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<熊にご注意>朝食の後、ホテルの近所を散策しました。歩いて行ける距離に滝があるとのことです。樹々の香りがほのかにして、初秋の清々しい空気が体の隅々まで行き渡るようでした。歩き始めてまだそれほど経っていないのに、それっぽいのがありました。標識に180mって書いてあったけど、まだ50mくらいしか歩いてないよね。とりあえずもう少し先に行ってみようかということになります。え?! 熊が出るの? こんなので熊撃退できるのかしら。カラカラカラ~ン。この小さな鐘が、遊歩道に沿って数十メートルおきに置いてあるんですよ。あっちからもこっちからも鐘の音が聞こえてきます。そういえば部屋にいた時、ひっきりなしになってる鐘はなんの合図だろうと思っていたんです。これが本物の釜淵の滝か。確かにさっきのとはスケールが違いました。だらだらと沢に向かって下ってきたので戻るときの上り階段が大変。階段の上には、与謝野寛・晶子夫妻の歌碑がありました。山あまた まろき緑を重ねたる なかに音しぬ台川の水 与謝野 寛深山なる かじかに通ふ声もして 岩にひろがる釜ふちの滝 与謝野晶子『与謝野晶子、ここに来たんだね。』『そうだね。』なんかしみじみ。こういう感じを今風にいうとエモイと言うんでしょうか。遊歩道からは、まだ鐘の音が響いていました。(つづく)
2022/09/07
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<美肌の湯>花巻温泉郷にある3つの大きなホテル、ホテル千秋閣、ホテル紅葉館、ホテル花巻では、混合槽にくみ上げた混合泉を共同で利用していて、泉質は単純温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)、58.7℃、pH7.8です。(温泉分析表:2015.8.16調査による)同じ花巻温泉でも佳松園は自家源泉で、泉質はナトリウム-硫酸塩・塩化物泉(低張性アルカリ性高温泉)、59.9℃、pH9.0と少し違っています。(温泉分析表:2015.8.6調査による)何が違うかというと、トロトロ具合が違うんですね。美肌効果があるアルカリ性の湯はpH7.5以上といわれるそうで、アルカリ濃度が高い分その効果が高いようです。試合から帰ってきてすぐに、部屋の檜風呂で化粧やら汗やらを綺麗さっぱり洗い流したんですが、こちらのお湯は温泉じゃなくて普通の沸かし湯だそうです。せっかくなので夜中12時過ぎに温泉の方へ行ってみると、誰もいなくて貸し切り状態でした。床がツルツル滑るからと言われていたので、はしゃぐことなく慎重に入ってみます。pH9とアルカリ度が強いので足の裏の角質が溶けてツルツル滑るんでしょうかね。朝7時ごろにもう一度入りに行きました。外のヒノキ風呂が気持ちいいこと。空気がおいしいです。命の洗濯させてもらいました。お風呂は撮影禁止なので、写真は佳松園のHPから使わせていただきました。温泉が体に良いわけについてはこちらの記事をご覧ください。(つづく)
2022/09/05
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<分岐点>人生にはいろんな分岐点があります。進学や就職、結婚など、どちらに進むかでその後の人生が大きく変わる重要なポイントです。左に進んでいれば何の問題もありませんでした。ナビさんは『左です』って言ってくれてたと思うんですよ。その時、高速道路を走りながらシニアにありがちな年金の話が白熱してたもんで聞き逃したんですね。なんとなく道なりに右に行ってしまってから気付きました。『これ、松島に行く道じゃない?』日本三景松島を折角だから是非見ていけと言うことだったのかも知れませんが、あんまりのんびりしてもいられないので高速を降りました。災転じて福みたいな、なんか良いこと起こらないかな〜。新幹線の車庫みたいなのを見つけて必要以上に喜んだりして。『実はこれが見たかったんだ!』なんてね。それにしても、ここは一体どこなのかしら?利府町というところらしいです。しばらく街中の渋滞に捕まったりしながら一般道を走って、ようやく軌道修正。東北自動車道に戻って鶴巣(つるす)パーキングエリアで休憩しました。仙台に来たら『ずんだ』食べないとね。冷凍だったんですが、手のひらで10分くらい温めれば溶けると言われたのでその通りにして食べました。あんこ嫌いなんですが、ずんだ大好きなんですよ。次に休憩したのは長者原(ちょうじゃばら)サービスエリアでした。まだ牛タン食べるほどお腹減ってなかったのでそのままさらに北へ。最後の休憩は前沢サービスエリアでした。ここで偶然、茨城のダンス仲間とばったり会ってしまったんですね。結構長く立ち話して、別れた後に左の手首からたら〜と血が流れているのに気付きました。蚊に血管を刺されたのかと思って、持ってた除菌シートで血と一緒に毒も絞り出したおかげであまり痒くなりませんでした。後で聞いた話によると、これは蚊ではなくてブヨらしいです。除菌シート作戦は正解だったのかも。(つづく)
2022/08/31
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<東日本大震災の爪痕>時々遠くに海を見ながら常磐道を北へ。福島原発の事故で今も全町民が避難している双葉町を通過しました。帰還困難区域の一部で8月30日に避難指示が解除され、11年ぶりに帰還できる住民の様子をニュースを見ました。『最初は2、3日で帰れると思ったら、11年だもん。』人生設計が大きく変わってしまいますね。このエリアでは高速道路沿いに現在の放射線量を知らせる電光掲示板が設置されていて、双葉町の辺りが最高地の1.8マイクロシーベルト/時でした。どのくらい高いのかイメージ掴みにくいんですが、東京で0.037、大阪で0.044、札幌で0.029と言う数字と比べるとかなり高いですね。(参照記事はこちら)距離が離れるほどどんどん値は小さくなって、南相馬は0.1マイクロシーベルトでした。次に立ち寄ったのは、南相馬鹿島(みなみそうまかしま)サービスエリアです。千年の歴史を持つ相馬野馬追の祭りが今年3年ぶりに開催されたそうです。やっと宮城県に入りました。こちらは鳥の海サービスエリアです。亘理町(わたりちょう)と読むそうです。『わたりん』と『ゆうりん』。兜に町の特産品『いちご』と町花『さざんか』はいいとして、前立てが『毛虫』?キモかわいい狙いでしょうかね。風をさえぎる建物がなく、気持ち良い場所です。震災の時、仙台空港ほかこの辺り一面に津波が押し寄せた中、高速道路だけは水につからなかったということで緊急避難場所がこの道路になっていました。(つづく)競技会情報はこちらから
2022/08/30
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<青い眼の人形と競走馬>2022年8月27日土曜日、家を出発して直ぐにラジオの時報が10時を告げていました。車で長距離の移動をすることはこれまでなかったので、不安でもあり楽しみでもあります。最初に休憩したのは中郷(なかごう)サービスエリアでした。茨城県内でもここまで北に来た事がなくて、友部のサービスエリアを通り過ぎたらそこから当分食べ物にありつけないことも知りませんでした。お昼を過ぎていたので、おにぎりもサンドイッチも売り切れ間近で品薄でした。焼きそばが挟まってるサンドイッチって見たことあります?焼きそばパンがあるんだから、焼きそばサンドがあってもいいでしょうね。おいしいです。車の中でモグモグしながらふと見ると、野口雨情公園なるものが目に入りました。青い眼をしたお人形は アメリカ生まれのセルロイドこの歌、知ってます!北原白秋、西條八十とともに、童謡界の日本三大詩人だそうです。代表作は『十五夜お月さん』『七つの子』『赤い靴』『青い眼の人形』『シャボン玉』『こがね虫』『証城寺の狸囃子』などなど。この近くに生家や資料館があるようですね。再び常磐道を北へ向かいます。競走馬輸送中の車がやけに多いんですよ。どこかの競馬場に向かっていたんでしょうか。『ドゥラメンテ』とか『キズナ』と言った馬の名前が書いてあったので後で調べてみたんですけど、数年前に大活躍した競走馬で、すでに引退して種馬となり、今は子供たちが活躍しているようです。ちなみに『キズナ』の現在の種付け量は1200万円だそうです。福島県に入り、いわきを超えて四倉(よつくら)サービスエリアに立ち寄りました。福島の桃のパイを買っておやつです。一緒にモモ水を飲めば、身体から桃のいい香りがするんじゃないかなんてね。こぼしまくったパイの食べかすを車外ではらい、北へ向けて出発。まだまだ、先は長いですよ。(つづく)いつも楽しくダンス練習したいです
2022/08/29
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<北温泉に冬来る>数日前の天気予報で栃木の北のほうは雪となっていました。ホテルの周辺は全く雪の気配がなかったのでホッとしていたんです。せっかくだからテルマエロマエのロケ地にもなったという北温泉の日帰り湯につかっていこうと山を登って行ったんですが、那須岳の上の方はやはり雪が残っていて道が凍結していました。ロープウェイも動いてませんでしたね。メロンパパさんは即効性のすべり止めスプレーをタイヤに噴きつけて行ってみようとノリノリです。でも車を降りた後も雪道を数百メートル歩かなくちゃいけないし、上り下りの山道を崖下眺めながら命がけで行くほどでもないので引き返すことに。途中で釣堀のある手打ちうどんの店を見つけました。釣りが大好きなメロンご夫妻、釣った魚を焼いてくれるというので堀の中を覗いてどんな魚がいるのか確認。イワナが食べたいけどニジマスが釣れたらそれを食べるしかないらしく、それならお店でイワナを注文して焼いてもらおうということになりました。うどん屋さんですが、新そばが出たばかりということで今のウリはそばらしく、男性陣はつけそばの大盛り、メロンママさんはカレーうどん、私は暖かいそばすいとんを頂きました。釣堀のお兄さんがおっしゃるには、今年はコロナで観光客がほとんど来なかったのでイワナが大きく育っておいしいですよとのこと。本当に大きいですね。イワナ、おいしかったです。お店を出て、美味しいコーヒーが飲みたいということで那須通りにむかいました。NASU SHOZO CAFEというお店に入って、おいしいコーヒーとケーキを頂き、みんな幸せな気分でほっこり。甘いものは本当に別腹ですね。この後、敷島ミートに寄ってお土産のお肉を買い込み、メロンご夫妻のご厚意で自宅まで送っていただいて1泊2日の楽しいダンス合宿は終わりました。良いお年をと言ってお別れしましたが、もうそんな時期になったんですね。旅行記に最後までお付き合い下さいまして、ありがとうございました。
2021/12/11
