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江戸いろはかるた <く> 臭いものに蓋をする 「長屋の厠の穴にも蓋があれば臭いが漏れなくていんですがねえ、」「臭い物に蓋をするってえのは、都合の悪いことや 醜聞が他に漏れないように、一時しのぎで隠すことのたとえだよ、 糞や屁の話じゃねえんだ、だいいち、尻の穴には蓋ができねえ、、」「ですがご隠居、江戸小噺に、面白い話もありますよ、 意地悪な姑婆は嫁が気に食わない、何とか恥をかかせてやろうと、 年中隙を狙っていたのだそうで、 或る日、客が五人来て嫁も同席していた時に、 腰を浮かした姑婆がぶーっと、屁を漏らしたそうです。 姑婆は意地悪く嫁のせいにしようとしたのです、 ~なんだねえ、はしたない、お客様の前で行儀の悪い、 少しは慎みなさい、~ だが、嫁は利口者で、少しも臆せずに、~けれどお母さま、音のするおならの出る人は丈夫で長生きするといいますから、お客様には失礼ですが、私は本当にありがたいと思っているのです~ それを聞いた姑婆は~そうかい、そうだったのかい、実はね、いま音を聞かせたのはあたしのお尻だよ~と、こう言い放ったのだ、こんな意地悪婆さんの尻にこそ、蓋をしたいもんでございますね、」「婆さんだけじゃないよ、 奉行所の吟味でも、お役所に都合の悪い事件が起きれば、 ~事件に蓋して、その場しのぎの裁定を下すことは はよくあることで、弥縫策(びほうさく)なんて言われてるようだよ、 まあ、いつの世にもあることらしいがな」 弥縫策(びほうさく)~一時逃れのためだけに取り繕う策のこと~ 岡っ引 臭え野郎に 蓋をする 拙作 蠅たかる 臭い褌 蓋しとけぃ 拙作 悪行に 蓋はしねえと 名奉行 拙作 笑左衛門
2025年01月30日
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江戸 いろはかるた<お> 鬼に金棒「そもそも、鬼は恐ろしい生き物でございますよ、 その鬼が金棒を持てば、もう天下無敵でございますな、 弁慶に薙刀、将軍様にお側役人、徳川家に御三家御三卿 お奉行に伝七親分、銭形平次ってえところかな、」「いやあご隠居、もっとすさまじいものがございますよ 虎に翼、獅子に鰭、駆け馬に鞭(むち)、 象に馬足、やくざに十手、豪商の倅の旗本、 羨ましい限りでございますな、、」 「あっしなんぞは、その真逆で、 餓鬼に苧殻、陸に上がった河童、 貧乏所帯に借金取り、踏んだり蹴ったりでございますでございますよ、」 ~裏長屋 嫁さんいつか 鬼になり~ ~金棒が 大好きですと 鬼嫁が~ ~鬼嫁が 財布握った 旗本家 ~ ~鬼の目に 泪あったか 裏長屋~ ~鬼の首 とってくるぞと 賭場かよい~笑左衛門
2025年01月25日
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江戸いろはかるた<の> 喉元過ぎれば熱さを忘れる 「あっちっち、 ごっくんと、熱燗を呑んでも、喉元あたりを過ぎちまえば、 熱さ忘れてもう一杯とくる、 まあ忘れやすい呑兵衛のことでしょうか、 それとも、髪結いで剃刀(かみそり)がのど元過ぎてほっとしてる威張り腐った奉行所の与力様の心境でしょうかね、よっぽど恨みを買っていたんでしょうかね。」「まあそいう御仁もおるだろうがな、 喉元過ぎれば熱さを忘れるとは、苦しいことも過ぎてしまえば、その苦しさを忘れてしまうってえことだな、 厠で唸って唸って糞を絞り出してすっきりすりゃぁ、 踏ん張った苦しみもすっ飛んじまうってところかな、」「じゃあ、かかあが赤子ひねり出した時とおんなじでござんすね、 ご隠居、あっしもね、 江戸に迷い込んだ頃には苦労なんてもんじゃない、 寝るところもない、腹の皮が背中にくっつくほど腹を空かし、 おまけに、岡っ引きには虐められる、 そんな苦労の時もありましたが、さるお方に 拾われて助かりましたが、 このごろじゃあ、そんな恩義も忘れてしまってましたよ」「受けた恩を忘れちゃならねえよ、 義理も廃ればこの世は闇よなんて歌まであるくらいだ。」 「喉の野郎によくいいかせておきやすよ、」 ~暑さ忘れて陰忘る~ ~雨晴れて笠を忘る~ ~病治りて薬師(医者)忘れ~ なんて俚諺(りげん)もございますね、 では拙者も一句 ~熱燗も 与太話して すぐ冷める~ 拙作 ~厠では 唸ってだせば 極楽に ~ 拙作 ~店賃を 待った大家に 尻を向け~ 拙作 笑左衛門
