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2003/09/28
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監督のソフィア・コッポラは前作「バージンスーサイズ」のままインディ系の映像で撮っているので、メジャーな映画館で公開されているのが不思議。批評家受けしているので、映画好きの若いカップルなどでいっぱいだった。日本でも公開されるといいな。

話は、俳優の仕事も家庭も順調のはずなのに、どこかいつも寂しい中年のアメリカ人男性が東京に仕事で来るところから始まる。そして同じように夫とコミュニケーションがうまくいかないアメリカ人女性に言葉の通じない東京で会って...

主演のビル・マーレーはちょっと寂し気な中年男をとてもうまく演じている。彼は別にコメディっぽく演じている訳でもないのに、ちょっとした一言や動作で人を笑わせるのが得意だ。対する相手の女性は主婦とは思えないほど若い多分新人女優。彼女もまた寂し気。中年男性って、こういう時に不倫してしまうんだろうなあ。私も自分が中年の男だったら、会話の成り立たなくなった妻より、こういうピュア(に見える)な女性を選ぶ。ダブル不倫なのに思わずふたりを応援してしまう。不倫といっても、何も生々しい事などない。このふたりの微妙な距離がうまく描けていると思う。「言葉が通じない」というのか日本語に限った事だけではなく、夫婦間のことでもあるようだ。夫婦ってホント、難しい。久しぶりにコメディ以外で笑ったし、考えさせられた。

そういえば、日本が舞台のメジャー映画がもうすぐ2連発で公開される。タランティーノの「キル・ビル」とトム・クルーズの「ラスト・サムライ」。最近アニメといい文化といい、日本がアメリカで受け入れられている。何となく嬉しい。ちなみに、今回の映画が今まで日本が舞台だった映画の中で、一番日本に対する「勘違い」が少ないと思った。「ブラック・レイン」なんて中国みたいだったし、この間の「オースティン・パワーズ ゴールド・メンバー」なんて、新東京国際空港の横に富士山があったもんなあ。





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Last updated  2003/09/30 01:33:06 PM
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