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今日、学校に行ってたまげました。「よそ行きの服」......、今どきこんな言葉あるのか、分りませんが、そんな感じでした。夏から続いてた工事が一斉に終わって、....というか、無理矢理、終わらせたというか......。こちらの工事は、どこもかしこもみんな、ギリギリです。そんなにもったぶらなくてもいいのに。中国人民大学。11月1日が65歳の誕生日。お祝いに、体育館一つ、多媒体教室一つ、噴水二つ....その他諸々たくさんのプレゼントをもらったようです。
2002年10月31日
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頂いた誕生日プレゼントの数々を前にお昼ご飯です。メニューは、牛しゃぶと野菜炒め、ジャガイモのトマトソースがけにご飯。先週土曜日の食材が、やっとほぼ使い終わりました(ホッ)。あっ、いや、まだ、トマトが残っていたかも知れません(^^ゞ男料理。外食より、高くついている気がします。指も切りました。
2002年10月30日
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今日、補習塾(地球村)での授業中。先生が、「何か変な臭いしない??」 と言って、廊下への扉を開けた。50人以上がいる大教室。先生から離れたところにいた私にはその臭いは分らなかった。しかし、この言葉にビックとした。「たぶん煙草の火ね....。皆さん、気をつけてくださいね。この建物、階段一つしかないでしょう。本来学校の作りじゃないからね。」言われてみればその通り。いつも、授業の入れ替えの時には、何百人という人が階段を上り下りするから、一階を下るのに数分を要する。火事が起きなくとも、将棋倒しがいつ起きてもおかしくない。今年6月16日、北京の石油大学内のインターネットカフェで起きた火事(→その日の日記)。このときは、深夜のため、経営者が外から鍵を閉めていた。そこに、少年による放火。多くの客が逃げ遅れた(*1)。このとき思い出したのは、新宿のビル火事。これも逃げ遅れた客が多数でて、悲劇を生んだ。危機管理。万一の事態の時に如何に身を守るか? 地震は忘れた頃にやってくる。地震が少ないと思われている(でも、実はそうとも言えない)中国では、こう言ってもあまり切実感がないかも知れないが、地震大国で育った日本人にとっては、気を引き締めてくれる言葉だと思う。危機には何があるか?地震、雷、火事、(親父)....これは日本版だが、中国ではどうだろう?水害、ガス爆発、動乱...。北京にいるとあまり現実味はないが、世界のニュースでは、日々見かける。もっと現実的には、交通事故、窃盗、強盗、停電、お湯、水がでない、ネットがつながらない...これは、身近にありふれている。平時には、どうにかなるよ....って思っているけど、本当に大丈夫?では、対策は....、懐中電灯、非常食、お金。ありきたりだけど、中国に来てからは、最近、あまり考えてなかった。今、ここで、火事があったら、どこから逃げる? 何を持っていく?緊急時の電話番号。...日本と同じだったけ?(*2)海外保険証、....あれっ、どこだっけ? 交通事故にあったら、街で倒れたら....。身につけてないとダメジャン。何か大事件があったら、日本大使館は助けてくれる?あっ、でも、連絡はどうやって?(*3).....心配しすぎても、仕方ない。楽天家の僕はいつも大体、それで思考停止です。でも、やっぱりちょっとは考えておいたほうが良い?頭のなかで少しシミレーションをはじめました。よかったら、あなたの危機管理、教えてください。*1 この後、北京にあるインターネットカフェは原則全店が閉鎖された。その後、条例が新しく出来た。未成年者の入場禁止、市民生活に悪影響を与えると当局が判断するページをシャットアウトするソフトの搭載、防火施設の完備などの要求を満たした店が、再営業を始めている。が、その数はまだ少なく、不便な思いをしている留学生も多い。*2警察 110 火事 119 救急車(有料)120交通事故 122 市内電話故障 112 *33ヶ月以上外国に住所を定めて滞在する予定の人は、「在留届」を大使館または領事館に届け出る義務があるそうです(旅券法16条)。○日本大使館...今日の夕飯も第三食堂。麻婆豆腐丼(5元)、トマト玉子スープ小椀(1元)。約90円。今日はお昼ご飯の写真を撮ってみたので、明日にはUPの予定。しかし、ジャガイモの芽を取ろうとして、指を切る。バカ。やはり危機管理必要。
2002年10月29日
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誕生日。たくさんの人にお祝いしてもらいました。ありがとうございます! 嬉しいような、恥ずかしいような27歳です。去年の今日って、何してたかなって考えたのですが、いまいち思い出せず...。でも、土曜日って言うことは(いや、去年は日曜でした...。たぶん一昨年と去年がごっちゃになっていますが、その辺はご愛敬で(^^ゞ)、日本語教室のボランティアに行ってたはず?! そう、学生時代から、毎週2回、この教室に行くことは私にとってのライフワークです。ここでは、日本で暮らす色々な文化背景を持つ人たちから、色んなことを教わりました。特に、中国帰国者(残留孤児)の方々とのつき合いは、私にとって、他に得難い体験でした。今は現場からは離れてしまっていますが、その精神は常に持ち続けていたいといつも思っています。今も多くの仲間にも支えられています。そして、スタッフ証ももちろんいつも財布の中です。また、去年の今頃と言えば、まだ仕事をしていました...。なんだか不思議です。しかも、11月の5日頃からは1週間、最後の中国出張でした。香港から入って、広東省の東莞へ。電子部品の輸入の仕事を担当していたので、自動車用部品に使うコネクターやチョークコイル、医療用電動ベッドに使う電源コードなどのメーカーを回りました。入社当時(99年)は、ほとんどが台湾とのつき合いでした。が、それが3年弱の間に急激な勢いで、中国大陸からの仕入れという流れに変わっていきました。私がおつきあいさせて頂いていたメーカーの中には、純粋な大陸のメーカーもありましたが、多くは、台湾企業が大陸に工場を持つというパターンでした。扱っていた自動車部品の世界は、電化製品などに比べて、品質要求が非常に高く、大陸のメーカーとの直接の取引には、その品質レベルから言って、相当のリスクがあったからです。けれど、今はもう、大陸メーカーだからと言って、即、品質が悪いと決めつけられなくなっています。同時に、厳しい価格競争の中で、日本の工場は淘汰され、海外に拠点を移す、あるいは海外購買に切り替えざるを得ないという状況もあり、そのなかで、大陸での現地調達が益々重要になってきています。日本にとって、中国ビジネスは、今後、面白くもあり、難しくもあります。