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昨日の5/29韓国ソウル公演にて、SWAN LAKE2005アジアツアーが幕を閉じた。いま思うことをあれこれと。(アジアツアーが終わったというのに、いまだに日本公演の感想も中途半端で恥ずかしい限り)主役の4人はもちろんスワン&アンサンブルの皆、本当にお疲れさま!慣れないアジアで3ヶ月もの長丁場、しかも晩冬から初夏という、気候が大きく変化する季節のなかでの体調管理は、苦労も多かったと思う。様々な事情で途中帰国しても、契約上戻らざるを得ず、精神的に辛かった者もいるだろう。彼らのほとんどはスターでもなんでもなく、たまたま世界を股にかけざるを得ない職業&カンパニーに就いただけのこと。精神的にも肉体的にもタフでなければやっていられない。尊敬。大ブレイクした前回公演を経験したメンバーには、正直なところ前半の不入りはどう映ったのだろう。自分への期待や評価が客入りに直結する主役メンバーの本音も知りたいところだ。東京公演について(舞台以外のことで)言い出すと愚痴ばかり出そうなのでやめておくが、もしもまた白鳥さんの再々飛来があるならば、二度と同じ轍を踏まないでもらいたい。スワン/ストレンジャー役だけが突出して注目された2003年と違い、今回はダンサーの力量、存在感のバランスが絶妙で、キャスティングの変化を演る側と観る側双方が「楽しむ」余裕があった。個人的な好みもあるので何とも言えないけれど、私的にはどのキャストも良かった。全てが「当たり!」。欲を言えば、もっと頻繁にシャッフルして欲しかったかも。最高のペア!と絶賛の声も高い「ホセ×クリス」を観られなかったのが今になってかなり悔しい(笑)。で、シャッフルするにはやはりスワン/ストレンジャー役は3人欲しい。3スワン3王子。理想。1人が故障すると、もう1人に全責任が被るのは、どちらにとっても好ましくない。アンダースタディは、あくまでも「誰も出られず、やむを得ず」起用するものだと思うので。差し迫った問題として、USA、フランス、UKツアーには誰が出る?次代のスワン/ストレンジャーは一体誰?個人的には、若いドミニク・ノース君を鍛えて、ぜひ起用して欲しいと思っている。ジェイソンのニュータイプスワンも魅力的だったけれど、やはり柔軟性に長けたダンサーのスワンの方が個人的には好きだ。加えて、がんがん踊れる人。故に、マイ・ベストスワンの地位はヘススで揺るがず。マシュー・ボーン御大の目に狂いはないと信じているので、どこの誰が抜擢されても受け入れる自信はありますが。ご多忙の最中あちこちの公演を観ては、当たりをつけたダンサーに「オーディションを受けてみないか」と誘っている頃だろうか。マシューのSWAN LAKEで(主役を)踊ること。それは、彼らにとってキャリアの通過点にしかすぎない。誰かが言った「もう踊らない」…悲しいけれど、それが現実(たぶん)。2003年のアダム・クーパーのように何かのきっかけで再び踊ったとしても、いつかはリタイアする日はくるものだ。この春、私が熱狂したスワンもストレンジャーも王子も期間限定のエキサイティングな出会いとして、胸にしまうことにする。いつかまたどこかで再会する日を願いつつ。彼らにとっても、このアジアツアーがエキサイティングな思い出でありますように。
2005.05.30
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娘ちゃんの小学校最後の運動会。天候にも恵まれ、さわやかな初夏の休日。どの学年の子どもたちも、徒競走に表現活動にとはりきっていた。集団を乱すとか、やる気なく醒めている生徒などもとくに目にすることもなく、都会とはいえ田舎ののどかな小学校らしい、たいへん良い雰囲気の運動会だったと思う。私は間に合わなかったけれど、開会式では全校生徒の前で採点方法の説明係をつとめたそう。旦那に言わせると「いつも通り」だったとか。きっとそわそわと落ち着きなかったんだろうね。100m走は…まぁ、予想通り。私に似てお世辞にもかけっこは速くない。騎馬戦は、騎手の帽子が風で飛ばされちゃって判定は?と心配したけれど、結局認められてOK。不戦勝。恒例の、プログラム最終種目の6年生による組体操「夢」では、世界、宇宙など壮大な世界を表現。娘ちゃんから「練習ではなかなか成功しないの」とか、「痛いし重いし、もーたいへん!」と聞かされていた人間ピラミッドも成功!(娘は最下段。縁の下の力持ち役、よく頑張った!)美しいウェーブも成功!我が子をはじめ、まだまだ幼いとばかり思っていた子ども達が、こんなに逞しくなっていて…感激。また音楽が、「風になりたい」とか「木星」とか、いい曲ばかりで泣かせるの~。演出上手。残念なことに、6年間結局一度も総合優勝できなかったのは、きっと不運な★の元に生まれちゃったのね…。でもクサらないところは偉かったぞ(成長したなぁ)。中学でその野望を今度こそ達成したいね!〈おまけ〉小学校のグラウンドで、専門学校時代の教え子(♂)に20年ぶりにバッタリ。父兄ではなく、近所の子どもを観にきていたそうだが…びっくりしたぁ!しかも実家が近所。おまけにママ友達の旦那の知り合い、ときた。縁とは不思議なものね。開口一番「Kちゃ~ん(年齢差5歳なので馴れ馴れしい)、どうしたんだよ~!”こんなに太っちゃって”さぁ~。元気?」…相変わらず口の悪い奴だった。いや~でも懐かしい。アルビンは観られなかったけれど、いい休日だったよ♪
2005.05.29
