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翻訳できない世界のことばエラ・フランシス・サンダース創元社 171mm x 195mm 上製本☆☆☆☆☆ イラストも装丁も素敵な本。内容も想像力を刺激してくれる。日本語からも「ぼけっと」「木漏れ日」「積読」「侘び寂び」が取り上げられている。でも、なんだか「侘び寂び」の説明は、日本人にはしっくりこないかも。他もちょっと英語を翻訳しました感がないとはいえない。でも、読んでいて楽しいからいいや。印象的なコトバはどういうわけか、少数民族の言葉、とても抽象的で含蓄を感じてしまう。そして、どこの国も考えることは一緒、と笑ってしまうコトバもあった。ドイツ語で "DRACHENFUTTER"、龍の餌って、夫が悪い振る舞いをして、妻に贈るプレゼントのことだそうだ。同じくドイツ語で "KUMMERSPECK"。悲しいベーコン。食べすぎが続いて太ることだそうで、身につまされすぎ。ただ、この本では単語で紹介されているので、文章の中でどう使われているかも知りたい気がした。また、この中の素敵な単語を選んで、(いつか迎える)ペットの名前にしてみたい、とか妄想してしまった。
May 25, 2017
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【バーゲン本】異国の迷路 [ 坂東 眞砂子 ]坂東眞砂子新潮文庫☆☆☆☆☆ 著者がデビュー作、「死国」を発表する前に旅行雑誌で連載したものを本にまとめたらしい。ちょっと怖い掌編小説集。後の作品に比べると、短いせいもあって、あっさりめだが、私はこういう怖い話は好きだ。ちょっと洒落た感じがあり、あまり土俗的な感じはない。連載は1992年~1993年でまだバブルの余韻が色濃く残っていた頃だ。登場する人物、特に女性は、当時のワンレン、ボディコンとはいわないが、分厚い肩パッドの入った服をきて、ロングのソバージュを連想してしまう。ちょうど、当時のサスペンスドラマのヒロインたちのように。特に好きなのは、人の怖さが結末の第一作目と怪奇色の強い二作目。他も好きだが、この二作が特に気に入った。 この著者の作品は、「死国」と「旅涯ての地」の二作しか読んだことがないが、この本については、やはり小説家というより、ライターが書いた小説に思えて、後の作品のほうがずっと濃い。
May 23, 2017
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薔薇窓の闇(上) [ 帚木蓬生 ]薔薇窓の闇 下 集英社文庫 / 帚木蓬生 【文庫】帚木蓬生集英社文庫☆☆☆☆☆ 1900年の万国博が行われているパリが舞台。主人公は警察で診察して病院へ回す精神科のお医者さん。この当時の世相が細かく書き込まれていて読んでいて面白かった。が、当時の治療法はコワイ。でも犯罪は今と変わらないかも。 主人公の勤める診療所に自失状態の日本人の若い女性音奴が連れてこられたところからストーリーは始まる。そして、それに並行して、主人公をストーカーする馬車の存在と、パリの街を震撼させている若い女性の行方不明事件が語られる。上巻では風呂敷が広げられ終わった状態で、下巻になって、それが収束へと向かう。にしても、主人公のストーカーだけは、どうなったか今一つ気になる。そして、私が特に興味深く読んでいたのは、当時の音楽事情。ワーグナーが全盛だったらしいが、主人公はサンサーンスが好き、とか書いてあって面白かった。そして、主人公と親交が深い日本人美術商が登場するのだが、彼が印象派の絵画を日本の美術品を売った代わりに収集しているというくだりがあり、思わず上野の松方コレクションを思い出してしまった。読みにくさはないが、読み応えがあって最初読み始めたときは、あまり興味のない20世紀初頭の話だと思っていたが、いつの間にか、引き込まれていた。でも結末は予定通りかな。やっぱり主人公のストーカーのその後が気になる。
May 19, 2017
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百寺巡礼 第1巻 奈良 講談社文庫 / 五木寛之 【文庫】五木寛之講談社文庫☆☆☆☆☆ この本で取り上げられているお寺のうち、室生寺のみ行ったことがなくて、他は全て行ったことのあるお寺だった。特に、秋篠寺はほとんど毎年のように楽器の上達の神頼みにおまいりしたりもして、何回いっただろう。が、やはり本で読むと、自分が知らなかったお寺のことが書いてあり、興味深い。秋篠寺の有名な伎芸天にしろ、日本にはここだけだが、中国には多くの作例があることは知らなかった。この本を読んで勉強して、また奈良のお寺に行きたくなった。そして、近い将来、室生寺の700段の石段も登ってお参りしたい。電子書籍でスマホに入れて、旅先で読めるようにしようかな。折に触れて、別の巻も読んでいきたい。
May 5, 2017
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【中古】 金子由紀子のお片付けノート 1日5分でスッキリ! /金子由紀子【著】 【中古】afb金子由紀子大和出版 B6並製☆☆☆☆◎ お片づけ本の中では、たまに上から目線に感じることがあるが、この人の本が一番好き。また家がとっ散らかってきたので、自分に喝を入れるため読んだ。が、巻末のちょっとした家事のリストはコピーしたものの、私のようなヒマな独身女ではなく、子持ちワーキングマザー向けの内容。なので、関係ないなーという記述がなきにしもあらず。でもずっと気楽な独り身なのにできない。とくに床の上にモノを置かないは絶対にムリ。プチお片づけでできそうなのは、食事後、食器をシンクに置く、くらいだろうか。あとは、調味料類を入れる籠を用意しようかなぁ。この方は天然素材の籠と書いておいでだが、私の場合、オマケか100均のプラ籠でいいや。
May 5, 2017
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お豆なんでも図鑑 いろいろな豆と加工食品が大集合! (もっと知りたい!図鑑) [ 石谷孝佑 ]ポプラ社 262mmx216mm(AB判)上製☆☆☆☆☆ 図書館用特別堅牢製本図書となっている、子供向けの学習本。だが、大人が読んでもとても役に立つ。食用になっている豆の種類、産地、日本に伝わった歴史、日本の主な産地に、自分で栽培してみようというところや、そのお豆を使った料理を作ってみようと盛りだくさんな内容。ただ、横がA4、縦がB5のAB判というかB5判ワイドというべきか、割と判型が大きい上に用紙も厚い上製本なので、とにかく机の上に置いて読まないと重かった。 内容は、一番ページ数が割かれているのは、やはり大豆だが、他もどの料理本より詳しく書いてあり、また是非再読したい。また、このシリーズにはお米もあるようなので、これも読んでみたい。
May 4, 2017
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