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朝起きて、一日を過ごす。夜寝て、そして朝がくる。毎日の繰り返しが続くだけ。 でも、小さな細胞の単位で見ると、毎日新しい体ができている。手にケガをしていても、少しづつ、少しづつ、体はあるべき姿にもどっている。 あるべきすがたってなんだろう。それは、心の奥深く記憶されている、ありたい姿。そんな気がする。 コーチングの質問として、拡大質問というものがある。質問を受けた人が、自分の中に気づきを見つけ出すための、予想外の質問。たとえば、 「今日の夕食が、最後の食事となるとしたら、どんな料理を食べたいですか?」 最後の食事となると、いろんな思いをめぐらせてしまう。今まで食べたかったけれど、どうしても食べることができなかった料理。昔食べた懐かしい味。それとも素朴なご飯と味噌汁。自分が何を食べたいのかを、あらためて考える「きっかけ」になる。 それでは、次の拡大質問。 「明日起きたときに、生まれ変わっているとしたら どんな自分になっていたいですか?」 どんな自分なんだろう。まったく違う自分?今日と同じ自分?自分が尊敬する人のような自分? 生まれ変わった時の自分をイメージしてみる。満開のサクラを見た時のように、優しい気持ちになっている自分。透明で青く澄んだ、雄大な海のような自分。それとも、行動的に活動しているチャレンジャーのような自分。どの自分になった時に、一番ワクワクするのだろう。 生まれ変わった自分をイメージして、ワクワクして、身体で感じる。周りの景色、音、におい、人、温かさ。いろんな感触を自分の身体の奥深く記憶させる。そして、眠りにつく。 自分がなりたい自分に生まれ変わっていることを夢見ながら。
2004/03/31
自分にとってのパラダイムシフト。勇気を出して、全てを投げ出し、熱意だけで会議に挑んだ。平静を装っていたけれど、とても怖かった。 上級幹部とマネージャが参加する、定例会議。報告と言い訳が続く、日本的な会議が進められている。 いままでの自分は、上層部の気に入られるような、あたりさわりのない資料を説明していた。 昨日の会議は違った。自分の持つコミュニケーションエネルギーを集中し、勇気を出して警鐘を鳴らすことにした。組織全体が、マイナスのスパイラルに入り始めている感じがしているから。 私のプレゼンテションの最初に、明確に言葉で言い放った。 「改善の意識が定着していない」 「相談できるような、コミュニケーションの土壌ができていない」これは、自分もふくめ、全部員に対するメッセージ。そして、マネージャに向けた攻撃のメッセージ。 会社の会議の中で、始めて攻撃の言葉を使った。自分が言わないと、だれも言わないメッセージ。 プレゼンテーションが終わり、場の雰囲気は、いままでにない緊迫したものとなった。 張りつめた風船のような場のなかで、統括部長の一言。 「ここまで言われて、マネージャからの反論は、ないのか」 嬉しかった。自分に向いていた反発のエネルギーが、マネージャー自身の中に戻っていった。統括部長の言葉によって、自分のミッションは達成した。 感動が溢れてきた。いままで遠い存在だった統括部長が大好きになっている自分に気が付いた。 相談できるコミュニケーション作りって、こういうことだったのか。部下が上司のことを大好きになってしまう職場。夢の職場に向けて、一歩あゆみだしたことを実感している。尊敬できる上司がいる人は幸せ。
2004/03/30
最近思うこと。上司に相談することが無くなった。形式的に6ヶ月単位で、目標管理面談という、話す機会がある。その場でも、目標面談シートを埋めるための、形式的話し合いをするのが恒例となっている。 私が上司に、相談に行かないようになった原因を考えてみた。一つは「学習性無力感」と呼ばれるモチベーションの低化。相談にいくと、 「それは業務とどのように関係あるのか。 ただでさえ時間がない。 よけいなこと考えずに、指示したことをかたずけろ。」というような指摘を毎回受けてきた。話す気力が無くなってくる。 二つめは、対立関係。呼ばれる時は仕事の依頼だけ。 「上から言われたので、よろしく。」の一言で作業が降ってくる。そんな指示にかぎって、自分の業務と関係のない突発作業。 自分自身反省するのだけれど「学習性無力感」というモチベーションの低化は抑えきれない。 どのようにしたら、相談できるコミュニケーションの雰囲気を築き上げることができるのだろう。 相談することは、自分の弱い面を見せること。自分では整理できないことを、いっしょに考えてもらうこと。自分のやりたいことの実現と、いまの業務との関係を探し出すこと。 これに対する相談を受ける人の心構え。それは、相談者の考え、思い、不安、弱み、強み、理想をしっかりと聴きとめてあげること。そして、親身になって、話合うこと。 相談をする人は、自分のなかにある程度の答えを持っている。その答えに自信がもてなくて、相談することを思いつく。相談していくうちに、もっといいプロセスがあることに、相談者自身が気が付くことも多い。 相談を受ける人は、広い視点で質問を繰り返すだけ。オールマイティな知識、情報は、必要とされていない。ひたすら、相談者自身の中に、答えがあることを、心から信じてあげるだけでいい。
2004/03/29
