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2006/02/16
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カテゴリ: カテゴリ未分類
普段は全く思い出しもしないことが、時々夢の中で出てくることがある。一度脳に刻まれたことは、決してなくなることはないのだろうか。

昨夜見た夢は、私が20歳前後の時の夢。もう20年近く前のことだ。
当時のボーイフレンドと、有楽町駅で待ち合わせの約束をした。
「車で来るから、改札口で待っていてくれれば君を見つけるから、ドライブに行こう」

確か夜7時くらいの待ち合わせだったと思う。仕事を終えたサラリーマンたちが大勢行き来するような時間帯だった。ところが、約束の7時を過ぎても、彼は現れない。今のように携帯電話がないので、家を出てしまえばお互いに連絡のしようがない。ひたすら待っているしか無かった。待っていると時間がどんどん過ぎ去って行く。8時を過ぎ、9時を過ぎた。9時半か10時かわからないけど、相当待っていたと思う。

すると、通り過ぎるサラリーマンの数人連れが私を見て、「あの子、まだ待っているよ。かわいそうに。ふられたのかな」と言うのが聞こえた。彼らは多分食事を終えて駅に戻ってきたのだろう。それだけの時間待ちぼうけをくわされて、そんな会話が耳に入り、猛烈に恥ずかしくなって、そのまま切符を買って電車に飛び乗って帰った。惨めだった。寒かったし、お腹はすいているし、帰りの電車の中で泣き崩れないようにするのが精一杯だった。

当時私はひとり暮らしだったので、家に帰って思いっきり泣き始めた。しくしく泣いていると、電話が鳴った。彼からだった。高速道路で大渋滞につかまって、全く動けなかった。やっと電話のあるところまで来ることができた。今から遅いけど、そっちに車で行ってもいいかと言う。

結局、彼は夜中に家まで来てくれ、一緒に和食のファミリーレストランで夕食を食べた。待たされたのが故意じゃなかったのと、遅くなっても一緒に食事をしたいと言われたのが嬉しかった。

結局その人とは良くない別れ方をしたけど、当時は好きだったんだなあと思う。あのサラリーマンの言葉がなければ、もしかしたらずっと待っていたかも知れない。見知らぬ人に「あの子、かわいそう」などと言われたのが相当ショックだったんだろう。20年後の今でも、夢に出るほどに。







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Last updated  2006/02/17 11:35:25 PM
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