2025年01月20日
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江戸の夜は闇 火の用心 お月様が雲に隠れりゃ江戸の町は真っ暗闇で、 夜這いと泥棒さんには好都合でござんす。 店の灯も消えた表通り、 ~火の用心、さっさりましょう~ 番太の声と犬の遠吠えが聞こえるくらいでございます。~火の用心 夜這い用心 賊に用心~ ~遠吠えに 母思い出す 独り者~ ~暗闇に そろりそろりと 厠いく~ ~子の刻に 月のあかりで 、惣後架(そうこうか)~火の見やぐら 町ごとに自身番小屋があり そこには必ず火の見櫓がありまして、江戸の町町を見張り火事があれば半鐘を鳴らすのが自身番屋の仕事でございます。 荷車 大八車 なんてったって、八人分の荷物を運べるんで、大八車というんでぃ、えっこらしょ、車力さんも太鼓橋を渡るのがご苦労だった。 いざ勝負、闇討ちでござるか、、辻斬り、仇討ち、夜の闇は物騒でござんす。 橋の上の女 へっ、おんなが悲し気に立ち尽くす姿にはそそられますなあ、 へた絵画廊でございました。 笑左衛門
2025年01月15日
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お江戸八百八橋 江戸の町には堀がめぐらされており、その分橋も多かったのでございます。 橋の下は荷船の道でございますから、ほとんどの橋は太鼓橋でございました。 大八車や、重い荷を担ぐ棒手振りは難儀したようでございましょう。 大名行列 参勤交代諸藩の藩主は一年おきに江戸へ参勤しなければならず、藩の威厳を保つため見栄を張って人員を増やした派手で長い大名行列が春から夏にかけて江戸の町に到着したのです。 大名下屋敷 下館 大名家には上屋敷、中屋敷、下屋敷があり、 そのなかでも、下屋敷は別荘のようなもので下館とよばれ、 遊興、保養につかわれ、庭などに贅を尽くしていた。 江戸近郊の、四谷、駒込、下谷、本所などに多くあった。へた絵画廊で失礼いたしやした。笑左衛門
2025年01月10日
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穏やかな隠居の正月 隠居暮らしも三年も過ぎれば、尋ねくる人も少なくのんびり 独り本など読んで静かな正月になる さみしくなんかねえぞ!、一人酒飲む正月 人生いろいろ 女も色々 浮気男を振ってはみたが、ちょいと淋しい独り酒 江戸の町じゃ、女一人に男二人、 おとこなんて、江戸の町じゃ捨てるほどいるわいな、 姫はじめ さて、おとみ、姫はじめといこうじゃないか、 はて、おかみさんに叱られちゃいますよ、うっふん、、 正月くらいは許してくれるだろうよ、、 あらまあ、不義密通の姫はじめ 今年も描きます 味で勝負のへた絵ですが、 笑左衛門
2025年01月05日
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やってきたぜい、正月でぃ、 貧乏長屋じゃ、めでたくもありゃあしないよ、 其れでもきたんだ、遊びましょ、、 凧揚げ 正月、江戸の空は凧で大賑わい、 正月元旦から商いしてるのは凧屋だけで大繁盛だ、 江戸の正月の子供はみんな凧揚げに夢中でぃ、、 羽根つき かあん、こおん、かあん、こおん、 町々で聞こえる羽根つきの音、 邪気をはね(羽根)のけるってんで 縁起がいい正月の遊びですよ、 負ければね、顔に墨を塗られますと、 それも邪気を払うのだそうで、 娘さん、おおいに羽根つき楽しみましょう。こなくたっていいって言ったのに、 やっぱり 正月の野郎きやがった、、 本年も江戸はなし お付き合いくださいませ、、笑左衛門
2025年01月01日
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