コーチング勉強会で、コミュニケーションの練習をしていた時に、自分にとって、大きな気づきがあった。「質問をしない」という条件で、人の話を聴くことが、そのときの演習課題であった。 自分が聴き役になったとき、相手が話しやすいようにと、終始笑顔をつくっていた。 話を聴く練習のあと、次のようなコメントをもらった。 「表情は、温かいんだけれど、表情のメリハリがない。 辛い話をしているときは、いっしょに辛い想いを共有してほしい。 そして楽しい話をしているときは、もっと感情的に楽しんでほしい。」自分にとって、大きな気づきだった。 自分の感情を押し殺して、人との関わりに波風をたてないように生活する時間が長すぎたようだ。 意識しないで、自分の感情をどこかに置き忘れてきたように感じる。 自分のもっている癖である「終始笑顔仮面」は、子供のときから続いてきたもののように思えてきた。親に、そして周りの大人に気に入られようとして、感情を抑えて知識だけを成長させてきたように思える。 人と人とのコミュニケーションのとり方について、自分なりの自信を身につけた今、そろそろ「笑顔仮面」を脱いでもいい時期に来ているように感じた。 先月かめおかゆみこさんの「体感コミュニケーション」ワークショップで、自由な表情の演じかたを練習した時のことを思い出した。こわばった顔の表情を、少しずつ、少しずつ、ほぐしていくこと。ワークショップで体感したことを、毎日の生活で、意図的に練習することにする。そう、自分の感情を意識的に表情に出すことを、今週からはじめよう。 心が通じる人とのコミュニケーションは、心のパワーで通じ合える。心を開ききっていない人とのコミュニケーションは、感情の共有が大切。このことに気づかせてくれた、勉強会主催者の皆さん、そして参加者の皆さんに感謝します。
2004/03/27
心に響いた言葉。 「私たち先輩が、物の豊かさを求め、高度成長を成し遂げた。 物は豊かになったけれど、過去に置き忘れてきたものがある。 それは心の成長だ。」 日本産業カウンセリング学会の勉強会で、心に響いた言葉。私にとって、父親のような年代の方が、この言葉を熱く語った。 心の成長を犠牲にして、生産性を追いつづけてきた結果、人間を大切にしない会社システムが形成されてきたように感じている。自分だけの想い過ごしだといいのだが。 2004年3月の日本産業カウンセリング学会勉強会の中で驚きの数値が発表された。「うつ病」と「自殺者」の数が、ここ5年前から、急に増えてきたこと。自殺者は年間3万人。 交通事故死が8千人。交通事故死が減ってきている分、自殺者が増えてきているとの報告だった。 急増しているのが、30歳代から40歳代の男性。小さな子供のいる家庭の父親が自殺した話を聞くたび、本人と家族の悲しみが伝わってくる。 自分と同じ世代の父親が、かわいい子供を残して、自殺するまで傷ついてしまったことに、深い悲しみを感じる。 自分にできること。それは、気づいてあげること。自分の周りにいる人達の話を聴いてあげながら、変化を敏感に気づいてあげること。そして、専門家との間の橋渡しをしてあげること。目立たないけれど、それはとっても大切なこと。 コーチングは、過去に置き忘れていた、心の成長を見なおす「きっかけ」を与える、心への働きかけ。心の成長を求める人は、自分でどんどん道を切り開いていく。 自分は、成長を求める人の世話人になりたい。そして、心の成長を始めた人達と共に、周りの人への傾聴と、心の変化に気づいてあげたい。目立たないけれど、それはとっても大切なこと。
2004/03/26
今日、携帯電話を買ってきた。これから始まるコミュニケーションのツールとして、新しい携帯電話を買ってきた。 日本中、世界中を飛び回っている友達と繋がるツールとして、携帯電話が必要になってきた。 手にしたワインレッドの携帯電話。自分にとっては、特別の携帯電話。思い出がいっぱいつまっている。 昔、新しい携帯電話の実験装置を作っていた。ダンボール箱3つぐらいの、大きな装置で、いろいろな実験をやっていた。 みんなが使えるようになることを夢見ながら、実験チームは、試行錯誤の時をすごした。そのプロジェクトの途中、同僚が天国にいってしまった。スノーボード中に雪崩にまきこまれてしまったのだ。今手にしている携帯電話の存在を予想することなく天国にいってしまった。 その後、私は、世界標準を日本に取りいれるため、1年半にわたって、世界中の会議に参加した。世界中の技術者は、同じ携帯電話が世界で使えることを夢見て、勢力的に論議をかさねてきた。その結果は、この携帯電話にとりいれられている。 ワインレッドの携帯電話を手にしたとたん、いろんな記憶が一瞬にして蘇ってきた。そして、通り過ぎていった。 ひとつの節目が終わり、新たな歩みが始まる予感。このワインレッドのコミュニケーションツールを利用して電波と心のつながりを始めることにした。
2004/03/25
友達が沖縄から久しぶりにやってくる。今週開催される、コーチング応用コースのワークショップに参加するため東京にやってくる。そして、土曜、コーチ仲間の親睦会に、いっしょに参加することになった。 今日、Tさんのメールの中に、「ワクワク」という言葉が書いてあった。その言葉を見ただけで、ワクワクしてきた。 今、皆さんは、どんなことに「ワクワク」していますか。週末、旅行に行く人は、待ちどうしくて、ワクワク。遠足に行く子供は、前の日から、興奮して、ワクワク。親しい人、憧れの人に会えることを考えてワクワク。いろんなワクワク感があります。 ワクワク感は、どこで感じるのでしょう。僕は頭のなかで感じて、それが、肩のあたりまで、ウズウズしてきます。未来におこる、楽しいこと、エキサイティングなことを、頭のなかでイメージしていくと、体も自然に反応してきます。 ドキドキしてみたり、温かい雰囲気を感じてみたり、未知のなにかに触れたときの、自分の反応に驚いてみたり、いろんな感動を体感することができるようになります。このイメージ、感覚を、しっかりと自分の心に留めておくことによって、ワクワク感を保つことが可能となります。 ワクワクすることは、プラスパワーをためることにつながります。そして、未来の楽しいイメージを心のどこかに留めておくことは、成功するためのノウハウです。ここにプラスパワーの威力が加わって、上昇気流のスパイラルが発生するのです。 自分が楽しいと感じることを、予定表に入れていくこと。そして、その未来をイメージして、自分の体で感じること。このことが、ワクワク感をいっぱい感じることになることに気が付きます。 沖縄の友達に感謝。そして、浅見帆帆子さんと「大丈夫!うまくいくから」の本に感謝。いろんな人との繋がりから、いろんな気づき、行動、感動、そして自分自身の成長を感じることができるようになりました。自分に接してくれている、全ての人に感謝。