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<夜のダンス談議>外に出ると降るような星が見えました。気温は多分0度を下回っていて息が白く凍ります。あまり星が多すぎると星座がよく分からなくなりますが、冬の代表的な星座たちは存在を主張していましたね。天の川、久しぶりに見ました。歩いてすぐのところに宿泊者が共同で使えるコミュニティスペースがあります。夜も更けて無人でしたが、ここで練習できるかもと盛り上がりました。かご岩ホールに代わる練習場を探さなきゃねと話していて、そういえば近くに共有スペースがあるよとメロンチョコさんが思い出したのでみんなで見にいくことにしたんです。『ラテンの練習ならできるかも。』部屋は暖かく、キッチンやテレビもありました。でもビニール製の畳みたいなものが敷き詰められているので靴履いて練習はできそうもないし、スタンダードには狭いかな。『スタンダードの組み方で、最近こういうの習ったのよ。』大将が構えるので仕方なく私も立ち上がってホールド組んで、プレパレーションなんかしちゃったので、そこから実演付きのダンス談議が始まってしまいました。埼玉DSCの忘年会が前日にあったらしく、メロンチョコさんたちも、そこに来られていたスタンダードの名選手たちといろいろホールドしてもらって勉強してきたらしいんです。『〇〇さんと組んでもらったら、こんな感じだったよ。』とか、あーだこーだいってるうちに今度はラテンの話になります。『うちのニューヨークはこう踊るんだ。』メロンチョコさんたちは身体絞らないタイプなんですね。いろんな流派があるんです。イタリアの試合でもニューヨークのいろいろご紹介しましたね。2年続いたコロナ禍で知り合いのダンサーの多くが踊ることをやめたとメロンチョコさんはおっしゃってました。うちのトイレに貼ってある週めくりカレンダーの今週の名言は、アメリカ第37代ニクソン大統領の言葉です。人間は負けたら終わりなのではない。やめたら終わりなのだ。スラムダンクの安西先生の言葉にも似て、心に刺さります。しばらく踊ってない方も、また戻ってきてくださいね。きっと楽しいから。そうこうしているうちに気がつけば夜も更けて、早く温泉入って飲み直そうということでその部屋を出ました。泊まったお部屋の様子を少しだけご紹介しておきます。こちらがリビングルーム。こちらがベッドルーム。このほかに和室もあって、メロンさんたちは和室、私たちはこちらのベッドルームで寝させてもらうことになりました。こちらが朝起きてから撮ったコテージの写真です。でかい家ですね。2階建てみたいだけど、天井が高い1階建てなんです。天窓から明かりが入って朝が来たってすぐ分かります。バルコニーにあったハンモックにみんなで順番に乗りました。ホテルハーベスト那須
2021/12/09
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<さようなら、かごいわホール>ここ数年、年末恒例になっています栃木県でのダンス合宿に今年も参加させて頂きました。埼玉メロンチョコさんたちのご好意に甘えて滑らかな走りの高級車に便乗させてもらい、高速道路を北上。年一度ですがお世話になっているKAGOIWAホールにやってまいりました。残念なことにこのホール、あと1ヶ月ほどで閉店されるそうで、もうここで練習させていただくのもこれが最後となってしまいました。入り口にある受付はいつも無人です。入場料は一人500円。自販機でチケットを買って名前書いて箱に入れるだけ。常連さんがほとんどなので、タダで踊っちゃおうなんて人はいないんでしょう。お昼過ぎに入ったんですが、まだ踊ってる方は2組だけでした。このヨーロッパの宮殿のような天井が印象的なホールです。今日は外もいい天気でした。途中のSAで買ってきたお弁当を窓に面したテーブルでいただくことに。コロナ対策で窓が開いていたのでちょっと寒いんですが、陽だまりのテーブルは暖かです。ここは、コーヒー、紅茶、緑茶、お水が常備されていて飲み放題でした。午後になると、フロアは次第に多くのダンサーで満たされていきます。ドレスも販売してました。更衣室で試着の女性に少しお話を伺ったんですが、やはりこのホールがなくなると困るとおっしゃってました。他に練習場のあてはないとか。ここで4時頃まで練習して、ホールを維持管理されているオーナーのお姉さんにご挨拶し、名残を惜しみつつ会場をあとにしました。これまで何度か馴染みの練習場が姿を消すのを経験してきましたが、このホールも2017年から毎年お邪魔させてもらってましたので寂しいです。どうぞみなさんお元気で。今日も楽しくダンス練習したいです
2021/12/05
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<旅のまとめ>香川県の高松空港から始まりました4泊5日の旅。一泊目は、試合でよく利用していた坂出グランドホテルでした。坂出グランドホテル実は羽田から岡山空港に行く飛行機の存在を知らなくて瀬戸内海を渡るルートにしたんです。羽田空港の出発ロビーで搭乗待ちしていたら隣のゲートが岡山行きで、二人で顔を見合わせました。でも瀬戸大橋の眺めは素晴らしかったし、うどんも美味しかったからそれはそれでよかった。試合の前後で2泊したのは岡山駅近くの三井ガーデンホテルでした。三井ガーデンホテル岡山部屋は狭いですが大浴場があって、イオンモール岡山も近いし24時間出し入れ自由の駐車場も。コロナ対策でお風呂は人数制限がありましたが、部屋のテレビで混雑状況が確認できるので便利でした。4泊目はスーパーホテル今治、2021年4月にオープンしたばかりの格安ホテルで混んでました。部屋が超コンパクトでスーツケースが開けられないことが難点。天然温泉 海道の湯があって、無料のウエルカムバーがあったり朝は焼きたてパンが無料というサービスも。実は無料のウエルカムバーもパンも利用しなかったんですけどね。コロナ怖いから。この5日間、地ビールばっかり飲んでいましたが、実はまだご紹介しきれなかったビールがあるんです。ホテルの近所のスーパー・マルナカで買った檸檬ビール。そして瀬戸内れもんポテチ。こちらは最終日に空港で飲んだ道後ビール。コロナの感染拡大で日本中が大変なことになっていますが、試合から2週間が経過していまのところ特に症状もなく、無事に乗り切れたようでホッとしています。みかんジュース、いっぱい飲んだおかげかも。長い旅行記にお付き合い下さいましてありがとうございました。(おわり)
2021/08/21
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<第46番札所 浄瑠璃寺・第47番札所 八坂寺>山を降りて松本市にやって来ました。しばらく平地のお寺です。こちらは第46番札所 浄瑠璃寺。このくらいの階段なら問題ありません。こちらが本堂です。一つの願いを叶えてくれるという一願弁天さんもあるんですが、欲深い人間だからでしょうか。一つだけなんて言われても何をお願いしたらいいのか思いつかないんですよ。こちらは第47番札所 八坂寺。今回はこれで打ち止めです。遍路の元祖と言われる衛門三郎さんはこの辺りの出身だそうです。巡った4つのお寺は位置的には近いですけど高低差がかなりありました。この後しばらくは松山市内が続きますのでサクサクまわれるかも。(つづく)
2021/08/20
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<第45番札所 岩屋寺>車で四国八十八箇所を巡っている私たちのような者のことを車遍路と呼ぶそうです。全部歩いている人には申し訳ない気もしますが、例えば43番と44番の間は80キロも離れていますし時間的にも体力的にも歩ききる自信はありません。そんな車遍路にとっての最大の難所のひとつがこの45番の岩屋寺(いわやじ)です。ここが入り口。駐車場が麓にあって、歩いて登るしかないんですね。しばらく登るとようやく山門にたどり着きます。さらに階段は続く。まだまだ続く。たくさんの御地蔵さんが応援してくれてるぞ。もう一息。弘法大師は足腰丈夫だったんでしょうね。やっと到着しました。こちらが本堂。標高700m。片道30分はかかると言われています。参拝者が思ったより多くて階段ですれ違うのでマスク外すわけにもいかず、かなりいいトレーニングになりましたよ。岩屋寺の名前の如く、すごい岩がそびえ立っています。この辺りは国の名勝、県立自然公園の指定地でもあるそうです。納経所で御朱印いただいて、また来た道を戻ったんですが、上りより下りの方が長く感じましたね。膝が笑いそう。達成感ありました。(つづく)
2021/08/18
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<第44番札所 大寶寺>四国八十八ヶ所巡りも6年目にしてようやく半分まで到達しました。今回は最大の難関とも言われる寺にも行く予定なので、もたもたしてると夕方の飛行機に間に合わなくなるというのに大将が『今治城に行く?』などと寝言を言っています。また今治に来る機会はこの先何度もあるからとなだめすかしてようやく今治から松山に向けて出発しました。2021年8月10日(火)のことです。途中に通った砥部は焼き物で有名な地。中央分離帯の壺、どれもすごい作品ですね。道沿いにずーっと続いていました。1時間くらいで大寶寺(だいほうじ)に到着。去年の11月の続きです。前を男子高校生らしきグループが歩いていました。夏休みの思い出作りなのか、お遍路装束が一人だけいて、彼がみんなを誘ったんでしょうかね。仁王門の大わらじは八十八ヶ所中一番の大きさだそうです。門から続く長い階段。高校生たちはさっさと登っていってしまいました。本堂までまだ先が長いみたい。標高560mだそうです。44は、88のちょうど真ん中なので中札所とも呼ばれているとのこと。お参りを済ませ納経所で御朱印を頂きに行くとこんなことを言われました。『次の岩屋寺さんはちょっと長く歩いて大変ですから、お気をつけて。』ここも結構登ってくるの大変でしたけどね。昨日の台風の名残なのか、山の上の方から道に向かって濁った水が流れ落ちてきていました。土石流危険て書いてあります。遍路ころがしというほどではありませんが、たくさん雨が降ったら危なそうです。(つづく)
2021/08/17