しかし、いずれにしても、避けては通れないことは間違いありません。私にとって、この、仕事での経験は本当に貴重な財産です。...2月に北京に来てから、8ヶ月。とても嬉しいことに、この日記を通じて、多くの得難い出会いがありました。そして、人の輪が広がっていきます。たくさんのことをそこから勉強しています。昨日は、この寒い北京で火鍋で囲んでもらい、本当に心温まりました。胸がいっぱいになりました。そして、それだけでも嬉しいのに、たくさんのプレゼントまで頂き、帰りの自転車には、まるでちょっとあわてん坊のサンタさんのような大きな袋を抱えて走って帰ってきました。更に、帰宅後には、おめでとうメールまでもらい、本当に本当に嬉しいです。また、今夜もらった家族からの電話。言わずもがな、家族の応援にも支えられています。6歳、11歳違いの弟がどんどん大人になってくるのが分かります。負けてられない。中国大好き、で、中国にやってきて、今も中国に対する基本的な見方に変わりはありません。そして、これから先もやはり、中国と関わっていきたいと言う気持ちは益々強まっています。今後、どういう形で中国と関わっていくことが出来るのか。それはまだまだ模索中です。もっともっとたくさん勉強し、努力していかなければいけません。もう少し大人になれるよう自分を磨いて行かなくては行けません。周りの皆さんにご迷惑をお掛けしないようになりたい。兔年ながら、ぴょんぴょんと軽やかには行かず、亀の歩みかもしれません。が、一歩一歩頑張って行きます。何とぞ、今後とも応援、ご指導のほどよろしくお願い出来たらと思います。よろしくお願い致します(^O^)...今日の夕飯は古巣、語言大学のお気に入り、第三食堂にて。玉子とトマトの炒め物丼(5元)、ワンタンスープ(1元)、マーラータン鍋の豆腐、レタス、キノコ(1.5元)。締めて、7.5元。約110円。食堂にしてはちょっと食べ過ぎ。しかも、帰りに、近くで、ミカン(1元/500g)と焼き芋(0.8元)買って食べる。最近自転車に乗って運動対策しているが、冬のデブデブ化に注意すべし。本当は、大学で、エッグタルトも買いたかったのに、見つからず。これは天の指示と理解。
2002年10月28日
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お手製お昼ご飯を食べながら、TVのチャネルをグルグル(本当はプッシュプッシュ)....。勝手にケーブルが引かれていて(普通のアンテナはあまり見かけない)、地方局も映るので、チャンネルスはやたらと多い。けど、だからと言って楽しいわけではない。どこも似たり寄ったり。ドラマの再放送や、共産党大会を前にした企画モノが多い。党大会モノは、共産党の歴史や昨今の発展を党の成果と宣伝する正統派から、一体何が共産党と関係あるのか一見分からないドラマまで各種色々。とにかく、今は、「迎接十六大」(共産党第16回大会を迎える)の五文字があちこちあふれている。テレビ、新聞、町中どこにでも。この間、スーパーでも発見して、ちょっと見いちゃった。でも、間違えじゃなかった。日本で言ったら、もうコンビニでケーキの予約が始まっているらしい、クリスマスキャンペーンに近...くはないですよね(笑)。まあ、この話題は、これからまたもっと盛り上がってくると思います。が、そう、今日テレビを見ていて、目にとまったのは、ミスコンなんです。それも、ロシアとの国境にほど近い、黒龍江省のハルピンチャンネル(厳密には、そのなかのまた、女性チャンネルというところの制作らしい....・)でやっていた、ミスコン。いや、正確にはモデルコンテストと言ってましたが。ミスコンと言えば、の、水着審査もありました。しかし、とにかく寒そうでした。ハルピンと言えば、真冬は、最低気温、零下30度。昨日でも、すでに-7度なりぃー。(ちなみに北京はちょっぴり暖かくてプラス4℃。数日前に比べて、ちょっと暖かくなりました。)会場はもちろん暖房が効いているのでしょうが、でも、やっぱり寒そう。特に、この寒さで少し風邪気味の身には、寒気を誘いました。ふぅぅー(>_<)主催は、中央電視台。中国唯一にして、最大の全国局。このハルピン地区決勝だったようです。ということは、全国でこれが行われているのでしょうか。日本では、自治体が行うミスコンに対する議論がわき起こったのは、いつ頃だったでしょうか? 中国では逆に最近、モデルという存在が見直されいる感じがします。6月頃にあった北京モーターショーでも、注目の的は、モデルとそれを追いかけるカメラ小僧でした。しかし、みんな身長が高い。180センチはあるのでしょうか。八頭身以上です。司会者も「東北はすらりと背が高い」と鼻高々のコメント。審査は、とにかく単調で、16人ほどが、順番にモデル歩きをして、服を着替えて、また同じことの繰り返し。飽きてしまいました。それで、演出で、強烈に噴射されている、シャボン玉の嵐が目に入って、そればかりが気になりました。あれっ、どうやって作るん? 会場も、仮衣装も石けん臭くなって困ったりしないの?.....余計なお世話なのですが…。そうこうしているうちに、ご飯も食べ終わり、今日もまたミカンを食べました。今日すでに五つくらいでしょうか。ちなみにお昼は、野菜炒め(キャベツ、豆芽、ジャガイモ)、水餃子、牛しゃぶでした。ちょっと豪華ですが、昨晩の残りです。今晩は、これから、火鍋の予定で、楽しみです。ぬくぬくと暖まりたいです。皆さんは、どんな週末お過ごしでしたか? 来週も良い一週間でありますように。
2002年10月27日
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土曜日。窓の外から、暖かい日差しが差し込んできます。今週はじめから、11月中旬の寒さが一気にやってきて、この秋初めての、零下を体験しました。この時期にこの寒さは60年ぶりだとか。夏には、41年ぶりの暑さとか言っていたし、本当、この地球はどうなってしまったのでしょう?さて、そんなわけで、心凍っていたからというわけではないのですが、今週は、かなり日記をさぼっています。今週は、きっと新しく見にきて頂いた方もいると思うのですが....。ごめんなさい。というより、ちゃんと、このページを更新しないと、どうも心の奥底が落ち着かないこのごろです。でも、心落ち着かないと、日記の更新に至らなかったりして....、自己矛盾です(^^ゞ今週は、来年度の進学に向けた準備をいろいろしていました。資料集めやら、先生の研究室を訪ねたり...。緊張の連続でした。12月のHSKに向けて、地球村(補習塾)にも通いだしました。忙しくなって、不安になると、心が内向きになって、おかしな行動に出たりします。最近は、今、旬の早生みかん(緑で酸っぱいの)を一日に500グラム、10個くらい食べたり....(これで60円しません)。いや、これは精神状態とは関係なく、単に酸っぱいモノ好きだからなんですが....。昔からレモンを丸ごと食べて、「妊婦」と間違われます。体型もそんななので。。。いやはや、ちょっと趣の違う日記になってしまいましたが、たまにはいいでしょう。ニュース記事なども書きたいことは、一杯溜まっていて、新聞で、机の上が埋め尽くされているのですが、これはまたの機会に。今から、大学で開かれている、メディア関連のシンポジウムをのぞいて来ます。それでは、また。(10:28am)