2004/03/24
【先週土曜】 コーチングの勉強会に参加するために表参道に出かけた。 会場は営団地下鉄A5出口から0分とのこと。場所を調べずに気軽にでかけた。 ところが、地下鉄の出口から外を見てビックリ。貸し会議室らしい建物がぜんぜん見つからない。「たぶんここだろうな」と、ビルの1階を、うろうろしていたら、勉強会の講師のAさんと偶然目が合った。講師でありコーチ仲間のAさんに感謝。【今週日曜】 友達の公開日記に、「コーチングに興味があること」が記載された。ちょうど金曜に、コーチ仲間のKさんから、コーチングセミナの通知をもらっていた。開催間近だったので、主催の友達に直接メールした。調整していただき、二人でセミナーに行けるようになった。友だちのTさん、コーチ仲間のKさん、Tさんに感謝。【今週火曜】 午前中に、ビデオが2本、職場にとどいた。先週依頼した、「職場でのカウンセリング」の教育ビデオだった。迷わず、教育部門の知り合いの所に向かった。家でゆっくり見てもよかったが、なぜか教育部門に行って、すぐにビデオを見たかった。 教育部門には、知り合いがいっぱいいるが、今日は一番奥に座っているHさんと目があった。快く会議室を貸してくれた。 そして、Hさんは、思いがけないことを話してくれた。 「初級産業カウンセリングの試験を受けた」という体験だった、 Hさんは、学校で心理学を学んでいた。カウンセリングに興味があり会社に入ってから受験した。試験科目として、実技試験があるのだけれど、Hさんは、実技体験がなかった。会社のカウンセラに実技の指導について相談したところ断られた。別の会社のカウンセラに話したところ、実技指導の塾を紹介された。 どれも、これも、私が知りたかったことだった。教育訓練部のHさんに感謝。 プラスパワーがもたらした偶然と、素直に思い込むことにしています。みなさんも、偶然を楽しんでみませんか。
2004/03/23
先週から風邪をひいてしまい、小さな頭痛が取れない状態が続いていた。いつもポジティブに考える癖のある私が、突然ネガティブに考えるように変化した。 一度ネガティブ思考に陥ると、不思議な快感があり、自分に都合の良い「言い訳だけ」が頭の中を埋め尽くしていった。 風邪がなおりかけて、ふと気が付いたこと。雰囲気を感じ取る感触がマヒしてしまった。 そんな状態で、コーチングの勉強会に参加した。なにげない話のなかに、浅見帆帆子さんの名前を耳にした。なんらかの「必然性」を感じ、もう一度「大丈夫!うまくいくから」の本を読み始めた。そこでみつけたこと。 日常生活の中で簡単にできるプラスパワーのつくり方 (1)親切にする。 (2)穏やかな気持ちで接する。 (3)イライラしない。 (4)目の前のことを一生懸命やる。 (5)不安、憂鬱な気持ちを持たない。 (6)心がウキウキするように過ごす。 (7)笑顔で過ごす。 (8)礼儀正しくする。 (9)身の回りをきれいにする。 意識的にプラスパワーをためるように考え方と行動を変えてみた。すると、雰囲気を感じる感触が戻ってきた。 みなさんは雰囲気をどのように感じますか?人それぞれいろんな感じ方があるようです。僕の場合は、イルカのように、自分から音波のようなプラスパワーを発信して、その反射波によって体が感じるようです。 目がキラキラしている人は、自らプラスパワーを発信しているので、そのときは頭の後ろ側から背中、上腕の後ろ側がチリチリしてきます。さらに強いときは、太股の前側がジンジンしてきます。それ以上強くなると、泣いてしまうかな。 日常生活の中で簡単にできるプラスパワーをためて、感覚を敏感にしてみませんか。
2004/03/22
日本的に言うと、会社改革の世話人をプロセスデザイナと呼びます。これからの企業を改革するための大きな役割を担うのが、このプロセスデザイナです。 柴田昌治著「なんとか会社を変えてやろう」のなかに、プロセスデザイナの資質が載っています。 (1)目先の成績、目先の課題達成にのみこだわるタイプではない。 (2)変革への思い入れが人一倍強い。 (3)どんな状況でもなんとか打開策を見つけていく粘り強さ。 (4)現場に足を運ぶフットワークの良さ。 (5)人と人との橋渡しをする力。 (6)問題提起、シナリオ展開、客観性を持った問い、 判断を下しまとめる力(起承転結の組合せ)。 (7)違いを認める受容性 自分自身の性格と比較して、合致する点が多いことに自信を深めた。プロセスデザイナとして改善を提案する他に、場を創りあげるファシリテータとして活動し、さらにはコーチングマインドを発揮して、新たなプロセスデザイナを育てることが自分の役割であることを再認識した。 プロセスデザイナーは、やりがいのある仕事です。世話をすることによって、どんどん視野が広くなり、全体を把握できるようになります。 いままで解決する手だてがなかったものが、皆の協力で、少しずつ解決に向けて改善することに対して、喜びを感じるようになるのです。 誰かのために役に立ちたいという価値観が、より良いパワーを生み出してくれるように感じます。 プロセスデザイナは、フットワークが命です。キーパーソンとのネットワークつくりを通して、より良い場の構築に繋がることを夢見、明日も人とのコミュニケーションを育てていくことにします。
2004/03/21