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<大三島>しまなみ海道の広島・愛媛の県境にある大三島(おおみしま)に大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)があります。天照大神(あまてらすおおみかみ)のお兄さんの大山積大神が祀られているそうで古事記・日本書紀には山の神と記されているそうです。伊予国風土記には山の神であると同時に海の神でもあるとされていて、何しろ日本が始まったころからある由緒正しい神社です。菊の御紋がまばゆい。入り口にあるご神木は樹齢2600年以上、神武天皇の時代に大山積大神の子孫の小千命(おちのみこと)御手植の楠とのこと。大三島は国宝の島と呼ばれているんですって。国宝や重要文化財の武具類の約8割が、ここ大山祇神社宝物館にあるから。あまり鎧兜には興味ないんですが、大将イチオシなので寄ってみることにしたんです。でも閉館でした。3時半に閉まるなんて早すぎません?なんでそんなに武具が集まっているのかというと、この神社は『勝たせる』ご利益があるらしいんですね。いろんな名将たちが武運長久を祈願し、勝った暁にはお礼参りということで武具を奉納したとのこと。私たちも試合で優勝したらドレス奉納しにくるかな。がっくりしつつ、奥の院へ向かいます。樹齢3000年の楠(くすのき)を見るためです。生樹の御門(いききのごもん)と呼ばれて天然記念物になっています。パワースポットらしいので、一応くぐってみました。何も感じなかったけど。道端に野生のみかんがなっていました。ミカンジュースのみたいな。大三島のみかんジュース買いました。ビタミンが身体中に行き渡る感じです。大将がもう一つだけ是非寄りたいところがあると言って神社の外の細い道に入って行きました。大三島ブリュワリーです。ご夫婦で初めて4年目とのこと。ブロンドエールを専用ボトルに入れてもらってお持ち帰りしました。牛久醸造場もそうですけど、こういった全国のマイクロブルワリーがんばってほしいです。夜ホテルに着いてから飲みました。おいしかったですよ。もっと買ってくればよかった。(つづく)美味しい地ビール!いま、ください
2021/08/14
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<しまなみ海道>広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶ瀬戸内しまなみ海道は、サイクリング愛好家には有名な瀬戸内海の島々を結んで渡る自転車道でもあります。普通の高速道路とは違って徒歩でも渡れるそうですが、全長60キロあります。こちら向島と因島を結ぶ因島大橋。2021年8月9日、岡山から広島を経由してこの橋を渡りました。レンタカーで。因島から生口島へ渡る橋です。台風の影響で空はどんより曇っていましたが、体温を超える昨日までのかんかん照りよりはずっとましです。強風で通行止になってないかちょっと心配でしたが大丈夫でした。生口島から大三島へ渡る多々羅大橋。ここから愛媛県になります。マップは広島県観光連盟のサイトから参照させていただいてます。神様の島と言われる大三島、塩で有名な伯方島、村上海賊の大島を抜けて終点今治の来島海峡SAにやってきました。こちらが最後の来島海峡大橋です。お土産売り場が新しい感じできれいです。瀬戸内海の島々を渡るドライブ。どの島も通過しただけかというとそうではなく、1つだけしまなみ海道を降りて立ち寄った島があります。そのお話はまた後ほど。(つづく)
2021/08/13
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<吉備津神社>むか〜しむかしキビツヒコノミコトという神様がいらして、ここらに住み着いた恐ろしい鬼を退治してくれたとのこと。桃太郎の話は、この神話がもとになったとも言われているそうです。岡山城がダメなら市内の有名神社ということで車で向かったんですが、ついた途端ドシャぶりの雨が降り出しました。まだ台風の影響が残っているんですね。階段いっぱいあるみたいだし、私は車で待ってるから大将一人でお参りして来てくれる?そうこうしている内に雨が上がったので、もう来ることも無いかもしれないし、ちょっと行ってみますか。本殿から続く長い渡り廊下が有名らしいんですよ。これなら突然雨が降って来ても大丈夫ですね。回廊を吹き抜ける台風余波の風がものすごくて、風鈴が千切れそうな勢いで鳴りまくってました。それに負けじと耳を塞ぎたくなるほどの大音量でセミが音の壁を作っています。この神社のことを思い出すとき、きっとこの耳をつんざくほどのセミの大合唱が頭に浮かぶと思います。しばらく行くと、弓道場がありました。この風で矢は的に当たるのかしら。キビツヒコは弓矢で鬼退治したそうで、それに肖った由緒正しい弓道場なんでしょう。桃太郎はどうやって鬼退治したんでした?やっぱり弓矢?それとも犬猿キジに頑張ってもらった?吉備津神社のサイトに昔話が紙芝居みたいにわかりやすく載ってます。ご興味ある方、こちらからどうぞ。(つづく)
2021/08/12
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<岡山城と後楽園>試合の翌日2021年8月9日(月)は東京オリンピックの関係で11日の山の日が移動して祝日になっていました。真夜中過ぎに通過した台風9号の余波が朝まで続いていまて、強い風が街路樹を揺らしています。曇っていたおかげで気温が下がり、ずいぶん過ごしやすくなりました。時々思い出したようにサーっとにわか雨が降ってきます。岡山に来て、まだ駅周辺を歩いただけでしたので少しは観光しようと岡山城に向かいました。路面電車に桃太郎と家来たちの絵が書いてあります。マンホールも桃太郎!さて岡山城に行ってみると、なんと『令和の大改修』だそうで中に入れませんでした。大将は諦め切れないらしく、お堀に沿って歩くと言います。あひるボートでも漕ぐ?向こう岸に見えるあれは白鳥か?まさかフラミンゴ?試合の翌日でまだ足疲れてるから遠慮しときますよ。誰もこいでないみたいだし。コロナで休業でした。橋を渡って後楽園に行くことにします。すごい風でぶっ飛びそうでした。もう行かなくてもいいんじゃないの?『日本三代庭園の一つなんだよ。知ってる?』と大将。偕楽園、兼六園、後楽園ですよね。知ってますよ。後楽園て、小石川後楽園じゃないの?東京ドームのそばの。『違うよ。ここ、岡山の後楽園だよ!』あ。休みだ。なんか今日はみんなハズレだね。とりあえず近くまで来たからお城の写真でも撮って行こうか。こちら金網越しのベストショット。とってもきれいだけど、どこを改修してるのかしら。(つづく)
2021/08/11
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<瀬戸大橋と備中松山城>香川県から瀬戸大橋を渡って岡山県に向かいます。まだ台風の影響もなく素晴らしい天気でした。香川から岡山は橋のおかげで1時間ほどで行くことができます。瀬戸中央自動車道の与島パーキングエリアから望む瀬戸内海。大将が学生時代、この橋を作っているのを目撃したと言っていました。岡山に着いてまず向かったのは、備中松山城です。私にとってみればどこの城も似たり寄ったりな気がするんですが、大将は大好きらしく遠征に行くと必ずと言っていいほど城に行くことになります。城って必ず高いところにあるので階段登りのトレーニングする羽目になるんです。今回は雲海に浮かぶ城。夏は雲海にならないみたいですね。サルは出るみたい。最初は天守に登るとか言ってたんです。車で行けるのは途中までで、後は徒歩とのこと。翌日試合だから筋肉痛になりたくないし、台風も近づいてました。なんとか説得して、この城を望む展望台に車でやってきたというわけです。試合終わってまだ余力が残ってたら登りましょうということで満足してもらいました。(つづく)
2021/08/07
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<サンセット・フライト>岡山の競技会と兼ねて四国八十八箇所巡りの続きをしようと計画を立てて夏休みに入りました。まだANAのマイルが残っていたのでそれを利用して日曜日の試合に出場するつもりだったんです。ところがオリンピック閉会式の3連休のせいか、かなり早い段階から土曜日のフライトがいっぱいでした。そこで一日早い金曜日昼ごろの出発便を予約したんですが、7月半ばに航空会社から、新型コロナウイルスの影響に伴う需要減退等により、やむを得ず欠航になりましたと言うメールが来たんですね。選択肢がなくて、早朝便は無理なので夕方の便に変更しました。通勤ラッシュとは逆行する電車で空いていて、感染予防という意味では良かったかもしれません。緊急事態宣言下ですが、減便したせいか飛行機は混んでいます。機種は最新型だったようで、座席にモニターが付いていて音楽や動画、本などいろいろ楽しめました。機内の温度や湿度管理のためか、水蒸気みたいな煙が天井から出てきます。窓の外には面白い形の雲がいっぱい。これ、プードルみたいですよね。瀬戸内海に沈む夕陽。なんて静かな海でしょう。一雨降った後のようで、高松空港には虹がかかっていました。夕暮れ時の空からの眺めが素晴らしくてなんだか得した気分です。(つづく)
2021/08/06
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<アートなSAと日本酒企画展>上信越自動車道にある小布施(おぶせ)サービスエリアでお昼を食べました。平日限定ですが、旨辛豚丼を頼むと売店で使える100円引き券がもらえます。1000円買わないと使えないことが後で分かって結局使わなかったんですが、豚丼は大将が美味しかったと言ってました。SAによくある食券買ってカウンターで受け取るタイプの食堂なんですが、ふと見上げると、普通じゃない絵がいっぱい飾ってあったんですよ。面白い絵ですね。ホテルの近所にある志賀高原ロマン美術館が今回も休業中でがっかりしてたので、天からの贈り物のような絵たちを見てなんだかちょっと心が潤いました。ところでここに書ききれなかったプチ情報を一つご紹介します。長野駅ステーションビルMIDORIの3階りんごのひろばで、6月24日~30日、信州日本酒受賞蔵ミニ企画展を開催していました。全国新酒鑑評会で、信州の日本酒36銘柄が入賞(17銘柄が金賞)して、19年ぶりに受賞数全国1位となったことを記念してのイベントです。長野の地酒ってすごいんですね。7月1日からは松本駅で開催されるそうです。地ビールも全国的に見てかなりのレベルだと思います。実は試合の前日、ここでしか飲めないかもしれないと思って善光寺ビールを買ってしまいました。よなよなエールはうちの近所のスーパーでも売ってるんですけどね。今回も拙い旅行記に長々お付き合い下さいましてありがとうございました。美味しい地ビール!いま、ください
2021/07/03
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<ソラテラス>上林温泉郷から車で30分ほどのところに雲海を眺める空テラスがあります。2015年の秋に一度訪れたことがありましたが、その時は雨で寒くてさっさと下山して来たんです。今度こそ雲海が見られるかな。こちらロープウェイ乗り場。往復で一人2500円です。166人乗れるそうで、20分おきに出ています。グランピング施設が建設中で、2021年7月24日オープンだそうです。標高1770m、雲海というより雲の中でした。時々日が差すとジリジリと直射日光が痛いくらいなんですが、雲の中に入ると肌寒いです。こちらソラテラスのカフェ。しばらくここで温かいカフェラテ飲んで待ってましたがずっと雲の中でした。カフェテラスのまわりには綺麗なお花が植えてありました。なんだか知りませんが、高山植物なんでしょうね。この青い花はヒマラヤの青いケシではないかと思われます。今回も天気はイマイチでしたが、雲海発生率60%らしいので次来た時は3度目の正直で見られるかな。ご興味ある方、公式サイトで理想的な雲海風景が見られます。