2002年10月26日
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買い物の帰り、麦当労(マクドナルド)新街口店に立ち寄りました。ハンバーガーセットで、確か14元(約210円)。そうしたら、いつものように、加大[ロ馬] ?(Jia1Da4ma)大きくする? と問いかけてきます。つまり、ポテトとコーラをそれぞれ、MからLに買えますか-? という意味。しかも、今日は、この一言が付け加わった。「今なら、キャンペーン中で、ナゲット3つサービスですよ!」しまった。。。加大[ロ馬] ? だけなら、不要(いいです)! と無条件に反応できたのに。。。。ナゲットにまんまとのせられて、大きくして! って言っちゃった。プラス2.2元(約33円)。ナゲットがついて、お得ジャンと思ったけど、いつものお昼ご飯が定食で5元ということを考えると、決して安くはない。昔、小さい頃、日本のマクドナルドに、セットなんてなかった。みんな単品。だから、ポテトはいつもはS。ちょっと特別なときにMを頼んだ。Lは、おばあちゃんの家に行った特別の時の楽しみ。それが、いつからかサンキューセットが登場して、それがバリューセットになった。フィレオフィッシュやテリヤキバーガーを頼むと、ポテトは自動的にMになった。それでも、やはり、Lサイズは、欧米人が頼む特別のビッグサイズだと思っていた。しかし....最近は、MMセット、LLセットなる呼び方に言い換えられた。そして、Lサイズは、特別のものではなくなった。中国は、日本のこの20年の過程を一気にすっ飛ばして、いきなりLL社会に突入していきそうな勢いである。ハンバーガーの値下げキャンペーンで、創業当時価格なんて言われるように、マクドナルドでの食事でかかるお金は、以前に比べて、相当に安くなった。でも、その代わりなのかなんなのか分からないが、みんなが、以前よりビッグサイズをたべるようになった。果たして、みんな、胃袋の大きさが大きくなったんだろうか。....一企業としての、マクドナルドの、客単価を落とさない戦略は、うまいと思う。すごいと思う。しかし、今日は、別に食べたくないのに、LLサイズにしてしまった。そして、食べ尽くした。いや、今日に限らず、いつも、こんな感じ。そして、体脂肪を増やしている。世界に繁殖し、増加を続けるマクドナルド。加大[ロ馬] ? を繰り返していったとき、地球人の体脂肪率にマクドナルドが与える影響は....。思わず、大きくして! と言ってしっまった自分の失敗を隠して、話を少し大きくしてみました。マクドナルドには、高校時代、バイトでもお世話になったことがあり、大好きです。念のため。でもね....。
2002年10月22日
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嬉しいお知らせ~。このページが、中国情報局の<今週のお薦め>(10/21号)(http://dir.searchina.ne.jp/picks/20021021.html)にて、紹介されました。やったぁーっ!嬉しいです。いやっ、本当は恥ずかしいんですが...。だって、日記は、ほぼ毎日更新を謳いつつ、やぱりさっぼちゃうことはあるし、日記以外の更新は、やろうやろうと思って、なかなか腰あげないお爺ちゃんだし....。でも、2月1日以来、もうちょっとでまる9ヶ月。こうして頑張って来られたのは、メールで、メモで、ゲストブックで、そして最近は実際にお会いして、励まして下さる皆さんがあってこそです。僕の留学生活毎日楽しく充実させてくれているのは、ページを通じて知り合えた皆さんのおかげ。本当に心の奥底から深い感謝を申し上げます。謝謝,非常感謝!!そして、何とぞ今後とも、よろしくお願いします。皆さんからの、提案、質問、叱咤激励の声、お待ちしています。もちろん、特に激励のメールは嬉しいですが、「ここは違うんじゃないのー」「こうした方が良いよ」といった厳しい声も頂けたら幸いです。そうした声に励まされながら、これからも、勉強を続けていきたいと思います。どうぞ、よろしくお願いしまーす。 * * *昨日の午後から、清華大学内で、研究会に参加していたのですが、その帰り道、寒さで凍えそうでした。そして、今日、朝8時からの授業。自転車で教室まで向かい、既に限界を超えた気がしました。とにかく、寒い。寒い。さむーい。今日(10/21)の≪京華時報≫一面には、この見出し。今晩本市気温降至0℃ -今晩外出するときは暖かい服を余計に着て行きましょう-お昼のニュースでも、取り上げられとり、ちょっとした異常気象のよう。しかし、一気にきた極寒の北京。果たして、この冬、ちゃんと乗り切れるかなーとちょっと不安になってしまいました。暖かい愛が欲しい。暖房が欲しい、、、でもその前に鍋でも食べようか...。...昨日、上海から、偽札を掴まされたので注意! というメールを頂きました。また、あとで、日記でも書きますが、皆さんも注意してください。
2002年10月21日
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『これ、ニセ札でしょ! ーシングル・マザーの戦う北京生活ー』(詳伝社、2002年4月)は、北京の新聞社勤務で、フリー翻訳家、浅井祐理さん (http://www.yule.jp/)の著書です(お会いしたことはありませんが、いつかお会いできたら嬉しいなーと思っています)。北京発の旬なエッセイとして、最近話題の本です。私も、発売直後、amazonで取り寄せて、「そうそう、あるある、こんなこと!」と言いながら、楽しく読みました。上記HP(娘と私の正しい北京生活)とあわせて、お薦めです。しかし、このにせ札。浅井さんの表現をお借りすれば、「みんなでできるだけ早く他の人に渡してしまおうとする」「にせ札ばば抜き」ですが、これは私にとって、まだ「ある、ある!」ではありませんでした。店でお札を出して,「これ、にせ札じゃないの??」と疑われたりしたことは、数多くあるので、私も、にせ札に気づかずに、「ばば抜き」に加わっていただけかも知れませんが...。がっ、それが、本当に身近で起こってしまいました。上海に留学中の尊敬するお知り合いから、日曜日の夜もらったメール。それが、まさに、にせ札を掴ませられた! というものでした。とても、細かくわかりやすいレポートで、私が変にまとめるより、皆さんに伝わる思いますので、以下、引用させて頂きます。「偽50元札をつかまされました。参考までにお話しします。 種類は緑色のものです。