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【キリンダンスネットワーク 水と油”不時着” 2005 JAPAN TOUR】東京グローブ座 14:00開演久々の東京グローブ座。以前、夏恒例のグローブ座カンパニー(現、子供のためのシェイクスピアカンパニー)の公演を観るのが楽しみだった。ロンドンのシェイクスピア・グローブ劇場を模倣して造られたこの劇場は、古代の野外劇場のように円形に座席が配列され、とても観やすくて雰囲気もいいので好き。そのシェイクスピア・グローブ劇場もまた、シェイクスピア時代のグローブ座を再現されたものだそう。残念なことに、経営難で2002年の夏に休館、その後ジャニーズ事務所に買収されたのは有名な話。その後もグローブ座の名称をそのまま使用しているのには、正直抵抗感がなきにしもあらず。まぁ、それは置いておいて。約一年ぶりの「水と油」鑑賞(前回は、旦那が骨折入院中だったので行かず)、今回の5人バージョンに期待と不安が入り交じる…。いきなり結論ですが(笑)やっぱり、いい!彼らの身体能力+演技力が生み出す、シュールで可笑しい…でもさらりとドライ&クールな世界。ダンスのジャンル的にはコンテンポラリー。〈リーフレットより抜粋〉彼らの作品は、マイムを駆使してダンスや演劇的要素を自在に取り入れ、セリフをいっさい使わず静寂の中で展開される非日常の中にもマイムに特有のコミカルでユーモア溢れるシーンを交え観るものを魅了する。市松模様にライティングされた舞台。チェス盤のようにも見える。その一マスに、ゴーグルをかけた1人の男(操縦士)が、不時着するところから物語(ゲーム)が始まる。ボストンバッグ、青い手帳、黄色いネクタイ、ゴーグル、机に椅子…次々と現れるこれら小道具が何を意味しているのか、観客は想像力をフル回転しなければならない。毎度おなじみ、テーブルを挟んだ男女間で繰り広げられるささやかな陰謀。舞台上、右へ左へ、前へ後ろへと目まぐるしく移動するドア、机、椅子。自分も異次元に連れていかれそうな目眩に襲われる。そこにはないはずのモノ、重力、時間が見えてくる。…と書いても、なんのこっちゃ?(観たことのある人ならわかると思うけれど、簡単に説明できないのが「水と油」の舞台)今回は、じゅんじゅん欠場のため丸山武彦&中村達哉(イデビアン・クルー)の2名が加わった5人バージョン。でも、全員が一度に出てくる場面は少なく、特に違和感や変わったと感じることもなかった。代役のお二人は今回初見。朴訥とした雰囲気がじゅんじゅんと似ているような気がした。お楽しみの一つ。「すがぽんの情けないやさ男ぶり」たくさん観られて幸せ~♪追記:マシュー・ボーンが確立したジャンルがダンスシアター(お隣韓国では、ダンスミュージカルと表現されているみたい)なら、水と油はマイム&ダンスシアター?※水と油HPhttp://www.mizutoabura.com/※子供のためのシェイクスピアカンパニー(華のん企画)HPhttp://www.canonkikaku.com/shakespeare/index.shtml※東京グローブ座HPhttp://www.tglobe.net/
2005.05.28
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【作:エウリピデス 翻訳:山形 治江 演出:蜷川 幸雄】Bunkamura シアターコクーン 開演14:00キャストメディア 大竹しのぶ イアソン 生瀬 勝久クレオン 吉田 鋼太郎アイゲウス 笠原 浩夫乳母 松下 砂稚子守役 菅野 菜保之報告者 横田 栄司ギリシャ悲劇作家エウリピデスの代表作。初演はもちろん紀元前。ギリシャ悲劇+蜷川演出=疲れる、との予想を裏切らず、今日もやっぱり疲れた(笑)しのぶさん、最強。78年初演の「王女メディア」を観た方によると、これが同じ蜷川演出か?とびっくりするほど、斬新に生まれ変わっていたそう。場面転換なし、登場人物各々の独白の応酬、死の場面は見せない…等、ギリシャ悲劇のお約束事はそのままに、完全に「現代劇」化していたそう。紀元前に描かれたとはいえ昔も今も人間の業は同じだ。出世欲に取りつかれた男、夫の不貞に苦しむ妻、子殺しに葛藤する親…観ている側の心を突いてくるテーマ。観客の度肝を抜くのが生き甲斐(たぶん)の蜷川氏は、今回何をやらかしてくれるのかと思えば…舞台一面に張られた水。その中にウレタン製の睡蓮が生えている。ここは涅槃?冒頭で暗闇にぽーっと光る睡蓮は、とても幻想的で美しかった。前方の客に、水よけ用に大きめの透明ビニールを配布。遠慮なしに水が飛ぶのね。わくわく。事前にBunkamuraHPで予習していたので、一応知ってはいたけれど、水の中でずしりと重く吸水した衣裳で動く役者さん達(特にコロスの皆様)は、大変そう。皆体力あるなぁ。Bunkamura シアターコクーン「メディア」http://www.bunkamura.co.jp/cocoon/event/media/index.html
2005.05.25
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いくらでもやります。午後から仕事だったのだけれど、閉局前30分以外は、ほとんど暑中見舞い葉書(通称:かもめ~る)の宣伝用ディスプレイ作り。カラープリンターが不調なので、仕方なく色鉛筆で塗り絵。塗り絵してお給料頂けるのなら、いくらでもやりまっせ。こういう事をやっている時は、本当に幸せ~。子どもの頃から図画工作だけは大好き。(成績も5以外とったことないです!←自慢です。ちなみに嫌いなのは数学と化学)ふと思ったのだけど、人それぞれに得意分野があって、それがうま~く割り振られ機能している組織は、皆居心地がいいだろうなぁ。こども劇場も、そうありたいものだわ。
2005.05.24