2021/07/02
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<不動尊の湯 御宿ことぶき>湯田中渋温泉郷から少し山を登ったあたりに広がる上林温泉は、1900年代初頭に開かれた温泉地で、文人たちに愛された隠れ宿的な場所です。長野市の競技会場から車で1時間弱のところにあり、これまで2度訪れています。カッコーとウグイスと雲雀がみんな鳴いているような美しい高原で、最初に泊まった塵表閣や、2度目にメロンチョコさん達と泊まった仙壽閣も素晴らしかったですが、今回泊まったのは不動尊の湯 御宿ことぶきというホテルでした。ここはスノーモンキーが見られる地獄谷野猿公苑に一番近い宿とのこと。猿が温泉につかるのは寒い冬だけじゃないかとも思います。これまでまだ一度も見たことがありません。廊下に置いてあるクマが存在感ありました。コロナの影響なのか、宿泊客は私たち以外もう一家族だけ。トイレは共同なんですが、フロアを分けてくださったので一度も遭遇することがなく、まるで全館貸切のような気分が味わえました。温泉は天然温泉100%かけ流しで、こちらもうちは男湯を家族風呂として占有していいと言っていただいてとってもゆったり入ることができたんです。露天風呂もあって山の空気が気持ちよく、マスクを外して深呼吸。源泉が68度くらいあるらしく、熱いので水で薄めて入りました。部屋は和室で畳が新しく、温泉水が冷蔵庫に冷えています。ホタルが見えるかもと若女将が教えてくださって、行ってみると小さな光が池のほとりのあちらこちらで点滅しているのが見られて感激しました。一番の目的は志賀高原ビールが飲める店THE FARMHOUSEに行くことだったので、夕食はお願いしなかったんです。県別戦で支給されたお弁当も食べる時間がなくて、試合が終わってから車の中で食べたのであまりお腹も空いてませんでした。多分夕食をお願いしたら食べ切れないほどのご馳走が並んだに違いありません。不動尊の湯 御宿ことぶき
2021/06/29
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善光寺に行ってきました。一年で一番日が長い時期ですので、6時過ぎでもまだ明るかったです。長野市に来て善光寺にお参りしないと夜寝る時に金縛りに会うかもしれないという変なトラウマを抱え、試合でここに来るたびにお参りさせていただいています。長野に来たのは明日の東日本県別対抗戦に茨城県代表として出場するためで、先月に続き再び車でやってきました。こちらは長野駅から善光寺に向かう参道沿いにあるオリンピック記念公園です。今回も途中で大将のお母さんの家に寄り、お寿司を食べ、BSの映りが変とか天窓の隙間風がとかいった幾つかの問題を解決してから長野へ向かいました。こちら参道沿いにある歌舞伎座。先月は全行程を大将に運転してもらったんですが、今回は群馬県と長野県の県境付近のトンネルが10個くらいあるところは私も運転したのでS.A.に立ち寄る回数も少なく少し早めに到着できました。それでも4時間くらいはかかりましたね。明るいうちにお参りを済ませ、再び駅方面に歩いていきます。こちら門前にある有名な七味唐辛子屋さん。門前の大きなホテルでは貸し切りの結婚式が行われていました。駅から善光寺までは約2キロで、ダラダラとした坂道が続きます。こちら、街並みの景観に合わせた白壁の郵便局です。夜の7時ではまだ明るいですが、門前の仲見世は全て閉店していました。『プレヤデアロみたいにこれからオープンじゃないの?』なんて話してたんですが、多分違うでしょうね。帰りにここで大好きなメロンパンを明日の朝食用に買ってホテルにもどりました。晩御飯は駅ビルMIDORIの中にある長寿食堂です。このお店に来るのは2度目。とてもヘルシーで比較的安く和定食がいただけます。山賊焼き、おいしかったですよ。宿泊は駅前のドーミーイン。大浴場善光の湯が気持ちよかったですよ。夜鳴きそば無料です。ちょっと布団が暑かったかな。週末はホテルの前の道が歩行者天国で、少し離れたところにある提携ビルの駐車場に案内されました。荷物が多かったので少し大変でしたが、雨に降られなくて幸いでした。天然温泉 善光の湯 ドーミーイン長野(ドーミーイン・御宿野乃 ホテルズグループ)
2021/06/26
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松本市街に入ると雨は降っていませんでした。雲の切れ間から太陽が顔を出すと、強烈な日差しが肌を瞬時に焼くようです。晴雨両用の傘が、ここでは日傘として役に立ちました。松本城の庭園は美しく整備されていて、ツツジや藤、ハスの花などが綺麗に咲きそろっています。何度か試合で近くに来たことはあったんですが、中に入るのはこれが初めて。姫路城、犬山城、彦根城、松江城、そして松本城は国宝5城と言われているそうです。松本城って誰の城だっけと大将と話していたんですが結論が出ず、ここに来て謎が解けました。城主が何回も入れ替わっていたんです。石川氏・小笠原氏・戸田氏・松平氏・堀田氏・水野氏の6家が、松本城の城主を務めていました。それぞれの家の家紋がついた灯籠が並んでいます。城の中は天守に向かって急な階段が続きます。足腰が丈夫なうちに来ておいてよかった。毎日登ってたらいい鍛錬になりそう。こちらが天守からの眺めです。天守の天井には神棚がありました。1617年に戸田氏が二十六夜神を祀ったとされています。月齢26日の月を拝む信仰だそうです。毎月3石3斗3升3合3勺の米を炊いて供えたとのこと。約500キロのお米、それだけ豊かだったということでしょうか。この3並びにも何か意味があるんでしょうね。松本神社前に巨大な御神木がありました。ケヤキみたいです。樹齢400年くらい?この後、城の近くのそばやさんでみんなでお蕎麦を食べました。そばの出汁の自販機って、初めて見ましたね。焼きあご出汁+昆布だしが上段、宗田節入りが下段です。四国で宗田節に出会ってからすっかりファンになって、いまでは我が家の定番になっている魔法の出汁です。長野でも出会えるなんてびっくり。よかったらおためしください。
2021/05/22
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泡の湯から松本市街に向かって山を降りていくと、並走する湯川に濁流が踊っていました。それほど大雨ではなかったのに、上流の方はもともと川幅が細いためにこんな風になるんですね。少し下ったところにある梓湖は穏やかなエメラルドグリーンで、降り続く雨を優しく受け止めているようでした。梓川の辺りに道の駅風穴の里があります。お土産を買う為に立ち寄ったのですが、風穴ってなんだろうということで見に行ってみることに。小屋は鍵がかかっていました。すぐ横に、石垣の隙間から冷風が吹き出しているところがあって、説明が書いてありました。天然の冷蔵庫として古くは養蚕に利用されたようです。今は地酒や漬物、味噌、ワイン、ハムなどを熟成させたり貯蔵するのに使っているとのこと。詳しくはこちらをご覧ください。この辺りはクマが出るようです。そういえば近くにクマ牧場があったような。メロンママさんにつられて売店でソフトクリームを買ってきた大将。一口もらったんですが、濃い牛乳の味がしておいしかったです。
2021/05/21
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2019年9月に訪れて以来、白骨温泉に来るのは2度目になります。白骨温泉は、昔は白船温泉と呼ばれていました。乳白色の温泉成分が湯船に付いて白くなるからだそうです。中里介山の小説大菩薩峠の中に白骨の巻というのがあって、そっちの方が有名になったのが名前の由来とのこと。山道を登って(もちろん車で)最後の方はかなり急な坂道になるので、うちの低馬力の車で上がれるかちょっと心配でしたが、なんとか6時前に行き着くことができました。温泉に近づくにつれてゆで卵のような硫黄の匂いがしてくるんです。遠くから見た時、山の上の方は灰色の雲の中だったので雨が降ってるだろうなと予想はしていました。やっぱり降っていて、寒いです。案内された部屋にはこたつが用意されていて、お風呂の脱衣所にも石油ストーブが点いていました。7時からの食事の前に一風呂浴びて競技会仕様のスプレーでバリバリの頭を洗いました。雨が降っているので露天風呂ではなく内風呂の方で。内風呂にはぬるい透明のお湯と熱い乳白色のお湯の2種類の浴槽があるんです。説明が壁に貼ってあって、源泉は38度の炭酸泉で透明なんだそうです。40度を超えると炭酸が抜けてしまうとのこと。浸かっていると身体にサイダーみたいな小さな気泡がいっぱい付いて、炭酸成分が温泉に溶けていることが分かります。湧き出した時は透明なお湯が、時間が経つと空気と反応して乳白色になっていきます。温泉に含まれる2つの成分、硫化水素と重炭酸カルシウムがその理由。ひとつでも白くなるのにダブルで白濁要因があるので中が見えないくらい真っ白なんでしょうかね。硫化水素が酸素と反応して硫黄コロイドと水になる時、白濁化して硫黄臭を出します。H2S + 1/2O2 → S + H2O重炭酸カルシウムは溶けている時は透明ですが、分解して炭酸カルシウムと水と炭酸ガスになると白く濁ります。Ca(HCO3)2 → CaCO3 + H2O + CO2炭酸泉は血管を広げる効果があって、高血圧や心臓病、糖尿廟などの予防や改善の効果があるとされています。血管が広がれば老廃物をたくさん流してくれそうですから、試合で疲れた身体にピッタリですね。白骨の名湯 泡の湯
2021/05/18
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遠くに見える千曲川は季節を超えた暑さに霞んでいました。明日の関東甲信越長野大会に出場するため、車で松本に向かっています。長野自動車道の姨捨(おばすて)S.A.では、まだ藤の花が綺麗に咲いていました。当初は電車で行く予定でしたが、予想以上に荷物がかさばって大変だったこと、コロナ禍のリスクなど幾つかの理由から急遽車で行くことに。前日大将のお母さんから電話があって、リビングダイニングの蛍光灯が両方切れて暗くて難儀しているということだったので、長野に向かう途中、車で2時間ほどのそちらに寄ることにしました。大将の家はもともと電気屋さんだったせいかすごく凝った光灯を使っていて、それだけ交換しようと近所の量販店に行ったところ取り寄せになると言われたんです。しかもシンプルな丸型蛍光灯を丸ごと買うよりお値段高いし。そこで新しい蛍光灯を買うことにして、取り付け作業したりお昼ご飯食べたりしているうちに3時ごろになってしまいました。お母さんには喜んでもらえたし、これで心配することなく試合に向かえます。6時ごろ、長野自動車道の姨捨(おばすて)S.A.で夕飯を食べました。姨捨山の物語は泣けるいい話なので是非こちらをご覧くださいね。年寄り(60歳以上だそうです)は大切にしましょうという話です。信州味噌を使った鶏の味噌カツはチーズが乗ってて濃厚でした。豚汁がとても具沢山で美味しかったです。松本駅前には8時ごろ着くことができました。今日は日中30度を超える真夏日だったそうで、その余熱なのか、夜でも半袖で十分過ごせました。宿泊したのは駅前のホテルニューステーションでした。試合会場へは車で13分ほど、大浴場巴の湯がとても気持ちよかったです。松本駅から一番近い大浴場のある ホテルニューステーション<長野県>