柴田昌治著「なんとか会社を変えてやろう」という本に没頭中です。 新たな課題を発見する能力として「おかしいことを、おかしいと感じる能力」という記載がありました。 「おかしい」と感じることって、自分も他の人も同じ感じ方だと思っていた。本を読んでいくうちに、自分の「思い込み」であることに気が付いた。 子供のころから、課題を速く、正確に処理することを競わされてきた。課題はいつも大人から与えられた。課題が「おかしい」と考えることよりも、与えられた課題をそのまま受け入れ、課題を正確に、人より速く解決することが、優秀と評価されてきた。 大人になり、仕事上の不満を感じるときも、「大人らしく」自分を納得させ、自分の中だけで解決してきた。そうやって、心の安定を保つ能力を身に付けてきた。 解決方法が見えている課題だけを、正確に処理する能力に長けていても「おかしい」ことを見て見ないようにしているかぎり、根本的な改善には繋がらないように思える。 「おかしいこと」を「おかしい」と感じるためには、特殊な能力が必要です。さらに、「おかしい」と感じた人の意見を拾い上げる「仕組み」が必要です。 自分に素直な子供は、ちょっとした変化に敏感です。「おかしい」と感じたときに、近くの大人が気づいてあげ、それが「何か」について聞き出してあげることが必要です。 同じように、職場に途中から異動してきた人たちは、職場に対する雰囲気を敏感に感じ取ります。その人の「違和感」は、何から発生しているのかを、聞き出してあげることが重要だと思います。 異動してきた人も、1ヶ月すると慣れて、違和感を自分で処理してしまうようです。違和感こそ「おかしい」部分の核心を言い当てているように感じます。「違和感」を感じる能力を磨くこと。他の人の「違和感」の原因を聞き出してあげること。まずは、ここから初めてみることにします。
2004/03/20
柴田昌治著「なんとか会社を変えてやろう」という本に出会った。「会社を変えていくプロセス」の第一ステージに「相談し合える関係づくり(土壌の耕し)」というのがある。これって、どんなことだろう。 本を読んでいくうちに、すぐにはできないことに気が付いた。流れにそって、自分の職場に適用していくことにする。 最初のとりくみは「気楽にまじめな話をする場」をつくること。気楽に気楽な話をする場は、いろんな所で存在します。でも自分の立場を離れて、まじめな話をする機会が減っていることは事実です。 気楽にまじめな話をする場のルール 形式ばらずに気楽な雰囲気をつくる 結論を出すことをノルマにしない 人の話をまず「聞く」という姿勢を持つ 立場を離れる努力をする 相手にレッテルを貼ったままにしない 正しいことを言いすぎない 相手をやっつけすぎない 自分の弱みを素直に見せる 建前でない意見交換ができる「安全な場」を創ることから始めてみることにしました。
2004/03/19
先週の金曜、また同僚が会社をやめていった。風土を変えようと、いっしょに悩んだ仲間だった。やめる日に見せた、彼の「すがすがしい笑顔」が輝いて見えた。 その日の帰宅途中、柴田昌治著「なんとか会社を変えてやろう」という本に出会った。 会社を変えていくプロセスで、失敗するケースの紹介が載っていた。 最初に「理念、ビジョン、方針」を明確にする。 次に「制度改革、業務改革、マネージメント改革」を実施する。そして、仕組みが行動様式に定着化させる。 自分が取り組んできた改善プロセスそのものだった。 柴田昌治さんお勧めの「会社を変えていくプロセス」 第一ステージ:相談し合える関係づくり(土壌の耕し) 第二ステージ:理念、ビジョン、方針の明確化(太陽) 第三ステージ:戦略、制度改革、業務改革の策定、マネージメント改革(種まき) 第四ステージ:仕組みが行動様式に定着化(水、肥料) 第五ステージ:成果(果実) 自分自信、「相談し合える関係づくり」をやっていなかったことに気が付いた。私は、いままで、硬く乾いた大地に、一生懸命種を蒔いていたことを痛感した。土壌がやわらかく、豊かでないと、少しの風で、種は吹き飛んでいくのですね。 相談しあえる関係づくりとは、どのようなものでしょう。もう少し本を読み進めてみます。
2004/03/18
札幌の天気は曇り。雪がチラチラ降っていた。札幌発、東京行きの飛行機に子供と二人のっていた。飛び立ってまもなく、雲の中に突入した。 窓のそとは、灰色のどんよりした雲しか見えない。少し沈んだ気分になりかけたとき、窓の外から光が見えてきた。 雲海すれすれに、飛行機が滑っている。雲のかなたには、オレンジ色の太陽が輝いていた。雲の海から離水するように、飛行機はどんどん青空に向かって、高く昇っていった。「雲の上は、やっぱり晴れていた。」 カモメのジョナサンの話が、頭にうかんできた。食べることに一生懸命な、カモメの群れから抜け出して、一人「飛ぶことだけ」に一生懸命なカモメのジョナサン。食べることも忘れ、飛ぶ練習を続けるジョナサン。 そして、ついには、飛ぶ技を身に付けて、雲のうえで飛びつづけることを可能とする。皆が雲の下、冷たい雨に打たれているいるときも、雲のうえで青空を楽しんでいる。 しかし、そんなジョナサンを、皆は認めない。規律を破る悪いカモメとして、ひどい扱いをうける。 そんな経験に挫けずに、雲の上高く飛んでいるうち、同じ志をもつ仲間がいることに気が付く。雲の上を飛ぶことができる仲間たち。 同じ志の仲間がいることは、とても大切。自分の心にも、そして、周りの心にも、強い影響力を与える源。 「雲の上は、いつも晴れている」視点を高くもつことで、晴れている空があることに、気が付いてもらいたい。どんよりとした空の下で、暮らしているカモメの仲間たちに。
2004/03/17
幼稚園の卒園式で、涙がでてきた。卒園生の名前を、一人一人呼ぶ先生の心に共振してしまった。一人の名前を呼ぶたびに、思い出が、先生の頭のなかを瞬時にかけめぐり、感情の高まりがすごいパワーとなって、先生の体から放出されているような感じを受取った。その感情のパワーを自分自信の体がうけとり、共振して涙があふれてきたようだ。 感情を押し殺して、生活していた時には、もらい泣きすることはなかった。クールというか、冷めていたのか、意識を外に向ける習慣がなかったのかもしれない。 今考えると、その時期は、テレビのモニターを通して、外を眺めている感じに似ている。触ってみても、伝わってくるのは、モニターの硬くて冷たい感触だけ。 コアクティブ・コーチングという、究極のコミュニケション手段を学ぶようになってから、自分の体のセンサーを、外に向ける練習を開始した。そして、自分が感じたことを、素直に受取り、意識的に声にだしてみる練習をした。 クールに暮らしていたときに比べて、感動の深さが違うことに気が付いた。体が自然に反応してきた。そして、自分の感情を外に出すことが、自然にできるようになってきた。 さらなる変化。子供と無邪気に遊べるようになった。そうだ、子供の心に帰ることが出来たような、安心感がある。 会社組織という、それぞれが自分を守ることに一生懸命な環境。その中で、感受性を剥き出しにすることは、とっても危険なこと。でも、中途半端な感動をいくら繰り返しても、体は充実感を感じない。 達成感、充実感に満ち溢れたプロジェクト。そして、そのパワーを周りのメンバーが共感しもらい泣きしてしまうような体感型プロジェクトを一度は体験してみたいと思いませんか。
