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2010.06.09
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えー、前回の記事では思わぬ反響の大きさにプレッシャーを感じる今日この頃でございます(ウソ)。


まあ、そんなわけで、ここで勝手に中間報告を。

最初はマサチューセッツ州のCO-OPをランダムに調べていたのだが、やっぱり、同じ州の中でも、なるべくボストンに近いところにあるものを中心に調べた方が良いと考え始めた。郊外の小さな町だと、プリスクールに入れる前から皆ご近所同士知り合いで、お母さん達もほとんど専業主婦で、寺小屋的な性格の強いものが多いので、それよりは、都市部に近くて、働いているお母さん達も子供たちを通わせられるような仕組みを用意しているところをリサーチした方がいいかと。現時点で、20校弱をリサーチ(これには郊外のものも含まれている)。

1.時間は基本が9時~12時。これに早朝と延長保育をオプションで付けられる制度。延長保育については、年度初頭に決まった曜日を申し込むケースと、その都度一週間ごととか、場合によっては当日空きがあれば延長保育を受け入れてくれるところもあり。

2.日数は2~5日までさまざまだが、一般的に、2~3歳児は2、3日から初めて年齢が高くなるにつれて日数も増えるといったところ。年齢別のクラスもあれば、縦割りもあり。

3.授業料は、前回の記事のコメントにもあったように(オクタ、ありがとう!)、CO-OPだからと言って必ずしも安いわけではない。先生が3人必要なところが親が1人ヘルプに入ることによってコストが下がり、その結果、授業料が安くなるというイメージは正しくないのかも。どちらかといえば、「どうせ同じお金を払うのなら、自分達の好きなようにできる方がいいから」という風に捉える方が正解なのかも。

4.親の仕事は大きく分けて、授業の手伝い、Fundraising(資金集め)、執行部役員や委員会の委員、掃除など雑用の大きく4つ。基本的には自分がやれることをやれる時間だけ、という方針のようだが、学校によっては、関わる場合と関わらない場合で授業料を分けているところもある。

5.先生(親も含めて)対生徒の割合は約1:5。



オンラインリサーチはこんな感じ。これと合わせてCO-OPに実際にお子さんを通わせていたり、通わせたことのあるお母さん3人に話を聞いた。

授業の手伝いをすることにより、自分の子供や他の子供たちの様子もよく分かるし、子供も親がいると嬉しいし、さまざまな仕事に関わることによって他の親とも知り合いになれるというのがCO-OPの利点だが、その関わり方もあまりに負担が大きくなりすぎるのも問題。その辺のバランスが難しいところ。

Fundraising(資金集め)は主にオークションとコンサートの開催。すごい。これを親たちだけでやるんだってさ。ヤードセールぐらいならまだ想像つくけど、コンサートの開催なんて、いったいどうやってやるんだろう。ちなみにアメリカにはFundraiserという職業があるぐらい、この資金集めというのはあちこちで盛んであるから、ノウハウはあるんだろうけど。

授業の手伝いはだいたい月に1度ぐらいのペースなのだが、それでも下の子がいると、その都度その子の預け先を確保しなければいけないので、その対策も必要。これは貴重な意見。私達のグループも、アメリカ人でも親が他州にいて頼れないという家族が多いので。

他にもいろいろあったけど、やはり実際の生の声というのは、ウェブサイトを読んでいるだけでは絶対に伝わって来ないので本当に有難かった。ご協力してくださった皆さん、この場を借りて改めて感謝!です♪

私としては、親の関わりがどれだけの負担になるのかが焦点。授業料も、リサーチの対象となっている地域とウチの地域では家賃の相場が全く違うので、ウチの方が安くはなるとは思うけど、それでも授業料=家賃+先生の給料だけではないわけで、そういう諸々のものを足すと、いったいいくらぐらいになるのだろう。それがこの辺のほかのプリスクールと同じぐらいだったら、預けたら後はお迎えの時間までお母さんは自由の身です、っていう方が私は良いと思っちゃうけどね。









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最終更新日  2010.06.09 12:18:53
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