2021/05/15
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<光の花の庭>帰りに足利フラワーパークのイルミネーションを見に行きました。5年連続で全国第1位を獲得したイルミネーションの名所です。藤の花でも有名ですので、今はやりの鬼滅の刃ファンにも人気のスポットになっているようです。お城のバルコニーで写真を撮るのに行列ができていました。虹に向かって飛ぶ銀河鉄道。月曜の夜だというのに人がいっぱいです。フラワーパークですから花壇がメインで、光の花とクリスマスで園内は別世界でした。近づいてみると花びらもちゃんと作られていて、本当のバラも咲いているんです。水に映るクリスマスツリーもきれい。藤棚とクリスマスのコラボも素敵です。ここには初めて来たんですが、季節のよって入園料は変わるようです。今の時期は夜の方が高くて、昼は400円、夜は1000円でした。夜の部は15:30~20:30で、土日祝日は21:00まで(12/31休園)。昼の部と夜の部は入替制となります。1泊2日の那須ダンス合宿でしたが、話題満載でいい思い出作りができました。足利フラワーパークのイルミネーションについてはこちらを覧ください。長い旅行記にお付き合いくださいましてありがとうございました。(おわり)
2020/12/14
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<プール・トレーニング>ホテルにチェックインして、すぐにプールに向かいました。これは後で知ったことですが、鹿の湯のような強酸性の風呂に入ったら洗い流しておかないと肌荒れを起こすことがあるそうなんです。プールで流せて丁度良かったですね。一応ダンス合宿なので、ダンス練習しなくても基礎トレーニングはしようというわけでみんな水着を持参しています。ところがこのホテルの温水プールはスイミングキャップも必須だったんです。フロントに電話して聞いてみるとレンタルはないので売店で買ってくださいと言われました。GO TO トラベルのクーポン券が使えたのでそれで大将と二人分購入。プールに行ってみると親子連れが一組いましたがすぐに出て行ってしまったので私たち4人だけでした。ホテルハーベスト那須15mくらいのプールでかなり浅いので、泳ぐと手が底に触ります。負傷している足の方も水の中だと体重が軽くなるのでそれほど気になりませんでした。ちょっと腫れてるかなあくらいで見た目なんともなってないんですね。メロンチョコさんたちは水泳部の先輩後輩だったそうで、綺麗なフォームで泳ぎはバッチリなんですね。私たちのようにプカプカ浮いてるだけのヤカラとは格が違うんですよ。メロンパパさんは水中ルンバ ウォークに取り組んでおられましたが、わたしは以前それのせいで翌日とんでもない筋肉痛に悩まされたのでパス。4人で犬カキ大会しようということになりました。結構必死に頑張ったんですがわたしが一番遅かったですね。最初入った時は水が冷たく感じたんですが泳いでいるうちに水の中にいる方が暖かく感じるようになってきます。それでも併設されている温かいジャグジーに入ると、もうプールには戻れなくなりました。隣接する温泉に移動してさっぱりしてから部屋に戻りました。この時あたりから足が痛み出してきたんです。持参していたフェイタスを貼ってみたんですが、どうも捻挫みたい。犬かき競争で必死にバタ足したのがマズかったでしょうか。一応歩けるし、みんなに心配かけたくないのでしばらく黙っていて様子を見ることにしました。(つづく)
2020/12/09
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<鹿の湯>殺生石の近くに7世紀からある有名な温泉『鹿の湯』があります。鹿の湯という名前の温泉は日本各地にありますが、ここは那須温泉発祥の地。射損じた鹿がこの温泉で傷を癒していたのでその名前になったとのことです。つまり怪我に効く温泉なんですよ。さっきの怪我も治っちゃうかも?見学だけさせてもらって、入るつもりはなかったんです。でも出て来る方々のさっぱりした顔つきを見るとだんだん興味が湧いてきました。源頼朝も入ったとか、松尾芭蕉も湯治したとか、いろんな有名人がいらしてるみたいです。入浴料は500円、記念のタオルは400円でした。ついに好奇心に負けて入ってみることに。男女に分かれていて、女湯の方は41度、42度、44度、46度の4つがありました。白濁した強酸性泉(pH=2.3くらい)で、壁際に温度が書いてあるんです。42度くらいがちょうどよかったですね。試しに44度に入ってみたんですが、5秒しか入ってられませんでした。洗い場はなくてシャンプーや石鹸などは使用禁止です。入浴にはいろんなしきたりがあるようです。柄杓で頭に200回かぶれとか。でも、誰もそんなことやってませんでしたね。常連さんが一番熱い風呂に砂時計持参でたむろされてます。身体は全身ほてって真っ赤なのに、酒粕パックでも塗ってるかのように顔だけ白い方もいらっしゃいました。温度を測りにこられた温泉スタッフの方に聞いてみたところ、源泉は61度だそうです。後で聞いてみると、男風呂は女風呂より温度が高いらしく48度というのがあったそうです。熱湯風呂ですね。メロンパパさんがチャレンジしてやはり5秒が限界だったとか。ご興味ある方はこちらのサイトをご覧ください。(つづく)
2020/12/08
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<大王>内子町の『松乃屋』さんは江戸時代末期創業の老舗旅館でした。ほぼ全室和室で洋室が1つだけの旅館で、そのたったひとつの洋室に泊まったんです。大将が予約してくれたので知りませんでしたが、布団よりベッドのほうがいいかなと思ったみたい。部屋には一つずつ名前がついていて、菖蒲とかそう言った花の名前だった様に記憶していますが、私たちの部屋だけは別の種類の名前がついていました。その名も『大王』。ソファーも置いてある広々としたツインの洋室ですが、大王様なデラックス感はありません。前日泊まった昭和レトロより創業は古いですが新しくリフォームされたホテルで、トイレも風呂もちゃんと部屋にありました。お風呂は部屋のユニットバスのほかに家族風呂があって、時間予約制で入れます。いつもは夜中の1時くらいまで起きているんですが、この日はやけに眠くて9時くらいから寝てしまったんですね。これは後で聞いた話なんですが、大将の鎖骨のあたりにアザができていてどうやらベッドから落ちたみたい。そんなに狭いベッドじゃないんですよ。寝返りを打った時ベッドの間に置いてあるテーブルで打ったそうです。私は全然覚えていないんですが、無意識に音に反応して声をかけたらしいんです。『どちた?』打ちどころ悪くてそのままあの世なんてことになってたら、最後に聞いた言葉が『どちた?』になるところだった。全くやりきれんと大将はボヤいておりました。ベッドより布団の方が良かったのかもね。旅館の公式サイトはこちらです。(つづく)愛媛県内子町産じゃから果汁
2020/11/18
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<道の駅 KARARI>2020年11月9日(月)の夕暮れどき。愛媛県喜多郡内子町に来ていました。チェックインした旅館で、『内子町でしか使えない地域限定クーポン』を2千円分いただいたんです。Go To トラベルキャンペーンのクーポンのほかに、です。もうすでに終わりかけているこの日を含め、利用期限が2日間というところがキモですね。とにかく何でもいいから買って使おうという気にさせるんです。というわけで近所にある道の駅カラリにやってきました。ここは国土交通省が推進する取り組みの中で、優れた道の駅として認定された全国6箇所のうちの一つなんです。残念ながら営業は17時で終了で店じまい中だったので、周りを少し散策してみました。紅葉が綺麗ですね。この川は小田川だそうです。橋が見えます。一応渡ってみましたが、もう日が暮れそうなので深入りはしません。夏にはこの河川敷でカヌー体験などのイベントが催されたようです。今回は時間があまりなかったので観光していませんが、上流の方も素敵みたいですね。内子町のHPはこちらです。機会があったらもう一度ゆっくり街を回ってみたいです。(つづく)
2020/11/16
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<内子座>今回の寺巡りミッションを無事終了したところで、喜多郡内子町にやってまいりました。ここには大正5年(1916年)に大正天皇の即位を祝って創建された芝居小屋、内子座があります。実はここに来るまで知りませんでした。予約した旅館のすぐそばにあったので見学に行ってみたんです。いったいどんな人が利用してるのかと思ったら、NHK『ためしてガッテン』でおなじみの志の輔さんのポスターが。2015年に国の重要文化財に指定されたそうです。現在修復工事中。中を見学できるのは4時半までで、運のいいことにギリギリ間に合いました。木造2階建ての瓦葺き入母屋作り。私たちの前に3人見学者がいらして、ガイドさんが説明してくださっていたので一緒について行きました。大向こうから舞台を望むとこんな様子です。舞台にも上がらせてもらえました。この下の奈落で舞台を回転させたりするそうです。なんと人力で。のれんの上にあるすだれの部屋は黒御簾(くろみす)といって、舞台に合わせて三味線や太鼓などの楽器を演奏する場所だそうです。こちらは舞台右手にある義太夫席(ぎだゆうせき)。人形浄瑠璃の語りはここで行います。花道の脇にハッピと傘がおいてあって、これで写真を撮っていいとのことでしたので、ここには載せませんがちょっと歌舞いた写真も撮ってきました。大将は妙に似合ってます。こちらが奈落の底。もう100年以上経ってる建物ですので老朽化のため取り壊されるところだったそうです。でも地元住民の熱意で駐車場になるのは阻まれて、昭和60年(1985年)に復原工事が完了。芝居小屋として再出発を果たしました。内子座についてもっと詳しく知りたい方はこちらのサイトからどうぞ。(つづく)
2020/11/15