2004/03/16
週末、6歳の子供を連れて、アイススケートに行ってきた。私の手を、硬く握った子供は、転ぶことに恐怖を感じていた。このままでは、滑れるようには、ならないと感じ、次のような提案をしてみた。 「転ぶ練習しようか」「今日の目標として、何回ころんでみようか」と聞くと、 「きょうは、10かいころぶ」と答えた。 「今まで3回転んでいるから、あと7回だね」すると、「じゃ、20かい、ころぶことをもくひょうにする」と挑戦してきた。「OK] 最初の8回目くらいまでは、転ばないことに集中しているようだった。そして変化は、突然やってきた。 手を離して、自分ですべるようになった。そして、お尻からガツンと転んでいた。痛さに涙ぐんでいたけれど、再び滑り出した。 一時間ぐらい滑っていたので、「あと5分で帰るよ」と言うと、こんどは「転ぶことに集中」するようになった。すると、子供の動きに変化が現れた。 転ぼうとしても、自然に体がバランスを立て直すように働いて、転ぶことができないのだ。 帰る時間が迫ってきたので、わざと子供をひっぱったり、押したりして、ようやく転ばすことができた。 子供は、怒って 「おとうさんが、わざと、ころばしたのは、かずにはいらない!!」といいながら、自分の意思で、20回転ぶこと(失敗)することに成功していた。 失敗することを目標とすると、なかなか失敗できないことに気が付きます。そして、「失敗するとこが成功」と定義すると、全てが成功体験になってしまうのです。 失敗体験のないことは、不安、恐怖がどんどん膨れていきます。そして、不安に押しつぶされて、あきらめてしまうのです。失敗を身体で覚えないかぎり、次のステップに進めないように思います。 失敗の許される環境で、自らすすんで、失敗にチャレンジしちゃいましょう。そうして、失敗の回数を自慢しちゃいましょう。意識の奥で、体が成功を覚えてしまうまで。
2004/03/15
XP(エクストリーム プログラミング)のアイデアの中に、テストファーストという考え方があります。 最初に一番重要な部分の試験プログラムを書いて、実行します。本体プログラムを書いていないので、当然失敗します。次に、その試験プログラムがOKとなる最小限の本体プログラムを実装します。 試験プログラムは、成功します。この繰り返しによって、必要な機能だけ集めた、シンプルなプログラムが出来あがるのです。「なーんだ、簡単じゃないか」と思うのですが、油断をすると、ついつい昔の習慣(必要ない物を詰め込む)にもどってしまうのです。昔の習慣について、私なりの「たとえ話」をします。 皆さんは 「ふらっと一人で海外旅行」に行くときに、どのくらいの荷物を持っていきますか。不安を回避することを目標に旅行の準備を始めると、どうしても必要のないものまで、用意してしまいます。 ガイドブックに載っている旅行グッズを全部買ってみる。雨が降ったとき用のおしゃれな傘、雨靴の準備。気がついた時には、鞄が小さすぎることに気が付きます。大きなスーツケースを買ってしまうと、もう大変です。スーツケースに詰め込めるだけの日常品を、いっぱいに入れてしまうのです。 重いスーツケースをズルズル引きずっての「ふらっと一人で海外旅行」では、楽しさ半減ですよね。 では、テストファースト的考えを取り入れて最初に「旅行の目的」を考えてみます。 チェック項目として「自由に行動できること」を最優先とします。この点を満足する鞄として、ショルダーバッグが選択されました。 次に、そこに入れなくてはならない、最低限必要なものを、一つずつ詰め込んでいくことになります。おしゃれな傘を鞄に入れようと考えたときには、一旦次のように考え直します。「雨対策として、一番シンプルな方法。」そうです。雨に濡れてもよい服装をしていくこと。傘は必要ないのです。 一つ一つチェックして、十分考えていくと、小さなショルダーバックだけで「ふらっと一人で海外旅行」が実現できてしまうのです。私としては、「目標を考慮して、一番大切なことから考える」ことがテストファーストの心構えと思っています。
2004/03/14
みなさんは、自分の考えがモヤモヤしている時、どのようにしていますか。私は、モヤモヤした考えを、他の人に話してしまうのです。すると、いつのまにかスッキリ整理されてしまうのです。 ただ、聴いてもらうだけでいいのです。アドバイスはいらない。自分の考えを整理したい欲求から、話を聴いてもらう。そうなのです。答えは自分の中に、すでに用意されていて、それが形として外にでていないだけなのです。 ソフトウエア開発手法として、ペアプログラミングという作業方法があります。1台のコンピュータの前に2人のソフトウエア技術者が座って、1つの作業を高品質で行うことができる夢のような手法です。 ローリ・ウイリアムズ著「ペアプログラミング」では、次にように説明してあります。「プログラム上の問題点を他人に説明するだけで、自分のプログラム上の不具合に気がつくことが多くあります。相手はプログラミングが出来ない、テディベアでも構わないのです。質問をしてくれる人間の方が良いのは明らかですが。」 ペアプログラミングでは、プログラムを作成している人(ドライバ)と、横で質問と監視をする人(ナビゲータ)の2人で、同じタスク(作業)を集中的に片付けていきます。 