18日(金曜日)に、現在自分が住んでいる○○大学留学生センター1階の売店で買い物をし、50元札を渡した際、「これは偽札だ」との指摘を受けました。 本物の札との違いですが、印刷全体が本物と比べてやや薄く、毛沢東の肖像画も本物とは印刷の状態が違い(なんというか「のっぺりした」感じですね)ます。また、札の紙質も本物とは違っています。 しかし、上記の違いは、私が本物と実際に比較してみた時に感じたものです。買い物等で緑色の50元札を渡された時には、それが本物かあるいは偽札であるかの見分けが、すぐその場ではできないかと思われます。 偽札をつかまされた経緯ですが、16日あるいは17日、留学生センター1階の食堂で食事をした際、もしくは売店(前述の売店とは別です)で買い物をした際に、そのお釣りの中に偽50元札が入っていました。 お釣りを渡した中国人が偽札と知っていたかどうかは不明です。しかし、我々外国人と違い、中国人には本物と偽札の違いはある程度判別できるようですので、あるいは偽札を判別できないであろう外国人に故意に渡した可能性もあります。まあ、この点はあくまでも可能性ですが。 私のクラスの日本人女性も、全く異なるケースながら、やはりこの緑色の偽50元札を渡されています。現在かなり流通?している可能性があります。 以上、私の失敗談ですが、注意された方がよろしいかと思い、あえて御連絡しました。長文失礼しました。」.....うーん。50元。日本にすると、750円くらいですが、こちらでは、学食の定食(昨日の例:茄子炒め,麻婆豆腐,肉野菜炒め,ご飯)10食分です。日本人は、一度にせ札を掴まされたら、「ばば抜き」にはなかなか加われませんもんね...。痛い。お札を受け取ったら、その場で、太陽に照らして、すかしを確認。日本では普通あり得ませんが、中国では当たり前の風景。今までは、ちょっと恥ずかしさがありましたが、今日からは,自分の身を守るため、実行しようと思います。そして、「これ、ニセ札でしょ!」って言えるようにならなきゃ。。。上海からのメールに感謝です!!(*日曜の日記ですが、火曜日更新。昨日と順序が逆です(^^ゞ)
2002年10月20日
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最近、大学内での空き時間を利用して、図書館で、過去の修士・博士学位論文を読んでいます。検索には、昔ながらのカードと、パソコンのオンラインを併用。どんなテーマで書いているんだろうと、適当に見る時には、カードで。特定のテーマの論文をリストアップしたいときには、オンラインでキーワード検索。学位論文も一般図書と同様にオンラインで検索出来るのは、とても便利です。色々興味はあるのですが、まずは、今、私が勉強している中国のメディアに関するものから。例えば、・改革開放以後の≪人民日報≫の国際的評論論・新聞出版管理機関審査工作論・インターネットメディアと大衆コミュニケーション・中国テレビと世論監督研究・≪参考消息≫の編集方針・インターネット広告の効果と実証研究・自動車広告戦略の選択と実施・ドイツ統一によるメディアに対する影響 ......などなど。個人的には、いつもワクワクしながら、読んでいます。論者の苦悩を思うこともあります。が、今は、読むので、いっぱいいっぱい。論文の館外持ち出しは出来ず、コピーも出来ません。しかも、閉架で、貸し出しは、8-11時と、14時-16時半のみ。この時間は授業もあるので、時間との勝負です。まずは、目次を書き取って、その後は、キーワードや、気に入った表現も書き取ったりしていると、あっという間に時間は過ぎ去っていきます。でも、最近は、図書館のおばちゃんとも仲良しになってきたので、もうちょっと、もうちょっと...と言って、2時間延長をしてもらいました。しかし、読みたいと思うモノはまだまだ、たくさんあります。検索が簡単に出来るのはもちろん便利ですが、時にストレスをためます...。...昨日に引き続いて、日本文化祭。日本舞踊と、合気道演武、日本語劇を見てきました。舞踊を踊る日本語学科の学生たち可愛かったなぁー。和服に、傘をもって...。合気道も、格好良かった。演武は、「静」の中で行われるんですね。息を飲みました。日本語劇は、みんな日本語が上手で立派でした。観客の中国人学生には、意味が分からなくとも僕はちゃんと分かりましたよ! しかし、半分近くの席を立ってしまったのは、こちらの人は、自分の意志がはっきりしているということでしょうか。これから、中国進出を狙っている芸能関係の方は覚悟しないと.....(笑)9/22のライブでは、浜崎歩でも、1/3以上が席を立ってしまいましたからね...。...夕飯は、今日も留学生食堂で、肉麺。4元。さっぱり味で,なかなか。但し、混んでいて待たせられる。そのため、その後予定していた、ディベート観戦に行くも、教室に入れず。
2002年10月19日
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昨日、「未来日記」で書いたとおり、今日から、中国人民大学(私のいる大学です)にて、「日本文化祭」なるイベントが始まりました。14時。最近出来上がったばかりの、体育館の入り口。「第二実験小学校」の吹奏楽部による、フィナーレの演奏とともに開幕。集まったのは、スーツか、はっぴ姿の関係者がほとんど。でも、「なんだ、なんだ」と集まってきた、学生、職員、工事のおじちゃん等で、入り口付近はちょっとした混雑。開幕式らしく、たくさんの式辞。日本大使館からは、宮家邦彦公使。阿南惟茂大使の祝辞を代読。一緒に来ている通訳は使わず、すべて中国語。その後には、阿南大使の前任。谷野 作太郎前中国大使も挨拶。今日は、今回スポンサーになっている、(株)東芝の取締役という立場。もちろんオール中国語。さすがに、余裕があられます。(ところで、関係ないですが、8/16の日記に書いた、初芝の島耕作取締役はその後どうでしょうか?ちょっと気がかりです(^^ゞ 会場には、日本の漫画の展示がありましたが、島耕作は見つけられませんでした。)○2002/08/16(金) 上海担当取締役 島耕作 殿 僭越ながら一言... その他、資生堂もスポンサー。中国からは教育部をはじめ、たくさんの来賓。しかし、吹奏楽の小学生にはかわいそうでした。今日はあいにくの雨模様.....。外はとてもとても、寒かったです。式辞の中では、「未来の担い手」とさんざん持ち上げらていましたが、それどころではなかったんじゃないかな.....。このイベントは、土・日とまだまだ続きます。これからは、学生主体の楽しいお祭りになるのかな~?期待しましょう(^O^) * * *....夜には、この日本文化祭りとは全く関係なく、学内で行われた、性教育の講演会に参加。18時からの自由参加の講演。、ざっと200人以上が集まり、立ち見続出。カップルらしき姿もあり。講師は、ペキン・ユニオン・メディカル・カレッジの先生。中国語の名前が当然あるはずだが、不明。パワーポイントの資料は何故かすべて英語。タイトルは、婚前交渉について。しかし、内容は至って基礎的。セックスは良いが、きちんと考え、安全套(コンドーム)をつけること。一人っ子政策が行われている中国では、性教育が進んでいると聞いていたけど、必ずしもそうではないのかもしれない。性器の説明で、小学校の教科書にも載っている内容だけどという前置きに、「載ってたけど、先生は話さなかった」とは、隣にいた一年生の女の子のつぶやき。でも、誰か説明して、という講師の問いかけに、女子学生が二人演壇に上がって男女の性器の働きについて、それぞれ細かな説明。途中、会場に問いかけまでする余裕。こちらの学生は、プレゼン能力に長けている学生が目立つ。そして、決して物怖じしない。最近、中国では、「同棲」が推奨されつつあるとの話も聞いたことがある。離婚が多いことを憂慮しての現実的思考。少し前までは、儒教的考えに支配されいたはず。開放の早さに驚く。.....夕飯は、留学生食堂で、カレー鶏肉炒飯。4元。