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黙秘あり涙あり笑いありの5時間。次年度の基本課題と活動について、意見を出し合った。次年度のと言うよりは、子劇の活動全体を振り返ってみて、各々が思うところの本音を言った。やはり詳細はここでは書けないけれど、運営三役と事務局の方々が、いま相当に悲痛な思いでいることだけは、伝わってきた。「言うと自分の気持ちが駄目になってしまうから、今日ここでは何も言いません…」と、目に涙を滲ませるHさん、Tさん。三役&事務局レベルでは、かなり行き詰まっている事態なんだなぁ…。夏のフェスティバルをやめてしまえば、楽になれるのはわかっている。でも、乗りかかった船。「どっこいしょ~どっこいしょ~」と、力を合わせてこぎ続けるしかない。不意に嵐に遭い、舵取り役が行き場を見失っている状態なのかもしれない。のほほんと「できる事をできる時にできる範囲で」(つまり無理なく)関わっているヒラの運営委員の自分が申し訳なく思ってしまった。三役以上の方々のここのところの忙しさは、傍目から見てても尋常じゃない。でもね、基本的には無理なく…は、無理かな(笑)…「ちょっとの無理」で関われる程度じゃないと長続きしないと思うのよ。子劇活動は、限りなくボランティア精神に基づいている活動なのだから。私には私の生活があるわけで、子ども劇場は生活の「一部」であって全てじゃない。先日の日記にも書いたけれど、ワークシェアリングが必要だと思う。痛み分けではなく、楽しいことは皆で分け合う。ブロック長としては、そんな気構えでいたい。某CMのように、皆「言いたいことは、山ほどあるわよっ!」というのが本音だろう。こんな私でも…ね。書ける内容なら、いずれまたの機会に。
2005.05.23
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先週の二の舞を絶対にするまい、と自宅で一週間暇を見つけてはストレッチや股割りをした。練習中も筋肉を休ませてしまわぬようにと常に身体を動かしてウォーム状態を保ち、練習後帰宅してからはゆっくりとクールダウンした。そのおかげで、今回は筋肉痛もほとんどなし。なんだか少し体力が戻って若返った気分だわ♪今回の練習は自主練習。前日リハを含め10回の練習の中で、指導者(鈴木勝雄氏)付きなのは3回。なので今日は、ソーラン隊スタッフが指導にあたった。(私は違いまーす)初心者の私は、「次はこうなって、次はえぇと…何だっけ?」と、頭で振付けを覚えている段階。何度も反復練習していくうちに身体に叩き込まなければ。練習前にVA○Mも飲んで、痩せようプロジェクトの方も着々と進行中…?午後からは、劇団の用事で再度外出。駅の階段もスタスタ歩ける自分が嬉しい(笑)先週の前半は、本当にロボット歩きしていたもんね。(Nutcracker!の巨大人形、とも)この調子で来週も頑張るぞ~。
2005.05.22
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【野村萬斎演出/W.シェイクスピア原作「間違いの喜劇」より/作:高橋康也】世田谷パブリックシアター 開演19:00今朝になって、e+とぴあ両方でチケットが取れていた事実に気づき、子劇の仲間内で急遽観に行かれそうな人を探す。シェイクスピア好きのIさんが快く承諾してくれた。ありがとう!「ややこしや~」
2005.05.21
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【演劇集団 円/次世代の作家シリーズNo.3 土屋理敬】ステージ円 開演14:00半年前に主が家出し、母親(山乃広美)がひとり暮らしの梅津家。そこへ、それぞれ生活(と、心)に何かしらの問題を抱えた3人兄妹(長男/大竹周作、長女/米山奈穂、次女/細越みちこ)が、帰ってくる。父親を除く家族が久々に揃い、団らんの場…になるはずが、家の老朽化のため床が抜けてできた「穴」にはまり、身動きができなくなり…。救助を求めるにはどうしたら?食べ物はある?等々の話が、いつしか1人ひとりの身の上話に。ここで穴にハマりながら、初めて暴かれる本音。コメディタッチの”お茶の間”心理劇。平凡に生きている我々の誰もが心に「穴」を抱えて生きていて、案外それは周囲、とくに血を分けた家族にでさえわからぬまま、日常が過ぎているのだなぁ…等々、自問自答。長年、家族への遠慮や意地があるせいで、埋められなかった「穴」を各々の思いを吐露してゆきながら埋めてゆくというストーリー。正直、床が抜けたぐらいでなぜ脱出不可能になるのか?と思ってしまったが、そこは難しく考えず「穴」にはまって「穴」を埋める…ははーん。掛詞ね、と思って観た。どこにでもありそうなシチュエーションで、心情的にもすっと入り込めた。しかし…家族にも言えない本音があった場合、一生隠し通すのか暴露するのか、悩むところですね。自分の心の「穴」を埋めることは時として相手の心に「穴」を空ける可能性もなきにしもあらず。〈他の出演者〉リフォーム屋の男/上杉陽一次女の彼氏/佐々木睦宅配便屋/佐藤せつじおなじみの役者さん揃い~。毎度、いい仕事してくれます。
2005.05.21
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小学校の行事と重なってしまい、観に行かれなくなりました。替わりに観に行ってくださる方を緊急に探しています!パワフルでスタイリッシュなダンスが期待されます。★2005年 5月29日 東京国際フォーラム ホールC 14:00開演(13:30開場)★演目=プログラムSProgram S 「ラヴ・ストーリーズ」[★] Love Stories「コート」 Caught「ジュバ」[★] Juba「リベレーションズ」 Revelations [★]=日本初演★チケット B席¥8,000(3階3列20番台中盤)ですが、¥6,000で結構です。★シアターの紹介、公演概要などはこちら。http://www1.ocn.ne.jp/~ncc/ailey05/highlight.html興味を持たれたかたは、是非メールにてご連絡下さい。お待ちしています。
2005.05.19