ナビゲータは、コーチング的関わりをもつことによって、ドライバ自ら不具合に気づくよう、いろいろな質問をしていきます。 そのプログラムは、今のタスクにとって価値があるのか? 混乱を招くような「臭う」ロジックについて、どう考えるのか? シンプルを意識したとき、拡張機能はどこまで必要なのか? いろいろな観点で質問をしていきます。 自分一人でプログラムを作る場合、自分の作るロジックに惚れてしまい、どんどん余計な機能を作りこんでしまいます。時間がある限り、明日の拡張性を考え、プログラム行数に比例した達成感を求めてしまうようになることがあります。 自分の横にパートナーが居てくれる。自分が誤った選択をしようとしたとき、ちょっとした質問で、気づかせてくれる。一人でプログラムする時にくらべて、安心感が違ってくることでしょう。安心感が自信につながり、共同でタスクを作り上げたときには、達成感が溢れてくるのです。二人のニコニコした表情が目に浮かんできませんか。
2004/03/11
「士気」という言葉に日本的シックリ感を覚えたが、モチベーションという言葉との違和感が拭いされなかった。XPの仲間から「武士道」というものについてメールをもらい、大きな気づきがあった。 「士気」は共同体に対する精神論であり、モチベーションの対象範囲となる「その人自身」については直接あてはらないものであること。 再び原点に戻り、モチベーションの言葉から考え直してみた。辞書には、「動機」「駆り立てる」「意欲」という訳がのっている。 たとえば、ケーキ作りをしていなかった人が、友だちの作ったケーキに感激して、ケーキ作りを習いに行こうと意欲が出てきたとします。動機は友達のケーキを食べたこと。ケーキを作っている友達のあり方。 そこからケーキを習いに行こうと決意するまでの間に、自分の価値観とのやり取りが存在するように感じます。 ここで、価値観を多面的に見てみましょう。 「学び・自己啓発」「仕事・キャリア」「お金・経済」「健康」 「家族・パートナ」「自由・独立」「革新・創造」「パートナーシップ・協力」 「誠実・正直」「整理・秩序」「楽しさ・ユーモア」「つながり・親しみ」 「冒険・リスク」「人間関係」「物理的環境」「遊び・余暇」 こんなに多くの角度から眺めることができます。 人それぞれ、違った価値観を持って生きています。そして、人との出会い、学びを通じて価値観が刻々と変化しているのです。 流動的で多用性のある価値観から、実際の行動を起こさせているものは何でしょう。 「ケーキ作りを習いに行く」ことを「YES」と言うためには、 「ゆったりとした時間」「服を買うお金」に対して「NO」と言う必要があります。その判断をするためにも、自分の価値観を明確に見つめる必要があるのです。 自分を「活性化」することによって、価値観に沿った行動をとれる。そして、価値観に沿った行動そのものにも充実感を感じられる。幸せな時間を過ごす秘訣のように思えます。自分自身を「活性化」するために、いままでの習慣に、少しだけ「NO」と宣言してみませんか。
2004/03/10
モチベーションという言葉を頻繁に聞くようになった。会社、学校、町の暮らしに、物足りなさを感じ始めている影響からだと思う。 「あなたのモチベーションは、高いですか?」と上司から聞かれたとします。あなたは、どのように答えますか。「はい、モチベーションを上げるように、頑張っています。」と答えていませんか。 私自信、「モチベーション」という言葉に、強い抵抗感がある。マネージメントの手法として、上司が部下を操作するときの「殺し文句」のような雰囲気を感じてしまうのです。 3月8日から、モチベーション研究者のワークアウトの場に参加している。活発な論議の中、言葉に対する違和感の「シッポ」をつかんだ。 それは、日本文化に対するアメリカ社会システムの押し付けが、自分の中の違和感を生んでいることにフト気が付いたのです。 モチベーションを日本語で表すと、どんな言葉になるのだろう。すぐに思いつくの「やる気」。職場、学校、そして町の暮らしの中、みんなが生き生きするためのキーワードとしては、柔らかすぎる言葉。 マネージャが大声で「やる気を出そう!」と叫んでみても、「どうやって?」という否定的感情がうまれてくる。 そんな状態で、朝を向かえた。ローリーウイルアムズ著「ペアプログラミング」を手に電車にのった。本の中からキーワードが目に飛び込んできた。 ペアプログラミングの効果のひとつ。「ペアプログラマは、幸福なプログラマです。 楽しんでいる従業員は退職しないので、職場の定着率が上昇します (士気)」「士気」 日本的言葉。 ウン、ウン。 シックリ感。この「士気」という言葉の持つパワーについて、掘り下げてみたい。
2004/03/09
ソフトウエア開発手法として、ペアプログラミングという作業方法があります。1台のコンピュータの前に2人のソフトウエア技術者が座って、1つの作業を高品質で行うことができる夢のような手法です。 ローリ・ウイリアムズ著「ペアプログラミング」では、次にように説明してあります。「プログラマがパートナーと作業している場合、 2人とも、とても集中して作業します。 それは、ペアプログラミングの間、現在のタスクを完成するための モチベーションが高いからです。」 ペアプログラミングは、お互いに決めた納期を目標に、「タスクを完成させる」というモチベーションを高め、けっして延長時間を作らないようにするのです。 自分一人なら、「少し怠けてもいいかな」と思うところですが、お互いがお互いにプレッシャをかけあった状態になります。 この状態では、決められた手続き、標準を破りにくくなってしまいます。パートナーが見ているし、もし取り決め通りにしなかったら、すぐにパートナーから指摘されるのです。 短時間で、高品質のタスクを完成させることだけに一生懸命になった状態。素晴らしい集中力と高いモチベーションを維持する効果があるのですね。 ペアプログラミングの7つの相乗効果の中から1つ選んで紹介してみました。 実際にペアプログラミングを行うと、なぜか「楽しい」のです。その感覚は、どこから沸き出てくるものなのでしょう。 「ペアプログラミング」という手法の奥には、まだまだいろいろな効果が隠れているようです。
