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2005/07/08
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カテゴリ: 就職活動
久しぶりに面接に行った。ここのところ日系の仕事もあったりして就職活動をしていなかったのだが、履歴書を送った会社からメールで通知があった。これで何回目の面接だ? しかし、今回も的をはずしたような気がする。職務内容を読んで自分に合うと思ったから応募するのだが、その雑誌を発行している会社の「背景」までは詳しく調べていなかった。今回の会社は、まさに零細企業なのだった。

大雨の中重いポートフォリオを持ってタクシーをすっとばして会社の住所の建物に到着。部屋番号を見て行くと、とってもまずい雰囲気...とてもじゃないけど、雑誌を発行するような雰囲気ではないのだ。マンションの一室のようなところのドアを叩くと、にこやかな初老のおばさんが「Hello」と出て来た。中に入ると、1ベッドルームのようなところに数人の人が働いていた...

(や、やばい)とは思ったものの、にこやかにアート・ディレクターの中年白人女性と面接。すぐとなりには眼光の鋭い編集長がいて、私たちのやりとりを聞いていた。慣れたプレゼンテーションを終え、質疑応答に入ると、相手から答えにくい質問が来た。

「あなたはこの雑誌の未来をどう考えているの?」

この雑誌は創刊からまだ4号しか出ておらず、デザイン的につかみどころのない雑誌だった。ハイエンドな高級誌にしたいのか、もっと大衆に親しみやすい風にしたいのか。逆に私が雑誌のデザインの感想と、「あなたたちは」どうしたいのかまずお伺いしたいと答えた。すると編集長がまた「どう思うか客観的な意見が欲しい」と言う。うーん。

しっかりした雑誌は、何と言うか、目的意識があると私は思った。例えば、「Vogue」なら高級感が大事、「ELLE」ならもう少し親しみやすく、「People」なんかだと大衆誌と言った具合。私が今までいた雑誌は雑誌のポリシーみたいなものがあり、「うちはこういう路線ですからこうして」という指示が多かったのだ。

なので、「対象年齢は20代後半以上で高収入高学歴、もっとハイエンドな購買層を狙っているのかと思ったのですが、中身はもっと親しみやすいデザインになっていると思います」と答えた。事実、デザインにしまりがないと私は思っていたのたが、そんなことはアート・ディレクターの目の前では言う訳がない。しかし、表現が湾曲すぎたせいかまわりくどい解説になってしまい、最後にはアート・ディレクターに「あなたの英語はわかりづらいわ」と言われてしまった。私はその時私の発音が悪いのかと思って、いつもの事だと気にもしなかったけど、後で友達に言うと、「えー、そんな事面と向かって言うのは失礼だよー」との事。まあねえ。デザインを批判されたと取られちゃったのかしら。

試しに数ベージをデザインするという妙な締め方で面接を終えたのだが、ここでは働けん...。これほど小さくては、外国人を雇う余裕などないだろうし、こんな息の詰まりそうなタコ部屋で働くのはつらそうだ。これも勉強かと思うけど、いろんな会社があるもんだなあと思った。





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Last updated  2005/07/12 04:50:23 AM
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