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<菩提の道場>四国八十八箇所めぐりも5年がかりでようやく愛媛県にやってまいりました。道の駅でサンドイッチとジュースを買ってお昼ご飯。このオレンジジュース飲み比べセット、みかんの味が濃くて身体中にビタミンCが行き渡る感じでした。前回の40番に続いて、今回お参りするのは41番から43番までの3つです。まずは第41番龍光寺(りゅうこうじ)です。あ〜、また長い階段。寺のはずなのに鳥居?ここは『三間(みま)のお稲荷さん』と地元で親しまれている場所で、龍光寺はお稲荷さんの鳥居の隣にありました。次のお寺に向かう途中、綺麗なコスモス畑が続いていて、暖かい陽気にさそわれ散策したりお弁当食べたりしている人たちが大勢見受けられました。こちら、第42番仏木寺(ぶつもくじ)です。境内に家畜堂という動物たちを供養するお堂もあります。宇和島は闘牛でも有名なので、牛を飼育されている方々もお参りに来られるようです。続いてこちら、第43番明石寺(めいせきじ)です。お寺を巡って納経帳に御朱印押してもらうんですが、ここのお寺の方はとてもスピーディでした。ポン、ポン、ポン、すらすらすら〜みたいな。どのお寺でも納経所には熟練のお坊さんがいらっしゃるんですが、これまでで一番手慣れておられる気がしました。 四国もすでに紅葉まっさかり。このお寺の砂利石、緑色でした。(つづく)美味しいみかんジュースセット
2020/11/14
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<宇和島城>佐田岬を出て宇和島城に向かいました。だいたい城は山の上の方に建っているので階段きついから私はそれほど乗り気ではなかったんですが、大将は城や塔が好きでいつも付き合わされています。今回は試合に絡む旅行ではないので、いいトレーニングになるかもしれません。門前の駐車場が工事中だったので近所の市営駐車場に停めたんですが、この辺りはどこも1時間100円みたいです。開門は朝6時で閉門は11月から2月は夕方5時、それ以外は6時半です。広い城内を走ってトレーニングされてる方もいらっしゃいました。険しく短い道か、緩やかで長い道か。ハチも出るらしい。階段を登りながらいつも思うのは、その階段を作った人のことです。このでっかい石を下から運び上げての階段作り、その大変さに比べたら登るだけでいい自分は楽だなと。やっと天守が見えてきましたね。伊達政宗の長男秀宗が慶長20年(1615)に宇和郡10万石を拝領して入城してから9代続いた宇和島伊達家がこの城を守ってきました。2006年に城内の発掘調査が行われて建造物の跡を確認されたそうです。本丸は排水施設が素晴らしかったようで、阿蘇山周辺でしか採れない石材(阿蘇溶結凝灰岩)をわざわざ取り寄せて雨水を集水する仕組みになっていたとのこと。石垣はこの辺りでとれる砂岩で出来ていました。せっかく来たので天守にも登ってみることにします。一人200円です。階段がやけにきつい。こちらが天守からの眺め。穏やかないい日和です。天井の梁に置いてあったものが気になって、なんなのか聞いてみました。最初にこの城を建てたのは藤堂高虎でしたが、2代宗利が寛文6年(1666)頃に改修。当時の最新式の天守を建てたそうです。工事開始の建て前の神事でこのでっかい破魔矢みたいなものを使ったとのこと。『使ったのは2回だけなんですよ。』万延元年(1860)、昭和35年(1960)に大修理を受けてその姿を今に伝えている現存天守の一つです。受付にいらした方が丁寧に説明してくださいました。詳しくはこちらの公式サイトをご覧ください。(つづく)
2020/11/13
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<風の岬>2020年11月9日(月)、佐田岬は晴れです。鹿児島にある佐多岬とは『た』の字が違うんですね。右の方に建物の影からチラッと見える白い船は大分県の佐賀関港へ向かう国道九四フェリーです。九州まで31キロ、所要時間は70分、本当にすぐそこと言う感じです。朝食の焼き魚はタチウオでした。小骨がいっぱいで私は食べ方が下手なんですが、大将はものすごく綺麗に食べます。このあたりで有名なじゃこ天、そして焼き豆腐が加わりました。Go To トラベルキャンペーンでいただいた地域クーポン。期限が短くて、今日中に使わなくてはいけないので近所の道の駅に寄りました。佐田岬でしか買えないお土産を各種買い込みました。日本一長い半島に沿って、風力発電の風車がたくさん立っていました。右に左に海を見ながら半島の根元へと戻ります。急な斜面に沿ってみかんがたくさんなっていました。さすが愛媛だ。道路がメロディーロードになっていて、行きは『海は広いな大きいな〜』で、帰りは『みかんの花が咲いている〜』でした。(つづく)
2020/11/11
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<四国最西端>みかんの国からこんにちは。Go To トラベルで再びやってまいりました四国・愛媛です。蛇口からみかんジュース!走ってる電車までみかん色でした。これが松山市と伊予市を結ぶ伊予鉄かな!松山空港でレンタカーを借りて、向かったのは四国最西端の佐田岬です。大将はとんがったところが大好き。すぐそこに九州が見えてました。日が沈むとこの辺りは真っ暗になるそうです。お目当はここから夕日を眺めることでした。なんとかギリギリ間に合いましたね。この日の日没は17時17分。よく見ると、何やらもう一つ明るい星が輝いています。UFOだったりする?調べてみたら、さそり座のアンタレスみたいですね。実はUFOなのかもしれませんが...。(つづく)
2020/11/08
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<四万十川の沈下橋>高知空港に戻る途中、四万十川を見にいきました。日本最後の清流と呼ばれるだけあって、下流でも川底が見えるほどの透明度です。台風などで水かさが増すと水面下に沈む沈下橋がいくつもかかっていることでも有名です。流木が引っかかって流されないように、わざと欄干のない作りになっています。最下流にある佐田の沈下橋を見学しました。四万十川流域の文化的景観という看板に以下のような説明が書かれていました。今成橋は四万十川の最も下流にある橋です。『佐田の沈下橋』の呼び名で親しまれており、四万十川流域で最も長い沈下橋でもあります。架橋以前は両岸の集落をつなぐために渡し船が運航されていました。また橋の上で行き違いができるように途中の2カ所で幅員が広くなっています。渡ってみると結構狭い。こんな橋の上で本当に車がすれ違えるのかしら。沈下橋を歩いて往復した後、宿泊していた黒潮町まで戻ってきました。道の駅があったのでちょっと休憩。暑かったせいかソフトクリームがやけに美味しかった!空港には夕方5時ごろ着いて、飛行機を待つ間レストランで食事しました。私は土佐地鶏の唐揚げ、大将はウルメイワシ丼。そしてこの不思議なビール。抹茶ですかね。飛行機は行きも帰りも三人がけのシートに二人で座って来ました。コロナ禍を感じたことといえば、乗客乗員みんなマスクだったこと、手指消毒用の紙おしぼりが配られたりCAさんがゴム手袋をされてたこと、コロナ対策に関する航空会社の取り組みについてアナウンスがあったことくらいでしょうか。窓から見える空は綺麗な夕焼けでした。旅行記を書きながら改めて思ったのは、一日っていろんなことが出来るもんだなと言うことでした。普段は特筆することなくあっという間に時間が経っていきますが、その一日一日が振り返ってみた時自分の人生なんですよね。たまにはこう言った旅で人生にスパイスを加えるのもいいものです。そうしないと本当に味気のない一生になりそうな気がしました。最後まで読んでくださった皆様、どうもありがとうございました。(おわり)
2020/09/07
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<高知から愛媛へ>2020年8月29日(土)、晴れ。四国八十八ヶ所巡りの高知県エリアは修行の道場と言われています。ついにその最後のお寺にやってまいりました。今日も暑いです。<39番延光寺>レンタカーのナビが少し古くて、あるはずの無料高速区間を走る間、何もない空を飛んでいるような形でホテルから30分ほどで着きました。画面中央を斜めに横切るとっても高いところに建設された高速道路です。当然ですが歩いて回っておられる方もいらして、申し訳ないみたいです。夏の高知は暑いです。今日も多分暑さ指数は危険エリアでしょう。それに高知は広くてお寺同士の距離が遠いですからね。お参りが済むと納経帳に赤いスタンプをポンポンと押してもらって墨でさらさらっと何やらかっこいい文字を書いていただくんですが、このお寺のハンコは亀でした。これは後から知ったんですが、三大難所の一つだった20番鶴林寺と『鶴亀』で縁起がいいと白衣に対でスタンプを押してもらう人も多いそうです。昨日は足摺観光に熱が入って、1日で1つしかお寺を回れなかったんですが今日は違います。高知エリアを終了したその足で愛媛県へGO!実は愛媛県の最初のお寺が割と近いところにあったからなんですけどね。1番霊山寺から一番遠いので四国霊場の裏関所と呼ばれているそうです。<40番観自在寺>境内を歩いていると見られている強烈な視線を感じました。狸のお坊さん? すっごいニコニコ。今回のお寺巡りはこれでミッションコンプリートです。愛媛から高知空港に向けて戻る道すがら、面白い駅を見つけました。JRくろしお宿毛線の早稲田・梓駅です。小野梓(おの あずさ)は1852年生まれ、33歳で亡くなってしまうんですが、このあたり高知県宿毛市の出身で、大隈重信の親友だった方だそうです。大隈重信と立憲改進党の創立や、早稲田大学の前身である東京専門学校の創立に中心的な役割を果たしたこの方の名前にちなんだ駅でした。電車の写真が撮りたいと思っていたんですが、そっちはタイミングが悪く、でも思わぬ発見があって得した気分です。(つづく)
2020/09/06
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<白山洞門と足湯>太平洋の荒波が花崗岩を削ってできた、日本一の大きさと言われる石の洞門がここにあります。白山洞門です。自然が創り上げたハート型の門から見える海がなんと青いことか。駐車場からここまで180段の石段を降りてきたんですが、一段一段が結構高くて大変。他に誰もいませんでした。遊歩道では数組見かけたんですけどね。階段の中腹あたりから写真を撮ってこの高さです。下に小さく写ってる大将が見えますでしょうか?降りる方はまだよかったんですが、上りは大変でした。真昼の直射日光を遮るものはなく、日焼けしたくなかったので肌が出ないように全身着込んでいてサウナ状態でした。ウィンドブレイカーだったので風通し悪くて余計に暑かったですね。階段途中で太ももの筋肉が痙攣し始めて動けなくなってしまったんです。なんだこれはと言う、見たこともないブルブル状態。先に登っていた大将が、棒立ちしている私のところに戻って来るなり大笑いです。『膝が笑ってる〜!』もう日焼けがどうのとか言ってられないので、とりあえずマスク外したり着込んでいた長袖のパーカーを脱いだりして、持参していたお水を飲んだら痙攣が止まりました。びっくりしたー。後から考えるとこれって軽い熱中症じゃないですか?ひとまず階段を上り切ったところにある万次郎足湯で休憩することにしました。温度が違う足湯が3つあって、その中の一番冷たい28度に足をつけて冷やしほっと一息。全身汗だくで絞れるほどだったので、念のため持参していた服に着替えました。車の中に干しておくとあっという間に乾くんです。塩っぽいですけどね。ここの窓から白山洞門の全景が見られました。暑さ指数が熱中症の危険レベルを示している炎天下に、わざわざ下まで行かなくてもよかったかもしれませんね。(つづく)