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夏のフェスティバルのプロジェクト会議。(適正な表現ではないけれど)荒れた。何かと思惑が交錯して、本音を隠して遠慮しぃ~…の小学校の保護者会とかとは違い、こども劇場の会議や集いは本音で語り合えるのが魅力なのだけれど、今日は責任ある立場の方約3名が、白熱した議論を展開。はらはらした。何も喧嘩したとか、会議が成り立たなかったとか、そういう事態ではないけれど…立場が上になれば、まぁ色々とあるのだ。それだけは痛いほどわかった。誰がいいとか悪いとかでは断じてなく、それぞれのアツい思いがやや暴走してすれ違ってしまった感じだ。(詳細はちょっとここでは書けない)ひとつの大きなイベントをほぼ全面的に企画し、財政の責任を取り、宣伝し、プロジェクトを運営し…いったいいくつの仕事があるのだろう。とりあえず私自身も役割を3つほど(ほど、というのは今後も増える可能性があるから)兼ねているが、この程度ではまだ序の口。責任者でもないし。しかし、一般の会員さんはプロジェクトの存在自体知らない人もいる。昨年のフェスティバル当日、会場でスタッフとして右往左往する私に「あら、こんな事もやっていたのね。ご苦労様~」と労いの言葉をかけてくれた知り合いの会員さんもいたが…正直言ってショックを受けた。同じ会員のはずなのに、温度差があり過ぎる。今日のような喧々囂々の詳細までいちいち知らせる必要はないけれど、当日は会員みなが”お客様”ではなく”スタッフ”でいてもらうために、夏までに協力体制を作り上げるために、ブロック長としてできるだけの事はしていかなくては。目指せワークシェアリング。今年のうちのブロック目標を「ひとり一役」にしたのも、こんな思いが私にあるから。先日の「三びきのこぶた」にしても、絵一枚描いてくれるだけでもどんなに嬉しく思ったか。ただでさえ個人主義が幅をきかせる昨今、皆で何かを成し遂げる喜びが味わえるのも、こども劇場だからこそ。でも、理想や熱意「だけ」ではダメだということを今日の会議で改めて痛感した次第。もちろん理想や熱意がなければ話にならないが。
2005.05.18
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筋肉痛もだいぶ和らいできたけれど、まだ痛い。一日に何度も、思わず「いたたたたた…」と、神経痛のお婆様のように口走っていたような気がする。それでも日常は普通に流れるもので、一昨日は子劇委員会(3階までの階段昇降が死にそうにキツかった。会議中も、つい太もものマッサージ)、昨日は仕事で重たい海外小包と格闘したり(20kg超なんて今の私には拷問!)…。今日もこれから子劇の8/末フェスティバルのプロジェクト会議があるので、出かけなくては。歳のせいというよりは、これは明らかに運動不足なせい。同年代のママさん達でも、日頃からテニスやエアロビ等で定期的に身体を動かしていたり、実はソーランに備えてストレッチをしていたのよ~と言う抜かりの無い人は、ケロッとしているんだもの。私も無理やり時間を作ってスポーツジムに行くなりしなきゃ駄目だなぁ。一応、近所のスポーツクラブの会員で月会費も自分の稼ぎから払っているのに、かなりもったいないことをしている。ネットしている時間を削れ?…うぅっ。動くのが億劫とか運動嫌いなわけではなく、色々とね…躊躇せざるを得ない原因があるので、まずはそちらを解決したいのが本音なんだけれど。五体満足な人にはわからないだろうなぁ、この気持ち。SWAN LAKE関連のレポやら蘊蓄やらも亀の歩みで少しは進行中。追記しますとか調子のいいことを書いて、全然進まなくてすみません。一応、定期的にのぞいて下さる方がいらっしゃるようなので。ありがたい事です。
2005.05.18
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昨日の午後、夏のTAKIO'sソーランに向けての、ソーラン隊第一回目の練習があった。生まれて初めて地下足袋を履き、これまた初めてロックソーランを踊ってみた。2時間びっちり。練習初日で、いっきに2番の最後までたたき込まれた。きっつ~。汗だく。踊っている最中から太ももがパンパンに張ってきて、最後の方では全く足が上がらなくなる。我ながら情けな~。子どもの頃から身体だけは柔軟な方だったので、基本の股割り姿勢(バレエで言えばグランプリエ?)は、苦労なしにできるのだけれど、何しろ正調ソーランとは違いロックソーランの振付けはテンポが早い。乗り遅れないように頑張らなくては。8月末の本番まで10回近く練習するが、最後には金八の中学生のようにキビキビと踊れるようになるのだろうか?やるからには、格好良くきめたいしなぁ。太ももの表裏内外(つまり全部)の筋肉が痛くなるなんて初めてだよ。
2005.05.16
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グリーンホール相模大野/開演18:30極上の時間を過ごさせていただきました。キャストも贅沢の極み。ジョナサン・コープのヴェルシーニン中佐まで観られて大満足!とりあえず主要キャスト。〈三人姉妹〉マーシャ:シルヴィ・ギエムイリーナ:イザベル・シアラヴォラオリガ:ドルー・ジャコヴィヴェルシーニン中佐:ジョナサン・コープクルイギン:アンソニー・ダウエル〈カルメン〉カルメン:イゼベル・シアラヴォラホセ:マッシモ・ムッルエスカミリオ:アンダース・ノルドストームツニガ:アンドレア・ヴォルピンテスタ運命(牛):ドルー・ジャコヴィ〈マルグリットとアルマン〉マルグリット:シルヴィ・ギエムアルマン:ニコラ・ル・リッシュアルマンの父:アンソニー・ダウエル公爵:ルーク・ヘイドン
2005.05.14