2002年10月18日
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「日記」だから、仕方ないという言い訳も、出来ますが、いつも終わったイベントのことばかり書いていて、なんだー教えてくれたら良かったのに....なんて怒られることがあるので(^^ゞ、たまには「未来日記」を書いてみます。みっつ。終わってからはもちろん報告もする予定です。★人民大学日本文化まつり18日(金)~20(日)私の通う中国人民大学の外国語学部日本語学科主催で、日本大使館が後援しているイベントです。今日、学内に貼ってあるビラからスケジュール表、書き留めて来ました。18日(金) 14時 開幕式 世紀体育館 北側 ★是非、みんなに出て欲しいとのこと。 展示会 世紀体育館 南側 書道、漫画など 18-20時 映画会(タイトル未定) 800人教室19日(土) 8-11時 日本語スピーチ 逸夫中心2階第2会議ホール 11時ー 留学諮問会 逸夫中心2階 11:30-14:30 フリーマーケット 学生活動中心 14:30-16:00 ファッションコスメショー 800人教室 16:00- 日本語学科2年生による日本舞踊 16:10- 北京大合気道協会による演武会 ★語言大学でお世話になっている、Oさんも参加! 16:20- 4年生による日本語劇20日(日) 9時 中日友好バスケットボール大会(男子1部) 世紀体育館 12時 ランチパーティー 留学生楼2楼2階 14時 バスケットボール大会(女子、男子2部) 18時- JAMIC主催ライブ 19時 閉幕式 21時 ruu-jp主催の中日交流パーティー(一般10元/人)ほっ...、こんな感じ。盛りだくさんですね。どれに行こうかな~。但し、私は、直接企画に参加してないので、詳細は、学内等で改めて、確認してくださいね。★国際マラソンそして,同じ日ですが,20日にには、国際マラソンもあります!!天安門をスタートして、オリンピック体育館まで。テレビも放映されるのかな?のど自慢の応援団長こと、高邑さんもフルマラソンに参加されるとのこと。今週はお酒を断って、気合い入っています。加油!!私も、いつかフルマラソンを完走するのが夢。そのためにはたるんだお腹をどうにかしなくちゃですが...。来年に向けて、頑張るか...。★北京日本人会主催就職セミナーまだ日本人会のHP(http://www.j-act.com/beijing/)には掲載されていないようですが、学内に貼るためにビラを頂きましたので、こちらでも宣伝。11/17(日)13:00受付 13:30 開始新世紀飯店(首都体育館南路6号)GrateWallⅡの間日本人会会員になれば無料非会員 30元定員 200名申し込みはjob200aki@hotmail.comまで、氏名、学校名、会員・非会員を記入の上、「参加希望」の件名で送信。または電話で 6527-2970(10/22-11/8の間就職斡旋はありませんが、こちらで働いている色んな方々とお話しできる貴重な機会です。セミナー終了後には、懇親会もあります。私は前回6月に参加して、楽しく勉強になったので、また参加致したく思っています。前回、会員になったので、今回は無料というのも嬉しいです(^O^)○2002/06/23(日) 大雨の日曜/地球村できれいなおかあさん、就職セミナー、新居予約
2002年10月17日
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7/28の日記で紹介した「対話」という番組。今週は、日中国交正常化30周年を記念した特別拡大版。昨日と今日、2夜連続で、日中経済フォーラムと題して、両国のそうそうたる企業家たちが集まりました。豐田汽車株式会社 会長 奥田碩ORIX株式会社 会長 宮内義彦索尼株式会社 会長兼CEO 出井伸之TCL電器股分有限公司総裁 李東生聯想集団総裁 楊元慶北京首創集団総経理 劉暁光初日のメンバーを、すべて中国式の名前で、書いてみると、こんな具合(字の形はフォントの関係でそのままでは出せないので、PinConvというソフトを使って、日本の字に置き換えました。中国では、もっと画数の少ない簡体字という字を使っています)。しかし、そうそう顔ぶれです。正常化記念なので、政府や経済界がバックにいるんでしょうね。話の内容は、それぞれの日中に対する印象に始まり、各社の企業改革、「核心競争力」、企業文化等について、最後に、日中両国の協力関係の可能性。笑えたのは、ソニーの出井会長は、中国への興味は中国酒を飲むところから始まったといい、TCLの李東生総裁は、日本にたびたび出張して、興味深いのは、日本の女性(日本小姐)だという。曰く、大会社を訪問して応対してくれる女性は皆、「職業化」され、非常に良いトレーニングを受けていて、しかも綺麗。両国の企業の協力関係について、出井会長は、結婚(合併)ではなく、デートを重ねるソフトアライアンスを主張。全体を通しての印象は、日本側が、多少上段に構えているような感じもした。大きな自信の表れか、中国の迫り来る勢いへの不安の裏返しか。この蒼々たるメンバーにおいて、過信ということはないのでしょうが。週末、蔡林海『中国の知識型経済 華人イノベーションのネットワーク』(日本経済評論社、2002年4月)という本を読み、中国の強さは、決して労働力の安さだけではなく、その先にある人的、知的資源だと実感。中国から今、世界に広く流出している「頭脳」が,近い将来、環流を始めて、それがネットワークを作り出したとき、日本はどう立ち向かえるのか?番組の2日目は、日中の若手ベンチャー起業家たちが登場。1981年生まれ、20歳のクララオンラインの家本賢太郎社長(http://www.clara.co.jp/company/iemoto/)は、自分は、まだ成功者とは呼ばれたくないという。今、成功だとしたら、あと50年はどうなるんだと。彼は、私より6歳若いけど、そう、50年。50年後の日本は、そして中国はどうなっているだろうか...?