2020/09/01
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<足摺七不思議>ジョン万次郎の像のそばに観光案内所があって、ガイドさんがこの辺りの散策路のマップをくれました。展望台から少し歩くと天狗の鼻という超絶景ポイントがあるというので行ってみることに。この写真の中の小さな小屋がある場所です。遊歩道は木に囲まれたこんな感じの小道です。こちらが天狗の鼻からの絶景。足摺山の天狗と行者が戦った時、天狗が負けて落ちた場所で天狗の鼻と名が付いたそうです。オレンジ色の百合がたくさん咲いていました。天狗の話もそうですが、この遊歩道沿いには足摺七不思議というのが点在していました。お金を落とすとさっき行ってきた金剛福寺まで落ちていくとか。もちろん試しました。確かにチリンと音はしましたが、割と近くで止まったような...。次は弘法大師が爪で南無阿弥陀佛と彫ったと伝えられる石。かすかに『南』という字は見えるような気もします。次はここから弘法大師が亀を呼んだという場所。海に向かってカップルの女性が大声で『か〜め〜!』と何度も叫んでいましたね。弘法大師を乗せて島まで運んだと言う大海亀、長生きしてまだ健在かも。強烈に暑くて、そろそろ七不思議なんてどうでもよくなってきました。巡回中のお巡りさんと遭遇して、暑いので体調管理にご注意くださいと声をかけていただきました。日焼けしたくなかったので長袖のパーカーを着込んでいたんですが、さらに帽子にサングラスにマスクですから実際海に飛び込んだくらい全身汗だくだったんです。気温は多分34度くらいだったんじゃないでしょうか。時刻はちょうどお昼頃です。その後、さらに警察の方々とオレンジのつなぎを着たレスキュー隊の方がやってきました。誰か足を踏み外したのか?ここは自殺の名所らしいです。それとも誰か熱中症で倒れたのかな。七不思議は続きます。こちらが七不思議の中では割とメジャーな亀石。次のゆらぎ石は、親孝行者がこの大石を動かすと上に積んでいる小石が落ちるそうです。試してみませんでしたが、多分自分がやっても落ちないと思います。七不思議だから七つで終わりかと思ったらまだまだ続く様子。全部で21個あるそうです。ガイドさんもここからが駐車場に近いとおっしゃってたので、おすすめに従い次のスポット白山洞門に車で移動することにしました。(つづく)
2020/08/31
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<四国最南端>2020年8月28日(金)晴れ。四国最南端の足摺岬にやってきました。夏休みの宿題でラジオの気象通報を聞きながら天気図を書いたことがあったんですが、その中で『足摺岬の南南西』とかいう単語を聞いた記憶があります。ばく然とどこか遠いところのイメージを持っていましたが、ついにその地を訪れるチャンスがやってきました。太平洋に突き出した盲腸のような足摺半島は地質的にも面白い場所です。周辺一帯はすべて堆積岩という海側からプレートの移動で押し寄せてきた岩なんですが、ここだけは約1300万年前にマグマが地下深くで冷え固まってできた花崗岩という火山岩なんです。こちらは足摺岬灯台。いい眺めですね。そのそばに、四国八十八ヶ所第38番目の札所がありました。<38番金剛福寺>直射日光が痛くて、日当にいると干物になりそうでした。ハスの花が涼しげ。私たちの前にバスで回っているらしい団体のお遍路さんがいらして、納経所は大変混雑しておりました。年配の方が多かったですね。巡礼の皆さんは体力ありそうで、コロナ関係ない感じでした。それにしてもなんといい天気。海を眺めて立っている像はジョン万次郎です。来年のNHK大河ドラマの主人公に決まったそうですね。せっかくなので足摺岬の周りを散策してみることにしました。(つづく)
2020/08/30
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<海にいます>高知空港でレンタカーを借りて四万十方面へ向かいました。一部有料ですが、高知には無料の高速道路区間があってかなり安く遠くまで行けるんです。でもガソリンは高いですね。四国八十八ケ所巡りは前回36番青龍寺まで行ったので、今回は37番岩本寺からになります。<37番岩本寺>ここに着いたとき納経所がまだ開いているか心配だったのでちょっと小走り。納経所には白髪を丸刈りにした方が白いマスク姿で座っておられました。『まだ、大丈夫ですか?』と伺うと、『5時まで。』と、ぶっきらぼうなお返事。真上にかかっていた時計を見ると5時5分をさしています。『もうダメですか?』半ば諦めてそっと納経帳を出すと、『いいわよ。』この人女性だったんだ。丸刈りにマスクでカウンター越しですからどっちか分からなかったんですよ。駐車場代と書かれた木箱に百円玉を入れると、チリンチリンといい音が響きます。交通安全のステッカーをいただきました。かわいいネズミのおみくじがあったので、大将のお母さんにお土産として買いました。『凶』とか入ってたらまずいと思って、こっそりおみくじを覗いてまた元に戻したんです。ここだけの秘密。大吉でした。車で海沿いを走り黒潮町へ向かいます。泊まったのは口コミの評価が高かった大人の癒しを届けるリゾートホテル『ネスト・ウエストガーデン土佐』。楽天のGo To トラベルキャンペーンで予約したら、オーシャンビューのデッラクスツインルームがなんと18000円も割引きになってビックリ。フロントで色々お話を伺うと、近所の温泉施設がクローズしたとか、このホテルでも宿泊客が激減したとか、やはり新型コロナウィルスの打撃は大きいようです。夕方の波乗りを終えた真っ黒な人たちとすれ違いました。サーファーが多く宿泊されているようです。ああ、海に飛び込みたいなあ。波の音を聞くのは久しぶりです。(つづく)
2020/08/28
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<わすれもの>遅めの夏休みをとって四国へ行きました。2015年から試合に合わせて四国へ行く度に八十八ヶ所を少しずつ巡っているんですが、今年はコロナで試合がないので純粋に旅行だけの旅です。試合が絡まない旅行はしたことがなくて、大将と二人で懸命に考えたんですが、最後に試合のない旅行をしたのがいつだったのか思い出せないくらいなんです。試合がない旅は荷物が少なくて楽ですね〜。未だコロナ禍が治まっていないせいか羽田空港も空いていました。せっかくマイルで予約した飛行機、乗り遅れては大変なので余裕を持って予定より2本前の電車で東京に向かうことにしました。1時間に3、4本の中距離電車ですからね。1本逃しただけでタイムロスが大きいんです。マイルで予約した飛行機は時間変更がきかないんですね。4年前は乗り遅れて真っ青になりました。今回は前もって安売りの切符も購入。無事2本前の電車に乗り込んだまでは良かったんです。電車が走り出してから大将がカバンをゴソゴソあさり始め、突然びっくりしたプレーリードッグみたいにぴゅっと首を伸ばしました。『スマホ忘れてきた!』今は生活の一部で、ないと生きていけないくらいの貴重品になっているスマホ。『先に空港に行ってて!』20年くらい前はスマホなんてなくても生きていたんですから、3日間くらいなしの生活でもよかろうと思うんですが彼は次の駅で降りて行きました。取りに帰って何本後の電車に乗れるのかわかりませんが、間に合わなかったら一人で四国に行って来いと言うことでしょうか。空港に着いたのはちょうどお昼でした。暇なので展望デッキに上って飛行機の写真を撮りまくり。空色の牛もいる。でも、あなたは来ない。朝から蒸し暑くて今日も最高気温34度くらいの予報が出ていました。電車にのっているとき、千葉県に入ったあたりで大粒の雨が降り出して、埼玉を抜ける頃には晴れ上がっていたりとかなり不安定な天気です。台風8号の接近もあって先週の週間予報では四国はずっと雨でしたが、台風が日本海側にそれて連日猛暑の予報に変わりました。スマホを取りに帰った大将は、無事飛行機に間に合いました。飛行機の中は特殊空調で、3分で空気が全部入れ替わる仕組みになっているそうです。モノレールも冷房しながら窓が開いていて空気の入れ替えをしていましたね。四国に行く前に公共交通機関を利用して東京を通過するのはちょっとコロナ感染のリスクという意味で不安だったんですが、密なところは一つもなかったし皆さんマスク着用でソーシャルディスタンスにも心がけておられるようでした。ラッシュ時間帯を避けたのも良かったかも。今年は夏休みが短くてすでに学校が始まっていることもあり子供たちはいませんでした。1日5便の飛行機が3便に間引きされての運行でしたが、それでも飛行機は空いていましたね。Go To トラベル、行くなら今がチャンスかも。15時5分、予定通り高知空港に到着。空港には坂本龍馬に加えて啄木鳥探偵處の吉井勇がお出迎え。いのち短し恋せよ乙女ゴンドラの唄で有名なこの伯爵、高知に記念館があるそうです。(つづく)
2020/08/27
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<草餅ばっかり食べてるから>今年は暖冬とのことで、穏やかな成人の日が迎えられました。長野から車で来られていた10ダンス選手が、例年なら30センチほど積もっている雪が今年は降らなくてとおっしゃってましたね。2017年は大雪で会場に行くまで泣きそうな思いだったんですが、渡月橋を渡る風も今年はなんとなく春を感じさせます。10ダンスに参加されるメンバーも今年は一気に若返ったようでした。シニア I 世界選手権の代表選考がメインなのに、去年までは平均年齢50代みたいな顔ぶれだったんです。それが今年は30代から40代前半くらいのシニア I 世代の選手たちが決勝を占めて、やっと本来の姿になったという感じでした。シニアIIやシニアIIIでも10ダンス踊れるツワモノたちも多いのでお正月の京都シニア10ダンスは定着しそうですね。シニアIIの10ダンス世界選手権の出場権は年齢さえ達していればこの試合に出るだけでゲットできるようです。ところで最近のホテルは天然温泉付きというのが多くなりました。今回2泊した駅前のハトヤ瑞鳳閣も2014年に天然温泉付きにリニューアルされたホテルです。隣のAPAホテルと趣を異にした純和風の雰囲気を前面に押し出しています。京湯元 ハトヤ瑞鳳閣8階に大浴場があって、朝晩で男湯と女湯が入れ替わります。景色は見えないけど露天風呂が人気でしたね。部屋は6階だったんですが、目の前に京都市役所が見えました。なんと遠くに大文字が見えるじゃありませんか。大混雑する通りから見るよりホテルの部屋から大文字焼きが見えるなんていいですね。ホテルで食事はしませんでしたが、カフェには入りました。自家製のアップルパイにはりんごがゴロゴロ入ってて美味しいです。今回大将は虫歯が痛くて、あんまりグルメを満喫できなかったんですね。草餅ばっかり食べてたせいじゃないでしょうか。京都から帰ってすぐに歯医者通いを始めました。新潟のこいちゃんや東京のかっちゃんたちに試合後の打ち上げのお誘いをいただいたんですが、そんな気分ではなかったようです。私だけ参加というわけにもいかないので今回は残念ながら辞退してまた来年に期待です。(つづく)