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【人形劇団ちんどん/三びきのこぶた~びっくりバッグ人形劇場】脚本・演出:丹下 進「会場全体を舞台にして みんなでつくる人形劇」の触込みどおり、参加した子どもと大人の全員が楽しめた作品でした。誰もがよく知っているお話なので、子どものノリのいいこと!たぶん、とても賢い子なのだろう。次はこうなるんだよね!ここはこうなるんだよね!と、常に先回りして解説?を言いまくる男の子とか、長田氏扮するギターを弾き語る”流し”の狼に怯えてお母さんにしがみつく女の子(でも観てる・笑)とか。反応がすっごく良くて、ちんどんのお三方もやり甲斐があったんじゃないかなぁ。これが本当の茶々だったり、大泣きして嫌がってしまうと、空間がぶち壊しに…。でも、今日は大丈夫で良かった。とにかく、座長の長田仁之(ながたひとし)氏のトークが最高に可笑しい。トークは大人向きですな。「今日の客は血も涙もねぇ」とか「牛も鶏もまだ危ねぇんだからよ~、豚しか食えねぇんだよ!」なんて、子どもには分かりません(笑)。入場の時に持っている大きなバッグが、ぶたの母さんに。小さな3つのバッグが、こぶたに変身。だから「びっくりバッグ人形劇場」。もちろん子ども達は、バッグがぶたさんに変身するなんて知らないからそれだけで大喜び。今回は、乳児から小学校3年生までの子どもを対象とした幼児例会。所属ブロックが担当(私=責任者)なので、色々と事前に準備があった。ここのところ、公私共々に多忙を極めていたので、上の立て看板も実は今朝早起きして2時間で作った。ブロックの会員さんには、当日の係協力以外にも出演者の方へのプレゼントを用意してもらったり、会場装飾用のグッズなどを作成してもらった。今回は昼食交流会付き。公演終了後のホールで、ちんどんさんを囲み楽しく歓談。今日のプレゼントは、クッキー。小さい子を持つママさんが、自宅でせっせと三びきのこぶたのおうちと縫いぐるみまで手作りしてくれた。すご~い。
2005.05.14
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とりあえず、珍しい(?)画像付きの記事だけ。★Madame Butterflyhttp://www.arts.scotsman.com/headlines_specific.cfm?id=5064http://www.telegraph.co.uk/arts/main.jhtml?xml=/arts/2002/02/20/btisme20.xmlNutcracker!では、今日もまた?!というほど(確か4回)観ておきながら、ノーブルだわ~とか、脚長~いとか、表面的にしか注目しなかったニール。今回SWAN LAKEでの凄まじい演技力(賛否はともかく)に俄然興味がわいた(遅)。またバレエ教師に戻ってしまうのは勿体ない。是非またNAの一員として、来日公演に出て欲しい!SWAN LAKE再演のニュースを知り、新キャストにNeil westmorelandの名を見た時、本当に嬉しかったんだよ。Nutcracker!のビデオを見直して(くるみ割りはアラン・ヴィンセントだけれど)ニールは、どんな感じだったのかを断片的に思い出した。高貴な家の生まれなのに、親が早死にしたのか没落したのかわからないけれど、何か事情があって孤児院に入れられてしまった「育ちのいいおぼっちゃん」な感じ。ニコニコ(へらへら?)と気弱そうなのに、人形に変身しアブナイ人形踊り(?)をすると、その長い腕と脚のせいか、物凄くでっかく見えた。人形のマスクを外すところ、キラキラキラ~~~と星が見える美声年ぶり。エタ・マーフィット扮するクララが、ときめく気持ちがわかるわ。そのぐらい素敵だった。上半身裸にサスペンダーもセクシーというよりは爽やか。(アランは、男ぽくてセクシーなのに)ソロダンスで脚を上げると、脚の長さが際立っていた。ノーブルで格好いい!※5/18追記
2005.05.12
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イープラスのコメントで今井氏が言っておられるように、「野郎ども」に観てもらいたい作品。7月の紀伊国屋サザンシアター公演を皮切りに、3ヶ月間、南は九州鹿児島から北は北海道までの全国ツアー。一昨年、シアター青芸公演を観ましたが、素晴らしかったです。野郎どもの熱くて潔いハートが痛いほどじーんときて泣けます。特攻隊話なんですが、ただの戦争青春モノじゃありません。詳しくは下記サイトを。★THE WINDS OF GOD今井雅之(所属事務所:エル・カンパニー)公式サイトhttp://www.ceres.dti.ne.jp/~elle-co/イープラスhttp://eee.eplus.co.jp/s/winds/大人の方は勿論ですが、夏休み中の公演なので、小中高校生のお子さんともご一緒に是非~。しかし、よく考えたら7月…(悩)すでにスケジュール帳は、NA、ABT、ロイヤルで埋め尽くされているよ。とほほ。
2005.05.12
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ここへは、スワンレイク関連で検索していらっしゃる方が多いのかしらん。(ここ最近は、スワンレイクのことばかりだし)GW明けからの一日平均のアクセス数が、それまでの倍近い伸びで、正直びっくりです。気の利いた情報もなければ、詳細な公演レポもないのに。ひたすら自己中心に、作品を掘り下げ中ではありますが…。スワンレイク関連の日記が、ごちゃごちゃになってしまったので、とりあえず「SWAN LAKE」カテゴリにまとめます。いずれにせよ、こんな舞台好きなオバサンのつぶやきを読んで下さいまして、心より感謝します。 懐かしい~。夢のような日々よ、もう一度。(5年後ぐらいに)
2005.05.10
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子どもを産むことは、まさに自分の肉体が”ちぎれる”感覚。我が子の痛みは、自分の痛みであり、我が子の喜びは自分の喜びでもある。おそらく女王も幼少の頃からの王子の心の痛みを母親として気づいてはいたものの、手を差し伸べず、常に「しっかりしなさい」と叱咤し押さえつけてきたのだろう。でも、そこは血を分けた親子。根っこで繋がっているからこそ、女王がほんの一瞬垣間見せる母親としての苦悩の仕草や表情が生きてくる。「ほらほら、私の可愛い王子。早く手をつないで」と催促したり、ロボトミー手術後「どうしてこんなことに…」と苦悩し手をさしのべる仕草は、愛を感じるので好きだ。今回の女王役のニコラさんは、この辺の何気ない母性表現がさすがに実際に母親だけあってとても自然で、ラストで我が子を無くした母親の悲痛な叫びがじーんと伝わって、泣けるったらもう…。