記念日に行われた後に優勝するブラジルを相手に善戦を果たした。バルデラマのような特徴ある髪型に15cmはあろうヒゲがトレードマークだった。先週の国内リーグで今シーズンの初黒星を喫したものの、早くも独走態勢に入り6連覇を果たしそうなリヨン。ノルウェー代表のカリューの後釜としてアヤックスのロセンベリを狙っているようだ。しかしロセンべリの代理人は「私はそのことに関して何のコメントもない。 ロセンベリはアヤックスでプレーを続ける予定だ。 彼はスタメンの座を取り戻すために懸命に努力しているよ。」と移籍話を否定、残留を強調するコメントを残している。さて、ここで2人目の懐かしい名前。ロセンベリの代理人を務めるのは元スウェーデン代表ダーリン。名前はカワイイ系の名前だが、スウェーデン初の黒人代表選手として94年のワールドカップに出場し、準決勝で、こちらも後に優勝するブラジルに敗れたものの3位に貢献した。94年のワールドカップは、ぼくがリアルタイムで初めて見たワールドカップだった。あの時はまだ高校生だったから、そりゃ12年も経てば誰でも変わるものだが、改めて時の経過の早さに寂しく、そして悲しくなる11月の初冬である。ほな、また。
2006.11.07
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仕事を探すために引っ越してから2週間が経った。ところがまだ仕事は決まっていない。一応のところ蓄えを切りくずしながら生活はしているが、このままではいけない。さて、今回は土曜日に行われたプレミアのハイライトを少し。まずは首位を行く我がユナイテッド。4位のポーツマスを相手に3対0の快勝だった。先週は3位だったボルトンに、ルーニーのハットトリックもあって4対0と勝利を収めていた。つまりは上位を相手に攻撃力、守備力共に格の違いを見せ付けたといえるのではないだろうか。もちろん2試合とも早い段階で先制点、追加点を挙げることができ相手の出鼻をくじくことができた。それによって相手の戦意を無くすこともでき、その分余裕のある試合運びができたといえる。しかし昨シーズンまでなら前半攻めながら苦戦し、後半になんとか逃げ切るパターンが多かったのが、今シーズンは前半ですでに点が取れているからこそ試合を有利に進められている。月曜日で監督就任20周年を迎えたファーガソン。それに花を添えることが出来る横綱相撲の1戦だった。お祝いムードのファーガソンとは対照的にクビが危ういチャールトンのダーウィーとニューカッスルのローダー。共に開幕から低迷し降格ゾーンでもがき苦しんでいるが、今週は2人の明暗は分かれる形になった。チャールトンは1対0でマンチェスター・シティに勝利。一方のニューカッスルはシェフィールド・ユナイテッドに敗北を喫した。ダーウィーとしては首の皮が薄くつながった感じかもしれないが、順位のほうは最下位のチャールトンに19位のニューカッスル。結局、監督解任第1号は2人のどちらかということになるだろう。最後はフルハム対エバートン戦。この試合1対0でフルハムが勝利したのだが、何でも試合中に観客席からコインが投げつけられフルハムのイェンセンに直撃したらしい。唯一のゴールを挙げたのがイェンセンだったことも考えると、エバートンのファンが、故意かどうかは別にして、鬱憤を晴らすために投げ入れたのだろう。イェンセンに怪我がなかったのは幸いだが、ピッチに物を投げ入れるのはいかがなものか。そんなにコインを投げたいのなら、うちのポストに投げてくれたらいいのに。ほな、また。
2006.11.05
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現役時代はユベントスやフランス代表として活躍したプラティニ。そんな彼が、来年1月のUEFAの会長選挙に立候補した。別に遊び半分で立候補しているのではない。現会長のヨハンソンの考えに賛同できない部分が多々あり、当選の暁にはサッカー界の更なる発展の為に邁進する次第であろう。さて、そのプラティニとヨハンソンの考えの違いの1つにチャンピオンズリーグの運営方式がある。ヨハンソンの考えとは現在の方式のことであり、イングランドやスペイン、イタリアなどの大国の出場枠を増やし、言ってみればレベルの高いサッカーを見せるというもの。