2020/01/17
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<鉄子ではありませんが>JR琵琶湖線の膳所駅、『ぜぜ』と読むそうです。下の写真がそこを走っている電車。京都から近江神宮に行くときに乗りました。偶然ですが試合で一緒だった茨城の選手に会いました。決勝に残った彼らは比叡山に向かうと言ってましたね。石山坂本線に乗り換えて近江神宮前駅で降ります。無人駅でしたが、ちゃんとスイカが使えました。京阪石山坂本線はアニメとコラボしたいろんなラッピング電車を運行させているようです。このクマちゃん電車を見ようと待っている子供達が線路脇に屯ってました。こちらはもう一つの萌え電車、嵐電です。2両編成で前が紫、後ろが茶色。レトロな内装も素敵です。ワンマンと書いてありますが、なぜか後ろの車両の運転席にも運転手さんが座っていらしたんです。ちょこっと運転席ものぞかせて貰いました。京福電鉄の嵐電、終点の嵐山駅です。帰りは少し歩いてJR嵯峨嵐山駅から京都に向かう電車に乗りました。去年建設中だったこの駅が見たかったから。京都鉄道博物館の蒸気機関車が煙を上げて走っているのも車窓から見えたんですが、西に沈む太陽が真正面で超逆光写真になってしまったので皆さんにかっこいい姿をご紹介できないのが残念です。(つづく)
2020/01/16
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<みだれ初めにし>試合の翌日は成人の日です。朝10時頃ホテルを出て、近江神宮に向かいました。大好きなアニメ『ちはやふる』に出てくるカルタの聖地を一目見てみたくて。駅のポスターも相当年季が入ってる様子。大津に錦織という地名があるんですね。テニスの錦織選手もこの辺のご出身なんでしょうか。一昨日の土曜日が日本一を決める名人戦・クイーン戦だったんです。ここで袴に着替えたんでしょうか。こちらが試合会場となる勧学館です。結果が貼り出されてありました。5回戦ってクィーン戦は挑戦者が、名人戦は名人がそれぞれ3勝してタイトルを獲得されたようです。競技カルタをまったく知らなかった頃には何のことかさっぱり分かりませんでしたが、アニメの主人公たちに随分教えてもらいました。男性で日本一が名人、女性で日本一がクイーンです。このキャラもアニメの中ですごく見覚えあり。かるたくじというのを勧学館で売っていたので買いました。私が引いたのは河原左大臣(14番)『古今集』陸奥(みちのく)のしのぶもぢずり誰(たれ)ゆゑに 乱れそめにしわれならなくにお世辞にもイケ面とは言い難いおじさんの絵だったのでがっくりだったんですが、実は天皇の血筋でなんと光源氏のモデルになった方らしいんです。大将が引いたのは能因法師(69番)『後拾遺集』嵐吹く三室(みむろ)の山のもみぢ葉は 龍田(たつた)の川の錦なりけり東北や中国地方、四国などを旅した漂泊のお坊さんだそうです。出来ればきれいな十二単衣の女性の絵札が欲しかったなあ。(つづく)
2020/01/13
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<一富士二鷹三なすび>年初めの試合は京都10ダンス選手権です。この試合があるおかげで正月に劇太りしないで済んでいるように思います。新幹線から見える富士山は真っ白の雪を頂いて輝いておりました。リーダーの実家が京都だったので盆暮れは京都ということが多かったんですが、ここ数年、来るたびに京都の街がリニューアルされていくように感じています。でもスーパーに並ぶ京野菜は昔ながらの京都を感じさせてくれますね。千枚漬けで有名な聖護院かぶらがこんな形で売られているのは京都ならではでしょうか。なすの山に『なすび』と商品名が書いてあるのにウケました。『なすび』はことわざなんかに出てくる『なす』の古語かと思ってたんですけど、関西弁だったんですか?関東ではマイナーな九条ネギも主役張ってます。うちの方ではカットネギといったら白ネギですから、この緑の光景は新鮮ですね。京漬物コーナーがこれだけ場所とってるってことは、京都の方はきっと毎日のように漬物を召し上がってるんでしょうね。茨城では納豆コーナーがこのくらいありますよ。ランチパックも関西フェア商品見つけて大将は大喜びで購入。チキンメンチカツはまあ許せるとしても、お好み焼きとか焼きそばとかサンドイッチの具にしますか?焼きそばパンは関東にもありますが、お好み焼きをサンドイッチに挟むセンスは関西ならではでしょうね。ソース味で美味しそうな気はします。大将は喜んで食べてました。三連休初日の夜、京都駅前は大変な賑わいでした。駅前のホテルや旅館には明日の京都女子駅伝に出場する選手ご一行様を迎える立て看板が出ています。茨城県の選手団はどこに泊まってるのかな。私たちは地下街のイタリアンでハッピーアワーのビールを飲み、夕食をすませると、駅近ホテルの温泉で温まってさっさと寝てしまいました。(つづく)送料無料】お歳暮 京都中央卸売市場中西青果仲卸直送だから新鮮!京都の伝統の味、心仲卸厳選美味特選京野菜セット価格:3500円(税込、送料無料) (2020/1/14時点)楽天で購入
2020/01/11
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<日光東照宮>徳川家康公をお祀りしたこの地に足を踏み入れたのは、小学校の遠足以来の二度目だと思います。何十年も前の話ですが、テレビの特番で修復工事の様子などを見ているのであまり久しぶりだという感じはしませんでした。敷地内の建物はほとんどが国宝もしくは重要文化財です。こちらが有名な『見ざる・言わざる・聞かざる』。杉の木も立派ですね。これらの社殿群は世界文化遺産に登録されているそうです。こちらが国宝『陽明門』。聖人や賢人などの像がびっしり掘られていてあっけにとられます。左甚五郎作の国宝『眠り猫』。日光を浴びてうたた寝というわけです。東照宮は神社ですが、その中にある薬師堂はお寺です。天井画の鳴き龍が有名。拍子木を龍の頭の下で叩くと鈴の音のような反響が聞こえます。午前中の観光を終えて、東照宮の中のカフェで軽くランチをとり午後から練習場に向かいました。フロアは墨汁の香りが充満していて、書道の練習会のようなイベントが午前中にあったことを物語っています。1年ぶり、様子は変わってません。練習に来られていた競技選手に『顔が白いから若く見えて誰かわからなかった。』と言われたそうで、大将は嬉しそうでした。4時間ほど練習して外に出ると、満天の星。ふたご座流星群が見られるかもと駐車場で数分ねばったんですが、寒すぎて断念しました。途中のS.A.で牛タンを食べ、来たときと同じ駅まで送っていただきました。今回もとても充実した2日間で、ダンス合宿と言えるほど練習はしていないんですが最高に楽しい時間を過ごさせていただきました。拙い旅行記にお付き合いくださった皆様、どうもありがとうございました。(おわり)
2019/12/20
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<SLを見に行こう!>小佐越(こさごえ)駅前のガストで朝食を食べていると、下りの蒸気機関車が通りました。もちろん偶然ではなく、なぜか鉄子だと思われている私のためにみんなが早起きしてくれたんです。食事を終えてから車で鬼怒川温泉駅近くの電車がよく見えるスポットに連れて行ってもらいました。土日祝日だけ1日3本運行のSL大樹。去年見られなかったので、今年は満喫させてもらいました。こちら、連結のためにバックしている大樹。走ってるところがよく見える鉄橋に場所を移して、強烈に寒い中電車を待ちます。まずは鬼怒川と新宿を2時間で結ぶ東武特急スペーシア。これもかっこいいな。そしてやってまいりました。鬼怒川温泉駅10:48発の上り下今市駅行きSL大樹です。汽車に向かって思いっきり手を振ったりして、私だけじゃなくて実はみんな好きなんじゃないの?ガストのウエイトレスさんからの情報で、鬼怒川温泉駅に蒸気機関車の転車台があるというので見に行きました。今年1月に、京都鉄道博物館で大感激して見た汽車が方向転換するアレです。次はここで回転するところを見たいなあ。駅前の鬼怒太。数年前に誕生したご当地キャラのようです。去年ご飯を食べた駅前のバウムクーヘン工房ハチヤに行ったら、2階の食堂はやめたと言われてしまいました。流行ってたのに...。1階のバームクーヘンの店は相変わらず混んでいて、SL大樹のバウムがあったのでお土産に買いました。(つづく)
2019/12/19
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<忘年会>今年はメロンママさんが部屋で鍋をしようと全て用意して下さって、何から何までお世話されっぱなしでした。ところがいざ始めようという段階になって、メロンママさんがびっくりして穴から飛び出したウサギみたいな表情に。『I H 忘れた!』具材も全部切り分けて温めるだけだったんですけど、加熱器具を持ってくるの忘れちゃったんですね。慌てて近くのホームセンターに買いに走りました。温泉はいいですね~。お湯にどっぷり浸かる文化のある日本は、長寿国になるはずだと思いますよ。デッキチェアに寝そべってミストサウナを満喫していたら寝そうになりました。ゆったりと温泉につかって部屋に落ち着いたら宴会の始まりです。ホテルハーベスト鬼怒川鍋だけでなく煮物なども用意して下さって、それがまた全部おいしいんです。ビールも進んであっという間にろまんちっく村で買ってきた地ビールは飲み干してしまい、さらによなよなエールと水曜日の猫の缶ビールを6本空け、カルピスみたいな味のスパークリング日本酒も飲んで宴もたけなわ。ダンス合宿なのにダンスしてないじゃないかと思われそうですが、ちゃんとしてるんです。メロンチョコ組と私たちではルンバベーシックの踊り方が違うということで、自分たちはこう踊るみたいな実演付きの議論白熱。2年前に聞いた4スタンス理論の、メロン組はパラレル、私たちはクロスタイプのようなんですね。これは大発見というか、習う先生によってここまで違うのかと驚きました。今年の海外戦の動画を見たりダンス談義は尽きることなく夜は更けていきます。そういえば今ふたご座流星群のピークだねえ。寒いし、外でたくないよね。多分2時頃、忘年会は終わりました。(つづく)
2019/12/18
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