4/30の日記(マシューの策略に乗せられて)でも書いたけれど、ザ・スワンとスワン達も、王子の心から生まれたもの。ザ・スワンは王子の心の最も純粋で崇高な部分の象徴。大体の場合は、そう解釈して観ている。ただ、この作品におけるザ・スワンと王子のキャスティングの妙で、ある時はザ・スワン=完全に王子の想像の産物であったり、生身の白鳥に自分の理想を投影して創り出した存在=それがザ・スワンだったり、実際にザ・スワンという半獣(鳥)の生命体が存在しているかのように思えたり…するから面白い。ザ・スワン以外のスワンも王子の心の象徴のように思える。スワンの仲間には色んなヤツがいて、哀しみとか猜疑とか憎悪とか…幼い頃から王子の心の中に芽生えては、抑圧、封印せざるを得なかった感情。王子の心から飛び立った「負」の部分。また、ベッド(寝室)は王子の心=「入れもの」。4幕、ロボトミー手術を施されベッドに横たわる王子の寝室にスワンが現れるシーン。スワンの飛来は、絶望と混乱で空っぽになった王子の心に、それまでの人生の様々な想いがフラッシュバックするかのよう。優しく子守唄を唄い傷ついた子どもを癒すスワン。2003公演では「王子を慰めに来てくれたのね…」と安らぎを感じていたこのシーン。実は今回初めて違う解釈をした時がある。ジェイソン&首藤ペアの時だったが、観ながらこんな詩が、ふぅ…っと、頭を流れたのだ。 おやすみ、王子 このままずぅ…っと、おやすみ 君の中から(ザ・スワンを)二度と起こしてはいけないよ 覚醒したら、きっと僕たちは、君(とザ・スワン)を殺しにくるよ… 安らかにずぅ…っと、おやすみ… 「しかし、王子は覚醒してしまった」自分の想像に思わずぞっとした直後、ザ・スワンがなぜ同胞に殺されなければならなかったのか、なぜザ・スワンの死=王子の死なのか…今まで自分の中に落ちきれていなかったSWAN LAKEというストーリーが「すとーーーーん」と落ちた。これでは精神の自殺じゃぁないの…。(確かに誰からも殺されていないが)さらにここでまた、頭の中で詩が流れた。 だぁれが殺したザ・スワン それは僕 僕が殺したと王子(自分)が言った 僕の心が殺したの 愛したスワンを殺したの(マザーグースのパクリです。&昔、萩尾望都を読みすぎたせい?)ザ・スワンを殺した犯人は、誰でもない。王子自身。ついに確証を得てしまった…。王子は、自分が産み出した、心を千切って創り出した片割れを自分で殺してしまった。なんという悲劇。これは一番上で書いたように、子ども=母親の肉体がちぎれてできたーーと通ずる感覚だ。我が子(いなければペットでも、親友でも何でもいい。とにかく命の次に大切なもの)の死の原因が自分にある、と知った時の気持ちを想像してみれば、ザ・スワンの残り香やぬくもりを狂ったように探す王子、茫然自失で「あ”ーーーーーーーーーーーッ」と泣き叫ぶ王子から伝わるのは、身をずたずたに切り刻まれるほどの苦しみと悲しみ。「誰か僕を殺してくれ。お願いだ!」と王子は思っただろう。精神の自殺。とどめスワンは、絶望だろうか、それとも…。ここでもまたキャストによっては、王子が自から積極的に死ににいくか、先に逝ったザ・スワンに魂を持っていかれるのか、あるいは全てが完全に消えるのか…etc、解釈は尽きない。しかし、どこまでも悲劇であることには変わりはなく…。あぁ、マシューの意地悪。(大泣)※5/18 編集・追記
2005.05.09
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小学校4年生から上は60代まで約100名のソーラン隊員が、初めて一堂に会した。市内在住者に混ざり、東京都区部や近隣の市などの市外からの参加者もあり。8/末の本番に向けて、頑張るぞ~。
2005.05.08
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【 劇団風の子(関東)/原作:岡田淳「森のなかの海賊船」】ルネこだいら中ホール 18:00開演〈あらすじ〉昔々、こそあどの森の近くに宝物を隠した海賊がいた。悪名高き伝説の海賊、その名も「フラフラ」。しかし、そのことは長い間誰にも知られることもなく、こそあどの住人たちは穏やかな日々を送っていた。この森に暮す少年スキッパーは、海賊フラフラの宝を探し求めてやってきた旅の男に出会う。「森の中に船がある。『船出だ!』と叫べば、船が海賊の宝の場所に連れて行ってくれる。ここが最後の森、こそあどの森。おれの人生の宿題はこれでやっと片がつく」謎のような言葉に、スキッパーはとまどうばかり。そして…森の住人たちも巻き込んでの宝探しがはじまった。次第に明らかになる海賊フラフラの真実の姿。果たして森の中に海賊船はあるのか?宝とは一体何なのか?森の奥でスキッパーが見つけたものとは…!?前々から、原作本がすごく面白いよ~!と評判の作品。が、ここはあえて予備知識を入れずにまっさらなままで鑑賞してみた。読む暇もなかったし。なるほど。この作品を楽しむ鍵は、どれだけ豊かに、深~く広~くイメージを膨らませられるかにつきるかも。海賊フラフラは、スキッパー少年の想像の世界で生き、スキッパー少年の身体を借りて演じられるのだが、その切り替えが理解できたうえで、スキッパー少年の心とシンクロできた子は感動モノだったと思う。悪名高き海賊フラフラ…全然悪者じゃぁなかったよ。自分の持つ「不思議」(超能力)に翻弄されて数奇な運命をたどらざるを得なかった、むしろ可哀想な男。うちの娘ちゃんは、楽しめたのかな…ちょっと不安。小学生向けの駄洒落やドタバタ劇では、笑っていたが。これは、そんな表面的な「笑い」を楽しむ作品ではないよ。土曜の夜なので、10時半までKさん、Hさん親子と笑笑で食事&飲み。
2005.05.07