見る側としては上質の選手やサッカーが常に見れるメリットがあり、ビッグクラブとしても質の低い選手に削られ自前の選手が怪我をする恐れもない。また収入的にも計算でき、ヨハンソンやビッグクラブは現在の方式を継続したい。一方でプラティニの考えはヨハンソンと反対であり、大国の出場枠を減らし、それを中堅国や弱小国に回すというもの。世界的広がりと共に経済的にも潤っている現在のサッカー界ではあるが、それにより貧富の差が大きくなってきているのも事実である。32チームに出場枠が広がったチャンピオンズリーグであるが、グループリーグを勝ちぬくのは大抵同じクラブである。ファンとしては強豪国同士の試合を見たいものだが、これは多くのクラブの経営を考えればサッカー界にとってはいいことではない。政治の場合、投票基準の1つに「日本のことを、国民のことを本当に考えているか」というのがあると思う。それと同様に、今回の選挙でも「サッカー界のことを、サッカーに携わる人のことを本当に考えているか」を考えてみる必要がある。しかし両方の立場とも「考えている」と言える。ヨハンソンは長年に渡って会長を務めてきた経験から、大国を敵に回す愚行は犯せない。またサッカーはファンあってのものであり、大国同士の試合の方がファンの目を惹きつけ、サッカー界(そして自分)の為になると考える。プラティニの視点は弱者側であり、中堅・弱小国のサッカーに関わる人の気持ちを代弁している。大国だけがサッカーじゃない、他にもサッカーはあるんだという思いを今回の選挙にぶつけている。86年のトヨタカップで来日したプラティニ。今でも有名なトラップからのシュートは、結局のところオフサイドと判定されノーゴールだった。さて今回は。ほな、また。
2006.11.04
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ブラジルに帰国していたアドリアーノがどうやらイタリアに戻ってきたらしい。ワールドカップでは苦渋を舐め、クラブでは補強されたクレスポやイブラヒモビッチとの競争もあり今シーズンは未だゴールなく200日以上も得点から遠ざかっていたアドリアーノ。(ワールドカップではゴールを挙げた。)そんな状態を見かねたクラブは、アドリアーノをブラジルに帰国させることで精神面をリフレッシュさせようとした。クラブとしては戦力として考えているが故の決断であったし、クルスやレコバの好調さも帰国させるいい機会と考えたのだろう。当のアドリアーノはといえば、帰国したことでかなりリフレッシュできただろう。何やらヘルメットを被らずバイクを運転したり、女性とのプライベート写真を撮られるなど遊び呆けていたようだ。精神面が元に戻ったと判断したのか、それともこれ以上放し飼いにしておいて波風を立たさないようにしたのかは定かではないが、とにかくアドリアーノはブラジルに戻ってきた。問題はここからである。果たしてアドリアーノは復活できるのか。おそらく復帰を果たしたところでブーイングの嵐が待ち構えているだろう。その中でクレスポやイブラヒモビッチらとの厳しい競争に打ち勝ち、インテルに、そして自分自身にゴールを与えることが出来るのだろうか。その前にインテルは本当にアドリアーノを戦力として考えているのか。いくら200日もゴールを決めていないとはいえアドリアーノである。金額にもよるが、売ろうと思えば売れないこともない。またモラッティはいまだにロナウドをインテルに呼び戻したいと考えており、その交換条件としてアドリアーノを差し出すという噂もある。カペッロは今のところロナウドとニステルの2トップが理想と考えているようだが、ロナウドの調子次第では現状であるニステルの1トップに固定せざるをえない。しかしロナウドの代わりにアドリアーノが入るのなら話は変わってくる。シーズンごとにメディアをにぎわすインテルのお家騒動は今年も変わらない。ミラノダービーが良い例だ。そのお家騒動にアドリアーノも巻き込まれ(巻き込んでいる張本人かも知れないが)、復帰後もコンディションが一向に上がらないようであれば、今度はロナウド is backなんてことになるかもしれない。ほな、また。
2006.11.03
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