2002年10月14日
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GLAYが北京にやってきた!日中国交正常化を記念したコンサート。メディアが大きく騒いでいます。今日買った新聞2紙,<北京娯楽 信報>(朝刊紙)、<北京晩報>(夕刊紙)ともに、一面で大きな写真つきでの扱い。新聞が、事前にこんなに大騒ぎするのは、あまり見たことがなく、ちょっと異常な感じ。これは、GLAYがそんなにすごいのか? メディアを動かすすごい力があるのか? よく分かりませんが....。しかし、事前に、江沢民・国家主席とも会談して、「スタイルいいね」と言われたそう。それだけ見ても、今日のコンサートは、大きなニュースです。ところで、GLAYファンの小泉首相は、今日の件、何かコメントしているのでしょうか? 自らは、靖国問題もあり、訪中をキャンセルしたわけですが、GLAYには何かを託したのかな?!でも、改めて思うのは、音楽の交流ってすごい。みんな、楽しめたかな?こうやって書いているとやっぱり行きたかったなんて思ってしまいます(^^ゞ...この日記をUPしようと朝日新聞の速報で、GLAY北京公演に3万5千人 日中30周年の目玉企画(1:00)とでてました。35,000人。すごい数ですが、当初の目標5万人には足りなかったようですね。明日の中国メディアも注目してみたいと思います。http://www.asahi.com/international/update/1013/006.html...今日のお昼は、中国のラーメン。こしのある麺、胡椒のきいたスープで、なかなか美味。夜は自炊。肉野菜炒めと、トマト&玉子のスープ。美味とは言えぬが、おいしかった。買い物がストレス解消になっている。ちょっと野菜買いすぎ。
2002年10月13日
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今日、交通事故を2件、見た。中国は、信号の数が、極端に少ない。最近、急激に増えている気がするが、日本に比べたらまだまだ少ない。あっても守らない。車と自転車と歩行者が入り乱れ、一番えらいのは車。歩行者用信号が青でも、右折車は決して、人を渡らせない。渡れずに、信号が赤に変わってしまうことも、少なくない。だから(と言っては、いけないのだけど...)、車が少なくなれば、人は信号を無視して、道を渡る。数車線ある大きな道路なら、とりあえず、行ける所まで行く。...中国にいるとこれが当たり前になってしまう。日本からきたばかりの人は驚く。最初は、道が渡れない。ところが、それが、少し、中国にいると、慣れてしまう。度胸がすわってきて、格好いいだろうとばかりにスイスイ道を渡りたくなる。しかし。実際、事故は起きている。しょっちゅう起きている。たくさんの人が命を失っている。よくよく観察してみれば、中国人でも、きちんと信号を守る人がいる。信号がなければ、車がいなくなるのをひたすら待つ人がいる。たぶん、彼らは、度胸がないわけではない。しまった、と思ってからでは、取り返しがつかないこともある。慣れてきた頃が一番危険。油断大敵。
2002年10月12日
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病毒(bing4du2)。ウイルスを意味する中国語です。。コンピューターを前につけて、「電脳(dian4nao3)病毒」とも言います。最近また、ウイルスがかなり蔓延しているみたいです。私のもとにも日々、ウイルスメールが舞い込んできます。感染しちゃったよ、という友達の話も中国、日本で、何人からか聞きました。ウイルスにはいろいろな種類がありますが、最近流行っているのは、Outlookを狙ったモノが多いようです。感染したことを気づかせず、知らない間に、アドレス帳に漁って、そこいら中に、ウイルスを送りつける。しかも、From欄も書き換えて、他人になりすませてしまう。だから、ウイルスをもらった人が、その送り先に抗議しても、実はその人のパソコンは汚染されおらず、えん罪だったというようなケースをよく聞きます。病気と同じで、感染するまでは、「私は大丈夫」と思うのですが、一度、感染してしまうと、治すのは本当、大変です。しばらくパソコンの調子がおかしくて、すぐに固まっちゃりするので、オンラインで出来るウイルスチェックをしてみたところ、100以上のウイルスが見つかって、その後、何日もかけて、やっと除去できたけれど、貴重な時間をロスしてしまったというような話もあります。でもこのウイルス除去も、コンピューターの設定を色々変えて、ワクチン(疫苗yi4miao2)ソフトをダウンロードしなければならなかったり、相当の労力と時間を必要とするので、諦めてウィンドウズを入れ直す場合も多いようです。けど、感染前であれば、実はウイルスの予防はそんなに難しいことではありません。最近は、多くのプロバイダーで、ウイルス除去サービスを提供されています。これを申し込んでおけば、ウイルスメールが来ても、受け取るときには、「ウイルスが検出されましたので、ファイルを削除しました」というメールを受け取るだけです。また、ウイルス対策ソフトを購入して、常駐させておけば、メールの受信と共にウイルスチェックもかけてくれます。週一回総点検するなんて事も出来ます。一度設定しておけば、あとは毎週自動でやってくれるので、手間はかかりません。このソフトは年数千円かかりますが、日々新しく出てくるウイルスの情報を自動的に更新してくれるので、安心です。ところで、ウイルスとともに恐い存在なのが、黒客(hei1ke4)、ハッカーです。ハッカーなんていうと官庁や企業から秘密情報を盗み出したり、HPを改ざんしたり、そんなイメージですが、実は一般の老百姓(=庶民)にも結構危険が忍び込んでいるようです。私がそれを実感したのは、まだ日本にいた去年の末頃,yahooのADSLを利用していた時のことです。家で使っていたPCから、中国に持ってくるPCにデータを移管するため、ネットワークをつないだところ、見慣れないコンピューターがいくつか現れたのです。中のファイルまで丸見えでした。恐くなってすぐに回線を切りました。が、後に、yahooのHPを見たところ、各パソコンで自ら防備しないと自分のパソコンが見える可能性があるので、注意しろと書いてありました。普通の人は、こんなところにまで気づきません。注意が及ばなくて当たり前です。でも、知らず知らずのうちに、自分の引き出しを道中に広げているの同じことをしかねない訳です。そして、その中には、友達のアドレス帳もあれば、メールもある、クレジットカードの情報もある....。それに気づいてからは、セキュリティーソフトを買って、常駐させています。すると、先日の日記で書いたように、ハッカーの侵入なんていう警告がたまにあるんです。このハッカーにも、何も私のPCを単独で狙うというのではなくネット上のPCを無差別でねらうものがあるようです。人を便利にしてくれるパソコンを発明し、どんどん便利にしていってくれる研究者がいる反面、ウイルスをどんどん作り出したり、ハッカーするのも人間。そして、対策ソフトの会社の商売が潤うというのもどこかで聞いたことのある寓話のようです。