森田理論学習のすすめ

森田理論学習のすすめ

2026.02.26
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カテゴリ: 感情の法則
後から冷静になって考えると、やってはいけないことだというのは分かるが、あの時どうして踏みとどまることができなかったのかと反省することがあります。
不快な感情の暴走、怠惰な気分の暴走、本能的な欲望が暴走するときは、冷静な判断を行う前頭前野に肝心なエネルギーが不足しています。
よく怒りの感情が暴走したとき、頭に血がのぼっているといいますが、実際には頭から血が引いて前頭前野は機能不全に陥っています。
前頭前野が酔っ払いや幼児並の働きしかできないので、理性で制御しようとしても無理なのです。

私たちの行動は、以下の2つのルートで決まります。
①理性のルート・・・「これをしたらあとで困る」と計算して動く。
②反射のルート・・・強いストレス刺激に対し、脳が勝手に「怒鳴る」「手が出る」「逃げる」といった行動をとる。

感情や気分が高ぶっているときは、反射のルートが「高速道路」のようになっており、理性のルートが「通行止め」になっている状態です。
条件反射制御法は、この反射の高速道路に「強制停止信号」を設置する訓練と言えます。



「特定のポーズ」をとる・・・ 例えば親指の爪の先を少し尖らせておき、暴走しそうになった時に中指で押さえる。
注意や意識が一時的に「痛い」という感覚の方に向きます。
そのほかの方法は2025年12月6日の投稿をご参照ください。

「言葉」で後押しする・・・ 「私は幼児ではない。耐えられる。だいじょうぶ。信頼している」
アドレナリンのピークは長くても6秒だそうです。
心の中で1、2、3、4、5、6と数えるだけで乗り越えられるのです。

これを感情が平穏なときに1日20回ほど繰り返します。
行動が暴走しそうなときにだけやろうとするのはお勧めできません。
常日頃練習をしていると、感情が高ぶった瞬間に「あ、まずい」と僅かな理性が働いたとき、身体が勝手に練習したポーズをとれるようになります。

そのあとさらに有効なのは、その場を外して頭を冷やすことです。
トイレに行く。缶コーヒーを飲む。等々。

もはや理性のある大人、酔いがさめた状態に戻っています。





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Last updated  2026.02.26 06:20:04
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