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家族揃ってユニバーサルスタジオジャパンへ。旦那と娘に言わせると「昨日よりめちゃくちゃ空いてる」そうだ。E.T→バック・トゥ・ザ・フューチャー→パレードほんのちょっと見→昼食→ウォーターワールド→JAWS→スヌーピー→買い物→終。娘ちゃんは、相当ハマった模様。親としては、楽しんでくれて嬉しいよ。また、空いている時期に来ようね。NAのダンサーも来ていた。ヘザーとサミュエル?長身の白人カップルなので、やたら目立つ。ボートライドでびしょぬれになって、ヘザーが「あぁん。だって彼(後ろのサミュエルを指差して)が揺らすんだもの~」と可愛かった)。いつまで日本にいるのかな…?他のメンバーも神戸近郊でリラックスしてオフを過ごしているのね。みんな、ゆっくり羽を休めて、元気に飛び立っていって下さい。本当にお疲れさま!帰りの大阪始発新幹線では、3人ともよく寝た。帰宅ほぼ10時半。明日からまたいつもの日常が戻る。心行くまで楽しんだので気力充実だよ~。何年ぶりかのいいGWでした。
2005.05.05
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(がーん。折角書いたのに全部消えてしまった…)旦那と娘ちゃんは、朝からユニバーサルスタジオジャパンへ。連休の中日とあって、大変混んでいたそうだ。開園前に現地に到着していたにもかかわらず、チケット購入後も迂回させられたりして、結局入園できたのが正午過ぎ。途中「まだ入れない」と何度もメールが。ごめんね、ママは1人でのんびりさせてもらってるのに。それでも入園後は、楽しい!とのメールが届いて安心。ホテルに帰って来たのが10時過ぎていた。たくさん遊べて良かったね。そんなわけで私は今日も単身、三ノ宮。SWAN LAKE日本公演千秋楽。
2005.05.04
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【5/3ソワレ 主要キャスト】ザ・スワン/ザ・ストレンジャー ホセ・ティラード王子 ニール・ウエストモーランド女王 ニコラ・トラナ執事 アラン・モーズリーガールフレンド ソフィア・ハードリー幼年王子 ギャブ・パーサンド神戸国際会館のホールは、木を基調とした温かく落ち着いた雰囲気。ロビーの天井も高く開放的で気持ちが良い。観やすく配慮された座席配置もありがたい(これって当たり前だよね。でも、東京の会場があまりにも酷いので)。東京千秋楽からまだ6日しか経っていないのに、ホールの白鳥の緞帳を見た瞬間に懐かしさを覚えるのは、気持ち的には東京楽で「終わった」せいか。あらためてこのマシュー・ボーンのSWAN LAKEという作品をリラックスして鑑賞してみたい。そんな気持ちで鑑賞に臨んだ。今回公演で、結果的に最もブレイク(ファン的には)したクリスの王子を観られないのは心残りだけれど、上り調子のホセと演技派ニールのノーブルなペアに期待も高まる。東京と違い、開演前にキャスト表が配布されないので、主役二人以外は誰が出ているのか観てみないとわからない。うぅむ…。一幕。幼年王子はギャブ・パーサンド。ニールが王子役の時は、容貌的にはディヴィットが一番しっくりくるけれど、この際不問。ギャブが幼年で出てるということは、最高にコミカルな木こり役も観られる?!嬉しい。(そういえば、いつだったかドミニクも、踊りが奇麗でかわゆい木こりを演じてくれたなぁ)ホセスワンの妖しくうねる腕。じわじわと深く身体の奥まで染み込む、いかにも悪夢。ゾワ~。悲劇の幕開けを象徴するものとしては、もっとパワフルな羽ばたきを切望。でもこれがホセ流なのね。ここから先は、オペグラで気になるダンサーを重点的に鑑賞。もう見納めだと思うと、見ずにはいられない。人間階段でのコーディのしかめっ面、「ウ、ハ!」と言うときのピーターの春風(?笑)のような笑顔、群舞の中にいても美しい身のこなしで必ず目をひくニック、ドミニク…皆、本当によく頑張ってくれたなぁ。アンサンブルは動きにキレと伸びやかさがあり、東京楽の気迫とも違うリラックスした印象を受ける。王子の登場からは、ニールに釘付け。今日も空虚だ。感情を封印したかのような無表情さ加減が怖い。ガールフレンドにも、最初は「何?この女…」と訝しげに(でも童貞なので女には興味がある)口の端で引きつり気味に微笑むだけ。クリス王子は、ここで初めてのGFに結構まんざらでもなく、はにかみながらも嬉しそう。ヤス王子は、どうやって女の子を扱っていいのかわからず挙動不審(笑)。ニール王子はGFに対しては基本的に冷ややかだ。心の奥で女を嫌悪している感じすら受ける。自分には愛情をくれず、男遊びに夢中な母親を常に見て育ったためか?オペラハウスにて蛾のバレエ鑑賞。ソフィア演ずるGFの失態の数々に、基本的に「無視」を決め込みながらも苛立ちを隠せない王子。最後はGFに「もう、知るか!」と言わんばかりの軽蔑の眼差しをくれてさっさと退場。一言二言なにやら怒っていたかも。ソフィアは、ちょっと哀愁を帯びた派手目の顔立ちなので、女王にたしなめられてシュン…としたり、バッグを落として「あぁ~ん。どうしよう…」と困惑する表情がいい。見ているこちらまで、いっしょに八眉になってしまう(笑)。3幕のチャルダッシュで、王子とストレンジャーに翻弄されて苦悩するソフィアの表情には胸を打たれる。ロイヤルボックスばかり注目したため、楽しみだった木こりはほとんど観ず…。あ~あ。王子の部屋。女王とのパ・ド・ドゥ。『この窮屈で退屈な生活。女の子ひとり現れても、何も変わらないじゃないか…。それどころかよけいに虚しさが増すばかりだ……僕は何のためにここにいる?僕はどうして生きている?……ママのため?でもママは僕を見つめてくれない…ママ、僕を見て。僕を欲しいと言って。僕はママが欲しいんだよ!』果てしなく寂しい王子の心。震えた…泣けた。もしも私が母親(女王)なら、成人したのにちょっとの事でも怒りをむき出しにする甘えん坊息子(クリス)ならば、まだ親子関係の修復もできそう。オドオドして頼りないけれど一応自分の言いなりだし、素直な子だわ~と思っていたら、ある日突然「母さん!今まで我慢してた事、全部言わせてもらうよ!」とマジギレする息子(ヤス)も、何とかなりそう。