が、パソコンを手放せなくなってしまっている今、ちょっとのお金を払っても、安心を買うことの必要性を感じています。ちなみにこの、「病毒」と「黒客」、中国で最も権威あると言われる、≪現代漢語詞典≫(商務印書館)(日本で言うところの広辞苑のような国語辞書)では、1996年の旧版には載ってませんが、今年5月に改訂された、2002年増補版には、1200余語の「新語」のなかの一つとして追加されました。(広辞苑には載ってますか?)中国共産党の機関誌「人民日報」にも、毎週、「今週のコンピューターウイルス情報」という欄があります。最も流行っているウイルスの警告度を五つ星で示し、感染するOSの種類、感染症状などを含めて紹介しています。 * * *今日の夜は、北京理工大学に通う日本人留学生の友達と夕食。双安商城という家の近くのデパートの最上階。今風の屋台村のような感じ。十数店が並んでいて、迷いに迷う。結局、マカロニと牛肉のケチャップ炒め鉄板焼きのようなものと焼き餃子、イカ焼き。酒は飲む気にならず。彼のこの連休中の三峡下りツアーの話を聞き、次の春休みに行くことを決意。みんな行くので敬遠してたけど、やはり今しか行けないところには行っておいた方が良い。
2002年10月11日
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10月も半ばを迎え、秋まっさかり~♪です。北京の秋は、最高の季節。最高39℃という夏の暑さはなく、最低マイナス15℃という冬の寒さはなく...。食べ物ももちろん、おいしいし(^O^)東京だと、秋に加えて、春も良い季節です.....が、北京の「春」(←10/15 ゲストブックで教えてもらった,書き間違いを訂正。JiaXiangさん。謝謝! )は、、、ご存じ、「黄砂」があって、ベストシーズンにほど遠いんです。もしオリンピックが春だったら、北京は絶対無理だったと言われているほど。では、この黄砂は、近い将来、解決するんだろうか?? という疑問を抱えて、今日は、あるシンポジウムに参加してきましたー。日中国交正常化30周年記念国際シンポジウム「黄砂研究の現状と国際協力への提言」主催は、中日友好環境保全センターと国際協力事業団(JICA)報告内容は、1.砂塵暴の発生源及び発生経路、東アジアの環境に対する影響(中国)2.モンゴルにおける気象変動と砂漠化について(モンゴル)3.韓国における黄砂の歴史(韓国)4.日本で観測する黄砂の環境科学的作用と最近の黄砂研究の紹介(日本)パネルディスカッション「黄砂研究における今後の国際協力の提言」日中の専門家に加えて、韓国とモンゴルの研究者も参加。会場には、日本の研究者や企業(メーカー、電話局等)、それに中国の環境系の学生の姿(民族大の学生は民族衣装で参加!)も目立ちました。テレビ朝日報道と日本テレビのカメラも(会場中心にいたので、もし使われたら映るかな??)。今日,はじめて知ったこと!○黄砂は、ここ数年、毎年ひどくなっている。人的要因の可能性!○韓国の研究者によると、歴史上記録されている一番古い黄砂は、 なんと、西暦174年(新羅)。日本では、807年。○黄砂という言葉が日本で初めて使われたのは1915年。 それまでは「雨土」などと呼ばれていた。○日本語の「黄砂」と中国語の「砂塵暴」は同一の用法ではない。 「砂塵暴」は、砂嵐と日訳。○中国で「黄砂」(日本語)を3つに分けている。 砂嵐暴、揚暴、浮塵。(日本では1種類)○黄砂は、汚染物質も運ぶので、健康への影響もあるかもしれない。○モンゴルやカザフスタンで発生した黄砂日本に到達するのに約4日かかる。 もちろん、すべてが来るわけではない。1/4ほど?○単に木を植えて解決するモノではない。逆に地下水を吸い上げてしまうこともある。 生態学的研究が必要。○韓国よりも北朝鮮のほうが、黄砂の影響は深刻だが、情報交流が 進んでいない。過去に実績はある。○アフリカのも黄砂はあるが、人工過疎のため問題になっていない。 アジア・アフリカフォーラムで情報交換をしていく。...、つまり、黄砂は、昔からあるものだけど、ここ数年悪化してきていて、特に日本への影響は、今年の3月の黄砂を機に、関心が強まっているということらしい。本格的な国際的協力もまだ始まったばかり。今年11月から1年かけて行われるプロジェクト(100万米ドル規模)の目的も「具体的投資プロジェクト等の形成のための予備調査」。そう、予備の調査。まだ、始まったばかり。北京の春が、ベストシーズンになるのは、まだまだ先のことのようです。2002/03/20(水) 黄砂の洗礼~~!! * * *帰りに、会場近くのイトーヨーカ堂に初めて!入りました。夕ご飯は、日本式ラーメン。ここのラーメン屋さん、チェーン店で、以前別の所で食べて、味は、なかなかと評価していたのですが、今日のはちょっと頂けず.....。それについては、思うところがあるので、また改めて。
2002年10月10日
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昨日、銀行に、電気料金を払いに行って、学んだこと二つ。一つ、同じ工商銀行でも、電気料金を払えるのは、「儲蓄所」(いつも人の山の小さな店舗)だけ。それより大きな所(行列がなく、空いている!)では、受け付けてもらえない。大きな所は、単位(会社、団体等)だけが対象...らしい(推測)。これを知らず、昨日は3件の工商銀行をハシゴした....。(もっとも、店舗の大きさと、仕事の棲み分けが関係あるのかは、不明。でも、同じ銀行でも、出来ることが違うのは確か。)しかし、最近の銀行は、残業をする! これ学んだことの二つ目。ハシゴのお陰で、3店目に着いたのは、16時57分。閉店の3分前。すごい行列。もしや、もう受け付けてくれないのではと、ドキドキ。並んでいても、途中で、もうだめ~、と打ち切られるのではと、不安いっぱい。だって、お金払わないと、真っ暗な夜を過ごす危険と隣り合わせ。延滞しているわけではないけど、前払いなので、前に買った分が切れれば容赦なく、すぐに停電なのだ。でも、果たして、17:20頃、順番がちゃんとやってきて、支払い完了。感動!以前の中国だったら、閉店1時間前くらいには、もう列に並べないなんてことがよくあった。不受理だけど、ダメと言われたら、それで、もうおしまい。それが、今や20分過ぎてもちゃんと働いてくれている! 変わった! 中国。しかも、連休中も、銀行は、繁華街を中心に、順番で店を開けている。日曜だって、やっている店舗が多い。平日の営業時間は17時までが普通。20時なんていうところもあったはず。すごい。どんどん、便利になっていくぞ、中国。う~ん、しかし、こういうとき、どこかの国の銀行のサービスと比べるのは、いけないことなのでしょうか? * *.....連休前に出た宿題が、明日提出なのに、全然終わらず...。やばいです。この日記も、さっきもっと丁寧に書いていたのに、途中で消えて、ショック。もう書くのやめようかと思ったけど、それも悔しいので、ちょっと簡略化して再チャレンジ!途中、ハッカーによる侵入がありました! なんていう、セキュリティー警告あり。なんだか、気分は良くない。でも、落ち込んでいる場合でもない...。うぃー。またまた授業に行ってきます!(17:38)