2004/03/08
みなさんの身近な人、街を歩いている人、病院やお店の人を思い出してみてください。温かさを感じるのは、どんな時でしょうか。笑顔、言葉、手の温もりから、温かさを感じることができます。私は、それ以上に、「何か」があるように感じています。 それは、生まれたときから持っている心のコミュニケーション能力。小さな子供が周りに振りまく和やかなパワー。誰でもみんな、持っているものです。 温かい波動を感じることが出来ない人。そこには、外の世界と自分の心とを隔てる、薄くて、冷たい壁を感じます。心の中にもっている、温かい体温が外に出ないように、しっかりと閉ざされた金属の壁のようなもの。時間が経つと共に、だんだん厚くなっている壁。そのうちに、壁があることも感じなくなってしまうのです。 体全身を包み込んでしまったような、金属の壁。いろんな角度から、コミュニケーションをとっていくと、壁が薄く、ヒビが入っている部分を見つけることができるのです。そのヒビの部分に、すこしずつ温かい言葉を流し込んでいくのです。最初は拒絶していた言葉も、だんだん昔を思い出し、暖かいパワーをとりいれてくれるのです。そして、その暖かいパワーは、内側から、金属の壁を溶かし始めるのです。 一度火がつくと、少しの薪を足すだけで、どんどん大きく熱い炎に成長してきます。必要なのは、一方的に見ることをやめて、その人の全部の方向から見てあげることだと思います。 そして、自分の壁が無くなったころには、身近な人の温かさを敏感に感じ取る能力が復活するのです。 周りの人で、冷たい壁を持ち歩いている人。まずは、その人の話を良く聴いてあげることから始めませんか。突然の目の輝き。それが、その人の価値観に触れた証拠。ひび割れを探す部分です。そして、壁のひび割れが明確に見えてきたら、そこから温かさを吹き込んであげましょう。みんなで、温かい波動を感じあえると幸せ。
2004/03/07
皆さんは、周りの人に対して、固定観念をもっていますか。去年会った時、こんな人だったから、今もそのままだろうという固定観念。職業から受けるイメージ。最初に会った時の服装からくる先入観。いろんな思い込みで他の人を判断しています。 それでは、去年の自分と、今の自分を比較してみてください。まったく同じ自分でしょうか。いいえ。スキル、経験、そして新しい価値観が昔の自分より身に付いていることに気が付くでしょう。 悩んでいる人は「なんか暗い感じの人」という先入観が付いてしまいます。しかし、その人は、10分後に、やる気に満ちて「イキイキした人」になるかもしれません。 人は変わらないと思い込む理由はなんでしょう。自分の内側からくるものが多いのではないでしょうか。 自分の「いやな性格」を変えることができない。変えようと「もがいて」いるうちに、あきらめてしまう。そして、自分で枠をはめてしまうのです。 枠にはまった自分を認めることは、自分を変えるチャンスです。そして、自分を変えることが出来たとき、周りの人に対しても、自分と同じように刻々と「変化している」ことに気が付くことでしょう。一瞬、一瞬、人は変化しているのです。
2004/03/06
生活をしている中で、知らず知らずのうちに、頭の中で計画を立てています。今日の夜に友達と食事にいくから、会社を6時に出よう。今日中にやらなければならない仕事は、これだから、午前中にやっておこう。午後突然仕事を依頼されてもこまるので、A課長には、朝のうちに仕事をもらっておこう。 頭のなかでは、段取りという計画を立てながら生活をしているのです。段取りの良い人は、どんな習慣をもっているのでしょうか。 その一つに「一呼吸考えて」から行動することがあげられます。 今の時点で、一番大切なことはなにか。それは価値あることか。それを実現するために、最もシンプルなやり方はなにか。そして、誰の助けが必要となるのか。計画をたてて、確実に実行していくのです。 段取りの良くない人の陥りやすい習慣として、計画を立てることが目的となっている場合があります。やらなくてもいいことまで、全てを図式化して、それで満足してしまうのです。 毎日状況が変わる度に、その計画を変更するために、多くの時間を費やし、ついには変更をあきらめてしまうのです。 幻想となった計画は、周りの人をまきこみ、できもしない幻想に向かって、走り続けるのです。そして、だれかが幻想と気がついた時、周りの人は、疲れと、怒りがあふれるのです。 今、一番大切な、そして最も価値あることだけに、一生懸命になること。 それが、XPのシンプルです。 シンプルな計画を実現するための、シンプルなタスク(仕事)。価値あることを俊敏に成し遂げていくためのアイデアは、シンプルに込められているのです。
2004/03/05
みなさんは、自分の周りの人の変化に、どの程度気づいてあげていますか。妻が髪を切ってきたのに、全然気がつかなくて、喧嘩になったことがあります。 自分の変化には、とても敏感です。しかし、周りの人の変化に、どの程度気をくばってあげることができるでしょうか。 先日悲しい出来事がありました。いっしょに仕事をしていた方から、突然メールが届いたのです。そのメールは、職場の全員に宛てた内容でした。 「一身上の都合により、いっしょに仕事ができなくなりました。 大変お世話になりました」 突然のことに、ビックリしました。 そして、とても残念でした。その人は、いろいろな改善を皆に提示していた、キーパーソンだったのです。職場に新しい風を送り込んでいた人なのです。 メール内容に「ひっかかり」を感じ、その人の知り合いに尋ねてみました。 「周りから、目に見えない抵抗にあっていた。 わだかまりみたいものが膨らんでしまったのかな」 その人と同じ会議に、何回も参加していたのに、心の中の葛藤に気がついてあげることができなかった。会議全体の「場の雰囲気」ばかりに注力していたため、一人一人の心の変化に、気をくばっていなかった。今、反省している。 自分にできること。 何があるのだろう。 風に背を向けている人達は、傷つことを恐れている。 風に立ち向かっている人は、両手に縄を携えて、仲間を引っ張り続けている。 風に立ち向かっている人は、冷たい氷が飛んできても、避けることができない。 皆を引っ張っている両手を、自分のために使うことができないから。 私にできること。 冷たい氷を受けている人の変化に気づいてあげること そして、冷たい氷がとんできても、 溶かしてしまうような熱いパワーを伝授すること。 みなさんは、冷たい氷で傷ついている人に気づいてあげていますか。