でもニールのように何を考えているのか、全くわからなくなってしまった空虚な「一見いい子」が、実は一番怖い。突然人殺しとかしちゃいそうで。3幕で銃口を突きつけるシーンが一番サマになるのは、そのせいかも。母子関係が破綻している(というより築けていない)ことに気づかない女王にも、自分の母親としての境遇がダブり、ちょっと辛くなる。スワンク・バーのシーン以降のニールのよっぱらい演技は特筆ものだ。バーに来た時点で相当酔っている。「てやんでぇ(うすら笑)来てやったぞォ~。僕に恥かかせた悪い子ちゃん(GF)はどこにいるのさ~ゲフッ」と、見るからに「悪い酒」。「ちゅうしてよォ~」とGFに迫る顔とか、水玉ドレスの女から股間(?)にナニかされそうになった時のヘラヘラ笑いとか…とどめは何と言っても、バーを叩きだされた後の「うえっプ」。本当に吐きそうだ。コートを枕にするのもニール流?色々と細かい演技で目が離せない。上手いよ、ニール。たった3回しか見られなくて本当に残念だ。首藤さんとクリスのダンスが「王子役らしからぬ」美しさなので、つい比較されてちょっと可哀想なニールだけれど、マシュー・ボーンの求めるところの「アクティング・ダンス」としては、今日の出来なら充分。元々ここは「酔っぱらって」踊っている場面だし。最後だから?張り切ったのかしらん…ターン3回転していたような気が。情景のシーンでは、やはり表情注視。先日よりもやや抑え気味の笑顔。白鳥の群れが消えて、一瞬にして我に返った時の絶望やら疑念の入り交じった表情が、何とも言えない。己の中の何かに憑き動かされて湖へと向かう王子。二幕。今日のホセは、バランスでひやりとする場面の記憶なし。安心して観ていられた。王子とのPDDの最後(下手にはける所)は、ジェイソン並にもっとじっくり溜めて魅せて欲しかったなぁ。でも、雄大な跳躍にはうっとり。関節があるのか?と疑いたくなるフレキシブルな腕の動きは、まさに動物!生の白鳥(の首?)みたい。ホセのザ・スワンは父性的な優しさに溢れていた。その大きな羽で全身をふわぁーっと包まれた王子が、だんだんと癒されてゆく様が観ていてとても心地良かった。空飛ぶ白鳥の群れを見る王子の背後からザ・スワンが近づくところ、二人の身体が触れ合った瞬間、王子が「はぁ…っ…」と短く深い息を吐きながら、見せる表情。至福の表情だけれど、これはつかの間の夢だと悟っているような、ちょっと哀愁を帯びた幸せ。そんな感じ。※追記中。まだ3幕にいかれない。困った。ニールの解釈および演技に関しては、「表面的」だと酷評する方もおられますが、狂気の表情といい、神経質そうな何気ない仕草といい、あれだけの表現ができること自体が素晴らしいと私は思います。好みはかなり分かれるところでしょう。
2005.05.03
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昼過ぎに大阪着。まずは、なんば界隈へ直行。さすがGW、道頓堀は人と人との隙間すらないほどの混雑ぶり。金龍ラーメンと大たこには長蛇の列。松竹座の楽屋口…懐かしくて涙出そう。取り壊された南座の後は、食べ物屋の集合ビルになっていた。風情がなくなってしまって、ちょっと寂しい。法善寺横丁の「水掛け地蔵」をお参り…「いいことありますように」。で、おみくじ引いたら凶だった。初詣で2年連続凶の娘ちゃんは、久々の吉に大喜び。尼崎のホテルにチェックイン後、家族揃って三ノ宮へ。(阪神尼崎なので、JR線の脱線現場からは離れている)旦那と娘ちゃんは、その後元町へ。私は、神戸国際会館でSWAN LAKE鑑賞。ホセ&ニール組。この組み合わせ3回観た中では、最高の出来でした。前回から、性的な視点で解釈して観ているせいか(あくまでも自己流解釈)匂い立つような色香が漂う舞台にゾクゾク。ニールの演技、あれこれ賛否はあるけれど、私は大好き。女王と王子。この高貴にして淫靡な母子の心情のせめぎ合いを想像しつつ鑑賞するのは、たまりません。カーテンコールでひしと抱き合うホセ&ニール。今日のような、お互いの体調を含めたテンションが合致しているパフォーマンスを東京では、披露できず大変だっただろうに。韓国では、揃ってベストを尽くせることを期待します。もっと観たかったよぅ。(詳しい感想は、可能ならまた別項で…)
2005.05.03
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明日から後半。前半は結局、殆ど家または近隣で日常と代わり映えのしない日々を過ごしたが、明日から2泊3日で大阪方面に行ってきます。昨年から家族会議で、長期休みやGWには愛知万博か大阪へ行こうと、何度か話題に上っていたのだけれど、今回SWAN LAKE日本千秋楽が想いも寄らず神戸で上演される運びとなり、即決。2003年公演に続き今回も、いわゆる大ラスを見逃している私にやっと訪れたチャンス。気持的には、やはり熱い思いで2ヶ月を過ごした(と言っても10回だけど)文化村4/27公演が本当の千秋楽で、神戸公演は何というか…本公演のあとのお楽しみ♪のようなもの。お見送りする気分の私には、後方の席でも丁度良いかもしれない。大阪は5年前にある舞台の、ほんの一関係者として一ヶ月もの間、道頓堀沿いでホテル暮しをした思い出の地でもある。大阪、東京2ヶ月間の長期公演を裏側から関わる貴重な経験をさせていただいたことが、私の「とにかく舞台と関わりたい」気持ちに拍車がかかったのは事実。いやぁ~舞台って本当にいいもんですねぇ~…おっと、誰かさんも言っておられたかな(笑)とりあえず旦那と娘ちゃんとは、途中別行動をとらざるを得ないスケジュールになってしまったけれど、一緒の時も1人の時も、思い切り楽しんでこよう。ユニバーサルスタジオジャパンも楽しみ♪でも、めちゃくちゃ混んでいそうだね。GW期間中、全国行楽地は大変な人出だそうだけれど、毎年毎年思うことは…「よくもまぁ、これだけの人間が、普段はちゃんとどこかに収納されているものだな」と感心する。
2005.05.02
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