2002年10月09日
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あ~、久しぶりの日記になってしまいました。休みだから、充実した日記を書きたいとも思っていたのですが、なんだか、そんな気分になれず...。ここ数日、色んな思いが交錯して、一人気持ちが空回り。おっきな失敗をして、何もかもに自信を失ったり....。でも、そんなことじゃいかん。連休が明けて、今日から再スタートです。前事を忘れず、後事の師となす。初心忘れるべからず。頑張ります。 * * *....昨日、ルームメートが日本から戻ってきて、見せてもらった、久しぶり日本の新聞。朝日と日経。どちらも、あちこちに踊る、「中国」の文字。ぱっと目についただけでも、日経。一面、特集「大上海」(経済発展ぶりの紹介)。3面、「経済観測 中国の下支えが必要」(三菱化学社長の語る産業景気の行方)11面「日経・北京大合同シンポジウム」(9/30に北京大で開かれたシンポジウムの詳細。資生堂社長や、栗原小巻、ファンキー末吉、北大教授....と幅広い。行きたかった...)朝日 8,9面「動く中国とつきあう」(2面を割いたおっきな特集。力が入っている。)この「動く中国」という視点。言い尽くされているようだけど、まさにその通り。意外と忘れがちだけど、でも、とても大切な見方だと思う。前にも、少し書いたが、中国にいても、やはり、動いている、変わっているという視点を忘れてしまうことがある。過去にとらわれて、現実を見失ってはダメ。研究チームを組んで、これからもネットを通じても展開していくとのこと。今後も、見守りたい。ところで、ちょっと気になったのは、朝日(名古屋版)の26面にある広告。グリコのプッチンプリン。すっごい懐かしいんだけど、何故、広告にパンダ? ....パンダの広告登場率も最近とみに高い気がする。調べてみたら、おもしろ....くないか(^^ゞそれと、中国とは関係ないけど、日経の一面。「指で触れると通じ合う」という記事には、ビックリ。握手したり肩をたたくだけで、名前や住所を相手の携帯端末に登録出来る技術をNTTが開発したんだって。人体に流れる電気信号を利用しているとか...。まさか、お互い思っている気持ちが通じ合っちゃったりはしないんだろうけど。。。日本の技術、すごい! けど、ちょっと恐い。そんな携帯端末に、住基コードが登録されていたら、どっかに触っただけで、すべて情報が流れちゃうってことだ。。。
2002年10月08日
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夕方6時過ぎまで一歩も外に出なかった.....。うぅー、不健康...。しかし、ルームメートが帰国中で一人っきりになった我が家には、寂しさを知ってか知らずか、ハエさんが3匹も遊びに来てくれた。しかも、僕の前から離れようとしない。ブーン、ブーン、ブーン。そんな幸せな状態で、はまっってしまったのは、新きょうウイグル地区のテレビ局でやってる(どこかの局の再放送だけど)恋愛ドラマ。タイトルを探すが、全然登場せず分からない。心臓病を負った主人公(女の子)が力強く生きていくような話。どこかで見たような話だけど、こういう元気になる話、大好き。このドラマ。一昨日初めて見て、その時は、2話だったのに、今日は確か、最後は、15話だった。何故って、なんと一日に4-5話くらいやっているのだ。これは、極端だけど、そうじゃなくても、中国では、連ドラは毎日が当たり前。日本みたいに、引き延されないのは嬉しいけど、一日に5話も見ていると、さすがにこんなことしてていいのか....という気持ちになる。そんなことを思いながらも、ハエはまだ付き添っていてくれる。でも、さすがに、うっとおしい。求む、退治法。
2002年10月04日
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日中国交正常化30周年記念オペラ「蝶々夫人」を見てきました。初体験のオペラ。演奏に演出にゾクゾクしました。日本だったら、たとえ実家近くの上野文化会館でやったとしても、見に行かなかった(行けなかった...敷居もチケットも高くて。)でしょう。それが、北京に来てくれたことで、身近に感じられ、普段着での鑑賞をさせて頂きました。すぐそばの席には、北京の音楽学院の付属高校に通う女の子の姿もありました。チケットは、最低200元(約3,000円)から、380元、600元、800元、1500元、2500元、3800元(約57,000円)とこちらの物価からしたら、決して安くはありませんが、中国のお客さんもたくさんでした。私も、これを機に、今まで知らなかったオペラの世界も勉強して見たくなりました。前夜まで、気になってはいながら、行く予定はなかったのに、尊敬する人の「一押し」との一言が、後押ししてくれました。素敵な出会いに感謝です。芸術が結ぶ交流、友情。きっと将来につながっていくはずです。今後も、中国で、またこんな機会がたくさん出来るといいな。これからが、楽しみです。○小澤征爾が北京で「蝶々夫人」を指揮 亡き母の遺影と(朝日新聞10/2)http://www.asahi.com/culture/update/1001/004.html*10/1北京晩報でも、文化面に4段抜きで、ほぼ同じ内容の記事がありました。
2002年10月03日
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今日は国慶節。新中国の誕生日。1949年から数えて53歳。テレビ、新聞では、改革開放以後、ここ20数年の生活レベルの向上、経済発展に関する「宣伝」が多い。新しい道路や鉄道が続々と開通。街には緑が増えて、綺麗になった....。明るいニュースが多すぎるというくらい、多い。今年は、11月8日から始まる党大会を控えているせいもある。日本では、建国記念日と言っても、数多くある休日の一つに過ぎないというのが実態、という気がする。歴史の違いを思えば、これは当たり前だけど、少し複雑な思いはある。ただ少なくとも、2月11日を国民皆で祝うには無理がある。新たなスタートという意味で、それに代わるのは、8月15日(あるいは講和条約調印の9月8日?)だと思うけど、戦前の清算が中途半端だから、これもすっきりいかない。他の国ではどうなんだろう? 連休初日。洗濯に、掃除、部屋の模様替え、ノート整理.....夜は、ちょっと野菜を買ってきて炒めて食べる。祝日のTVは、日本と同じで、特番が多くてつまらない。楽しみにしていたドラマ「省委書記」もやらなかった。電話しなきゃいけなかったのに、気づいたらうたた寝してしまって、かけられなかった。ショック....。...天安門の朝の国旗掲揚。結局行かなかったけど、晩報によると、25万人が集まったそう。ちょっと想像がつかない。なにはともあれ、祝大家国慶節快楽!!(皆さん,楽しい国慶節を!....これ、別れ際の決まり文句。...日本の皆さんには関係なくて、ごめんなさい(^^ゞ)
2002年10月01日
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