2004/03/04
みなさんの職場では、どのようにして仕事の分担を決めていますか。よくあるのが、言い出した人に、仕事を押し付けられる場合。皆のために改善の提案をしても、言うたびに仕事が増えるのでは、やってられませんよね。 次に多いのが、上司からの命令で、やらされる仕事。最悪なのは、上層部からの仕事依頼メールを、そのまま部下にメール転送するやりかた。転送されたメールを、大量のメールに埋めてしまいたくなりますよね。 ここからは、XP(エクストリーム プログラミング)での仕事の割り振りをご紹介しましょう。 名づけて「サインアップ」。モチベーション向上の効果が期待できるアイデアです。 最初、仕事を「数日でやり遂げることができる大きさ」に分割します。そして内容を「タスクカード」と呼ぶ、B6サイズの紙に書きこみます。 タスクカードがそろったら、カード一枚一枚に、優先度をつけていきます。 そして、優先度の高いものから順番にホワートボード(あるいは模造紙)に張っていきます。 すこしだけ想像してください。あなたは今、タスクカードの前に立っています。20枚のタスクカードのなかに、どうしてもやりたい仕事を見つけたとします。 そこで、カードに自分の名前を記入します。好きな仕事は、やっていて楽しいですよね。名前を記入して、仕事を引き取る動作を「サインアップ」と呼びます。 得意な仕事なら、何日で終えることができるのか、正確に見積もることができるのです。 計画を立てた結果、自分の時間が残るようだったら、引き取り手のないタスクカードにチャレンジしてみましょう。自信が無い時は、そのタスクの経験者を見つけて、二人(ペア)で仕事をやり遂げればいいのです。 自ら仕事を引き受ける、サインアップ方式で、仕事の分担をきめてみませんか。
2004/03/03
ソフトウエア開発手法XP(エクストリーミング プログラミング)のノウハウを解説していきます。 皆さんの職場のでは、朝会をしていますか。その会議は、特定の人が話すだけの場になっていませんか。会議に参加しないと、一日の仕事に支障をきたすような重要な話し合いをしていますか。 XPでは、毎朝スタンドアップミーティング(立った状態で円陣を作る会議)を開催します。 ただし、10分だけです。そこでは、困っていることの調整。そして、自分が今日やりとげたいことの宣言をします。一日の作業が終わったあとに、終わりのスタンダップミーティングをします。 普通の会議と違うのは、お互いにほめ合うことです。 「機能Aがテストに通りました。」と誰かが報告すると、全員が拍手します。成果をその日にほめ合うことで、その日の達成感をお互いに喜びあうことができるのです。チームのみんなが、お互いに尊敬しあうこと。これが、XPコミュニケーションの基本となります。 この考え方は、普通の会話でも現れてきます。お互いの得意分野を理解し合っている仲間同士なら多少の問題がおきても、すぐにメンバーが集まります。そして、お互いに助け合って、俊敏に問題が片付いてしまうのです。 ほめることは、コーティングの基本です。相手の力を信じ、常にポジティブに発言すること。チームのモチベーションが徐々に上がっていく様子が目に見えるようです。 毎日10分でいいのす。ほめる会議をしてみませんか。
2004/03/02
ソフトウエア開発手法XP(エクストリーム プログラミング)は、俊敏な開発を実践するためのノウハウ手法でです。 ケントベックさんがノウハウを体系化し、本を発行したことによって、世界各地のソフトウエア開発分野で旋風を起こしているものです。 そして、XPは、ソフトウエア開発に限らず、いろいろな開発、教育に対して適用可能ということが、最近分かってきました。 これから数回に分けて、XPの優れたノウハウを、皆さんに伝えていくことにします。 説明する形ではなく、皆さんが感じてくれるよう、実例で解説していきます。 職場の場面を想像してください。開発者Aさんは、仕事上の失敗を、上司のB課長に伝えなければなりません。そこで、 Aさん「昨日までの仕事が、出来なかったのですが、 ユーザには、どのように謝りましょう」 B課長「なんで、終わらなかったのか? さぼっていたのか? 報告が遅い!」 Aさん「申し訳ありません」次の日、ユーザからAさんに連絡が入ります。 ユーザ「今週納期になっている機能を少し変えてください。」 Aさん「B課長に直接お願いします」 ユーザ「そうですか」その後、Aさんは、どうしたでしょうか?ユーザからの連絡を、B課長に伝えたと思いますか?私だったら、黙っておきますね。それでは、コミュニケーション環境が良い時は、どうなるでしょうか? 毎朝10分の会議(XPではスタンダップミーティングと呼ぶ) B課長「今日の作業で、困っている人いませんか?」 Aさん「今日までの作業が、遅れそうなのです。」 B課長「遅れないための対策として、どんなことを考えているの」 Aさん「誰か手伝って!」 Cさん「OK」仕事の問題は、重要なことを他の誰かに相談しないことから起こります。XPでは、コミュニケーションが流通するように仕組みが作られています。仕組みについては、少しづつ説明していきますね。
2004/03/01
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